JPH0887636A - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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Publication number
JPH0887636A
JPH0887636A JP6222838A JP22283894A JPH0887636A JP H0887636 A JPH0887636 A JP H0887636A JP 6222838 A JP6222838 A JP 6222838A JP 22283894 A JP22283894 A JP 22283894A JP H0887636 A JPH0887636 A JP H0887636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
banknote
small bundle
bill
banknotes
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP6222838A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Sakoguchi
義隆 迫口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0887636A publication Critical patent/JPH0887636A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】整理モード時に紙幣の束を放出する時以外に
は、開口部から装置内に手を入れることができないよう
にする。 【構成】小束シュート扉89及びアーム207をカム2
03でロックして開口部204を閉じた状態に保持す
る。そして、カム203を回動することにより小束シュ
ート扉89のロックが解除されて、小束シュート扉89
及びアーム207はスプリング209の力でシュート位
置に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、銀行営業店む
け現金管理システムとして適用される紙幣処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙幣処理装置には入金された紙
幣をその金種ごとに分類計数機により分類計数するとと
もに、この分類計数した紙幣を施封機により、50枚あ
るいは100枚ごと施封して出金できるようにしたもの
がある。
【0003】この装置は、紙幣整理等で連続的に小束を
機体外へ放出したいときは、小束シュート扉を開き、エ
レベータを上方へ移動させることによって、小束搬送路
から落下してくる小束を、そのまま放出することが可能
となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、紙幣整理以外
の場合、小束シュート扉が開いていると、ここから手を
いれて小束をとりだせてしまう問題がある。本発明は、
整理モード時に紙幣の束を放出する時以外には、小束シ
ュート扉の開口部から装置内に手を入れることができな
いようにした紙幣処理装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の発明に係る紙幣処
理装置は、施封された紙幣を紙幣放出口に案内しかつこ
の紙幣放出口を閉塞する位置に移動可能な紙幣ガイド手
段と、この紙幣ガイド手段を前記放出口閉塞位置にてロ
ックするロック手段と、ロック手段による紙幣ガイド手
段のロックを解除する手段と、ロックが解除された紙幣
ガイド手段を、紙幣をガイド可能な位置に移動せしめる
ガイド移動手段とを備えている。
【0006】第二の発明に係る紙幣処理装置は、第一の
発明のロック手段は、放出口閉塞位置にある紙幣ガイド
手段を裏面から押圧するカム手段を備えている。第三の
発明に係る紙幣処理装置は、第一の発明のロック手段
は、放出口閉塞位置にある紙幣ガイド手段を裏面から押
圧するカム手段を備え、かつ前記ロック解除手段は、カ
ム手段による紙幣ガイド手段の押圧を解除する方向にカ
ム手段を回動させるカム回動手段を備えている。
【0007】第四の発明に係る紙幣処理装置は、第一の
発明のガイド移動手段は、紙幣ガイド手段が放出口閉塞
位置から紙幣ガイド位置に移動する方向に付勢している
付勢手段を備えている。
【0008】
【作用】整理モード時に、紙幣ガイド手段は、施封され
た紙幣を紙幣放出口に案内する位置にある。整理モード
時以外では、紙幣ガイド手段は紙幣放出口を閉塞する位
置に移動し、ロック手段がこの紙幣ガイド手段を前記放
出口閉塞位置にてロックする。このことにより紙幣放出
口が閉じられ、外部から装置内に手を入れることができ
ない。そして、整理モードの時は、ロック手段による紙
幣ガイド手段のロックを解除し、ロックが解除された紙
幣ガイド手段を、紙幣をガイド可能な位置に移動せしめ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。図1は銀行営業店むけの現金管理システム
を示す。このシステムはシステム全体の操作およびデー
タ処理を行う2台のテラーズマシン1a、1bを備えて
いる。また、上記システムはバラ紙幣の入出金を行う第
1のユニットとしての紙幣入出金機2、およびこの紙幣
