JP2934771B2 - 建築用部材および施工方法 - Google Patents
建築用部材および施工方法Info
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- JP2934771B2 JP2934771B2 JP1280718A JP28071889A JP2934771B2 JP 2934771 B2 JP2934771 B2 JP 2934771B2 JP 1280718 A JP1280718 A JP 1280718A JP 28071889 A JP28071889 A JP 28071889A JP 2934771 B2 JP2934771 B2 JP 2934771B2
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- Japan
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- floor
- base member
- floor panel
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建築物の床に用いる、特にOA機器を備えた事
務所等の床の為の部材、床パネル、およびその施工方法
に関するものである。
務所等の床の為の部材、床パネル、およびその施工方法
に関するものである。
(従来の技術) 従来、建築物の床、特にOA機器等を備えた事務所の床
に用いる床材、およびその施工方法は概ね以下の様であ
った。
に用いる床材、およびその施工方法は概ね以下の様であ
った。
水平な架台面と該架台面を支える支柱と固定面とから
なる概ね糸巻状の下地部材と、パーティクルボード、木
片板、アルミダイキャスト板、等からなる床パネルによ
って施工し、該下地部材を、使用する床パネルの四隅に
位置するように予め配設し、該架台面に床パネルの四隅
を乗せ渡して床を形成する施工方法。
なる概ね糸巻状の下地部材と、パーティクルボード、木
片板、アルミダイキャスト板、等からなる床パネルによ
って施工し、該下地部材を、使用する床パネルの四隅に
位置するように予め配設し、該架台面に床パネルの四隅
を乗せ渡して床を形成する施工方法。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の下地部材、床パネル、及びその施工方法には以
下のような欠点があった。
下のような欠点があった。
下地部材を床パネルの四隅に位置するように予め固定
しなければならないので下地面への掛書き、墨出しの工
程が必要であること。下地部材の固定位置の高低によっ
てパネルの仕上げ面の平滑さが著しく左右されるため、
下地部材の高低アジャストが必要であること。床パネル
はその四隅を下地部材によって支えられるため、いわば
4点支持による強度が要求され、当然ながら材料は剛性
に優れたものでより厚いものとなること。
しなければならないので下地面への掛書き、墨出しの工
程が必要であること。下地部材の固定位置の高低によっ
てパネルの仕上げ面の平滑さが著しく左右されるため、
下地部材の高低アジャストが必要であること。床パネル
はその四隅を下地部材によって支えられるため、いわば
4点支持による強度が要求され、当然ながら材料は剛性
に優れたものでより厚いものとなること。
加えて軽量性が不可欠となり、石材などの重量材料が
使えないこと。
使えないこと。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するため、 下地部材を長尺なものとし、取り付け時の省力化を可能
とした。
とした。
点支持から、線、面による支持として、床パネルの強
度負担を軽減した。
度負担を軽減した。
下地部材と床パネル、床下地との接触面に緩衝材を付
加した。
加した。
床パネルを、表面意匠部と金属板との複合板とした。
(実 施 例) この発明の適切な実施例を、図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図に示した斜視図は本願発明に係わる下地部材
で、断面が倒H型をした長尺のジョイナーで、概ね水平
な架台辺と、該架台辺よりも広幅の水平な固定辺とを各
々中点において支柱部で連結し、支柱部に横穴を複数個
設けたものである。
で、断面が倒H型をした長尺のジョイナーで、概ね水平
な架台辺と、該架台辺よりも広幅の水平な固定辺とを各
々中点において支柱部で連結し、支柱部に横穴を複数個
設けたものである。
これは、金属板をロール成形してつくったもので、固
定辺には釘打ち用の穴を開けてある。
定辺には釘打ち用の穴を開けてある。
第2図は、本願発明に係わる床パネルを上下転倒させ
た斜視図で、いわゆる大理石、御影石、等の天然石板に
よるものである。
た斜視図で、いわゆる大理石、御影石、等の天然石板に
よるものである。
強度を受け持つ金属板はロール成形やプレス成形によ
ってリブ、および両端のつぶしを施してある。
ってリブ、および両端のつぶしを施してある。
これら下地部材と床パネルによる施工方法は第3図に
示すように予め配列固定された下地部材に沿って床パネ
ルを乗せ渡して行けばよい。
示すように予め配列固定された下地部材に沿って床パネ
ルを乗せ渡して行けばよい。
(考案の効果) この発明は、次のような優れた効果をもたらす。
下地部材を長尺ものとしたため、 下地部材の取り付け工程の省力化ができる。
パネル面の高さを調節する工程も従来に比べ迅速にで
きる。
きる。
パネル材は点支持から線、面による支持となり、より
薄いもの、広いもの、の使用が可能となり、デザイン上
の自由度が増す。
薄いもの、広いもの、の使用が可能となり、デザイン上
の自由度が増す。
支柱部に穴を開けたことにより、 機器用ケーブルを配線出来る。
リブ入りの金属板が曲げ強度を受け持ち、表面床材と
の複合板としたため、 表面化粧として天然石板等の重量物の床が実現でき
る。
の複合板としたため、 表面化粧として天然石板等の重量物の床が実現でき
る。
第1図、第2図は本願発明に係わる下地部材、床パネル
を示す斜視図。 第3図は本願発明に係わる下地部材、床パネルの施工模
様を示す斜視図。 (符号の説明) 1……下地部材、2……天然石板 3……金属板、4……衝撃緩衝材 5……配線ケーブル
を示す斜視図。 第3図は本願発明に係わる下地部材、床パネルの施工模
様を示す斜視図。 (符号の説明) 1……下地部材、2……天然石板 3……金属板、4……衝撃緩衝材 5……配線ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/00 E04F 15/024 603 E04F 15/024 601 E04F 15/18 E04F 15/06 E04F 13/00 - 13/18 E04C 2/00 - 2/54
Claims (3)
- 【請求項1】水平な架台辺と、該架台辺よりも広幅の水
平な固定辺とを各々中点において支柱部で連結したいわ
ゆる断面が倒H型をした長尺のジョイナーにおいて支柱
部に横穴を複数個設け、かつ、該架台辺の上面か固定辺
の下面の少なくとも一面に衝撃緩衝材を付加したことを
特徴とする下地部材。 - 【請求項2】方形の金属板にリブを一方向に複数本設
け、該金属板と同形の天然石板か、セラミック板の一種
を接着複合させたことを特徴とする建築用パネル。 - 【請求項3】建物の床を形成する際において、予め特許
請求の範囲第1項記載の下地部材を等間隔に配設し、該
下地部材間に特許請求の範囲第2項記載のパネルを架け
渡して施工することを特徴とする床の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1280718A JP2934771B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 建築用部材および施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1280718A JP2934771B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 建築用部材および施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03144059A JPH03144059A (ja) | 1991-06-19 |
JP2934771B2 true JP2934771B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17628983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1280718A Expired - Fee Related JP2934771B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 建築用部材および施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2934771B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202005009987U1 (de) * | 2005-06-25 | 2005-09-22 | Ambros Schmelzer & Sohn Gmbh & Co. Kg | Belüftungsboden |
JP2014114657A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | 二重床システムの間仕切り工法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62129456A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-11 | 株式会社応用企画 | 二重床の施工方法 |
JPS63136117U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-07 | ||
JP2895128B2 (ja) * | 1990-01-18 | 1999-05-24 | 株式会社ブリヂストン | 免震床構造 |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP1280718A patent/JP2934771B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03144059A (ja) | 1991-06-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |