JP2935752B2 - 燃焼格子上でごみを焼却する方法,この方法を実施するための燃焼格子およびこの燃焼格子用の格子板 - Google Patents

燃焼格子上でごみを焼却する方法,この方法を実施するための燃焼格子およびこの燃焼格子用の格子板

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JP2935752B2 JP6522587A JP52258794A JP2935752B2 JP 2935752 B2 JP2935752 B2 JP 2935752B2 JP 6522587 A JP6522587 A JP 6522587A JP 52258794 A JP52258794 A JP 52258794A JP 2935752 B2 JP2935752 B2 JP 2935752B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は燃焼格子上でごみを焼却する方法に関する。
更に本発明は、この方法を実施するための燃焼格子に関
し、更には複数個組み合わせてこの燃焼格子を製造でき
る格子板に関する。
ごみを焼却するための焼却格子は古くから知られてい
る。特殊な形式の燃焼格子として、火かき過程を実施す
るための適用される可動部品を含んでいるいわゆる推進
式燃焼格子が存在している。その火かき過程によって格
子上の燃焼物は搬送される。その場合、基本的には送り
式格子および戻し式格子に区別される。前者の場合、燃
焼物は燃焼物・装填方向に前方に搬送され、後者の場
合、戻し方向に搬送される。前進方向下向きに傾斜され
た戻し式格子および送り式格子は10年も前から知られて
おり、ごみ焼却設備に非常に広く普及している。本発明
は燃焼物を装填方向に前方にあるいは後方に搬送するか
に構わず全般的に推進式燃焼格子に関するけれども、ま
ず送り式格子について取り扱う。
かかる一般的な推進式格子は、まず例えば普通の家の
瓦屋根を思い浮かべると良く理解できる。この比喩的な
比較において個々の瓦は送り式格子の格子棒となり、水
平に延びる瓦列は、水平に延び一緒に一つの格子段を形
成する格子棒列に相応する。各格子段は低く配置さた次
の格子段に重なり合っている。個々の格子棒はクロム鋼
鋳造品から成り、屋根瓦が屋根の下地小舞に掛けられて
いるように横管に掛けられている。送り式燃焼格子の代
表的な傾きは約20゜であるが、それより大きくも小さく
もできる。かかる送り式格子の場合、一つの置きの格子
段は不動に配置され、それらの間に位置する格子段は機
械式に可動に支持されている。機械式駆動装置は、かか
る一つ置きの格子段に火かき過程を実施させる働きをす
る。かかる火かき過程は可動の格子棒の上側面の平面内
における個々の格子段の格子棒の線形往復運動である。
火かき過程は数cmにわたり、その運動方向が格子棒の傾
斜に関してこの傾斜した上側面における勾配線上を延び
ている。この火かき過程によって、送り式格子の上にあ
る燃焼ごみは45〜120分の長い潜在時間において連続し
て移し換えられ、格子の上に一様に分布されることにな
る。上側格子始端において送り式格子はごみを装填され
る。このいわゆる装填範囲において、やって来るごみは
まずその上に作用する放射熱で乾燥される。送り式格子
の上においてその範囲に気化が生ずる範囲が続いてお
り、即ち、この範囲において、ごみの固形成分がガス状
に変換され、エネルギを発生する。
送り式格子と異なって、戻し式格子は比喩的な比較に
おいて家の瓦屋根と同様に構成されているが、逆の形に
即ち逆の勾配で構成されている。傾斜に関して上側の瓦
ないし上側の格子棒は下側の瓦の上に重なり合わず、傾
斜に関して次の上側の瓦の下側に重なり合っている。か
かる戻し式格子は、赤熱材料が火かき過程を実施した際
に格子始端に押し戻されるという利点を有している。格
子始端から格子終端まで一次燃焼が重なって広がる。こ
の格子始端で直接始まる強いごみの燃焼は戻し式格子に
おける大きな特長である。その特長は、既に燃焼してい
るごみ成分が格子の上向きの搬送作用によってまだ発火
していない燃焼成分と一緒にされ混合され、これによっ
て大きな燃焼強さの非常に高い温度の領域が既に格子始
