JP2943852B2 - クロック同期回路 - Google Patents

クロック同期回路

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JP2943852B2
JP2943852B2 JP8112262A JP11226296A JP2943852B2 JP 2943852 B2 JP2943852 B2 JP 2943852B2 JP 8112262 A JP8112262 A JP 8112262A JP 11226296 A JP11226296 A JP 11226296A JP 2943852 B2 JP2943852 B2 JP 2943852B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号に同期し
たクロックを生成するためのクロック同期回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、入力信号としてプリアンブル部
を備える入力信号が知られており、このプリアンブル部
としてシンボルクロックの1/2周期で最大値から最小
値へ変化し1/2周期後に最大値へ戻るという変化を周
期的に繰り返すプリアンブル部がある。そして、従来の
クロック同期回路では、このようなプリアンブル部を備
える入力信号からシンボルクロックを生成する際には、
プリアンブル部を1シンボルあたり4回サンプルして、
2番目のサンプリング出力と4番目のサンプリング出力
とが一致するようにクロックを制御して入力信号に同期
したシンボルクロックを生成している。
【0003】ここで、上述のクロック同期回路について
図3及び図4を参照して説明する。
【0004】図示のクロック同期回路はサンプラー20
1を備えており、サンプラー201は入力信号aを受け
るとともに後述するクロック発生器106からシンボル
クロックSCLKが与えられる。そして、サンプラー2
01は、入力信号aをシンボルクロックSCLKの1/
4周期でサンプリングしてサンプリング出力信号S41乃
至S44を生成する。
【0005】引き算器(減算)102には、2番目のサ
ンプリング出力信号S42と4番目のサンプリング出力S
44とが与えられ、減算器102は、サンプリング出力信
号S42とサンプリング出力S44との差分をとって差分信
号Ss を出力する。
【0006】積算器103は差分信号Ss を受け、差分
信号Ss を積算する。そして、積算器103は、積算の
の際、オーバーフローが生じると、オーバーフロー信号
ofを出力し、アンダーフローが生じると、アンダーフ
ロー信号uf を出力する。これらオーバーフロー信号o
f 及びアンダーフロー信号uf は遅れ進み信号発生器1
04に与えられる。
【0007】遅れ進み信号発生器104には、クロック
制御開始信号Pst及びクロック制御終了信号Pend が与
えられる。クロック制御開始信号Pstが入力されてから
クロック制御終了信号Pend が入力されるまでの間(期
間)において、遅れ進み信号発生器104は、オーバー
フロー信号of が入力されると、遅れ信号Sr を出力
し、アンダーフロー信号uf が入力されると、進み信号
Sa を出力する。そして、これら遅れ信号Sr 及び進み
信号Sa はクロック発生器106に与えられる。
【0008】クロック発生器106は、発振器105の
出力を基準信号fとして、この基準信号fを分周してシ
ンボルクロックSCLKを生成する。この際、遅れ信号
Srが与えられると、クロック発生器106は、シンボ
ルクロックSCLKの位相を遅らせ、進み信号Sa が与
えられると、シンボルクロックSCLKの位相を進ませ
る。
【0009】上述の動作によって、サンプリング出力信
号S42とサンプリング出力信号S44とが等しくなるよう
にシンボルクロックSCLKを制御して、入力信号aに
同期したシンボルクロックSCLKを生成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のクロ
ック同期回路では、例えば、プリアンブル部としてシン
ボルクロックの1/2周期で最大値から最小値へ変化し
1/2周期後に最大値へ戻るという変化を周期的に繰り
返すプリアンブル部プリアンブル部を有する入力信号か
らシンボルクロックを生成する際、1シンボルあたり4
回サンプリングを行わねばならず、この結果、シンボル
レートが高くなるとサンプリングが困難となっしまい、
サンプリングを行うためには、高価なサンプラーが必要
となるという問題点がある。
【0011】本発明の目的はサンプリングレートが高く
なっても高価なサンプラーを必要としないクロック同期
回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力信
号に同期したシンボルクロックを生成する際に用いられ
るクロック同期回路において、前記シンボルクロックの
1/2周期で前記入力信号をサンプリングして第1及び
第2のサンプリング出力信号を出力するサンプリング手
段と、前記第1及び前記第2のサンプリング出力信号に
応じてクロック制御期間の間遅れ信号及び進み信号を生
成する生成手段と、予め定められた周波数の基準信号に
応じて前記シンボルクロックを生成し前記遅れ信号を受
けると前記シンボルクロックの位相を遅らせ前記進み信
号を受けると前記シンボルクロックの位相を進ませさら
に前記クロック制御期間が終了した後前記シンボルクロ
ックの位相を1/4周期遅らせるクロック発生手段とを
有することを特徴とするクロック同期回路が得られる。
【0013】本発明によるクロック同期回路には、例え
ば、シンボルクロックの1/2周期で最大値から最小値
へ変化しさらに1/2周期後に最大値へ戻るという変化
を周期的に繰り返す入力信号が与えられる。この入力信
号はサンプリング手段によって1シンボルあたり2回サ
ンプリングされる。そして、サンプリング手段は、第1
のサンプリング出力信号及び第2のサンプリング出力信
号を出力する。
【0014】生成手段は、例えば、引き算器、積算器、
及び遅れ進み信号発生器を備えており、引き算器は第1
のサンプリング出力信号と第2のサンプリング出力信号
との差分を求めて差分信号を出力する。積算器は差分信
号を積算して、オーバーフローが生じるとオーバーフロ
ー信号を出力し、アンダーフローが生じると、アンダー
フロー信号を出力する。遅れ進み信号発生器はクロック
制御開始信号Pstが入力されてからクロック制御終了信
号Pend が入力されるまでの間(クロック制御期間)に
おいて、オーバーフロー信号が入力されると遅れ信号を
出力し、アンダーフロー信号が入力されると進み信号を
出力する。
【0015】このクロック同期回路には、例えば、1/
4周期移相信号発生器が備えられており、この1/4周
期移相信号発生器はクロック制御終了信号を受けると移
相信号を出力する。クロック発生手段では、予め定めら
れた周波数の基準信号に応じてシンボルクロックを生成
する。この際、クロック発生手段は遅れ信号を受けると
シンボルクロックの位相を遅らせ、進み信号を受ける
と、シンボルクロックの位相を進ませる。さらに、クロ
ック発生手段では、移相信号に応答してシンボルクロッ
クシンボルクロックの位相を1/4周期遅らせる。
【0016】このように、本発明では、入力信号を1シ
ンボルあたり2回サンプリングして、この2つのサンプ
ル値が一致するようシンボルクロックを制御した後、シ
ンボルクロックを1/4周期遅らせるようにしたから、
簡単なサンプリング手段を用いて1/4のサンプリング
レートでクロック同期を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0018】図1を参照して、図示のクロック同期回路
において、図3に示すクロック同期回路と同一の構成要
素については同一の参照番号を付す。
【0019】図2も参照して、シンボルクロックの1/
2周期で最大値から最小値へ変化しさらに1/2周期後
に最大値へ戻るという変化を周期的に繰り返す入力信号
aは、サンプラー101でクロック発生器106から与
えられるシンボルクロックSCLKの1/2周期でサン
プリングされる。そして、サンプラー101は第1のサ
ンプリング出力信号S21と第2のサンプリング出力信号
S22を出力する。
【0020】引き算器(減算器)102には第1及び第
2のサンプリング出力信号S21及びS22が与えられ、減
算器102は第1のサンプリング出力信号S21と第2の
サンプリング出力信号S22との差分を求めて、差分信号
Ss を出力する。そして、この差分信号Ss は積算器1
03に与えられる。
【0021】積算器103は差分信号Ss を積算する。
積算器103は、積算のの際、オーバーフローが生じる
と、オーバーフロー信号of を出力し、アンダーフロー
が生じると、アンダーフロー信号uf を出力する。そし
て、これらオーバーフロー信号of 及びアンダーフロー
信号uf は遅れ進み信号発生器104に与えられる。
【0022】遅れ進み信号発生器104には、クロック
制御開始信号Pst及びクロック制御終了信号Pend が与
えられ、クロック制御開始信号Pstが入力されてからク
ロック制御終了信号Pend が入力されるまでの間(期
間)において、遅れ進み信号発生器104では、オーバ
ーフロー信号of が入力されると、遅れ信号Sr を出力
し、アンダーフロー信号uf が入力されると、進み信号
Sa を出力する。そして、これら遅れ信号Sr 及び進み
信号Sa はクロック発生器106に与えられる。
【0023】一方、1/4周期移相信号発生器107に
は上述のクロック制御終了信号Pend が与えられてお
り、1/4周期移相信号発生器107はクロック制御終
了信号Pend に応じて図2に示す移相信号Spsを出力す
る。そして、この移相信号Spsはクロック発生器106
に与えられる。
【0024】クロック発生器106は、発振器105の
出力を基準信号fとして、基準信号fを分周してシンボ
ルクロックSCLKを生成する。この際、遅れ信号Sr
が与えられると、クロック発生器106は、シンボルク
ロックSCLKの位相を遅らせ、進み信号Sa が与えら
れると、シンボルクロックSCLKの位相を進ませる。
さらに、移相信号Spsが与えられると、クロック発生器
106は、シンボルクロックSCLKの位相を1/4周
期遅らせる。
【0025】このように、図1に示す例では、入力信号
aをシンボルクロックSCLKの1/2周期でサンプリ
ングした信号(値)に基づいてシンボルクロックSCL
Kの位相制御を行い、さらにこの位相制御が終了した
後、移相信号Spsに応じてシンボルクロックSCLKの
位相を1/4周期を遅らせるようにしている。そして、
このような制御を行うことによって、従来のクロック同
期回路の1/2のサンプリングレートでクロック同期を
行うことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、シン
ボルクロックの1/2のサンプリングレートでサンプリ
ングを行ってクロック同期を行うことができるから、簡
単な構成で安価なサンプラーを用いることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクロック同期回路の一例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示すクロック同期回路の動作を説明する
ための信号波形図である。
【図3】従来のクロック同期回路を示すブロック図であ
る。
【図4】図3に示すクロック同期回路の動作を説明する
ための信号波形図である。
【符号の説明】
101,201 サンプラー 102 引き算器(減算器) 103 積算器 104 遅れ進み信号発生器 105 発振器 106 クロック発生器 107 1/4周期移相信号発生器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に同期したシンボルクロックを
    生成する際に用いられるクロック同期回路において、前
    記シンボルクロックの1/2周期で前記入力信号をサン
    プリングして第1及び第2のサンプリング出力信号を出
    力するサンプリング手段と、前記第1及び前記第2のサ
    ンプリング出力信号に応じてクロック制御期間の間遅れ
    信号及び進み信号を生成する生成手段と、予め定められ
    た周波数の基準信号に応じて前記シンボルクロックを生
    成し前記遅れ信号を受けると前記シンボルクロックの位
    相を遅らせ前記進み信号を受けると前記シンボルクロッ
    クの位相を進ませさらに前記クロック制御期間が終了し
    た後前記シンボルクロックの位相を1/4周期遅らせる
    クロック発生手段とを有することを特徴とするクロック
    同期回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたクロック同期回路
    において、前記入力信号は前記シンボルクロックの1/
    2周期で最大値から最小値へ変化しさらに1/2周期後
    に最大値へ戻るという変化を周期的に繰り返す信号であ
    ることを特徴とするクロック同期回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されたクロック同期回路
    において、前記生成手段は、前記第1及び前記第2のサ
    ンプリング出力信号の差分を求めて差分信号を出力する
    引き算器と、該差分信号を積算してオーバーフローが生
    じるとオーバーフロー信号を出力しアンダーフローが生
    じるとアンダーフロー信号を出力する積算器と、前記ク
    ロック制御期間の間前記オーバーフロー信号を受けると
    前記遅れ信号を出力し前記アンダーフロー信号を受ける
    と前記進み信号を出力する遅れ進み信号発生器とを有す
    ることを特徴とするクロック同期回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されたクロック同期回路
    において、前記クロック制御期間はクロック制御開始信
    号及びクロック制御終了信号によって規定され、前記遅
    れ進み信号発生器には前記クロック制御開始信号及び前
    記クロック制御終了信号が与えられるようにしたことを
    特徴とするクロック同期回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されたクロック同期回路
    において、さらに、前記クロック制御終了信号を受けた
    際1/4周期遅延を示す移相信号を出力する1/4周期
    移相信号発生器が備えられ、前記クロック発生手段は、
    前記移相信号に応答して前記シンボルクロックの位相を
    1/4周期遅らせるようにしたことを特徴とするクロッ
    ク同期回路。
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