JPH0896207A - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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Publication number
JPH0896207A
JPH0896207A JP6230907A JP23090794A JPH0896207A JP H0896207 A JPH0896207 A JP H0896207A JP 6230907 A JP6230907 A JP 6230907A JP 23090794 A JP23090794 A JP 23090794A JP H0896207 A JPH0896207 A JP H0896207A
Authority
JP
Japan
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bundle
bills
conveying
storing
bill
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Pending
Application number
JP6230907A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Imamura
一 今村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0896207A publication Critical patent/JPH0896207A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、バラ紙幣を把束するとともに、この
把束紙幣を金種別に自動的に入出金できるようにした紙
幣処理装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明は束搬送路79によって搬送される把束
紙幣をその金種別に振り分ける搬送シャッター機構82
a,82bと、前記束搬送路79の下方部に所定間隔を
存して配設され前記搬送シャッター機構82a,82b
により振り分けられる把束紙幣をその金種別に落下収納
させる小束金庫83と、この小束金庫83に上下動自在
に設けられ前記収納される把束紙幣を受ける第1および
第2のバックアップ101,106と、この第1および
第2のバックアップ101,106を前記束搬送路79
に向かって移動させその把束紙幣を前記束搬送路79に
送り出す第1および第2のバネ部材104,109とを
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はたとえば、銀行営業店む
け現金管理システムとして適用される紙幣処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙幣処理装置は投入口に投入さ
れた紙幣を一枚ずつ取り込み、この取り込まれた紙幣の
金種等を鑑査部で鑑査し、この鑑査部で鑑査された紙幣
を金種別に金庫に入金できるようになっている。
【0003】また、上記金庫内に入金された紙幣は取り
出されて所定枚数、たとえば、100枚ずつ集積部に集
積されたのち、把束部に搬送されて把束され把束紙幣
(以下,小束という)として収納庫に収納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、上記把束部で把束した小束を自動的にその金
種別に束金庫に入金することができないとともに、出金
することもできず、人手にたよっていたため、処理効率
が悪いものとなっていた。
【0005】そこで、本発明は一台の装置でバラ紙幣の
把束とこの把束された把束紙幣の入出金を自動的に行う
ことができるようにした紙幣処理装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、紙幣を取り込む取込手段と、この取込手段に
て取り込まれた紙幣を搬送する第1の搬送手段と、この
第1の搬送手段にて搬送される紙幣の種類を鑑別する鑑
別手段と、この鑑別手段により鑑別された紙幣を搬送し
金種別に振り分ける搬送振分手段と、この搬送振分手段
により振り分けられた紙幣を収納する紙幣収納部と、こ
の紙幣収納部に収納された紙幣を取り出す取出手段と、
この取出手段により取り出された紙幣を搬送する第2の
搬送手段と、この第2の搬送手段により、搬送されてき
た紙幣を所定枚数集積する集積部と、この集積部に集積
された紙幣を送る送り手段と、この送り手段により送ら
れる集積紙幣を把束する把束手段と、この把束手段によ
り把束された把束紙幣を搬送する束搬送手段と、この束
搬送手段によって搬送される把束紙幣をその金種別に振
り分ける束振分手段と、前記束搬送手段の下方部に所定
間隔を存して配設され前記束振分手段により振り分けら
れる把束紙幣をその金種別に落下収納させる束収納部
と、この束収納部内に上下動自在に設けられ前記収納さ
れる把束紙幣を受ける受け手段と、この受け手段を前記
