JP4566043B2 - 木質ペレット燃焼装置 - Google Patents

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本発明は、温水ボイラや蒸気ボイラに用いられるものであり、おが屑や木屑等の製材廃材や林地残材等から作った木質ペレットを温水ボイラや蒸気ボイラの燃料として燃焼させるようにした木質ペレット燃焼装置に関するものである。
近年、二酸化炭素等の温室効果ガスによる地球温暖化が問題になっており、二酸化炭素の削減が求められている。このような環境問題に伴い、石油や石炭等の化石燃料よりもクリーンな燃料であるバイオマス燃料が注目されている。
バイオマス燃料の中でも、木質ペレットは、おが屑や木屑等の製材廃材や林地残材等を粉砕して圧縮成型した固形燃料であり、カーボンニュートラルと云う特性(燃焼時に発生する二酸化炭素は成長過程で光合成により吸収した二酸化炭素を発生しているものと考えられ、ライフサイクルで見ると大気中の二酸化炭素の増減に影響を与えない性質)を持つバイオマス燃料である。又、木質ペレットは、他のバイオマス燃料に比較して取り扱い易く、形状や含水率等の品質が安定している上質の燃料である。更に、木質ペレットは、石油等の燃料の大部分を海外に依存している日本では新エネルギーの一つとして利用できるものであり、実際に給湯・暖房機器等の燃料として使用されている。
従来、木質ペレットを燃焼させる装置としては、例えば実用新案登録第3088942号公報(特許文献1)に開示された構造のものが知られている。
即ち、前記燃焼装置40は、図8に示す如く、ペレット供給口41a及び着火用の圧力噴霧バーナ42等を設けた風箱43と、風箱43に燃焼空気Aを供給する送風機(図示省略)と、風箱43に隣接して設けられ、底部に一次燃焼空気A1を噴出する目皿穴44aを形成した水平姿勢の内筒44及び先端に絞り円錐板45を有し且つ内筒44との間に風箱43に連通して燃焼空気Aが流れる環状部46を形成する水平姿勢の外筒47から成る同心二重壁構造の一次燃焼室48等から構成されており、ペレット供給管49及びペレット供給ダクト41を経てペレット供給口41aから内筒44の底部基端側に散布した木質ペレットFを、風箱43及び環状部46を経て目皿穴44aから一次燃焼室48内へ噴出する一次燃焼空気A1により燃焼させると共に、環状部46内を流れている燃焼空気Aの一部を二次燃焼空気A2として環状部46の先端から一次燃焼室48の下流側領域へ吹き込み、一次燃焼室48から吹き出る可燃性ガスを完全燃焼させるようにしたものである。
この燃焼装置40は、比較的簡単な構造で木質ペレットFの供給、着火、燃焼等を自動的に行える等、優れた効果を発揮することができる。
ところで、上述した燃焼装置40に於いては、内筒44と外筒47との間に形成した環状部46内を流れる燃焼空気Aにより内筒44及び外筒47の冷却を行うようにしている。
しかし、前記燃焼装置40は、内筒44自体が吸熱部となっているため、環状部46内を流れる燃焼空気Aによる空冷だけでは内筒44を十分に冷却することができず、内筒44の温度が上昇して焼損してしまうと云う問題がある。
又、この燃焼装置40は、内筒44での吸熱が少ないために燃焼が行われる内筒44内(一次燃焼室48内)の温度自体も高くなる。然も、燃焼が行われる内筒44の壁温も高く、且つ局所的に高温の個所もできるため、内筒44の内壁面にクリンカが生成され易いと云う問題もある。
実用新案登録第3088942号公報
本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的はクリンカを生成することなく、木質ペレットを継続的に安定して燃焼させることができると共に、燃焼装置の焼損を防止できるようにした木質ペレット燃焼装置を提供することにある。
