JP2561240B2 - クランプパルス発生回路 - Google Patents
クランプパルス発生回路Info
- Publication number
- JP2561240B2 JP2561240B2 JP60292564A JP29256485A JP2561240B2 JP 2561240 B2 JP2561240 B2 JP 2561240B2 JP 60292564 A JP60292564 A JP 60292564A JP 29256485 A JP29256485 A JP 29256485A JP 2561240 B2 JP2561240 B2 JP 2561240B2
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- Japan
- Prior art keywords
- signal
- output
- counter
- television
- clamp pulse
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- Synchronizing For Television (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビの水平同期信号よりこれに同期したク
ランプパルスを発生する回路に関するものである。
ランプパルスを発生する回路に関するものである。
従来の技術 従来、テレビの水平同期信号に同期したクランプパル
スの発生については、正極性テレビ水平同期信号の立上
りを基準にして、モノマルチ回路により一定の幅(たと
えば2μsec)のパルスを出力し、クランプパルスを発
生させている。
スの発生については、正極性テレビ水平同期信号の立上
りを基準にして、モノマルチ回路により一定の幅(たと
えば2μsec)のパルスを出力し、クランプパルスを発
生させている。
発明が解決しようとする問題点 上述した従来のクランプパルス発生回路は、テレビの
正極性水平同期信号を直接モノマルチ回路に入力し、こ
の同期信号の立上りを契機としてクランプパルスを発生
させるために、テレビの正規の水平同期信号以外の位置
に同期信号の基底に達する以上に大きい雑音が発生する
と、この時点を契機としてクランプパルスを発生し、ク
ランプすべきでない位置でクランプしてしまう欠点があ
る。
正極性水平同期信号を直接モノマルチ回路に入力し、こ
の同期信号の立上りを契機としてクランプパルスを発生
させるために、テレビの正規の水平同期信号以外の位置
に同期信号の基底に達する以上に大きい雑音が発生する
と、この時点を契機としてクランプパルスを発生し、ク
ランプすべきでない位置でクランプしてしまう欠点があ
る。
問題点を解決するための手段 本発明の目的は、このような欠点を除去し、水平同期
信号に正確に同期したクランプパルスを発生するクラン
プパルス発生回路を提供することにある。
信号に正確に同期したクランプパルスを発生するクラン
プパルス発生回路を提供することにある。
本発明のクランプパルス発生回路は、テレビの水平同
期周波数より十分に大きい発振周波数の発振器と、その
出力を分周しテレビの水平同期周期より短い周期の信号
を出力するカウンタと、このカウンタ出力と正極性の所
定の幅を有するテレビ水平同期信号とを入力とし所定の
幅を有する出力信号が前記カウンタのリセット端子に入
力するANDゲート回路と、このANDゲート回路の所定の幅
を有する出力信号の立上りを基準にして水平同期信号に
同期しかつ一定幅のクランプパルスを発生するモノマル
チ回路とより構成される。
期周波数より十分に大きい発振周波数の発振器と、その
出力を分周しテレビの水平同期周期より短い周期の信号
を出力するカウンタと、このカウンタ出力と正極性の所
定の幅を有するテレビ水平同期信号とを入力とし所定の
幅を有する出力信号が前記カウンタのリセット端子に入
力するANDゲート回路と、このANDゲート回路の所定の幅
を有する出力信号の立上りを基準にして水平同期信号に
同期しかつ一定幅のクランプパルスを発生するモノマル
チ回路とより構成される。
実施例 次に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例のブロック図を示す。第1
図において、端子5に正極性テレビ水平同期信号bが入
力され、これがANDゲート回路3に入力される。他方テ
レビの水平同期周波数より十分に大きい発振周波数の発
振器1の出力が、この出力を分周することによってテレ
ビの水平同期周期より短い周期の信号を出力する。カウ
ンタ2に入力され、カウンタ2の出力cがANDゲート回
路3に入力される。したがってANDゲート回路3は前記
の同期信号bと出力cとを入力され出力dを出力する。
この出力dはカウンタ2のリセット端子に入力されると
