JP3179615B2 - 無機面材貼りパネル - Google Patents

無機面材貼りパネル

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JP3179615B2
JP3179615B2 JP03711493A JP3711493A JP3179615B2 JP 3179615 B2 JP3179615 B2 JP 3179615B2 JP 03711493 A JP03711493 A JP 03711493A JP 3711493 A JP3711493 A JP 3711493A JP 3179615 B2 JP3179615 B2 JP 3179615B2
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slits
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まさみ 加藤
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Misawa Homes Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無機面材貼りパネルに係
り、特に、無機面材にアンカーボルト締結作業用の穴、
あるいはコンセントを取り付けるための穴を現場にて容
易に形成することのできる無機面材貼りパネルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】住宅のプレハブ化に伴い、矩形輪郭に組
まれた枠体の表面に合板を貼設した木製パネルを工場に
て生産しておき、これを壁や床、屋根などとして現場に
て組み立てるパネル工法が従来より実施されている。こ
のようなパネル工法によって住宅を施工するにあたり、
木製パネルを用いて壁や間仕切りを構築する場合には、
まず、このパネルの下地となる枠体をコンクリート基礎
に固定することによって構造強度を持たせ、さらにこの
ように固定されたパネルの表面に石膏ボードを貼ること
によって耐火性を持たせるといった施工法が採用されて
いる。ここで、パネルをコンクリート基礎に固定するに
は、通常コンクリート基礎に予め下端部が埋設されたア
ンカーボルトの上端部をパネルの枠体に挿通し、アンカ
ーボルトの先端をナットで締結するといった方法が採ら
れている。
【0003】ところで、近年ではプレハブ化がさらに進
むに伴い、壁や間仕切り等を構成するパネルについても
現場施工の部分をなるべく省きたいとの要望から、従来
の合板に代えて無機系等の無機面材を枠体に貼着してお
き、現場で行われているパネルへの石膏ボードの貼着を
省くといった手法が採られつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな無機面材を貼着したパネル(以下、無機面材貼りパ
ネルと呼称する)を用いて壁や間仕切りを構築する場
合、以下に述べる不都合がある。すなわち、これらをコ
ンクリート基礎のアンカーボルトに固定する場合、無機
面材自体にアンカーボルト締結作業用の穴を設けなけれ
ばならないが、一般に無機面材が合板に比べ硬くしかも
割れ易いといった性質を持つことから、この作業に特殊
な工具やこれを扱うための特別な技術が必要となり、さ
らには作業自体に多くの手間がかかってしまい、本来の
目的である、プレハブ化により現場での施工を少なく
し、これにより施工コストを低減するといったことが十
分達成し得ないのである。
【0005】また、壁や間仕切りでは、居室側に電源と
なるコンセントを取り付ける必要があるが、このコンセ
ントを取り付けるための穴も、前記締結作業用の穴と同
様に無機面材に形成しておく必要があり、その作業が前
述した理由により障害となっている。この発明は前記事
情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
アンカーボルト締結作業用の穴やさらにはコンセントを
取り付けるための穴を、特別な技術を必要とせず、しか
も極めて容易に形成することのできる無機面材貼りパネ
ルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の無機面材貼り
パネルでは、矩形輪郭に組まれた枠体の表面に無機面材
が貼設されてなる無機面材貼りパネルにおいて、その基
端部あるいは側部の所定位置に、複数本のスリットを並
列して形成したことを前記課題の解決手段とした。
【0007】
【作用】この発明の無機面材貼りパネルによれば、現場
に構築されたコンクリート基礎のアンカーボルトに挿通
せしめられて基礎上に立てられた後、あるいはこれに先
立ち、所定位置に形成された複数本のスリットを木槌等
で叩くことにより、該スリット間が打ち抜かれて該スリ
ット形成箇所に穴が形成される。また、実際にアンカー
ボルト締結作業用の穴やコンセントを取り付けるための
穴として用いられないスリットについては、その穴埋め
処理が、単にパテ等を埋め込むだけの簡単な処理で済
む。
【0008】
【実施例】図1は本発明の無機面材貼りパネル一実施例
を示す図であり、これらの図において符号1は無機面材
貼りパネルである。この無機面材貼りパネル1は、矩形
輪郭に組まれた枠体2と、枠体2の間に組み込まれた、
縦横に組まれてなる補強框3と、これらの表裏にそれぞ
れ貼着された無機面材4、4とからなるものである。枠
体2には、その下框2aの両側部にそれぞれ、アンカー
ボルト挿通用の孔5が形成されている。
【0009】無機面材4は、セメント系のボードや石膏
ボードなど耐火性に優れた無機材料から形成されたもの
である。これら無機面材4、4のうちの一方には、その
両側下部の枠体2および補強框3に当接しない部分に、
それぞれスリット6aが複数並列したスリット列7aが
形成されており、さらにこれらスリット列7a、7aの
上にはスリット6bが複数並列したスリット列7b、7
bが形成されている。
【0010】スリット列7aは、後述するようにアンカ
ーボルト締結作業用の穴となるもので、4〜6本程度の
縦方向に切られたスリット6aから形成されたものであ
る。スリット6aは、幅が3mm程度、長さが15〜2
5cm程度のもので、スリット6a、6a間の間隔は5
〜8mm程度となっている。スリット列7bは、後述す
るようにコンセント穴取り付け用の穴となるもので、3
〜4本程度の横方向に切られたスリット6bから形成さ
れたものである。スリット6bは、幅が3mm程度、長
さが10〜15cm程度のもので、スリット6b、6b
間の間隔は5〜8mm程度となっている。なお、これら
スリット6a、6b…は、工場等にて例えば丸鋸で切り
込むことにより、容易に形成することができる。
【0011】このような構成の無機面材貼りパネル1を
現場にてコンクリート基礎上に固定するには、まず、図
3に示すコンクリート基礎8中に予め埋設されたアンカ
ーボルト9の位置を確認し、この位置と対応する側のス
リット列7aを木槌等で叩き、各スリット6a、6a間
を打ち抜いて図2に示すように最外側に位置するスリッ
ト6a、6a間に穴10を形成しておく。次に、この無
機面材貼りパネル1を吊り上げ、さらに、図3に示すよ
うに予めコンクリート基礎8上に載置された床パネル1
1および半土台12の上に、その穴10を形成した側の
枠体2の孔5中に基礎中のアンカーボルト9が挿通する
ようにして吊り下げ、無機面材貼りパネル1を床パネ1
および半土台12上に立てた状態で載せる。
【0012】次いで、無機面材貼りパネル1に形成した
穴10の中に手やラチェット等の工具を入れ、これらに
よって図4に示すようにパネル1内部に突出したアンカ
ーボルト9の先端部に座金13を介してナット14を締
結し、無機面材貼りパネル1をコンクリート基礎8上に
固定する。また、壁や間仕切りが構築された後、内装仕
上げに先立ち、コンセントを取り付けたい側のスリット
列7bを、前記スリット列7aと同様にして叩き、最外
側に位置するスリット6b、6b間に穴15を形成す
る。そして、この穴15の開口部形状を矩形状に整えた
後、図5に示すように穴15にコンセント16を取り付
ける。なお、穴15の開口部がコンセント16の外形よ
りはみ出した部分については、パテ処理を施すことによ
って補修する。
【0013】さらに、コンセント用の穴を形成しない側
のスリット列7bについては、各スリット6b…内にパ
テを埋め込み、無機面材4の面を平坦にしておく。この
場合に、スリット6bの幅が3mm程度であることか
ら、一般に販売されているやせないパテを用いれば、埋
め込んだパテがスリット6bの奥側に凹んでしまう、
「やせ」と呼ばれる現象がほとんど起こることがなく、
したがって後述するように無機面材4上にクロスを貼っ
たとき、スリット6bの形が凹みとなってクロス面上に
現われることが回避される。このような処理を施した
後、内装仕上げとして無機面材4上にクロスを貼り、さ
らにこの上に、図6に示すように前記アンカーボルト締
結作業用の穴15を隠すようにして幅木17を貼着し、
壁の施工を完了する。
【0014】このような無機面材貼りパネル1にあって
は、所望する位置のスリット列7a、7bを単に木槌等
で叩くことにより、最外側のスリット6a、6a(6
b、6b)間を打ち抜いて穴10(15)を極めて容易
に形成することができることから、従来のごとく特殊な
工具を用いたりこれを扱うために特別な技術が必要にな
るといったことがなく、したがって現場での施工を簡略
化することができる。また、実際にコンセントを取り付
けるための穴として用いられないスリット6b…につい
ては、単にパテ等を埋め込むだけの簡単な処理でその穴
埋め処理が行えるため、無機面材4上に直接クロスを貼
ってもスリット6bが凹みとなってクロス上に現われる
ことがない。
【0015】なお、前記実施例においては、スリット列
としてアンカーボルト締結作業用のものとコンセント取
り付け用のものを形成したが、これらに加え、胴差ボル
ト締結作業用のものや照明のスイッチ取り付け用のもの
を形成してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の無機面材
貼りパネルは、無機面材の所定位置に複数本のスリット
を並列して形成したものであるから、これらスリットか
らなるスリット列を単に木槌等で叩くことによってアン
カーボルト締結作業用の穴やコンセント取り付け用の穴
などを極めて容易に形成することができ、したがって現
場での施工を簡略化することができるため工期の短縮や
施工コストの低減化を図ることができる。また、実際に
穴として用いられないスリットについては、単にパテ等
を埋め込むだけの簡単な処理でその穴埋め処理が行える
ため、無機面材上に直接クロスを貼ってもスリットが凹
みとなってクロス上に現われることがなく、したがって
壁や間仕切りとしての外観を損なうことが全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無機面材貼りパネルの一実施例を示す
斜視図。
【図2】図1に示した無機面材貼りパネルの施工法を説
明するための要部正面図。
【図3】図1に示した無機面材貼りパネルの施工法を説
明するための要部斜視図。
【図4】図1に示した無機面材貼りパネルの施工法を説
明するための要部斜視図。
【図5】図1に示した無機面材貼りパネルの施工法を説
明するための要部正面図。
【図6】図1に示した無機面材貼りパネルの施工法を説
明するための要部正面図。
【符号の説明】
1 無機面材貼りパネル 2 枠体 4 スピーカーシステム 6a、6b スリット 7a、7b スリット列

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形輪郭に組まれた枠体の表面に無機面
    材が貼設されてなる無機面材貼りパネルにおいて、無機
    面材の下部あるいは側部の枠体に当接しない所定位置
    に、複数本のスリットが並列して形成されてなることを
    特徴とする無機面材貼りパネル。
JP03711493A 1993-02-25 1993-02-25 無機面材貼りパネル Expired - Fee Related JP3179615B2 (ja)

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JPH06248729A JPH06248729A (ja) 1994-09-06
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