束搬送手段に向かって移動させその把束紙幣を前記束搬
送手段に送り出す送り手段とを具備する。
【0007】また、紙幣を取り込む取込手段と、この取
込手段にて取り込まれた紙幣を搬送する第1の搬送手段
と、この第1の搬送手段にて搬送される紙幣の種類を鑑
別する鑑別手段と、この鑑別手段により鑑別された紙幣
を搬送し金種別に振り分ける搬送振分手段と、この搬送
振分手段により振り分けられた紙幣を収納する紙幣収納
部と、この紙幣収納部に収納された紙幣を取り出す取出
手段と、この取出手段により取り出された紙幣を搬送す
る第2の搬送手段と、この第2の搬送手段により、搬送
されてきた紙幣を所定枚数集積する集積部と、この集積
部に集積された紙幣を送る送り手段と、この送り手段に
より送られる集積紙幣を把束する把束手段と、この把束
手段により把束された把束紙幣を搬送する束搬送手段
と、この束搬送手段によって搬送される把束紙幣をその
金種別に振り分ける束振分手段と、前記束搬送手段の下
方部に所定間隔を存して配設され前記束振分手段により
振り分けられる把束紙幣をその金種別に落下収納させる
束収納部と、この束収納部内に上下動自在に設けられた
第1の受け部材と、この第1の受け部材を前記束搬送手
段に向かって付勢し前記束収納部内の上端位置まで移動
させる第1の付勢手段と、前記第1の受け部材上に上下
動自在に設けれ、前記束収納部内に収納される把束紙幣
を受ける第2の受け部材と、この第2の受け部材を前記
第1の受け部材から離間する方向に付勢し、前記束収納
部から上方へ所定距離移動させて把束紙幣を前記束搬送
手段へ送り出す第2の付勢部材とを具備してなる。
【0008】また、紙幣を取り込む取込手段と、この取
込手段にて取り込まれた紙幣を搬送する第1の搬送手段
と、この第1の搬送手段にて搬送される紙幣の種類を鑑
別する鑑別手段と、この鑑別手段により鑑別された紙幣
を搬送し金種別に振り分ける搬送振分手段と、この搬送
振分手段により振り分けられた紙幣を収納する紙幣収納
部と、この紙幣収納部に収納された紙幣を取り出す取出
手段と、この取出手段により取り出された紙幣を搬送す
る第2の搬送手段と、この第2の搬送手段により、搬送
されてきた紙幣を所定枚数集積する集積部と、この集積
部に集積された紙幣を送る送り手段と、この送り手段に
より送られる集積紙幣を把束する把束手段と、この把束
手段により把束された把束紙幣を搬送する束搬送手段
と、この束搬送手段によって搬送される把束紙幣をその
金種別に振り分ける束振分手段と、前記束搬送手段の下
方部に所定間隔を存して配設され前記束振分手段により
振り分けられる把束紙幣をその金種別に落下収納させる
束収納部と、この束収納部内に上下動自在に設けられた
キャリッジと、このキャリッジに取り付けられた第1の
受け部材と、前記キャリッジをバネ力により前記束搬送
手段に向かって付勢して前記第1の受け部材を前記束収
納部内の上端位置まで移動させる第1のバネ部材と、前
記第1の受け部材上に上下動自在に設けられ、前記束収
納部内に収納される把束紙幣を受ける第2の受け部材
と、この第2の受け部材を前記第1の受け部材から離間
する方向に付勢し、前記束収納部から上方へ所定距離移
動させて把束紙幣を前記束搬送手段へ送り出す第2のバ
ネ部材とを具備してなる。
【0009】
【作用】前記集積部に集積した紙幣を把束手段に送り、
この把束手段で把束したのち、束搬送手段により搬送す
るとともに束振分手段により、その金種別に束収納部内
の受け手段上に収納し、また、この束収納部に収納した
把束紙幣を前記受け部材の移動により束搬送手段に送り
出すことにより、バラ紙幣の把束とこの把束された把束
紙幣の入出金を一台処理装置で自動的に行う。
【0010】また、束収納部内の第1の受け部材を束収
納部内の上端位置に移動させたのち、第2の受け部材を
第2の付勢部材の付勢力により束収納部から上方へ移動
させて束搬送手段へ送ることにより、束収納部の収納容
量を変えずに把束紙幣の束搬送手段への送り込みを可能
とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。図1は銀行営業店むけの現金管理システム
を示すものである。このシステムはシステム全体の操作
およびデータ処理を行う2台のテラーズマシン1a、1
bを備えている。また、上記システムはバラ紙幣の入出
金を行う紙幣入出金機2、およびこの紙幣入出金機2の
余剰現金を施封して機体内に保管し、小束での紙幣の払
い出しを行う施封・小束支払機3を備える。さらに、上
記システムはバラ硬貨入金を行う硬貨入金機4、および
バラ硬貨の出金を行う硬貨出金機5を備える。また、上
記システムは50枚毎に包装された硬貨(棒金)の出金
を行う棒金支払機6およびテラーズマシン置き台7を備
える。
【0012】上記紙幣入出金機2は紙幣入金用の投入口
11と、入金時のリジェクト紙幣を集積する入金リジェ
クトボックス12を備える。また、上記紙幣入出金機2
は、出金時のリジェクト紙幣を集積する出金リジェクト
ボックス13と、出金される紙幣が集積される出金口1
4を備えている。上記投入口11、入金リジェクトボッ
