JP2535851B2 - 鋸歯状波信号発生回路 - Google Patents

鋸歯状波信号発生回路

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JP2535851B2 JP61277876A JP27787686A JP2535851B2 JP 2535851 B2 JP2535851 B2 JP 2535851B2 JP 61277876 A JP61277876 A JP 61277876A JP 27787686 A JP27787686 A JP 27787686A JP 2535851 B2 JP2535851 B2 JP 2535851B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばテレビジョン受像機の垂直発振回路
に適用して好適な鋸歯状波信号発生回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、鋸歯状波信号発生回路において、鋸歯状波
信号の振幅に応じて鋸歯状波信号発生器を構成する定電
流源の電流値が制御されるようにしたことにより、鋸歯
状波信号の振幅が常に一定となるようにしたものであ
る。
〔従来の技術〕 テレビジョン受像機の偏向系における垂直発振回路か
らは、垂直同期パルスに同期した鋸歯状波信号から出力
される。この場合、フリーラン時の周波数をある特定の
発振周波数に設定すると、必要とする発振周波数(例え
ば60Hz)での鋸歯状波信号の振幅は一義的に決まってし
まう。したがって、垂直同期パルスの周波数が変動して
例えば60Hzでなくなると、鋸歯状波信号の振幅が変化
し、画像の垂直サイズが変化する問題があった。例えば
VTRをサーチモードとするときには、垂直同期パルスの
周波数が例えば60Hzでなくなるので、画像の垂直サイズ
が変化し、視聴者にとって気になるものであった。
このように鋸歯状波信号の振幅がある一定振幅となら
ないときには、垂直発振回路の後段にアンプを配して振
幅を調整することが考えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このようにアンプを配して振幅を調整する場
合には、アンプへの入力時にDCカットをする必要が生じ
る。そのため、垂直偏向コイルとのDC直結ができなく、
画面のバウンシング(チャンネル切換等のとき、画面が
上下にゆれる現象)につながる不都合がある。
本発明は斯る点に鑑み、鋸歯状波信号の振幅が常に一
定となる鋸歯状波信号発生回路を提案せんとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、それぞれ同期信号に同期し、連続する第1
及び第2のパルスPPH及びPTRを出力する発振器(1)
と、第2のPTRでトリがされ、同期信号の周期と同じ周
期の鋸歯状波信号VSAWを得る鋸歯状波信号発生器(6)
と、この鋸歯状波信号発生器(6)からの鋸歯状波信号
VSAWが供給され、第1のパルスPPHでホールドするピー
クホールド回路(12)と、このピークホールド回路(1
2)のホールド出力VPHを基準電圧VREFと比較する比較器
(15)とを有し、比較器(15)の出力で鋸歯状波信号発
生器(6)を構成する定電流源(8)の電流値を制御
し、鋸歯状波信号VSAWの振幅を一定とするものである。
〔作用〕
ピークホールド回路(12)のホールド出力VPHは鋸歯
状波信号VSAWを第1のパルスPPHでホールドしたもので
あり、鋸歯状波信号VSAWの振幅の変化に対応したものと
なる。したがって、上述構成のようにホールド出力VPH
が基準電圧VREFと等しくなるように定電流源(8)の電
流値Idが制御されることにより、鋸歯状波信号VSAWの振
幅は一定とされる。
〔実施例〕
以下、第1図を参照しながら本発明の一実施例につい
て説明する。本例はテレビジョン受像機の垂直発振回路
に適用した例である。
同図において、(1)は発振器であり、(2)はこの
発振器(1)を構成する充電用のコンデンサである。こ
の発振器(1)には上側の基準電圧VHが供給されると共
にスイッチ回路(3)より下側の規準電圧が供給され
る。
スイッチ回路(3)のA側の端子には基準電圧VL(VL
<VH)が供給されると共に、B側の端子には基準電圧
VL′(VL<VL′<VH)が供給される。このスイッチ回路
(3)には端子(4)より垂直同期パルスPVが供給さ
れ、そのパルス期間スイッチ回路(3)はB側に接続さ
れ、その他の期間はA側に接続される。ここで、スイッ
チ回路(3)がA側に接続されている場合には、基準電
