JP2849768B2 - クランプ回路 - Google Patents

クランプ回路

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JP2849768B2 JP2153257A JP15325790A JP2849768B2 JP 2849768 B2 JP2849768 B2 JP 2849768B2 JP 2153257 A JP2153257 A JP 2153257A JP 15325790 A JP15325790 A JP 15325790A JP 2849768 B2 JP2849768 B2 JP 2849768B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はクランプ回路、特にテレビ、ビデオ等のビデ
オ信号をクランプするIC回路の構成に関する。
[従来の技術] 従来から、テレビ信号やビデオ信号の同期信号を得る
場合に、その同期信号の立上がり、立上がりの傾斜を除
いたピークレベルをとるシンクチップ(IC)が設けられ
ており、このシンクチップ等においてクランプ回路が用
いられる。
第3図には、従来のクランプ回路が示されており、こ
のクランプ回路はカップリングコンデンサCc、NPN型の
トランジスタQ1、Q2、PNP型のトランジスタQ3を有し、
上記トランジスタQ1のベースには所定電圧V1が印加さ
れ、トランジスタQ2のベースにはトランジスタQ3のコレ
クタが接続されると共に、その接続点Bにはカップリン
グコンデンサCcが接続され、ビデオ同期信号は端子Aか
ら入力される。
上記のクランプ回路では、ビデオ信号の電圧がカップ
リングコンデンサCcを介してトランジスタQ2のベースに
かかっているので、このトランジスタQ2のベース電圧が
降下してトランジスタQ1のベースに与えられている電圧
V1と同じ電圧になった時に、トランジスタQ2がオン動作
してトランジスタQ3をオンさせる。そうすると、トラン
ジスタQ3から電流が矢示100の方向に流れてカップリン
グコンデンサCcを充電することになり、これによってク
ランプ動作が行なわれ、端子Cからクランプされたビデ
オ信号が出力される。
第4図には、ビデオ信号(同期信号)波形が示されて
おり、クランプ動作を行えない場合は、図(a)に示さ
れるように、基準となる電圧V1にビデオ信号の下端部が
揃わない波形となるが、上記第3図のクランプ動作を行
うことにより、図(b)に示されるように、電圧V1の基
準線に同期信号波形の下端を一致させることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のクランプ回路ではカップリング
コンデンサCcへの充電は十分に行うことができるが、放
電量が小さいため、平均画像レベル(APL)等の信号の
急激な変動に対して十分に追従することができないとい
う問題があった。
また、上記応答速度を上げるためにカップリングコン
デンサCcを小さくすることも考えられるが、この場合に
はコンデンサCcのインピーダンスが上昇して、同期信号
(シンク)の縮みやサグ(頂部の傾き)が発生するとい
う問題ある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、応答速度を向上させて平均画像レベル等の急
激な変化に対しても良好に追従することができ、またコ
ンデンサを小容量としてもインピーダンスの上昇を抑え
ることができるクランプ回路を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、カップリング
コンデンサを介して入力された同期信号を帰還形コンパ
レータによりクランプするクランプ回路において、クラ
ンプがかかる直前にカップリングコンデンサに蓄積され
ている電荷を放電させるコンパレータを設けたことを特
徴とする。
また、他の発明は、上記コンパレータによる放電継続
中に、帰還形コンパレータによって上記放電電流よりも
高い充電電流をカップリングコンデンサに流すことによ
り、上記クランプ動作を行うことを特徴とする。
[作用] 上記構成によれば、クランプがかかる例えば所定電圧
V1よりも高い例えば電圧V2になると、コンパレータが動
作してカップリングコンデンサの電荷を積極的に放電
し、充電を開始する電圧V1に短時間に移行することにな
る。従って、クランプ動作の応答速度が速くなる。
また、所定の電圧V1に達してクランプ動作が行われる
際には、各コンパレータによりカップリングコンデンサ
が充放電されることになり、小容量のコンデンサを用い
た場合でもインピーダンスの上昇を招くことがない。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図には、実施例に係るクランプ回路の構成が示さ
れており、トランジスタQ1,Q2,Q3形成される帰還形コン
パレータと、カップリングコンデンサCcは第3図で示し
たものと同様であり、トランジスタQ1のベースには充電
開始電圧である所定電圧V1が与えられている。そして、
実施例ではカップリングコンデンサCcの放電を行うため
に、PNP型のトランジスタQ4,Q5及びNPN型のトランジス
タQ6,Q7で構成されるコンパレータを設けており、トラ
ンジスタQ4のベースはトランジスタQ2のベースとトラン