上記目的を達成する為に、本発明の請求項1の発明は、少なくとも始動用バーナ及びペレット供給口を備えた風箱と、風箱に隣接する状態で且つ燃焼室を形成する火炉内に設けた燃焼部とから構成した木質ペレット燃焼装置であって、前記燃焼部が、火炉内の底部に風箱に連通する状態で設けられ、少なくとも上部の一部が多数の空気噴出孔を形成した多孔板から成る一次燃焼空気用風箱と、一次燃焼空気用風箱の多孔板上に形成され、一端部側がペレット供給口の下方に位置する多数の耐熱性のセラミック粒子を点接触状態で積層して成るセラミック層と、セラミック層の他端部側に設けられ、木質ペレット及びセラミック粒子の流出を阻止し且つ焼却灰がセラミック層に残留しない高さの耐火物製の堰とを具備しており、ペレット供給口からセラミック層上に散布した木質ペレットを一次燃焼空気用風箱の多孔板から噴出させた一次燃焼空気により流動させながら燃焼させるようにしたことに特徴がある。
本発明の請求項2の発明は、請求項1の発明に於いて、一次燃焼空気用風箱の多孔板の空気噴出孔が、木質ペレットが散布されるセラミック層の上流となる一端部側に一次燃焼空気を多く供給すると共に、セラミック層の下流となる他端部側に行くに従い一次燃焼空気を漸次少なく供給し、木質ペレット層に対して一次燃焼空気を均一に供給するように、一次燃焼空気用風箱の上部に配列形成されていることに特徴がある。
本発明の請求項3の発明は、請求項2又は請求項3の発明に於いて、火炉内の底部にセラミック層より下流側領域へ二次燃焼空気を供給する二次燃焼空気供給部を設け、前記二次燃焼空気供給部からの二次燃焼空気によりセラミック層外へ飛散した焼却灰及び燃焼ガス中の未燃分をおき燃焼させると共に、火炉の底部に落下した焼却灰を火炉外へ移送するようにしたことに特徴がある。
本発明では、燃焼室を形成する火炉内に多数の耐熱性のセラミック粒子を点接触状態で積層して成るセラミック層を設け、前記セラミック層上に木質ペレットを散布すると共に、セラミック層の下方から一次燃焼空気を供給してセラミック層上の木質ペレット又は木質ペレットとセラミック粒子を飛散しない程度に流動させながら前記木質ペレットを燃焼させ、燃焼後に残る焼却灰を燃焼ガスと一緒にセラミック層外へ飛散させるようにしている。
また、本発明では、前記火炉内のセラミック層より下流側領域に二次燃焼空気を供給し、セラミック層外へ飛散した焼却灰及び燃焼ガス中の未燃分を二次燃焼空気によりおき燃焼させると共に、火炉の底部に落下した焼却灰を二次燃焼空気により火炉外へ移送するようにしている。
本発明の木質ペレット燃焼装置は、始動用バーナ及びペレット供給口等を備えた風箱と、燃焼室を形成する火炉内に設けた燃焼部とから構成されており、前記燃焼部が、上部の一部が多数の空気噴出孔を形成した多孔板から成る一次燃焼空気用風箱と、一次燃焼空気風箱の多孔板上に形成され、多数の耐熱性のセラミック粒子を点接触状態で積層して成るセラミック層と、セラミック層の下流側位置に設けられ、木質ペレット及びセラミック粒子の流出を阻止し且つ焼却灰がセラミック層に残留しない高さの耐火物製の堰とを備えているため、上記方法を好適に実施することができる。その結果、本発明の木質ペレット燃焼装置は、燃焼室内にクリンカを生成させることなく、木質ペレットを継続的に安定して燃焼させることができると共に、燃焼装置の焼損を防止することができる。
又、本発明の木質ペレット燃焼装置は、一次燃焼空気用風箱が、木質ペレットが散布されるセラミック層の上流側に一次燃焼空気を多く供給すると共に、セラミック層の下流側に行くに従って一次燃焼空気を漸次少なく供給し、木質ペレット層に対して一次燃焼空気を均一に供給できるように構成されているため、局部的な高温燃焼部が生じず、クリンカの生成をより抑制できると共に、木質ペレットをより安定した状態で燃焼させることができる。
更に、本発明のペレット燃焼装置は、火炉内の底部にセラミック層より下流側領域へ二次燃焼空気を供給する二次燃焼空気供給部を設けているため、前記二次燃焼空気供給部からの二次燃焼空気によりセラミック層外へ飛散した焼却灰及び燃焼ガス中の未燃分を二次燃焼空気によりおき燃焼させることができると共に、火炉の底部に落下した焼却灰を二次燃焼空気により火炉外へ移送することができる。その結果、未燃分の発生が極めて少ない燃焼を行えると共に、クリンカの生成をより抑制することができる。
