JP2938685B2 - 感光材料乾燥装置 - Google Patents

感光材料乾燥装置

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JP2938685B2 JP27624292A JP27624292A JP2938685B2 JP 2938685 B2 JP2938685 B2 JP 2938685B2 JP 27624292 A JP27624292 A JP 27624292A JP 27624292 A JP27624292 A JP 27624292A JP 2938685 B2 JP2938685 B2 JP 2938685B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理液によって処理さ
れた感光材料を乾燥する感光材料乾燥装置に関し、詳細
には、加熱されたヒートローラへ感光材料を密着させて
乾燥する感光材料乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】処理液によって処理された感光材料は
面に付着した水分及び乳剤層、バッキング層、支持体
吸収された水分が感光材料乾燥装置によって除去され
て乾燥される。例えば、乾燥装置の外気取入口から取入
れられた外気をヒータにより加熱して、相対的に湿度の
低い温風である乾燥風をつくり、この乾燥風をファン等
によって乾燥装置の乾燥室内へ送り込む。乾燥室内は、
この乾燥風によって内部の相対湿度が下げられて感光材
料から水分が蒸発し易くなると共に、この乾燥風が感光
材料に吹き付けられることによって、感光材料加熱
て水分の蒸発を促進し、感光材料の表面ないし乳剤層、
バッキング層、支持体中の水分蒸発させて、感光材料
乾燥させる
【0003】このような感光材料乾燥装置においては、
感光材料乾燥装置の周囲の作業環境あるいは処理する感
光材料の種類に応じて乾燥条件を設定することが好ま
しい。乾燥条件としては、乾燥室内温度、乾燥湿度等が
考えられるが具体的に乾燥装置としてはこれらの他に、
乾燥パス長、乾燥風の風量、搬送速度等が関連し、これ
らを作業環境の温度、湿度又は温湿度に応じて、あるい
処理する感光材料の水分含有量等を考慮して設定する
ことが好ましい。
【0004】感光材料乾燥装置における乾燥条件が感光
材料の特性または作業環境条件に適合していなかった場
合、感光材料乾燥装置で乾燥した感光材料が過乾燥状態
となったり、未乾燥状態となってしまう。特に、感光材
料が高分子樹脂ベースと乳剤層及びバッキング層を有す
るフィルムにおいては、過乾燥状態となると、フィルム
の露光時の寸法と乾燥処理された後の寸法との間に誤差
が生じてしまう。その結果、例えば製版用の原図と
れと密着色分解露光した感光材料上に現像・乾燥後に
られる第2原図との間に寸法変化が生じてしまう。
【0005】感光材料である製版用の写真フィルムは、
一般にポリエチレンテレフタレート(PET)によって
形成された支持体と、この支持体の一方の面に塗布され
た乳剤層、他方の面に塗布されたバッキング層によって
構成されている。支持体、乳剤層、バッキング層は、一
般の物質と同様に熱、水分によって寸法が変化すること
が知られている。ただし、フィルムの露光時の寸法と乾
燥後の寸法が同一であればその過程において、寸法が変
化しても問題はない。一般に、フィルム処理液に浸漬
されさらに水洗されると処理されて水分を吸収して
、乾燥によって収縮する。しかしその伸縮量は支持体
とゼラチンを含む乳剤層、バッキング層では各々異な
り、乳剤層、バッキング層の伸縮は支持体に比べ著しい
寸法はこれらのつりあいで決まる
【0006】しかし、寸法変化は、乾燥条件の影響を大
きく受ける場合がある。フィルムを低温でゆっくり乾燥
させると、乳剤層及びバッキング層に含まれているゼラ
チンが縮みフィルム全体が縮む。逆に、フィルムに高温
を与えると、ゼラチンが伸びてフィルム全体が伸びる。
乾燥処理が終了したフィルムは、フィルムが置かれた環
境に応じて伸縮する。しかし、例えば、70℃以上の乾
燥温度にさらす等の過度の条件下では、フイルムが過乾
燥状態になり、フィルムは永久変形して復元しないこと
になる。
【0007】すなわち、フィルム過乾燥状態になる
、乳剤層、バッキング層が本来有していた弾性力を失
、処理前の温度及び含水量となっても元の寸法に戻ら
ず伸ばされた状態のままとなり、露光時のフィルム寸法
の間に誤差が生じることになる。
【0008】ところで、感光材料乾燥装置には、ヒート
