JPH0425753B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0425753B2 JPH0425753B2 JP15537184A JP15537184A JPH0425753B2 JP H0425753 B2 JPH0425753 B2 JP H0425753B2 JP 15537184 A JP15537184 A JP 15537184A JP 15537184 A JP15537184 A JP 15537184A JP H0425753 B2 JPH0425753 B2 JP H0425753B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- voltage
- vertical
- vertical deflection
- input terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 27
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はミラー積分型垂直偏向回路に関するも
のである。
のである。
ミラー積分型垂直偏向回路の一例が昭和59年1
月2日発行日経エレクトロニクス第333号第50頁
に示されている。この公知の回路では、垂直帰線
期間に行なわれるミラー用コンデンサの放電が完
全に(すなわち電荷零まで)行なわれない。放電
が完全に行なわれなくても、テレビジヨン放送信
号のように垂直周期(フイールド周期)が一定で
あれば問題ないが、VTRのスチル再生の場合の
ように偶数フイールドと奇数フイールドとで周期
が異なると垂直走査終了時の充電電荷量がフイー
ルド周期(走査期間の長さ)に応じるので垂直偏
向電流波形もフイールドの偶奇に応じ、再生画像
もフイールド周期で交互に上下する。
月2日発行日経エレクトロニクス第333号第50頁
に示されている。この公知の回路では、垂直帰線
期間に行なわれるミラー用コンデンサの放電が完
全に(すなわち電荷零まで)行なわれない。放電
が完全に行なわれなくても、テレビジヨン放送信
号のように垂直周期(フイールド周期)が一定で
あれば問題ないが、VTRのスチル再生の場合の
ように偶数フイールドと奇数フイールドとで周期
が異なると垂直走査終了時の充電電荷量がフイー
ルド周期(走査期間の長さ)に応じるので垂直偏
向電流波形もフイールドの偶奇に応じ、再生画像
もフイールド周期で交互に上下する。
本発明の目的は、VTRスチル時にも垂直ジツ
タを起さないミラー積分型垂直偏向回路を提供す
ることにある。
タを起さないミラー積分型垂直偏向回路を提供す
ることにある。
本発明は偶数フイールド、奇数フイールドで垂
直走査時間が変化しても、テレビ画面上部の垂直
走査開始位置を同じにするよう、各フイールドで
垂直走査開始時のミラー積分コンデンサ電荷量が
同じになるようにしたものである。
直走査時間が変化しても、テレビ画面上部の垂直
走査開始位置を同じにするよう、各フイールドで
垂直走査開始時のミラー積分コンデンサ電荷量が
同じになるようにしたものである。
以下本発明を図面とともに説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。図において、1はVTRスチル時2に偶数フ
イールドでは1V+2H間隔、奇数フイールドでは
1V−2H間隔の付加垂直同期信号が加えられる入
力端子、2は同期信号がベースに供給されたとき
オンしてミラー積分用コンデンサ3の充電電荷を
放電するトランジスタ、4はピンに供給される
基準電圧とピンに供給される入力電圧との差に
応じた出力をピンに発生するオペアンプ、5が
増幅器、6は垂直偏向コイル、7はコンデンサ、
8〜12は抵抗、13はコンデンサ、14はダイ
オードである。垂直走査期間はコンデンサ13よ
りミラー積分コンデンサ3を充電し、それに応じ
て垂直偏向電流を流している。偶数フイールド期
間は、1V+2Hと走査期間が長いため、コンデン
サ3の充電電圧が高い。同期信号期間は、ダイオ
ード14、コンデンサ3、トランジスタ2と電流
が流れ、コンデンサ電荷を放電する。同期信号期
間は、実際は0.6mS程度あり、放電径路に抵抗が
ないためコンデンサ3の電荷は、ダイオード21
の順方向電圧0.7V+トランジスタ2のVCE飽和電
圧0.2V=0.9Vを残して完全放電し、充電電圧履
歴を残さない。次に奇数フイールドでコンデンサ
3の充電電圧が低くくても同じように同期信号期
