JP2514431B2 - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙装置

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JP2514431B2
JP2514431B2 JP1183476A JP18347689A JP2514431B2 JP 2514431 B2 JP2514431 B2 JP 2514431B2 JP 1183476 A JP1183476 A JP 1183476A JP 18347689 A JP18347689 A JP 18347689A JP 2514431 B2 JP2514431 B2 JP 2514431B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電写真複写機やプリンタ等の画像形成装
置に装備される給紙装置、詳しくは、給紙カセットを給
紙部に対して給紙ローラの回転軸線方向に挿抜自在に装
填するようにした給紙装置に関する。
〔従来の技術〕
上記の給紙装置において、給紙カセットを給紙ローラ
の回転軸線方向に装填させると、給紙カセットに積層収
納されている用紙が給紙ローラの端面部に当接して、用
紙が破れたりケース内で横ずれしたりする不都合があ
る。
かゝる不都合を解消するための技術が実開昭63−2163
0号公報によって提案されている。
この公報に記載されたものは、第10図に示すように、
給紙カセット61の挿抜方向に延びる搬送ローラ軸62と、
該搬送ローラ軸62と一体的に回転可能で且つ軸線方向に
摺動可能に装着された給紙ローラ63と、給紙ローラ63に
相対的に回転自在に取り付けられ該給紙ローラ63から延
出して給紙カセットの装填時にカセット装填経絡内に突
出し、給紙カセット61の装填時に該カセット61と結合し
てこれとともに移動することにより、前記給紙ローラ63
を搬送ローラ軸62に沿って移動させる給紙ローラ保持部
材64と、前記給紙カセット61と給紙ローラ保持部材64と
が係合した後に給紙カセット61内の用紙にこれを給紙ロ
ーラ63に圧接させる圧接力を加える圧接力付与手段65と
を備えて成る。
かゝる構成によれば、給紙カセット61を給紙部に装填
させるに際し、当該給紙カセット61が給紙ローラ保持部
材64に係合するまでは、給紙カセット61内の用紙は給紙
ローラ63から離れた状態にあるが、給紙カセット61が給
紙ローラ保持部材64に係合した後には、給紙カセット61
の装填に伴って当該給紙カセット61と給紙ローラ63とが
一体に移動しつつ、前記圧接力付与手段65によって給紙
カセット61内の用紙が給紙ローラ63に圧接(第11図参
照)されるもので、用紙の破れや横ずれが効果的に防止
される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記給紙カセット61に積層収納される用紙
のサイズは、例えば小は名刺サイズから大はA0サイズと
言ったように種々あって、給紙カセット61に収納された
用紙の重量は大きく変動する状況にあり、一方、前記圧
接力付与手段65による用紙圧接力は一定であることか
ら、給紙対象の用紙サイズによっては前記圧接力付与手
段65による給紙ローラ63への用紙圧接力が大きく異な
り、或る種のサイズの用紙によっては給紙性能が著しく
低下する欠点があった。
これとは別に、給紙部に装填された給紙カセット内の
用紙が消費し尽くされて紙無しの状態が生じた場合に、
当該給紙カセットに用紙を補給させることを促す手段を
設ける必要がある。
この紙無し検出の手段として、従来から広く一般に使
用されているところの、給紙カセットを給紙方向に挿抜
自在に装填させるタイプの画像形成装置に使用されてい
る紙無し検出手段、即ち、給紙カセットの乗載板に用紙
を乗載するとで閉じられる開口を形成する一方、前記開
口への落ち込みにより紙無しを検出するセンサーを前記
給紙ローラの回転軸線方向に沿う方向の軸線まわりで揺
動自在に設けて成る紙無し検出手段を、上記給紙カセッ
トを給紙ローラの回転軸線方向に挿抜自在に装填するよ
うにした画像形成装置にそのまま実施すると、前記給紙
カセットを給紙部に装填する際に前記センサーが破損し
てしまう不都合がある。
本発明は、かゝる実情に鑑みて成されたものであっ
て、従来のように用紙の破れや横ずれを伴わせないで、
給紙対象用紙のサイズに見合った所定の圧接力を紙面に
付与できる装置を提供することを第1目的としている。
そして、上記の第1目的を達成した上で更に、従来か
ら広く一般に使用されているところの、給紙カセットを
給紙方向に挿抜自在に装填させるタイプの画像形成装置
に使用されている紙無し検出手段を、冒頭に記載した給
紙装置に実施可能と成すことを本第2発明の目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
上記第1目的を達成するために本第1発明は、給紙カ
セットを給紙ローラの回転軸線方向に挿抜自在に装填さ
せるようにした給紙装置において、前記給紙カセットに
は、用紙の給紙方向下流部両隅を押える用紙分離爪と、
用紙を乗載する乗載板を用紙分離爪側に持ち上げ付勢す
る付勢手段とを備えさせる一方、前記給紙ローラを回転
軸線方向に移動自在に構成し、かつ、前記給紙部への給
紙カセットの装填移動に伴って当該給紙カセットを斜め
上方に持ち上げ且つ紙面を給紙ローラに押圧させる移動
手段を、前記給紙カセットと給紙部とに設けると共に、
紙面が給紙ローラに当接する前に給紙カセットに当接し
てカセット装填方向に被動される被動部材を、前記給紙
ローラに対して相対回転のみ自在に連繋させ、更に、前
記被動部材を初期位置に復帰させる位置復帰手段を設け
た点に特徴を有する。
そして本第2発明は、給紙カセットを給紙ローラの回
転軸線方向に挿抜自在に装填させるようにした給紙装置
において、前記給紙カセットには、用紙の給紙方向下流
部両隅を押える用紙分離爪と、用紙を乗載する乗載板を
用紙分離爪側に持ち上げ付勢する付勢手段とを備えさせ
ると共に、前記乗載板には用紙を乗載することによって
閉じられる開口を形成する一方、前記開口への落ち込み
により紙無しを検出するセンサーを前記給紙ローラの回
転軸線方向に沿う方向の軸線まわりで揺動自在に設け、
かつ、前記給紙ローラを回転軸線方向に移動自在に構成
すると共に、前記給紙部への給紙カセットの装填移動に
伴って当該給紙カセットを斜め上方に持ち上げ且つ紙面
を給紙ローラならびにセンサーに押圧させる移動手段を
前記給紙カセットと給紙部とを設け、更に、紙面が前記
センサーに押圧される前に前記給紙カセットに当接して
カセット装填方向に被動される被動部材を、前記給紙ロ
ーラに対して相対回転のみ自在に連繋させると共に、前
記被動部材を初期位置に復帰させる位置復帰手段を設け
た点に特徴を有する。
〔作用〕
本第1発明によれば、給紙部への給紙カセットの装填
に伴って、その装填途中で給紙カセットと給紙ローラと
が一体になって装填方向に移動しつつ給紙カセットが給
紙ローラ側に持ち上げ移動され、最終的に、それまで非
接触の状態にあった給紙セット内の用紙が給紙ローラに
圧接される。
そして、給紙カセットそのものが給紙ローラに対する
用紙圧接の付勢手段を有するので、給紙カセット毎にお
いて用紙サイズに応じた圧接力が有せしめられる。
本第2発明によれば、上記第1発明の作用に加えて更
に、給紙部に装填された給紙カセット内の紙無しの状態
が生じると、前記給紙ローラの回転軸線方向に沿う軸線
まわりでセンサーが揺動し、当該センサーが乗載板の開
口に落ち込むことで紙無しの状態が検出される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は静電写真複写機を一例とした画像形成装置を
示し、給紙デスク1に画像形成装置本体2を搭載して成
る。
前記給紙デスク1は、夫々が給紙ローラ3を有する上
下複数段の給紙部4を移動ラック5の内部に設けると共
に、各給紙部4からの給紙路6を合流させてその合流給
紙路7の排紙口8を移動ラック5の上部一側に開設して
成る。
前記画像形成装置本体2は、前記給紙デスク1への搭
載下において当該給紙デスク1の排紙口8に連なる給紙
路9を本体ケース10の下部一側に設け、この本体ケース
10に感光体11を横架すると共に、当該感光体11のまわり
に、帯電装置12、現像装置13、転写装置14、用紙分離装
置15、及び、クリーニング装置16を配設し、かつ、前記
給紙路9から転写装置14にわたって給紙搬送路17を配設
すると共に、転写・分離後の用紙を定着装置18に給紙す
る排紙搬送路19と、定着後の用紙を排紙トレイ20に排紙
する排紙ローラ21を設け、更に、前記本体ケース10の上
部空間に光学系移動式の露光装置22を配設して成る。
第2図乃至第6図に示すように、前記給紙デスク1の
複数段の各給紙部4には、前記給紙ローラ3の回転軸線
方向Pに挿抜自在に給紙カセット23が装填されるように
構成されている。
この給紙カセット23は、第2図と第6図乃至第9図に
示すように、カセット挿入方向(前記給紙ローラ3の回
転軸線方向Pであり、以下、必要に応じてカセット挿入
方向Pと言う)の軸線まわりで揺動自在な乗載板24をカ
セットケース本体23aの内部に設けると共に、この乗載
板24の給紙方向上流部と側部に夫々紙端規正板25を設
け、かつ、前記乗載板24上に積層収納される用紙の給紙
方向下流部両隅(カセット挿入方向Pに直交する給紙方
向Qの下流部両隅)を押さえる用紙分離爪26と、前記乗
載板24を用紙分離爪26側に持ち上げ付勢する付勢手段27
を設け、更に、前記乗載板24には用紙を乗載することに
よって閉じられる開口iを形成して成る。
一方、前記給紙ローラ3は、長手中間部が小径に形成
されたローラ本体3aの両側にゴム製のコロ部材3bを設け
て成るもので、前記ローラ本体3aの一端側には係止凹部
aが形成されている。
かゝる給紙ローラ3を支持する給紙ローラ軸28は、前
記給紙ローラ3の係止凹部aを係入して当該給紙ローラ
3を一体化保持するスプリングピンbと、前記給紙ロー
ラ3の抜け止め具cを備え、前記本体ケース10側の一対
の支持部材29,30に設けられた筒状の軸受31,32に対して
回転ならびに軸線方向の移動が自在に軸支されている。
尚、第6図において、G1は入力ギヤで、前記給紙ロー
ラ軸28の一方の軸端を軸受31から突出させて当該軸部分
28aを所謂Dカットし、この軸部分28aに前記入力ギヤG1
が相対摺動のみ自在に設けられている。
G2は前記入力ギヤG1に対する出力ギヤで、このギヤG2
の上部側に前記入力ギヤG1を噛合させてある。33はクラ
ッチ、34は駆動側入力手段で、これらは支持部材29に連
設されたブラケット35の支軸36に軸支されている。そし
て、前記軸部分28aの上方への逃げ出しを許容する状態
で、前記ブラケット35の一部が入力ギヤG1の一方の端面
部に対応位置し、かつ、前記クラッチ33の一部が入力ギ
ヤG1の他方の端面部に対応位置するように構成されてい
る。
即ち、前記給紙ローラ軸28が軸線方向に往復移動して
も、前記入力ギヤ1は殆ど位置不変の状態にあって、当
該給紙ローラ軸28が常にギヤ伝動下に置かれるように構
成されている。
さて、第2図乃至第6図において、図中の37は前記一
対の支持部材29,30にわたって前記給紙ローラ3の上部
側に設けられた板状部材であって、前記給紙ローラ3の
回転軸線方向に延びる長孔dが形成されている。
38は前記長孔dに沿って移動自在にビスeが当該長孔
dを通して螺着された被動部材であって、カセット挿入
方向の前後両側部分38a,38dが下方に折曲され、夫々給
紙ローラ軸28を相対回転のみ自在に下方から係入する係
入部fが形成されている。そして、この前後両側の折曲
部分38a,38bの両外面部に当接させる状態で前記給紙ロ
ーラ軸28に受座g,gが取り付けられ、而して、前記給紙
ローラ3を一体化保持した給紙ローラ軸28と被動部材38
が一体的に、前記長孔dの範囲内で回転軸線方向Pに移
動自在に構成されているのである。
39はソリ形状の紙押えガイドで、前記給紙ローラ3の
中間部と両側に対応させて前記被動部材38に設けられて
いる。40は前記乗載板24に形成された開口iに落ち込む
ことで紙無しの状態を検出するセンサーで、前記中間部
の紙押えガイド39に対して回転軸線方向Pに沿う軸線ま
わりで揺動自在に設けられている。
41は前記一体化された給紙ローラ軸28と給紙ローラ3
を被動部材34を介してカセット抜き出し方向に付勢移動
させ、これらを初期位置に復帰させる位置復帰手段であ
って、当該位置復帰手段41によって前記ビスeが長孔d
の端部に付勢当接された位置が給紙ローラ軸28ならびに
給紙ローラ3の初期位置である。
42は給紙カセット23の挿抜支持構造であって次のよう
に構成されている。
即ち、給紙部4の夫々に給紙方向に所定間隔を隔てて
一対のブラケット部材43を立設すると共に、リブ付きの
コの字状ガイド部材44をビスhを介して前記ブラケット
部材43に取り付け、このガイド部材44のカセット挿入方
向上流部に垂下させた舌片と、前記給紙カセット23の挿
入方向下流部両側の側面部の夫々に、給紙方向Qの軸線
まわりで回転自在な転動コロ45を設けると共に、前記ガ
イド部材44のカセット挿入方向下流部側と給紙カセット
23の挿入方向上流部両側の夫々にカム部材46を設けてあ
る。
上記の転動コロ45とカム部材46は、給紙カセット挿入
の終端近くにおいて当該給紙カセット23を4点支持の状
態でほゞ平行移動させる機能を有するもので、前記給紙
部4に対する給紙カセット23の装填移動に伴って当該給
紙カセット23を斜め上方に持ち上げ且つカセット内の用
紙上面を前記給紙ローラ3に押圧させる移動手段47が構
成されており、かつ、一方のガイド部材44側のカセット
挿入方向前後の移動手段47において、前記給紙カセット
23を給紙部4の所定位置に装填させた状態で当該給紙カ
セット23を挿抜方向に移動させないように、前記カム部
材46に転動コロ45の嵌まり込み凹部rを形成してある。
尚、前記給紙カセット23の挿入方向下流部両側には外
方への折り曲げによるストッパーjが連設され、かつ、
前記ガイド部材44のカセット挿入方向上流部側の下板部
44aには、前記ストッパーjを下方に通過させる開口m
を形成する状態でストッパー舌片nが切り下げ連設され
ている。
而して、前記給紙部4への給紙カセット23の装填に際
して、第3図に示すように、前記ストッパーjを開口m
の下方に通過させた状態で給紙カセット23をカセット挿
入方向Pに移動させ、当該給紙カセット23の転動コロ45
を前記ガイド部材44の上板部44bに位置させて、給紙カ
セット23の挿入方向下流部側を転動コロ45を介して前記
ガイド部材44で支持させると共に、前記給紙カセット23
の両側下面部をガイド部材44側の転動コロ45で支持さ
せ、この4点支持の状態で給紙カセット23をカセット挿
入方向Pに押し込むのである。
このカセット押し込みの間、給紙カセット23内の用紙
を前記給紙ローラ3ならびにセンサー40に当接させない
ように、前記ガイド部材44の高さ位置が設定されてお
り、かつ、当該給紙カセット23の押し込み終端近くにお
いて、転動コロ45とカム部材46とによる移動手段47の作
用で前記給紙カセット23が斜め上方に持ち上げられ、用
紙上面にセンサー40が当接し且つ用紙上面が給紙ローラ
3に押圧されるのであるが、給紙カセット23が前記ガイ
ド部材44上を移動するときを含み前記用紙上面にセンサ
ー40が当接する前に、当該給紙カセット23の挿入方向下
流部側が前記被動部材38のカセット挿入方向下流部側の
折曲部分38aに当接するように、当該折曲部分38aの垂下
長さが設定されている。
即ち、前記給紙カセット23を給紙ローラ3の回転軸線
方向Pに沿わせて給紙部4に装填させるに際し、第4図
および第7図に示すように、前記給紙カセット23の挿入
方向下流部側が被動部材38の折曲部分38aに当接するま
では、当該給紙カセット23内の用紙は給紙ローラ3なら
びにセンサー40の下方を移動する。
給紙カセット23の挿入方向下流部側が前記折曲部分38
aに当接した後は、第5図および第8図に示すように、
当該折曲部分38aに対して相対回転自在に一体化されて
いる給紙ローラ軸28と給紙ローラ3が、前記給紙カセッ
ト23と一体になってカセット挿入方向Pに移動すると共
に、前記移動手段47の作用で給紙カセット23が斜め上方
に持ち上げられ、第6図にも示すように、当該給紙カセ
ット23内の用紙上面がセンサー40の当接し且つ給紙ロー
ラ3に押圧されるのである。
そして、前記給紙カセット23の用紙が消費し尽くされ
ると、第9図に示すように、用紙による開口iの閉塞が
解かれて当該開口iにセンサー40が落ち込み、図外の紙
無し報知ランプ等が作動されるのである。
前記給紙部4からの給紙カセット23の抜き出しは給紙
カセット装填動作と逆の動作で行われるのであり、即
ち、給紙カセット23の抜き出しに伴って、当該給紙カセ
ット23が斜め下方に移動すると共に、前記位置復帰手段
41の作用で前記給紙ローラ3と給紙ローラ軸28および被
動部材38が、前記給紙カセット23と一体になって初期位
置にまで移動し、かつ、その間に用紙上面が給紙ローラ
3とセンサー40から離間する。あるいは、前記紙無しの
状態であれば、前記乗載板24が給紙ローラ3とセンサー
40から離間する。
この給紙カセット23の挿入あるいは抜き出しの途中に
おいて、給紙カセット23の抜き出し側が下がり勝手にな
って、給紙カセット23の挿入方向下流部側が浮き上がり
気味になるが、前記ストッパjがガイド部材44の下板部
44aの下面に当接することで、給紙カセット23の挿入方
向下流部側の浮き上がりが防止される。また、前記スト
ッパーjがガイド部材44のストッパー舌片nに当接する
ことで、給紙部4からの給紙カセット23の抜け落ちが防
止される。
尚、実施例では、前記給紙ローラ3を備えた給紙ロー
ラ軸28に前記被動部材38を係止連繋させているが、前記
給紙ローラ3そのものに被動部材38を係止連繋させるよ
うに構成するもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本第1発明による給紙装置は、用
紙の給紙方向下流部両隅を押える用紙分離爪と、用紙乗
載板を前記用紙分離爪側に持ち上げ付勢する付勢手段を
備えた給紙カセットを給紙の対象にして、給紙カセット
の給紙部への装填途中において、当該給紙カセットと給
紙ローラを一体に移動させつつ斜め上方に持ち上げさせ
て、前記給紙カセット内の用紙上面を給紙ローラに押圧
させるものであって、前記給紙カセットを給紙ローラの
回転軸線方向に挿抜自在としながらも、従来提案されて
いる給紙装置と同様に用紙の破れや横ずれを効果的に防
止できる。
そして、給紙カセットそのものに用紙圧接用の付勢手
段を設けているので、カセット毎で用紙サイズに応じた
最適の圧接力を有せしめることができ、延いては、給紙
性能の著しい向上を達成できる。
本第2発明では、上記第1発明の構成に加えて更に、
給紙部に装填された給紙カセット内の用紙が消費し尽く
された際の紙無しの状態を検出するセンサーを設けてい
るが、このセンサーに対しても、前記給紙カセットが斜
め上方に移動するに伴って用紙上面が当接することにな
るから、紙無し検出の手段として、給紙カセットを給紙
方向に挿抜自在に装填させるタイプの画像形成装置に使
用されているところの、従来から広く一般に使用されて
いる紙無し検出手段を、設計変更等を要することなくそ
のまま実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は画像形成装置の概略縦断側面図、第2図は給紙
装置を分解して給紙カセットと共に示す斜視図、第3図
乃至第5図は給紙カセット装填の説明図、第6図は用紙
上面を給紙ローラに押圧させた状態の断面図、第7図は
給紙カセットの挿入途中の状態を示す断面図、第8図は
給紙カセットの装填状態を示す断面図、第9図は紙無し
検出の状態を示す断面図である。 第10図および第11図は従来の給紙装置を示し、第10図は
給紙カセットの挿入途中の状態を示す説明図、第11図は
給紙カセットの装填状態を示す説明図である。 3…給紙ローラ、4…給紙部、23…給紙カセット、24…
乗載板、26…用紙分離爪、27…付勢手段、38…被動部
材、40…センサー、41……位置復帰手段、47……移動手
段、P……回転軸線方向。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙カセットを給紙部に対して給紙ローラ
    の回転軸線方向に挿抜自在に装填するようにした画像形
    成装置の給紙装置において、前記給紙カセットには、用
    紙の給紙方向下流部両隅を押える用紙分離爪と、用紙を
    乗載する乗載板を用紙分離爪側に持ち上げ付勢する付勢
    手段とを備えさせる一方、前記給紙ローラを回転軸線方
    向に移動自在に構成し、かつ、前記給紙部への給紙カセ
    ットの装填移動に伴って当該給紙カセットを斜め上方に
    持ち上げ且つ紙面を給紙ローラに押圧させる移動手段
    を、前記給紙カセットと給紙部とに設けると共に、紙面
    が給紙ローラに当接する前に給紙カセットに当接してカ
    セット装填方向に被動される被動部材を、前記給紙ロー
    ラに対して相対回転のみ自在に連繋させ、更に、前記被
    動部材を初期位置に復帰させる位置復帰手段を設けてあ
    ることを特徴とする画像形成装置の給紙装置。
  2. 【請求項2】給紙カセットを給紙部に対して給紙ローラ
    の回転軸線方向に挿抜自在に装填するようにした画像形
    成装置の給紙装置において、前記給紙カセットには、用
    紙の給紙方向下流部両隅を押える用紙分離爪と、用紙を
    乗載する乗載板を用紙分離爪側に持ち上げ付勢する付勢
    手段とを備えさせると共に、前記乗載板には用紙を乗載
    することによって閉じられる開口を形成する一方、前記
    開口への落ち込みにより紙無しを検出するセンサーを前
    記給紙ローラの回転軸線方向に沿う方向の軸線まわりで
    揺動自在に設け、かつ、前記給紙ローラを回転軸線方向
    に移動自在に構成すると共に、前記給紙部への給紙カセ
    ットの装填移動に伴って当該給紙カセットを斜め上方に
    持ち上げ且つ紙面を給紙ローラならびにセンサーに押圧
    させる移動手段を前記給紙カセットと給紙部とに設け、
    更に、紙面が前記センサーに押圧される前に前記給紙カ
    セットに当接してカセット装填方向に被動される被動部
    材を、前記給紙ローラに対して相対回転のみ自在に連繋
    させると共に、前記被動部材を初期位置に復帰させる位
    置復帰手段を設けてあることを特徴とする画像形成装置
    の給紙装置。
JP1183476A 1989-07-15 1989-07-16 画像形成装置の給紙装置 Expired - Lifetime JP2514431B2 (ja)

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