ローラを適用したものが種々検討され提案されている。
ヒートローラを用いた感光材料乾燥装置では、所定温度
に加熱したヒートローラへ感光材料を密着させながら搬
送して、ヒートローラの熱を感光材料に直接伝達して過
熱乾燥するようになっており、乾燥風による乾燥に較べ
て感光材料を乾燥すための乾燥温度の制御が容易で、
かつ、感光材料の乾燥状態が乾燥室内の湿度の影響を受
けにくいという特徴があり、感光材料の乾燥条件の設定
が比較的容易であると言うメリットをもつ
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感光材
料乾燥装置では、最も乾燥の悪い(乾燥しにくい)
光材料に合わせて、例えば、ヒートローラの表面温度等
の乾燥条件を設定しているのが一般的である。このた
め、比較的乾燥性の悪い感光材料を感想処理したとき
は、最適な乾燥状態として仕上げることができるが、乾
燥性の良い(乾燥しやすい)感光材料を乾燥処理すると
乾燥しすぎてしまい、所謂、過乾燥状態となってしまい
露光時の寸法と感想後の寸法とが異なることになる。
【0010】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
であり、ヒートローラの加熱温度を比較的低温の一定
保ったままあるいは感光材料の搬送速度を変えることな
く、乾燥させようとする感光材料の乾燥性に拘らず、感
光材料を最適な状態で乾燥させることが可能な感光材料
乾燥装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
感光材料乾燥装置は、加熱手段によって加熱されるヒー
トローラの外周面に感光材料を密着させて搬送しながら
乾燥する感光材料乾燥装置であって、前記ヒートローラ
の外周面へ前記感光材料を巻き掛けて密着させるために
前記ヒートローラの外周面に対向配置した感光材料案内
手段と、前記ヒートローラと前記感光材料の密着範囲を
変更し得るように前記感光材料案内手段を移動させる
動手段と、を有することを特徴とする。
【0012】本発明の請求項2に係る感光材料乾燥装置
は、加熱手段によって加熱され互いに平行な回転軸を持
ち、外周面が互いに間隔をおいて配置された複数のヒー
トローラに感光材料の表裏両面を順に密着させて搬送し
ながら乾燥する感光材料乾燥装置であって、前記ヒート
ローラと前記感光材料の密着範囲を変更し得るように
記ヒートローラの少なくとも一方を移動させる移動手段
を有することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の請求項1に係る感光材料搬送装置は、
搬送路の一部を構成するヒートローラとこれに対向配置
した感光材料案内手段によって感光材料をヒートローラ
巻き掛けて搬送する。このとき、ヒートローラへの感
光材料の密着範囲は、この感光材料案内手段の位置によ
って決定される。
【0014】移動手段は、この感光材料案内手段を移動
させて、ヒートローラへの感光材料の密着範囲を変更す
る。感光材料がヒートローラへ密着する範囲を変えれ
ば、感光材料がヒートローラに接触している時間を変え
ることができ、感光材料がヒートローラから受ける熱量
を変えることができる。
【0015】ヒートローラを用いた感光材料乾燥装置に
おいて、ヒートローラが感光材料へ付与する熱量を適正
に変更して感光材料を処理するようにすれば、ヒートロ
ーラの表面温度を過度の条件に設定することなく感光材
料の種類に応じた適正な乾燥状態を得ることができる。
【0016】この最適な乾燥状態によれば、フィルムが
永久変形して復元しない乾燥条件になることがなく、
ラチンを含む乳剤層及びバッキング層の弾性が失われな
い。したがって、感光材料は露光時の寸法に弾性力で戻
ることができ、露光時と乾燥後との間で寸法後さが生じ
ることがない。
【0017】例えば、乾燥性の悪い感光材料を処理する
ときは、ヒートローラへの密着範囲を広くし、乾燥性の
良い感光材料を処理するときは、ヒートローラへの密着
範囲を狭めれば、感光材料が未乾燥状態や過乾燥状態と
なって仕上げられることがない。
【0018】本発明の請求項2に記載の感光材料乾燥装
置は、感光材料を順に密着させる2個のヒートローラの
少なくとも一方を移動可能としている。この2個のヒー
トローラの内の一方を移動させることによって、各々の
ヒートローラへの感光材料の密着範囲を変えることがで
きる。
【0019】このような、移動手段によるヒートローラ
ないし密着搬送手段の移動は、感光材料が乾燥部へ挿入