入出金機2の余剰現金を施封して機体内に保管し、小束
での紙幣の払い出しを行う第2のユニットとしての施封
・小束支払機3を備える。さらに、上記システムはバラ
硬貨入金を行う硬貨入金機4、およびバラ硬貨の出金を
行う硬貨出金機5を備える。また、上記システムは50
枚毎に包装された硬貨(棒金)の出金を行う棒金支払機
6およびテラーズマシン置き台7を備える。なお、硬貨
入金機4、硬貨出金機5と棒金支払機6についての詳細
な説明は後述する。
【0010】上記紙幣入出金機2は紙幣入金用の投入口
11と、入金時のリジェクト紙幣を集積する入金リジェ
クトボックス12を備える。また、上記紙幣入出金機2
は、出金時のリジェクト紙幣を集積する出金リジェクト
ボックス13と、出金される紙幣が集積される出金口1
4を備えている。上記投入口11、入金リジェクトボッ
クス12、出金リジェクトボックス13、および出金口
14は機体前面に縦一列の状態で配置されている。さら
に、上記紙幣入出金機2の上面部には各取引の内容を印
字するジャーナルプリンター15が配置されている。上
記投入口11、出金口14、およびジャーナルプリンタ
ー15の近傍にはそれぞれ、前述した2台のテラーズマ
シン1a,1bのうち、どちらのテラーズマシン1a,
1bに占有されているかを示す占有ランプ16、17、
18が配設されている。また、上記紙幣入出金機2の前
面には機体内部にある後述する紙幣収納庫の紙幣残量を
表示する残量表示19が配設されている。また、上記紙
幣入出金機2の上面には後述する施封端数を返却する施
封一時庫返却扉20があり、紙幣返却時には機体の上方
部にホップアップする機構になっている。上記紙幣入出
金機2の前面には上から入金搬送路引出扉21、入金時
に紙幣返却を行う一時集積扉22、および紙幣収納庫を
引き出す収納庫扉23が配設されている。
【0011】一方、上記施封・小束支払機3は上部に小
束支払用の出金扉24をもち、この扉が開くことにより
出金された小束の取り出しが可能となっている。上記出
金扉24の近傍には紙幣入出金部の占有ランプと同様の
占有ランプ25が配されている。出金扉24の上部には
施封帯交換用の帯セット扉26があり、施封帯の交換は
この扉16を開けて行われる。上記出金扉24の下方に
は損金庫取り出し扉27が配され、後述する損金庫を取
り出し可能となっている。
【0012】次に、上記紙幣入出金機2と施封・小束支
払機3の内部構成について詳述する。 図2は上記紙幣
入出金機2の内部を示す構成図で、図3はその背面図で
ある。この紙幣入出金機2において、紙幣を入金しよう
とするときは投入口11に紙幣を置き、テラーズマシン
1a(1b)から入金開始命令を送ると、これにより、
投入口11から紙幣は1枚づつ内部に取り込まれる。
【0013】上記投入口11から取り込まれた紙幣は第
1の搬送手段としての鑑査前搬送路101を通過し、鑑
査部(鑑査手段)34に導かれる。この鑑査部34内に
取り込まれた紙幣はその金種、形状、表裏、真偽、正損
等が鑑別される。この鑑別結果に基づき、図示しない制
御部が搬送路内に設置された振分手段としての振り分け
ゲート群35a〜35kを使用して各集積部に紙幣を振
り分ける。鑑査部34から出た紙幣は、最初の入金リジ
ェクトゲート35aにより、判定不能券の場合には入金
リジェクトボックス12に振り分けられて集積される。
この判定不能券は再度、投入口11にセットし直して再
取り込みするか、手入力で計数データに算入する。
【0014】また、判定された紙幣は次に表裏ゲート3
5bにより表券と裏券に振り分けられ、表向きのものは
矢印aで示すように表搬送路66に導かれ、裏向きのも
のは、矢印bで示すように、裏搬送路67に導かれる。
この裏向きの紙幣はたたき車(図示しない)によって表
裏ゲート35bに押し当てられながら、表裏ゲート35
bの搬送面に沿ってスイッチバック搬送路としての反転
路65へと進入していく。さらに、紙幣が進入してい
き、その先端が、反転路65のストッパ68に達する
と、紙幣は一時停止する。この停止される紙幣はスイッ
チバックタイミングセンサ37で検出され、この検出に
より、反転たたきレバ−38が動作して反転ロ−ラ36
に押しつける。この状態から反転ロ−ラ36が回転し紙
幣は逆方向へ搬送される。紙幣が逆方向に搬送される
と、その一部が反転ロ−ラ38とベルトにより挟み込ま
れて裏搬送路67へと搬送される。これで紙幣の表裏の
切り替えが完了する。この後、反転合流ガイド39にて
表券搬送路66を通過してきた表券と同じ搬送路に入り
後処理が行われる。
【0015】上記の表裏取り揃えを行うと、裏券が一時
的にスイッチバック搬送路65内に滞留するため、滞留
時間がばらつくことがある。これをスイッチバックタイ
ミングセンサ37により滞留時間を測定し、その後の搬
送路内での搬送チェックに補正をかけることができる。
このような制御を行うと、時間的にばらつきやすいスイ
ッチバック搬送において、いたずらに搬送時間チェック
によるジャムを多くしないで、安定した搬送を行うこと
ができる。
【0016】表裏を取り揃えられた紙幣は次に整理ゲー
ト35cにより、下段収納庫部に搬送されるか、出金搬
送路に導かれるかを選択される。出金搬送路に導かれる
場合は後述するが一般的な入金業務では下段収納庫部に
搬送される。下段に搬送された紙幣は金庫ゲート35d
を通過し振り分け搬送路40に入る。金庫ゲート以降の
処理についてはここでは記述しない。振り分け搬送路4
0に入った紙幣は一時庫ゲート35e〜35gにより金
種、正損によって一時集積庫41a〜41dに集積され
る。
【0017】図3は、前記一時集積庫41a〜41dの
機構を示す。前記各集積庫41a〜41dにはそれぞれ
長手整位機構42a〜42dが取り付けられており、進
入してくる紙幣を1枚づつ叩いて集積庫41a〜41d
の奥側に押し込むようになっている。この整位動作によ
り集積された紙幣は長手方向に整位される。
【0018】また、上記紙幣の短手方向は集積部左側面
に設置された短手整位機構43a〜43dによって集積
部の反対側の壁に押しつけられ整位されるようになって
いる。この短手整位機構43a〜43dは進入口に配さ
れたコーンローラ44の軸上に偏芯して取り付けられて
おり、コーンローラ44が回転することによりレバーが
前後に動くような構造になっている。集積部に進入した
紙幣は前記の長手整位機構42a〜42dおよび短手整
位機構43a〜43dによって整位されながら、一時集
積庫41a〜41d内に設置されているフラッパー群4
5a〜45d上に集積する。このフラッパー45a〜4
5dは、集積開始時には45a〜45dの4枚がすべて
図3に示す位置に設定され、進入してくる紙幣はフラッ
パー45aと45bの上に集積する。また、フラッパー
45a〜45dはそれぞれフラッパー駆動ソレノイド4
6a〜46dにリンクされており、駆動ソレノイド46
a〜46dを駆動することによりフラッパー45a〜4
5dは下側に約90°回転するように構成されている。
【0019】集積する紙幣の枚数が増えてくると紙幣の
上面がコーンローラ44の出口近くまで上がってくる
が、この上面を図示しない集積満杯センサで検知するよ
うになっている。上記集積満杯センサで紙幣の集積が満
杯であることが検知されると、フラッパー45a、45
bは約90°下側に回転し、集積した紙幣は下側のフラ
ッパー45cと45dによって支えられることになる。
このまま紙幣の集積を続けると、紙幣上面は再度、集積
満杯センサにより検知されるようになり、検知されると
フラッパー45c、45dも同様に下側に約90°回転
する。このとき紙幣は集積部の底部に取り付けられてい
るシャッター47上に集積されることになる。さらに、
紙幣の集積を続けると再度、満杯センサにより紙幣上面
が検知されるが、ここではじめて制御部は集積部満杯を
テラーズマシン1a(1b)に対して報知することにな
る。このように一時集積庫を構成することにより、常に
適正な集積深さで紙幣を集積できるようになり、集積部
で起こりがちな不具合、すなわち、集積部の深さが大き
いことによって発生する立ち券等を防止することがで
き、さらに大容量の集積が可能になる。紙幣の集積が完
了すると、集積部内の紙幣は長手押しだし機構50によ
り、長手方向に5mm移動する。この長手押しだし機構
50は長手整位機構42が取り付けられている面と反対
側に設置されており、押し出し駆動ソレノイド51によ
り奥側の壁から、ガイド形状の板が集積部に迫り出して
くる機構になっている。
【0020】この操作をすることにより、集積部で整位
するために奥側の位置に押しつけられた紙幣を取り出し
時の位置に戻すことができる。これにより、この後、紙
幣を収納庫48a〜48dから取り出す際に投入口11
から入った状態と同じ位置で取り出しをすることがで
き、搬送路上で搬送マージンを大きく取ることができ
る。押し出された紙幣は取り出しに適した位置でシャッ
ター47上に保管される形になるが、シャッター47は
図示しない駆動機構により左右に開き、集積した紙幣は
収納庫48a〜48dに落下する。上記収納庫48a〜
48d内にはセパレータ49,49が上端で待機してお
り、落下した紙幣はこのセパレータ49,49上に落ち
ることになる。シャッター47が開くと一時集積部41
上部に待機していたプッシャー機構52が駆動され、一
時集積庫41内に残っている紙幣をすべて収納庫48a
〜48d内に移動させる。
【0021】この移動が完了するとプッシャー52は上
昇し、シャッター47は閉じられる。この状態で次の入
金を受ける状態が出来上がる。図4は、上記収納庫48
a〜48d内のセパレータ49,49を示す。収納庫4
8a〜48d内に移動された紙幣はセパレータ49,4
9上に乗せられたまま、セパレータ上下駆動機構53に
より、セパレータ49,49と一緒に収納庫48内を下
方に移動していく。収納庫48内に紙幣がある場合は、
セパレータ49,49はリミッタ機構54により既収納
紙幣の上で停止する。
【0022】この状態からセパレータ49,49はセパ
レータ回転駆動機構55により、左右とも下側に約90
°回転し、収納庫48内の紙幣集積部から退避する。セ
パレータ49,49が退避するとセパレータ49,49
上の入金紙幣は既収納紙幣の上に落下し、収納動作が終
了する。セパレータ49,49は収納紙幣の外側を通っ
て、再度上方に移動することになる。このとき、既収納
紙幣の高さによって、セパレータ49,49は下回転と
上回転を選択できるようになっており、図示しないセン
サにより、収納紙幣の高さを検知し、制御部により選択
的に最善の方法が取られるようになっている。これは収
納庫48内の紙幣が多い場合は、再度セパレータ49,
49を紙幣の上に差し込むときに、上方から差し込む方
がスペースを有効に利用できるため、このような方法を
採ることが望ましい。上記の一連の動作により、入金が
