JP2935816B2 - 薄板の分離供給装置 - Google Patents

薄板の分離供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層された複数の薄板
を一枚ずつ吸着保持して送り出すための薄板の分離供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薄板、例えば、自動車のオートマチック
・トランスミッション(AT)に使用される厚さ1.2
mm程度のセパレートプレートは、通常、50枚単位で
積層されており、作業者がこのセパレートプレートを一
枚ずつ分離させて取り出し、所定の組立ステーション等
に供給する作業が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、各セパレー
トプレートは、防錆油によって互いに密着状態で積層さ
れており、さらに、それ自身が肉薄でかつ密着面積の広
いものとなっている。このため、最上位のセパレートプ
レートを他のセパレートプレートから分離させる作業が
相当に煩雑なものになるとともに、無理な摺動が起こり
易くなって該セパレートプレートが損傷してしまう。
かも、セパレートプレートの分離作業が作業者の手作業
に依存しており、前記セパレートプレートを所定の組立
ステーション等に迅速かつ自動的に供給することができ
ない。これにより、セパレートプレート等の薄板の分離
供給作業が効率的に遂行されないという問題が指摘され
ている。
【0004】本発明は、この種の問題を解決するための
ものであり、積層された薄板を一枚ずつ確実に分離させ
ることができ、前記薄板の分離供給作業の効率化を容易
に遂行可能な薄板の分離供給装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、積層された複数の薄板を吸着手段によ
り一枚ずつ吸着保持して送り出す薄板の分離供給装置で
あって、複数の薄板が積層された複数のパレットをスト
ックするストック手段と、 前記ストック手段から引き込
まれた一つのパレットを載置し、前記パレット上の最上
位の薄板を取り出し高さ位置に位置決めする昇降手段
と、前記取り出し高さ位置に位置決めされた前記最上位
の薄板の一端を横方向に押圧し、該最上位の薄板を積層
位置から平行移動させる押圧手段と、前記積層位置から
平行移動した該最上位の薄板の他端を下方から上方に向
かって押圧し、該最上位の薄板を他の薄板から分離させ
る分離手段と、を備え、 前記昇降手段は、前記ストック
手段に対応して配置され、前記ストック手段から引き込
まれた一つのパレットを載置して昇降自在な第1リフト
部と、 前記第1リフト部に設けられ、前記パレット上に
積層された前記複数の薄板を該パレットから取り出して
上昇可能な第2リフト部と、を備えることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明に係る薄板の分離供給装置では、第1リ
フト部がストック手段に対応して配置され、このストッ
ク手段から一つのパレットが引き出されて前記第1リフ
ト部に載置された後、該第1リフト部が上昇する。次い
で、第2リフト部が第1リフト部から上昇し、この第2
リフト部により複数の薄板がパレットから取り出され、
最上位の薄板が取り出し高さ位置に位置決めされる。こ
れにより、パレットが第1リフト部を介して所定の高さ
位置に迅速に配置されるとともに、第2リフト部を介し
て最上位の薄板が取り出し高さ位置に高精度に位置決め
され、複数の前記薄板を取り出し高さ位置に対して、順
次、効率的かつ自動的に供給することが可能になる。
上位の薄板が取り出し高さ位置に位置決めされると、押
圧手段を介してこの最上位の薄板が積層位置から平行移
動する。そして、最上位の薄板が吸着手段により吸着保
持されるとともに、分離手段を介してこの最上位の薄板
の端部が他の薄板から上方に離間される。従って、薄板
同士が密着していても、最上位の薄板を、他の薄板から
容易かつ確実に分離することができ、前記薄板の分離供
給作業が効率的に遂行される。
【0007】
【実施例】本発明に係る薄板の分離供給装置について実
施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
【0008】図1乃至図3において、参照符号10は、
本実施例に係る薄板の分離供給装置を示す。この分離供
給装置10は、複数枚のプレート(薄板)12を積層し
た複数のパレット14がストックされるストック手段1
6と、このストック手段16から引き込まれたパレット
14を載置し最上位のプレート12を取り出し高さ位置
に位置決めする昇降手段18と、前記取り出し高さ位置
に位置決めされた最上位のプレート12の一端を横方向
に押圧してこの最上位のプレート12を矢印A方向に平
行移動させる押圧手段20と、前記矢印A方向に平行移
動したプレート12の他端を下方から上方に向かって押
圧し該プレート12を他のプレート12から分離させる
分離手段22と、前記最上位のプレート12を吸着保持
して矢印A方向に移動し該最上位のプレート12を排出
ローラ24に送り出す搬送機構26とを備える。
【0009】図1に示すように、ストック手段16は、
上下2段かつ左右2例に設けられた第1乃至第4ストッ
ク部28a〜28dを備える。第1乃至第4ストック部
28a〜28dは、それぞれ同一に構成されており、水
平方向に並列された回転自在な複数のローラ30と、パ
レット14に形成された開口部14a内に進入してこの
パレット14を保持する進退自在なストッパ32とを有
する。
【0010】昇降手段18は、第1リフト部34とこの
第1リフト部34に装着された第2リフト部36とを備
える。第1リフト部34は、モータ38を備え、このモ
ータ38の駆動軸38aに連結されたチェーン・スプロ
ケット手段40を介して回転軸42が連結される。
【0011】図2に示すように、回転軸42は、鉛直方
向(矢印B方向)に延在しており、その外周面にねじが
形成された、いわゆるボールねじ構造を採用し、前記回
転軸42にナット部材44を介してブラケット46が支
持される。ブラケット46は、その両サイドをガイドレ
ール48により支持されるとともに(図1参照)、水平
な上面部には、パレット14を水平搬送するためのロー
ラコンベア50とこのパレット14を支持するための進
退自在な複数のストッパ51とが設けられる。
【0012】第2リフト部36は、ブラケット46に固
着されるシリンダ52を備え、このシリンダ52から上
方に延在するロッド54に支持板56が支持され、この
支持板56がガイドロッド58、58により案内され
る。支持板56には複数のばね60を介して載置板62
がフローチング支持されており、この載置板62および
支持板56は、パレット14の開口部14aに進入自在
である。
【0013】押圧手段20は、最上位のパレット12が
取り出し高さ位置、すなわち、第2リフト部36を介し
てストッパ64の上面からこの最上位のプレート12の
1枚分の厚さ(1.2mm)だけ上昇した位置に位置決
めされた際、前記最上位のプレート12を矢印A方向に
水平移動させるものであり、アクチュエータとしてシリ
ンダ66を備える。このシリンダ66から矢印A方向に
延在するロッド68には、押圧部材70が連結されてい
る。
【0014】分離手段22は、プレート取り出し位置に
おいて、パレット14に積層されているプレート12
の、図1中、右側部に近接し鉛直上方向に向かって配置
されたシリンダ72を備える。このシリンダ72から上
方に延在するロッド74には、押上部材76が固着され
ている。
【0015】搬送機構26は、水平方向に延在するガイ
ドロッド78に沿って進退自在なロッドレスシリンダ8
0を備え、このロッドレスシリンダ80の下部にプレー
ト12を吸着保持するための吸着手段82と、最上位の
プレート12が押圧手段20を介して矢印A方向に平行
移動する際にこの最上位のプレート12を上方から押圧
保持するための保持手段84とが装着される。
【0016】吸着手段82は、鉛直下方向に指向してロ
ッドレスシリンダ80に支持されるシリンダ86を備
え、このシリンダ86から下方向に延びるロッド88に
取付板90が固定される。取付板90には、図示しない
真空発生器に接続された複数の吸着盤92が装着される
とともに、プレート12に位置決め用の孔部が設けられ
ている場合には、この孔部に進入して前記プレート12
の位置決めを行うための位置決め部材94が必要に応じ
て装着される。
【0017】保持手段84は、同様にロッドレスシリン
