JP2018136006A - 筒状自在継手 - Google Patents
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Abstract
Description
このような設置方式の場合、換気装置側の排気接続口の開口方向によっては、外部排気接続口の壁部に対する取り付け位置との関係などから、排気接続口と外部排気接続口との接続方向に芯ズレが生じ、接続方向が一致しないことがある。このような場合、エルボ管、ジャバラ管のいずれか、あるいはエルボ管とジャバラ管とを組み合わせて排気接続口と外部排気接続口とを接続する必要が生じる。
このように、ジャバラ管は、排気接続口と外部排気接続口との接続方向の芯ズレなどに対して調整自在であるから、接続方向の芯ズレが生じている場合において有効な配管継手である。しかし、ジャバラ管は、管内面に多数の凸凹が存在しているために、通気抵抗が高くなり室内空気の円滑な流通を行う上で不利である。
特に、室内において調理中に発生する調理排気を屋外に排気するレンジフードの外部への配管として、ジャバラ管を使用した場合には、調理排気中に含まれている油脂分が凹凸への衝突が繰り返されることで、油脂分がジャバラ管内に溜まり易くなり、この溜まった油脂分に埃が付着して一層通気抵抗が高くなるため好ましくない。
この筒状自在継手0Aを構成する管状部材01は、その両端に連結口10を有し、複数の管状部材01に備える連結口10同士は、摺接回動自在に突合せ連結させることができ、直管となるように複数(5個)の管状部材01を筒状に連結した場合が、図1に例示される。
なお、図1において、第1接続用継手71は、レンジフードなどの換気装置の排気接続口と接続され、第2接続用継手72は、建物の壁部に取り付けられる外部排気接続口と接続される。
なお、管状部材01は、例えば、厚さが0.6mmのステンレス鋼板や亜鉛メッキ鋼板を用いて形成されている。
そして、第1連結口11が中心軸02に直行する面50(不図示)に対して所定の第1角度51(=θ/2)傾いており、第2連結口12が中心軸02に直行する面50(不図示)に対して、所定の第1角度51と絶対値が同じで所定の第1角度51と逆向きの所定の第2角度52(=−θ/2)傾いている。
そして、a=b・cos(θ/2)となるように構成され、図3(c)に示すように連結口10が直径63=150mmの略真円状に形成されている。なお、本実施形態では、θ=30度に構成されている。
図3及び図3Aに示すように、中心軸02に沿って伸びる、断面楕円の楕円筒をその中心軸02に対して斜めにカットすることで、真円状の連結口10が形成できる。
そして、この鍔部21の管状部材01の存在側に、連結口10の周囲を囲繞して配設されたリング状部材31と、鍔部21とが突合わせ連結部03を構成する。
また、締付けバンド41は、ネジ42を備えており、このネジ42を右回りに回動することで、締付けバンド41の直径が小さくなるように構成されている。
つまり、双方の突合わせ連結部03に備えるリング状部材31が、締付けバンド41の開口43から収容部44に収容された状態でネジ42が右回りに回動されることで、双方の突合わせ連結部03同士が圧接され固定される。
また、例えば、3個の管状部材01を、図4のように配置することで、90度に屈曲するエルボを得ることができる。
なお、図4において、リング状部材31及び締付けバンド41の記載は省略してある。
また、例えば、5個の管状部材01を、図1のように配置することで、長尺の直管を得ることができる。
なお、図6に示す形状に切りだされた金属板(例えば、ステンレス鋼板、亜鉛メッキ鋼板など)に、鍔部21となる箇所を予め設けておき、ロール加工後、接合部05同士をシーム溶接等によって接合することで、管状部材01の主体である楕円筒を形成した後に、予め設けた鍔部21となる箇所を、しごき加工や叩き出し加工によって、連結口10の周辺に延設することも可能である。
02 中心軸
03 突合わせ連結部
05 接合部
10 連結口
11 第1連結口
12 第2連結口
21 鍔部
31 リング状部材
41 締付けバンド
42 ネジ
43 開口
44 収容部
50 中心軸に直行する面
51 第1角度
52 第2角度
61 長軸
62 短軸
63 直径
71 第1接続用継手
72 第2接続用継手
OA 筒状自在継手
Claims (4)
- 摺接回動自在に突合せ連結される連結口を両端に有する複数の管状部材を筒状に連結してなる筒状自在継手であって、
前記管状部材が、中心軸方向に延びこの中心軸に直行する断面が楕円である楕円筒を主体とし、
前記連結口として、前記管状部材の一端側に第1連結口を、前記管状部材の他端側に第2連結口を備え、
前記第1連結口が前記中心軸に直行する面に対して所定の第1角度(θ/2)傾いており、
前記第2連結口が前記中心軸に直行する面に対して、前記所定の第1角度と絶対値が同じで前記所定の第1角度と逆向きの所定の第2角度(−θ/2)傾いて、前記管状部材が側面視で略V字形状に形成され、
前記第1連結口、及び前記第2連結口に突合わせ連結部をそれぞれ備え、
前記楕円の長軸の長さをaとし、前記楕円の短軸の長さをbとしたとき、a=b・cos(θ/2)となるように構成され、前記連結口が真円状に形成されていることを特徴とする筒状自在継手。 - 前記中心軸から遠ざかる方向に前記連結口に延設された鍔部と、
この鍔部の前記管状部材の存在側に前記連結口の周囲を囲繞して配設されたリング状部材とが前記突合わせ連結部を構成することを特徴とする請求項1に記載の筒状自在継手。 - 前記突合わせ連結部を有する前記連結口と前記突合わせ連結部を有する前記連結口とを突合せ連結させた状態で、双方の前記突合わせ連結部に備えるリング状部材同士が近づく方向に作用して、双方の前記連結口に備える前記突合わせ連結部同士を圧接させる締付けバンドを備えていることを特徴とする請求項2に記載の筒状自在継手。
- 前記締付けバンドが、その径内側の開放端側に向けて広がる断面視コの字形状の収容部を備える形態に形成され、かつ、前記突合わせ連結部を有する前記連結口と前記突合わせ連結部を有する前記連結口とを突合せ連結させた状態において、双方の前記突合わせ連結部に備えるリング状部材が前記収容部に収容された状態で前記締付けバンドが締め付けられたときに、前記収容部内において双方の前記突合わせ連結部に備えるリング状部材同士間の距離が近づく方向に力が作用するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の筒状自在継手。
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2017
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