JP2866076B2 - 段ボールシートを積載した支持板の抜取り装置 - Google Patents

段ボールシートを積載した支持板の抜取り装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の寸法に切断され
た多数枚の段ボールシートを支持板上に載置した状態で
コンベアにより搬送する間に、積載した段ボウルシート
から支持板を抜取る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】支持板に積載された搬送中の段ボールシ
ートから、支持板を抜取る装置としては、図6に示すよ
うに、搬入コンベアaに正逆回転する支持板101の抜
取りコンベアbを接続し、この抜取りコンベアbの左右
両側には正逆回転するチェーン111を配設し、これに
搬入コンベアaと抜取りコンベアbとの接続空間106
に沈下する段ボールシート102の押し出し板116を
架設し、抜取りコンベアbの前側に支持板用ストッパー
120を突設したものが公知である。
【0003】この従来の装置は、図6(1)に示すよう
に、支持板101に積載された段ボールシート102
が、搬入コンベアaに供給されて抜取りコンベアbに移
り、図6(2)に示すように、抜取りコンベアbの前側
に設けた支持板用ストッパー120に到達したとき、チ
ェーン111が正転し、押し出し板116が抜取りコン
ベアb上を前進して、図6(3)に示すように、段ボー
ルシート102を抜取りコンベアbに接続した排出コン
ベア121上に送り出し、次にチェーン111が逆転
し、押し出し板116が後退して接続空間106内に沈
下し、更に抜取りコンベアbが逆転し、その上に残され
た支持板101を後退させ、これを手作業、または抜取
りコンベアbの位置に設けた横送りコンベアdにより、
抜取りコンベアbの横方向に排出しようとするものであ
る。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】この種の支持板の抜取り装置は、押し出し
板116を出没させるために、広い接続空間106が必
要である。そのため、この接続空間116に達した積載
段ボールシート102は、支持板101と共に前端が下
向きに傾斜し、抜取りコンベアbの搬入端に衝突して、
支持板101上に整然と積み重ねられていた段ボールシ
ートがずれたり、抜取りコンベアb上に転倒したりする
ことがあった。
【0005】また押し出し板116は、抜取りコンベア
b上の支持板101に接しないように、また全体の段ボ
ールシート102を確実に押し出すことができるよう
に、抜取りコンベアbの上面から一定の間隔を保ってチ
ェーン111に取付けられている。そのため支持板11
1に反りを生じているときは、押し出し板116の下端
により、支持板101の表面を傷付けるだけでなく、支
持板101を抜取りコンベアb上に押し付け、これを接
続空間106の位置まで引き戻してしまい、接続空間1
06へ沈下しようとする押し出し板116により、この
接続板111を折損することがあった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑み、支持
板に積載された段ボールシートを、搬入コンベアから抜
取りコンベアへ円滑に移送することができる支持板の抜
取り装置、及び押し出し板の後退時に支持板に接して、
これを傷つけたり、接続空間の位置まで後退させて折損
したりすることのない支持板の抜取り装置を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の段ボールシート
を積載した支持板の抜取り装置は、搬入コンベアと、そ
の前側に接続した正逆回転する支持板の抜取りコンベア
とのなす接続空間の左右両側に、抜取りコンベアの左右
両側を進退する走行体を対設し、この左右一対の走行体
に可動フレームを起伏自在に軸着し、この可動フレーム
に、その伏倒状態で接続空間に沈下し、起立状態で接続
空間の上方に突出する段ボールシートの押し出し板と、
伏倒状態で上面が搬入コンベアと抜取りコンベアとの上
面と一致し、起立状態で押し出し板の前面より後側に位
置する補助ローラとを装着し、抜取りコンベアの前側に
は支持板のストッパーを突設している。
【0008】上記起伏フレームに、昇降機構を介して段
ボールシートの押し出し板を装着することにより、押し
出し板が後退する際に、この押し出し板を上昇させ、そ
