JP2948530B2 - モールディングの成形方法、及びその装置 - Google Patents

モールディングの成形方法、及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その開口幅が徐々
に変化して、途中で消失する溝が側方に設けられている
モールディングの成形方法、及びその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図13に示されるように、最近において
は、上記したフロントガラス用モールディング(以下、
単に「モールディング」という)のうち、フロントガラ
ス31の両側縁に装着される側縁モールディング部32
aには、雨水誘導溝33が設けられている。これは、走
行中においてフロントガラス31に付着した雨水が側方
に飛散して運転席に浸入したり、或いはフロントガラス
31に雨水が付着することにより、視界が妨げられるの
を防止するために設けられている。
【0003】しかし、フロントガラス31の上縁には、
雨水誘導溝33が設けられている側縁モールディング部
32aを使用できないので、雨水誘導溝33の設けられ
ていない上縁モールディング部32bを別に成形し、コ
ーナー継手34を使用して、側縁モールディング部32
aと接続するようにして装着している。このため、従来
のモールディングは、二本の側縁モールディング部32
aと、一本の上縁モールディング部32bと、二個のコ
ーナー継手34との5つの部品により構成されていた。
【0004】従って、部品点数が多くなると共に、これ
らを接合するための工数がかかり、ひいてはコストが嵩
むことになる。また、コーナー継手34と、側縁、及び
上縁の各モールディング部32a,32bの光沢、色調
などを厳密に一致させることは困難であるので、接合部
が認識されて、その外観が悪くなると共に、コーナー継
手34と各モールディング部32a,32bとの接合部
35に隙間が生じて、この部分より破損され易かった。
【0005】このように、その開口幅が徐々に変化し
て、途中で消失する溝が側方に設けられているモールデ
ィングの従来の成形方法は、側方に溝が設けられている
第1モールディング部と、溝が設けられていない第2モ
ールディング部とをコーナー継手を介して接続するもの
であるために、その成形工程が多くなり、しかも接合部
を有するために、成形品としての外観も悪いという問題
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、その
開口幅が徐々に変化して、途中で消失する溝が側方に設
けられているモールディングを一体連続して成形可能に
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の採用した手段は、装飾体部と本体部との間に
設けられている膨肉部の側面を底部として側方に開口す
る溝を有すると共に、この溝の開口幅が長手方向に沿っ
て徐々に変化して、該溝が途中で消失する構造のモール
ディングを成形するに際して、前記装飾体部と前記本体
部とを分離して成形しつつ、前記膨肉部の厚さを徐々に
変化させて成形する押出工程と、分離成形された前記装
飾体部と前記本体部とを、厚さが徐々に変化している膨
肉部を介して重ね合わせた状態で、それらの厚さ方向か
ら押圧手段により押圧して、前記膨肉部の側方に設けら
れる溝の開口幅が徐々に変化するようにして一体に圧着
接合する工程との2つを含む工程により前記モールディ
ングを連続成形することである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて、本発明を
更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る方法により
成形されたモールディングM1 を装着した自動車の斜視
図、図2は、このモールディングM1 をフロントガラス
Gの周縁部に装着した状態の一部を破断した断面斜視
図、図3及び図4は、それぞれ図2におけるX1 −X1
線、及びX2 −X2 線拡大断面図、図5は、本発明に係
るモールディングM1 の成形装置により、側縁モールデ
ィング部M1aを成形している状態の成形ダイ装置Aの正
面図、図6は、図5のY−Y線断面図、図7は、本発明
に係る成形装置の側面図である。このモールディングM
1 は、フロントガラスGの両側縁、及び上縁にそれぞれ
装着される側縁モールディング部M1a、及び上縁モール
ディング部M1bが、後述の成形装置により一体成形され
たものである。
【0009】側縁、及び上縁の各モールディング部M
1a,M1bは、いずれも本体部1と、この本体部1の上面
に直接に、又は後述の膨肉部8を介して一体に接合され
る装飾体部2とから成る。側縁、及び上縁の各モールデ
ィング部M1a,M1bの本体部1は、コの字形の断面形状
を有していて、フロントガラスGの周縁部を嵌め込むた
めのフロントガラス嵌込溝1aを有していて、フロント
ガラスGの当該周縁部に取付けられる部分である。ま
た、装飾体部2は、フロントガラスGの周縁部と、窓枠