間で0.9Vを残して完全放電する。
る。図において、1はVTRスチル時2に偶数フ
イールドでは1V+2H間隔、奇数フイールドでは
1V−2H間隔の付加垂直同期信号が加えられる入
力端子、2は同期信号がベースに供給されたとき
オンしてミラー積分用コンデンサ3の充電電荷を
放電するトランジスタ、4はピンに供給される
基準電圧とピンに供給される入力電圧との差に
応じた出力をピンに発生するオペアンプ、5が
増幅器、6は垂直偏向コイル、7はコンデンサ、
8〜12は抵抗、13はコンデンサ、14はダイ
オードである。垂直走査期間はコンデンサ13よ
りミラー積分コンデンサ3を充電し、それに応じ
て垂直偏向電流を流している。偶数フイールド期
間は、1V+2Hと走査期間が長いため、コンデン
サ3の充電電圧が高い。同期信号期間は、ダイオ
ード14、コンデンサ3、トランジスタ2と電流
が流れ、コンデンサ電荷を放電する。同期信号期
間は、実際は0.6mS程度あり、放電径路に抵抗が
ないためコンデンサ3の電荷は、ダイオード21
の順方向電圧0.7V+トランジスタ2のVCE飽和電
圧0.2V=0.9Vを残して完全放電し、充電電圧履
歴を残さない。次に奇数フイールドでコンデンサ
3の充電電圧が低くくても同じように同期信号期
間で0.9Vを残して完全放電する。
偶数フイールド、奇数フイールドで垂直走査開
始時、ミラー積分コンデンサ3の電荷量が0.9V
でそろうことになる、 偶数フイールド、奇数フイールドで垂直出力の
直流電圧変化がないものと考えるならば、第2図
Aに示すミラー積分用コンデンサ3の電圧に対応
して第2図Bの偏向電流が流れ、垂直走査開始時
の偏向電流振幅がそろうことになり、 偶数フイールド、奇数フイールドとも図面上部
同じ位置から垂直走査することになる。したがつ
て、画面上で2重に見えることは無い。
始時、ミラー積分コンデンサ3の電荷量が0.9V
でそろうことになる、 偶数フイールド、奇数フイールドで垂直出力の
直流電圧変化がないものと考えるならば、第2図
Aに示すミラー積分用コンデンサ3の電圧に対応
して第2図Bの偏向電流が流れ、垂直走査開始時
の偏向電流振幅がそろうことになり、 偶数フイールド、奇数フイールドとも図面上部
同じ位置から垂直走査することになる。したがつ
て、画面上で2重に見えることは無い。
実際使用上、ダイオード14は順方向電圧の温
度変化が−2mV/℃あるため、温度が高くなる
と、コンデンサ3の充電初期電圧が0.9Vより下
がりコンデンサ3の平均直流電圧も下がる。その
ため増幅器5の出力端子の垂直出力電圧の直流分
が上がる。それにより、画面上部で折り返す現象
が生ずることがある。
度変化が−2mV/℃あるため、温度が高くなる
と、コンデンサ3の充電初期電圧が0.9Vより下
がりコンデンサ3の平均直流電圧も下がる。その
ため増幅器5の出力端子の垂直出力電圧の直流分
が上がる。それにより、画面上部で折り返す現象
が生ずることがある。
これを対策するためダイオード14を第3図破
線に示す回路で置き換えることができる。
線に示す回路で置き換えることができる。
垂直走査期間中は、ミラー積分回路の原理によ
り、オペアンプ4のピン電圧はピン電圧と同
じ約3Vの直流電圧が発生している。
り、オペアンプ4のピン電圧はピン電圧と同
じ約3Vの直流電圧が発生している。
この電圧でコンデンサ23は約3Vに充電され
ている。抵抗25の値は大きいとする。実験では
390KΩとした。付加垂直同期信号期間中トラン
ジスタ2はオンしコンデンサ23の電荷は、トラ
ンジスタ2、トランジスタ22のエミツタベー
ス、抵抗24と通じて、放電する。この放電電流
により、トランジスタ22はオンし、コンデンサ
3の電荷は、トランジスタ2、トランジスタ22
を通じて放電する。コンデンサ23の容量は、コ
ンデンサ3の容量/トランジスタ22のh FEで済
む。
ている。抵抗25の値は大きいとする。実験では
390KΩとした。付加垂直同期信号期間中トラン
ジスタ2はオンしコンデンサ23の電荷は、トラ
ンジスタ2、トランジスタ22のエミツタベー
ス、抵抗24と通じて、放電する。この放電電流
により、トランジスタ22はオンし、コンデンサ
3の電荷は、トランジスタ2、トランジスタ22
を通じて放電する。コンデンサ23の容量は、コ
ンデンサ3の容量/トランジスタ22のh FEで済
む。
トランジスタ22がオンしている時のコレクタ
ーエミツタ間電圧は、0.1〜0.2V程度と低く、又、
温度変化に対して電圧変化も少ない。温度変化に