されるまでに行えばよく、感光材料が乾燥部から排出さ
れた後に戻すようにしてもよい。
【0020】
【実施例】
〔実施例1〕図1には、本実施例に適用された乾燥部を
備えた自動現像機10の概略構造を示している。この自
動現像機10は、露光されたフィルム14を現像、定
着、水洗処理したのち、乾燥処理する装置の一実施例と
して適用している。この自動現像機10で処理されるフ
ィルム14は、例えば、ポリエチレンテレフタレート等
の透明な支持体を有し、この支持体の一方の面を感光面
とするための乳剤層が設けられ、感光面と反対側の面に
バッキング層が形成されている。
【0021】この自動現像機10には、そのケーシング
12の上流側端部(図1の紙面左側面)にフィルム14
を挿入する挿入口16が設けられている。挿入口16の
内方には、一対のローラ18が備えられており、図示し
ない駆動手段で回転するようになっている。このため、
挿入口16から挿入されたフィルム14は、一対のロー
ラ18の駆動力によって自動現像機10の内部に設置さ
れた処理部20へと案内される。
【0022】処理部20には複数の処理槽が設けられて
いる。処理槽はそれぞれ上流側(図1の紙面左側)か
ら、現像槽24、リンス槽26、定着槽28、リンス槽
30及び水洗槽32とされている。現像槽24、定着槽
28、水洗槽32(以下総称する場合は「処理槽」と言
う)には、それぞれ現像液、定着液、水洗水が蓄えられ
ている。また、リンス槽26には洗浄水(例えば水また
は酢酸水溶液)、リンス槽30には洗浄水(例えば水)
が図示しないそれぞれの貯留タンクからポンプの駆動に
よって管路を通して供給され、余剰となった洗浄水をリ
ンス槽26、30から図示しないオーバーフロー槽へオ
ーバーフローさせるようになっている。なお、洗浄水が
水の場合には、貯留タンクを用いずに上水道からソレノ
イドバルブ等を介してリンス槽26、30へ直接接続す
る管路を設け、リンス槽26、30の各々へ水道水を供
給するようにしてもよい。
【0023】処理槽(現像槽24、定着槽28、水洗槽
32)内の各々には、ラック34が配置されている。ラ
ック34には、複数のローラ対36が配設されており、
これらのローラ対36によってフィルム14を挟持し
て、各処理槽内を略U字状に案内して搬送する搬送路が
形成されている。フィルム14は、これらの搬送路を搬
送されながら各処理槽内で処理液に浸漬される。
【0024】各処理槽の上方には、リンスラックを備え
たクロスオーバーラック46が配置されている。このク
ロスオーバーラック46には、各処理槽の間に配置され
たリンス槽26、30の上方にローラ38、40が設け
られ、これらのローラ38、40がフィルム14を挟持
して隣接する処理槽へ案内すると共にフィルム14に付
着した処理液を取り除くようになっている。
【0025】また、現像槽24、定着槽28内には、各
々の処理液(現像液、定着液)を設定温度に維持するよ
うに加熱するヒータ60、62が配設されている。ヒー
タ60、62は、長尺の筒体の内部に例えばコイル状の
熱源(図示省略)が収容されており、処理槽の底部近傍
に配置されている。これらのヒータ60、62は、電源
が供給されることによって発熱して、現像液、定着液の
各々を加熱するようになっている。自動現像機10で
は、装置の稼働立ち上げ時に、ヒータ60、62によっ
てフィルム14を処理可能な処理液の設定温度とし、立
ち上げ後は、この処理液の設定温度を維持するようにし
ている。
【0026】処理部20の下流側(図1の紙面右側)に
は、乾燥部45が隣接して配置されており、水洗槽32
で水洗処理の終了したフィルム14が、一対の搬送ロー
ラ42によって水洗水が絞られながら乾燥部45へと送
られる。
【0027】乾燥部45の乾燥室45A内部と処理部2
0内部とは、乾燥室挿入口44によって連通されてお
り、この乾燥室挿入口44から乾燥室45A内にフィル
ム14が挿入される。
【0028】図1及び図2に示されるように、乾燥室4
5A内には、乾燥室挿入口44から順に、スクイズロー
ラ48、ヒートローラ50、51、排出ローラ52が配
置されている。スクイズローラ48及びヒートローラ5
0は、乾燥室45A内の一対の側板47(図1では片側
のみ図示)に回転可能に支持され、また、ヒートローラ
51及び排出ローラ52は、側板47の内方に配設さ
れ、後述する移動手段を構成する側板72(図2に図
示)に回転可能に支持されている。これらのローラは、
一方の側板47の外方に配設された図示しない駆動力伝
達手段によって駆動源の駆動力が伝達され、フィルム1