ダ80に支持されるシリンダ96を備え、このシリンダ
96から下方に延在するロッド98には、最上位のプレ
ート12が矢印A方向に移動する際にこの最上位のプレ
ート12を押圧した状態で転動自在なローラ100と、
昇降手段18が上昇する際に該最上位のプレート12が
前記ローラ100に接触したことを検知するLS等のセ
ンサ102とが装着される。
【0018】図3に示すように、最上位のプレート12
が押圧手段20を介して矢印A方向に所定量だけ移動し
た後、次なるプレート12上にのみ臨入して該次なるプ
レート12を支持する残プレート支持手段104が設け
られる。この残プレート支持手段104は、互いに対向
して配設されるシリンダ106a、106bを備え、こ
のシリンダ106a、106bから延在するロッド10
8a、108bに係止部材110a、110bが設けら
れる。
【0019】排出ローラ24は、矢印A方向に交差する
矢印C方向に対し下方に傾斜して順次配設された複数の
ローラ112と、プレート12の形状判別を行うための
識別センサ114とを備える。プレート12は、これら
のローラ112の傾斜並びにそれぞれの回転動作に伴っ
て、矢印C方向に搬送可能である。
【0020】次に、以上のように構成される分離供給装
置10の動作について説明する。
【0021】先ず、昇降手段18を構成する第1リフト
部34および第2リフト部36が原位置である最下段に
配置されており、第1乃至第4ストック部28a〜28
dの中、例えば、第1ストック部28aに収容されてい
るパレット14が昇降手段18に移送される。
【0022】すなわち、第1ストック部28aに設けら
れているストッパ32が駆動されてパレット14の開口
部14aからこのストッパ32が離脱した後、前記第1
ストック部28aのローラ30上に配置されているパレ
ット14が第1リフト部34を構成するローラコンベア
50上に移載され(図4参照)、さらにストッパ51が
駆動されてこのパレット14を支持する。
【0023】次いで、モータ38が駆動され、このモー
タ38の駆動軸38aにチェーン・スプロケット手段4
0を介して連結されている回転軸42が回転される。こ
の回転軸42のねじ状外周部に噛合しているナット部材
44を介し、ブラケット46がパレット14と一体的に
上昇する。モータ38の回転駆動と同時に、保持手段8
4を構成するシリンダ96が駆動され、ローラ100お
よびセンサ102が下降して所定の位置に位置決めされ
る。
【0024】ブラケット46と一体的にパレット14が
上昇すると、このパレット14上の最上位のプレート1
2が保持手段84を構成するローラ100に当接すると
同時に、センサ102がこの最上位のプレート12を検
知し、これによりモータ38の駆動が停止される。そこ
で、第2リフト部36を構成するシリンダ52が駆動さ
れ、支持板56および載置板62が、パレット14の開
口部14a内を貫通してこのパレット14上に積層され
ているプレート12を直接載置し、これらのプレート1
2を1枚のプレート12の厚み(約1.2mm)分だけ
ストッパ64の上面から上昇させる。
【0025】この状態で、図5に示すように、押圧手段
20を構成するシリンダ66が駆動され、ロッド68を
介して押圧部材70が矢印A方向に所定量だけ突出され
る。このため、押圧部材70は、最上位のプレート12
の一端を横方向(矢印A方向)に一定量(約10mm程
度)押圧し、この最上位のプレート12が矢印A方向に
平行移動されてその他端側が分離手段22の上方に配置
される(図3参照)。
【0026】その際、最上位のプレート12の上面に
は、転動自在なローラ100の押圧作用下に所定の押圧
力が付与されており、押圧手段20を介して1枚のプレ
ート12のみを矢印A方向に押し出すことができる。ま
た、次なるプレート12は、ストッパ64によりその矢
印A方向先端部が保持されており(図5参照)、この次
なるプレート12の移動を確実に規制することができ
る。さらに、ローラ100は、プレート12上を転動自
在であり、このプレート12上に前記ローラ100によ
って損傷等を与えることがない。
【0027】一方、第2リフト部36を構成する支持板
56上には、ばね60を介して載置板62がフローチン
グ支持されている。このため、支持板56を上昇させて
最上位のプレート12がローラ100に当接する際、そ
の衝突力を前記ばね60により吸収することが可能にな
り、該プレート12の損傷を確実に防止することができ
るという利点がある。
【0028】次いで、吸着手段82を構成するシリンダ
86が駆動され、取付板90を介して吸着盤92が下降
する。この吸着盤92は、プレート12の端面を複数個
所だけ吸着する。また、残プレート支持手段104を構
成するシリンダ106a、106bが駆動され、係止部
材110a、110bが進出して最上位のプレート12
が移動した形状部分、すなわち、次なるプレート12上
のみにこの係止部材110a、110bが臨入する(図
3参照)。
【0029】そこで、保持手段84を構成するシリンダ
96を介してローラ100およびセンサ102が上昇す
るとともに、押圧手段20を構成するシリンダ66が駆
動されて押圧部材70が退動する一方、分離手段22を
構成するシリンダ72が駆動される。このため、ロッド
74が上昇し、これに設けられている押上部材76を介
して最上位のプレート12の他端が持ち上げられる(図
6参照)。
【0030】次に、シリンダ86が駆動され、吸着盤9
2と最上位のプレート12とが一体的に上昇する。ここ
で、次なるプレート12は、残プレート支持手段104
に保持されており、最上位のプレート12と一体的に取
り出されることはない。吸着盤92と一体的に上昇され
た最上位のプレート12は、ロッドレスシリンダ80が
矢印A方向に移動することにより、パレット14上から
取り出されて排出ローラ24上に移送される。
【0031】この排出ローラ24側では、識別センサ1
14を介してプレート12の形状判別が行われ、この判
別結果が良であれば、シリンダ86が駆動されて吸着盤
92と一体的にプレート12が下降する。さらに、吸着
盤92による吸引が解除されることにより、プレート1
2が複数のローラ112上に載置される。これらのロー
ラ112は、矢印C方向に向かって順次低くなってお
り、排出ローラ24に移送されたプレート12は、この
傾斜に沿って矢印C方向に円滑に排出されることにな
る。
【0032】そして、ロッドレスシリンダ80が矢印A
とは逆方向に移動され、吸着手段82および保持手段8
4がパレット14上に位置決めされた後、第2リフト部
36を介して載置板62がプレート12の1枚の板厚に
対応する距離だけ上昇される。これにより、次なるプレ
ート12は、ストッパ64の上面から上方に配置されて
取り出し高さ位置に位置決めされる。この次なるプレー
ト12は、上記の最上位のプレート12と同様の手順に
より排出ローラ24側に移送される。
【0033】この場合、本実施例では、取り出し高さ位
置に位置決めされた最上位のプレート12が、押圧手段
20を介して矢印A方向に所定量だけ水平移動された
後、分離手段22を構成する押上部材76により持ち上
げられる。このため、防錆油等によって互いに密着状態
で積層された肉薄でかつ密着面積の大きなプレート12
であっても、最上位のプレート12を次なるプレート1
2から容易かつ確実に分離させることができるという効
果が得られる。
【0034】その際、次なるプレート12の矢印A方向
先端がストッパ64に保持されるとともに、分離手段2
2が駆動される際には残プレート支持手段104が前記
次なるプレート12上に臨入している。このため、最上
位のプレート12のみを矢印A方向に押圧してその先端
部を持ち上げることができ、該プレート12を1枚ずつ
確実に分離させることが可能になる。
【0035】さらに、最上位のプレート12を押圧手段
20を介して矢印A方向に押圧する際、保持手段84を
構成するローラ100によりこの最上位のプレート12
が上方から押圧保持されている。これによって、最上位
のプレート12に対し上下の押圧力のバランスを確保す
ることができ、この最上位のプレート12のみを矢印A
方向に押し出すことが可能になるとともに、ローラ10
0が転動することにより前記プレート12の損傷を有効
に回避することができる。
【0036】また、パレット14が第1リフト部34を
構成するモータ38を介して所定の高さ位置に迅速に配
置された後、第2リフト部36を構成するシリンダ52
の作用下に前記パレット14から複数のプレート12が
