JP2942635B2 - ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物 - Google Patents
ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物Info
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- JP2942635B2 JP2942635B2 JP2406174A JP40617490A JP2942635B2 JP 2942635 B2 JP2942635 B2 JP 2942635B2 JP 2406174 A JP2406174 A JP 2406174A JP 40617490 A JP40617490 A JP 40617490A JP 2942635 B2 JP2942635 B2 JP 2942635B2
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- JP
- Japan
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- polyarylene sulfide
- pas
- parts
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L81/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of polysulfones; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L81/02—Polythioethers; Polythioether-ethers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L15/00—Compositions of rubber derivatives
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
- C08L9/02—Copolymers with acrylonitrile
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形品の成形材料
等として使用されるポリアリ−レンスルフィド樹脂組成
物に関する。
等として使用されるポリアリ−レンスルフィド樹脂組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリアリ−レンスルフィド(PAS)
は、耐熱性、難燃性等に優れた特性を有するため、エン
ジニアリングプラスチックとして多くの分野で使用され
ている。しかし、PASは耐衝撃強度が十分でなく、こ
のため、PASに天然ゴム,NBR,イソプレンゴム等
のゴム性材料を添加することによってその耐衝撃強度を
改良することが試みられているが、これらのゴム性材料
は分子内に二重結合を持つため、PASの混練温度では
熱劣化を生じ、耐衝撃性の向上に十分寄与しない。
は、耐熱性、難燃性等に優れた特性を有するため、エン
ジニアリングプラスチックとして多くの分野で使用され
ている。しかし、PASは耐衝撃強度が十分でなく、こ
のため、PASに天然ゴム,NBR,イソプレンゴム等
のゴム性材料を添加することによってその耐衝撃強度を
改良することが試みられているが、これらのゴム性材料
は分子内に二重結合を持つため、PASの混練温度では
熱劣化を生じ、耐衝撃性の向上に十分寄与しない。
【0003】これに対し、スチレン−ブタジエン−スチ
レン共重合体(SBS)に水素添加を行なって熱劣化性
を改良したスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共
重合体(SEBS)をゴム性材料としてPASに配合
し、これによりPASの耐衝撃性を改良することが提案
されている(特開昭62−118369号,特開昭63
−161057号,特開平1−240566号,特開平
2−215861号)。
レン共重合体(SBS)に水素添加を行なって熱劣化性
を改良したスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共
重合体(SEBS)をゴム性材料としてPASに配合
し、これによりPASの耐衝撃性を改良することが提案
されている(特開昭62−118369号,特開昭63
−161057号,特開平1−240566号,特開平
2−215861号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、PASにSE
BSを配合した場合、下記a〜eの問題、すなわち、 a.SEBSはPASへの相溶性が良くないので、表層
剥離を起こす。 b.酸変成によりSEBSの相溶性を改良しても、酸官
能基による分解ガスの発生、電気特性の低下が生じる。 c.SEBSとPASとからなる組成物は耐ガソリン性
(耐油性)に劣る。 d.SEBSは熱可塑性エラストマーであるため、SE
BSを配合することによりPASのHDT(熱変形温
度)が大きく低下する。 e.SEBSを配合することによりPASの耐衝撃性は
いくぶん改良されるが、PASへの相溶性の悪さのため
ドメイン部の分散不良を引き起し、満足のいく改良効果