ジスタQ3のコレクタとの接続点Bに接続され、トランジ
スタQ4にエミッタ−エミッタ接続されたトランジスタQ5
のベースには放電開始電圧V2が与えられている。この場
合の電圧V2は、上記帰還形コンパレータ側の電圧V1より
も高くなるように、すなわちV2>V1に設定している。
また、トランジスタQ6のコレクタはトランジスタQ4の
コレクタに接続され、このトランジスタQ6にベース−ベ
ース接続されたトランジスタQ7のコレクタは上記B点に
接続されている。従って、上記のコンパレータによれ
ば、上記B点の電圧が所定電圧V2になると、トランジス
タQ4のオン動作によりトランジスタQ7がオン動作して電
流I2が流れ、カップリングコンデンサCcの放電を行うこ
とができる。
そして、上記トランジスタQ3からコンデンサCcに流れ
る電流をI1、上述のようにコンデンサCcから逆にトラン
ジスタQ7に流れる電流をI2とすると、I1>I2となるよう
に回路を構成する。
実施例は以上の構成からなり、以下にその作用を第2
図に基づいて説明する。
まず、図(a)にはカップリングコンデンサCcでの充
放電の際の電流の流れが示されており、上述のようにB
点からコンデンサCcに流れる電流をI1、逆にトランジス
タQ7に流れる電流をI2、コンデンサCcに流れる合成電流
をI0とすると、合成電流I0=I1−I2となる。
すなわち、ビデオ(同期)信号200はA端子から入力
され、第1図に示されるように、カップリングコンデン
サCcを介してトランジスタQ2のベース(B点)に与えら
れている。ここで、図(b)に示されるように、ビデオ
信号200により上記B点の電位がV2に下がると、トラン
ジスタQ4がオン動作すると共に、トランジスタQ6,Q7も
オン動作するので、電流I2がトランジスタQ7に流れてカ
ップリングコンデンサCcを放電する。そうして、B点の
電位がV1まで下がると、今度はトランジスタQ2がオン動
作してトランジスタQ3をオン動作させるので、電流I1が
トランジスタQ3からカップリングコンデンサCcへ流れて
充電が行われる。
上記において、実施例では電流I1>I2となるように設
定しているので、結局カップリングコンデンサCcにはI0
=I1−I2の充電電流が流れて充電動作を行うことにな
り、これによってクランプ動作を実行することができ
る。
図(c)には、B点での電流の時間的変化が示されて
おり、B点の電圧が時間t1にV2、時間t2にV1となったと
すると、図示されるように電流I1,I2が流れ、結局これ
ら電流の差の電流I0がカップリングコンデンサCcに充電
電流として流れることになる。
このように、充電が開始される直前に、B点電圧がV2
になった時点でカップリングコンデンサCcの放電を行う
ので、B点電圧がV1に降下するまでの時間を速くすると
ができ、クランプ動作の応答速度を向上させることがで
きる。
また、本発明では上記カップリングコンデンサCcを小
容量化することができる。すなわち、帰還形コンパレー
タ及び放電用のコンパレータで構成されるシンクチップ
部分(クランプ回路)で充放電を同時に行うので、コン
デンサCcを小さくしてもインピーダンスはそれほど上昇
しないことになり、従って小容量のコンデンサを用いる
ことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、クランプがか
かる直前にカップリングコンデンサに蓄積されている電
荷を放電させるコンパレータを設けたので、クランプ動
作の応答速度を向上させることができ、例えば平均画像
レベルの急激な変動に対しても良好に追従することが可
能となる。
また、上記コンパレータによる放電継続中に、同時に
帰還形コンパレータによって充電してクランプ動作を行
うようにしたので、カップリングコンデンサを小さくし
てもインピーダンスの上昇を抑制することができ、同期
信号の縮みやサグを発生させることがない。
しかも、カップリングコンデンサを小容量化できるこ
とにより、IC回路にあっては外付け部品の小型化及びコ
ストダウンが図れるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るクランプ回路の構成を示
す回路図、第2図は実施例の動作を説明するための図、
第3図は従来のクランプ回路の構成を示す回路図、第4
図は第3図でのクランプ動作を示す波形図である。 Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6,Q7……トランジスタ、 Cc……カップリングコンデンサ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カップリングコンデンサを介して入力され
    た同期信号を帰還形コンパレータによりクランプするク
    ランプ回路において、クランプがかかる直前にカップリ
    ングコンデンサに蓄積されている電荷を放電させるコン
    パレータを設けたことを特徴とするクランプ回路。
  2. 【請求項2】上記コンパレータによる放電継続中に、帰
    還形コンパレータによって上記放電電流よりも高い充電
    電流をカップリングコンデンサに流すことにより、上記
    クランプ動作を行うことを特徴とするクランプ回路。
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