完了することになる。
【0023】次に、出金動作について説明する。出金動
作は収納庫48に集積されている券を、出金口14に送
ることで成立する。出金開始命令がテラーズマシン1a
(1b)から紙幣入出金機2に送信されると、紙幣入出
金機2の制御部は出金紙幣が集積されている収納庫48
の取出機構56を駆動する。この取出機構56は投入口
11に取り付けられている取込機構と同じものである。
この取出機構56を回転させて紙幣が1枚づつ取り出さ
れるが、取出口直後に設置された取出計数センサ57に
より、取り出された紙幣の枚数がカウントされる。カウ
ントが出金枚数に達すると、取出機構56は駆動を停止
し、取り出しが終了する。取り出された紙幣は収納庫下
搬送路58を通って出金鑑査部59に搬送される。出金
鑑査部59では紙幣の2枚取り、金種確認を行い、問題
が無ければ上段出金搬送路に送り込む。このとき紙幣に
問題があれば、取り出し機構に追加の取り出しを指示す
ることになる。出金鑑査部59を通過した紙幣は精査ゲ
ート35hを通過した後、上段出金搬送路に入り、施封
ゲート35iにより、出金口へ搬送される。ゲート35
および35iで反対側に搬送される券に関しては後述す
る。
【0024】施封ゲート35iで出金口側に搬送された
紙幣は出金リジェクトゲート35jにより、出金鑑査で
問題ありと判定された券を出金リジェクト庫13へ、出
金対象となる券を出金口14へそれぞれ集積する。出金
口14内に指定された紙幣の集積が終わると、図示しな
い電磁ロックが解除され、出金口が開き、紙幣を取り出
すことが可能になる。これで出金処理が完了となる。ま
た、収納庫48内の紙幣は通常は紙幣の重さで、取出機
構56の送り込みローラに押し付けられ、安定的な取り
出しが行われるが、紙幣残量が少なくなると、収納庫内
にバックアップ機構60が駆動され、収納庫48a〜4
8d内の紙幣を上から押すこともできる。この紙幣残量
は図示しないセンサにより、収納庫48a〜48d内の
紙幣上面の位置を検知することによって行っている。
【0025】次に、金庫内精査業務について説明する。
金庫内精査業務は収納庫48a〜48dに入っている紙
幣の枚数を計数する業務で、出金により確定できなくな
った収納庫48a〜48d内の紙幣枚数を計数すること
を目的とする。テラーズマシン1a〜1bから精査要求
があったときは、まず、1つの収納庫48a〜48d内
の紙幣の取り出しが開始される。取り出された紙幣は出
金鑑査により金種を判別され、判別可能になった紙幣は
取り出された収納庫48a〜48dの上方に位置する一
時集積庫131a〜131dのいずれかに集積される。
また、判定不能になった紙幣は、出金リジェクト庫13
に集積されるが、対象外の収納庫48上方の一時集積庫
41a〜41dであっても問題はない。一時集積庫41
a〜41dに集積された紙幣は集積庫が満杯になると、
入金時と同様の過程で収納庫48a〜48d内に収納さ
れるが、セパレータ49,49は、収納後も回転せず、
精査済み紙幣と精査前紙幣を分離している。この状態
で、精査前紙幣が無くなるまで取り出しを続け、すべて
の紙幣を取り出しすると収納庫48a〜48d内の紙幣
が確定することになる。このとき、収納庫48a〜48
d内の紙幣残量が多いと、シャッター47が閉められな
くなるが、シャッター47を開けたままでも紙幣の精査
はできる。このようにシャッター47を開けたまま精査
を行うと集積一時庫41がセパレータ49,49の動作
により、大きな容量を持てるので、収納庫48a〜48
dからの取り出しを途中で停止することなく、精査がで
きるというメリットが生ずる。
【0026】次に、入金紙幣が多く収納庫48a〜48
d内の紙幣が多くなったとき、自動的に施封機3に紙幣
を回す動作について説明する。収納庫48a〜48dの
紙幣を施封することは収納庫自動整理と呼び、収納庫4
8a〜48d内の紙幣枚数が一定以上になると、自動的
に開始される。この一定枚数はテラーズマシン1a(1
b)から設定が可能で、この設定をすることにより、収
納庫48a〜48d内の紙幣枚数が常に一定に保たれる
ようになる。収納庫48a〜48d内の紙幣枚数が設定
値以上になると、自動的に収納庫整理が起動され、収納
庫48a〜48d内からの取り出しが開始される。取り
出された紙幣は出金鑑査部59により、金種確認等の判
別が行われ施封に適した紙幣のみが施封ゲート35iに
より施封集積部へ搬送される。施封集積部に100枚が
搬送されると後述する機構/処理により施封部へ送られ
る。
【0027】一方、上記収納庫48a〜48dの制御は
100枚取り出し毎に収納庫48a〜48d内の紙幣残
量をチェックし、残量が設定値以下になると取り出しを
停止する。このように制御することにより収納庫48a
〜48d内の紙幣枚数は常に一定に保たれる。
【0028】次に、集積手段としての施封集積部61に
ついて説明する。施封集積部61は図2に示されるよう
に上下2段の集積になっている。この2段の集積の切り
替えは集積切り替えゲート35kにより切り替えられ
る。最初に金庫48a〜48dから取り出された紙幣は
上段施封集積部61aに集積をする。集積された紙幣は
施封集積バックアップ62a上に集積され、集積出口か
らある程度の高さが確保されている。集積が進み、紙幣
上面が集積出口に近づいてくると、図示しない施封集積
満杯センサにて満杯を検知される。満杯が検知される