の下端が支持板に接しないようにするのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図1〜図5に基づいて説明する。図面中、符号Aは支持
板1に積載した多数枚の段ボールシート2の搬入コンベ
ア、Bは搬入コンベアAから送り込まれた段ボールシー
ト2から支持板1を取り除く抜取りコンベアである。
【0010】上記搬入コンベアAは、図1に示すように
フレーム3の搬入側に装着し、モータM1により駆動す
る多数のローラ4を並設したコンベアである。
【0011】抜取りコンベアBは、図1に示すようにフ
レーム3の搬出側に装着し、モータM2により正逆に回
動する複数のチェーンベルト5を間隔的に配設したコン
ベアである。この抜取りコンベアBの搬入端と前記搬入
コンベアAの搬出端とにより接続空間6を形成してい
る。
【0012】符号7は、フレーム3の左右両側に設けた
レール8内に進退自在に嵌合した左右一対の走行体であ
り、四隅に設けた車輪9を左右のレール8内に転動自在
に支持させ、且つモータM3により正逆回転する後端の
スプロケット10と前端のスプロケット10に掛け渡し
たチェーン11の両端をそれぞれ連結している。
【0013】符号12は、左右の回動板12aと、その
前寄りを連結した連結杆12bとよりなり、回動板12
aの後端を左右の走行体7に軸着した起伏フレームであ
る。この起伏フレーム12に固定した支軸13にギヤ1
4を設け、このギヤ14を、走行体7に装着したエアシ
リンダC1により進退するラック15に噛み合わせてい
る。
【0014】符号16は、起伏フレーム12における連
結杆12bに、ガイド17を介して昇降自在に装着した
段ボールシート2の押し出し板であり、その下端を回動
板12aに装着した左右のエアシリンダC2のロッドに
連結している。
【0015】従って、図4に鎖線で示すように、エアシ
リンダC1により起伏フレーム12が伏倒した場合、接
続空間6内に沈下し、図4に実線で示すように、起伏フ
レーム12が起立した場合、接続空間6上に直立状態で
突出する。またこの起立状態において、エアシリンダC
2が伸縮すると、矢印18で示すように、押し出し板1
6が上下動しする。
【0016】符号19は、図3に示すように、起伏フレ
ーム12における連結杆12bの背面及び押し出し板1
6の上面に装着した一対の補助ローラであり、図3に実
線で示す起伏フレーム12の起立状態において、押し出
し板16の前面より後側に位置し、しかも起伏フレーム
12の伏倒状態において、上面が搬入コンベアA及び抜
取りコンベアBの上面と一致する位置に軸着している。
【0017】符号20は、フレーム3の前端に設けた支
持板1のストッパーであり、抜取りコンベアBの上面よ
り支持板1の厚さ以下の高さで突出している。
【0018】なお、符号Dは、抜取りコンベアBにおけ
る各チェーンベルト5間に装着し且つモータM4により
回転する支持板1の横送りコンベアであり、常時は上面
が抜取りコンベアB内に沈下し、支持板1をフレーム3
の横方向に排出するとき、上面が抜取りコンベアBより
突出するように、昇降駆動装置C3に連結している。
【0019】符号21は、抜取りコンベアBの前側に装
着した段ボールシート2の搬出コンベアである。
【0020】符号22は支持板1の後退位置決め用スト
ッパーであり、昇降用エアシリンダC4に連結してい
る。
【0021】本発明の実施の形態の一例は上記のような
構成であるから、図4(1)に示すように、モータM1
により駆動する搬入コンベアAに、支持板1に積載した
段ボールシート2を供給すると、段ボールシート2は、
接続空間6において、上面が搬入コンベアA及び抜取り
コンベアBの上面と一致している補助ローラ18に支持
され、モータM2により駆動する抜取りコンベアBに移
送される。
【0022】段ボールシート2は、図4(2)に示すよ
うに、抜取りコンベアBの先端部まで移送され、支持板
1の先端がストッパー20に達すると、モータM1及び
モータM2が停止し、搬入及び抜取りコンベアA,Bが
停止する。
【0023】同時にエアシリンダC1が伸長し、ラック
15の前進、ギヤ14の回動に伴って起伏フレーム12
が起立する。モータM3によりチェーン11が回動して
走行体7が前進し、押し出し板16が段ボールシート2
の後端に達すると、図4(3)に示すように、段ボール
シート2を排出コンベア21に送り込み、モータM3が
