JP2943091B2 - 長尺材の移載方法 - Google Patents

長尺材の移載方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場でベルトコンベア
により搬送されたアルミ合金型材等長尺材を運搬用パレ
ットに移載するための移載方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、アルミニウム合金型材の成形工
場あるいは表面処理工場で、加工済の型材等長尺材を工
場外部に搬出する場合、加工工程からコンベアで搬送さ
れてきたアルミニウム合金長尺材を運搬用枠体からなる
パレットあるいはパレット付き台車上に移載する必要が
ある。このような場合、一般に、搬送されてコンベア上
に待機させた多数の長尺材は、その片側端部を昇降機で
持ち上げて下方に隙間をつくり、この隙間に複数のロー
ラを差し込み、縦方向に長尺材に滑り降ろすことによ
り、予めスペーサを載せたパレット上又はパレットに既
に積載された長尺材上に載置させる方法、あるいは、ク
レーンの把持具によりコンベア上の長尺材の両端部を持
ち上げ、予めスペーサを載せたパレット又はパレット上
の長尺材上に降ろして積載する方法などがとられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
何れの方法においても、ローラあるいはクレーンの把持
具とパレット又は既載長尺材との間の落差が比較的大き
いので、長尺材がローラ又は把持具から外れる際に、落
下衝撃や摩擦を生じるため、長尺材に傷がつき易く、ま
た、既載長尺材の荷崩れを生じ易いという問題があり、
さらに、落下の衝撃音が周囲環境への騒音となり好まし
くないという問題があった。また、後者のクレーンによ
る方法は、撓み変形の点から、長尺材に十分な剛性があ
る場合に限られるという問題があった。
【0004】このような状況に鑑み、本発明は、ベルト
コンベアで搬送された長尺材をパレット等に移載する場
合において、落下の衝撃が抑えられ、長尺材に傷がつき
難く、既載長尺材の荷崩れを誘発することなく、且つ撓
みが懸念される長尺材にも対応でき、騒音の発生も少な
い、長尺材の移載方法の提供を目的とするものである。
【0005】上記の目的を達成するため、本発明は、昇
降可能なフォーク部を備えて前後移動を可能としたフォ
ーク装置を複数並列し、同時作動させて長尺材を移載す
る方法であって、前記フォーク部の上方に、上面が前方
に移動するように回動するエンドレスベルトの上部が露
呈し、前記フォーク部の下方に、下面が前方に移動する
ように回動する副エンドレスベルトの下部が露呈してお
り、前記エンドレスベルトの上面に前記長尺材を載置し
た後、前記フォーク装置を前進させ前記フォーク部を下
降させて、前記フォーク装置を後退させるとともに、前
記フォーク装置が後退する速度と同じ速度で前記エンド
レスベルトの上面および前記副エンドレスベルトの下面
が移動するように、前記エンドレスベルトおよび前記副
エンドレスベルトを回動させながら、前記長尺材を荷降
ろしする長尺材の移載方法を、また、前記フォーク部の
上面にスペーサを介在させて前記長尺材を載置し、前記
長尺材をスペーサと共に荷降ろしする長尺材の移載方法
を提案するものである。
【0006】
【作用】予め、フォーク部上面にスペーサを載置し又は
載置することなく、各フォーク装置の昇降機構を作動さ
せてフォーク部を上昇させて、上方のベルトコンベア等
に待機させた長尺材をフォーク部上に同時載置させ、こ
のフォーク部の上昇状態のまま、各フォーク装置を前進
させると、それぞれフォーク部上に長尺材を保持したま
ま前進する。フォーク部がパレット等所定の長尺材受入
れ個所の上方に達した時、フォーク部を下降させ、所定
高さ位置に保持して後退させる。この後退に連動してエ
ンドレスベルトを回動させることにより、エンドレスベ
ルト上の長尺材をスペーサと共に又はスペーサなしで順
次、その前後方向位置を変えることなくパレット上ある
いは既載長尺材上に静かに荷降ろしさせることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、実施例による図面により、本発明の長
尺材の移載方法について説明する。図1は本発明を実施