圧VH及びVLの間でコンデンサ(2)の充放電が繰り返さ
れ、コンデンサ(2)の端子電圧、即ち発振器(1)の
発振出力VOSCは、第2図に示すような鋸歯状波信号とな
る。この場合、上述せずも基準電圧VLは、発振周波数fV
が端子(4)に供給される垂直同期パルスPVよりも低く
なるように設定される。垂直同期パルスPVが60Hz前後で
あるときには、例えば、fV=55Hzとされる。スイッチ回
路(3)がA側に接続されている場合は以上の通りであ
るが、スイッチ回路(3)は垂直同期パルスPVの期間は
B側に接続されるので、発振器(1)の発振出力VOSC
垂直同期パルスPVと同期がとられる。即ち、上述せずも
基準電圧VL′は、発振周波数fVが端子(4)に供給され
る垂直同期パルスPVよりも高くなるように設定される。
垂直同期パルスPVが60Hz前後であるときには、例えば、
fV=65Hzとされる。そのため、スイッチ回路(3)がB
側に接続される時点でコンデンサ(2)は放電状態から
充電状態とされる。したがって、スイッチ回路(3)に
第3図Aに示すような垂直同期パルスPVが供給されると
き、発振器(1)の発振出力VOSCは、同図Bに示すよう
に垂直同期パルスPVに同期したものとなる。
そして、この発振器(1)からは、発振出力VOSCに関
連したパルスが得られる。即ち、第3図Dに示すよう
に、発振出力VOSCの上昇開始点で立上り、下降開始点で
立下るパルスPPHと、同図Cに示すように、発振出力V
OSCの下降開始点で立上り、所定期間後に立下るパルスP
TRが得られる。
尚、発振器(1)には電源端子(5)より直流電圧+
Bが供給される 第4図は、この発振器(1)の具体回路構成を示すも
のであり、詳細説明は省略するも、第1図と対応する部
分には同一符号を付して示している。
また第1図において、(7)は鋸歯状波信号発生器
(6)を構成するスイッチ回路である。このスイッチ回
路(7)の一端は電源端子(5)に接続され、その他端
は定電流源(8)を介して接地される。また、スイッチ
回路(7)及び定電流源(8)の接続点Pは充電用のコ
ンデンサ(9)を介して接地されると共に、この接続点
Pより出力端子(10)が導出される。
また、スイッチ回路(7)には、発振器(1)より得
られるパルスPTR(第3図Cに図示)が供給され、スイ
ッチ回路(7)はパルスPTRの立上り時点でオンとされ
る。
また、接続点Pに得られる電圧VSAWは比較器(11)に
供給され、基準電圧VH *と比較される。この比較器(1
1)からは電圧VSAWが基準電圧VH *より大きいときには高
レベル、小さいときには低レベルとなる信号が出力さ
れ、この信号はスイッチ回路(7)に制御信号として供
給される。そして、スイッチ回路(7)は比較器(11)
からの信号が低レベルから高レベルとなるときオフとさ
れる。
以上の構成において、パルスPTRの立上り時点でスイ
ッチ回路(7)がオンとされると電源端子(5)よりス
イッチ回路(7)を介してコンデンサ(9)に充電電流
が流れてコンデンサ(9)は急速に充電される。そし
て、接続点Pに得られる電圧VSAWが基準電圧VH *より大
きくなると、比較器(11)の出力が低レベルから高レベ
ルとなるのでスイッチ回路(7)はオフとされる。そし
て、このスイッチ回路(7)がオフとなると、コンデン
サ(9)より定電流源(8)を介して一定速度で放電さ
れる。そして、パルスPTRの立上り時点でスイッチ回路
(7)がオンとされ、以下同様にコンデンサ(9)の充
放電が繰り返り返される。したがって、出力端子(10)
には、第3図Eに示すようにパルスPTRの立上り時点か
ら上昇すると共に、VH *となる時点から下降する鋸歯状
波信号VSAWが得られる。
また、(13)はピークホールド回路(12)を構成する
スイッチ回路である。このスイッチ回路(13)の一端は
鋸歯状波信号発生器(6)の接続点Pに接続され、その
他端はコンデンサ(14)を介して接地される。スイッチ
回路(13)には発振器(1)より得られるパルスP
PH(第3図Dに図示)が供給され、スイッチ回路(13)
はそのパルス期間はオンとされる。したがって、スイッ
チ回路(13)及びコンデンサ(14)の接続点Qには、第
3図Fに示すようなホールド出力VPHが得られる。
この接続点Qに得られるホールド出力VPHは比較器(1
5)に供給されて基準電圧VREFと比較される。この比較
器(15)からの比較誤差信号はコンデンサ(16)で平滑
されたのち電圧/電流変換回路(17)に供給される。そ
して、この変換回路(17)の出力により鋸歯状波信号発