停止する。
【0024】引続き図4(3)に示す状態において、エ
アシリンダC2が伸長して押し出し板16が上昇し、モ
ータM3が逆転して走行体7が後退、図4(4)の状態
となる。そしてモータM3が停止すると、エアシリンダ
C2が収縮して押し出し板16が下降する。またエアシ
リンダC1が収縮して起伏フレーム12が伏倒し、図4
(5)に示す状態となる。
【0025】起伏フレーム12が伏倒した後、エアシリ
ンダC4が伸長してストッパー22が上昇し、同時にモ
ータM2が逆転して抜取りコンベアBが反転し、支持板
1がストッパー22の位置まで後退すると、昇降駆動装
置C3により横送りコンベアDが上昇して支持板1を保
持し、モータM4により横送りコンベアDが回転して支
持板1をフレーム3の横方向へ排除する。
【0026】支持板1を排除すると、モータM4が停止
し、昇降駆動装置C3により横送りコンベアDが下降
し、更にエアシリンダC4が収縮してストッパー22が
下降した後、図4(1)の状態に戻り、前記動作を繰り
返すのである。
【0027】なお、前記横送りコンベアD、及び後退位
置決め用ストッパー22は、必要に応じ装着する。また
前記モータM1,M2,M3,M4及びエアシリンダC
1,C2,C3C4は、電気的に制御し、順次作動す
る。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る段ボールシートを積載した
支持板の抜取り装置は、以上のような形態で実施され、
以下に記載するような効果を奏する。
【0029】支持板に積載した段ボールシートは、搬入
コンベアと抜取りコンベアとの接続空間を通過すると
き、起伏フレームの補助ローラにより支持されるため、
抜取りコンベアに円滑に移送され、段ボールシートが支
持板から、ずれたり、転倒したりすることがない。
【0030】起伏フレームに、段ボールシートの押し出
し板を昇降自在に装着するときは、段ボールシートを送
り出して空になった支持板が、反りを生じていても、押
し出し板を上昇させることにより、支持板から離隔させ
て後退させることができる。従って、押し出し板により
支持板の上面を傷付けたり、支持板を抜取りコンベアに
押し付け、無理に後退させて折損したりすることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る段ボールシートを積載した支持板
の抜取り装置の平面図である。
【図2】図1に示すX−X線の断面図である。
【図3】図1における要部を示す横断平面図である。
【図4】同上要部の縦断側面図である。
【図5】本発明の作動順序を示す説明図である。
【図6】従来装置の作動順序を示す説明図である。
【符号の説明】
A 搬入コンベア B 抜取りコンベア C1 起伏フレームの起伏用エアシリンダ C2 押し出し板の昇降用エアシリンダ C3 横送りコンベアの昇降駆動装置 D 横送りコンベア M1 搬入コンベアの駆動用モータ M2 抜取りコンベアの駆動用モータ M3 走行体用モータ M4 横送りコンベアの駆動用モータ 1 支持板 2 段ボールシート 6 接続空間 7 走行体 12 起伏フレーム 16 押し出し板 18 補助ローラ 20 ストッパー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入コンベアと、その前側に接続した正
    逆回転する支持板の抜取りコンベアとのなす接続空間の
    左右両側に、抜取りコンベアの左右両側を進退する走行
    体を対設し、この左右一対の走行体に可動フレームを起
    伏自在に軸着し、この可動フレームに、その伏倒状態で
    接続空間に沈下し、起立状態で接続空間の上方に突出す
    る段ボールシートの押し出し板と、伏倒状態で上面が搬
    入コンベアと抜取りコンベアとの上面と一致し、起立状
    態で押し出し板の前面より後側に位置する補助ローラと
    を装着し、抜取りコンベアの前側には支持板のストッパ
    ーを突設したことを特徴とする段ボールシートを積載し
    た支持板の抜取り装置。
  2. 【請求項2】 起伏フレームに、昇降機構を介して段ボ
    ールシートの押し出し板を装着したことを特徴とする請
    求項1に記載の段ボールシートを積載した支持板の抜取
    り装置。
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