JP2941687B2 - 管継手構造 - Google Patents

管継手構造

Info

Publication number
JP2941687B2
JP2941687B2 JP7164796A JP16479695A JP2941687B2 JP 2941687 B2 JP2941687 B2 JP 2941687B2 JP 7164796 A JP7164796 A JP 7164796A JP 16479695 A JP16479695 A JP 16479695A JP 2941687 B2 JP2941687 B2 JP 2941687B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring body
spacer ring
outer ring
belt
joint structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7164796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08334190A (ja
Inventor
三雄 芝辻
英雄 大月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FURUBAYASHI KOGYO KK
Original Assignee
FURUBAYASHI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FURUBAYASHI KOGYO KK filed Critical FURUBAYASHI KOGYO KK
Priority to JP7164796A priority Critical patent/JP2941687B2/ja
Publication of JPH08334190A publication Critical patent/JPH08334190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2941687B2 publication Critical patent/JP2941687B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、(図に示すように)外鍔部41を
有する被接続用管状部材B,Bを接続する管継手構造と
しては、ルーに外嵌して、予め組み付けたフランジ20
を備えた被接続用管状部材B,Bの外鍔部41,41を、シ
ール材45を介して対面させ、対面させた一対の上記フラ
ンジ20,20を、複数のボルト部材42とナット部材43にて
連結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では、作業現場まで運搬すべきセット(組立セ
ット)の最小単位の重量が、管状部材Bの重量に加えて
フランジ20,20の重量まで上乗せされるためかなり重く
なり(約50kgとなることもあり)、運搬及び配管の作業
性が悪い。かつ、接続に多く(4〜12本位)のボルト・
ナットの締め付けが必要で作業時間がかかる上、狭い所
での作業が困難であった。
【0004】また、上記管状部材Bにフランジ20,20を
組み込んだ組立セット状態で外鍔部41の製造(取付け)
を行わねばならないので、製造が困難である。更に、シ
ール材45にボルト挿入用の孔44を形成しなければなら
ず、手間もかかっていた。
【0005】そこで本発明は、上述の問題を解決して、
簡単に外鍔部を有する被接続用管状部材の接続作業(配
管作業)ができ、かつ、作業能率が向上すると共に、上
記管状部材の製造も容易となる管継手構造を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明に係る管継手構造は、外鍔部を有する一対の
被接続用管状部材を、該外鍔部相互をシール材を介して
対面させ、該外鍔部の外面側に、勾配面を有するスペー
サリング体を接触させ、かつ、該スペーサリング体の上
記勾配面に圧接する圧接内勾配面付きの凹溝を有する締
付外環体を、設けた管継手構造であって、上記締付外環
体が、外観上C文字型をなすベルトの内側に、所定寸法
の隙間をおいて、複数の円弧形状の圧接部材が固定され
てなり、該ベルトの上記所定寸法の隙間の対応部分が、
揺動可能部とされ、上記ベルトの両端を、開放可能かつ
締付可能な連結部材で連結し、該連結部材を開放すると
共に、上記揺動可能部にて上記締付外環体を拡径可能に
構成したものである。
【0007】
【作用】来のルーに外嵌されたフランジを有する被
接続用管状部材の組立セットと比較すると、管状部材と
スペーサリング体と締付外環体とを、それぞれ別々に運
搬して、組立現場にてはじめてセット化されるので、運
搬や(配管)接続作業が容易となる。
【0008】締付外環体を締め付けることによって、該
締付外環体の凹溝の圧接内勾配面がスペーサリング体の
勾配面に圧接し、該スペーサリング体はその圧力によっ
て外鍔部の外面に圧接する。それにより、一対の外鍔部
(一対の被接続用管状部材)シール材を介して強固に
接続される。
【0009】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき本発明を詳
説する。
【0010】図1は、管継手構造の外形を示す平面図、
図2はその要部断面図で、この管継手構造は、外鍔部1
を有する一対の被接続用管状部材A,Aが、該外鍔部
1,1相互を平面状のシール材5を介して対面させて、
相互に接続するものである。その両外鍔部1,1の外面
3,3側には、スペーサリング体7,7が接触し、該ス
ペーサリング体7,7の外面に、締付外環体10が圧接し
ている。なお、図2の断面図では、被接続用管状部材
A,Aの上部のみを示し、その下部の図示を省略してい
るが、その下部は上部と対称に現れる。
【0011】上述の被接続用管状部材A,Aは、例え
ば、(長尺の)管部材11や、(直角方向に弯曲するエル
ボ等の)継手部材12のようなものである。また、スペー
サリング体7は、例えば、管部材11及び継手部材12の胴
体である管部2,2の外径と略等しい内径を有する半割
形状(図3(イ)参照)である。
【0012】上述の締付外環体10は(図1参照)、外観
上C字型をしたベルト26の内側に、三つの円弧形状の圧
接部材27…を(溶接やリベット等によって固定されて)
設けたものであり、該圧接部材27,27間には、所定寸法
の隙間を設定している。その隙間部分のベルト26が、上
記締付外環体10を開放可能に構成するための揺動可能部
17となっている。
【0013】また、29は上記ベルト26の両端を連結する
連結部材であって、この連結部材29は、クイックラッチ
34と、これに連結ピン28にて揺動可能に枢着されたボル
ト37と、これに螺合するナット30と、トラニオン38等か
ら成る。
【0014】上記スペーサリング体7の外面は(図2参
照)、僅かに傾斜した勾配面6を有している。また、上
記締付外環体10は、凹溝9を有すると共に、該勾配面6
に圧接するための、圧接内勾配面8,8を該凹溝9に有
している。即ち、該凹溝9は横断面台形状である。
【0015】締付外環体10による両被接続用管状部材
A,Aの接続作業について説明すると、まず、連結部材
29を開放して、締付外環体10を、スペーサリング体7,
7を配設した外鍔部1,1の外周側から、取付けて後
(図2参照)、連結部材29を閉じて、ナット30を締め付
ければ、圧接部材27の凹溝9の横断面形状は台形状であ
るので、強固に接続が行われる。
【0016】この締付外環体10の締付力13が、スペーサ
リング体7に与える作用について、図2に基づいて説明
すると、締付外環体10の締付力13によって、その締付外
環体10は、管部材11及び継手部材12の中心軸方向へ移行
するため、該締付外環体10の圧接内勾配面8,8がスペ
ーサリング体7,7の勾配面6,6と滑るように圧接し
ていく。
【0017】そして、スペーサリング体7,7は、上記
圧接内勾配面8,8によって外鍔部1,1へ押しやら
れ、外鍔部1,1がシール材5に圧接する。即ち、圧接
内勾配面8からは、スペーサリング体7及び外鍔部1を
介してシール材5に垂直な圧接力18,18が加えられてい
る。そのため管部材11及び継手部材12の夫々の外鍔部
1,1相互がシール材5を介して圧接し合い、それによ
って、該管部材11と継手部材12とが接続される。
【0018】なお、外鍔部1外面3と管部2の交わる隅
部19に、スペーサリング体7が接する部分に若干(丸く
又は直線に)切り欠いた面取り部16を設け、該面取り部
16が隅部19のカーブに対応できるようにしている。ま
た、それによって外鍔部1外面3とスペーサリング体7
が確実に圧接する。
【0019】図3に於ては、スペーサリング体7の形状
を示しており、(イ)は半割形状の上記スペーサリング
体7であり、(ロ)は他の実施例である環形状のスペー
サリング体7を示している。環形状のスペーサリング体
7の場合、(ハ)に示すような被接続用管状部材Aに、
二つのスペーサリング体7,7を外嵌しておき、その後
外鍔部1,1を折曲形成する。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0021】(単一の)連結部材で、(締付外環体10の
単一の)ベルト26を、締め付けるので、部品点数が少な
く、接続作業の能率が向上すると共に、狭い所に於ける
作業でも容易に締め付けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管継手構造の一実施例を示す平面図
ある。
【図2】管継手構造の要部断面図である。
【図3】スペーサリング体の形状を示す状態図である。
【図4】従来例を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1 外鍔部 3 外面 5 シール材 6 勾配面 7 スペーサリング体 8 圧接内勾配面 9 凹溝 10 締付外環体 17 揺動可能部26 ベルト 27 圧接部材 29 連結部材 A 被接続用管状部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外鍔部1を有する一対の被接続用管状部
    材A,Aを、該外鍔部1,1相互をシール材5を介して
    対面させ、該外鍔部1の外面3側に、勾配面6を有する
    スペーサリング体7を接触させ、かつ、該スペーサリン
    グ体7の上記勾配面6に圧接する圧接内勾配面8付きの
    凹溝9を有する締付外環体10を、設けた管継手構造であ
    って、上記締付外環体10が、外観上C文字型をなすベル
    ト26の内側に、所定寸法の隙間をおいて、複数の円弧形
    状の圧接部材27…が固定されてなり、該ベルト26の上記
    所定寸法の隙間の対応部分が、揺動可能部17とされ、上
    記ベルト26の両端を、開放可能かつ締付可能な連結部材
    29で連結し、該連結部材29を開放すると共に、上記揺動
    可能部17にて上記締付外環体10を拡径可能に構成した
    とを特徴とする管継手構造。
JP7164796A 1995-06-06 1995-06-06 管継手構造 Expired - Fee Related JP2941687B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7164796A JP2941687B2 (ja) 1995-06-06 1995-06-06 管継手構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7164796A JP2941687B2 (ja) 1995-06-06 1995-06-06 管継手構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08334190A JPH08334190A (ja) 1996-12-17
JP2941687B2 true JP2941687B2 (ja) 1999-08-25

Family

ID=15800106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7164796A Expired - Fee Related JP2941687B2 (ja) 1995-06-06 1995-06-06 管継手構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2941687B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004296500A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Hirata Corp 基板処理装置
KR20110060832A (ko) 2009-11-30 2011-06-08 이하라 사이언스 가부시키가이샤 결합링
JP2011117469A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Ihara Science Corp 傾斜リング
JP6542029B2 (ja) * 2015-05-08 2019-07-10 助川電気工業株式会社 セラミック配管結合構造及び連結配置したセラミック配管結合構造
JP2018136006A (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 株式会社ハーマン 筒状自在継手
JP2018136008A (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 株式会社ハーマン 突合わせ連結部
JP2018136007A (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 株式会社ハーマン 筒状自在継手
JP2018194075A (ja) * 2017-05-17 2018-12-06 株式会社ハーマン 筒状継手
JP7129689B2 (ja) * 2018-03-28 2022-09-02 国立大学法人神戸大学 二重構造管、及び配管システムの製造方法
JP7174985B2 (ja) * 2018-03-28 2022-11-18 国立大学法人神戸大学 管継手構造
CN108758130A (zh) * 2018-08-06 2018-11-06 常州奥特斯丹智能装备科技有限公司 一种法兰连接结构
CN110822189A (zh) * 2019-11-28 2020-02-21 徐州九鼎锻造科技有限公司 一种具有抗压结构的管道连接用法兰

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08334190A (ja) 1996-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2941687B2 (ja) 管継手構造
KR890002181B1 (ko) 파이프 커플링
CA1037078A (en) Compression coupling
US3141686A (en) Pipe coupling
US4874192A (en) Pipe joint gland reinforcing structure
US5413389A (en) Cast convoluted piping flange
JP3691886B2 (ja) 杭の接続金物
JP3701063B2 (ja) 鋼管の継手構造
JPS6023527Y2 (ja) クランプ
JP3641161B2 (ja) 不断水分岐継手
JP2534967Y2 (ja) 鋼管接続用のメカニカル継手装置
JPS5813259A (ja) フランジ構造
JPH029177Y2 (ja)
JPH09264473A (ja) 管継手構造
JPH04236890A (ja) 管部品間の継手用の着脱式環状フランジ、及びこのような環状フランジを含んでいる管用アセンブリ 
JPH0942550A (ja) 管継手
KR102586506B1 (ko) 알루미늄 히팅 체인 클램프
JP3584303B2 (ja) 管継手
JP3083418B2 (ja) 水管橋用管継手
JPH0996387A (ja) 管接続構造
JPH09189387A (ja) 排気管継手
JPH08291862A (ja) 圧力容器のフランジ結合装置
JPH0436426Y2 (ja)
JP3083419B2 (ja) 水管橋用管継手
JPH0820996A (ja) マンホ−ルと導管の接続等に用いる継手及びその圧着治具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees