JPH0540621Y2 - - Google Patents

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JPH0540621Y2
JPH0540621Y2 JP1986169219U JP16921986U JPH0540621Y2 JP H0540621 Y2 JPH0540621 Y2 JP H0540621Y2 JP 1986169219 U JP1986169219 U JP 1986169219U JP 16921986 U JP16921986 U JP 16921986U JP H0540621 Y2 JPH0540621 Y2 JP H0540621Y2
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JP
Japan
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signal
circuit
dropout
level
switch
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、磁気再生機に用いて良好なドロツプ
アウト補償回路に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来のドロツプアウト補償回路として、例えば
株式会社コロナ社発行の「ホームVTR入門」第
160頁の図14,18bが提示されている。
第2図は前述のドロツプアウト補償回路を示す
ブロツク図であり、図番及び構成を説明すると、
1はc端子を支点にa又はb端子に切換えられる
スイツチ、2は前記a端子に接続され、磁気媒体
(図示せず)からの再生信号が入力される入力端
子、3は前記b及びc端子に接続された遅延回
路、4は前記入力端子2に接続された再生信号レ
ベル検出回路、5は前記c端子に接続された出力
端子である。また第3図イ,ロは第2図の各部波
形を示すタイミングチヤートであり、イ,ロは
各々入力端子2に入力される再生信号、再生信号
レベル検出回路4から出力される検出信号を示し
ている。
まず第3図イのt0,t2,t4期間の再生信号、即
ち充分なエンベロープを有する映像信号が入力端
子2に入力された場合、映像信号レベルが大きい
ことから再生信号レベル検出回路4が駆動され
ず、従つてその出力は常にローレベルに保持さ
れ、スイツチ1はa端子に切換えられる。そして
映像信号はa及びc端子が閉成されたスイツチ1
を介して出力される一方、遅延回路3にて常に1
水平期間だけ遅延した遅延信号とされるが、スイ
ツチ1のb及びc端子が開放されていることか
ら、映像信号は遅延信号にて置換されることなく
出力端子5から出力される。
その後第3図イのt1,t3期間の再生信号、即ち
映像信号中に含まれる数水平期間のドロツプアウ
トが入力端子2に入力された場合、t0,t2,t4
間の映像信号レベルより充分に小さいドロツプア
ウトレベルが再生信号レベル検出回路4にて検出
され、従つて再生信号レベル検出回路4から第3
図ロのハイレベルの検出信号が出力され、スイツ
チ1はb端子に切換えられる。そしてスイツチ1
のa及びc端子が開放されたことから、ドロツプ
アウトはスイツチ1を介して出力されず、スイツ
チ1のb及びc端子が閉成されたことから、t1
t3期間のドロツプアウトは、各々遅延回路3から
出力されるt0,t2期間の最後の1水平期間の遅延
信号にて置換され、出力端子5から出力される。
以上よりドロツプアウトの補償された映像信号
が得られることになる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 第2図において、第3図イのt1,t3期間のドロ
ツプアウトよりも充分に長い時間を有するt5期間
の再生信号、即ち磁気媒体に対して映像信号の記
録されていない無信号が入力端子2に入力された
場合、無信号レベルが充分に小さいことから、前
述のt1,t3期間のドロツプアウトの補償と同様に
t5期間の無信号は遅延回路3から出力されるt4
間の最後の1水平期間の遅延信号にて置換され、
出力端子5から出力されることになる。
これより無信号であるにもかかわらずドロツプ
アウト補償されることから、画面が特異な状態に
なる問題点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するためになされた
ものであり、磁気媒体からの再生信号レベルより
映像信号中に含まれるドロツプアウト又は無信号
を検出し、前記ドロツプアウト及び無信号の期間
だけ検出信号を出力する再生信号レベル検出回路
と、前記検出信号を積分して積分信号を出力する
積分回路と、前記映像信号を常に1水平期間だけ
遅延して遅延信号を出力する遅延回路と、前記映
像信号と前記遅延信号とを切換える切換回路を備
え、前記積分信号のレベルが所定レベル未満のと
きは、前記切換回路を遅延信号側に切換え、前記
積分信号のレベルが所定レベル以上のときは、前
記切換回路を映像信号側に切換えるよう制御する
制御回路を備えた構成である。
(ホ) 作用 本考案によれば、磁気媒体の再生時において、
映像信号中に含まれるドロツプアウト又は無信号
の期間だけ再生信号レベル検出回路から検出信号
が出力されると、検出信号は所定の時定数を有す
る積分回路に積分されて積分信号となされ、この
積分信号のレベルによりドロツプアウトの期間が
遅延回路から出力される遅延信号にて置換され、
即ちドロツプアウト補償される。
(ヘ) 実施例 本考案の詳細を図示の実施例により具体的に説
明する。
第1図は本考案のドロツプアウト補償回路を示
す回路・ブロツク図であり、図番及び構成を説明
すると、6,7は再生信号レベル検出回路4及び
アース間に直列接続され、積分回路を構成する抵
抗及びコンデンサ、8は、そのベースが抵抗9を
介して前記コンデンサ7の一端に接続され、再び
そのコレクタが抵抗10を介して再生信号レベル
検出回路4に接続されると共にそのエミツタが接
地されたトランジスタ、11は前記トランジスタ
8のベース及びアース間に接続された抵抗であつ
て、トランジスタ8のコレクタ出力によりスイツ
チ1は切換えられる。尚、第2図と同一素子には
同一図番を付してある。また第3図イ,ロ,ハは
第1図の各部波形を示すタイミングチヤートであ
り、イ,ロ,ハは各々入力端子2に入力される再
生信号、再生信号レベル検出回路4から出力され
る検出信号、積分回路から出力される積分信号を
示している。
まず第3図イのt0,t2,t4期間の再生信号、即
ち充分なエンベロープを有する映像信号が入力端
子2に入力された場合、映像信号レベルが大きい
ことから再生信号レベル検出回路4は駆動され
ず、その出力は常にローレベルに保持される。従
つてトランジスタ8のベースがスレツシユホール
ド電圧未満となつてトランジスタ8はオフし、抵
抗10を介した再生信号レベル検出回路4のロー
レベル出力によつてスイツチ1はa端子に切換え
られる。そして映像信号はa及びc端子が閉成さ
れたスイツチ1を介して出力される一方、遅延回
路3にて常に1水平期間だけ遅延した遅延信号と
されるが、スイツチ1のb及びc端子が開放され
ていることから、映像信号は遅延信号にて置換さ
れることなく出力端子5から出力される。
その後第3図イのt1,t3期間の再生信号、即ち
映像信号中に含まれる数水平期間のドロツプアウ
トが入力端子2に入力された場合、t0,t2,t4
間の映像信号レベルより充分に小さいドロツプア
ウトレベルが再生信号レベル検出回路4にて検出
され、再生信号レベル検出回路4から第3図ロの
ハイレベルの検出信号が出力される。従つてt1
t3期間におけるハイレベルの検出信号は所定の時
定数、即ち数水平期間のハイレベルの検出信号な
らば積分してもトランジスタ8のスレツシユホー
ルド電圧S未満となる様な値に設定された抵抗6
及びコンデンサ7に積分され、スレツシユホール
ド電圧S未満の積分信号となる。ゆえにトランジ
スタ8がオフし、抵抗10を介して再生信号レベ
ル検出回路4から出力されるハイレベルの検出信
号によつてスイツチ1はb端子に切換えられる。
そしてスイツチ1のa及びc端子が開放された
ことから、ドロツプアウトはスイツチ1を介して
出力されず、スイツチ1のb及びc端子が閉成さ
れたことから、t1,t3期間のドロツプアウトは、
各々遅延回路3から出力されるt0,t2期間の最後
の1水平期間の遅延信号にて置換され、出力端子
5から出力される。
以上よりドロツプアウトの補償された映像信号
が得られる。
一方、第3図イのt1,t3期間よりも充分に長い
時間を有するt5期間の再生信号、即ち磁気媒体に
対して映像信号の記録されていない無信号が入力
端子2に入力された場合、t1,t3期間のドロツプ
アウトと同様に充分に小さい無信号レベルが再生
信号レベル検出回路4にて検出され、再生信号レ
ベル検出回路4から第3図ロのハイレベルの検出
信号が出力される。従つてt5期間におけるハイレ