端に発生されることにより生ずる。
火かき運動は一方では燃焼物の重力による自然の下降
運動と他方では格子の逆向きに作用する推進運動とから
成っている。同時にこれによって、点火の中断あるいは
格子端の方向への火炎の逃げが確実に避けられることに
より、燃焼物の発熱量変動に対する緩衝作用が発生させ
られる。かかる戻し式格子は、格子を覆わず従ってその
熱的損失を生じてしまうような空所のない一様な高さの
燃焼層を形成する働きをする。
個々の格子棒は格子の形式に無関係に、高い耐摩耗性
および耐熱性を保証するクロム鋼鋳造品から成ってい
る。相互の密接を達成するため、従って下側から流れ込
む一次空気に対する格子被膜(燃焼物)の大きな流れ抵
抗を格子落下物の量をできるだけ少なくした状態で達成
するために、格子棒は側面が機械的に平面研削されてい
る。一次空気は同様に側面に研削加工さた隙間を通って
格子棒の頭部端の範囲において燃焼床に流入する。頭部
端は下向きに続き上に重なり合っている次の格子棒によ
って擦られ、このことはその空隙を開けた状態に維持す
る。更に一層の浄化作用を得るために、隣の格子棒の往
復運動は幾分位相をずらして行われ、これによってそれ
らの間に相対運動が生じ、これは空隙が閉塞しないよう
に作用する。できるだけいつでも格子の随所に規定され
る燃焼空気導入は、有害成分発出量をできるだけ少なく
できるごみ焼却運転に対する重要な前提条件である。こ
のために一次空気は格子の長手方向において燃焼床に3
個〜6個の別個の空気領域にわたって導入される。新し
い設備の場合、かかるすべての空気領域への燃焼空気の
導入は別個に測定され制御される。これはベンチュリ形
測定装置を持った導入管を介して行われるか、あるいは
各一次空気領域に付属されている個々の絞りにおける圧
力測定によって行われる。これによって格子の下側にお
ける各個所における空気過剰率の正確な制御が保証され
る。別のの空気が格子の上からいわゆる二次空気として
導入される。この二次空気按分量は全燃焼空気の約25〜
35%であり、50〜90mmの直径のノズルを介して上から燃
焼物に導入される。格子の主燃焼領域における格子棒の
平均運転温度は調整された一次空気温度より約50℃しか
高くなく、従って約200℃であるが、表面800〜1100℃の
温度に耐えねばならない。格子棒の寿命は実際には機械
的、熱的および化学的(酸性環境における酸化)な耐摩
耗性に左右される。工場に応じて5000〜35000時間の耐
用時間が得られている。格子棒が運転と停止状態との間
の相変わらず大きな温度差によりかなり大きな熱膨張に
曝され、この熱膨張はそれによって形成された格子幅に
直接作用するので、戻し式格子は補償要素を有してい
る。これは大抵はこの熱膨張を補償できる可動の中間板
および格子の可動側板から成っている。
本発明の目的は、一次空気導入が最適な燃焼室・温度
スペクトルが得られ、燃焼すべきごみの発熱量が良好に
利用し尽くされるように制御されることにより、燃焼格
子上でごみを最良に焼却できるような方法を提供するこ
とにある。更に本発明の目的は、まず、この方法を実施
することを可能にする燃焼格子を多数個で構成させられ
る格子板であって、安価に製造でき、僅かな熱膨張しか
生じない。従ってその熱膨張補償要素が要らず、一般的
な燃焼格子に比べて格子落下物が少ないような格子板を
作ることにある。
この目的は、請求の範囲第1項の特徴部分に記載され
ている燃焼格子上でごみを焼却する方法によって達成さ
れる。
他の目的は、この方法に基づいてごみを焼却するため
の請求の範囲第5項の特徴部分に記載されている燃焼格
子用の格子板によって達成される。
更に、この方法に基づいてごみを焼却するための方法
を実施するための燃焼格子の目的は、請求の範囲第11項
の特徴部分に記載されている燃焼格子によって達成され
る。
次に図面を参照して本発明に基づく方法を説明し、格
子板の実施例並びにかかる多数の格子板で構成された燃
焼格子とその作用について説明する。
第1図は燃焼格子の個々の格子板の斜視図、 第2図はじゃま板を持った燃焼格子の個々の格子板の
一部破断斜視図、 第3図は多数の格子板から成る燃焼格子の概略断面図
であり、第3a図および第3b図はそれぞれの可動格子板が
火かき過程を実施する燃焼格子の運転中における異なっ
た瞬間の図、 第4図は戻し式格子の形に作られた格子板から成る傾
斜形燃焼格子の図、 第5図は燃焼格子の下側に組み込むべき格子落下物容
器付きの一次空気・導入・サイフォンおよび格子落下物
容器を遠隔制御するための装置の概略図である。
本発明に基づく方法の理解を容易にするために、まず
その実施に必要な格子板並びにかかる格子板から構成さ
れた燃焼格子について説明する。第1図にはかかる燃焼
格子の別個の格子板1が斜視図で示されている。この実
施例の格子板1は二つの板金殻体から成り、即ち、格子
板・上側面2に対する殻体と格子板・下側面3に対する
殻体とから成っている。両方の板金殻体2,3は互いに溶
接されている。このために、それらの縁部は有利には両
方の殻体2,3がそれらの縁で幾分組み合わされるように
折り曲げられて形成されている。そのように形成された
中空形材の両側に端面に閉鎖蓋が気密に溶接されてい
る。図面において後方の閉鎖蓋4は設置されているが、
前方の端面5はまだ開いており、中空形材の内部が見え
る。両端面の閉鎖後において格子板1の内部に外側に対
して密封された中空室が形成される。格子板・下側面3
には、格子板1を貫流すべき媒体に対する供給管および
排出管を接続するための二つの接続短管6,7が存在して
いる。その媒体は基本的には格子板1を適温にするため
に利用され、基本的には流動性媒体、即ち、ガスあるい
は液体を利用することができ、液体がより好適である。
即ち、格子板1を例えば冷却液で貫流させることができ
る。その冷却液は例えば水あるいは油あるいは冷却用に
適した別の液体でもよい。液体あるいはガスを逆に格子
板1を加熱するためにも採用できる。媒体の選択に応じ
てこれは必要に応じて格子板1の冷却並びに加熱のため
に即ち全般的に適温にするために採用できる。格子板・
上側面2および格子板・下側面3に開口8,9が存在して
おり、この上側面2における開口8は下側面3における
開口9より小さい。格子板・上側面2および格子板・下
側面3における互いに対向した開口8,9は管状要素21例
えば断面円形、楕円形のあるいはスリット状直径の円錐
状管21によって互いに気密に接続され、それらの各管状
要素21は格子板・上側面2および格子板・下側面3に気
密に溶接されている。そのようにして生じた格子板1を
貫通する漏斗状の貫通部は、格子板・下側面3から空気
を流すことによって格子の上に存在する燃焼物を意図し
て換気することを可能にする。このため格子板1の下側
面3における通し管の個々の開口に、吹き込むべき一次
空気の供給管あるいは供給ホースが接続されている。こ
こに示されている格子板1は、その上側面2に燃焼物を
その上に載せるために決められた平らな面2が形成され
ているような横断面形状をしている。下側面3は折り曲
え平坦部を有しているので、いわば脚10,11が形成され
ている。その一方の脚10は溝12を有し、その脚10に沿っ
て溝12の内部を丸棒13が延びており、ここではこの丸棒
13に格子板1が載っている。他方の脚11は下側が平ら
で、同じ形をした隣の格子板の上に載せるように決めら
れている。
他の実施例においてかかる格子板を、ただ両側端面に
ぴったり合った閉鎖板を溶接すればよいような予め作ら
れた中空形材からも構成できる。格子板の上側面に小さ
な孔を、下側面にそれより幾分大きな孔を互いに対向し
て切削加工するか穿孔することにより、漏斗状の通しの
管が追加して溶接される。大きな孔の側から漏斗状の管
あるいは要素が格子板を貫通して押し込まれ、その後で
格子板・外側面に溶接される。この管あるいは要素21は
円錐状あるいは漏斗状に形成されている。これによって
その壁が円錐状に下向きに広がっているので、起こり得
る格子落下物がその中に引っ掛かることは実際には排除
される。最後に格子板・上側面における開口が平面研削
される。この通しの管の下側に接続管あるいは接続ホー
スがねじ込まれる。
かかる格子板の耐熱性を保証するために、例えば折り
曲げ加工できるような厚さ、即ち約10mmの厚さのマンガ
ン合金板が適している。この板金は更に十分に良好な熱
伝導性を有しているので、格子内に大きな温度差が生ず
ることはなく、従って、その材料内における熱応力も避
けられる。かかる格子板が二つの殻体から成っているか
中空形材で作られているかに拘わらず、いずれの場合も
多数の格子棒から成る普通の格子段に比べて、多数の普
通の格子棒が個々の格子板で起き換えられているので、
非常に安価に製造できる。かかる格子板は普通の個々の
格子段の全部の格子棒に置き換えられ、従って、それ自
体で全格子段を形成するという大きな利点がある。これ
によって普通の格子棒のような個々の可動要素間におけ
るスリットが生ぜず、これは格子落下物をかなり減少す
る。即ち個々の格子棒を持った通常の構造の場合、ごみ
成分が二本の格子棒の間のスリットに挟まり、そこでス
リットを幅広くしてしまい、他の格子棒の間におけるス
リットがほとんど詰まってしまうので、そこでは実際に
一次空気が下側から格子の中に侵入できなくなる。その
場合、一次空気はほとんど専らその中に挟まっている物
体のために広げられたスリットを通って流れ、火炎はこ
のスリットにわたって高い火炎ピークを有することにな
り、これは非常に好ましくない。同様にこの個所におい
てスリットがまさに広すぎるので、格子落下物が多くな
る。この問題は格子段全体を形成する通しの格子板によ
って排除される。しかし他方において、個々の格子板を
いわば個々の格子棒として実施し、互いに並べて配置
し、それが一緒に全格子段を形成するようにすることも
考えられる。この場合、各格子段は、互いに並べてつな
ぎ合わされ、一緒に燃焼格子の全格子幅を形成するよう
な多数の格子板から成っており、その格子段の格子板は
それぞれ隣の格子段の格子板の上に重なり合いその上に
載り、隣の別の格子段の格子板で覆われ、これをそこで
支持している。
第2図には格子板が一部を破断して示されている。こ
の格子板は隔壁50によって二つの室51,52に仕切られて
いる。この格子板は一次空気供給口が加工されていない
燃焼格子の第1の部分に組み込まれる格子板が対象とな
っている。従って、ここに図示されている格子板は第1
図におけるものと異なって管状要素を持っておらず、従
って開口を持っていない。つまり燃焼格子は一般に3個
〜6個の異なった領域から成り、各領域はそれぞれ多数
の格子板から成り、第2の領域からはじめて一次空気が
導入される。二つの室51,52の内部にじゃま板53が組み
込まれている。このじゃま板53は下側が格子板に気密に
溶接され、これに対して上側が格子板の上側面の内側面
に対して数cmの空隙が開けられている。従ってじゃま板
53によって形成されたラビリンスの内部においてその空
隙を通してガス交換が行える。接続短管6を通って冷却
媒体が格子板室52の中に圧送され、冷却媒体はそれから
矢印で示されているようにじゃま板53によって形成され
たラビリンスを貫流し、最後に接続短管7を通って室か
ら流出する。冷却媒体は貫流中に吸熱のために大きな面
積を洗流するので、良好な熱交換が達成される。冷却媒
体として例えば水が利用される。室51の内部も全く同じ
構造となっている。勿論、内側ラビリンスを持ったかか
る格子板を、一次空気を吹き込むための開口が存在する
ように、管状要素で貫通することもできる。格子板の両
側縁には厚板54が配置され、この厚板54に沿って可動格
子板が往復移動する。図示した実施例において各厚板54
は上下に位置する二つの角形管55,56から成り、そのよ
うに形成された中間壁57はその一端が短くされているの
で、そこに両方の角形管55,56の内部の連通部が形成さ
れている。接続口58から冷却媒体が厚板54の中に圧送さ
れ、この冷却媒体はそれから矢印で示されているように
両方の角形管54,55を貫流し、そして接続短管59を通っ
て厚板54から流出する。更に厚板54と格子板との間に図
示していない遮蔽板が配置されている。この遮蔽板は燃
焼板の側において厚板54を囲み、格子板と厚板との間で
生ずる摩擦のために摩耗要素として使用する。
第3図には、上述したような多数の格子板から成る燃
焼格子が概略断面図で示されている。第3a図および第3b
図は、その可動格子板が火かき過程を行うこの燃焼格子
の運転中における二つの異なった瞬間的な状態を示して
いる。その実戦で示されている格子板14,15は静止格子
板を形成し、ハッチング付き横断面で示されている格子
板16,17は可動格子板となっている。これらの可動格子
板16,17はそれが矢印で示されているように往復運動を
行うことにより火かき過程を行える。その駆動は機械式
駆動装置を介して往復運動できる角形材18に取り付けら
れている丸棒13を介して行われる。
第3a図においてすべての格子板は同じ位置に置かれて
いる。可動格子板16,17はこの位置から矢印で示されて
いるように移動する。即ち、格子板16は右上向きに移動
し、その前面19で燃焼物を前方に押し進める。この格子
板16の前進移動の際に下側格子板14の上をその前面19で
押し進められる材料は右側に搬送される。ここで戻し式
格子であるか送り式格子であるかに応じて、材料は全般
的な搬送方向と逆向きにあるいは全般的な搬送方向に移
動される。右側の一つの先の格子板17も可動格子板であ
る。これはこの瞬間において左側に移動し、特にその前
方脚11でその下側に位置する格子板15における一次空気
導入通路の上側開口を擦る。開口をこのように擦ること
により浄化作用が行われる。
第3b図にはそれより幾分遅れた瞬間の状態が示されて
いる。格子板16はその最上位置に到達されている。右側
の一つの先の格子板17はその間の最下位置に到達され、
その脚11は従ってその下側に位置する格子板15の上側面
の下側範囲の上に載っている。次の火かき過程において
この格子板17は矢印の方向に移動され、燃焼物をその前
面20の前に移動する。
第3図に示されているような燃焼格子は全般的な搬送
方向に関して水平となっている。その場合、燃焼物が格
子ないし一つ置きに可動であり火かき過程を行う可動格
子板によって搬送されるので、送り式格子が対象となっ
ている。
戻し式格子の実施例が第4図に示されている。ここで
は燃焼格子は同形の多数の燃焼格子板14〜16から構成さ
れているが、ただ片側に約25゜傾けられている。従って
ここでは格子板はそれによって実行される火かき過程に
よって燃焼物を全般的に搬送方向と逆向きに上向きに移
動する。これによって、重力によりゆっくりと格子の上
を下向きに移動する燃焼物は火かき過程によって常に再
び幾分押し戻され、その場合移し変えられることにな
り、このことは完全燃焼にとって有益である。基本的に
はかかる格子板から成る燃焼格子は必要に応じて水平
に、下向きあるいは上向きに傾斜して実施できる。第5
図は、燃焼格子の下側において燃焼格子を貫通している
管状要素21の下側開口9に据え付けられているような一
次空気・導入・サイフォン30を示している。個々の一次
空気・導入管41はこの導入・サイフォン30を貫通して導
かれている。格子板における小さな開口を通しての避け
られない僅かな格子落下物が下に落ちるので、この格子
落下物は細かい粉末状のスラッグの形で一次空気用の一
次空気・導入管の中に落下してしまう。従って、かかる
一次空気・導入・サイフォン30を設ける必要がある。こ
のサイフォン30で格子落下物は受け止められ、同時に支
障のない連続した空気導入が保証される。かかるサイフ
ォンは例えばエルレンマイヤー・フラスコの形のように
円錐状に形成され、そのサイフォンの底はばねで荷重さ
れたフラッパ31で閉じられている。フラッパ31は蝶番32
を中心として揺動でき、ばね33はその一方のばね脚部34
でフラッパ31を下から荷重し、他方のばね脚部35でサイ
フォンの側壁を荷重している。フラッパ31に固く結合さ
れた作動レバー36は蝶番32から離れて突出し、ソレノイ
ド37の作用範囲内に位置している。この電磁石は、その
コイル38に電流が供給されたときに作動レバー36を鉄心
39に引き寄せることができ、これによってフラッパ31が
開かれ、集められた格子落下物40はその下側に位置する
集合容器の中に落下する。サイフォン30の上部範囲にお
いて一次空気・導入管41はサイフォン30の内部に通じて
いる。この導入管41は下向きに傾斜してサイフォンの中
に通じており、その導入管41が必ず常に力強い空気流で
貫流されねばならないので、どんな場合でも格子落下物
がこの導入管41の中に落下することはない。サイフォン
の首部42は耐熱性の可撓性の短い配管43を介して、格子
板1を貫通している管状要素21の下側開口に気密に接続