するための長尺材の移載装置の斜視図、図2は図1のフ
ォーク装置の部分破断立面図、図3は図1のフォーク装
置の部分破断側面図、図4は図1のフォーク装置のエン
ドレスベルト機構を示す部分側面断面図、図5は図1の
スペーサ供給装置の1部切除側面図、図6は図1のフォ
ーク装置の荷降ろし状況を示す部分側面断面図である。
【0008】図1に示したように、本発明の方法を実施
するための長尺材移載装置Aは、複数のフォーク装置1
を並列し、各フォーク装置1が昇降装置2に取り付けた
狭幅のフォーク部3を備え、これらのフォーク部3の同
時上昇により長尺材10を載荷保持すると共に、これら
のフォーク部3を後記する1台の減速機付きのモータに
より共通の駆動軸を介して各レール台4に敷装したレー
ル5上を同時的に前後移動できるように構成してあり、
また、スペーサ押し上げ機構6とスペーサ押し出し機構
7とを備え、蓋体8を施したスペーサボックス9からな
るスペーサ供給装置Bを付設し、フォーク部3の長尺材
10の載荷に先立ち、フォーク部3の上面にスペーサ1
1を供給できるように構成してある。
【0009】そして、各フォーク装置1においては、フ
ォーク部3上面をエンドレスベルト12で形成してあ
り、スペーサ11を介在して長尺材10を載荷保持した
後、前進移動し、所定場所の所定高さ位置で、フォーク
装置1の後退移動に連動させて前記エンドレスベルト1
2を前方に回動させることにより、載荷した長尺材10
をスペーサ11と共に荷降ろしさせることができるもの
である。
【0010】図2と図3により、各フォーク装置をさら
に詳しく説明する。各フォーク装置1においては、レー
ル台4内部に上部を上方に露呈してエンドレスチェーン
13を収装し、このフォーク装置1に沿って設備した前
記の減速機付きモータ14によって駆動軸15を介して
回動されるようにしてある。そして、フォーク装置1
は、下部の支持台16の下面にレール5と係合する摺動
脚17とエンドレスチェーン13に係合する係合部材1
8とを有し、エンドレスチェーン13の回動に応じて前
後移動する。
【0011】支持台16上に配設した昇降装置2は、垂
直に立設したエアシリンダ部19と、その上方に突出す
るピストンロッド20に取り付けられて並設したガイド
壁21に係合しながら昇降できるようにした昇降枠部2
2からなり、この昇降枠部22にフォーク部3を取り付
けてある。フォーク部3は、基部にエンドレスベルト機
構23を内装し、前端部は鶴の嘴状に伸びたフォーク体
に形成している。
【0012】エンドレスベルト機構23においては、特
に図4に示したように、フォーク部3の下降時に、レー
ル台4上にレール5に沿って取り付けた1条のラック2
4に噛合する駆動歯車25と、この駆動歯車25に噛合
する従動歯車26とを下端部に有し、また、この従動歯
車26と同軸に固定した駆動ベルト車27によって回動
するエンドレスベルト12と前記駆動歯車25と同軸に
固定した副駆動ベルト車28によって回動する狭幅の副
エンドレスベルト29を備えている。
【0013】駆動ベルト車27にかけられたエンドレス
ベルト12は中間ベルト車30,31,32を介して上
方に伸び、転換ベルト車33を経由して先端ベルト車3
4にかけられ、折り返して下部の転換ベルト車35を経
由し、さらに中間ベルト車36を介して前記駆動ベルト
車27に戻るようにされている。一方、駆動歯車25と
同軸に取り付けられた副駆動ベルト車28にかけられた
副エンドレスベルト29は、副中間ベルト車37,3
8,39を介し、前記転換ベルト車35とは同芯別軸の
副転換ベルト車40を経由して延伸し、副先端ベルト車
41にかけられて折り返し、前記転換ベルト車33と同
芯別軸の副転換ベルト車42を経由して下向し、副中間
ベルト車43を介して前記副駆動ベルト車28に戻るよ
うにされている。
【0014】このエンドレスベルト機構23において
は、エンドレスベルト12と副エンドレスベルト29と
は、上記のように、回動方向が反対の駆動ベルト車27
と副駆動ベルト車28によって逆方向に走行するように
されており、駆動歯車25がラック24に噛合する状態
で後方(図4図示右方)に移動することにより駆動ベル
ト車27及びエンドレスベルト12が矢印のように反時
計廻り方向に回動し、同時に副駆動ベルト車28及び副