のボディパネル3との間に生ずる隙間4を覆う部分であ
る。この本体部1、及び装飾体部2は、いずれもゴム、
軟質PVCなどの弾性材料で成形され、成形時におい
て、本体部1には、補強用の芯材5が埋設されると共
に、装飾体部2の表面には、装飾用薄板6が一体成形さ
れる。
【0010】また、図2及び図3に示されるように、側
縁モールディング部M1aの本体部1の下端部の外側に
は、パネルリップ7が突設されていると共に、その上部
には膨肉部8が一体に突設され、この膨肉部8の内周側
側面に雨水誘導溝9が形成されている。装飾体部2の外
周側には装飾リップ11が外周に向けて突設されてい
る。本体部1には、膨肉部8を介して装飾体部2が一体
に接合されている。モールディングM1 の装着状態にお
いて、パネルリップ7は、ボディパネル3の傾斜部3a
に弾接していると共に、装飾リップ11は、ボディパネ
ル3の上面に弾接している。
【0011】一方、図2及び図4に示されるように、上
縁モールディング部M1bの本体部1には、直接に装飾体
部2が接合されていて、両部分の間に膨肉部8は設けら
れておらず、従って雨水誘導溝9は形成されていない。
上縁モールディング部M1bにも、側縁モールディング部
1aと全く同様にパネルリップ7と装飾リップ11とが
突設されている。また、本体部1がフロントガラスGの
室外側の面を覆う幅は、装飾体部2がフロントガラスG
の当該部分を覆う幅と、同等か、或いはこれよりも僅か
に大きくなっていて、本体部1には、膨肉部8から内周
側側方に伸びて、フロントガラスGの室外側の面に弾接
して、その端末周縁を覆うための突片1bが突設されて
いる。側縁モールディング部M1a、及び上縁モールディ
ング部M1bのいずれの部分においても、モールディング
1 は、その全長にわたってフロントガラスGに挟持さ
れている。
【0012】図2に示されるように、モールディングM
1 のコーナー部M1cは、徐変部となっていて、当該部分
においては、側縁モールディング部M1aの本体部1の上
方に一体成形されている膨肉部8の厚さが、上縁モール
ディング部M1bに近づくに従って漸次薄くなっている。
このため、膨肉部8の内周側側方に形成される雨水誘導
溝9は、漸次その開口幅が狭くなって、上縁モールディ
ング部M1bと接続する部分において消失している。
【0013】このモールディングM1 をフロントガラス
Gの周縁部に嵌め込んでおき、この状態で、フロントガ
ラスGをボディの窓枠に挿入すると、本体部1の下面に
接着されている支持体12によってボディパネル3に対
する位置が定められて、ボディパネル3とフロントガラ
スGの裏面との間に封入されるシーラント13によっ
て、フロントガラスGがボディパネル3に接着固定され
る。フロントガラスGがボディパネル3に接着固定され
ることにより、フロントガラスGの周縁部と、ボディの
窓枠との間に成形される隙間4にモールディングM1
装着されて、この隙間4が閉塞される。なお、図2ない
し図4において、14は、シーラント13の流出を防止
するためのダムラバーを示す。
【0014】次に、図5ないし図7を参照にして、本発
明に係るモールディングM1 の成形装置について説明す
る。成形ダイ装置Aの成形ダイ15には、側縁モールデ
ィング部M1aにおける本体部1と膨肉部8とを合体させ
た部分の最大断面部の断面形状に対応した第1押出用開
口16と、装飾体部2の断面形状に対応した第2押出用
開口17とが上下方向に分離して設けられていると共
に、芯材5、及び装飾用薄板6の各導入口18,19
が、それぞれ前記各押出用開口16,17に包含されて
設けられている。即ち、本実施例では、第1押出用開口
16からは、モールディングM1 の本体部1と膨肉部8
とを合体させた部分が押出成形される。また、第1押出
用開口16を部分的に覆うようにして、シャッター21
が成形ダイ15の前面に設けられている。シャッター2
1は、第1押出用開口16のうち膨肉部8を成形する部
分の開口16aの高さ方向に沿って直線移動可能に装着
されている。駆動モーター22の回転が変換機構23に
よって直線運動に変換され、これによりシャッター21
は、シャッターガイド24でガイドされて直線移動する
ようになっている。図5で実線で示されるのは、側縁モ
ールディング部M1aの成形状態であり、同図で二点鎖線
で示されるのは、上縁モールディング部M1bの成形状態
である。
【0015】一方、図7に示されるように、成形ダイ装
置Aの前方には所定間隔をおいて押圧装置Bが設けられ
ている。この押圧装置Bは、上下方向に沿って配置され
た一対のローラー25a,25bから成り、上方のロー
ラー25aのみが、成形されたモールディングM1 の幅
方向である上下方向に移動できるようになっている。成
形ダイ15の第1及び第2の各押出用開口16,17か
らそれぞれモールディングM1 の本体部1、及び装飾体
部2が押出成形され、押出された直後の本体部1の上に
装飾体部2を重ね合わせ、この状態で一対のローラー
5a,25bの間を通過させると、この本体部1と装飾
体部2とは、その両側が前記一対のローラー25a,2
5bにより押圧的に挟持されて、一体に接合される。
【0016】そして、成形途中においてシャッター21
を随時移動させると、第1押出用開口16に設けられた
膨肉部8を成形するための開口16aの高さが変化し
て、成形される膨肉部8の厚さが徐々に変化した徐変部
が成形されて、モールディングM1 の側縁モールディン
グ部M1a、コーナー部M1c、上縁モールディング部M1b
が連続して成形される。図7において、L1 〜L5 は、
連続成形されたモールディングM1 の異なる部分をそれ
ぞれ示してあり、図2においてこれらに対応する部分に
それぞれ同一符号を付してある。シャッター21は、L
1 及びL5 の区間においては、上昇端で停止しており、
2 の区間においては、低速度で下降しており、L3
区間においては、下降端で停止しており、L4 の区間に
おいては、低速度で上昇している。そして、成形ダイ装
置Aと押圧装置Bとから成る成形装置により連続して成
形されたモールディングを、所定個所で切断して、側
縁、及び上縁の各モールディング部M1a,M1bの接続部
で曲げ加工を行うと、目的とするモールディングM1
得られる。
【0017】図8ないし図12に、本発明に係る方法に
より成形された別のモールディングM2 が示されてお
り、上記実施例のモールディングM1 と同一、又は同等
部分には同一符号を付して説明する。このモールディン
グM2 と前記モールディングM1 との最大の相違点は、
側縁モールディング部M1a, M2aに設けられる膨肉部
8,8’の厚さが徐々に変化する徐変部の成形部位が異
なることである。即ち、モールディングM2 において
は、その側縁モールディング部M2aの全長に亘って膨肉
部8’の厚さが徐々に変化していて、その全体が徐変部
となって、膨肉部8’の内周側側方に形成された雨水誘
導溝9’の開口幅が上縁モールディング部M2bに近づく
に従って、徐々に狭くなって、その接続部において消失
している。また、本体部1’の裏面には、クリップ26
が一体に設けられていて、該クリップ26を使用して、
モールディングM2 の全体がフロントガラスGの周縁に
取付けられる。
【0018】モールディングM2 の本体部1’には、図
11に示されるような打抜成形した芯材27が埋設され
ているので、特別な曲げ加工を施すことなく、側縁モー
ルディング部M2aと、上縁モールディング部M2bとの接
続部分で容易に曲げることができる。このため、フロン
トガラスGに対するモールディングM2 の装着が容易と
なる。また、モールディングM2 の本体部1’に打抜成
形した芯材27が埋設されているために、その表面には
「ヒケ」が生ずるが、この部分は、装飾体部2’によっ
て接合されて被覆されるので、「ヒケ」が発生した部分
は隠蔽されて、外観が害されることはない。なお、図9
及び図10において、1'bは、本体部1’に設けられ
て、フロントガラスGの室外側の周縁部に弾接する突片
を示す。
【0019】このモールディングM2 は、前記成形装置
と各押出用開口16,17の形状のみ部分的に異なる装
置によって成形可能であって、図12においてL2 〜L
4 は、連続成形されるモールディングM2 の異なる部分
を示しており、図8において、これらに対応する部分に
同一符号を付してある。このモールディングM2 の成形
において、「L2 」と「L4 」との側縁モールディング
部M2aに相当する部分の成形においては、成形ダイ15
に設けられた押出用開口16のうち膨肉部8’を成形す
る部分の開口16aは、シャッター21が連続して徐々
に移動することにより、膨肉部8’の側面を底部として
側縁モールディング部M2aの内周側側方に開口する雨水
誘導溝9’の開口幅は、その全長に亘って徐々に変化す
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は、装飾体部と本体部とを分離し
て成形しつつ、膨肉部の厚さを徐々に変化させて成形す
る押出工程と、分離成形された前記装飾体部と前記本体
部とを厚さが徐々に変化している膨肉部を介して、そ
の側方に設けられる溝の開口幅が徐々に変化するように
して一体に圧着接合する工程との2つの工程を含んでい
るために、装飾体部と本体部との間に設けられている膨
肉部の側面を底部として側方に開口する溝を有すると共
に、この溝の開口幅が長手方向に沿って徐々に変化し
て、該溝が途中で消失する構造のモールディングを一体
連続して成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る方法により成形されたモールディ
ングM1 を装着した自動車の斜視図である。
【図2】このモールディングM1 をフロントガラスGの
周縁部に装着した状態の一部を破断した断面斜視図であ
る。
【図3】図2のX1 −X1 線拡大断面図である。
【図4】図2のX2 −X2 線拡大断面図である。
【図5】本発明に係るモールディングM1 の成形装置に
より、側縁モールディング部M1aを成形している状態の
成形ダイ装置Aの正面図である。
