JPH0349504Y2 - - Google Patents

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JPH0349504Y2
JPH0349504Y2 JP15691884U JP15691884U JPH0349504Y2 JP H0349504 Y2 JPH0349504 Y2 JP H0349504Y2 JP 15691884 U JP15691884 U JP 15691884U JP 15691884 U JP15691884 U JP 15691884U JP H0349504 Y2 JPH0349504 Y2 JP H0349504Y2
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transistor
vertical synchronization
synchronization signal
resistor
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は擬似垂直同期信号発生回路に関する
ものであつて、特に、映像再生装置における擬似
垂直同期信号発生回路に関する。
[従来の技術] 最近の2ヘツドヘリカルスキヤンテープレコー
ダは、通常再生機能のほかに特殊再生機能を有し
ている。この特殊再生機能には静止画再生、スロ
ーモーシヨン再生、検索を行なうための高速再生
などがある。通常再生時には、第5図a,bに示
すように、垂直同期信号の6.5H(1Hはテレビジ
ヨン信号の水平走査周期)前でビデオヘツドの切
換が行なわれているが、これらの特殊再生を行な
うと、通常再生と異なりビデオヘツドが複数のビ
デオトラツクをトレースすることになり、ビデオ
ヘツドからの再生信号にはノイズが混入する。こ
のため、再生信号の中の垂直同期信号もノイズに
より乱され、再生画像は垂直同期がかからず流れ
てしまう。そこで、垂直同期信号を擬似垂直同期
信号でつけかえて再生画像の同期をかけている。
第3図は、従来の映像再生装置における垂直同
期信号つけかえ部分のブロツク図である。初め
に、この部分の構成について説明する。図におい
て、10は映像再生装置である。入力端子2は擬
似垂直同期信号発生器5に接続され、この発生器
は端子3、スイツチ手段6、出力端子4を介して
テレビジヨン受信機11に接続される。また、入
力端子1は、スイツチ手段6と出力端子4の接続
点に接続される。
次に、この部分の動作について説明する。入力
端子1に再生映像信号7が入力される。入力端子
2にビデオヘツド切換信号8が入力され、擬似垂
直同期信号発生器5に導かれる。擬似垂直同期信
号発生器5はこの信号を用いて擬似垂直同期信号
9を発生させる。この信号は端子3を介してスイ
ツチ手段6に導かれて再生映像信号7と混合され
る。このとき、擬似垂直同期信号が低レベルの区
間スイツチ手段6のダイオードが導通し、再生映
像信号7が低レベルにクランプされる。この混合
された信号は出力端子4を介してテレビジヨン受
信機11に導かれて映像化される。
第4図は、従来の擬似垂直同期信号発生器の回
路図である。初めに、この回路の構成について説
明する。図において、入力端子2は、抵抗器2
1、コンデンサ22を介して接地されるととも
に、抵抗器21を介して排他的論理和の否定回路
(以下Ex−NORゲートと記す)25の入力端子
26に接続される。抵抗器21とコンデンサ22
は第1の遅延回路を構成する。さらに、抵抗器2
1とコンデンサ22の接続点は、抵抗器23、コ
ンデンサ24を介して接地されるとともに、抵抗
器23を介してEx−NORゲード25の入力端子
27に接続される。抵抗器23とコンデンサ24
は第2の遅延回路を構成する。3はEx−NORゲ
ート25の出力端子である。
次に、この回路の動作について説明する。入力
端子2からのビデオヘツド切換信号8は、第1の
遅延回路で6.5H遅延される。この遅延信号は、
Ex−NORゲート25の入力端子26へ導かれる
とともに第2の遅延回路に導かれる。第2の遅延
回路に導かれた信号は擬似垂直同期信号の幅の時
間だけ遅延され、Ex−NORゲート25の入力端
子27へ導かれる。Ex−NORゲート25は、第
1および第2の遅延回路の出力信号の排他的論理
和の否定をとり波形整形を行なつて、出力端子3
へ擬似垂直同期信号9を出力する。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の映像再生装置の擬似垂直同期信号発生回
路はEx−NORゲートで構成されており、このた
め、高価なロジツクICを用いなければならず、
また、入力のスレツシヨルド電位がICによりば
らつくなどの欠点があつた。さらに、ICの外付
け部品として時間を設定するための抵抗器21,
23、コンデンサ22,24が使われているが、
機器の小形化、低価格化などの要望からこれらの
部品をもつと削減することが望まれていた。
この考案は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、スレツシヨルド
電位のばらつきが少なくかつ安価な擬似垂直同期
信号発生回路を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案にかかる擬似垂直同期信号発生回路
は、ビデオヘツド切換信号を積分する積分手段
と、積分手段の出力を予め定める第1の基準電位
と比較する第1の比較手段と、積分手段の出力を
予め定める第2の基準電位と比較する第2の比較
手段と、第1および第2の比較手段の出力の不一
致部分を検出する検出手段とから構成されてい
る。
[作用] この考案においては、ビデオヘツド切換信号を
積分して出力し、この出力を第1および第2の基
準電位と比較し、これらの両比較結果の不一致部
分を検出して擬似垂直同期信号を発生する。
[実施例] 第1図は、この考案の実施例である擬似垂直同
期信号発生回路を示す図である。初めに、この回
路の構成について説明する。入力端子2は、抵抗
器31、コンデンサ32を介して接地されるとと
もに、抵抗器31を介してトランジスタ33およ
びトランジスタ41のベースに接続される。抵抗
器31とコンデンサ32は積分回路を構成する。
トランジスタ33のエミツタは、抵抗器35を介