ともに、モノマルチ回路4に入力される。モノマルチ回
路4の出力eは、端子6に出力され端子6よりクランプ
パルスとして出力される。
図において、端子5に正極性テレビ水平同期信号bが入
力され、これがANDゲート回路3に入力される。他方テ
レビの水平同期周波数より十分に大きい発振周波数の発
振器1の出力が、この出力を分周することによってテレ
ビの水平同期周期より短い周期の信号を出力する。カウ
ンタ2に入力され、カウンタ2の出力cがANDゲート回
路3に入力される。したがってANDゲート回路3は前記
の同期信号bと出力cとを入力され出力dを出力する。
この出力dはカウンタ2のリセット端子に入力されると
ともに、モノマルチ回路4に入力される。モノマルチ回
路4の出力eは、端子6に出力され端子6よりクランプ
パルスとして出力される。
次に第2図を用いて本発明の動作を詳細に説明する。
雑音Nの影響を受け映像信号が水平同期信号の基底に
まで入り込んだテレビ信号波形を第2図(a)に示す。
このような波形の信号から分離したテレビ同期信号は、
第2図(b)に示すように水平同期信号以外の部分にパ
ルス性の雑音nが残る。ここでHはテレビ信号の一水平
走査期間を示す。この第2図(b)の雑音nを伴なった
テレビ同期信号が第1図の端子5に入力されると、この
信号は第1図のANDゲート回路3の一方の端子に入力
し、他方の端子の出力cが存在するので出力dとなり、
カウンタ2のリセット端子に入力する。これによりカウ
ンタ2はリセットされると共に、このカウンタ出力線が
ANDゲート回路3の他方の入力端子に接続されているた
め、ANDゲート回路3の一方の入力端子への前記入力b
を第2図(c)のカウンタ2が計数する期間のT期間だ
け入力禁止する。T期間を過ぎると、カウンタ2からの
出力cが現われるので、第1図のANDゲート回路3の端
子5からの入力禁止は解除され、次の水平同期信号待ち
の状態となる。
まで入り込んだテレビ信号波形を第2図(a)に示す。
このような波形の信号から分離したテレビ同期信号は、
第2図(b)に示すように水平同期信号以外の部分にパ
ルス性の雑音nが残る。ここでHはテレビ信号の一水平
走査期間を示す。この第2図(b)の雑音nを伴なった
テレビ同期信号が第1図の端子5に入力されると、この
信号は第1図のANDゲート回路3の一方の端子に入力
し、他方の端子の出力cが存在するので出力dとなり、
カウンタ2のリセット端子に入力する。これによりカウ
ンタ2はリセットされると共に、このカウンタ出力線が
ANDゲート回路3の他方の入力端子に接続されているた
め、ANDゲート回路3の一方の入力端子への前記入力b
を第2図(c)のカウンタ2が計数する期間のT期間だ
け入力禁止する。T期間を過ぎると、カウンタ2からの
出力cが現われるので、第1図のANDゲート回路3の端
子5からの入力禁止は解除され、次の水平同期信号待ち
の状態となる。
第1図のANDゲート回路3より出力され第1図のカウ
ンタ2へ入力されるリセット信号dは、同時にモノマル
チ回路4にも入力され、第2図(d)の立上り時点で第
2図(e)の幅tのクランプパルスを発生し、端子6に
出力する。この時第2図(b)の雑音信号nは、第1図
のANDゲート回路3の他方の端子に入力するカウンタ2
からの信号により、ゲート回路3からの出力が禁止さ
れ、モノマルチ回路4に入力されない。すなわち、第2
図(a)のように付加された雑音Nの影響がクランプパ
ルスには現われない。
ンタ2へ入力されるリセット信号dは、同時にモノマル
チ回路4にも入力され、第2図(d)の立上り時点で第
2図(e)の幅tのクランプパルスを発生し、端子6に
出力する。この時第2図(b)の雑音信号nは、第1図
のANDゲート回路3の他方の端子に入力するカウンタ2
からの信号により、ゲート回路3からの出力が禁止さ
れ、モノマルチ回路4に入力されない。すなわち、第2
図(a)のように付加された雑音Nの影響がクランプパ
ルスには現われない。
ここで第2図の(c)の雑音禁止時間は、発振回路の
安定度を十分に高くとりカウンタのカウント計数を大き
く設定するほど、水平同期期間Hに近づけることがで
き、雑音による影響をより精密に排除する効果がある。
通常テレビ信号の符号化装置では、テレビ信号のA/D−D
/A変換およびディジタル処理のための安定度の良い水晶
発振回路が用いられている。この水晶発振回路の出力を
本発明の発振器出力として用いることにより、カウンタ
とANDゲート回路を追加するのみで、本発明の構成を容
易に実現することが出来る。
安定度を十分に高くとりカウンタのカウント計数を大き
く設定するほど、水平同期期間Hに近づけることがで
き、雑音による影響をより精密に排除する効果がある。
通常テレビ信号の符号化装置では、テレビ信号のA/D−D
/A変換およびディジタル処理のための安定度の良い水晶
発振回路が用いられている。この水晶発振回路の出力を
本発明の発振器出力として用いることにより、カウンタ
とANDゲート回路を追加するのみで、本発明の構成を容
易に実現することが出来る。
発明の効果 以上に説明したように、本発明によれば、カウンタか
らの出力パルスにより次の水平同期信号の期間まで入力
を禁止し、テレビ水平同期信号間に含まれる雑音により
クランプパルスが発生することを防止し、安定なクラン
プパルスを発生させ得る効果がある。
らの出力パルスにより次の水平同期信号の期間まで入力
を禁止し、テレビ水平同期信号間に含まれる雑音により
クランプパルスが発生することを防止し、安定なクラン
プパルスを発生させ得る効果がある。
第1図は本発明の実施例回路のブロック図、第2図は第
1図の各部の動作波形図である。 1……発振器、2……カウンタ、3……ANDゲート回
路、4……モノマルチ回路、5……テレビ水平同期信号
入力端子、6……クランプパルス出力端子。
1図の各部の動作波形図である。 1……発振器、2……カウンタ、3……ANDゲート回
路、4……モノマルチ回路、5……テレビ水平同期信号
入力端子、6……クランプパルス出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−79380(JP,A) 特開 昭58−121871(JP,A) 特開 昭57−31283(JP,A) 特開 昭51−138319(JP,A) 実開 昭51−103315(JP,U) 実開 昭56−60353(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】テレビの水平同期周波数より十分に高い発
振周波数を有する発振器と、この発振器出力をカウント
することによってテレビ信号の水平同期信号の周期より
短いカウント値で立ち上がり、リセット端子に入力され
る信号により立ち下がるパルスを出力するカウンタと、
このカウンタ出力とテレビ水平同期信号とを入力とし出
力信号を前記カウンタのリセット端子に入力するANDゲ
ート回路と、このANDゲート回路の出力信号の立上りを
基準にして水平同期信号に同期しかつ一定幅のクランプ
パルスを発生するモノマルチ回路とよりなることを特徴
とするクランプパルス発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60292564A JP2561240B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | クランプパルス発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60292564A JP2561240B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | クランプパルス発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62154977A JPS62154977A (ja) | 1987-07-09 |
JP2561240B2 true JP2561240B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=17783398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60292564A Expired - Lifetime JP2561240B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | クランプパルス発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561240B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5879380A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-13 | Pioneer Electronic Corp | 同期分離回路 |
JPS58121871A (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水平同期信号分離装置 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60292564A patent/JP2561240B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62154977A (ja) | 1987-07-09 |
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