クス12、出金リジェクトボックス13、および出金口
14は機体前面に縦一列の状態で配置されている。さら
に、上記紙幣入出金機2の上面部には各取引の内容を印
字するプリント手段としてのジャーナルプリンター15
が配置されている。上記投入口11、出金口14、およ
びジャーナルプリンター15の近傍にはそれぞれ、前述
した2台のテラーズマシン1a,1bのうち、どちらの
テラーズマシン1a,1bに占有されているかを示す占
有ランプ16、17、18が配設されている。また、上
記紙幣入出金機2の前面には機体内部にある後述する紙
幣収納庫の紙幣残量を表示する残量表示部19が配設さ
れている。また、上記紙幣入出金機2の上面には後述す
る施封端数を返却する施封一時庫返却扉20があり、紙
幣返却時には機体の上方部にホップアップする機構にな
っている。上記紙幣入出金機2の前面には上から入金搬
送路引出扉21、入金時に紙幣返却を行う一時集積扉2
2、および紙幣収納庫を引き出す収納庫扉23が配設さ
れている。
【0013】一方、上記施封・小束支払機3は上部に小
束支払用の出金扉24をもち、この扉24が開くことに
より出金された小束の取り出しが可能となっている。上
記出金扉24の近傍には紙幣入出金部の占有ランプと同
様の占有ランプ25が配されている。出金扉24の上部
には施封帯交換用の帯セット扉26があり、施封帯の交
換はこの扉16を開けて行われる。上記出金扉24の下
方には損金庫取り出し扉27が配され、後述する損金庫
を取り出し可能となっている。
【0014】上記硬貨入金機4、硬貨出金機5と棒金支
払機6についてはここでは詳細な説明を省略する。次
に、上記紙幣入出金機2と施封・小束支払機3の内部構
成について詳述する。
【0015】図2は上記紙幣入出金機2の内部を示す構
成図で、図3はその背面図である。この紙幣入出金機2
において、紙幣を入金しようとするときは投入口11に
紙幣を置き、テラーズマシン1a(1b)から入金開始
命令を送ると、これにより、投入口11から取込手段と
しての取込ローラ29の回転により紙幣が1枚づつ内部
に取り込まれる。
【0016】上記投入口11から取り込まれた紙幣は第
1の搬送手段としての鑑査前搬送路100を通過し、鑑
査部(鑑査手段)34に導かれる。この鑑査部34内に
取り込まれた紙幣はその金種、形状、表裏、真偽、正損
等が鑑別される。この鑑別結果に基づき、図示しない制
御部が搬送路内に設置された振分手段としての振り分け
ゲート群35a〜35kを使用して各集積部に紙幣を振
り分ける。鑑査部34から出た紙幣は、最初の入金リジ
ェクトゲート35aにより、判定不能券の場合には入金
リジェクトボックス12に振り分けられて集積される。
【0017】この判定不能券は再度、投入口11にセッ
トし直して再取り込みするか、手入力で計数データに算
入する。また、判定された紙幣は次に表裏ゲート35b
により表券と裏券に振り分けられ、表向きのものは表搬
送路に導かれ、裏向きのものは、裏搬送路に導かれて、
紙幣の表裏が取り揃えられる。
【0018】表裏が取り揃えられた紙幣は、整理ゲート
35c、金庫ゲート35dにより、振分搬送手段として
の振分搬送路40に入る。振分搬送路40に入った紙幣
は振分手段としての一時庫ゲート35e〜35gにより
金種、正損によって一時集積部としての一時集積庫41
a〜41dのフラッパー群45a〜45d上に集積され
る。
【0019】集積される紙幣の枚数が増えてくると紙幣
の上面を図示しない集積満杯センサで検知するようにな
っている。上記集積満杯センサで紙幣の集積が満杯であ
ることが検知されると、フラッパー45a、45bは約
90°下側に回転し、集積した紙幣は下側のフラッパー
45cと45dによって支えられることになる。このま
ま紙幣の集積を続けると、紙幣上面は再度、集積満杯セ
ンサにより検知されるようになり、検知されるとフラッ
パー45c、45dも同様に下側に約90°回転する。
このとき紙幣は集積部の底部に取り付けられているシャ
ッター47上に集積されることになる。
【0020】さらに、紙幣の集積を続けると再度、満杯
センサにより紙幣上面が検知されるが、ここではじめて
制御部は集積部満杯をテラーズマシン1a(1b)に対
して報知することになる。
【0021】集積が満杯になると、シャッター47は図
示しない駆動機構により左右に開き、集積した紙幣は紙
幣収納部としての収納庫48a〜48dに落下する。上
記収納庫48a〜48d内にはセパレータ49,49が
上端で待機しており、落下した紙幣はこのセパレータ4
9,49上に落ちることになる。シャッター47が開く
と、一時集積部41上部に待機していたプッシャー機構
52が駆動され、一時集積庫41内に残っている紙幣を
すべて収納庫48a〜48d内に移動させる。この移動
が完了するとプッシャー52は上昇し、シャッター47
は閉じられる。この状態で次の入金を受ける状態が出来
上がる。
【0022】次に、出金動作について説明する。出金動
作は収納庫48a〜48dに集積されている券を、出金
口14に送ることで成立する。出金開始命令がテラーズ
マシン1a(1b)から紙幣入出金機2に送信される
