JP2934769B2 - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents
画像形成装置の給紙装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H2601/20—Avoiding or preventing undesirable effects
- B65H2601/25—Damages to handled material
- B65H2601/253—Damages to handled material to particular parts of material
- B65H2601/2531—Edges
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電写真複写機やプリンター等の画像形成
装置に装備される給紙装置に関し、詳しくは、給紙カセ
ットを給紙部に対して給紙ローラの回転軸線方向に挿抜
自在に装填するようにした給紙装置に関する。
装置に装備される給紙装置に関し、詳しくは、給紙カセ
ットを給紙部に対して給紙ローラの回転軸線方向に挿抜
自在に装填するようにした給紙装置に関する。
上記の給紙装置において、給紙カセットを給紙ローラ
の回転軸線方向に装填させると、給紙カセットに積層収
納されている用紙が給紙ローラの端面部に当接して、用
紙が破れたりケース内で横ずれしたりする不都合がある
ことから、例えば実開昭63−21630号公報に見られるよ
うに、給紙部の給紙ローラを回転軸線方向に移動自在に
設けると共に、当該給紙ローラの回転軸線方向への給紙
カセットの装填移動に伴って当該給紙カセット内の用紙
を給紙ローラに押圧させる用紙押圧手段を設け、かつ、
前記給紙カセット内の用紙が給紙ローラに当接する前に
給紙カセットによってカセット装填方向に被動される被
動部材を、前記給紙ローラに対して相対回転のみ自在に
連繋させるように構成されたものがある。
の回転軸線方向に装填させると、給紙カセットに積層収
納されている用紙が給紙ローラの端面部に当接して、用
紙が破れたりケース内で横ずれしたりする不都合がある
ことから、例えば実開昭63−21630号公報に見られるよ
うに、給紙部の給紙ローラを回転軸線方向に移動自在に
設けると共に、当該給紙ローラの回転軸線方向への給紙
カセットの装填移動に伴って当該給紙カセット内の用紙
を給紙ローラに押圧させる用紙押圧手段を設け、かつ、
前記給紙カセット内の用紙が給紙ローラに当接する前に
給紙カセットによってカセット装填方向に被動される被
動部材を、前記給紙ローラに対して相対回転のみ自在に
連繋させるように構成されたものがある。
かゝる構成によれば、給紙カセットを給紙部に装填さ
せるに際し、当該給紙カセットが被動部材に当接するま
では、給紙カセット内の用紙が給紙ローラから離れた状
態にあるので、給紙カセットを給紙ローラの回転軸線方
向に装填させても用紙の破れや横ずれが生じず、そし
て、給紙カセットが前記被動部材に当接して後は、当該
給紙カセットと給紙ローラとが一体に移動しつつ、前記
用紙押圧手段によって給紙カセット内の用紙が給紙ロー
ラに当接されるもので、前記給紙ローラによる所定の給
紙形態が現出される。
せるに際し、当該給紙カセットが被動部材に当接するま
では、給紙カセット内の用紙が給紙ローラから離れた状
態にあるので、給紙カセットを給紙ローラの回転軸線方
向に装填させても用紙の破れや横ずれが生じず、そし
て、給紙カセットが前記被動部材に当接して後は、当該
給紙カセットと給紙ローラとが一体に移動しつつ、前記
用紙押圧手段によって給紙カセット内の用紙が給紙ロー
ラに当接されるもので、前記給紙ローラによる所定の給
紙形態が現出される。
ところで、上記の給紙装置において、前記給紙カセッ
トからの給紙初期に紙詰まり所謂ジャムが生じた際に前
記給紙カセットを給紙部から引き出すと、用紙の先端が
給紙カセットの前端から突出しているために、当該用紙