上昇される。従って、最上位のプレート12を所定の取
り出し高さ位置に対して効率的かつ自動的に供給するこ
とが可能になる。なお、パレット14上にはダミープレ
ート116を介してプレート12が積層されている。こ
のため、プレート12の残量が少なくなった際にこのプ
レート12の残留性を高めることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る薄板の分離供給装置によれ
ば、以下の効果乃至利点が得られる。
【0038】パレットが第1リフト部を介して所定の高
さ位置に迅速に配置されるとともに、第2リフト部を介
して最上位の薄板が、順次、取り出し高さ位置に高精度
に位置決めされるため、前記薄板を取り出し高さ位置に
対して効率的かつ自動的に供給することが可能になる。
最上位の薄板は、積層位置から平行移動するとともに、
その突出した端部が上方に押圧されるため、他の薄板か
ら確実に分離される。これにより、薄板の分離供給作業
の効率化が容易に遂行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分離供給装置の概略正面図であ
る。
【図2】前記分離供給装置の概略側面図である。
【図3】前記分離供給装置の概略平面図である。
【図4】前記分離供給装置の駆動状態を示し、ストック
手段から昇降手段にパレットが移載された状態の説明図
である。
【図5】前記分離供給装置の動作を示し、押圧手段を介
して最上位のプレートが押し出された状態の説明図であ
る。
【図6】前記分離供給装置の動作を示し、前記プレート
の端部が押し上げられた状態の説明図である。
【符号の説明】
10…分離供給装置 12…プレー
ト 14…パレット 18…昇降手
段 20…押圧手段 22…分離手
段 24…排出ローラ 26…搬送機
構 34、36…リフト部 62…載置板 66、72…シリンダ 70…押圧部
材 76…押上部材 80…ロッド
レスシリンダ 84…保持手段 100…ロー
ラ 102…センサ 104…残プ
レート支持手段
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 雅由 静岡県浜松市葵東1丁目13番1号 本田 技研工業株式会社 浜松製作所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層された複数の薄板を吸着手段により一
    枚ずつ吸着保持して送り出す薄板の分離供給装置であっ
    て、複数の薄板が積層された複数のパレットをストックする
    ストック手段と、 前記ストック手段から引き込まれた一つのパレットを載
    置し、前記パレット上の 最上位の薄板を取り出し高さ位
    置に位置決めする昇降手段と、 前記取り出し高さ位置に位置決めされた前記最上位の薄
    板の一端を横方向に押圧し、該最上位の薄板を積層位置
    から平行移動させる押圧手段と、 前記積層位置から平行移動した該最上位の薄板の他端を
    下方から上方に向かって押圧し、該最上位の薄板を他の
    薄板から分離させる分離手段と、を備え、 前記昇降手段は、前記ストック手段に対応して配置さ
    れ、前記ストック手段から引き込まれた一つのパレット
    を載置して昇降自在な第1リフト部と、 前記第1リフト部に設けられ、前記パレット上に積層さ
    れた前記複数の薄板を該パレットから取り出して上昇可
    能な第2リフト部と、 を備えることを特徴とする薄板の分離供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の分離供給装置において、前
    記最上位の薄板が前記押圧手段を介して平行移動する
    際、該最上位の薄板を上方から押圧保持するための保持
    手段を備えることを特徴とする薄板の分離供給装置。
  3. 【請求項3】請求項記載の分離供給装置において、前
    押圧手段を介して前記最上位の薄板が積層位置から平
    行移動した後、次なる薄板上に臨入して前記次なる薄板
    を支持する残薄板支持手段を備えることを特徴とする薄
    板の分離供給装置。
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