【図6】図5のY−Y線断面図である。
【図7】本発明に係る成形装置の側面図である。
【図8】本発明に係る方法により成形されたモールディ
ングM2 をフロントガラスGの周縁部に装着した状態の
一部を破断した断面斜視図である。
【図9】図8のZ1 −Z1 線断面図である。
【図10】図8のZ2 −Z2 線断面図である。
【図11】打抜成形した芯材27の斜視図である。
【図12】モールディングM2 を成形している状態を示
す成形装置の側面図である。
【図13】従来のモールディングのコーナー部分の断面
斜視図である。
【符号の説明】
A:成形ダイ装置 B:押圧装置1,2 :モールディング M1a ,2a:側縁モールディング部 M1b ,2b:上縁モールディング部 1,1’:本体部 2,2’:装飾体部 8,8’:膨肉部 9,9’:雨水誘導溝(溝) 15:成形ダイ 16:第1押出用開口 17:第2押出用開口 21:シャッター 25a,25b :ローラー(押圧体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:30 (56)参考文献 特開 平3−143729(JP,A) 特開 平2−11312(JP,A) 特開 平1−204714(JP,A) 特開 昭58−205746(JP,A) 特開 昭60−143939(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 47/00 - 47/96

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装飾体部と本体部との間に設けられてい
    る膨肉部の側面を底部として側方に開口する溝を有する
    と共に、この溝の開口幅が長手方向に沿って徐々に変化
    して、該溝が途中で消失する構造のモールディングの成
    形方法であって、 前記装飾体部と前記本体部とを分離して成形しつつ、前
    記膨肉部の厚さを徐々に変化させて成形する押出工程
    と、 分離成形された前記装飾体部と前記本体部とを、厚さが
    徐々に変化している膨肉部を介して重ね合わせた状態
    で、それらの厚さ方向から押圧手段により押圧して、
    記膨肉部の側方に設けられる溝の開口幅が徐々に変化す
    るようにして一体に圧着接合する工程と、 を含むことを特徴とするモールディングの成形方法。
  2. 【請求項2】 押出工程において、膨肉部は本体部の上
    面に一体成形されることを特徴とする請求項1に記載の
    モールディングの成形方法。
  3. 【請求項3】 押出工程において、膨肉部の厚さを変化
    させる手段は、成形ダイに設けられた押出用開口を部分
    的に閉塞するためのシャッターであって、該シャッター
    により押出用開口自体の形状を変化させることを特徴と
    する請求項1に記載のモールディングの成形方法。
  4. 【請求項4】 圧着接合工程において、分離して押出さ
    れた装飾体部と本体部とを膨肉部を介して押圧する手段
    は、該装飾体部と該本体部とを、その厚さ方向の両側か
    押圧的に挟持して圧着させる一対の押圧体であること
    を特徴とする請求項1に記載のモールディングの成形方
    法。
  5. 【請求項5】 押圧体は、ローラーであることを特徴と
    する請求項4に記載のモールディングの成形方法。
  6. 【請求項6】 一対の押圧体は、モールディングの厚さ
    方向に沿って移動可能であることを特徴とする請求項4
    に記載のモールディングの成形方法。
  7. 【請求項7】 装飾体部と本体部との間に設けられてい
    る膨肉部の側面を底部として側方に開口する溝を有する
    と共に、この溝の開口幅が長手方向に沿って徐々に変化
    して、該溝が途中で消失する構造のモールディングの成
    形装置であって、 前記装飾体部と前記本体部と前記膨肉部との3つの部分
    をそれぞれ成形するための各押出用開口のうち、少なく
    とも該装飾体部と該本体部を成形する各押出用開口は成
    形ダイに分離して形成されていて、該膨肉部を成形する
    押出用開口は、その成形厚が変化可能なように形状自体
    が変化する成形ダイ装置と、 前記成形ダイ装置から別々に押出された装飾体部と本体
    部とを膨肉部を介して重ね合わせた状態で、その厚さ方
    向から押圧して一体に圧着接合するための押圧装置と、 から成ることを特徴とするモールディングの成形装置。
  8. 【請求項8】 成形ダイ装置に設けられた押出用開口の
    うち本体部と膨肉部とを成形する押出用開口は、連続し
    て設けられていることを特徴とする請求項7に記載のモ
    ールディングの成形装置。
  9. 【請求項9】 押圧装置は、一対のローラーから成るこ
    とを特徴とする請求項7に記載のモールディングの成形
    装置。
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