と、施封集積バックアップ62aはその駆動機構により
下端まで下がり、施封横キャリア63a上に紙幣を移動
する。さらに集積が進み、上段施封集積部61aに10
0枚の紙幣が集積完了すると、集積切り替えゲート35
kにより、それ以降の紙幣は下段施封集積部61bに集
積される。
【0029】一方、上段施封集積部61aに集積した1
00枚の紙幣は施封集積クランプ64aにより、上方か
ら押しつけられながら、第2の搬送手段としての施封横
キャリア63aにより、施封機3側に移動される。この
とき、施封集積クランプ64aは施封横キャリア63a
上に固定されているため、一緒に移動することになる。
この移動された100枚の紙幣は後述する施封機3の機
構により、紙幣を引き抜かれる。紙幣を引き抜かれたこ
とを検知すると施封横キャリア63aは元の位置に戻
る。このとき、施封集積バックアップ62aと施封集積
クランプ64aも元の位置に戻る。
【0030】以上の動作で1周期が完了し、次は下段施
封集積部61bが同様の動作で100枚の紙幣を施封機
3に送る。このように上/下段の施封集積部61a,6
1bが順番に施封機3に紙幣を送ることにより、連続的
に施封を行うことができる。また、施封時に端数が残っ
たときは、図2のように施封集積部61a,61b全体
が、その前段搬送路とともに上方へホップアップし、集
積部61a,61bにある紙幣を取り出せるようになっ
ている。
【0031】次に、施封・小束支払機3について図5を
用いて説明する。この図5は施封・小束支払機3を側面
から見た図である。施封・小束支払機3は紙幣入出金機
2から施封集積部61a,61bを介して紙幣が送り込
まれる。施封集積部61a,61bが紙幣入出金機2か
ら施封・小束支払機3に挿入されると、小束ハンド部7
1が紙幣を受け取りに移動する。小束ハンド部71は上
段ハンド部71aと下段ハンド部71bの2段構成にな
っており、施封集積部61の上段から紙幣供給されても
下段から紙幣供給されても紙幣を保持することができる
ようになっている。
【0032】また、小束ハンド部71a、71bは同一
ベース上に構成されており、移動は上下一緒に行うよう
になっている。小束ハンド部71a、71bは図示しな
いハンド位置検出センサにより、紙幣クランプ位置、紙
幣リリース位置、待機位置の3ポジションが検知できる
ようになっている。
【0033】紙幣入出金機2からの紙幣受け取り動作
は、施封集積部61上に紙幣が指定枚数集積すると、紙
幣入出金機2から施封・小束支払機3に受け渡しOKと
上段か下段かの信号送られる。信号を受けた施封・小束
支払機3は後述するバックアップ機構を上段または下段
に紙幣入出金機2からの信号に従ってセットする。
【0034】その後、待機位置で待機していた小束ハン
ド部71a,71bが紙幣クランプ位置まで移動し、図
示しない紙幣クランプ機構により紙幣をクランプする。
クランプが完了すると小束ハンド機構71a,71bは
紙幣を引きづりながら紙幣リリース位置まで移動し、バ
ックアップが紙幣をクランプするのを待つ。バックアッ
プが紙幣をクランプすると、小束ハンド機構71a,7
1bは紙幣をリリースし、待機位置へ戻る。以上の動作
で小束ハンド機構の1周期が完了し、紙幣の引き込みが
完了する。
【0035】次に、バックアップ機構72について説明
する。バックアップ機構72はその機構内に紙幣受け台
74とその上方にバックアップクランプ機構73を持っ
ている。また、バックアップ機構72は図示しないセン
サ群によって、上段紙幣受け取り位置、下段紙幣受け取
り位置、キャリア受け渡し位置の3ポジションが検知で
きるようになっている。小束ハンド機構71から紙幣を
受け取ったバックアップ機構72は小束ハンド機構71
が待機位置に戻るのを待って、上段紙幣受け取り位置ま
たは下段紙幣受け取り位置から移動を開始し、キャリア
受け渡し位置まで移動する。このとき、バックアップク
ランプ機構73はクランプ状態にあり、バックアップ上
の紙幣が落下しないように押さえている。
【0036】バックアップ機構72がキャリア受け渡し
位置まで移動すると紙幣は第3の搬送手段としてのキャ
リア75上と同じ高さになるように設定されている。こ
の状態でキャリア75が前方へ移動すると紙幣はキャリ
ア75の背板で押されて、バックアップ72上から抜き
取られる。上記の動作によりバックアップ72からキャ
リア75への受け渡しが完了する。キャリア75が前方
へ移動を開始すると図示しないキャリアクランプによ
り、紙幣はキャリア75上から落ちないようにクランプ
されるようになっている。また、キャリア75の前方に
配された施封シャッター76はキャリア75上の紙幣に
押されてキャリア移動方向に回転しながら、紙幣を通過
させるような構造になっている。また、キャリア75は
図示しないセンサ群により、紙幣受け取り位置、把束位
置、縦キャリア受け渡し位置の3ポジションが検知でき
るようになっている。
【0037】キャリア75に乗った紙幣はキャリア75
によって把束機構91に移動されて把束される。上記把
束手段91は施封帯92の供給部93、この供給部93
から供給される施封帯92を送る送りロ−ラ94、紙幣
に施封帯92を巻き付ける巻付機構95、紙幣に施封帯
92を巻き付けたのち施封帯92をカットするカッタ9
6を備えている。
【0038】把束された紙幣はキャリア75に乗って把
束位置から縦キャリア受け渡し位置まで移動し、その場