ベルの検出信号は抵抗6及びコンデンサ7に積分
され、時間t6後にスレツシユホールド電圧S以上
の積分信号となる。ゆえにトランジスタ8がオン
することから、再生信号レベル検出回路4から出
力されるハイレベルの検出信号はミユートされ、
即ちローレベルの信号によつてスイツチ1はa端
子に切換えられる。そして無信号はa及びc端子
が閉成されたスイツチ1を介して出力端子5から
出力される。
尚、t6期間は、トランジスタ8がオフすると共
に、抵抗10を介して再生信号レベル検出回路4
から出力されるハイレベルの信号によつてスイツ
チ1がb端子に切換えられ、そして無信号が遅延
回路3から出力されるt4期間の最後の1水平期間
の遅延信号にて瞬間的に置換されるが、視覚上何
ら問題はない。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、従来のドロツプアウト補償回
路に積分回路を付加するのみで、ドロツプアウト
より充分に長い無信号部分のドロツプアウト補償
が殆ど阻止され、これより画面が特異な状態でな
くなる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のドロツプアウト補償回路を示
す回路・ブロツク図、第2図は従来のドロツプア
ウト補償回路を示すブロツク図、第3図は第1図
及び第2図の各部波形を示すタイミングチヤート
である。 1……スイツチ、3……遅延回路、4……再生
信号レベル検出回路、6……抵抗、7……コンデ
ンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気媒体からの再生信号レベルより映像信号中
    に含まれるドロツプアウト又は無信号を検出し、
    前記ドロツプアウト及び無信号の期間だけ検出信
    号を出力する出力端子を有した再生信号レベル検
    出回路と、 前記映像信号を常に1水平期間だけ遅延して遅
    延信号を出力する遅延回路と、 前記映像信号と前記遅延信号とを切換える切換
    回路と、 前記出力端子とアース間に直列接続され、前記
    検出信号を積分する抵抗とコンデンサからなる積
    分回路と、 ベースが前記コンデンサの一端に接続され、コ
    レクタが前記再生レベル検出回路の出力端子に接
    続されるとともにエミツタがアースに接地される
    トランジスタとを備え、 前記トランジスタは、前記積分回路の出力レベ
    ルが前記トランジスタのスレツシユホールドレベ
    ル未満のときは、前記切換回路を遅延信号側に切
    換え、前記トランジスタのスレツシユホールドレ
    ベル以上のときは、前記切換回路を映像信号側に
    切換えるよう制御したことを特徴とするドロツプ
    アウト補償回路。
JP1986169219U 1986-11-04 1986-11-04 Expired - Lifetime JPH0540621Y2 (ja)

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JP1986169219U JPH0540621Y2 (ja) 1986-11-04 1986-11-04

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JPS63144779U JPS63144779U (ja) 1988-09-22
JPH0540621Y2 true JPH0540621Y2 (ja) 1993-10-14

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ID=31102822

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58215181A (ja) * 1982-06-09 1983-12-14 Hitachi Ltd ドロツプアウト補償回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58215181A (ja) * 1982-06-09 1983-12-14 Hitachi Ltd ドロツプアウト補償回路

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JPS63144779U (ja) 1988-09-22

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