して接地されるとともにトランジスタ34のエミ
ツタに接続される。トランジスタ34のコレクタ
は抵抗器38を介してトランジスタ40のベース
に接続される。電源20は、トランジスタ33の
コレクタおよびトランジスタ40のエミツタに接
続されるとともに、抵抗器36,37を介して接
地される。トランジスタ34のベースは抵抗器3
6と抵抗器37の接続点に接続される。トランジ
スタ40のベースとエミツタ間に抵抗器39を接
続される。トランジスタ33,34,40と抵抗
器35,36,37,38,39は第1の電圧比
較器を構成する。トランジスタ41,42,48
と抵抗器43,44,45,46,47から構成
される第2の電圧比較器についても、第1の電圧
比較器の場合と同様に接続される。電源20は抵
抗器54を介してトランジスタ55のコレクタに
接続され、トランジスタ40のコレクタは抵抗器
52,53を介してトランジスタ55のベースに
接続される。トランジスタ55のエミツタは接地
される。トランジスタ48のコレクタは、抵抗器
49,50を介して接地されるとともに、抵抗器
49を介してトランジスタ51のベースに接続さ
れる。トランジスタ51のコレクタは抵抗器52
と抵抗器53の接続点に接続され、トランジスタ
51のエミツタは接地される。トランジスタ55
のコレクタは出力端子3に接続される。トランジ
スタ51,55と抵抗器49,50,52,5
3,54は不一致検出回路を構成する。
第2図は、この発明の実施例である擬似垂直同
期信号発生回路の各部の信号波形を示す図であ
る。
次に、この回路の動作について説明する。第2
図aのビデオヘツド切換信号が入力端子2へ入力
され、積分回路へ導かれて積分される。第2図b
の積分回路の出力は、第1および第2の電圧比較
器へ導かれる。第1の電圧比較器は、抵抗器3
6,37で決まるトランジスタ34のベース電位
を第1の基準電位とする。第2図cに示されるよ
うに、トランジスタ33のベース電位がこの基準
電位より低いときは、トランジスタ40がON状
態となり、また逆に高いときにはOFF状態とな
る。第2の電圧比較器は抵抗器44,45で決ま
るトランジスタ42のベース電位を第2の基準電
位とし、この第2の基準電位は第1の基準電位よ
り低く設定される。第2の電圧比較器も、第2図
dに示されるように、第1の電圧比較器と同様な
動作を行なう。トランジスタ40,48のコレク
タ出力、つまり両電圧比較器の出力は不一致検出
回路へ導かれる。この回路では、トランジスタ4
0がON状態でかつトランジスタ48がON状態
のときには、トランジスタ51がON状態となつ
てトランジスタ55のベースがトランジスタ51
を介して接地されるため、トランジスタ55が
OFF状態となり、また、トランジスタ40がON
状態でかつトランジスタ48がOFF状態のとき
にはトランジスタ55がON状態になる。さら
に、トランジスタ40がOFF状態のときにはト
ランジスタ55がOFF状態となる。このように
して、トランジスタ55のコレクタ出力は第2図
eのようになり、この擬似垂直同期信号は出力端
子3へ導かれる。
また、この回路では、スレツシヨルド電位のば
らつきが抵抗器36,37および抵抗器44,4
5の精度により決まるので、従来のものよりスレ
ツシヨルド電位の精度が高いものが得られる。
さらに、この回路はトランジスタ、抵抗器およ
びコンデンサで構成され、集積回路に適した構成
となつている。このため、前述のように集積回路
化すると、外付け部品としては時間設定するため
の抵抗器31、コンデンサ32のみとなり、従来
のものに比べてその数は半減する。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、擬似垂直同
期信号発生回路が、ビデオヘツド切換信号を積分
する積分手段と、積分手段の出力を予め定める第
1および第2の基準電位と比較する第1および第
2の比較手段と、第1および第2の比較手段の出
力の不一致部分を検出する検出手段とで構成され
るので、スレツシヨルド電位のばらつきが少なく
かつ安価で、しかもトランジスタ、抵抗器および
コンデンサからなる擬似垂直同期信号発生回路を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例である擬似垂直同
期信号発生回路を示す図である。第2図は、この
考案の実施例である擬似垂直同期信号発生回路の
各部の信号波形を示す図である。第3図は、従来
の映像再生装置における垂直同期信号つけかえ部
分のブロツク図である。第4図は、従来の擬似垂
直同期信号発生器の回路図である。第5図は、通
常再生時のビデオヘツド切換信号と垂直同期信号
の関係を示す図である。 図において、5は擬似垂直同期信号発生器、6
はスイツチ手段、10は映像再生装置、11はテ
レビジヨン受信機、20は電源、25はEx−
NORゲート、31,35,36,37,38,
39,43,44,45,46,47,49,5
0,52,53,54は抵抗器、32はコンデン
サ、33,34,40,41,42,48,5
1,55はトランジスタである。なお、各図中同
一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 映像再生装置における垂直同期信号を擬似垂直
    同期信号でつけかえるための擬似垂直同期信号発
    生回路であつて、 ビデオヘツド切換信号を積分する積分手段と、 前記積分手段の出力を予め定める第1の基準電
    位と比較する第1の比較手段と、 前記積分手段の出力を予め定める第2の基準電
    位と比較する第2の比較手段と、 前記第1および第2の比較手段の出力の不一致
    部分を検出する検出手段とを備えたことを特徴と
    する擬似垂直同期信号発生回路。
JP15691884U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPH0349504Y2 (ja)

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JPS6172974U JPS6172974U (ja) 1986-05-17
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