と、紙幣入出金機2の制御部は出金紙幣が集積されてい
る収納庫48a〜48dの取出機構56を駆動する。こ
の取出機構56は投入口11に取り付けられている取込
機構と同じものである。この取出機構56を回転させて
紙幣が1枚づつ取り出されるが、取出口直後に設置され
た取出計数センサ57により、取り出された紙幣の枚数
がカウントされる。カウントが出金枚数に達すると、取
出機構56は駆動を停止し、取り出しが終了する。取り
出された紙幣は第4の搬送手段としての収納庫下搬送路
58aを通って出金鑑査部59に搬送される。出金鑑査
部59では紙幣の2枚取り、金種確認を行い、問題が無
ければ上段出金搬送路58bに送り込む。
【0023】このとき紙幣に問題があれば、取り出し機
構に追加の取り出しを指示することになる。出金鑑査部
59を通過した紙幣は精査ゲート35hを通過した後、
第3の搬送手段としての上段出金搬送路58bに入り、
施封ゲート35iにより、出金口14へ搬送される。
【0024】施封ゲート35iで出金口側に搬送された
紙幣は出金リジェクトゲート35jにより、出金鑑査で
問題ありと判定された券を出金リジェクト庫13へ、出
金対象となる券を出金口14へそれぞれ集積する。出金
口14内に指定された紙幣の集積が終わると、図示しな
い電磁ロックが解除され、出金口が開き、し稗を取り出
すことが可能になる。これで出金処理が完了となる。
【0025】また、収納庫48a〜48d内の紙幣は通
常はし稗の重さで、取出機構56の送り込みローラに押
し付けられ、安定的な取り出しが行われるが、紙幣残量
が少なくなると、収納庫内にバックアップ機構60が駆
動され、収納庫48a〜48d内の紙幣を上から押すこ
ともできる。この紙幣残量は図示しないセンサにより、
収納庫48a〜48d内の紙幣上面の位置を検知するこ
とによって行っている。
【0026】次に、入金紙幣が多く収納庫48a〜48
d内の紙幣が多くなったとき、自動的に施封機3に紙幣
を回す動作について説明する。収納庫48a〜48dの
紙幣を施封することは収納庫自動整理と呼び、収納庫4
8a〜48d内の紙幣枚数が一定以上になると、自動的
に開始される。この一定枚数はテラーズマシン1a(1
b)から設定が可能で、この設定をすることにより、収
納庫48a〜48d内の紙幣枚数が常に一定に保たれる
ようになる。収納庫48a〜48d内の紙幣枚数が設定
値以上になると、自動的に収納庫整理が起動され、収納
庫48a〜48d内からの取り出しが開始される。取り
出された紙幣は出金鑑査部59により、金種確認等の判
別が行われ施封に適した紙幣のみが施封ゲート35iに
より施封集積部61へ搬送される。施封集積部61に1
00枚が搬送されると後述する機構/処理により施封部
へ送られる。
【0027】一方、上記収納庫48a〜48dの制御は
100枚取り出し毎に収納庫48a〜48d内の紙幣残
量をチェックし、残量が設定値以下になると取り出しを
停止する。このように制御することにより収納庫48a
〜48d内の紙幣枚数は常に一定に保たれる。
【0028】次に、集積手段としての施封集積部61に
ついて説明する。施封集積部61は図2に示されるよう
に上下2段の集積になっている。この2段の集積の切り
替えは集積切り替えゲート35kにより切り替えられ
る。最初に金庫48a〜48dから取り出された紙幣は
上段施封集積部61aに集積する。集積された紙幣は施
封集積バックアップ62a上に集積され、集積出口から
ある程度の高さが確保されている。集積が進み、紙幣上
面が集積出口に近づいてくると、図示しない施封集積満
杯センサにて満杯を検知される。満杯が検知されると、
施封集積バックアップ62aはその駆動機構により下端
まで下がり、施封横キャリア63a上に紙幣を移動す
る。さらに集積が進み、上段施封集積部61aに100
枚の紙幣が集積完了すると、集積切り替えゲート35k
により、それ以降の紙幣は下段施封集積部61bに集積
される。
【0029】一方、上段施封集積部61aに集積した1
00枚の紙幣は施封集積クランプ64aにより、上方か
ら押しつけられながら、送り手段としての施封横キャリ
ア63aにより、施封機3側に移動される。このとき、
施封集積クランプ64aは施封横キャリア63a上に固
定されているため、一緒に移動することになる。この移
動された100枚の紙幣は後述する施封機3の機構によ
り、紙幣を引き抜かれる。紙幣を引き抜かれたことを検
知すると施封横キャリア63aは元の位置に戻る。この
とき、施封集積バックアップ62aと施封集積クランプ
64aも元の位置に戻る。
【0030】以上の動作で1周期が完了し、次は下段施
封集積部61bが同様の動作で100枚の紙幣を施封機
3に送る。このように上/下段の施封集積部61a,6
1bが順番に施封機3に紙幣を送ることにより、連続的
に施封を行うことができる。また、施封時に端数が残っ
たときは、図2のように施封集積部61a,61b全体
が、その前段搬送路とともに上方へホップアップし、集
積部61a,61bにある紙幣を取り出せるようになっ
ている。
【0031】次に、施封・小束支払機3について図4を