本発明では、燃焼室を形成する火炉内に多数の耐熱性のセラミック粒子を点接触状態で積層して成るセラミック層を設け、前記セラミック層に木質ペレットを散布してこれをセラミック層の下方から供給した一次燃焼空気により流動させながら燃焼させ、燃焼後に残った焼却灰をセラミック層外へ飛散させるようにしているため、木質ペレットの燃焼時に一次燃焼空気が熱伝導性に優れたセラミック粒子間に形成された多数の微小空間内を流れてセラミック粒子を冷却することになり、セラミック層が過度に加熱されると云うことがない。又、燃焼室を形成する火炉は、熱媒水内に設けられており、燃焼発生熱を吸収するので燃焼温度も低くなる。
更に、本発明では、木質ペレットを流動させながら且つ燃焼部に対する均一な一次燃焼空気の供給により局所的な高温部を生じることなく燃焼させ、燃焼後に残った焼却灰をセラミック層外へ飛散させていることとも相まって、燃焼室内にクリンカを生成させることなく木質ペレットを継続的に安定して燃焼させることができると共に、燃焼装置の焼損を防止することができる。
加えて、本発明では、火炉内のセラミック層より下流側領域に二次燃焼空気を供給し、セラミック層外へ飛散した焼却灰及び燃焼ガス中の未燃分を二次燃焼空気によりおき燃焼させると共に、火炉の底部に落下した焼却灰を二次燃焼空気により火炉外へ移送するようにしているため、未燃分の発生が極めて少ない燃焼を行えると共に、クリンカの生成をより抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の方法を実施するための木質ペレット燃焼装置1を用いた真空式温水ボイラ2の系統図を示し、当該真空式温水ボイラ2は、下部に熱媒水Wを貯留すると共に、上部に所定圧に減圧された減圧室3を形成した内部が真空の缶体4と、缶体4内の下部に熱媒水W中に浸漬された状態で配置され、煙道5に連通する燃焼ガス出口6aを備えた燃焼室6を形成すると共に、内周面の略下半分を耐火物7で内張りして成る炉筒構造の火炉8と、缶体4の減圧室3内に配置され、内部に水が流れる熱交換器9と、缶体4の外方位置と燃焼室6内に設けられ、木質ペレットFを燃料とする木質ペレット燃焼装置1等から構成されており、木質ペレットFを木質ペレット燃焼装置1で燃焼させることにより、缶体4内の熱媒水Wを加熱して減圧室3内に水蒸気を発生させ、この水蒸気で熱交換器9内を流れる水を加熱して給湯や暖房のための温水を作り出すようにしたものである。
尚、図1に於いて、10は木質ペレット用サイロ(図示省略)に接続され、木質ペレットFを搬送するスプリングコンベヤ、11はスプリングコンベヤ10に接続され、スプリングコンベヤ10から木質ペレットFを受け取ってこれを小容量貯蔵するサービスサイロ、12はサービスサイロ11に接続され、サービスサイロ11内の木質ペレットFを搬送するインバータ制御されたスクリューコンベヤ、13はスクリューコンベヤ12に接続され、木質ペレット燃焼装置1へ木質ペレットFを供給する遮断ダンパー14付のペレット供給管、15はスクリューコンベヤ12から排出される木質ペレットFをペレット供給管13側へ押し込むと共に、燃焼ガスGの逆流を防止する押込み送風機、16は煙道5に接続され、燃焼ガスG中の煤塵を捕集するサイクロン集塵器、17はサイクロン集塵器16の燃焼ガス出口側のダクト18に設けられ、燃焼室6内を負圧に制御するインバータ制御された誘引通風機、19は消火用水タンク、20はバッテリー駆動電磁弁、21は温度検出器、22は灰受けボックスである。
前記木質ペレット燃焼装置1は、図1乃至図6に示す如く、始動用バーナ23、ペレット供給口24a、火炎検知器25、燃焼空気用送風機26及び二次燃焼空気用送風機27を備えた風箱28と、一次燃焼空気用風箱29、セラミック層30、堰31及び二次燃焼空気供給部32を備えた燃焼部33とから構成されており、ペレット供給口24aからセラミック層30に散布した木質ペレットFを一次燃焼空気用風箱29からの一次燃焼空気A1により流動させながら燃焼させると共に、燃焼後に残る焼却灰を燃焼ガスGと一緒にセラミック層30外(セラミック層30の下流側領域)へ飛散させ、セラミック層30外で焼却灰及び燃焼ガスG中の未燃分を二次燃焼空気供給部32からの二次燃焼空気A2によりおき燃焼させると共に、火炉8の底部に落下した焼却灰を二次燃焼空気A2により火炉8外へ排出するようにしたものである。
即ち、前記風箱28は、缶体4の外側に火炉8の一端(火炉8の燃焼ガス出口6aと反対側の端部)に隣接する状態で取り付けられており、その内部には、着火用の始動用バーナ23(オイルバーナ)と、ペレット供給管13に接続されて燃焼室6内に連通するペレット供給口24aを形成するペレット供給ダクト24とが夫々設けられている。
又、風箱28には、火炎の有無を検知する火炎検知器25と、風箱28内に燃焼空気Aを供給する一次燃焼空気用送風機26と、二次燃焼空気供給部32へ二次燃焼空気A2を供給する二次燃焼空気用送風機27とが夫々設けられている。
一方、前記燃焼部33は、風箱28に隣接する状態で且つ燃焼室6を形成する火炉8内に設けられており、一次燃焼空気A1を噴出する一次燃焼空気用風箱29と、木質ペレットFを流動燃焼させるセラミック層30と、木質ペレットF及びセラミック粒子の流出を阻止する堰31と、二次燃焼空気A2を噴出する二次燃焼空気供給部32とを備えている。
具体的には、前記一次燃焼空気用風箱29は、火炉8内の底部に風箱28に連通する状態で設けられており、その上部の一部が一次燃焼空気A1を上方へ向けて噴出する多数の空気噴出孔29bを形成した多孔板29aから構成されている。
ところで、セラミック層30上に形成される木質ペレットF層は、木質ペレットFが散布されるセラミック層30の上流側(図5の左側)で厚くなり、セラミック層30の下流側(図5の右側)に行くに従って薄くなる。そのため、多孔板29aの各空気噴出孔29bは、木質ペレットFが散布されるセラミック層30の上流側に一次燃焼空気A1を多く供給すると共に、セラミック層30の下流側に行くに従い一次燃焼空気A1を漸次少なく供給し、木質ペレットF層に対して一次燃焼空気A1を均一に供給するように、一次燃焼空気用風箱29の上部に配列形成されている。この例では、多孔板29aの空気噴出孔29bは、その形成数が上流側から下流側に向うに従って少なくなるようにしている。
又、一次燃焼空気用風箱29は、セラミック層30上の木質ペレットF又は木質ペレットFとセラミック粒子30aの両方が燃焼室6の下流側へ飛散しない程度に緩く流動するように、多孔板29aからセラミック層30へ一次燃焼空気A1を供給するようにしている。
前記セラミック層30は、耐熱性を有する熱伝導性に優れた多数のセラミック粒子30aを一次燃焼空気用風箱29の多孔板29a上に点接触状態で適宜の厚さに積層することにより形成されており、一端部側がペレット供給口24aの下方に位置して木質ペレットFが散布される上流側となっている。このセラミック層30のセラミック粒子30a間には、一次燃焼空気A1が通過する微細通路が形成されている。
尚、セラミック層30の厚さやセラミック粒子30aの径は、燃焼条件等に応じて適宜に設定されており、木質ペレットFの流動燃焼を良好且つ確実に行えるようになっている。又、セラミック層30の両側上方位置には、デッドスペースを無くし且つ木質ペレットFがセラミック層30上へ確実に転がり落ちるようにするための耐火物壁34が設けられている。
前記堰31は、耐火物により形成されており、セラミック層30の下流側端に起立姿勢で設けられている。この堰31の高さは、木質ペレットF及びセラミック粒子30aがセラミック層30の下流側(燃焼室6内の下流側領域)へ流出せず且つセラミック層30に焼却灰が残留しない程度の高さに設定されている。
前記二次燃焼空気供給部32は、火炉8内の底部に設けられており、火炉8内のセラミック層30より下流側領域(燃焼部33内の下流側領域)へ二次燃焼空気A2を供給し、堰31を越えた焼却灰及び燃焼ガスG中の未燃分を燃焼室6内の下流側領域で二次燃焼空気A2によりおき燃焼させると共に、火炉8の底部に落下した焼却灰を二次燃焼空気A2により更に下流側へ移送して火炉8外へ排出させるものである。この例では、二次燃焼空気供給部32は、一次燃焼空気用風箱29内に火炉8の長手方向に沿って配置した二次燃焼空気供給管から形成されており、基端部側が二次燃焼空気用送風機27に接続されていると共に、先端部側が燃焼室6内の下流側領域に開放された状態となっている。
次に、上述した木質ペレット燃焼装置1を用いた真空式温水ボイラ2の作動について説明する。
始動時には、先ず一次燃焼空気用送風機26、二次燃焼空気用送風機27、押込み送風機15及び誘引通風機17が作動して燃焼室6内をパージする。
燃焼室6内のパージが完了すると、次に始動用バーナ23が点火すると共に、スクリューコンベヤ12等が作動して木質ペレットF(含水率は8%〜13%、直径は6mm〜12mm、長さは10mm〜20mm)を供給しだす。即ち、サービスサイロ11内の木質ペレットFが、スクリューコンベヤ12及び押込み送風機15によりペレット供給管13へ供給され、ペレット供給ダクト24を通ってペレット供給口24aから燃焼室6内のセラミック層30の上流側へ散布される。このとき、スクリューコンベヤ12は、インバータ制御されており、始動時には極少量の木質ペレットFを供給し、徐々に供給量を増加させて行き、所定の時間が経過したら木質ペレットFを定格供給するようになっている。
木質ペレットFの供給開始から一定時間経って木質ペレットFが自燃し出すと、始動用バーナ23が停止する。その後、真空式温水ボイラ2は、負荷の状態に応じて燃焼状態が三位置制御(停止、低燃焼、高燃焼)される。このとき、燃焼室6の温度は、火炉8への吸熱、空気過剰率の調整によって800℃〜1000℃の範囲になるように設定されている。
尚、これらの操作は、真空式温水ボイラ2の運転スイッチを押すことにより自動制御されている。
そして、上述した木質ペレット燃焼装置1に於いては、ペレット供給口24aからセラミック層30の上流側へ散布された木質ペレットFは、風箱28内及び一次燃焼空気用風箱29内を流れて多孔板29aの空気噴出孔29bからセラミック層30の上方へ噴出された一次燃焼空気A1により水分及び揮発分を揮散させながら流動燃焼し、セラミック層30の下流側へ移行して燃焼を完結する。又、木質ペレットFの燃焼後に残る焼却灰は、燃焼ガスGと一緒に堰31を越え、火炉8内のセラミック層30より下流側領域(燃焼室6内の下流側領域)へ飛散する。
このとき、一次燃焼空気A1は、セラミック層30上で木質ペット又は木質ペレットFとセラミック粒子30aの両方が緩く流動するようにセラミック層30へ供給し、然も、木質ペレットFが散布されるセラミック層30の上流側に多く供給すると共に、セラミック層30の下流側に行くに従い漸次少なく供給し、木質ペット層に対して均一に供給するようにしている。
この木質ペレット燃焼装置1に於いては、燃焼を行うセラミック層30自体は、熱伝導性に優れたセラミック粒子30aが点接触し、セラミック粒子30a間に一次燃焼空気A1が流れる多数の微小空間が形成されているため、微小空間内を流れる一次燃焼空気A1で冷却されることになり、過度に加熱されると云うことがない。又、燃焼室を形成する火炉は、熱媒水内に設けられており、燃焼発生熱を吸収するので燃焼温度も低くなる。更に、この木質ペレット燃焼装置1は、木質ペレットFを流動させながら且つ燃焼部に対して均一な一次燃焼空気A1の供給により局所的な高温部を生じることなく燃焼させ、燃焼後に残った焼却灰をセラミック層30外へ飛散させていることとも相まって、燃焼室6内にクリンカを生成させることなく、木質ペレットFを継続的に安定して燃焼させることができると共に、一次燃焼空気用風箱29等の焼損を防止することができる。
そして、セラミック層30の下流側(燃焼室6内の下流側領域)に飛散した焼却灰及び燃焼ガスG中の未燃分は、二次燃焼空気供給部32から燃焼室6内の下流側領域に供給される二次燃焼空気A2によりおき燃焼する。又、火炉8の底部に落下した焼却灰は、前記二次燃焼空気A2により火炉8内を下流側へ移送され、燃焼ガス出口6aから灰受けボックス22に排出される。その結果、この木質ペレット燃焼装置1に於いては、未燃分の発生が極めて少ない燃焼を行えると共に、クリンカの生成をより抑制することができる。
真空式温水ボイラ2の運転を停止する場合には、木質ペレットFの供給を停止すると共に、一次燃焼空気用送風機26、二次燃焼空気用送風機27、押込み送風機15及び誘引通風機17を所定時間だけ運転し、セラミック層30内に残留する木質ペレットFを完全燃焼させた後、各機器を停止させる。
尚、上記の実施の形態に於いては、真空式温水ボイラ2は、負荷の状態に応じて三位置制御するようにしたが、他の実施の形態に於いては、真空式温水ボイラ2の制御は、ON−OFF制御又は比例制御であっても良い。
又、上記の実施の形態に於いては、木質ペレット燃焼装置1を真空式温水ボイラ2に用いて木質ペレットFを燃焼させるようにしたが、他の実施の形態に於いては、木質ペレット燃焼装置1を蒸気ボイラ(図示省略)に用いて木質ペレットFを燃焼させるようにしても良い。このときの蒸気ボイラの制御は、蒸気圧力を検出してON−OFF制御、三位置制御又は比例制御を行う。
更に、上記の実施の形態に於いては、木質ペレットFを木質ペレット燃焼装置1で燃焼させるようにしたが、他の実施の形態に於いては、木質ペレットFと同様の他の可燃物や固形燃料を木質ペレット燃焼装置1で燃焼させるようにしても良い。
本発明の方法を実施するための木質ペレット燃焼装置を用いた真空式温水ボイラの系統図である。 本発明の木質ペレット燃焼装置の正面図である。 木質ペレット燃焼装置の左側面図である。 木質ペレット燃焼装置の右側面図である。 木質ペレット燃焼装置の拡大縦断面図である。 図5のI−I線拡大断面図である。 木質ペレット燃焼装置の燃焼フローチャート図である 木質ペレットを燃焼させる従来の燃焼装置の概略断面図である。
1は木質ペレット燃焼装置、6は燃焼室、8は火炉、23は始動用バーナ、24aはペレット供給口、28は風箱、29は一次燃焼空気用風箱、29aは多孔板、29bは空気噴出孔、30はセラミック層、30aはセラミック粒子、31は堰、32は二次燃焼空気供給部、33は燃焼部、Fは木質ペレット、Gは燃焼ガス、A1は一次燃焼空気、A2は二次燃焼空気。

Claims (3)

  1. 少なくとも始動用バーナ及びペレット供給口を備えた風箱と、風箱に隣接する状態で且つ燃焼室を形成する火炉内に設けた燃焼部とから構成した木質ペレット燃焼装置であって、前記燃焼部は、火炉内の底部に風箱に連通する状態で設けられ、少なくとも上部の一部が多数の空気噴出孔を形成した多孔板から成る一次燃焼空気用風箱と、一次燃焼空気用風箱の多孔板上に形成され、一端部側がペレット供給口の下方に位置する多数の耐熱性のセラミック粒子を点接触状態で積層して成るセラミック層と、セラミック層の他端部側に設けられ、木質ペレット及びセラミック粒子の流出を阻止し且つ焼却灰がセラミック層に残留しない高さの耐火物製の堰とを具備しており、ペレット供給口からセラミック層上に散布した木質ペレットを一次燃焼空気用風箱の多孔板から噴出させた一次燃焼空気により流動させながら燃焼させるようにしたことを特徴とする木質ペレット燃焼装置。
  2. 一次燃焼空気用風箱の多孔板の空気噴出孔は、木質ペレットが散布されるセラミック層の上流となる一端部側に一次燃焼空気を多く供給すると共に、セラミック層の下流となる他端部側に行くに従い一次燃焼空気を漸次少なく供給し、木質ペレット層に対して一次燃焼空気を均一に供給するように、一次燃焼空気用風箱の上部に配列形成されていることを特徴とする請求項に記載の木質ペレット燃焼装置。
  3. 火炉内の底部にセラミック層より下流側領域へ二次燃焼空気を供給する二次燃焼空気供給部を設け、前記二次燃焼空気供給部からの二次燃焼空気によりセラミック層外へ飛散した焼却灰及び燃焼ガス中の未燃分をおき燃焼させると共に、火炉の底部に落下した焼却灰を火炉外へ移送するようにしたことを特徴とする請求項又は請求項に記載の木質ペレット燃焼装置。
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