JP2935859B2 - 自動車のフロントガラス用モールディング - Google Patents

自動車のフロントガラス用モールディング

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のフロントガラスの周縁部と、ボデ
ィの窓枠との間に段差状となって生ずる段差状開口部を
閉塞するために前記フロントガラスの周縁部に取付けら
れる自動車のフロントガラス用モールディングに関する
ものである。
〔従来の技術〕
第11図に示されるように、最近においては、この種の
フロントガラス用モールディング(以下、単に「モール
ディング」という)のうち、フロントガラス31の両側部
周縁に装着される側縁モールディング部32aには、雨水
誘導溝33が設けられている。これは、走行中においてフ
ロントガラス31に付着した雨水が側方に飛散して運転席
に浸入したり、或いはフロントガラス31に雨水が付着す
ることにより、視界が妨げられるのを防止するために設
けられている。
しかし、フロントガラス31の上部周縁には、雨水誘導
溝33が設けられている上記側縁モールディング32aを使
用できないので、雨水誘導溝33の設けられていない別の
形状の上縁モールディング部32bを成形し、コーナー継
手34を使用して、側縁モールディング32aと接続するよ
うにして装着している。このため、従来のモールディン
グは、2本の側縁モールディング部32aと、1本の上縁
モールディング部32bと、2個のコーナー継手34との5
つの部品により構成されていた。
従って、部品点数が多くなると共に、これらを接合す
るための工数がかかり、ひいてはコストが嵩むことにな
る。また、コーナー継手34と、側縁、及び上縁の各モー
ルディング部32a,32bの光沢、色調などを厳密に一致さ
せることは困難であるので、接合部が認識されてその外
観が悪くなると共に、コーナー継手34と各モールディン
グ部32a,32bとの接合面に隙間が生じて、この部分より
破損され易かった。
一方、自動車のフロントガラスの周縁部と、ボディの
窓枠との間に生ずる開口部は、段差状になっていて、そ
の幅と深さとの双方が部分的に変化する場合がある。こ
の場合には、開口部の形状に対応させてモールディング
の本体部(装飾部)の幅と厚さとの双方を変化させる必
要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、自動車のフロントガラスの周縁部
と、ボディの窓枠との間に段差状となって生ずる開口部
の幅と深さとの双方が変化している場合において、この
開口部に支障なく装着できて、しかも装飾部の内周側に
雨水誘導溝が設けられているモールディングの提供であ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための本発明は、ボディパネルの
窓枠開口部に固着されるフロントガラスの上縁、及びそ
の側縁にそれぞれ装着される上縁モールディング部と側
縁モールディング部とが一連状に一体成形されていて、
しかも、前記フロントガラスの周縁とボディパネルの窓
枠との間に段差状となって形成された段差状開口部を覆
う装飾部と、該装飾部に一体成形されていて、その下端
部に設けられた挟持リップと前記装飾部とでフロントガ
ラスの周縁部を挟持するための脚部とが、前記上縁及び
側縁の各モールディング部に一連となって設けられてい
る自動車のフロントガラス用モールディングであって、
前記装飾部の内周側には溝リップが設けられて、側縁モ
ールディング部では、該溝リップとフロントガラスとの
間に雨水誘導溝が形成されていると共に、上縁モールデ
ィング部では、前記溝リップがフロントガラスに弾接し
て雨水誘導溝は形成されておらず、前記段差状開口部に
は、その幅と深さとの双方が徐々に変化する徐変部分が
存在していて、前記装飾部における段差状開口部の当該
徐変部分に装着される部分は、これに対応してその幅と
厚さとの双方が徐々に変化しており、しかも該徐変部分
においては、前記雨水誘導溝の開口幅が、前記段差状開
口部の深さの変化に対応して徐変していることを、特徴
としている。
〔発明の作用〕
モールディングの装飾部における段差状開口部の徐変
部分に装着される部分は、これに対応してその幅と厚さ
との双方が変化しているので、自動車のフロントガラス
の周縁部と、ボディの窓枠との間に段差状となって形成
されて、その幅と深さとの双方が変化している段差状開
口部に対してモールディングを支障なく装着できる。
また、側縁モールディング部では、その装飾部の内周
側の溝リップとフロントガラスとの間に雨水誘導溝が形
成されているが、上縁モールディング部では、その溝リ
ップがフロントガラスに接して、雨水誘導溝が形成され
ておらず、しかも該雨水誘導溝は、前記徐変部分では、
その開口幅が前記段差状開口部の深さの変化に対応して
徐変している構造であるので、側縁モールディング部の
装飾部の内周側には、該段差状開口部の深さの変化に対
応した雨水誘導溝が連続して形成されて、前記段差状開
口部における雨水の排出がスムーズとなる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明す
る。
第1図は、本発明に係わるモールディングM1を装着し
た自動車の斜視図、第2図は、第1図でCで示される部
分の拡大断面斜視図、第3図及び第4図は、それぞれ第
2図におけるIII−III線、及びIV−IV線拡大断面図であ
る。また、第5図及び第6図は、それぞれ本発明に係わ
るモールディングM1の成形装置により、側縁モールディ
ング部M1a、及び上縁モールディング部M1bを成形してい
る状態を示す正面図である。
本発明に係わるモールディングM1は、フロントガラス
Gの側縁、及び上縁にそれぞれ装着される側縁モールデ
ィング部M1a、及び上縁モールディング部M1bが、後述の
成形装置により一体成形されたものである。
側縁、及び上縁の各モールディング部M1a,M1bは、い
ずれも脚部1と、この脚部1の上端部に一体成形されて
いる装飾部2とから成るが、装飾部2の厚さTa,Tbと、
その幅Wa,Wbとが異なっている(第3図及び第4図参
照)。側縁、及び上縁の各モールディング部M1a,M1bの
脚部1は、フロントガラスGの周縁部と、窓枠のボディ
パネル3との間に段差状となって形成される段差状開口
部4に挿入され、その装飾部2は、該開口部4の全体を
覆っている。このフロントガラスGの周縁部と、窓枠の
ボディパネル3との間に段差状となって形成される段差
状開口部4は、その幅と深さとが設けられる位置により
異なっている。即ち、第2図ないし第4図に示されるよ
うに、フロントガラスGのコーナー部に設けられる段差
状開口部4の幅は、フロントガラスGの上部周縁に近づ
くに従って狭くなっていると共に、その深さも、フロン
トガラスGの上部周縁に近づくに従って浅くなってい
る。
第2図及び第3図に示されるように、側縁モールディ
ング部M1aの脚部1の下端部の内側には挟持リップ5
が、またその外側にはパネルリップ6がそれぞれ突設さ
れており、装飾部2の内側には溝リップ7が、またその
外側には装飾リップ8がそれぞれ突設されている。装飾
部2における脚部1よりも内周側の部分と、脚部1に設
けられた挟持リップ5とによって、側縁モールディング
部M1aは、フロントガラスGの側部周縁に挟持される。
パネルリップ6は、ボディパネル3の傾斜部3aに弾接し
ていると共に、装飾部2を構成している装飾リップ8の
先端部は、ボディパネル3の上面に弾接している。ま
た、装飾部2の内周側には、溝リップ7が設けられてい
て、該溝リップ7と、フロントガラスGの表面との間の
空間部が雨水誘導溝9となっている。
また、第2図及び第4図に示されるように、上縁モー
ルディング部M1bは、装飾部2の肉さTbが、側縁モール
ディング部M1aのそれに比較して小さく、溝リップ7が
フロントガラスGの上面に弾接していて、雨水誘導溝9
は形成されていない。上縁モールディング部M1bにも、
側縁モールディング部M1aと全く同様に、挟持リップ5
とパネルリップ6とが突設されており、この挟持リップ
5と装飾部2とによって、上縁モールディング部M1b
は、フロントガラスGの周縁部に挟持されている。フロ
ントガラスGの周縁部と、窓枠のボディパネル3との間
に段差状となって形成される段差状開口部4の幅は、該
フロントガラスGの上部周縁において狭く、その側部周
縁において広くなっており、これに対応して、第3図及
び第4図に示されるように、等長のパネルリップ6にお
けるボディパネル3の傾斜部3aに対する弾接長は、フロ
ントガラスGの上部周縁において長く、その側部周縁に
おいて短くなっている。
側縁モールディング部M1a、及び上縁モールディング
部M1bのいずれかの部分においても、挟持リップ5と装
飾部2の下面との間隔は、フロントガラスGの厚さに対
応していて、モールディングM1は、その全長にわたって
フロントガラスGに挟持されている。
第2図に示されるように、モールディングM1のコーナ
ー部M1cにおいては、前記段差状開口部4の形状に対応
して、側縁モールディング部M1aの装飾部2の厚さは、
上縁モールディング部M1bに近づくに従って漸次小さく
なっていると同時に、装飾部2の幅も、上縁モールディ
ング部M1bに近づくに従って漸次狭くなっている。この
装飾部2における幅が変化する部分は、その外周側の装
飾リップ8の部分である。このため、フロントガラスG
のコーナー部において、該フロントガラスGの周縁部
と、ボディの窓枠との間に形成される段差状開口部4の
幅と深さとが変化していても、フロントガラスGの当該
部分に装着されるモールディングM1のコーナー部M1cの
幅と厚さは、フロントガラスGのコーナー部に設けられ
る段差状開口部4の幅と深さにそれぞれ対応して変化し
ているために、モールディングM1を構成する装飾部2の
表面は全長に亘って連続した面を維持している。また、
脚部1に対する装飾部2の交叉角度は、全ての部分にお
いて一定している。更に、雨水誘導溝9は、漸次その開
口幅(フロントガラスGのガラス面に対して垂直な方向
の長さ)W0が狭くなって、上縁モールディング部M1bと
接続する部分においては、装飾部2の内周側の溝リップ
7がフロントガラスGの表面に弾接して、前記雨水誘導
溝9は、消失している。
本実施例のモールディングM1は、フロントガラスGに
装着した状態で、窓枠に挿入してもよいし、予めフロン
トガラスGを窓枠に挿入しておいて、その後にモールデ
ィングM1を挿入するようにしてもよい。いずれの場合に
おいても、パネルリップ6が、ボディパネル3の傾斜部
3aに弾接する構造になっているので、モールディングM1
を窓枠に安定して挿入できる。
モールディングM1の脚部1には、補強用の芯材11が埋
設されており、装飾部2の上面には装飾テープ12が接着
されている。なお、第2図ないし第4図において、13
は、フロントガラスG及びモールディングM1をボディパ
ネル3に接着するためのシーラント、14は、シーラント
13の流出を防止するためのダムラバーを示す。
次に、第5図及び第6図を参照にして、本発明に係わ
るモールディングM1の成形方法について説明する。
固定成形ダイ15には、モールディングM1の最大横断面
部となる側縁モールディング部M1aの横断面形状にほぼ
対応した押出し用開口16が設けられており、この押出し
用開口16を部分的に覆うようにして第1及び第2の各移
動シャッターダイ17,18が固定成形ダイ15の前面に設け
られている。第1移動シャッターダイ17は、押出し用開
口16のうちモールディングM1の脚部1を成形する開口16
aの長さ方向に沿って直線移動可能に装着されており、
第2移動シャッターダイ18は、押出し用開口16のうちモ
ールディングM1の装飾リップ8を成形する開口16bの長
さ方向に沿って直線移動可能に装着されている。いずれ
の移動シャッターダイ17,18も、それぞれシャッターガ
イド19,21でガイドされて直線移動するようになってお
り、それぞれに駆動モーター22,23と、回転運動を直線
運動に変換するための変換機構24,25を備えている。な
お、挟持リップ5、及びパネルリップ6を成形するため
の各開口16c,16dは、いずれも第1移動シャッターダイ1
7に形成されている。
第5図で実線で示されるのは、側縁モールディング部
M1aの成形状態であり、第5図で二点鎖線、及び第6図
で実線で示されるのは、上縁モールディング部M1bの成
形状態である。
第7図及び第8図の模式図で示されるように、側縁モ
ールディング部M1aから上縁モールディング部M1bの成形
に移行させるには(第7図及び第8図において、その移
行部をAで示す)、第1及び第2の各移動シャッターダ
イ17,18をそれぞれ矢印P,Qの方向に徐々に直線移動させ
ると、押出し用開口16の特定部分が第1及び第2の各移
動シャッターダイ17,18により徐々に閉塞されて、装飾
部2の厚さTbが漸次小さくなると共に、その幅Wbも漸次
狭くなって、装着状態において溝リップ7とフロントガ
ラスGとの間で形成される雨水誘導溝9の開口幅W0が漸
次狭くなって消失して、上縁モールディング部M1bの成
形に移行される。
逆に、上縁モールディング部M1bから側縁モールディ
ング部M1aの成形に移行させるには(第7図及び第8図
において、その移行部をBで示す)、第1及び第2の各
移動シャッターダイ17,18を上記と逆方向に徐々に直線
移動させると、該第1及び第2の各移動シャッターダイ
17,18により閉塞されていた押出し用開口16の特定部分
が徐々に開放されて、装飾部2の厚さTaが漸次大きくな
ると共に、その幅Waも漸次広くなって、第1移動シャッ
ターダイ17が後退端に達すると、以後一定厚さと一定幅
の装飾部2が成形される。
このように、互いに直交する方向に直線移動可能な第
1及び第2の各移動シャッターダイ17,18により、固定
成形ダイ15に設けられた押出し用開口16の特定部分が閉
塞されたり、或いは開放されたりして、該押出し用開口
16自体の形状が変化し、これにより脚部1に対する装飾
部2の交叉角度を一定に保持して、装飾部2の幅と厚さ
とが部分的に異なるモールディングM1が連続成形され
る。
なお、上記成形方法では、装飾リップ8の部分を除く
装飾部2の室外側意匠は、固定成形ダイ15で造形され、
その室内側意匠は、第1移動シャッターダイ17により造
形される。
第9図及び第10図に、本発明の別の実施例のモールデ
ィングM2が示されており、上記実施例のモールディング
M1と同一、又は同等部分には同一符号を付して説明す
る。
このモールディングM2には、脚部1の下端部に挟持リ
ップ5′が突設されていると共に、この挟持リップ5′
と反対側にパネルリップ6′が突設されており、しかも
このパネルリップ6′は、その突設位置が装飾部2の上
面から一定位置にあるために、フロントガラスGに装着
した状態においては、フロントガラスGの厚さ方向に対
する位置が、側縁モールディング部M2aと、上縁モール
ディング部M2bとでは異なっている。
ボディパネル3の傾斜部3aには、両面テープ26を介し
てファスナー27が所定の間隔をおいて接着されており、
前記パネルリップ6′をこのファスナー27に弾接させる
と共に、パネルリップ6′に設けられた突起体28をファ
スナー27の凹凸部27aに係合させている。モールディン
グM2は、装飾部2と挟持リップ5′とによって、フロン
トガラスGに取付けていると共に、上記ファスナー27に
よって、モールディングM2の抜け止めを図っている。
このモールディングM2においても、その装飾部2の幅
と厚さは、装着部位によって変化していると共に、脚部
1に対する装飾部2の交叉角度は、全ての部分で一定し
ている。
〔発明の効果〕
本発明に係わるモールディングは、その装着部位によ
って、装飾部の幅と厚さの双方が部分的に変化している
ため、フロントガラスの周縁部と、ボディの窓枠との間
に幅と深さの双方が変化して形成される段差状開口部に
対してもモールディングを装着することができる。この
ため、装着状態においては、装飾部の上面の装飾面は、
全長に亘って連続した面となって、外観が良好となる。
また、装飾部の内周側には溝リップが設けられて、側
縁モールディング部では、該溝リップとフロントガラス
との間に雨水誘導溝が形成されていると共に、上縁モー
ルディング部では、前記溝リップがフロントガラスに弾
接して雨水誘導溝は形成されておらず、かつ段差状開口
部の幅と深さとの双方が変化している徐変部分において
は、前記雨水誘導溝の開口幅が、該段差状開口部の深さ
の変化に対応して徐変しているために、側縁モールディ
ング部の内周側に成形される雨水誘導溝は、前記徐変部
分で、その開口幅が漸次狭くなって、上縁モールディン
グ部との接続部において消失する構造が実現される。こ
の結果、雨天走行時における雨水の排出がスムーズとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は、本発明を説明するための図であ
って、第1図は、本発明に係わるモールディングM1を装
着した自動車の斜視図、第2図は、モールディングM1
コーナー部の拡大断面斜視図、第3図及び第4図は、そ
れぞれ第2図におけるIII−III線、及びIV−IV線拡大断
面図、第5図及び第6図は、それぞれ本発明に係わるモ
ールディングM1の成形装置により、側縁モールディング
部M1a、及び上縁モールディング部M1bを成形している状
態の正面図、第7図は、側縁モールディング部M1aと上
縁モールディング部M1bとが連続して成形されることを
説明するための模式図、第8図は、その詳細模式図、第
9図及び第10図は、それぞれ本発明の別の実施例の側縁
モールディング部M2a、及び上縁モールディング部M2bの
断面図である。 第11図は、従来のモールディングのコーナー部分の断面
斜視図である。 本発明を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 M1.M2:モールディング M1a,M2a:側縁モールディング部 M1b,M2b:上縁モールディング部 M1c:モールディングのコーナー部 Ta,Tb:装飾部の厚さ Wa,Wb:装飾部の幅 G:フロントガラス 1:モールディングの脚部 2:モールディングの装飾部 3:ボディパネル 4:フロントガラスとボディの窓枠との段差状開口部 5,5′:挟持リップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 1/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディパネルの窓枠開口部に固着されるフ
    ロントガラスの上縁、及びその側縁にそれぞれ装着され
    る上縁モールディング部と側縁モールディング部とが一
    連状に一体成形されていて、 しかも、前記フロントガラスの周縁とボディパネルの窓
    枠との間に段差状となって形成された段差状開口部を覆
    う装飾部と、該装飾部に一体成形されていて、その下端
    部に設けられた挟持リップと前記装飾部とでフロントガ
    ラスの周縁部を挟持するための脚部とが、前記上縁及び
    側縁の各モールディング部に一連となって設けられてい
    る自動車のフロントガラス用モールディングであって、 前記装飾部の内周側には溝リップが設けられて、側縁モ
    ールディング部では、該溝リップとフロントガラスとの
    間に雨水誘導溝が形成されていると共に、上縁モールデ
    ィング部では、前記溝リップがフロントガラスに弾接し
    て雨水誘導溝は形成されておらず、 前記段差状開口部には、その幅と深さとの双方が徐々に
    変化する徐変部分が存在していて、前記装飾部における
    段差状開口部の当該徐変部分に装着される部分は、これ
    に対応してその幅と厚さとの双方が徐々に変化してお
    り、しかも該徐変部分においては、前記雨水誘導溝の開
    口幅が、前記段差状開口部の深さの変化に対応して徐変
    していることを特徴とする自動車のフロントガラス用モ
    ールディング。
  2. 【請求項2】段差状開口部の幅と深さとの双方が変化す
    る部分は、フロントガラスの上縁両端のコーナー部であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の自動車のフロント
    ガラス用モールディング。
  3. 【請求項3】装飾部における幅が変化する部位は、その
    外周側に一体成形された装飾リップの部分であることを
    特徴とする請求項1に記載の自動車のフロントガラス用
    モールディング。
  4. 【請求項4】脚部に対する装飾部の交叉角度が全長に亘
    ってほぼ一定していることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の自動車のフロントガラス用モール
    ディング。
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