用いて説明する。この図4は施封・小束支払機3を側面
から見た図である。施封・小束支払機3は紙幣入出金機
2から施封集積部61a,61bを介して紙幣が送り込
まれる。施封集積部61a,61bが紙幣入出金機2か
ら施封・小束支払機3に挿入されると、小束ハンド部7
1が紙幣を受け取りに移動する。小束ハンド部71は上
段ハンド部71aと下段ハンド部71bの2段構成にな
っており、施封集積部61の上段から紙幣供給されても
下段から紙幣供給されても紙幣を保持することができる
ようになっている。
【0032】また、小束ハンド部71a、71bは同一
ベース上に構成されており、移動は上下一緒に行うよう
になっている。小束ハンド部71a、71bは図示しな
いハンド位置検出センサにより、紙幣クランプ位置、紙
幣リリース位置、待機位置の3ポジションが検知できる
ようになっている。
【0033】紙幣入出金機2からの紙幣受け取り動作
は、施封集積部61上に紙幣が指定枚数集積すると、紙
幣入出金機2から施封・小束支払機3に受け渡しOKと
上段か下段かの信号が送られる。信号を受けた施封・小
束支払機3は後述するバックアップ機構を上段または下
段に紙幣入出金機2からの信号に従ってセットする。
【0034】その後、待機位置で待機していた小束ハン
ド部71a,71bが紙幣クランプ位置まで移動し、図
示しない紙幣クランプ機構により紙幣をクランプする。
クランプが完了すると小束ハンド機構71a,71bは
紙幣を引きづりながら紙幣リリース位置まで移動し、バ
ックアップが紙幣をクランプするのを待つ。バックアッ
プが紙幣をクランプすると、小束ハンド機構71a,7
1bは紙幣をリリースし、待機位置へ戻る。以上の動作
で小束ハンド機構の1周期が完了し、紙幣の引き込みが
完了する。
【0035】次に、バックアップ機構72について説明
する。バックアップ機構72はその機構内に紙幣受け台
74とその上方にバックアップクランプ機構73を持っ
ている。また、バックアップ機構72は図示しないセン
サ群によって、上段紙幣受け取り位置、下段紙幣受け取
り位置、キャリア受け渡し位置の3ポジションが検知で
きるようになっている。小束ハンド機構71から紙幣を
受け取ったバックアップ機構72は小束ハンド機構71
が待機位置に戻るのを待って、上段紙幣受け取り位置ま
たは下段紙幣受け取り位置から移動を開始し、キャリア
受け渡し位置まで移動する。このとき、バックアップク
ランプ機構73はクランプ状態にあり、バックアップ上
の紙幣が落下しないように押さえている。
【0036】バックアップ機構72がキャリア受け渡し
位置まで移動すると紙幣は送り手段としてのキャリア7
5上と同じ高さになるように設定されている。この状態
でキャリア75が前方へ移動すると紙幣はキャリア75
の背板で押されて、バックアップ72上から抜き取られ
る。上記の動作によりバックアップ72からキャリア7
5への受け渡しが完了する。キャリア75が前方へ移動
を開始すると図示しないキャリアクランプにより、紙幣
はキャリア75上から落ちないようにクランプされるよ
うになっている。また、キャリア75の前方に配された
施封シャッター76はキャリア75上の紙幣に押されて
キャリア移動方向に回転しながら、紙幣を通過させるよ
うな構造になっている。また、キャリア75は図示しな
いセンサ群により、紙幣受け取り位置、把束位置、縦キ
ャリア受け渡し位置の3ポジションが検知できるように
なっている。
【0037】キャリア75に乗った紙幣はキャリア75
によって把束手段としての把束機構91に移動されて把
束される。上記把束機構91は施封帯92の供給部9
3、この供給部93から供給される施封帯92を送る送
りローラ94、紙幣に施封帯92を巻き付ける巻付機構
95、紙幣に施封帯92を巻き付けたのち施封帯92を
カットするカッタ96を備えている。
【0038】把束された紙幣はキャリア75に乗って把
束位置から縦キャリア受け渡し位置まで移動し、その場
でキャリア75は停止する。このとき紙幣は施封シャッ
ター76の外側側面に当たって一定の位置で停止するよ
うになっている。このとき縦キャリア77はキャリア7
5の下方の待機位置から上昇し、キャリア75上の紙幣
をつかめる位置まで移動する。移動を完了した縦キャリ
ア77は併設されている縦キャリアクランプ機構78に
よりキャリア75上の紙幣を保持する。縦キャリアクラ
ンプ78が紙幣を掴むとキャリア75はさらに移動を開
始し、紙幣受け取り位置まで戻る。このとき紙幣は施封
シャッター76に押されてキャリア75上からはずれる
ことになる。完全に縦キャリア77上にのった紙幣は縦
キャリア77とともに下降し、束搬送手段としての小束
搬送路79内に進入する。
【0039】上記小束搬送路79の上面側には小束プッ
シャー機構80、ピッカー機構81が配設され、下面側
には搬送路79上の小束を小束金庫83内に導く束振分
手段としての搬送シャッター機構82a、82bが配設
されている。
【0040】上記小束搬送路79の下方には束収納部と
しての小束金庫83が4個配設されており、小束の金種
