JP2940758B2 - クランプ回路 - Google Patents

クランプ回路

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JP2940758B2
JP2940758B2 JP5102993A JP10299393A JP2940758B2 JP 2940758 B2 JP2940758 B2 JP 2940758B2 JP 5102993 A JP5102993 A JP 5102993A JP 10299393 A JP10299393 A JP 10299393A JP 2940758 B2 JP2940758 B2 JP 2940758B2
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JP
Japan
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video signal
clamp
clamping
transistor
signal
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JP5102993A
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昌夫 奥村
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号のクランプ回
路に関するもので、特に同期信号部分に重畳されるノイ
ズの影響を受けないクランプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号を、映像信号中の同期信号の先
端でクランプするクランプ回路として、図2の如きもの
が知られている。図2の入力端子(1)に図示の如き負
極性の映像信号が印加されると期間Tの間、クランプ用
トランジスタ(2)がオンし、クランプ用コンデンサ
(3)に充電が行われる。そして、期間T以外の映像信
号期間となると、クランプ用トランジスタ(2)がオフ
し、映像信号が充電されたクランプ用コンデンサ(3)
を介して、出力端子(4)に発生する。図3(イ)は、
同期信号を拡大して描いた図である。クランプ電位は、
図3(イ)ののレベルが本来好ましい。ところが、実
際には同期信号の立ち下がり時に、立ち下がり方向にノ
イズが発生するため、前記ノイズに反応してクランプ用
コンデンサ(3)が充電されてしまい、のレベルで映
像信号がクランプされるという問題があった。
【0003】そこで、図4の如く、ノイズを除去するL
PF(5)を備えたクランプ回路が考えられる。LPF
(5)の出力信号は、高周波成分が除去され、比較器
(6)に入力される。比較器(6)の基準電源(7)の
基準値Vrefは、クランプレベルを定めるもので、前
記基準値より、映像信号レベルが低くなっている同期信
号期間には、図3(ロ)の如き「H」レベルの信号が発
生し、クランプ用トランジスタ(2)をオンする。そし
て、前記同期信号期間以外は、クランプ用トランジスタ
(2)がオフする。
【0004】従って、図4の回路に依れば、ノイズの影
響を受けずに映像信号をクランプできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
回路ではLPF(5)において位相遅れが生ずる為、入
力端子(1)からの映像信号がすでに同期信号期間を終
了しているにも拘わらず、クランプ用トランジスタ
(2)がオンとなっている。期間(図3(ロ)の期間t
1)が生じてしまい、その期間中、出力波形が乱れる、
という問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点に鑑み
成されたもので、一端に映像信号が印加されるクランプ
用コンデンサと、エミッタが前記クランプ用コンデンサ
の他端に接続されたクランプ用トランジスタと、該クラ
ンプ用トランジスタのエミッタからの映像信号の一方の
極性の信号変化だけに対してLPF特性を呈するノイズ
除去手段と、該ノイズ除去手段からの映像信号とクラン
プ電圧設定用の基準電圧とを比較し、その比較結果を前
記クランプ用トランジスタのベースに印加する比較器
と、を備え、前記クランプ用トランジスタのエミッタか
ら同期信号の先端でクランプされた映像信号を得るよう
にしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に依れば、映像信号の立ち下がり方向の
信号変化を低減させ、立ち上がり方向の信号変化をその
まま伝えるノイズ除去手段を設けているので、ノイズの
影響を受けずにクランプ動作ができると共に波形の乱れ
のないクランプを行うことができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す回路図で、
(8)はLPF(5)及びスイッチ(9)から構成さ
れ、入力される映像信号の立ち下がり方向の信号変化に
対してはLPF特性を呈し、立ち上がり方向の信号変化
に対しては、そのまま伝えるノイズ除去手段である。
【0009】尚、図1において、図2及び図4と同一の
回路素子については同一の符号を付し、説明を省略す
る。クランプ用トランジスタ(2)のエミッタに図5
(イ)に示す同期信号を含む映像信号が発生したとす
る。該映像信号は、ノイズ除去手段(8)に印加され
る。そして、前記映像信号が立ち下がり方向に変化する
と、スイッチ(9)がa側に切換わり、LPF(5)を
通過した映像信号が、比較器(6)に印加される。次に
前記映像信号が立ち上がり方向に変化したとすると、ス
イッチ(9)がb側に切換わる。すると、クランプ用ト
ランジスタ(2)のエミッタからの映像信号がそのまま
スイッチ(9)を介して比較器(6)に印加される。そ
の結果、図5(ロ)の如き同期信号が比較器(6)に印
加される。図5(ロ)の信号は、立ち下がり時のノイズ
を含まず、立ち上がり時は、LPF(5)の位相遅れの
影響を受けずにただちに変化している。
【0010】従って、出力端子(4)には図5(ハ)の
如く、所望のクランプ電位で正しい波形の同期信号が得
られる。図6は、図1の具体回路例を示すもので、映像
信号の立ち上がり変化に対しては、トランジスタ(1
0)がオンし、ただちにコンデンサ(11)を充電す
る。この動作により、図1のスイッチ(9)がb側に切
換わった状態と同じになる。逆に映像信号の立ち下がり
変化に対しては、トランジスタ(12)のエミッタ側の
点Aの電位はただちに立ち下がるが、点Bの電位は、す
ぐには変化せず、抵抗(13)を介しての放電により徐
々に低下する。この放電時定数に従って、比較器(6)
を構成するトランジスタ(14)のベース電圧は、徐々
に低下しLPF特性が付与された映像信号となる。トラ
ンジスタ(15)のベースには基準電圧Vrefが印加
され、比較器(6)の比較出力は、電流ミラー回路(1
6)を介して、クランプ用トランジスタ(2)のベース
に印加される。
【0011】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依れば、同期
信号部分に重畳されるノイズの影響を受けない映像信号
用のクランプ回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクランプ回路を示すブロック図であ
る。
【図2】従来のクランプ回路を示すブロック図である。
【図3】図2及び図4の説明に供する波形図である。
【図4】従来のクランプ回路を示すブロック図である。
【図5】図1の説明に供する波形図である。
【図6】図1の具体回路例を示す回路図である。
【符号の説明】 (2) クランプ用トランジスタ (3) クランプ用コンデンサ (6) 比較器 (8) ノイズ除去手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に映像信号が印加されるクランプ用
    コンデンサと、 エミッタが前記クランプ用コンデンサの他端に接続され
    たクランプ用トランジスタと、 該クランプ用トランジスタのエミッタからの映像信号の
    一方の極性の信号変化だけに対してLPF特性を呈する
    ノイズ除去手段と、 該ノイズ除去手段からの映像信号とクランプ電圧設定用
    の基準電圧とを比較し、その比較結果を前記クランプ用
    トランジスタのベースに印加する比較器と、 を備え、前記クランプ用トランジスタのエミッタから同
    期信号の先端でクランプされた映像信号を得るようにし
    たことを特徴とするクランプ回路。
  2. 【請求項2】 前記クランプ用コンデンサの他端と前記
    クランプ用トランジスタのエミッタとの接続点に接続さ
    れる放電抵抗を有することを特徴する請求項1記載のク
    ランプ回路。
JP5102993A 1993-04-28 1993-04-28 クランプ回路 Expired - Lifetime JP2940758B2 (ja)

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JPH06315097A JPH06315097A (ja) 1994-11-08
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