が得られない。 といった問題が生じ、このためSEBSの添加によって
もPASの耐衝撃性を十分に改良することは困難であ
る。本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、PAS
の耐油性、HDT(熱変形温度)を低下させることなく
耐衝撃強度を向上させたポリアリ−レンスルフィド樹脂
組成物を提供することを目的とする。
BSを配合した場合、下記a〜eの問題、すなわち、 a.SEBSはPASへの相溶性が良くないので、表層
剥離を起こす。 b.酸変成によりSEBSの相溶性を改良しても、酸官
能基による分解ガスの発生、電気特性の低下が生じる。 c.SEBSとPASとからなる組成物は耐ガソリン性
(耐油性)に劣る。 d.SEBSは熱可塑性エラストマーであるため、SE
BSを配合することによりPASのHDT(熱変形温
度)が大きく低下する。 e.SEBSを配合することによりPASの耐衝撃性は
いくぶん改良されるが、PASへの相溶性の悪さのため
ドメイン部の分散不良を引き起し、満足のいく改良効果
が得られない。 といった問題が生じ、このためSEBSの添加によって
もPASの耐衝撃性を十分に改良することは困難であ
る。本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、PAS
の耐油性、HDT(熱変形温度)を低下させることなく
耐衝撃強度を向上させたポリアリ−レンスルフィド樹脂
組成物を提供することを目的とする。
【0005】本発明は、上記目的を達成するため、ポリ
アリ−レンスルフィド60〜99重量%および不飽和度
が7モル%以下となるように水素添加されたアクリルニ
トリル−ブタジエンゴム1〜40重量%からなる組成物
(第1組成物)100重量部に対して、エポキシ樹脂を
0.05〜5重量部の範囲内で添加してなるポリアリ−
レンスルフィド樹脂組成物(第2組成物)を提供する。
また、本発明は、上記第2組成物100重量部に対し
て、繊維状強化材及び無機充填材あるいはいずれか一方
の材料を5〜200重量部の範囲内で添加してなるポリ
アリ−レンスルフィド樹脂組成物(第4組成物)を提供
する。
アリ−レンスルフィド60〜99重量%および不飽和度
が7モル%以下となるように水素添加されたアクリルニ
トリル−ブタジエンゴム1〜40重量%からなる組成物
(第1組成物)100重量部に対して、エポキシ樹脂を
0.05〜5重量部の範囲内で添加してなるポリアリ−
レンスルフィド樹脂組成物(第2組成物)を提供する。
また、本発明は、上記第2組成物100重量部に対し
て、繊維状強化材及び無機充填材あるいはいずれか一方
の材料を5〜200重量部の範囲内で添加してなるポリ
アリ−レンスルフィド樹脂組成物(第4組成物)を提供
する。
【0006】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明で用いるPASの種類に限定はなく、直鎖型、分
岐型及び熱架橋型のいずれでも使用することができ、さ
らにこれらの混合物も用いることができる。また、PA
S中における芳香族基の割合は全体の70モル%以上、
特に80モル%以上であることが好ましい。芳香族基の
割合が70モル%未満であるとPASの熱融解温度(T
m)が低くなり、HDTが低下することがある。さら
に、PASのメルトインデックス(MI)は5〜104
g/10分であることが望ましい。MIが5g/10分
未満であると成形が困難になることがあり、104g/
10分を超えると期待される物性がでないことがある。
本発明で用いるPASの種類に限定はなく、直鎖型、分
岐型及び熱架橋型のいずれでも使用することができ、さ
らにこれらの混合物も用いることができる。また、PA
S中における芳香族基の割合は全体の70モル%以上、
特に80モル%以上であることが好ましい。芳香族基の
割合が70モル%未満であるとPASの熱融解温度(T
m)が低くなり、HDTが低下することがある。さら
に、PASのメルトインデックス(MI)は5〜104
g/10分であることが望ましい。MIが5g/10分
未満であると成形が困難になることがあり、104g/
10分を超えると期待される物性がでないことがある。
【0007】ここで、本発明において好適に使用できる
PASとしては、例えば、下記化学式1
PASとしては、例えば、下記化学式1
【化1】 で表わされる繰り返し単位を有するポリフェニレンスル
フィドが挙げられる。上記ポリフェニレンスルフィドと
しては、パラフェニレン基が全体の70モル%以上、好
ましくは80モル%以上であり、溶媒α−クロルナフタ
レン100mに溶質0.4gを加えて205℃で得られ
た溶液粘度ηが0.05dl/g以上、好ましくは0.
1〜0.8dl/gのものが特に好適に用いられる。な
お、ポリフェニレンスルフィドとしては、パラフェニレ
ン基からなるものの他に、例えば30モル%以下のメタ
フェニレン基,オルソフェニレン基との共重合体も使用
できる。この場合、これら共重合体としては、ブロック
共重合体が好ましい。
フィドが挙げられる。上記ポリフェニレンスルフィドと
しては、パラフェニレン基が全体の70モル%以上、好
ましくは80モル%以上であり、溶媒α−クロルナフタ
レン100mに溶質0.4gを加えて205℃で得られ
た溶液粘度ηが0.05dl/g以上、好ましくは0.
1〜0.8dl/gのものが特に好適に用いられる。な
お、ポリフェニレンスルフィドとしては、パラフェニレ
ン基からなるものの他に、例えば30モル%以下のメタ
フェニレン基,オルソフェニレン基との共重合体も使用
できる。この場合、これら共重合体としては、ブロック
共重合体が好ましい。
【0008】さらに、本発明で用いるPASは、下記化
学式2
学式2
【化2】 (式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基、nは1〜4を
示す。)で表わされる繰り返し単位を1種または2種以
上含むものであってもよい。なお、本発明で用いるPA
Sとしては、公知の方法(例えば特開平2−10766
6号等)で製造したものを使用することができる。
示す。)で表わされる繰り返し単位を1種または2種以
上含むものであってもよい。なお、本発明で用いるPA
Sとしては、公知の方法(例えば特開平2−10766
6号等)で製造したものを使用することができる。
【0009】本発明において、水素添加されたアクリロ
ニトリル−ブタジエンゴム(水添NBR)としては、不
飽和度が7モル%以下、好ましくは5モル%以下のもの
を用いる。不飽和度が7モル%を超えると、熱劣化によ
る分解によって、ガスが発生したり、ゴム的性質が損な
われることに起因する成形不良,耐衝撃性の低下が生じ
たりする。なお、不飽和度は、全体として7モル%以下
になっていればよい。すなわち、一部に不飽和度が7モ
ル%以上のものを用いた場合であっても、不飽和度が低
いものを混合することによって全体として7モル%以下
になっていればよい。
ニトリル−ブタジエンゴム(水添NBR)としては、不
飽和度が7モル%以下、好ましくは5モル%以下のもの
を用いる。不飽和度が7モル%を超えると、熱劣化によ
る分解によって、ガスが発生したり、ゴム的性質が損な
われることに起因する成形不良,耐衝撃性の低下が生じ
たりする。なお、不飽和度は、全体として7モル%以下
になっていればよい。すなわち、一部に不飽和度が7モ
ル%以上のものを用いた場合であっても、不飽和度が低
いものを混合することによって全体として7モル%以下
になっていればよい。
【0010】また、水添NBRとしては、結合アクリロ
ニトリル量が30モル%以上のもの、特に30〜60モ
ル%のものが好ましい。結合アクリロニトリル量が30
モル%未満であると、組成物の耐油性が低下することが
ある。なお、本発明で用いる水添NBRは、公知の製法
(例えば特開平1−242643号等)で得ることがで
きる。例えば、通常の乳化重合によって調製したアクリ
ロニトリル−ブタジエン共重合ゴムをメチルイソブチル
ケトンに溶解し、パラジウム/シリカ触媒を用いて耐圧
容器中でブタジエン単位部分を部分水素化することによ
り得ることができる。
ニトリル量が30モル%以上のもの、特に30〜60モ
ル%のものが好ましい。結合アクリロニトリル量が30
モル%未満であると、組成物の耐油性が低下することが
ある。なお、本発明で用いる水添NBRは、公知の製法
(例えば特開平1−242643号等)で得ることがで
きる。例えば、通常の乳化重合によって調製したアクリ
ロニトリル−ブタジエン共重合ゴムをメチルイソブチル
ケトンに溶解し、パラジウム/シリカ触媒を用いて耐圧
容器中でブタジエン単位部分を部分水素化することによ
り得ることができる。
【0011】本発明の第1組成物において、PASの配
合量は全体の60〜99重量%、好ましくは80〜95
重量%であり、水添NBRの配合量は40〜1重量%、
好ましくは20〜5重量%である。PASが60重量%
未満で水添NBRが40重量%を超えると、水添NBR
が連続相になり、HDTが低下する。PASが99重量
%を超え、水添NBRが1重量%未満であると、水添N
BRの配合効果が発現せず、PASの耐衝撃性を改良す
ることができない。
合量は全体の60〜99重量%、好ましくは80〜95
重量%であり、水添NBRの配合量は40〜1重量%、
好ましくは20〜5重量%である。PASが60重量%
未満で水添NBRが40重量%を超えると、水添NBR
が連続相になり、HDTが低下する。PASが99重量
%を超え、水添NBRが1重量%未満であると、水添N
BRの配合効果が発現せず、PASの耐衝撃性を改良す
ることができない。
【0012】本発明の第2組成物は、上記第1組成物1
00重量部に対し、エポキシ樹脂を0.05〜5重量部
配合したもので、これにより相溶性が改良されたもので