によってそれぞれの金庫83に収納できるようになって
いる。また、上記金庫83内に配されたストッパー機構
84および小束金庫バックアップ機構85により、金庫
83内の小束を搬送路79内に戻すことも可能になって
いる。
【0041】次に、縦キャリア77によって移動してき
た小束が小束搬送路79を通って小束金庫83に収納さ
れるまでを詳細に説明する。縦キャリア77が小束をク
ランプした状態で搬送路79内に近づくと、搬送路開閉
機構86が図示しない駆動モータにより開放される。こ
こから搬送路79内に進入した縦キャリア77は搬送路
79内の定位置に移動し、搬送路開閉機構86が閉じる
のを待つ。搬送路開閉機構86が閉じると、縦キャリア
77と入れ子に配された駆動ローラの回転により、小束
は搬送路79内を搬送される。小束が収納されるべき小
束金庫83の上に至ると停止され、収納可能な状態で待
機する。このとき、小束は後述するピッカー機構81に
より、その停止位置が調整されるようになっている。
【0042】小束収納庫83の真上で小束が待機する
と、左右の搬送シャッター82aおよび82bが下方に
回転されて金庫83内に落下する。このとき、搬送シャ
ッター82aおよび82bの開放に合わせて、小束プッ
シャー機構80も同時に押し込み方向に駆動され小束が
押し込まれる。落下した小束は最初はストッパー機構8
4,84の上に乗り、小束プッシャー機構80により、
さらに金庫83内に押し込まれる。ストッパー機構84
は小束と一緒に金庫83内に回転するように押し込ま
れ、小束が一定の位置に達すると自力で元の位置に戻る
ようにスプリング等で付勢されている。ストッパー機構
84が戻る位置まで小束プッシャー80が押し込みを終
了すると、小束プッシャー機構80は定位置まで戻り、
搬送シャッター82a,82bが閉じて、小束の金庫8
3への収納が終了する。金庫83内に収納された小束は
金庫83内のバックアップ機構85により常に上方側に
付勢されており、小束はストッパー機構84,84で押
さえられた状態になっている。
【0043】ところで、上記バックアップ機構は図5〜
図8に示すように構成されている。すなわち、図中10
1は第1の受け部材としての第1のバックアップで、こ
の第1のバックアップ101はキャリッジ102に支持
されている。このキャリッジ102はガイドシャフト1
03によって上下動自在に支持されている。上記キャリ
ッジ102は第1の付勢部材としてのバネ部材104,
104により上方へ付勢されている。上記バネ部材10
4,104はその一端部が上記キャリッジ102、他端
部が上記金庫83の内底部にそれぞれ固定され、中途部
がガイドローラ105に掛け渡されている。
【0044】上記第1のバックアップ101の上面部に
は第2の受け部材としての第2のバックアップ106が
ガイドレール107,108を介して上下動自在に設け
られている。前記第2のバックアップ106は第2の付
勢部材としてのバネ部材109,109により上記第1
のバックアップ101から離間する方向すなわち、上昇
する方向に付勢されている。
【0045】上記バネ部材107,107はその上端部
が上記第1のバックアップ101に固定され、下端部が
上記第2のバックアップ106の支持脚110の下端部
に固定されている。
【0046】上記第1のバネ部材104,104のバネ
力の値は図7に示すように、上記第1のバックアップ1
07を小束金庫83内の上端部まで移動できる力に設定
され、上記第2のバックアップ106をストロークS1
の範囲で移動できるようになっている。
【0047】また、上記第2のバネ部材109,109
は第2のバックアップ106を小束金庫83の上方部で
ストロークS2 の範囲で移動して小束を束搬送路79に
送り込めるようになっている。すなわち、上記第2のバ
ックアップ106はトータルでストロークS1 +S2
範囲で移動し、小束金庫83の小束収納容量を低下させ
ることなく、ストローク量を増大させることができるよ
うになっている。
【0048】次に、小束の出金動作について説明する。
小束の出金は、まず出金したい金庫83の搬送シャッタ
ー82a,82bを図5に示すように開く。しかるの
ち、小束プッシャー機構80が金庫83内へ押し込ま
れ、金庫83内の小束は下方へ押し込まれてストッパー
機構84,84が回動可能となる。この回動可能となっ
たストッパー機構84,84は図示しない駆動機構によ
り金庫83内へ回動されて固定される。その後、小束プ
ッシャー機構80を上方へ引き上げると、第1のバック
アップ101が図6に示す状態から第1のバネ部材10
4,104の付勢力により上昇し、金庫83内の小束は
押し上げられて小束プッシャー機構80の上端位置まで
上昇する。上端まで移動した小束はピッカー機構81の
駆動により、最上部に位置する小束から順に小束搬送路
79内に導入される。この導入された小束は搬送路79
の上部側のドライブローラ114の回転により、搬送路
79内を移動することになる。
【0049】また、連続的に出金するときは、そのまま
再度ピッカー機構81を駆動すれば次の小束が出金され