でキャリア75は停止する。このとき紙幣は施封シャッ
ター76の外側側面に当たって一定の位置で停止するよ
うになっている。このとき縦キャリア77はキャリア7
5の下方の待機位置から上昇し、キャリア75上の紙幣
をつかめる位置まで移動する。移動を完了した縦キャリ
ア77は併設されている縦キャリアクランプ機構78に
よりキャリア75上の紙幣を保持する。縦キャリアクラ
ンプ78が紙幣を掴むとキャリア75はさらに移動を開
始し、紙幣受け取り位置まで戻る。このとき紙幣は施封
シャッター76に押されてキャリア75上からはずれる
ことになる。完全に縦キャリア77上にのった紙幣は縦
キャリア77とともに下降し、小束搬送路79内に進入
する。
【0039】小束搬送機構は搬送路上面に小束プッシャ
ー機構80、ピッカー機構81を持ち、下面には搬送路
上の小束を小束金庫83内に導く搬送シャッター機構8
2a、82bを具備している。搬送路下方には小束金庫
83が4ケ配されており、小束の金種によってそれぞれ
の金庫83に収納できるようになっている。また、金庫
83内に配されたストッパー機構84および小束金庫バ
ックアップ機構85により、金庫83内の小束を搬送路
内に戻すことも可能になっている。
【0040】次に、縦キャリア77によって移動してき
た小束が搬送路を通って小束金庫33に収納されるまで
を詳細に説明する。縦キャリア77が小束をクランプし
た状態で搬送路内に近づくと、搬送路開閉機構86が図
示しない駆動モータにより開く。
【0041】ここから搬送路内に進入した縦キャリア7
7は搬送路内の定位置に移動し、搬送路開閉機構86が
閉じるのを待つ。搬送路開閉機構86が閉じると、縦キ
ャリア77と入れ子に配された駆動ローラにより、小束
は搬送路内を搬送される。次に小束はその小束が収納さ
れるべき小束金庫83の上で停止し、収納可能な状態で
待機する。このとき、小束は後述するピッカー機構81
により、その停止位置を調整するようになっている。小
束収納庫83の真上で小束が待機すると、図示しない駆
動機構により、左右の搬送シャッター82aおよび82
bが下方に回転するように駆動され小束は金庫83内へ
落下する。このとき、搬送シャッター82の駆動に合わ
せて、小束プッシャー機構80も同時に押し込み方向に
駆動され小束が途中に引っかからないように押し込む。
落下した小束は最初はストッパー機構84の上に乗り、
小束プッシャー機構80により、さらに金庫83内に押
し込まれる。ストッパー機構84は小束と一緒に金庫8
3内に回転するように押し込まれ、小束が一定の位置に
達すると自力で元の位置に戻るようにスプリング等で付
勢されている。ストッパー機構84が戻る位置まで小束
プッシャー80が押し込みを終了すると、小束プッシャ
ー機構80は定位置まで戻り、搬送シャッター82が閉
じて、小束の金庫83への収納が終了する。金庫83内
に収納された小束は金庫83内の小束金庫バックアップ
機構85により常に上側に付勢されており、小束はスト
ッパー機構84で押さえられている状態になっている。
【0042】小束の出金は、まず出金したい金庫83の
搬送シャッター82a,82bを開き、小束プッシャー
機構80を金庫83内へ押し込む。このとき金庫83内
の小束は小束プッシャー機構により上方へ押し込まれ、
ストッパー機構84が回動可能となる。
【0043】回動可能となったストッパー機構84は図
示しない駆動機構により金庫83内へ回動し、固定され
る。その後、小束プッシャー機構80を上方へ引き上げ
ると金庫83内の小束は小束金庫バックアップ85によ
って押し上げられ、小束プッシャー機構80の上端位置
まで上昇する。上端まで移動した小束は図5に示すピッ
カー機構81を駆動することにより、最上部に位置する
小束のみがピッカー機構に引っかけられ小束搬送路79
内に導入される。導入された小束は搬送路上のドライブ
ローラに駆動されて搬送路内を移動することになる。ま
た、連続的に出金するときは、そのまま再度ピッカー機
構81を駆動すれば次の小束が出金されることになる。
小束の出金が終了したら、入金時と同様に小束プッシャ
ー機構80を押し込み、余った小束を金庫83内に収納
して出金処理が完了する。
【0044】小束搬送路79に移された小束は、搬送路
内を移動して搬送路出口からエレベータ87内に落下す
る。エレベータ87内に出金するべき小束がすべて入る
とエレベータ87は上昇を開始し、出金位置まで移動す
る。エレベータ87が出金位置に停止すると小束出金扉
24が開き、小束が取り出せるようになる。エレベータ
87内から小束が取り出されると図示しないセンサによ
り、小束無しが検知され出金扉24を閉めて取引が終了
するようになっている。
【0045】また、紙幣整理等で連続的に小束を機体外
へ放出したいときは、小束シュート扉89を開き、エレ
ベータ87を上方へ移動させることによって、小束搬送
路79から落下してくる小束を、そのまま放出すること
も可能となっている。これはエレベータ87の容量が有
限であるのに対して、連続的に無限に出金できるという
利点を持っている。
【0046】図6、図7に基づき整理モードのためのシ
ュート機構を説明する。シュート機構は、整理モード用
開口部204を備え、この開口部204に小束シュート
扉89を取り付けている。小束シュート扉89の裏面に
はアーム207が取り付けられ、このアーム207は下
端に取り付けた軸208により回動して開口部204を
