JP3326305B2 - 輝度信号処理回路 - Google Patents

輝度信号処理回路

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JP3326305B2 JP14474095A JP14474095A JP3326305B2 JP 3326305 B2 JP3326305 B2 JP 3326305B2 JP 14474095 A JP14474095 A JP 14474095A JP 14474095 A JP14474095 A JP 14474095A JP 3326305 B2 JP3326305 B2 JP 3326305B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用VTRの輝度信
号の再生を行う輝度信号処理回路に関するもので、特に
素子数の削減を計った輝度信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用VTRにおいて、輝度信号の再生
を行う輝度信号処理回路では、再生信号が欠落した時の
ために、直前の輝度信号を保持しておく。そして、欠落
があると、保持しておいた輝度信号を代わりに出力させ
るDOC(ドロップアウト補償)回路が用いられてい
る。
【0003】図2は、そのようなDOC回路を備えた輝
度信号処理回路を示す。入力端子(1)には、FM変調
されている輝度信号が印加され、FM復調器(2)でF
M復調される。復調された輝度信号は、第1入力端子
(3)、スイッチ(4)を介して輝度信号処理回路
(5)に印加される。一方、スイッチ(4)からの信号
は、1H遅延回路(6)に印加される。1H遅延回路
(6)は、輝度信号を1H(Hは1水平同期信号期間)
遅延させる。
【0004】遅延された信号は、第2入力端子(7)に
印加されており、第1入力端子(3)からの輝度信号が
欠落した場合には、スイッチ(4)が切り替わり第2入
力端子(7)からの輝度信号が代わりに出力される。図
3は、そのタイミングを示す波形図である。
【0005】図3(a)は、図2の端子(8)に印加さ
れるヘッド切り替え信号を示している。図3で時刻t1
とt2の切り替わり時には、再生FM信号が連続しな
い。その期間、再生信号には図3(c)のようにノイズ
が発生してしまう。そこで、図3(d)の如きパルスを
作成し、該パルス期間中図2のスイッチ(4)を第2入
力端子(7)側に切り換えている。そうすれば、前記ノ
イズの発生を防止できる。
【0006】ヘッド切り替え信号は、端子(8)に印加
され、モノマルチバイブレータ(9)(10)に印加さ
れる。モノマルチバイブレータ(10)の入力端子には
インバータ(11)が接続されているので、立ち上が
り、立ち下がりどちらの入力信号に対しても応答するこ
ととなり、加算回路(12)の出力端には図3(d)の
信号が得られる。
【0007】従って、図2の回路によれば、ヘッド切り
替えに起因するノイズの発生を防止できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2の回路
では2つのモノマルチバイブレータ(9)(10)を必
要とする。このため、素子数が多いという問題があっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、輝度信号が印加される第1入力端子
と、前記輝度信号の欠落を補償するための輝度信号が印
加される第2入力端子と、前記第1及び第2入力端子か
らの輝度信号を選択的に出力するスイッチと、互いのエ
ミッタが共通接続され該共通接続点に第1定電流源トラ
ンジスタのコレクタが接続された第1及び第2トランジ
スタと、互いのエミッタが共通接続され該共通接続点に
第2定電流源トランジスタのコレクタが接続された第3
及び第4トランジスタと、前記第2及び第3トランジス
タのベースにバイアスを加える第1基準電源と、前記第
1及び第2定電流源トランジスタのコレクタ間に接続さ
れたコンデンサと、前記第2及び第3トランジスタのコ
レクタに共通接続された出力端子とを備え、一方の極性
の入力信号が前記第1トランジスタ及び第2定電流源ト
ランジスタのベースに印加され、他方の極性の入力信号
が前記第4トランジスタ及び第1定電流源トランジスタ
のベースに印加されるモノマルチバイブレータとを備
え、前記モノマルチバイブレータの入力信号としてヘッ
ド切り替え信号を印加し、前記モノマルチバイブレータ
の出力信号に応じて前記スイッチを切り換えるようにし
たことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、互いのエミッタが共通接続さ