4の搬送方向へ一定速度で回転するようになっている。
【0029】乾燥室45A内のヒートローラ50、51
は、略円筒状であり、略上下に配置されている。各々の
ヒートローラ50、51の軸心部には、外周部を加熱す
る加熱用ハロゲンランプ56が同軸的に配設されてい
る。また、ヒートローラ50、51の外周周縁には、ガ
イド54と共に挟持搬送手段である複数の案内ローラ5
8が配設されている。案内ローラ58は、ヒートローラ
50、51の各々のフィルム14を巻掛けた状態でヒー
トローラ50、51の外周面との間にフィルム14を挟
持するようになっている。これによって、フィルム14
は、ヒートローラ50、51の外周面に所定の範囲で密
着され、ヒートローラ50、51の外周部から熱が直接
伝達されて加熱される。なお、ヒートローラ50の周囲
の案内ローラ58は、一対の側板47に支持され、ヒー
トローラ51の周囲の案内ローラ58は、側板72に支
持されている。
【0030】すなわち、フィルム14は、乾燥室45A
内に挿入されるとスクイズローラ48によって挟持搬送
されながら表面に付着した水分がスクイズされ、ガイド
54によってヒートローラ50の外周周縁へ案内されて
ヒートローラ50へ巻掛けられる。さらに、フィルム1
4は、ヒートローラ50の回転によって搬送され、さら
にヒートローラ51の外周周縁へ案内されてヒートロー
ラ51に密着される。ヒートローラ51から送り出され
たフィルム14は、ガイド66及びガイド64に案内さ
れながら搬送ローラ52によって挟持搬送され、排出口
53から機外へ送り出される。なお、ヒートローラ50
とヒートローラ51との間には、ガイド82A、82B
が対で設けられ、ヒートローラ50の外周面からヒート
ローラ51の外周面へフィルム14を案内するようにな
っている。
【0031】また、ヒートローラ51の周囲には、複数
のガイド64、66が配設されている。これらのガイド
64、66は、内部が中空の略筒体であり、長手方向が
フィルム14の搬送幅方向に沿うように配置されてお
り、外周部にフィルム14の搬送路側へ向けて突出した
ガイド突起が形成されている。ガイド64、66のガイ
ド突起は、先端部でフィルム14を搬送方向下流側の所
定の方向へ案内するようになっている。
【0032】また、ガイド64、66には、中空内部と
フィルム14の搬送路近傍とを連通するスリット70
が、フィルム14の幅方向に沿って形成されている。こ
れらのガイド64、66内には、図示しない乾燥風発生
手段によって発生された乾燥風が供給されるようになっ
ており、この乾燥風がガイド64、66の内部からスリ
ット70を通過してフィルム14の表面近傍に噴出され
るようになっている。このため、加熱されたフィルム1
4の表面ないし内部から蒸発した水蒸気を多量に含んだ
空気がフィルム14の表面近傍から排除され、フィルム
14の乾燥が促進される。なお、乾燥部45には、乾燥
室45A内部の高湿度の空気を排出する排出手段(図示
省略)が設けられており、フィルム14から蒸発した水
分を含んだ空気を機外へ排出するようになっている。
【0033】この乾燥部45内には、ヒートローラ51
及びヒートローラ51の周囲に配置された案内ローラ5
8、排出ローラ52等を支持する側板72は、前記した
如く、一対の側板47の内方に対で配設されており、下
端部は、乾燥室45Aの底板45Bに長手方向が排出口
53へ向けて配設されたガイドレール74に嵌合されて
おり、ガイドレール74に沿って摺動可能とされてい
る。また、側板72の下端部は、ブラケット76が連結
されている。このブラケット76は、一対の側板72の
下端部を連結すると共に、一部が乾燥室45Aの底板4
5Bに形成された長孔45Cへ挿入され、底板45Bの
下方に突出されている。
【0034】底板45Bの下方には、移動手段であるス
テッピングモータ78が配設され、このステッピングモ
ータ78に隣接して送りねじ80が配設されている。送
りねじ80は、軸方向がガイドレール74に対して平行
であり、一端が軸受80Aによって支持され、中間部に
ブラケット76が螺合され、他端がステッピングモータ
78の駆動軸78Aに連結されている。このため、ステ
ッピングモータ78の駆動によって送りねじ80が回転
し、ブラケット76が送りねじ80の軸方向(図2に示
す矢印B方向)に沿って移動される。
【0035】このブラケット76の移動に伴って一対の
側板72がガイドレール74に沿って矢印B方向へ摺動
される。一対の側板72が移動されると、側板72に支
持されたヒートローラ51、排出ローラ52、案内ロー