開閉可能としている。アーム207の裏面上部は湾曲し
た凹面状となっている。一方、シュート内には前記アー
ム207の裏面上部に対応した位置にカム203が設け
られ、このカム203の先端は横方向に突出した凸部2
03aを形成して、アーム207の凹面状部分に水平方
向で押圧接触している。このアーム207は、タイミン
グベルト202を介してシュートモータ201に接続し
ている。そして、カム203を矢印A方向またはその逆
方向に駆動するようになっている。
【0047】前記アーム207にはスプリング209が
取り付けられ、このスプリング209によりアーム20
7及び小束シュート扉89を開放する方向に付勢されて
いる。さらに前記軸208にはブラケット211が固定
され、その先端にマグネット210が取付けられてい
る。また、小束シュート扉89の開放位置(整理モード
時のシュート位置)及び小束シュート扉89の閉塞位置
(整理モード以外時の開放部閉塞位置)のブラケット2
11のマグネット210に対応して、それぞれセンサー
I/P205、センサーM/P206が取り付けられて
いる。各センサ205,206からの信号は、図示しな
い制御回路に入力され、制御回路によりシュートモータ
201の作動を制御するようになっている。
【0048】次に、小束シュート扉89の開閉動作の作
動を説明する。通常小束シュート扉89は、図6の“8
9a”の位置(開口部を閉じた状態)で待機している。
整理モード時、すなわち小束を機体外に放出したい時
は、モーター201を時計回り(CW方向)に回転させ
る。そうするとアーム207を押さえているカム203
がCW方向に回転する。そこで、小束シュート扉89と
アーム207は軸208に枢支されており、さらにスプ
リング(209)で引っ張られることで、アーム207
と小束シュート扉89は内側、すなわち開口部を開放す
る方向に倒れてくる。また、前記軸208に固定された
ブラケット211はその先端にマグネット210が取付
けられているので、マグネット210がセンサーM/P
206に近ずきセンサーがこれを検知すると、モータ2
01は停止し、小束シュート扉89は“89b”の位置
(シュート位置)となり、小束放出可能な状態となる
(図7参照)。
【0049】次に、シュート開から閉状態にする時は、
上記の動作と逆の動作を行なう。すなわち、図7の状態
でモータ201を駆動して、カム203を逆CW方向に
回動させると、カム203の先端がアーム207を押し
付けて、小束シュート扉89が開口部204を閉じる。
同時に、センサーI/P205がマグネット210を検
知する。この検知により、モータ201の駆動が停止し
て、小束シュート扉89は89aの位置で停止する。
【0050】ここで、小束シュート扉89が89aの位
置(シュート閉の状態)にある時、アーム207の形状
の突起部がカムの支点を中心とした円弧形状となってお
り、アームが倒れた際に働く力がカムの支点へ向かうた
め、89aの位置にある小束シュート扉89は外力がか
かっても倒れない、すなわち開口部が開かない構造とな
っている。従って、この状態の時(整理モード以外の
時)、機体外からは容易に手が入れられない。
【0051】また、エレベータ87の下方には損券金庫
90が設置されており、出金に適さない小束、たとえば
損券小束や小束姿不良のものを収納できるようになって
いる。この損券金庫90に収納する場合は小束搬送路か
ら小束を落下させるときにエレベータ217を上昇させ
て、直接損券金庫90に収納するようにする。この場
合、小束シュート扉89が小束シュート可能な位置にあ
るとき、損券金庫90が小束シュート扉89により閉じ
られるので、機体外からは容易に手が入れられない。
【0052】次に上記の現金管理装置を使用した取引の
例を示す。まず、入金取引をする場合は、入金する現金
を紙幣入出金機2の投入口11にセットする。次にテラ
ーズマシン1a(1b)から取り込み開始操作を行う。
このようにすると、紙幣入出金機2は紙幣の計数を開始
し、計数終了後、その計数結果をテラーズマシン1a
(1b)に送信する。入金操作をしているオペレータは
紙幣計数中にテラーズマシン1a(1b)の操作キーを
使用して伝票金額、口座番号等の入金データを投入す
る。紙幣入出金機2からの計数結果と伝票金額が合致す
ればオペレータは完了ボタンを押下して入金取引を完了
する。また、その取引内容はテラーズマシン1a(1
b)内に取り付けられているジャーナルプリンターによ
り記録される。
【0053】次に出金操作の場合、オペレータはテラー
ズマシン1a(1b)から出金金額、口座番号等の出金
データを投入し開始キーを押下する。紙幣入出金機2は
テラーズマシン1a(1b)からの出金要求に従って金
庫48a〜48d内から紙幣を出金口11に搬送する。
また、出金要求が小束の場合は施封・小束支払機から束
で出金することになる。
【0054】紙幣出金処理中に機体内でジャム等が発生
した場合、搬送路中にある紙幣はまだ、機体管理紙幣で
あるためテラーズマシン1a(1b)はオペレータのラ
ンクを判断し、機体内紙幣にさわれるランクのオペレー
タなら出金機構の電磁ロックを解除し、オペレータがジ
ャム処理を行うのを待つ。オペレータのランクが低く、
機体内現金にふれることができない場合は、ランクの高
いオペレータを要求し、カード待ちの状態となる。この
ような制御をすることにより、機体内の現金に対してセ