れ該共通接続点に第1定電流源トランジスタのコレクタ
が接続された第1及び第2トランジスタと、互いのエミ
ッタが共通接続され該共通接続点に第2定電流源トラン
ジスタのコレクタが接続された第3及び第4トランジス
タと、前記第2及び第3トランジスタのベースにバイア
スを加える第1基準電源と、前記第1及び第2定電流源
トランジスタのコレクタ間に接続されたコンデンサと、
前記第2及び第3トランジスタのコレクタに共通接続さ
れた出力端子とを備えるモノマルチバイブレータを設
け、一方の極性の入力信号を前記第1トランジスタ及び
第2定電流源トランジスタのベースに印加し、他方の極
性の入力信号を前記第4トランジスタ及び第1定電流源
トランジスタのベースに印加しているので、前記出力端
子より、立ち上がり、立ち下がりどちらの入力信号に対
しても応答した出力信号が得られる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の輝度信号処理回路に用いら
れるモノマルチバイブレータを示すもので、(13)
(14)は互いのエミッタが共通接続され該共通接続点
に第1定電流源トランジスタ(15)のコレクタが接続
された第1及び第2トランジスタ、(16)(17)は
互いのエミッタが共通接続され該共通接続点に第2定電
流源トランジスタ(18)のコレクタが接続された第3
及び第4トランジスタ、(19)は前記第2及び第3ト
ランジスタ(14)(16)のベースにバイアスを加え
る第1基準電源、(20)は前記第1及び第2定電流源
トランジスタ(15)(18)のコレクタ間に接続され
たコンデンサ、(21)は前記第2及び第3トランジス
タ(14)(16)のコレクタに共通接続された出力端
子、(22)は一方の極性の入力信号を前記第1トラン
ジスタ(13)及び第2定電流源トランジスタ(18)
のベースに印加する入力端子、(23)は他方の極性の
入力信号が前記第4トランジスタ(17)及び第1定電
流源トランジスタ(15)のベースに印加する入力端子
である。
【0012】図1の入力端子(23)には図4(a)に
示すヘッド切り替え信号が印加され、入力端子(22)
には図4(b)に示すヘッド切り替え信号が印加され
る。前記2つの信号のレベルは、図示のようにVH,VR,
VLの3つのレベルとなり、互いに逆位相である。そし
て、第1基準電源(19)の電圧は、VRに設定されて
いる。
【0013】今、図4の時刻t1であり、とが図1
の回路に印加されると、 第1トランジスタ(13) オフ 第2トランジスタ(14) オン 第3トランジスタ(16) オフ 第4トランジスタ(17) オン 第1定電流源トランジスタ(15) オン 第2定電流源トランジスタ(18) オフ となる。すると、の電位は図4(c)に示すように安
定状態で、VR-VBEとなり、の電位は図4(d)に示
すように安定状態で、VH-VBEとなる。このとき、コン
デンサ(20)には電圧VH-VRが充電される。
【0014】第3定電流源トランジスタ(24)に流れ
る電流をIとすると、該電流Iが第2トランジスタ(1
4)と第1定電流源トランジスタ(15)とを介して負
荷抵抗Rに流れる。この為、出力端子(21)には図4
(e)のように電圧(VCCーRI)の出力信号が発生す
る。
【0015】この状態から、時刻t2に図4のとが
反転すると、 第1トランジスタ(13) オン 第2トランジスタ(14) オフ 第3トランジスタ(16) オン 第4トランジスタ(17) オフ 第1定電流源トランジスタ(15) オフ 第2定電流源トランジスタ(18) オン となる。の電位は図4(c)に示すように、VH-VBE
となり、の電位は図4(d)に示すように、VH-VBE
にコンデンサ(20)の充電電圧VH-VRを加えた電圧
となる。
【0016】すると、第3トランジスタ(16)は、上
述のように直ちにオンすることはできない。そのため、
負荷抵抗Rには電流が流れず、出力端子(21)には図
4(e)のように電圧(VCC)の出力信号が発生する。
一方、コンデンサ(20)は、時刻t2より放電を開始
し、の電位は図4(d)のように低下を始める。そし
て、VR-VBEまで低下すると、第3トランジスタ(1
6)がオンしての電位は、VR-VBEで安定する。
【0017】第3トランジスタ(16)が再びオンする
と、出力端子(21)には図4(e)のように電圧(V
CCーRI)の出力信号が発生する。ここで、図4(e)
の+VCCの期間は、コンデンサ(20)の放電時定数に
より定まるので、図1の回路が立ち下がり入力に対し
て、マルチバイブレータとして動作していることが明ら
かである。
【0018】図4の時刻t3では、時刻t2でで起き
た変化と同じ変化がで起こる。この為、図1の回路が
立ちあがり入力に対しても、マルチバイブレータとして