エンドレスベルト29が矢印のように時計廻り方向に同
じ速度で回動することになる。
【0015】また、エンドレスベルト12及び狭幅の副
エンドレスベルト29は上下の転換ベルト車33,35
と先端ベルト車34間及び上下の副転換ベルト車42,
40と副先端ベルト車41間で並列してフォーク部3の
前部を構成している。即ち、このフォーク部3前部にお
いて、エンドレスベルト12の上面が上方に露呈し、副
エンドレスベルト29の下面が下方に露呈するようにし
てある。なお、このフォーク部3にあっては、前記先端
ベルト車34及び副先端ベルト車41はできるだけ小径
にして上面を緩傾斜させ、先端部にはプラスチック材に
よるノーズ部材44を取り付けて尖鋭に近い形にし、荷
降ろしする長尺材10の落下高さを極力小さくするよう
にしてある。45は、昇降装置2のエアシリンダ部19
に付属するエアホースを収装するカタピラである。
【0016】フォーク装置1に付設されるスペーサ供給
装置Bにおいては、図1,図2及び図5に示したよう
に、スペーサボックス9は、取付材46,47を介して
レール台4に取り付けられており、フォーク装置1に壁
状に沿い、内部に長尺のスペーサ11を積重状態で多数
枚、例えば一直作業分に見合う100枚程度を収納でき
る内容積に有し、蓋体8を施すようにしてある。この蓋
体8は幅方向の両側面を、スペーサ1枚分の通過を妨げ
ない程度に開放状態にしてある。なお、スペーサ11は
アルミニウム合金型材長尺品については厚さ3〜5mm
のダンボール紙が多用されるが、再利用可能なプラスチ
ック板やプラスチック被覆金属板等を利用することもで
きる。
【0017】スペーサボックス9の反フォーク装置側の
側面には、スペーサ押し上げ機構6として垂直方向のロ
ッドレスエアシリンダ48を前後1対に取り付け、この
ロッドレスエアシリンダ48内部の図示しないピストン
に磁力で対応する外周摺動子49にはブラケット50を
取り付け、このブラケット50でスペーサ受台51を支
持し、このスペーサ受台51上にスペーサ11を積重状
態に載置できるようにし、前記ロッドレスエアシリンダ
48による加圧作用によりスペーサ受台51及びスペー
サ11を上方に付勢させてあり、最上部のスペーサ11
を蓋体8でその上面を抑えると共にその両側面を外方に
臨ませてある。
【0018】また、スペーサボックス9の上部には、ス
ペーサ押し出し機構7として水平方向のロッドレスエア
シリンダ52を前後1対に設置し、このロッドレスエア
シリンダ52内部の図示しないピストンに磁力で対応す
る外周摺動子53には取り付け板54を固定し、この取
り付け板54には押し出し板55を水平に固定してあ
り、この押し出し板55は前記ロッドレスエアシリンダ
52の作用により左右移動できるようにしてある。即
ち、この押し出し板55は、前記蓋体8に上面を抑えら
れているスペーサボックス9内最上部のスペーサ11を
側方から押し出し、隣接するフォーク部3のエンドレス
ベルト12上面に移載するもので、スペーサ11より稍
薄く、略同長の薄鋼板で形成されている。
【0019】なお、前後1対の取り付け板54には、そ
れぞれ、アーム56でもって前後方向配置した回動軸5
7に連結してあり、この回動軸57は、軸受部58を介
してスペーサボックス9の側面に保持させてあり、前後
のロッドレスエアシリンダ52によって左右移動する押
し出し板55の前後端部にかかる応力を同調させるよう
にしてある。なお、また、スペーサボックス9は、後部
面をヒンジ扉に形成してあり、後方に倒して開扉し、ス
ペーサ11の補充が行えるようにしてある。
【0020】以上のように構成された長尺材移載装置A
においては、図3に示したように、コンベア59で順次
搬送されてきた所定数の長尺材10は、待機位置のフォ
ーク部3前部の直上に位置されるようにされており、こ
れら所定数の長尺材10をフォーク装置1の前方に配置
した図示しないパレットに移載するに先立ち、図2のよ
うに、スペーサ供給装置Bのスペーサボックス9内に所
要量のスペーサ11を収納し、スペーサ押し上げ機構6
の1対のロッドレスエアシリンダ48を作動させ、収納
スペーサ11を、常時上方に付勢する状態とする。スペ
ーサ押し出し機構7の1対のロッドレスエアシリンダ5
2を作動させると、押し出し板55がフォーク装置1側