キュリティーが守られ、誰が現金の操作をしたかがわか
るようになる。
【0055】また、入金処理が重なり金庫48a〜48
d内に紙幣が溜まってくると、紙幣入出金機2は自動的
に金庫138内の紙幣を施封に回すような処理を行う。
この処理により、金庫48a〜48d内の紙幣量は常に
概略一定量に保たれ、余剰紙幣は小束金庫83内に溜め
るようになる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、整理モード時に紙
幣の束を放出する時以外には、ロック手段で開口部を閉
じる位置に紙幣ガイド手段をロックするので、装置内に
手を入れることができない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である紙幣処理システムを示
す外観斜視図。
【図2】図1の紙幣処理システムの紙幣入出金機を示す
内部構成図。
【図3】図2の紙幣入出金機の金庫部を示す斜視図。
【図4】図6の金庫部のセパレ−タの駆動機構を示す斜
視図。
【図5】図1の紙幣処理システムの施封・把束小束機を
示す構成図。
【図6】本発明に係るシュート機構の開口部を閉じた状
態の図。
【図7】本発明に係るシュート機構の開口部を開いた状
態の図。
【符号の説明】
89…小束シュート扉(紙幣ガイド手段)、201…モ
ーター(ロック解除手段)、202…タイミングベル
ト、203…カム(ロック手段)、204…開口部(紙
幣放出口)、205…センサーI/P、206…センサ
ーM/P、207…アーム、208…軸、209…スプ
リング(ガイド移動手段)、210…マグネット、21
1…ブラケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施封された紙幣を紙幣放出口に案内しか
    つこの紙幣放出口を閉塞する位置に移動可能な紙幣ガイ
    ド手段と、この紙幣ガイド手段を前記放出口閉塞位置に
    てロックするロック手段と、ロック手段による紙幣ガイ
    ド手段のロックを解除する手段と、ロックが解除された
    紙幣ガイド手段を、紙幣をガイド可能な位置に移動せし
    めるガイド移動手段とを具備した紙幣処理装置。
  2. 【請求項2】 施封された紙幣を紙幣放出口に案内しか
    つこの紙幣放出口を閉塞する位置に移動可能な紙幣ガイ
    ド手段と、この紙幣ガイド手段を前記放出口閉塞位置に
    てロックするロック手段と、ロック手段による紙幣ガイ
    ド手段のロックを解除する手段と、ロックが解除された
    紙幣ガイド手段を、紙幣をガイド可能な位置に移動せし
    めるガイド移動手段とを具備し、前記ロック手段は、放
    出口閉塞位置にある紙幣ガイド手段を裏面から押圧する
    カム手段を備えている紙幣処理装置。
  3. 【請求項3】 施封された紙幣を紙幣放出口に案内しか
    つこの紙幣放出口を閉塞する位置に移動可能な紙幣ガイ
    ド手段と、この紙幣ガイド手段を前記放出口閉塞位置に
    てロックするロック手段と、ロック手段による紙幣ガイ
    ド手段のロックを解除する手段と、ロックが解除された
    紙幣ガイド手段を、紙幣をガイド可能な位置に移動せし
    めるガイド移動手段とを具備し、前記ロック手段は、放
    出口閉塞位置にある紙幣ガイド手段を裏面から押圧する
    カム手段を備え、かつ前記ロック解除手段は、カム手段
    による紙幣ガイド手段の押圧を解除する方向にカム手段
    を回動させるカム回動手段を備えている紙幣処理装置。
  4. 【請求項4】 施封された紙幣を紙幣放出口に案内しか
    つこの紙幣放出口を閉塞する位置に移動可能な紙幣ガイ
    ド手段と、この紙幣ガイド手段を前記放出口閉塞位置に
    てロックするロック手段と、ロック手段による紙幣ガイ
    ド手段のロックを解除する手段と、ロックが解除された
    紙幣ガイド手段を、紙幣をガイド可能な位置に移動せし
    めるガイド移動手段とを具備し、前記ガイド移動手段
    は、紙幣ガイド手段が放出口閉塞位置から紙幣ガイド位
    置に移動する方向に付勢している付勢手段を備えている
    紙幣処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020055269A (ko) * 2000-12-28 2002-07-08 구자홍 매체자동지급기의 고객취납부용 도어개폐장치
EP2306412A1 (en) 2009-09-29 2011-04-06 Glory Ltd. Banknote processing apparatus and banknote bundle dispensing method

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CN102034297A (zh) * 2009-09-29 2011-04-27 光荣株式会社 纸币处理装置及捆扎纸币投出方法
US8978970B2 (en) 2009-09-29 2015-03-17 Glory Ltd. Banknote processing apparatus and banknote bundle dispensing method

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