されている。即ちサイフォン30は格子板の下側において
可撓性の配管43に直接ぶら下がっている。
本発明に基づく方法はいまやかかる格子板1で構成さ
れた燃焼格子で実行できる。格子を適温にするための媒
体としてガスあるいは液体のような流体が問題とされ
る。この方法の目的は、格子の温度を一定レベルに維持
することおよびその摩耗をかなり減少することにある。
温度はそのようにして約150゜までの範囲内で変動し、
このことは材料の熱的負荷を小さくし、格子板1の機械
的負荷および耐摩耗性に対して有利に作用する。本発明
に基づいて適温するために採用される媒体は導入すべき
一次空気と熱交換される。このために対向流原理で運転
する市販の熱交換器が採用できる。かかる熱交換器によ
って一次空気を予熱することができ、このことは或る燃
焼物の場合に最良の燃焼に対して有益である。有機廃棄
物例えば腐敗しているか腐敗性の野菜や果物の場合、一
次空気を予熱することは、これにより燃焼が改善される
ので非常に望ましいことである。更に、格子をできるだ
け迅速に最適な運転温度にするために例えば燃焼プロセ
スに始めに熱流を逆向きにして格子板を加熱することも
できる。このために適温化媒体は既に行われ燃焼の排気
ガスから熱を吸収し、この熱の燃焼格子の格子板に与え
る。
本発明に基づく方法の第2の大きな利点は、燃焼物が
最良に一次空気を供給され、これによってその発熱量が
最も良好に利用し尽くされ、その燃焼ができるだけ完全
に行われることである。このために燃焼格子の上側の燃
焼室内における温度スペクトルが多数の温度測定ゾンデ
(探子)によって検出される。この測定ゾンデは格子板
の上側面に組み込まれる。しかし温度スペクトルは高温
計によって非接触式に検出するこもできる。本発明に基
づく燃焼格子に多数存在する個々の導入管に対して一次
空気を意図的に適量にすることによって、燃焼室内にお
ける実際の温度スペクトルをほぼ最良のスペクトルに近
づけることができる。各導入管に対する一次空気の導入
を個々に制御するために、例えば電磁弁が一次空気・導
入管に組み込まれ、これらの電磁弁は選択された最良の
燃焼室・温度スペクトルが記憶されている中央マイクロ
プロセッサによって制御される。実際のスペクトルを連
続的に測定し理想的なスペクトルと比較することによっ
て制御回路が形成され、それに応じて個々の電磁弁が独
立して微細に適量にして大きくあるいは小さく開かれ、
一次空気は個々の導入管を通って流入させられる。一次
空気の供給は一つあるいは複数の動力圧縮機あるいは送
風機を介して行われる。
本発明に基づく方法は著しく改良された燃焼を可能に
し、従って種々の燃焼物の発熱量を良好に利用し尽くす
ことを可能にする。これによって燃焼ガス値も向上され
る。即ち、小さな酸素余剰量および燃焼ガス内の少ない
CO2含有量で運転できる。格子板の適温化によって、特
に冷却によって燃焼格子の寿命をかなり延長できる。本
発明に基づく燃焼格子は個々の格子板についての製造が
簡単であり、相互に移動できる多数の格子棒から成り、
かつ大きな機械的および熱的な摩耗に曝される一般的な
燃焼格子よりも非常に安価に製造できる。例えば温度を
一様な低い温度に維持することによって問題のある熱膨
張は実際に無くなり、従ってこの熱膨張を補償するため
の従来における高価な処置は不要となる。なおかかる燃
焼格子を採用することによって格子落下物は著しく減少
される。これは、意図して供給されたいていは非常に強
く貫流される一次空気に対して多数の小さな導入開口し
か存在せず、大きな格子落下物が実際には生じないから
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−11218(JP,A) 実開 昭60−196131(JP,U) 実開 昭63−54909(JP,U) 実開 昭55−110928(JP,U) 実公 平2−12435(JP,Y2) 実公 昭18−5919(JP,Y1) 実公 昭25−6966(JP,Y1) 米国特許5033396(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23H 3/02 F23H 1/02 F23G 5/50

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに相対的に動く多数の格子板から成る
    燃焼格子上でごみを焼却する方法において、 前記燃焼格子が、中空の格子板(1;14〜17)から成り火
    かき相対運動を実施してごみを移し換え搬送する複数の
    格子段を形成し、個々の格子板(1;14〜17)の内部が液
    状媒体で貫流され、これによって格子板が適温にされ、 前記格子板が薄板製のほぼ長方形の中空体から成ってお
    り、前記格子板の内部が隔壁(50)によって多くの気密
    な室(51,52)に仕切られていて、これらの各室はその
    中を貫流すべき前記液状媒体の供給並びに排出のために
    各1つの供給接続短管(6)並びに排出接続短管(7)
    を有していることを特徴とする、燃焼格子上でごみを焼
    却する方法。
  2. 【請求項2】燃焼格子の下側から、燃焼格子を貫通する
    円形,楕円形あるいはスリット状の断面の多数の管状部
    材(21)を通して一次空気を供給し、この一次空気供給
    を各管状部材(21)ごとに個々に調量することを特徴と
    する、請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】一次空気供給の制御をマイクロプロセッサ
    を介して行い、このマイクロプロセッサは、燃焼格子内
    の個々の管状部材(21)への空気供給を、当該管状部材
    (21)の上部開口の範囲で検出した温度に関連して、燃
    焼室温度スペクトルが所定の温度スペクトルに近づくよ
    うに制御することを特徴とする、請求の範囲第2項記載
    の方法。
  4. 【請求項4】適温化媒体を熱交換器を介して一次空気及
    び又は燃焼排気ガスと熱交換させることを特徴とする、
    請求の範囲第1項から第3項のいずれか1項に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】格子板が薄板製のほぼ長方形の中空体から
    成っており、この格子板の内部が隔壁(50)を介して多
    くの気密な室(51,52)に仕切られていて、これらの室
    はその下側に内部を貫流すべき媒体の供給並びに排出の
    ために各1つの供給接続短管(6)並びに排出接続短管
    (7)を有していることを特徴とする、請求の範囲第1
    項記載の方法の実施手段としての燃焼格子用の格子板。
  6. 【請求項6】一次空気を格子板(1)の下側から供給す
    るために、格子板を貫通する円形、楕円形又はスリット
    状の断面の多数の管状部材(21)が格子板(1)の全域
    にわたって分布して配置されており、これらの管状部材
    の開口部が格子板上側面(2)に同列にかつ外部に対し
    て気密に結合されていることを特徴とする、請求の範囲
    第5項記載の格子板。
  7. 【請求項7】格子板(1)が2つの薄板製の半殻体(2,
    3)から成っており、これらの半殻体(2,3)はその中空
    側を互いに向き合わされて、その外縁部を折り曲げられ
    て互いに溶接されており、格子板(1)は下側から一次
    空気を供給するために断面が円形、楕円形あるいはスリ
    ット状をした多数の管状部材(21)によって貫通されて
    おり、これらの管状部材(21)の開口部が格子板上側面
    (2)に同列にかつ外部に対して気密に溶接されている
    ことを特徴とする、請求の範囲第5項又は第6項に記載
    の格子板。
  8. 【請求項8】格子板(1)の内部にラビリンスを形成す
    るためのじゃま板が設けられていて、これらのじゃま板
    によって冷却媒体が熱交換を向上させるために強制的に
    流れを決められていることを特徴とする、請求の範囲第
    5項から第7項までのいずれか1項に記載の格子板。
  9. 【請求項9】格子板(1)が両側を閉じられた一体形の
    中空形材から作られており、この格子板(1)は一次空
    気の供給のために断面が円形、楕円形あるいはスリット
    状をした多数の円錐管(21)によって貫通されていて、