ある。本発明で使用するエポキシ樹脂は、二個以上のエ
ポキシ基を含むエポキシ樹脂である。また、エポキシ樹
脂としては、液体状または固体状のものを使用すること
ができる。
00重量部に対し、エポキシ樹脂を0.05〜5重量部
配合したもので、これにより相溶性が改良されたもので
ある。本発明で使用するエポキシ樹脂は、二個以上のエ
ポキシ基を含むエポキシ樹脂である。また、エポキシ樹
脂としては、液体状または固体状のものを使用すること
ができる。
【0013】エポキシ樹脂の具体例としては、ビスフェ
ノールA、レゾルシノール、ハイドロキノン、ピロカテ
コール、ビスフェノールF、サリゲニン、1,3,5−
トリヒドロキシベンゼン、ビスフェノールS、トリヒド
ロキシ−ジフェニルジメチルメタン、4,4′−ジヒド
ロキシビフェニル、1,5−ジヒドロキシナフタレン、
カシューフェノール、2,2,5,5,−テトラキス
(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサンなどのビスフェノ
ールのグリシジルエーテル、ビスフェノールの代わりに
ハロゲン化ビスフェノール、ブタンジオールのジグリシ
ジルエーテルなどのグリシジルエーテル系、フタル酸グ
リシジルエステル等のグリシジルエステル系、N−グリ
シジルアニリン等のグリシジルアミン系等のグリシジル
エポキシ樹脂、エポキシ化ポリオレフィン、エポキシ化
大豆油等の線状系およびビニルシクロヘキセンジオキサ
イド、ジシクロペンタジエンオキサイド等の環状系の非
グリシジルエポキシ樹脂が例示される。また、ノボラッ
ク型エポキシ樹脂およびこれらのハロゲン置換物などを
挙げることができる。
ノールA、レゾルシノール、ハイドロキノン、ピロカテ
コール、ビスフェノールF、サリゲニン、1,3,5−
トリヒドロキシベンゼン、ビスフェノールS、トリヒド
ロキシ−ジフェニルジメチルメタン、4,4′−ジヒド
ロキシビフェニル、1,5−ジヒドロキシナフタレン、
カシューフェノール、2,2,5,5,−テトラキス
(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサンなどのビスフェノ
ールのグリシジルエーテル、ビスフェノールの代わりに
ハロゲン化ビスフェノール、ブタンジオールのジグリシ
ジルエーテルなどのグリシジルエーテル系、フタル酸グ
リシジルエステル等のグリシジルエステル系、N−グリ
シジルアニリン等のグリシジルアミン系等のグリシジル
エポキシ樹脂、エポキシ化ポリオレフィン、エポキシ化
大豆油等の線状系およびビニルシクロヘキセンジオキサ
イド、ジシクロペンタジエンオキサイド等の環状系の非
グリシジルエポキシ樹脂が例示される。また、ノボラッ
ク型エポキシ樹脂およびこれらのハロゲン置換物などを
挙げることができる。
【0014】好ましいのは、エポキシ基を三個以上含有
するエポキシ樹脂、たとえばノボラック型エポキシ樹脂
等である。ノボラック型エポキシ樹脂は通常エポキシ基
を2個以上含有するものであり、ノボラック型フェノー
ル樹脂にエピクロルヒドリンを反応させて得られる。こ
の原料のフェノール類としては、フェノール、o−クレ
ゾール、m−クレゾール、ビスフェノールA、レゾルシ
ノール、p−ターシャリーブチルフェノール、ビスフェ
ノールS、ビスフェノールFあるいはこれらの混合物が
用いられる。
するエポキシ樹脂、たとえばノボラック型エポキシ樹脂
等である。ノボラック型エポキシ樹脂は通常エポキシ基
を2個以上含有するものであり、ノボラック型フェノー
ル樹脂にエピクロルヒドリンを反応させて得られる。こ
の原料のフェノール類としては、フェノール、o−クレ
ゾール、m−クレゾール、ビスフェノールA、レゾルシ
ノール、p−ターシャリーブチルフェノール、ビスフェ
ノールS、ビスフェノールFあるいはこれらの混合物が
用いられる。
【0015】第2組成物におけるエポキシ樹脂の添加量
は、第1組成物100重量部に対して0.05〜5重量
部、好ましくは0.1〜4重量部である。エポキシ樹脂
の添加量が0.05重量部未満であると、エポキシ樹脂
を配合した効果が得られない。一方、5重量部を超えて
配合したとしても、特に配合量の増加に見合う効果が得
られないし、むしろポリアリ−レンスルフィド樹脂組成
物は、粘度上昇による成形性の低下、難燃性の低下、さ
らには成形品表面へのブリード等を生じるおそれがあ
る。
は、第1組成物100重量部に対して0.05〜5重量
部、好ましくは0.1〜4重量部である。エポキシ樹脂
の添加量が0.05重量部未満であると、エポキシ樹脂
を配合した効果が得られない。一方、5重量部を超えて
配合したとしても、特に配合量の増加に見合う効果が得
られないし、むしろポリアリ−レンスルフィド樹脂組成
物は、粘度上昇による成形性の低下、難燃性の低下、さ
らには成形品表面へのブリード等を生じるおそれがあ
る。
【0016】本発明の第4組成物は、上記第2組成物1
00重量部に対して、繊維状強化材及び無機充填材ある
いはいずれか一方の材料を5〜200重量部の範囲内で
配合したものであり、これによって耐衝撃性の向上及び
HDTの低下防止をより効果的に達成したものである。
00重量部に対して、繊維状強化材及び無機充填材ある
いはいずれか一方の材料を5〜200重量部の範囲内で
配合したものであり、これによって耐衝撃性の向上及び
HDTの低下防止をより効果的に達成したものである。
【0017】ここで、繊維状強化材の種類に制限はない
が、例えばガラス繊維,炭素繊維,アラミド繊維等の有
機繊維や、繊維状の炭化ケイ素,シリカ,アルミナ,ジ
ルコニア、チタン酸カリウム,硫化カルシウム,ケイ酸
カルシウムなどを使用でき、なかでもガラス繊維,炭素
繊維,アラミド繊維等の有機繊維が良好に用いられる。
また、無機充填材の種類も限られないが、例えばガラ
ス,タルク、マイカ,カオリン,クレイ,リン酸マグネ
シウム,炭酸カルシウム,ケイ酸カルシウム,硫酸カル
シウム,酸化ケイ素,酸化アルミニウム,酸化チタン,
酸化クロム,酸化鉄,酸化銅,酸化亜鉛,炭素,黒鉛,
ふっ化ホウ酸,二硫化モリブデン,ケイ素の粉末等を好
適に使用することができる。繊維状強化材及び/又は無
機充填材の配合量は、第1組成物100重量部に対して
5〜200重量部、好ましくは10〜100重量部であ
る。5重量部未満であるとその配合効果が発現せず、2
00重量部を超えると組成物の流動性が低下し、成形が
困難になる。
が、例えばガラス繊維,炭素繊維,アラミド繊維等の有
機繊維や、繊維状の炭化ケイ素,シリカ,アルミナ,ジ
ルコニア、チタン酸カリウム,硫化カルシウム,ケイ酸
カルシウムなどを使用でき、なかでもガラス繊維,炭素
繊維,アラミド繊維等の有機繊維が良好に用いられる。
また、無機充填材の種類も限られないが、例えばガラ
ス,タルク、マイカ,カオリン,クレイ,リン酸マグネ
シウム,炭酸カルシウム,ケイ酸カルシウム,硫酸カル
シウム,酸化ケイ素,酸化アルミニウム,酸化チタン,
酸化クロム,酸化鉄,酸化銅,酸化亜鉛,炭素,黒鉛,
ふっ化ホウ酸,二硫化モリブデン,ケイ素の粉末等を好
適に使用することができる。繊維状強化材及び/又は無
機充填材の配合量は、第1組成物100重量部に対して
5〜200重量部、好ましくは10〜100重量部であ
る。5重量部未満であるとその配合効果が発現せず、2
00重量部を超えると組成物の流動性が低下し、成形が
困難になる。
【0018】本発明の樹脂組成物には、必要により他の
樹脂を加えることもできる。これら樹脂としては、例え
ば、エチレン、ブチレン、ペンテン、ブタジエン、イソ
プレン、クロロプレン、スチレン、α−メチルスチレ
ン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、
(メタ)アクリロニトリルなどの単独重合体または共重
合体、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナ
イロン12、ナイロン46等のポリアミド、ポリウレタ
ン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリサルホ
ン、ポリアリルサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリ
アリレート、ポリフェニレンオキシド、ポリエーテルケ
トン、ポリイミド、シリコーン樹脂、フェノキシ樹脂、
フッ素樹脂、ポリアリールエーテルなどの単独重合体、
ランダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合
体、などを挙げることができる。また、不飽和カルボン
酸あるいは、その誘導体により変性されたポリオレフィ
ン系樹脂なども用いることができる。これらは一種を単
独で使用することができるし、二種以上を併用すること
もできる。
樹脂を加えることもできる。これら樹脂としては、例え
ば、エチレン、ブチレン、ペンテン、ブタジエン、イソ
プレン、クロロプレン、スチレン、α−メチルスチレ
ン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、
(メタ)アクリロニトリルなどの単独重合体または共重
合体、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナ
イロン12、ナイロン46等のポリアミド、ポリウレタ
ン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリサルホ
ン、ポリアリルサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリ
アリレート、ポリフェニレンオキシド、ポリエーテルケ
トン、ポリイミド、シリコーン樹脂、フェノキシ樹脂、
フッ素樹脂、ポリアリールエーテルなどの単独重合体、
ランダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合
体、などを挙げることができる。また、不飽和カルボン
酸あるいは、その誘導体により変性されたポリオレフィ
ン系樹脂なども用いることができる。これらは一種を単
独で使用することができるし、二種以上を併用すること
もできる。
【0019】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に示す
が、本発明は下記実施例に限定されるものではない。 実施例1〜4、比較例1〜5、参考例1〜9 表1に示す種類、量のPAS、ゴム、エポキシ樹脂及び
強化材/充填材をドライブレンドした後、樹脂温度33
0℃にて混練し、造粒した。次に、得られたペレットを
成形温度280〜320℃、金型温度135℃にて射出
成形することにより試験片を作成し、表1に示す試験を
行った。結果を表1に示す。
が、本発明は下記実施例に限定されるものではない。 実施例1〜4、比較例1〜5、参考例1〜9 表1に示す種類、量のPAS、ゴム、エポキシ樹脂及び
強化材/充填材をドライブレンドした後、樹脂温度33
0℃にて混練し、造粒した。次に、得られたペレットを
成形温度280〜320℃、金型温度135℃にて射出
成形することにより試験片を作成し、表1に示す試験を
行った。結果を表1に示す。
【0020】なお、表1中の材料としては下記のものを
用いた。 [PAS] P1:直鎖状ポリフェニレンスルフィド MI=200(ASTM D 1238 74に準拠して測定) [ゴム] R1:水素添加アクリロ−ニトリルゴム (商品名 Zetpol 2010 日本ゼオン社製) 結合アクリロニトリル量36% 不飽和度3.85% R2:水素添加アクリロ−ニトリルゴム (商品名 Zetpol 2020 日本ゼオン社製) 結合アクリロニトリル量36% 不飽和度10% R3:SEBS(スチエン−エチレン・ブチレン−スチ
レン共重合体,商品名H1041旭化成社製)
用いた。 [PAS] P1:直鎖状ポリフェニレンスルフィド MI=200(ASTM D 1238 74に準拠して測定) [ゴム] R1:水素添加アクリロ−ニトリルゴム (商品名 Zetpol 2010 日本ゼオン社製) 結合アクリロニトリル量36% 不飽和度3.85% R2:水素添加アクリロ−ニトリルゴム (商品名 Zetpol 2020 日本ゼオン社製) 結合アクリロニトリル量36% 不飽和度10% R3:SEBS(スチエン−エチレン・ブチレン−スチ
レン共重合体,商品名H1041旭化成社製)
【0021】 [エポキシ樹脂] E1:クレゾールノボラック型エポキシ樹脂 (ECN1299 チバガイギー社製) E2:フェノールノボラック型エポキシ樹脂 (N770 大日本インキ社製) [強化材/充填材] G1:ガラス繊維(商品名 MAFT104旭ファイバ
ーガラス社製) 径 13ミクロン 長さ 3ミリ G2:炭酸カルシウム(商品名 ホワイトンP−30
白石工業社製) G3:G1のガラス繊維とG2の炭酸カルシウムとを重
量比1:1で混合したもの。
ーガラス社製) 径 13ミクロン 長さ 3ミリ G2:炭酸カルシウム(商品名 ホワイトンP−30
白石工業社製) G3:G1のガラス繊維とG2の炭酸カルシウムとを重
量比1:1で混合したもの。
【0022】また、表1中の試験は次の方法で行なっ
た。 [アイゾット衝撃強度] ASTM D256に準拠して測定した。 [熱変形温度] ASTM D648に準拠して測定した。荷重は18.
5kg/cm2とした。 [耐ガソリン強度低下率] イソオクタン/トルエン=7/3(ラウロイルパーオキ
サイド 3%添加)からなるモデルガソリンに試験片を
40℃にて240時間浸漬した後、ASTM D638
に準拠して引張試験を行なった。耐ガソリン強度低下率
は下記式によって求めた。 耐ガソリン強度低下率(%)=浸漬後の引張強度/浸漬
前の引張強度×100
た。 [アイゾット衝撃強度] ASTM D256に準拠して測定した。 [熱変形温度] ASTM D648に準拠して測定した。荷重は18.
5kg/cm2とした。 [耐ガソリン強度低下率] イソオクタン/トルエン=7/3(ラウロイルパーオキ
サイド 3%添加)からなるモデルガソリンに試験片を
40℃にて240時間浸漬した後、ASTM D638
に準拠して引張試験を行なった。耐ガソリン強度低下率
は下記式によって求めた。 耐ガソリン強度低下率(%)=浸漬後の引張強度/浸漬
前の引張強度×100
【表1】
【0023】表1の結果より、本発明組成物は、PAS
の耐ガソリン強度、HDTを保持したままそのアイゾッ
ト衝撃強度が向上していることがわかる。これに対し、
水添NBRを配合しない場合(比較例1)、不飽和度が
10モル%の水添NBRを配合した場合(比較例3)及
びSEBSを配合した場合(比較例4)は、いずれも本
発明の目的を達成できないものであった。
の耐ガソリン強度、HDTを保持したままそのアイゾッ
ト衝撃強度が向上していることがわかる。これに対し、
水添NBRを配合しない場合(比較例1)、不飽和度が
10モル%の水添NBRを配合した場合(比較例3)及
びSEBSを配合した場合(比較例4)は、いずれも本
発明の目的を達成できないものであった。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポリアリ
−レンスルフィド樹脂組成物は、ポリアリ−レンスルフ
ィドの耐油性、熱変形温度を低下させることなく耐衝撃
性を向上させたもので、電子電気部品等の射出成形品の
成形材料として特に有効に使用できるものである。
−レンスルフィド樹脂組成物は、ポリアリ−レンスルフ
ィドの耐油性、熱変形温度を低下させることなく耐衝撃
性を向上させたもので、電子電気部品等の射出成形品の
成形材料として特に有効に使用できるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリアリ−レンスルフィド60〜99重
量%および不飽和度が7モル%以下となるように水素添
加されたアクリルニトリル−ブタジエンゴム1〜40重
量%からなる組成物100重量部に対して、 エポキシ樹脂を0.05〜5重量部の範囲内で添加して
なるポリアリ−レンスルフィド樹脂組成物。 - 【請求項2】 請求項1に記載のポリアリ−レンスルフ
ィド樹脂組成物100重量部に対して、 繊維状強化材及び無機充填材あるいはいずれか一方の材
料を5〜200重量部の範囲内で添加してなるポリアリ
−レンスルフィド樹脂組成物。
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US4514588A (en) * | 1982-12-28 | 1985-04-30 | Phillips Petroleum Company | Encapsulated electronic components and encapsulation compositions |
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JPH0291157A (ja) * | 1988-09-28 | 1990-03-30 | Nippon Petrochem Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法 |
DE3941564A1 (de) * | 1989-12-16 | 1991-06-20 | Bayer Ag | Elastomermodifizierte polyarylensulfid-formmassen |
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1990
- 1990-12-07 JP JP2406174A patent/JP2942635B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-11-30 EP EP91120630A patent/EP0490203A1/en not_active Withdrawn
- 1991-12-06 US US07/803,445 patent/US5248730A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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EP0490203A1 (en) | 1992-06-17 |
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