JP2944594B2 - 紙幣収納装置 - Google Patents

紙幣収納装置

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JP2944594B2
JP2944594B2 JP9302027A JP30202797A JP2944594B2 JP 2944594 B2 JP2944594 B2 JP 2944594B2 JP 9302027 A JP9302027 A JP 9302027A JP 30202797 A JP30202797 A JP 30202797A JP 2944594 B2 JP2944594 B2 JP 2944594B2
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JP
Japan
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banknote
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shutter
unit
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JP9302027A
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JPH10116374A (ja
Inventor
英之 安間
丈夫 橋本
義文 市川
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Toshiba Corp
Toshiba Social Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Social Engineering Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、紙幣の
入出金庫或いは回収装填庫として適用される紙幣収納装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙幣収納装置は、例えば、図7
に示すように、収納庫101を備え、この収納庫101
内に紙幣Pを収納するようになっている。収納庫101
内には搬送路105を介して紙幣Pが搬入され、この紙
幣Pはバックアップ102上に載置される。このとき、
バックアッブ102は紙幣Pの収納枚数に応じて高さを
変える。
【0003】また、上記収納庫101の上方には取出ロ
ーラ103a,103bとゲートローラ104が配設さ
れ、紙幣を取り出す場合には、図8に示すように、バッ
クアップ102が上昇して紙幣Pを取出ローラ103
a,103bに押圧させるとともに、取出ローラ103
a,103bを回転させて一枚ずつ取り出すようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける収納庫101は紙幣の入口と、出口とを共用化し
ていたため、入金処理と出金処理或いは回収処理と装填
処理を同時に行うことができないという欠点があった。
そこで、本発明は紙幣の受入処理と取出処理を同時に行
うことができるようにした紙幣収納装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、その一端部に設けられた紙幣受入部と、他端
部に設けられた紙幣取出部とを有し、前記紙幣受入部を
介して受入れた紙幣を収納するとともに、この収納され
た紙幣を前記紙幣取出部により取出し可能な紙幣収納庫
と、この紙幣収納庫の紙幣受入部側に上下移動可能に設
けられ、紙幣収納庫に受入れた紙幣を載置する載置手段
と、前記紙幣収納庫の紙幣取出部側に上下移動可能に設
けられ、前記載置手段に載置された紙幣を前記載置手段
の上下移動により受入れて載置するために開閉自在に設
けれたシャッタとを具備し、このシャッタにより紙幣収
納庫を一時集積部と紙幣収納部とに区分する。この構成
により、紙幣を紙幣受入部に受け入れながら、紙幣取出
部から紙幣を取り出せるようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至第6図に
示す一実施例を参照して説明する。図1は紙幣処理装置
を示すもので、図中1は収納庫本体である。前記収納庫
本体1内には載置手段としての第1のシャッタ2、第2
のシャッタ3及びシャッタとしての第3のシャッタ4が
配設されている。これら第1乃至第3のシャッタ2,
3,4はいずれも収納庫本体1を完全に遮った状態から