    その上部開口部(8)が格子板上側面(2)に同列に溶
    接されていることを特徴とする、請求の範囲第5項又は
    第6項に記載の格子板。
  10. 【請求項10】多数の格子板(14〜17)が縦長に燃焼格
    子の全幅にわたって延びていて、各1つの格子段を形成
    しており、そのつど1つの格子板が隣接の一方の格子板
    の上にオーバラップして支えられ、かつ隣接の他方の格
    子板によってオーバラップされてこれを支えており、格
    子板(1)を貫通して格子板の上側に同列に開口してい
    る個々の管状部材(21)が、格子板の下側で格子板から
    突出して可撓性の導管(43)を介して各1つの一次空気
    供給用サイフォン(30)に接続されており、このサイフ
    ォンによって導入管(41)を介して一次空気が接続され
    ている管状部材(21)を通じて格子に向けて圧送可能で
    あり、これらの一次空気供給用サイフォン(30)は下部
    に各1つのフラップ(31)を有していて、このフラップ
    はサイフォン内に溜まる格子からの落下物(40)を空け
    るために1つのソレノイド(37)を介して遠隔制御式に
    操作可能であることを特徴とする、請求の範囲第5項か
    ら第9項までのいずれか1項による多数の格子板から成
    るごみを焼却するための燃焼格子。
  11. 【請求項11】各格子段が多数の格子板(14〜17)から
    成り、これらの格子板は互いに並列に接していて、一緒
    に燃焼格子の全格子幅を形成しており、そのつど1つの
    格子段の格子板が隣接の一方の格子段の格子板の上にオ
    ーバラップして支えられ、かつ隣接の他方の格子段の格
    子板によってオーバラップされてこれを支えており、格
    子板(1)を貫通して格子板の上側に同列に開口してい
    る個々の管状部材(21)が、格子板の下側で格子板から
    突出して可撓性の導管(43)を介して各1つの一次空気
    供給用サイフォン(30)に接続されていて、このサイフ
    ォン(30)によって導入管(41)を介して一次空気が接
    続されている管状部材(21)を通じて格子に向けて圧送
    可能であり、これらの一次空気供給用サイフォン(30)
    は下部に各1つフラップ(31)を有していて、このフラ
    ップはサイフォン内に溜まる格子からの落下物を空ける
    ために1つのソノイド(37)を介して遠隔制御式に操作
    可能であることを特徴とする、請求の範囲第5項から第
    9項までのいずれか1項による多数の格子板から成るご
    みを焼却するための燃焼格子。
  12. 【請求項12】それぞれ一つ置きの格子段もしくはこれ
    を形成する格子板(16,17)が機械式駆動装置に接続さ
    れていて、この駆動装置を介して上側面の平面内におい
    て隣接の不動の格子板(14,15)にたいして相対的に往
    復動可能であり、この格子段の格子板の運動方向が格子
    板の傾斜上面の勾配線上を延びていることを特徴とす
    る、請求の範囲第11項記載の燃焼格子。
  13. 【請求項13】燃焼格子が戻し式格子としてか又は送り
    式格子として構成されて、燃焼物の搬送方向に対して水
    平であるか又は上向きもしくは下向に傾斜されているこ
    とを特徴とする、請求の範囲第10項から第12項までのい
    ずれか1項に記載の燃焼格子。
  14. 【請求項14】格子板(1)が横を厚板(54)に沿って
    案内されていて、この厚板(54)の内部は冷却媒体によ
    って貫流可能であることを特徴とする、請求の範囲第10
    項から第13項までのいずれか1項に記載の燃焼格子。
JP6522587A 1993-04-20 1994-04-14 燃焼格子上でごみを焼却する方法,この方法を実施するための燃焼格子およびこの燃焼格子用の格子板 Expired - Lifetime JP2935752B2 (ja)

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