JP2821778B2 - 建築用部材および施工方法 - Google Patents

建築用部材および施工方法

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隆 山田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建築物の内外装に用いる、特に天然石板、セ
ラミック板を用いた建築用パネルを施工するための建築
用部材、および施工方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、建築物の内外装に用いる天然石板、セラミック
板、及びその施工形態は概ね以下の様であった。
不等辺多角形、または方形の天然石板、等を隣り合う
石板どうしの間隔が一定になるように切断加工し、モル
タルや金属からなる下地面に貼付け用のモルタルや接着
剤を介して壁面を構成する。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の建築用パネル、及びその施工形態には以下のよ
うな欠点があった。
天然石板や、セラミック板等による壁面は下地として
必ずコンクリート、モルタル、PC板、鉄骨、等の少なく
とも貼付け用のモルタルや接着剤によって施工可能なも
のに限られていて、一般的な住宅の木造の場合は下地と
してモルタルの施工が不可欠であった。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点につき、天然石板、セラミック板、等の
建築用板に周辺小口の厚み方向に一条の挿入用溝を施
し、断面倒H型状の取り付け用部材の挿入片を該溝に差
込み、該部材の固定片に釘打ちで下地に固定するという
施工方法によって木造下地でもこれら建築用板の施工が
可能なようにしたものである。
また、該取付け用部材について、いかなる不等辺多角
形の建築用板においても対応できるよう長尺の該部材に
対して両側から支柱部近傍まで30度以上120度以下の角
度の切欠を複数設け、適宜の長さと角度に対応できるよ
うにした また、該建築用板が地震等によって剥離、脱落しない
ように予め建築用板の裏面側にアンカー効果を持たせる
目的でラスメタル、ハニカム等のうち一種を接着複合さ
せるものである。
(実 施 例) この発明の適切な実施例を、図面を参照しながら説明
する。
第1図に示した斜視図は本願発明に係わる建築用部材
で、断面が倒H型をした長尺のジョイナーで、概ね水平
な挿入片と、該挿入片よりもやや広幅の概ね水平な固定
片とを各々概ね中点において連結した支柱部からなり、
更に該ジョイナーの挿入片と固定片に対し両側から支柱
近傍まで約120度程度の角度で切欠を約30mm間隔で連続
に設けたものである。
第2図に示した斜視図は、本願発明に係わる建築用板
で、いわゆる大理石、御影石、等の天然石板によるもの
であり、裏面にはアルミハニカム板を接着してなり、厚
みは5mmから30mm程度で、周囲の小口には厚み方向に一
条の溝を有している。
これらによって壁面を構成する場合、第3図のように
下地は間柱上に木ずりを渡した一般的な構造でよく、本
願発明による建築用板と、建築用部材を交互に組合せな
がら釘打ちによって施工して行く。
(発明の効果) この発明は、次のような優れた効果をもたらす。
特別な下地でなくとも一般的な構造下地の上に天然
石、セラミック板による壁面が施工できる。
釘打ちによって固定できるので、施工性が向上する。
地震等による剥離、脱落の危険性が防げる。
建築用板を工場生産できるので、現場での作業を低減
でき施工に熟練を要しない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本願発明に係わる建築用部材、建築用
板を示す斜視図。 第3図は本願発明に係わる建築用板、建築用部材の施工
模様を示す斜視図。 (符号の説明) 1……天然石板、2……溝 3……建築用部材、4……下地木ずり 5……ハニカム材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平な挿入片と、該挿入片よりも広幅の水
    平な固定片とを各々中点において支柱部で連結したいわ
    ゆる断面が倒H型をした長尺のジョイナーにおいて、該
    挿入片と該固定片の各々に、支柱部近傍から両端に向け
    て2辺のなす角度が30度以上120度以下のV字状切欠を
    複数設けたことを特徴とする建築用部材。
  2. 【請求項2】不等辺多角形をした天然石板、セラミック
    板の周囲小口に厚み方向に一条の溝を有した建築用パネ
    ルの、該溝に特許請求の範囲第1項記載の建築用部材の
    挿入片を差込み、固定片を釘打ちで下地に固定したこと
    を特徴とする建築用パネルの施工方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載の建築用パネル
    の施工方法に用いられる建築用パネルにおいて、不等辺
    多角形をした天然石板、セラミック板の裏面に接着剤を
    介してメタルラス、ハニカム板、のうち一種を複合させ
    たことを特徴とする建築用パネル。
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