に水平移動し、スペーサボックス9内の最上部のスペー
サ11を押し出してフォーク部3のエンドレスベルト1
2上に移載する。移載終了後、ロッドレスエアシリンダ
52を復動させると、押し出し板55はスペーサ押し出
し前の原位置に復帰し、スペーサボックス9の最上部に
は下位のスペーサ11が自動補充される。
【0021】次いで、昇降装置2のエアシリンダ部19
を作動させると、昇降枠部22と共にフォーク部3が上
昇し、図3に仮想線で示したように、長尺材10はスペ
ーサ11上に載荷される。スイッチを入れて減速機付き
のモータ14を作動させることにより、駆動軸15を介
して各フォーク装置1のエンドレスチェーン13が回動
し、支持台16が昇降装置2のフォーク部3に長尺材1
0を載荷させた状態で前進する。このとき、フォーク部
3のエンドレスベルト機構23の駆動歯車25はラック
24から離脱しているのでエンドレスベルト12は回動
しない。
【0022】長尺材10を載荷したフォーク部3が前方
に配置されたパレット上の位置にくると、モータ14の
駆動を停止させ、連係的にエアシリンダ部19を作動さ
せて昇降枠部22を下降させ、フォーク部3を荷降ろし
高さ位置に停止させる。このとき、エンドレスベルト機
構23の駆動歯車25はラック24に噛合する。
【0023】次いで、モータ14を作動させてフォーク
装置1を後退させると、フォーク部3の駆動歯車25が
図3及び図4の図示時計廻り方向に回動し、この駆動歯
車25に噛合して図示反時計廻り方向に回動する従動歯
車26によって回動されるエンドレスベルト12は前方
に回動する。従って、荷降ろし状況を示す図6のよう
に、フォーク部3は、エンドレスベルト12を矢印方向
に回動させ、エンドレスベルト12上のスペーサ11を
その位置に残して後退するので、スペーサ11上に載置
された長尺材10はこのスペーサ11と共に徐々に降下
する形に荷降ろしされ、落下の衝撃がなく、パレット上
の既載されている長尺材10′上に積載され、フォーク
装置1はそのまま元の所定位置に復帰する。
【0024】このフォーク部3の後退時に、フォーク部
3の下面を構成する副エンドレスベルト29は、エンド
レスベルト12に連動して矢印のように逆方向に回動し
ているので、既に積載されている下方の長尺材10′に
接触しても、そのための摩擦等によりこの長尺材10′
を傷つけたり、あるいは、長尺材10′をずらして荷崩
れを生じたりすることがない。
【0025】長尺材10の荷積み用のパレットはリフタ
付きのものを利用し、新たに長尺材10が積載される毎
に、1段宛、このリフタでパレットを連動的に降下させ
るようにしてある。フォーク装置1が所定位置に復帰し
た後、また、上記と同様のサイクルで長尺材10の移載
作業で継続できるが、この作業はコンピュータ制御また
はシーケンス制御操作により自動連続的に行われるもの
である。
【0026】本実施例においては、フォーク装置が3台
で1組の長尺材移載装置を利用したが、フォーク装置の
台数は任意である。また、本実施例では、スペーサを介
在してアルミ合金型材等長尺材を載荷する場合を示し、
またこの場合、この長尺材の荷降ろし時に事故防止がよ
り確実に行い得るものであるが、長尺材の種類によって
はスペーサを使用しない場合もあり、本発明の方法とし
ては、スペーサを使用する方法に限るものではない。さ
らにまた、本実施例における、スペーサボックス最上部
からスペーサを押し出す方式のスペーサ供給装置は、フ
ォーク装置の上方に十分な利用空間を有しない場合に好
適なものであるが、本発明の方法において用いるスペー
サ供給装置として、このような方式のものに限るもので
ないことも勿論である。
【0027】
【発明の効果】本発明においては、コンベアで搬送され
た長尺材を複数のフォーク装置で協同で載荷保持できる
ようにしたから、長尺材を撓みなくパレット等に移載で
きるという効果が得られる。また、前記フォーク装置が
後退する速度と同じ速度で、長尺材を載置する前記エン
ドレスベルトの上面が移動するように、前記エンドレス
ベルトを回動させながら、長尺材を荷降ろしする構成と
したから、長尺材をパレット等所定位置にそのまま残し
て行く形で静かに荷降ろしができ、従って、荷降ろし時
に、長尺材を傷つけたり、撓ませたり、あるいは荷崩れ
させたりすることがなく、騒音の発生が抑えられる。さ
らには、前記フォーク装置が後退する速度と同じ速度で
前記副エンドレスベルトの下面が移動するように、前記
副エンドレスベルトを回動させながら、前記長尺材を荷
降ろしする構成としたので、既に積載されている下方の
長尺材に接触しても、そのための摩擦等によりこの長尺
材を傷つけたり、あるいは、長尺材をずらして荷崩れを
生じたりすることを防止できる。
【0028】さらに、本発明において、特に長尺材の載
荷に先立ち、フォーク部上にスペーサを載置し、このス
ペーサ上に長尺材を載荷させるようにしたものにおいて
は、スペーサごとに長尺材を荷降ろしすることができ、
従って、上記の長尺材移載時の事故等防止が確実に図れ
るという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための長尺材移載装置の斜視
図である。
【図2】図1のフォーク装置の部分破断立面図である。
【図3】図1のフォーク装置の部分破断側面図である。
【図4】図1のフォーク装置のエンドレスベルト機構を
示す部分側面断面図である。
【図5】図1のスペーサ供給装置の1部切除側面図であ
る。
【図6】図1のフォーク装置の荷降ろし状況を示す部分
側面断面図である。
【符号の説明】
A 長尺材移載装置 B スペーサ供給装置 1 フォーク装置 2 昇降装置 3 フォーク部 4 レール台 5 レール 6 スペーサ押し上げ機構 7 スペーサ押し出し機構 8 蓋 体 9 スペーサボックス 10 長尺材 11 スペーサ 12 エンドレスベルト 13 エンドレスチェーン 14 モータ 15 駆動軸 16 支持台 17 摺動脚 18 係合部材 19 エアシリンダ部 20 ピストンロッド 21 ガイド壁 22 昇降枠部 23 エンドレスベルト機構 24 ラック 25 駆動歯車 26 従動歯車 27 駆動ベルト車 28 副駆動ベルト車 29 副エンドレスベルト 30,31,32,36 中間ベルト車 33,35 転換ベルト車 34 先端ベルト車 37,38,39,43 副中間ベルト車 40,42 副転換ベルト車 41 副先端ベルト車 44 ノーズ部材 45 カタピラ 46,47 取り付け材 48 ロッドレスエアシリンダ 49 外周摺動子 50 ブラケット 51 スペーサ受台 52 ロッドレスエアシリンダ 53 外周摺動子 54 取り付け板 55 押し出し板 56 アーム 57 回動軸 58 軸受部 59 コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−183557(JP,A) 特開 昭63−139818(JP,A) 特開 昭51−66673(JP,A) 特開 昭62−36214(JP,A) 実公 昭47−39441(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 57/00 - 61/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能なフォーク部を備えて前後移動
    を可能としたフォーク装置を複数並列し、同時作動させ
    て長尺材を移載する方法であって、 前記フォーク部の上方に、上面が前方に移動するように
    回動するエンドレスベルトの上部が露呈し、前記フォー
    ク部の下方に、下面が前方に移動するように回動する副
    エンドレスベルトの下部が露呈しており、 前記エンドレスベルトの上面に前記長尺材を載置した
    後、前記フォーク装置を前進させ前記フォーク部を下降
    させて、 前記フォーク装置を後退させるとともに、前記フォーク
    装置が後退する速度と同じ速度で前記エンドレスベルト
    の上面および前記副エンドレスベルトの下面が移動する
    ように、前記エンドレスベルトおよび前記副エンドレス
    ベルトを回動させながら、前記長尺材を荷降ろしするこ
    とを特徴とする長尺材の移載方法。
  2. 【請求項2】 前記フォーク部の上面にスペーサを介在
    させて前記長尺材を載置し、前記長尺材をスペーサと共
    に荷降ろしすることを特徴とする請求項1記載の長尺材
    の移載方法。
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