先端の側端部が装置ケースの内面部やその他の部材に当
接して折れ曲がったり破損したりし、用紙が無駄になる
だけでなく、用紙先端が千切れてしまった場合には、そ
の千切れた紙片の取り除きが非常に困難である上、細か
い紙片については存在を失念し易いことから、これが新
たなジャムの誘発原因になり易い欠点があった。
トからの給紙初期に紙詰まり所謂ジャムが生じた際に前
記給紙カセットを給紙部から引き出すと、用紙の先端が
給紙カセットの前端から突出しているために、当該用紙
先端の側端部が装置ケースの内面部やその他の部材に当
接して折れ曲がったり破損したりし、用紙が無駄になる
だけでなく、用紙先端が千切れてしまった場合には、そ
の千切れた紙片の取り除きが非常に困難である上、細か
い紙片については存在を失念し易いことから、これが新
たなジャムの誘発原因になり易い欠点があった。
本発明は、かゝる不都合を解消できるに至った画像形
成装置の給紙装置を提供することを目的としている。
成装置の給紙装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明は、給紙部の給紙
ローラを回転軸線方向に移動自在に設けると共に、当該
給紙ローラの回転軸線方向への給紙カセットの装填移動
に伴って当該給紙カセット内の用紙を給紙ローラに押圧
させる用紙押圧手段を設け、かつ、前記給紙カセット内
の用紙上面が給紙ローラに当接する前に給紙カセットに
よってカセット装填方向に被動される被動部材を、前記
給紙ローラに対して相対回転のみ自在に連繋させた画像
形成装置の給紙装置において、前記給紙カセットの抜き
出し方向移動に連動して前記給紙ローラを反給紙方向に
回転させる用紙戻し手段を設けると共に、当該用紙戻し
手段には、給紙カセットの装填方向での連動を不能にす
る一方向伝達手段と、給紙カセットの装填下において前
記連動状態を解除させる連動解除手段を設ける一方、給
紙方向に所定間隔を隔てて一対のガイド部材を設け、更
に、前記用紙押圧手段を、前記各ガイド部材のカセット
挿入方向上流側と前記給紙カセットの挿入方向下流部両
側とに給紙方向の軸線まわりで回転自在に設けた転動コ
ロと、前記各ガイド部材のカセット挿入方向下流部側と
前記給紙カセットの挿入方向上流部両側とに設けられた
カム部材とから構成すると共に、前記各カム部材には、
給紙部に対する前記給紙カセットの装填移動に伴い前記
転動コロが転動することで前記給紙カセットを上方に持
ち上げ移動させるフラット面を設ける一方、前記給紙カ
セットの抜き出し方向移動の際に前記転動コロが前記フ
ラット面を転動する間、前記一方向伝達手段を介して前
記給紙ローラを反給紙方向に回転させるように構成した
ことを特徴とする。
ローラを回転軸線方向に移動自在に設けると共に、当該
給紙ローラの回転軸線方向への給紙カセットの装填移動
に伴って当該給紙カセット内の用紙を給紙ローラに押圧
させる用紙押圧手段を設け、かつ、前記給紙カセット内
の用紙上面が給紙ローラに当接する前に給紙カセットに
よってカセット装填方向に被動される被動部材を、前記
給紙ローラに対して相対回転のみ自在に連繋させた画像
形成装置の給紙装置において、前記給紙カセットの抜き
出し方向移動に連動して前記給紙ローラを反給紙方向に
回転させる用紙戻し手段を設けると共に、当該用紙戻し
手段には、給紙カセットの装填方向での連動を不能にす
る一方向伝達手段と、給紙カセットの装填下において前
記連動状態を解除させる連動解除手段を設ける一方、給
紙方向に所定間隔を隔てて一対のガイド部材を設け、更
に、前記用紙押圧手段を、前記各ガイド部材のカセット
挿入方向上流側と前記給紙カセットの挿入方向下流部両
側とに給紙方向の軸線まわりで回転自在に設けた転動コ
ロと、前記各ガイド部材のカセット挿入方向下流部側と
前記給紙カセットの挿入方向上流部両側とに設けられた
カム部材とから構成すると共に、前記各カム部材には、
給紙部に対する前記給紙カセットの装填移動に伴い前記
転動コロが転動することで前記給紙カセットを上方に持