生器(6)の定電流源(8)の電流値Idが制御される。
即ち、ピークホールド回路(12)からのホールド出力V
PHが基準電圧VREFより大きいときには、変換回路(17)
の出力により定電流源(8)の電流値Idが増加されて、
鋸歯状波信号VSAWの下降部の傾斜が大とされ、一方ピー
クホールド回路(12)からのホールド出力VPHが基準電
圧VREFより小さいときには、変換回路(17)の出力によ
り定電流源(8)の電流値Idが減少されて、鋸歯状波信
号VSAWの下降部の傾斜が小とされる。結局、ホールド出
力VPHが基準電圧VREFと等しくなるように制御されるの
で、出力端子(10)に得られる鋸歯状波信号VSAWの下側
のレベル、即ちパルスPTRの立上り時点のレベルは、第
3図Eに示すように基準電圧VREFとされる。
第5図は、鋸歯状波信号発生器(6)、ピークホール
ド回路(12)、比較器(15)及び電圧/電流変換回路
(17)の具体回路構成を示すものであり、詳細説明は省
略するも、第1図と対応する部分には同一符号を付して
示している。尚、変換回路(17)の出力側と鋸歯状波信
号発生器(6)の定電流源(8)とはカレントミラー構
成とされ、これにより変換回路(17)の出力で電流値Id
が制御されるようになされている。
このように本例によれば、鋸歯状波信号VSAWの下側の
レベルが基準電圧VREFとなるように制御されるので、垂
直同期パルスPVの周波数が変化しても出力端子(10)に
は常に一定振幅の鋸歯状波信号を得ることができる。し
たがって、本例のような垂直発振回路を有するテレビジ
ョン受像機では、例えばVTRのサーチ時、スチル時等で
垂直同期パルスPVの周波数が変化しても、画像の垂直サ
イズは変化しなくなる。また、垂直偏向コイルとのDC直
結が可能であるので、バウンシングが生じることもな
い。
また本例によれば、鋸歯状波信号VSAWの振幅を検出す
るのにピークホールド回路(12)を用いており、格段の
速さで鋸歯状波信号VSAWの振幅を一定に引き込むことが
できる。
尚、上述実施例は、本発明を垂直発振回路に適用した
例であるが、本発明は振幅を一定とする必要があるその
他の鋸歯状波信号発生回路に同様に適用することができ
る。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、鋸歯状波信号の振幅に応
じて鋸歯状波信号発生器を構成する定電流源の電流値が
制御されるので、同期信号の周波数が変化しても常に振
幅が一定となる鋸歯状波信号を得ることができる。した
がって、例えば垂直発振回路に適用したときには、垂直
同期パルスの周波数が変化しても、画像の垂直サイズが
変化しなくなると共に垂直偏向コイルとのDC直結が可能
となるので、バウンシングが生じることもない。また本
発明によれば、鋸歯状波信号の振幅を検出するのにピー
クホールド回路を用いているので、格段の速さで鋸歯状
波信号の振幅を一定に引き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図及び第
3図は実施例の動作説明図、第4図は発振器の具体構成
図、第5図は鋸歯状波信号発生器等の具体構成図であ
る。 (1)は発振器、(2)及び(9)は充電用のコンデン
サ、(6)は鋸歯状波信号発生器、(7)はスイッチ回
路、(8)は定電流源、(10)は出力端子、(12)はピ
ークホールド回路、(15)は比較器、(17)は電圧/電
流変換回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期信号に同期した第1の鋸歯状波信号を
    発生する発振器と、 該第1の鋸歯状波信号の上昇開始点で立上り、下降開始
    点で立下がる第1のパルス及び前記第1の鋸歯状波信号
    の下降開始点で立上がり、所定期間後に立下がる第2の
    パルスを発生するパルス発生手段と、 前記第2のパルスでトリガされ、前記同期信号の周期と
    同じ周期の第2の鋸歯状波信号を得る鋸歯状波信号発生
    器と、 該鋸歯状波信号発生器からの第2の鋸歯状波信号が供給
    され、前記第1のパルスでホールドするピークホールド
    回路と、 該ピークホールド回路のホールド出力を基準電圧と比較
    する比較器とを有し、 該比較器の出力で前記鋸歯状波信号発生器を構成する定
    電流源の電流値を制御し、前記第2の鋸歯状波信号の振
    幅を一定にするようにしたことを特徴とする鋸歯状波信
    号発生回路。
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