ることになる。このようにして小束が順次取り出される
と、この取り出し毎に第1のバックアップ101が上昇
し、第1のバックアップ101は最終的には図7に示す
ように、金庫83の上端位置で停止される。この状態か
ら、さらに、小束が取り出されると、今度は第2のバッ
クアップ106が第2のバネ部材109,109の付勢
力により、金庫83の上方部へ移動して小束を束搬送路
79に送り込み出金する。
【0050】このようにして、小束の出金が終了した
ら、入金時と同様に小束プッシャー機構80を押し込
み、余った小束を金庫83内に収納して出金処理が完了
する。小束搬送路79内に移された小束は、搬送路79
内を移動して搬送路出口からエレベータ87内に落下す
る。エレベータ87内に出金するべき小束がすべて入る
とエレベータ87は上昇を開始し、出金位置まで移動す
る。エレベータ87が出金位置に停止すると小束出金扉
24が開き、小束が取出せるようになる。エレベータ8
7内から小束が取出されると、図示しないセンサによ
り、小束無しが検知され出金扉24を閉めて取り引きが
終了するようになっている。
【0051】また、紙幣整理等で連続的に小束を機体外
へ放出したいときは、小束シュート扉89を開き、エレ
ベータ87を上方へ移動させることによって、小束搬送
路79から落下してくる小束を、そのまま外部に放出す
る。これはエレベータ87の容量が有限であるのに対し
て、連続的に無限に出金できるというメリットを持って
いる。
【0052】また、エレベータ87の下方には損券金庫
90が設置されており、出金に適さない小束k、たとえ
ば損券小束や小束姿不良のものを収納できるようになっ
ている。この損券金庫90に収納する場合は小束搬送路
79から小束を落下させるときに上記エレベータ87を
上昇させて、直接損券金庫90に収納するようにする。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、集積部に
集積した紙幣を把束手段に送り、この把束手段で把束し
たのち、束搬送手段により搬送するとともに束振分手段
により、その金種別に束収納部内の受け手段上に収納
し、また、この束収納部に収納した把束紙幣を前記受け
部材の移動により束搬送手段に送り出すから、バラ紙幣
の把束とこの把束された把束紙幣の入出金を一台の処理
装置で自動的に行うことができる。
【0054】また、束収納部内の第1の受け部材を束収
納部内の上端位置に移動させたのち、第2の受け部材を
第2の付勢部材の付勢力により束収納部から上方へ移動
させて束搬送手段へ送るから、束収納部の収納容量を変
えずに第2の受け部材のストローク量を大きくして把束
紙幣を束搬送手段への送り込むことができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である紙幣処理システムを示
す外観斜視図。
【図2】図1の紙幣処理システムの紙幣入出金機を示す
内部構成図。
【図3】図2の紙幣入出金機を示す背面図。
【図4】図1の紙幣処理システムの施封・把束小束機を
示す構成図。
【図5】図1の紙幣処理システムの施封・小束支払機の
小束金庫を示す構成図。
【図6】図5の小束金庫のバックアップ機構を示す構成
図。
【図7】図6のバックアップ機構が上昇した状態を示す
正面図。
【図8】図6のバックアップ機構が上昇した状態を示す
側面図。
【符号の説明】
29…取込ローラ(取込手段)、34…鑑査部(鑑別手
段)、40…搬送振分手段、48a〜48d…収納庫
(紙幣収納部)、56…取出機構(取出手段)、58
a,58b…第2の搬送手段、61…施封集積部(集積
部)、75…キャリッジ(送り手段)、79…束搬送路
(束搬送手段)、82a,82b…搬送シャッター機構
(束振分手段)、83…小束金庫(束収納部)、85…
バックアップ機構(送り手段)、91…搬送機構(把束
手段)、100…第1の搬送手段、101…第1のバッ
クアップ(第1の受け部材)、104…第1のバネ部材
(第1の付勢手段)、106…第2のバックアップ(第
2の受け部材)、109…第2のバネ部材(第2の付勢
手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣を取り込む取込手段と、 この取込手段にて取り込まれた紙幣を搬送する第1の搬
    送手段と、 この第1の搬送手段にて搬送される紙幣の種類を鑑別す
    る鑑別手段と、 この鑑別手段により鑑別された紙幣を搬送し金種別に振
    り分ける搬送振分手段と、 この搬送振分手段により振り分けられた紙幣を収納する
    紙幣収納部と、 この紙幣収納部に収納された紙幣を取り出す取出手段
    と、 この取出手段により取り出された紙幣を搬送する第2の
    搬送手段と、 この第2の搬送手段により、搬送されてきた紙幣を所定
    枚数集積する集積部と、 この集積部に集積された紙幣を送る送り手段と、 この送り手段により送られる集積紙幣を把束する把束手
    段と、 この把束手段により把束された把束紙幣を搬送する束搬
    送手段と、 この束搬送手段によって搬送される把束紙幣をその金種
    別に振り分ける束振分手段と、 前記束搬送手段の下方部に所定間隔を存して配設され前
    記束振分手段により振り分けられる把束紙幣をその金種
    別に落下収納させる束収納部と、 この束収納部内に上下動自在に設けられ前記収納される
    把束紙幣を受ける受け手段と、 この受け手段を前記束搬送手段に向かって移動させその
    把束紙幣を前記束搬送手段に送り出す送り手段と、 を具備することを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 【請求項2】 紙幣を取り込む取込手段と、 この取込手段にて取り込まれた紙幣を搬送する第1の搬
    送手段と、 この第1の搬送手段にて搬送される紙幣の種類を鑑別す
    る鑑別手段と、 この鑑別手段により鑑別された紙幣を搬送し金種別に振
    り分ける搬送振分手段と、 この搬送振分手段により振り分けられた紙幣を収納する
    紙幣収納部と、 この紙幣収納部に収納された紙幣を取り出す取出手段
    と、 この取出手段により取り出された紙幣を搬送する第2の
    搬送手段と、 この第2の搬送手段により、搬送されてきた紙幣を所定
    枚数集積する集積部と、 この集積部に集積された紙幣を送る送り手段と、 この送り手段により送られる集積紙幣を把束する把束手
    段と、 この把束手段により把束された把束紙幣を搬送する束搬
    送手段と、 この束搬送手段によって搬送される把束紙幣をその金種
    別に振り分ける束振分手段と、 前記束搬送手段の下方部に所定間隔を存して配設され前
    記束振分手段により振り分けられる把束紙幣をその金種
    別に落下収納させる束収納部と、 この束収納部内に上下動自在に設けられた第1の受け部
    材と、 この第1の受け部材を前記束搬送手段に向かって付勢し
    前記束収納部内の上端位置まで移動させる第1の付勢手
    段と、 前記第1の受け部材上に上下動自在に設けれ、前記束収
    納部内に収納される把束紙幣を受ける第2の受け部材
    と、 この第2の受け部材を前記第1の受け部材から離間する
    方向に付勢し、前記束収納部から上方へ所定距離移動さ
    せて把束紙幣を前記束搬送手段へ送り出す第2の付勢部
    材と、 を具備してなることを特徴とする紙幣処理装置。
  3. 【請求項3】 紙幣を取り込む取込手段と、 この取込手段にて取り込まれた紙幣を搬送する第1の搬
    送手段と、 この第1の搬送手段にて搬送される紙幣の種類を鑑別す
    る鑑別手段と、 この鑑別手段により鑑別された紙幣を搬送し金種別に振
    り分ける搬送振分手段と、 この搬送振分手段により振り分けられた紙幣を収納する
    紙幣収納部と、 この紙幣収納部に収納された紙幣を取り出す取出手段
    と、 この取出手段により取り出された紙幣を搬送する第2の
    搬送手段と、 この第2の搬送手段により、搬送されてきた紙幣を所定
    枚数集積する集積部と、 この集積部に集積された紙幣を送る送り手段と、 この送り手段により送られる集積紙幣を把束する把束手
    段と、 この把束手段により把束された把束紙幣を搬送する束搬
    送手段と、 この束搬送手段によって搬送される把束紙幣をその金種
    別に振り分ける束振分手段と、 前記束搬送手段の下方部に所定間隔を存して配設され前
    記束振分手段により振り分けられる把束紙幣をその金種
    別に落下収納させる束収納部と、 この束収納部内に上下動自在に設けられたキャリッジ
    と、 このキャリッジに取り付けられた第1の受け部材と、 前記キャリッジをバネ力により前記束搬送手段に向かっ
    て付勢して前記第1の受け部材を前記束収納部内の上端
    位置まで移動させる第1のバネ部材と、 前記第1の受け部材上に上下動自在に設けられ、前記束
    収納部内に収納される把束紙幣を受ける第2の受け部材
    と、 この第2の受け部材を前記第1の受け部材から離間する
    方向に付勢し、前記束収納部から上方へ所定距離移動さ
    せて把束紙幣を前記束搬送手段へ送り出す第2のバネ部
    材と、 を具備してなることを特徴とする紙幣処理装置。
JP6230907A 1994-09-27 1994-09-27 紙幣処理装置 Pending JPH0896207A (ja)

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JP6230907A JPH0896207A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 紙幣処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100781803B1 (ko) * 2006-06-14 2007-12-04 주식회사 네오테크 외부에서 지폐를 금고에 투입하는 장치 및 방법

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