ラ58等が一体で移動される。なお、ステッピングモー
タ78の駆動量はエンコーダ84によって正確に検出さ
れる。また、ガイド82A、82Bは、ヒートローラ5
0側が側板47に軸支され、ヒートローラ51側が、側
板72に穿設された長孔86内に挿通され、側板72の
移動に伴って長孔86の長手方向に沿って摺動可能とさ
れており、ヒートローラ51の位置に拘らず、フィルム
14をヒートローラ50からヒートローラ51へ向けて
案内するようになっている。
【0036】図3には、側板72の移動に伴う乾燥室4
5A内のフィルム14の搬送路の変化が示されている。
ヒートローラ51が移動される前(図3に実線で示す位
置、以下、初期位置とする)では、ヒートローラ50で
のフィルム14の密着角度は角度θ1であり、ヒートロ
ーラ51でのフィルム14の密着角度は角度θ2であ
る。また、ヒートローラ51を移動させることによっ
て、ヒートローラ50、51でのフィルム14の密着角
度は、角度θ3、θ4と各々狭くなる。
【0037】図4には、乾燥部45の制御部88が示さ
れている。この制御部88の制御ユニット90は、CP
U、ROM、RAM等によって構成されるマイクロコン
ピュータ(図示省略)が構成され、この制御ユニット9
0に乾燥部45の駆動源91、ステッピングモータ7
8、エンコーダ84、加熱用ハロゲンランプ56が接続
されている。また、乾燥室45A内には、ヒートローラ
50、51の表面温度を検出する乾燥温度センサ68、
乾燥室45A内に挿入されるフィルム14を検出する挿
入センサ92、乾燥室45Aからのフィルム14の排出
を検出すつ排出センサ94が設けられており、これらの
センサが制御ユニット90へ接続されている。
【0038】制御ユニット90は、乾燥温度センサ68
によって各ヒートローラ50、51の表面温度、すなわ
ち、フィルム14の加熱温度を測定し、その測定結果に
よって、各々のヒートローラ50、51の表面温度を所
定範囲に維持するように加熱用ハロゲンランプ56を作
動させるようにしている。
【0039】また、制御ユニット90には、自動現像機
10の作動を操作する操作パネル98、自動現像機10
の機外の湿度を測定する湿度センサ96が接続されてい
る。この操作パネル98からは、乾燥条件を設定するた
めに必要なフィルム14のデータが入力され、湿度セン
サ96によって機外、すなわち、作業環境下の湿度を検
出するようになっている。
【0040】制御ユニット90では、これらのデータに
基づいてステッピングモータ78の駆動量を決定するよ
うになっており、ステッピングモータ78の駆動は、挿
入センサ92がフィルム14を検出するまでに行い、ま
た、排出センサ94によってフィルム14の排出を検出
すると、初期位置へ復帰するようになっている。
【0041】なお、フィルム14の乾燥条件は、予め試
験を行い処理するフィルムの種類に応じて最適な乾燥状
態となる、ヒートローラ51の移動位置を求め、このヒ
ートローラ51の位置が記憶されている。
【0042】また、本実施例でのフィルム14の最適な
乾燥状態とは、フィルム14が作業環境下(機外)の相
対湿度に応じた含水量で仕上げられることであり、フィ
ルム14を自動現像機10で処理する前の含水量は、作
業環境下の湿度と平行状態であり、自動現像機10の処
理部20で処理することによって、フィルム14の乳剤
層及びバッキング層が支持体に対してより膨潤して伸び
た状態になる。ここで、乾燥部45でヒートローラ5
0、51にフィルム14を密着させる範囲を適切にして
乾燥することにより、処理部20で処理された後の膨潤
して伸びてしまったフィルム14の乳剤層、バッキング
層及び支持体がそれぞれ縮み、処理前のもとの寸法に戻
る。もし、このときフィルム14を過乾燥状態に乾燥し
た場合には、フィルム14の乳剤層及びバッキング層は
支持体に対して伸ばされたままとなり、処理部20での
処理前の寸法に対して誤差が生じた状態となる。
【0043】次に本実施例の作用を説明する。先ず、自
動現像機10によるフィルム14の処理について説明す
る。このフィルム14の処理に先立って、ヒータ60、
62によって現像槽24内の現像液及び定着槽28内の
定着液が所定の温度に立ち上げられ、立ち上げ後は所定
温度に維持されるようになっている。
【0044】フィルム14は、挿入口16から自動現像
機10へ挿入されると、一対のローラ18によって、自
動現像機10内へ引き入れられ、現像槽24内へ送り込
まれる。なお、自動現像機10では、フィルム14の挿
入に先立って、操作パネル98からフィルム14の種類
等、フィルム14の乾燥性に関するデータを入力する。
【0045】現像槽24内に送り込まれたフィルム14
はラック34のローラ対36によって挟持搬送されて現
像液に浸漬されながら略U字状に案内されて、現像槽2
4から送り出される。現像槽24から送り出されたフィ
ルム14は、クロスオーバーラック46によって案内さ
れ、リンス槽26を通過して定着槽28内へ送り込まれ
て定着液に浸漬される。この後、定着槽28からクロス
オーバーラック46によってリンス槽30を通過して水
洗槽32へ送り込まれ、水洗水によって処理液(定着
液)が洗い落とされる。
【0046】水洗処理されたフィルム14は、搬送ロー
ラ42によって乾燥室挿入口44から乾燥室45A内に
送り込まれる。乾燥部45では、加熱用ハロゲンランプ
56によって所定の温度に加熱されたヒートローラ5
0、51の外周面にフィルム14を巻き掛けて搬送しな
がらフィルム14を加熱する。加熱されたフィルム14
は、表面に付着した水分及び乳剤層の内部にしみ込んだ
水分が蒸発して乾燥される。
【0047】乾燥処理されたフィルム14は、排出ロー
ラ52によって排出口53から自動現像機10の機外に
排出される。
【0048】ここで、乾燥部45でのフィルム14の乾
燥について詳細に説明する。この乾燥部45では、挿入
センサ92によってフィルム14が乾燥室挿入口44か
ら挿入されるのを検出する前に、操作パネル98からの
入力及び、湿度センサ96による作業環境下の湿度を測
定して、フィルム14を最適な乾燥状態とするためのヒ
ートローラ51の移動量を決定する。この移動量に基づ
いて移動手段としてのステッピングモータ78が駆動し
て、側板72を移動させる。
【0049】これによって、図3に示されるように、ヒ
ートローラ50、51の各々へのフィルム14の密着角
度が各々角度θ1から角度θ3、角度θ2から角度θ4
となる。このヒートローラ50、51への巻付角度が変
わることによって、フィルム14の搬送速度が一定であ
るため、フィルム14がヒートローラ50、51に接触
している時間が少なくなり、ヒートローラ50、51の
表面温度が一定であっても、フィルム14がヒートロー
ラ50、51から受ける熱量を減少させることができ
る。
【0050】ステッピングモータ78の駆動量は、フィ
ルム14の種類等によって決定されるため、フィルム1
4の乾燥性の善し悪し(本実施例ではフィルム14の種
類としている)に拘らず、いずれのフィルム14であっ
ても最適な状態となるように乾燥して仕上げることがで
きる。すなわち、乾燥部45で乾燥処理されたフィルム
14は、その含水量が作業環境下(機外)の湿度と略平
衡状態で仕上げられるため、フィルム14の含水量が作
業環境下の湿度に対して低く抑えられてしまい過乾燥状
態となり、処理前のフィルム14との間に実質的な寸法
の誤差が生じるという問題を解消することができ、寸度
安定性の良い乾燥処理を行うことができる。
【0051】ヒートローラ50、51によってフィルム
14を乾燥処理する場合、フィルム14の乾燥状態は、
ヒートローラ50、51から受ける熱量に影響され、乾
燥室45A内の温度、湿度の影響は少ない。乾燥室45
A内のフィルム14の搬送速度は、前段の処理部20の
搬送速度に一致させる必要があり、ヒートローラ50、
51の表面温度を緻密に変化させることが困難であり、
ヒートローラ50、51がフィルム14を巻掛ける範囲
を変更している。すなわち、ヒートローラ51を移動す
るだけで、ヒートローラ50、51がフィルム14へ付
与する熱量を容易に変えることができ、フィルム14に
所望の熱量を付与するための制御が容易である。
【0052】ヒートローラ51の初期位置では、最も乾
燥効率の悪い状態のフィルムを処理することができれ
ば、乾燥性の良いフィルムを最適な乾燥状態とするため
には、ヒートローラ50、51からフィルム14に付与
する熱量を減少させればよく、この減少分を予め記憶さ
れているデータから乾燥条件を決定して、ヒートローラ
51の移動量を演算してヒートローラ51を移動させれ
ばよい。
【0053】なお、本実施例は、一方のヒートローラ5
1を移動させてフィルム14に付与する熱量を変えるた
めの一実施例であり、ヒートローラの数は、2個以上で
あればよく、何れのヒートローラを移動させてもよい。
また、ヒートローラ51を移動させるために、ステッピ
ングモータ78と送りねじ80を使用したが、ヒートー
ラ51の移動手段は、これに限定されず、一般的な移動
方法を適用することができる。
【0054】また、フィルム14の最適な乾燥状態を実
現するために、作業環境下の湿度を湿度センサ96で測
定したが、これに限定されず、作業環境下の温度又は湿
度を測定し、これにしたがって、加熱用ハロゲンランプ
56の温度を制御して最適な乾燥を行うようにしてもよ
い。
【0055】〔実施例2〕図5には、本発明の実施例2
に係る乾燥部100の概略が示されている。なお、実施
例2における基本的な構成は、実施例1と同じであり、
同一の部分は図示及び説明を省略している。
【0056】この乾燥部100では、1個のヒートロー
ラ102の外周面にフィルム14を密着させてて搬送し
ながら加熱して乾燥するものである。なお、図5では、
ヒートローラ102及び案内ローラ58によって構成さ
れる搬送路の一部を示しており、ガイド、加熱用ハロゲ
ンランプ、乾燥風の供給手段等の他の構成部品を省略し
ている。
【0057】このヒートローラ102の周囲の案内ロー
ラ58のうち下流側の感光材料案内手段としての複数個
の案内ローラ58(本実施例では、案内ローラ58A、
58B)は、支板114に軸支され電磁クラッチ112
と共に配設されている。また、支板114の電磁クラッ
チ112が配設されている側とは反対側と図示しない側
板とにバネ110によって連接されているので案内ロー
ラ58A、58Bは、ヒートローラ102の周面に接離
する方向に移動可能となっている。つまり、ヒートロー
ラ102に案内ローラ58A、58Bを近づけるとき
は、電磁クラッチ112が働き、案内ローラ58A、5
8Bをヒートローラ102から離すときは、電磁クラッ
チ112を弱めることによってバネ110の縮まろうと
する力によって案内ローラ58A、58Bは移動する。
なお、移動手段としては、本実施例としては電磁クラッ
チ112とバネ110を用いているが各々の案内ローラ
58A、58Bを円弧状の長孔104、106内をステ
ッピングモータ、ソレノイド等の駆動手段によって回動
するレバー等によって移動するものなど、一般的な移動
手段を適用できる。
【0058】ヒートローラ102には、案内ローラ58
A、58Bの移動によってフィルム14の搬送路を変更
して、フィルム14のヒートローラ102への密着角度
を、角度θ5〜θ6〜θ7の範囲で変えることができる
ようになっている。
【0059】ヒートローラ102の表面温度及びフィル
ム14の搬送速度を一定にして、ヒートローラ102に
密着させて加熱搬送するとき、ヒートローラ102への
フィルム14の密着角度が角度θ5となるように搬送路
を構成することによって、フィルム14は長い時間ヒー
トローラ102の外周面に接触する。これによって、フ
ィルム14に多くの熱量を付与することができ、乾燥性
の悪いフィルム14を最適な状態に乾燥することができ
る。
【0060】また、ヒートローラ102へのフィルム1
4の巻付角度が角度θ7となるように、案内ローラ58
A、58Bを移動させて搬送路を構成した場合、フィル
ム14がヒートローラ102と接触している時間が短く
なり、付与する熱量が少なくなり、乾燥性の良いフィル
ム14を過乾燥状態とすることなく最適な状態で乾燥さ
せることができる。
【0061】このとき、図5に示す如く、ヒートローラ
102の下側の案内ローラ58と次の案内ローラ58B
との間にガイド132が設けられ、このガイド132の
搬送方向上流側端部には、電磁クラッチ130が設けら
れており、ガイド132の搬送方向上流側の端部には、
一端がこのガイド132に固定され他端がヒートローラ
102等を軸支する図示しない側板に固定されたバネ1
34が設けられている。支板114を移動させることに
よって、ヒートローラ102へのフィルム14の密着角
度を変更するのに対応して、フィルム14がスムーズに
搬送できるようにガイド132を電磁クラッチ130及
びバネ134により電磁クラッチ130の位置を中心に
動かすようになっている。また、案内ローラ58Aと5
8Bとの間にフィルム14をスムーズに搬送できるよう
にガイド136を設けている。
【0062】このように、ヒートローラ102へのフィ
ルム14の密着角度を決定する感光材料案内手段として
の案内ローラ58の一部を移動させて、フィルム14の
搬送路の一部を変更すると共にフィルム14のヒートロ
ーラ102への密着角度を変更すれば、ヒートローラ1
02がフィルム14へ付与する熱量を変えることがで
き、フィルム14の種類に応じた最適な乾燥状態を得る
ことができる。
【0063】なお、図5に示す如く、案内ローラ58
A、58Bがヒートローラ102に接触した状態のとき
は、フィルム14の搬送路がガイド117、搬送ローラ
116によって形成され、案内ローラ58A、58Bが
ヒートローラ102から離れて中間部にあるときは、フ
ィルム14の搬送路がガイド119、搬送ローラ118
によって形成され、案内ローラ58A、58Bがヒート
ローラ102から最も離れた位置にあるときは、フィル
ム14の搬送路が搬送ローラ120によって形成され、
フィルム14はそれぞれ排出口122、124、126
より排出される。このように、フィルム14の乾燥性の
特性に応じて案内ローラ58A、58Bに続くフィルム
14の搬送路が形成され最適な乾燥状態を得ることがで
きる。ここでは、搬送路は3経路としたが、これに限定
されず、処理するフィルム14の乾燥性の特性に応じて
適当する設けることができる。感光材料案内手段として
の案内ローラ58A、58Bに代えて、ローラ以外のガ
イドを利用することもできる。
【0064】また、電磁クラッチ112、130バネ1
10、134、ステッピングモータ78等の移動手段に
よる感光材料案内手段またはヒートローラの予め定めら
れてある基準位置からの移動を感光材料が乾燥部へ挿入
される前に行い、感光材料が乾燥部から排出された後
に、基準位置へ戻すようにしてもよい。
【0065】また、実施例1及び実施例2は、本発明が
適用された感光材料乾燥装置を自動現像機10の乾燥部
に適用した例を示すもので、本発明に係る感光材料乾燥
装置の構成及び適用を限定するものではない。また、本
発明が適用される感光材料処理装置によって処理される
感光材料は、フィルム14に限定するものではなく、印
画紙等の他の感光材料であってもよいことは勿論であ
る。
【0066】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る感光材
料乾燥装置は、作業環境や感光材料の種類に応じて、感
光材料をヒートローラへ密着させる範囲を変え、ヒート
ローラによって感光材料が加熱される時間を変えてい
る。このようにすれば、乾燥温度及び感光材料の搬送速
度が一定であっても、感光材料へヒートローラから付与
する熱量を変えることができ、感光材料の種類(乾燥性
等)に応じた最適な乾燥状態とすることが可能となる。
【0067】本発明の感光材料乾燥装置を用いることに
より、作業環境や感光材料の種類に応じた最適な乾燥状
態とすることができるため、例えば、フィルム等が過乾
燥状態となって露光時の寸法と乾燥後の寸法の間に誤差
が生じてしまうという問題を解消できる優れた効果が得
られる
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に適用された自動現像機を示す概略構
成図である。
【図2】本発明が適用された自動現像機の乾燥部を示す
概略構成図である。
【図3】乾燥部の搬送路の変更状態を示す概略図であ
る。
【図4】乾燥部の制御部の構成を示す概略ブロック図で
ある。
【図5】実施例2に係る乾燥部の搬送路を示す概略図で
ある。
【符号の説明】 10 自動現像機 14 フィルム(感光材料) 20 処理部 45 乾燥部(感光材料乾燥装置) 50、51、102 ヒートローラ 56 加熱用ハロゲンランプ 58 案内ローラ(感光材料案内手段) 78 ステッピングモータ(移動手段) 88 制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段によって加熱されるヒートロー
    ラの外周面に感光材料を密着させて搬送しながら乾燥す
    る感光材料乾燥装置であって、前記ヒートローラの外周
    面へ前記感光材料を巻き掛けて密着させるために前記ヒ
    ートローラの外周面に対向配置した感光材料案内手段
    と、前記ヒートローラと前記感光材料の密着範囲を変更
    し得るように前記感光材料案内手段を移動させる移動手
    段と、を有することを特徴とする感光材料乾燥装置。
  2. 【請求項2】 加熱手段によって加熱され互いに平行な
    回転軸を持ち、外周面が互いに間隔をおいて配置された
    複数のヒートローラに感光材料の表裏両面を順に密着さ
    せて搬送しながら乾燥する感光材料乾燥装置であって、
    前記ヒートローラと前記感光材料の密着範囲を変更し得
    るように前記ヒートローラの少なくとも一方を移動させ
    移動手段を有することを特徴とする感光材料乾燥装
    置。
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