動作していることが明らかである。従って、図1のマル
チバイブレータを図2のエッジ検出に用いれば、少ない
素子数で、ヘッドからのヘッド切り替え信号を波形整形
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、互い
のエミッタが共通接続され該共通接続点に第1定電流源
トランジスタのコレクタが接続された第1及び第2トラ
ンジスタと、互いのエミッタが共通接続され該共通接続
点に第2定電流源トランジスタのコレクタが接続された
第3及び第4トランジスタと、前記第2及び第3トラン
ジスタのベースにバイアスを加える第1基準電源と、前
記第1及び第2定電流源トランジスタのコレクタ間に接
続されたコンデンサと、前記第2及び第3トランジスタ
のコレクタに共通接続された出力端子とを備えるモノマ
ルチバイブレータを使用しているので、立ち上がり信号
と、立ち下がり信号のいずれに対しても1つの回路で波
形整形を行える。その為、マルチバイブレータの数を削
減することが出来、輝度信号処理回路の素子数を削減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輝度信号処理回路に用いるマルチバイ
ブレータを示すブロック図である。
【図2】従来の輝度信号処理回路を示すブロック図であ
る。
【図3】図2の説明に供するための波形図である。
【図4】図1の説明に供するための波形図である。
【符号の説明】
(13) 第1トランジスタ (14) 第2トランジスタ (16) 第3トランジスタ (17) 第4トランジスタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号が印加される第1入力端子と、 前記輝度信号の欠落を補償するための輝度信号が印加さ
    れる第2入力端子と、 前記第1及び第2入力端子からの輝度信号を選択的に出
    力するスイッチと、 互いのエミッタが共通接続され該共通接続点に第1定電
    流源トランジスタのコレクタが接続された第1及び第2
    トランジスタと、互いのエミッタが共通接続され該共通
    接続点に第2定電流源トランジスタのコレクタが接続さ
    れた第3及び第4トランジスタと、前記第2及び第3ト
    ランジスタのベースにバイアスを加える第1基準電源
    と、前記第1及び第2定電流源トランジスタのコレクタ
    間に接続されたコンデンサと、前記第2及び第3トラン
    ジスタのコレクタに共通接続された出力端子とを備え、
    一方の極性の入力信号が前記第1トランジスタ及び第2
    定電流源トランジスタのベースに印加され、他方の極性
    の入力信号が前記第4トランジスタ及び第1定電流源ト
    ランジスタのベースに印加されるモノマルチバイブレー
    タと、を備え、前記モノマルチバイブレータの入力信号
    としてヘッド切り替え信号を印加し、前記モノマルチバ
    イブレータの出力信号に応じて前記スイッチを切り換え
    るようにしたことを特徴とする輝度信号処理回路。
  2. 【請求項2】 輝度信号が印加される第1入力端子と、 前記輝度信号の欠落を補償するための輝度信号が印加さ
    れる第2入力端子と、 前記第1及び第2入力端子からの輝度信号を選択的に出
    力するスイッチと、 該スイッチの出力信号を1H期間遅延して前記第2入力
    端子に印加する1H遅延回路と、 互いのエミッタが共通接続され該共通接続点に第1定電
    流源トランジスタのコレクタが接続された第1及び第2
    トランジスタと、互いのエミッタが共通接続され該共通
    接続点に第2定電流源トランジスタのコレクタが接続さ
    れた第3及び第4トランジスタと、前記第2及び第3ト
    ランジスタのベースにバイアスを加える第1基準電源
    と、前記第1及び第2定電流源トランジスタのコレクタ
    間に接続されたコンデンサと、前記第2及び第3トラン
    ジスタのコレクタに共通接続された出力端子とを備え、
    一方の極性の入力信号が前記第1トランジスタ及び第2
    定電流源トランジスタのベースに印加され、他方の極性
    の入力信号が前記第4トランジスタ及び第1定電流源ト
    ランジスタのベースに印加されるモノマルチバイブレー
    タと、を備え、前記モノマルチバイブレータの入力信号
    としてヘッド切り替え信号を印加し、前記モノマルチバ
    イブレータの出力信号に応じて前記スイッチを切り換え
    るようにしたことを特徴とする輝度信号処理回路。
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