よるコンデンサ3の充電初期電圧変化が少なく、
垂直上部の折り返しの現象が生ずることはない。
ーエミツタ間電圧は、0.1〜0.2V程度と低く、又、
温度変化に対して電圧変化も少ない。温度変化に
よるコンデンサ3の充電初期電圧変化が少なく、
垂直上部の折り返しの現象が生ずることはない。
本発明によれば、ミラー積分型垂直偏向回路に
於いて、廉価な回路で、VTRスチル時の垂直ジ
ツタを低減出来る効果がある。
於いて、廉価な回路で、VTRスチル時の垂直ジ
ツタを低減出来る効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2
図はその主要部の電圧又は電流波形図、第3図は
本発明の他の実施例を示す回路図である。 3……ミラー積分用コンデンサ、14……ダイ
オード、22……トランジスタ、23……コンデ
ンサ。
図はその主要部の電圧又は電流波形図、第3図は
本発明の他の実施例を示す回路図である。 3……ミラー積分用コンデンサ、14……ダイ
オード、22……トランジスタ、23……コンデ
ンサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の入力端子4と、基準電圧が与えられ
る第2の入力端子4とを有し、これら両入力端
子の差電圧に応じた出力を発生する増幅器4,5
と、この増幅器4,5の出力に一端が接続された
垂直偏向コイル6と、この垂直偏向コイル6の他
端と基準電位点との間に接続された抵抗8,10
と、この抵抗8,10に発生された電圧を前記第
1の入力端子4に帰還するのに介されるミラー
積分用コンデンサ3と、垂直同期信号期間前記コ
ンデンサ3を低インピーダンスで短絡する短絡手
段2,14とからなることを特徴とするミラー積
分型垂直偏向回路。 2 前記短絡手段2,14は、前記第1の入力端
子4と基準電位点との間に接続されたトランジ
スタ2と、コンデンサ3と抵抗9との接続点と基
準電位点との間に接続されたダイオード14とか
らなることを特徴とする特許請求の範囲第1項の
ミラー積分型垂直偏向回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15537184A JPS6135075A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | ミラ−積分型垂直偏向回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15537184A JPS6135075A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | ミラ−積分型垂直偏向回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6135075A JPS6135075A (ja) | 1986-02-19 |
JPH0425753B2 true JPH0425753B2 (ja) | 1992-05-01 |
Family
ID=15604465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15537184A Granted JPS6135075A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | ミラ−積分型垂直偏向回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6135075A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6140070U (ja) * | 1984-08-17 | 1986-03-13 | 三洋電機株式会社 | テレビジヨン受像機 |
JPH01181285A (ja) * | 1988-01-13 | 1989-07-19 | Nippon Columbia Co Ltd | 垂直偏向回路 |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15537184A patent/JPS6135075A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6135075A (ja) | 1986-02-19 |
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