ち上げ移動させるフラット面を設ける一方、前記給紙カ
セットの抜き出し方向移動の際に前記転動コロが前記フ
ラット面を転動する間、前記一方向伝達手段を介して前
記給紙ローラを反給紙方向に回転させるように構成した
ことを特徴とする。
上記の特徴構成によれば、給紙部からの給紙カセット
の抜き出しに伴って、給紙ローラが反給紙方向に回転
し、而して、前記給紙カセットを給紙部から抜き出す際
に、当該給紙カセットの前端から用紙先端が突出してい
ても、当該用紙が給紙カセット側に戻される。
の抜き出しに伴って、給紙ローラが反給紙方向に回転
し、而して、前記給紙カセットを給紙部から抜き出す際
に、当該給紙カセットの前端から用紙先端が突出してい
ても、当該用紙が給紙カセット側に戻される。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は静電写真複写機を一例とした画像形成装置を
示し、給紙デスク1に画像形成装置本体2を搭載して成
る。
示し、給紙デスク1に画像形成装置本体2を搭載して成
る。
前記給紙デスク1は、夫々が給紙ローラ3を有する上
下複数段の給紙部4を移動ラック5の内部に設けると共
に、各給紙部4からの給紙経路6を合流させてその合流
給紙経路7の排紙口8を移動ラック5の上部一側に開設
して成る。
下複数段の給紙部4を移動ラック5の内部に設けると共
に、各給紙部4からの給紙経路6を合流させてその合流
給紙経路7の排紙口8を移動ラック5の上部一側に開設
して成る。
前記画像形成装置本体2は、前記給紙デスク1への搭
載下において当該給紙デスク1の排紙口8に連なる給紙
経路9を本体ケース10の下部一側に設け、この本体ケー
ス10に感光体11を横架すると共に、当該感光体11のまわ
りに、帯電装置12、現像装置13、転写装置14、用紙分離
装置15、及び、クリーニング装置16を配設し、かつ、前
記給紙経路9から転写装置14にわたって給紙搬送路17を
配設すると共に、転写・分離後の用紙を定着装置18に給
紙する排紙搬送路19と、定着後の用紙を排紙トレイ20に
排紙する排紙ローラ21を設け、更に、前記本体ケース10
の上部空間に光学系移動式の露光装置22を配設して成
る。
載下において当該給紙デスク1の排紙口8に連なる給紙
経路9を本体ケース10の下部一側に設け、この本体ケー
ス10に感光体11を横架すると共に、当該感光体11のまわ
りに、帯電装置12、現像装置13、転写装置14、用紙分離
装置15、及び、クリーニング装置16を配設し、かつ、前
記給紙経路9から転写装置14にわたって給紙搬送路17を
配設すると共に、転写・分離後の用紙を定着装置18に給
紙する排紙搬送路19と、定着後の用紙を排紙トレイ20に
排紙する排紙ローラ21を設け、更に、前記本体ケース10
の上部空間に光学系移動式の露光装置22を配設して成
る。
第2図乃至第4図に示すように、前記給紙デスク1の
複数段の各給紙部4には、前記給紙ローラ3の回転軸線
に沿う方向に挿抜自在に給紙カセット23が装填されるよ
うに構成されている。
複数段の各給紙部4には、前記給紙ローラ3の回転軸線
に沿う方向に挿抜自在に給紙カセット23が装填されるよ
うに構成されている。
この給紙カセット23は、カセット挿入方向Pの軸線ま
わりで揺動自在な乗載板24をカセットケース本体23aの
内部に設けると共に、この乗載板24の給紙方向上流部と
側部に夫々紙端規正板25を設け、かつ、前記乗載板24上
に積層収納される用紙の給紙方向下流部両隅(カセット
挿入方向Pに直交する給紙方向Qの下流部両隅)を押さ
える用紙分離爪26と、前記乗載板24を用紙分離爪26側に
持ち上げ付勢する付勢手段27を設けて成る。
わりで揺動自在な乗載板24をカセットケース本体23aの
内部に設けると共に、この乗載板24の給紙方向上流部と
側部に夫々紙端規正板25を設け、かつ、前記乗載板24上
に積層収納される用紙の給紙方向下流部両隅(カセット
挿入方向Pに直交する給紙方向Qの下流部両隅)を押さ
える用紙分離爪26と、前記乗載板24を用紙分離爪26側に
持ち上げ付勢する付勢手段27を設けて成る。
一方、前記給紙ローラ3は、本体ケース10側の一対の
支持部材29,30に設けられた筒状軸受31,32に対して回転
ならびに軸線方向移動自在に軸支された給紙ローラ軸28
に取り付けられている。
支持部材29,30に設けられた筒状軸受31,32に対して回転
ならびに軸線方向移動自在に軸支された給紙ローラ軸28
に取り付けられている。
尚、第2図において、G1は入力ギヤで、前記給紙ロー
ラ軸28の一方の軸端を軸受31から突出させて当該軸部分
28aを所謂Dカットし、この軸部分28aに前記入力ギヤG1
が相対摺動のみ自在に設けられている。G2は前記入力ギ
ヤG1に噛合された出力ギヤで、クラッチCを介して駆動
側入力手段Gが連動連結されている。
ラ軸28の一方の軸端を軸受31から突出させて当該軸部分
28aを所謂Dカットし、この軸部分28aに前記入力ギヤG1
が相対摺動のみ自在に設けられている。G2は前記入力ギ
ヤG1に噛合された出力ギヤで、クラッチCを介して駆動
側入力手段Gが連動連結されている。
次に、図中の33は前記一対の支持部材29,30にわたっ
て前記給紙ローラ3の上部側に設けられた板状部材であ
って、前記給紙ローラ3の回転軸線方向に沿う長孔aが
形成されている。
て前記給紙ローラ3の上部側に設けられた板状部材であ
って、前記給紙ローラ3の回転軸線方向に沿う長孔aが
形成されている。
35はカセット挿入方向Pの前後両側部分35a,35bが下
方に折曲された被動部材で、前記折曲部分35a,35bの夫
々には、給紙ローラ軸28に上方から係合するスリット状
の係合部bが形成されている。そして、この折曲部分35
a,35bの両外面部に当接させる状態で前記給紙ローラ軸2
8に受座c,cが取り付けられ、かつ、前記板状部材33の長
孔aを貫通するビスdが前記被動部材35に螺着され、も
って、前記給紙ローラ3を一体化保持した給紙ローラ軸
28と被動部材35が一体的に、前記長孔aの範囲内でカセ
ット挿入方向Pに移動自在に構成されている。
方に折曲された被動部材で、前記折曲部分35a,35bの夫
々には、給紙ローラ軸28に上方から係合するスリット状
の係合部bが形成されている。そして、この折曲部分35
a,35bの両外面部に当接させる状態で前記給紙ローラ軸2
8に受座c,cが取り付けられ、かつ、前記板状部材33の長
孔aを貫通するビスdが前記被動部材35に螺着され、も
って、前記給紙ローラ3を一体化保持した給紙ローラ軸
28と被動部材35が一体的に、前記長孔aの範囲内でカセ
ット挿入方向Pに移動自在に構成されている。
36は前記一体化された給紙ローラ軸28と給紙ローラ3
を被動部材35を介してカセット抜き出し方向Rに付勢移
動させ、これらを初期位置に復帰させる位置復帰手段で
あって、当該位置復帰手段36によって前記ビスdが長孔
aの端部に付勢当接された位置が給紙ローラ軸28ならび
に給紙ローラ3の初期位置である。
を被動部材35を介してカセット抜き出し方向Rに付勢移
動させ、これらを初期位置に復帰させる位置復帰手段で
あって、当該位置復帰手段36によって前記ビスdが長孔
aの端部に付勢当接された位置が給紙ローラ軸28ならび
に給紙ローラ3の初期位置である。
37は給紙部4への給紙カセット23の装填に伴って当該
給紙カセット23内の用紙eを給紙ローラ3に押圧させる
用紙押圧手段であって、前記給紙部4の夫々に給紙方向
Qに所定間隔を隔てて一対のガイド部材38を設けると共
に、各ガイド部材38のカセット挿入方向上流側と前記給
紙カセット23の挿入方向下流部両側に、給紙方向Qの軸
線まわりで回転自在に転動コロ39を設け、更に、前記各
ガイド部材38のカセット挿入方向下流部側と給紙カセッ
ト23の挿入方向上流部両側にカム部材40を練設して成
り、前記給紙部4に対する給紙カセット23の装填移動に
伴う前記転動コロ39とカム部材40との協働により、当該
給紙カセット23を斜め上方に持ち上げ移動させると共