(図中実線で示す)全く遮らない状態(図中破線で示
す)まで移動可能となっている。さらに、第1および第
3のシャッタ2,4は上下に移動できるようになってい
る。
【0007】上記収納庫本体1は第2のシャッタ3を堺
に上部側が紙幣受入部としての一時集積部A、下部側が
紙幣取出部としての収納部Bになっている。前記一時集
積部A内の紙幣Pはオペレータにより取り出し可能であ
り、取り出した場合、その金額(枚数)が機械の集積結
果から減算されるようになっている。
【0008】また、上記収納部B内の紙幣はオペレータ
による抜取りはできず、機械として集計結果を保証して
いる。上記第3のシャッタ4は収納部B内に設けられて
おり、収納された紙幣Pは、まず、この第3のシャッタ
4の上に載置され、続いて第3のシャッタ4の下降によ
り、収納部Bの最下部へ運ばれる。収納部Bの最下部に
は、取出手段を構成する取出ローラ8a,8b及び取出
ローラ8aの上部にゲートローラ9が転接されている。
前記ゲートローラ9は図中1の矢印方向にゆっくり回転
し、紙幣Pの2枚取り防止するようになっている。ま
た、上記収納部B内には紙幣Pの取り出しを補助するた
め、押圧部材6が設けられており、紙幣Pを取出ローラ
8a,8bに押圧し、摩擦力を発生させるようになって
いる。
【0009】上記収納庫本体1より取り出された紙幣P
は搬送路12を介して鑑査部10に搬送される。前記鑑
査部10では、紙幣Pの真偽、表裏、正損、損傷、或い
はセロテーブ貼りなどが検知されるようになっている。
前記鑑査部10の出口側には区分ゲート16が設けら
れ、出金/精査搬送路13と、施封搬送路18に区分さ
れる。上記出金/精査搬送路13の途中には区分ゲート
17が設けられ、出金搬送路15と精査搬送路14とに
区分される。上記出金搬送路15は図示しない機械本体
の出金口まで紙幣Pを搬送する。
【0010】また、精査搬送路14は入金搬送路11と
合流し、収納庫本体1の最上部の一時集積部A内に紙幣
Pを搬送する。一方、施封搬送路18は集積部20まで
紙幣Pを搬送する。前記集積部20では図示しない枚数
区分機構により紙幣Pを指定枚数ごとに区分し、キャリ
ヤ22に運ばれる。前記キャリヤ22は紙幣Pを施封部
23により帯封し、把受箱26内に集める。
【0011】帯封用の帯は紙帯25で示すようにリール
状になっており、テープフィード部24により施封部2
3に供給される。紙帯25には片面に熱溶融タイプの接
着剤が塗布され施封部にてヒートシールされるようにな
っている。
【0012】つぎに、入出金同時処理時における第1乃
至第3のシャッタ2,3,4の動作について詳述する。
図2に示すように、第1のシャッタ2は入金搬送路11
から順次搬送されてくる紙幣Pを安定して集積させるた
め、集積枚数に応じて高さを下降させて常に侵入してく
る紙幣Pに対してほぼ同じ条件で集積させる。このと
き、収納庫Bの最下部では紙幣Pが取出ローラ8a,8
b、ゲートローラ9の回転により、一枚ずつ取り出され
ている。
【0013】入金紙幣が全て取り込まれ、或いは、一時
集積部A内が一定枚数になったら、入金搬送路11から
の紙幣Pの搬入が一時停止され、第1のシャッタ2は、
図3に示すように第2のシャッタ3のすぐ上まで下降し
たのち、収納庫本体1の外方へ水平移動して開放され紙
幣Pを第2のシャッタ3上に落下させる。このとき、収
納庫Bの最下部では紙幣Pの取り出し動作が必要に応じ
て行われている。
【0014】ついで、図3までの入金処理で機械計数内
容が正しいことを確認したら、オベレータは収納処理指
示を図示しない操作部よりキーインする(機械の計数内
容が合わない場合は返却して再確認が可能)。このキー
インにより、第2のシャッタ3が収納庫本体1の外方へ
水平移動して開放され、紙幣Pは図4に示すように、第
3のシャッタ4の上に落下する。しかるのち、押圧部材
5が下降して紙幣Pおよび第3のシャッタ4を収納部B
の中に押し込み収納動作を確実にする。このとき、紙幣
Pが第2のシャッタ3より上に紛れ込まないように、ス
トッパ7が収納動作により一度、収納本体1の外に出て
再び水平位置に戻るようになっている。また、この時、
収納部Bの最下段では必要に応じて紙幣Pの取り出し動
作が行なわれる。
【0015】紙幣Pの収納後、押圧部材5は図5に示す
ように、収納庫本体1の上方に復帰し、第2のシャッタ
3も収納庫本体1内に戻って閉塞し収納動作が完了す
る。このとき、第1のシャッタ2は収納庫本体1の最上
部に戻り、再び、搬送路11より紙幣Pが搬入され始め
る。また、収納部Bでは、押圧部材6、第3のシャッタ
4が収納庫本体1の外方に移動し、図4で収納された紙
幣Pが、収納部B内の既に収納されている紙幣Pの上に
載置される。しかるのち、図6に示すように、第3のシ
ャッタ4が閉じられるとともに、押圧部材6が収納庫本
体1の中に戻る。押圧部材6は収納部Bの紙幣Pの上面
部を押圧し、最下部の紙幣Pを取出ローラ8a,8bに
圧接させる。
【0016】上述したように、この実施の形態によれ
ば、紙幣Pの入金収納動作中においては、常時、紙幣P
の取り出しが可能となり、入金処理と出金処理を同時に
行うことができる。
【0017】また、図1に示すように、取出部からの搬
送路を入金搬送路11に継げ、その途中に鑑査部10、
区分ゲート16を設けたことにより、収納部Bの精査処
理が他の集積手段なしで行える。
【0018】さらに、区分ゲート16、集積部20を設
けたことにより、収納庫本体1内には正券のみとし、損
券は集積部20に集積させるという正損分類も可能とな
る。また、集積部20から取り出される紙幣Pの搬送方
向に施封部23を設けたことにより、入金処理と同時に
把束処理も可能となる。
【0019】さらに、収納庫本体1の紙幣取出部を鑑査
部10を介して金種別金庫(図示しない)に接続すると
ともに、金種別金庫(図示しない)と収納庫本体1の一
時集積部Aとを鑑査部10を介して接続すれば、金種別
金庫(図示しない)に対する紙幣の装填処理と回収処理
も同時に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
紙幣収納庫の紙幣受入部に紙幣を受け入れながら、紙幣
収納庫の紙幣取出部から紙幣を取り出すことができ、入
金処理と出金処理、或いは紙幣の把束、正損分類、枚数
の精査、金種別金庫に対する紙幣の装填回収などの処理
を同時に行うことができ、処理効率を大幅に向上するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である紙幣収納装置を示
す概略的構成図。
【図2】紙幣収納庫の一時集積部に集積される紙幣の収
納動作を示す図。
【図3】第1のシャッタが開放されて第2のシャッタ上
に紙幣が移動された状態を示す図。
【図4】第2のシャッタが開放されて第3のシャッタ上
に紙幣が移動された状態を示す図。
【図5】第3のシャッタが開放されて収納部内に紙幣が
収納された状態を示す図。
【図6】紙幣収納後、第3のシャッタが閉じられた状態
を示す図。
【図7】従来の紙幣収納装置の紙幣収納動作を示す図。
【図8】従来の紙幣収納装置の紙幣取出動作を示す図。
【符号の説明】
1…収納庫本体、 2…第1のシャッタ(載置手段) 4…シャッタ(第3のシャッタ) A…一時集積部(紙幣受入部) B…収納部(紙幣取出部) P…紙幣 8a,8b…取出ローラ(取出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 義文 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イ ンテリジェントテクノロジ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 9/00 B65H 31/30 B65H 83/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その一端部に設けられた紙幣受入部と、
    端部に設けられた紙幣取出部とを有し、前記紙幣受入部
    を介して受入れた紙幣を収納するとともに、この収納さ
    れた紙幣を前記紙幣取出部により取出し可能な紙幣収納
    庫と、 この紙幣収納庫の紙幣受入部側に上下移動可能に設けら
    れ、紙幣収納庫に受入れた紙幣を載置する載置手段と、 前記紙幣収納庫の紙幣取出部側に上下移動可能に設けら
    れ、前記載置手段に載置された紙幣を前記載置手段の上
    下移動により受入れて載置するために開閉自在に設けれ
    たシャッタとを具備し、このシャッタにより紙幣収納庫を一時集積部と紙幣収納
    部とに区分する ことを特徴とする紙幣収納装置。
JP9302027A 1997-11-04 1997-11-04 紙幣収納装置 Expired - Lifetime JP2944594B2 (ja)

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JP9302027A JP2944594B2 (ja) 1997-11-04 1997-11-04 紙幣収納装置

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