に、カセット内の用紙上面を前記給紙ローラ3に押圧さ
せるように構成されている。
給紙カセット23内の用紙eを給紙ローラ3に押圧させる
用紙押圧手段であって、前記給紙部4の夫々に給紙方向
Qに所定間隔を隔てて一対のガイド部材38を設けると共
に、各ガイド部材38のカセット挿入方向上流側と前記給
紙カセット23の挿入方向下流部両側に、給紙方向Qの軸
線まわりで回転自在に転動コロ39を設け、更に、前記各
ガイド部材38のカセット挿入方向下流部側と給紙カセッ
ト23の挿入方向上流部両側にカム部材40を練設して成
り、前記給紙部4に対する給紙カセット23の装填移動に
伴う前記転動コロ39とカム部材40との協働により、当該
給紙カセット23を斜め上方に持ち上げ移動させると共
に、カセット内の用紙上面を前記給紙ローラ3に押圧さ
せるように構成されている。
そして、供給方向Qで一方側の用紙押圧手段37におい
て、前記給紙カセット23を給紙部4の所定位置に装填さ
せた状態で当該給紙カセット23を挿抜方向に移動させな
いように、前記カム部材40に転動コロ39の嵌まり込み凹
部fを形成してある。
て、前記給紙カセット23を給紙部4の所定位置に装填さ
せた状態で当該給紙カセット23を挿抜方向に移動させな
いように、前記カム部材40に転動コロ39の嵌まり込み凹
部fを形成してある。
尚、上記用紙押圧手段37による給紙カセット23の持ち
上げ初期までのカセット挿抜範囲において、当該給紙カ
セット23内の用紙eを前記給紙ローラ3に当接させない
ように、前記ガイド部材38の高さ位置が設定されてい
る。
上げ初期までのカセット挿抜範囲において、当該給紙カ
セット23内の用紙eを前記給紙ローラ3に当接させない
ように、前記ガイド部材38の高さ位置が設定されてい
る。
また、前記給紙カセット23が持ち上げ移動される時を
含む前記用紙上面が給紙ローラ3に当接する前に、当該
給紙カセット23の挿入方向下流側が前記被動部材35のカ
セット挿入方向下流側の折曲部分35aに当接するよう
に、当該折曲部分35aの垂下長さを設定してある。
含む前記用紙上面が給紙ローラ3に当接する前に、当該
給紙カセット23の挿入方向下流側が前記被動部材35のカ
セット挿入方向下流側の折曲部分35aに当接するよう
に、当該折曲部分35aの垂下長さを設定してある。
より具体的には、給紙カセット23内の用紙eの巾方向
中心と前記給紙ローラ3の軸線方向中心とが略一致した
時点で、前記給紙カセット23を折曲部分35aに当接させ
るようにして、それまでは用紙上面が給紙ローラ3の下
方を通過させるようにし、爾後は、当該折曲部分35aに
対して相対回転自在に一体化されている給紙ローラ軸28
と給紙ローラ3を、前記給紙カセット23と一体にしてカ
セット挿入方向Pに移動させると共に、前記用紙押圧手
段37の作用で給紙カセット23を斜め上方に持ち上げさせ
て、当該給紙カセット23内の用紙上面を前記給紙ローラ
3に押圧させることで、所定の給紙形態が現出されるよ
うに構成してある。
中心と前記給紙ローラ3の軸線方向中心とが略一致した
時点で、前記給紙カセット23を折曲部分35aに当接させ
るようにして、それまでは用紙上面が給紙ローラ3の下
方を通過させるようにし、爾後は、当該折曲部分35aに
対して相対回転自在に一体化されている給紙ローラ軸28
と給紙ローラ3を、前記給紙カセット23と一体にしてカ
セット挿入方向Pに移動させると共に、前記用紙押圧手
段37の作用で給紙カセット23を斜め上方に持ち上げさせ
て、当該給紙カセット23内の用紙上面を前記給紙ローラ
3に押圧させることで、所定の給紙形態が現出されるよ
うに構成してある。
次に、図中の41は、前記給紙カセット23からやゝ突出
した所謂爪離れ状態の用紙eを給紙カセット23側に戻す
ための用紙戻し手段であって、第5図にも示すように、
前記Dカットの軸部分28aに小径ギヤ42を固着すると共
に、この小径ギヤ42に噛合する大径ギヤ43を前記軸部分
28aと平行な軸44に固着し、かつ、前記軸44に小径の斜
歯ギヤ45を固着すると共に、当該斜歯ギヤ45に噛合する
大径の斜歯ギヤ46を給紙方向Qの軸47に固着してある。
した所謂爪離れ状態の用紙eを給紙カセット23側に戻す
ための用紙戻し手段であって、第5図にも示すように、
前記Dカットの軸部分28aに小径ギヤ42を固着すると共
に、この小径ギヤ42に噛合する大径ギヤ43を前記軸部分
28aと平行な軸44に固着し、かつ、前記軸44に小径の斜
歯ギヤ45を固着すると共に、当該斜歯ギヤ45に噛合する
大径の斜歯ギヤ46を給紙方向Qの軸47に固着してある。
そして、一方向伝達手段48を介して前記軸47にピニオ
ンギヤ49を取り付ける一方、当該ピニオンギヤ49に噛合
可能なラック50を前記給紙カセット23の装填方向前端部
に連設して成る。
ンギヤ49を取り付ける一方、当該ピニオンギヤ49に噛合
可能なラック50を前記給紙カセット23の装填方向前端部
に連設して成る。
尚、前記ラック50のピニオンギヤ49に対する噛合範囲
は、前記転動コロ39がカム部材40のカム面部を登り切っ
て凹部fに嵌まり込む直前までの範囲、即ち、前記転動
コロ39がカム部材40のフラット面を移行する範囲に設定
され、かつ、前記一方向伝達手段48の運動伝達方向は、
上記の噛合範囲での給紙カセット23の装填方向移動にお
けるピニオンギヤ49の回転を軸47に伝達させないように
設定されている。
は、前記転動コロ39がカム部材40のカム面部を登り切っ
て凹部fに嵌まり込む直前までの範囲、即ち、前記転動
コロ39がカム部材40のフラット面を移行する範囲に設定
され、かつ、前記一方向伝達手段48の運動伝達方向は、
上記の噛合範囲での給紙カセット23の装填方向移動にお
けるピニオンギヤ49の回転を軸47に伝達させないように
設定されている。
上記の構成によれば、前記給紙部4への給紙カセット
23の装填に伴って、その装填途中で前記ラック50がピニ
オンギヤ49に噛合し、前記転動コロ39がカム部材40の凹
部fに嵌まる込むまでピニオンギヤ49が回転するが、こ
のピニオンギヤ49には一方向伝達手段48が介装されてい
るので、そのピニオンギヤ49に連動して給紙ローラ3が
回転することはない。
23の装填に伴って、その装填途中で前記ラック50がピニ
オンギヤ49に噛合し、前記転動コロ39がカム部材40の凹
部fに嵌まる込むまでピニオンギヤ49が回転するが、こ
のピニオンギヤ49には一方向伝達手段48が介装されてい
るので、そのピニオンギヤ49に連動して給紙ローラ3が
回転することはない。
そして、前記転動コロ39がカム部材40の凹部fに嵌ま
り込んだ状態では、前記ラック50とピニオンギヤ49との
噛合が解除されているので、即ち、噛合の解除による連
動解除手段34が構成されているので、用紙戻し手段41の
ギヤ連動系のために前記給紙ローラ3の給紙回転が阻害
されるようなことがない。
り込んだ状態では、前記ラック50とピニオンギヤ49との
噛合が解除されているので、即ち、噛合の解除による連
動解除手段34が構成されているので、用紙戻し手段41の
ギヤ連動系のために前記給紙ローラ3の給紙回転が阻害
されるようなことがない。
次に、第6図に示すように、前記給紙カセット23から
の給紙初期にジャムが生じた際に、前記給紙部4から給
紙カセット23を抜き出すと、その抜き出しに伴って前記
転動コロ39が凹部fから抜け出し、当該転動コロ39がカ
ム部材40のフラット面部を転動する間、前記ラック50が
ピニオンギヤ49に噛合して当該ピニオンギヤ49が回転
し、その回転が一方向伝達手段48を介して給紙ローラ3
に伝達されて当該給紙ローラ3が反給紙方向にする(第
7図参照)ことで、前記給紙カセット23の前端から突出
している用紙eが給紙カセット23側へと戻される。
の給紙初期にジャムが生じた際に、前記給紙部4から給
紙カセット23を抜き出すと、その抜き出しに伴って前記
転動コロ39が凹部fから抜け出し、当該転動コロ39がカ
ム部材40のフラット面部を転動する間、前記ラック50が
ピニオンギヤ49に噛合して当該ピニオンギヤ49が回転
し、その回転が一方向伝達手段48を介して給紙ローラ3
に伝達されて当該給紙ローラ3が反給紙方向にする(第
7図参照)ことで、前記給紙カセット23の前端から突出
している用紙eが給紙カセット23側へと戻される。
而して、用紙先端の側端部が装置ケースの内面部やそ
の他の部材に当接することによる用紙eの折り曲がりや
破損、あるいは、用紙eの千切れと云った不都合が回避
される。
の他の部材に当接することによる用紙eの折り曲がりや
破損、あるいは、用紙eの千切れと云った不都合が回避
される。
尚、上記の実施例では、前記給紙ローラ3を備えた給
紙ローラ軸28に前記被動部材35を係止連繋させている
が、前記給紙ローラ軸28に対して給紙ローラ3を軸線方
向に移動自在に設けると共に、当該給紙ローラ3そのも
のに被動部材35を連繋させるように構成するもよい。
紙ローラ軸28に前記被動部材35を係止連繋させている
が、前記給紙ローラ軸28に対して給紙ローラ3を軸線方
向に移動自在に設けると共に、当該給紙ローラ3そのも
のに被動部材35を連繋させるように構成するもよい。
以上説明したように本発明によれば、ジャムの発生に
起因して給紙カセットの前端から用紙が突出している状
況下において、不経済な用紙の折れ曲がりや破損、ある
いは、用紙の千切れに起因するジャムの誘発等の不都合
を未然に防止できる。すなわち、給紙カセットからの給
紙初期にジャムが生じた際に、給紙部からの給紙カセッ
トの抜き出しに伴って転動コロがカム部材のフラット面
を転動する間、一方向伝達手段を介して給紙ローラを反
給紙方向へ回転させることができ、給紙カセットの前端
から突出している用紙が給紙カセット側に自動的に戻さ
れることになる。
起因して給紙カセットの前端から用紙が突出している状
況下において、不経済な用紙の折れ曲がりや破損、ある
いは、用紙の千切れに起因するジャムの誘発等の不都合
を未然に防止できる。すなわち、給紙カセットからの給
紙初期にジャムが生じた際に、給紙部からの給紙カセッ
トの抜き出しに伴って転動コロがカム部材のフラット面
を転動する間、一方向伝達手段を介して給紙ローラを反
給紙方向へ回転させることができ、給紙カセットの前端
から突出している用紙が給紙カセット側に自動的に戻さ
れることになる。
第1図は画像形成装置の概略縦断側面図、第2図は給紙
装置を分解して給紙カセットと共に示す斜視図、第3図
は給紙カセットの装填状態を示す縦断側面図、第4図は
同縦断正面図、第5図は給紙装置の要部の断面図、第6
図および第7図は用紙戻し手段の作用説明図である。 3……給紙ローラ、23……給紙カセット、34……連動解
除手段、35……被動部材、37……用紙押圧手段、38……
ガイド部材、39……転動コロ、40……カム部材、41……
用紙戻し手段、48……一方向伝達手段、e……用紙。
装置を分解して給紙カセットと共に示す斜視図、第3図
は給紙カセットの装填状態を示す縦断側面図、第4図は
同縦断正面図、第5図は給紙装置の要部の断面図、第6
図および第7図は用紙戻し手段の作用説明図である。 3……給紙ローラ、23……給紙カセット、34……連動解
除手段、35……被動部材、37……用紙押圧手段、38……
ガイド部材、39……転動コロ、40……カム部材、41……
用紙戻し手段、48……一方向伝達手段、e……用紙。
Claims (1)
- 【請求項1】給紙部の給紙ローラを回転軸線方向に移動
自在に設けると共に、当該給紙ローラの回転軸線方向へ
の給紙カセットの装填移動に伴って当該給紙カセット内
の用紙を給紙ローラに押圧させる用紙押圧手段を設け、
かつ、前記給紙カセット内の用紙上面が給紙ローラに当
接する前に給紙カセットによってカセット装填方向に被
動される被動部材を、前記給紙ローラに対して相対回転
のみ自在に連繋させた画像形成装置の給紙装置におい
て、前記給紙カセットの抜き出し方向移動に連動して前
記給紙ローラを反給紙方向に回転させる用紙戻し手段を
設けると共に、当該用紙戻し手段には、給紙カセットの
装填方向での連動を不能にする一方向伝達手段と、給紙
カセットの装填下において前記連動状態を解除させる連
動解除手段を設ける一方、給紙方向に所定間隔を隔てて
一対のガイド部材を設け、更に、前記用紙押圧手段を、
前記各ガイド部材のカセット挿入方向上流側と前記給紙
カセットの挿入方向下流部両側とに給紙方向の軸線まわ
りで回転自在に設けた転動コロと、前記各ガイド部材の
カセット挿入方向下流部側と前記給紙カセットの挿入方
向上流部両側とに設けられたカム部材とから構成すると
共に、前記各カム部材には、給紙部に対する前記給紙カ
セットの装填移動に伴い前記転動コロが転動することで
前記給紙カセットを上方に持ち上げ移動させるフラット
面を設ける一方、前記給紙カセットの抜き出し方向移動
の際に前記転動コロが前記フラット面を転動する間、前
記一方向伝達手段を介して前記給紙ローラを反給紙方向
に回転させるように構成したことを特徴とする画像形成
装置の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269375A JP2934769B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 画像形成装置の給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269375A JP2934769B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 画像形成装置の給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03128834A JPH03128834A (ja) | 1991-05-31 |
JP2934769B2 true JP2934769B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17471527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1269375A Expired - Fee Related JP2934769B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 画像形成装置の給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2934769B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6321630B2 (ja) * | 1980-03-03 | 1988-05-09 | Data Products Corp |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895933U (ja) * | 1981-12-22 | 1983-06-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 複写機給紙装置の用紙逆送装置 |
JPS62128036U (ja) * | 1986-02-04 | 1987-08-13 | ||
JPH0444509Y2 (ja) * | 1986-07-25 | 1992-10-20 |
-
1989
- 1989-10-16 JP JP1269375A patent/JP2934769B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6321630B2 (ja) * | 1980-03-03 | 1988-05-09 | Data Products Corp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03128834A (ja) | 1991-05-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |