JP2933278B1 - 地中接合型シールド掘進機 - Google Patents

地中接合型シールド掘進機

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JP2933278B1
JP2933278B1 JP10875998A JP10875998A JP2933278B1 JP 2933278 B1 JP2933278 B1 JP 2933278B1 JP 10875998 A JP10875998 A JP 10875998A JP 10875998 A JP10875998 A JP 10875998A JP 2933278 B1 JP2933278 B1 JP 2933278B1
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Abstract

【要約】 【課題】地中接合技術において信頼性の高い機械的接合
を達成し、貫入側シールド掘進機の汎用性を確保し、受
入側シールド掘進機の内部構造体を土水圧に抗して支持
しつつ後退させる技術を確保することを目的とする。 【解決手段】受入側シールド掘進機1は、カッターディ
スク3、胴構造体5、内部構造体6、掘進中に内部構造
体6を胴構造体5に固定支持する固定支持機構11、地
中接合時にカッター本体部21と内部構造体6を土水圧
に抗して支持しながら胴構造体5に対して相対的に後退
させるスラスト機構12、止水シール8等を有する。貫
入側シールド掘進機としては一般的な掘進機を適用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、地中接合型シー
ルド掘進機及びその地中接合方法に関し、特に受入側シ
ールド掘進機の前端部分に貫入される貫入側のシールド
掘進機として一般的なシールド掘進機を適用可能にし、
両シールド掘進機を機械的に接合するようにした技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】 近年上下水道用トンネルや共同溝等を
シールド工法により掘進することが多く、その場合には
工事期間の制約があり、1台のシールド掘進機により掘
進できる距離にも限界があるため、複数の立坑を設け立
坑と立坑の間の区間を各シールド掘進機で分担して掘進
することも多い。そのトンネルは同径の場合もあるし、
途中で径が変化する場合もある。
【0003】都市部の地下に形成するトンネルの場合、
地上地下ともに構造物が輻輳していて立坑を形成できな
いことも多いため、同径の又は異径の2台のシールド掘
進機を離間地点から相接近方向へ掘進させ、最終的に2
台のシールド掘進機の前端部同士を地中接合する技術も
種々提案されて実用化されている。
【0004】例えば、特開平3−129090号公報に
記載の地中接合可能なシールド掘進機では、受入側シー
ルド掘進機の前胴を相対移動可能な内筒と外筒とで構成
し、貫入側シールド掘進機の前端部を受入側シールド掘
進機の前端部に嵌入させ、内筒と内部構造体とを外筒に
対して後退させることにより、両シールド掘進機を地中
接合し、貫入側シールド掘進機の本体フレームの先端の
シール剤注入管から坑壁部にシール剤を注入して固化さ
せて止水するように構成してある。
【0005】特開平6−346686号に記載の地中接
合可能なシールド掘進機では、受入側シールド掘進機の
前胴の前端部にフード部を設け、そのフード部に注入管
と凍結管とを設け、その受入側シールド掘進機よりも少
し小径の貫入側シールド掘進機の前端部をフード部に嵌
入して、注入管から供給した固化剤を凍結させて接合部
の地盤改良を行うように構成してある。
【0006】特開平8−158783号公報に記載の地
中接合型シールド掘進機では、貫入側シールド掘進機の
カッターディスクにスポーク先端部を伸縮させるスポー
ク伸縮機構を設けるとともに、前胴に保護筒をスライド
可能に外嵌させ、前胴の前端部の外周面部にチューブシ
ールを設けて保護筒で保護してある。また、受入側シー
ルド掘進機のカッターディスクにもスポーク先端部を伸
縮させるスポーク伸縮機構を設け、前胴の内部の内部構
造部を前胴に対してスライド可能に構成し、地中接合の
際、両シールド掘進機を相接近方向へ掘進させ、両カッ
ターディスクのスポーク伸縮機構を縮め、貫入側シール
ド掘進機の前端部を、保護筒を後退させながら、受入側
シールド掘進機の前胴の前端部分に嵌入させ、受入側シ
ールド掘進機の内部構造部を前胴に対して後退させるこ
とで、両シールド掘進機を機械的に地中接合するように
構成してある。
【0007】特開平8−4476号公報に記載のシール
ド掘進機の地中接合技術においては、受入側シールド掘
進機のカッターディスクに前記同様のスポーク伸縮機構
を設け、その環状の胴構造体に対してその内部の内部構
造体をスライド可能に構成し、胴構造体の前端部の内周
面部にチューブシールを設け、貫入側シールド掘進機の
前端部を受入側シールド掘進機の前端部分に嵌入させ、
胴構造体に対して内部構造体を後退させ、両シールド掘
進機間の環状隙間をチューブシールにより止水する。
【0008】他方、本願出願人は、特開平8−9339
0号公報において、シールド掘進機におけるスライド部
を止水できるスライドシール機構を提案した。このスラ
イドシール機構では、環状弾性膜部材の前後両端部を固
定し、環状弾性膜部材の内側に環状シール部材を設け、
加圧水注入手段で環状弾性膜部材の外側に加圧水を供給
して環状弾性膜部材を内側へ膨らませ、環状シール部材
をその内側の相手側筒部材に圧接させることで止水する
ように構成してある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】 特開平3−1290
90号公報のシールド掘進機では、地中接合時にシール
ド剤注入管から坑壁部にシールド剤を注入して固化させ
ることで地中接合部を止水する必要があり、止水性を高
めにくく、両シールド掘進機を機械的に接合する構造の
面で十分なものとは言い難い。特開平6−346686
号公報のシールド掘進機においても、受入側シールド掘
進機のフード部に注入管と凍結管とを設け、地中接合時
に、両シールド掘進機間の環状隙間の地盤に固化剤を注
入して凍結固化させて止水する必要があり、止水性を高
めにくく、両シールド掘進機を機械的に接合する構造の
面で十分なものとは言い難い。
【0010】特開平8−158783号公報のシールド
掘進機では、両方のシールド掘進機に地中接合の為の構
成を設ける必要があるので、シールド掘進機の汎用性を
確保する面で不利である。また、特開平8−4476号
公報のシールド掘進機の場合、地中接合の際に、受入側
シールド掘進機において、内部構造体に作用する土水圧
に抗して内部構造体を支持しながら、前胴を含む環状の
胴構造体に対して相対的に内部構造体を後退移動させる
具体的な技術が不明で、実現可能性の面で問題が残って
いる。
【0011】本発明の目的は、2台のシールド掘進機を
地中接合する技術において、信頼性に優れる機械的な接
合を達成すること、貫入側シールド掘進機としては一般
的な構造のシールド掘進機を適用可能にすること、受入
側シールド掘進機において土水圧に抗してカッター本体
部と内部構造体とを支持しながら胴構造体に対して相対
的に後退移動させる技術を確保すること、等である。
【0012】
【課題を解決するための手段】 請求項1の請求項1の
地中接合型シールド掘進機は、第1シールド掘進機と、
第1シールド掘進機よりも小径の第2シールド掘進機と
を備え、両シールド掘進機を相接近方向へ掘進させて両
者を地中で機械的に接合するようにした地中接合型シー
ルド掘進機において、第1シールド掘進機は、カッター
支持体と、前胴を含む環状の胴構造体と、カッター支持
体の背部のチャンバーと、このチャンバーの後端を仕切
る隔壁を含み胴構造体の内部に軸心方向へ移動自在に設
けられた内部構造体と、シールド掘進時に土水圧に抗し
て内部構造体を胴構造体に固定的に支持する固定支持機
構と、接合時に内部構造体を土水圧に抗して支持しなが
ら胴構造体に対して相対的に後退させる為のスラスト機
構とを備え、このスラスト機構は、複数の油圧シリンダ
と、複数の油圧シリンダで夫々駆動される複数組の軸力
伝達ロッドとを有し、各組の軸力伝達ロッドはフランジ
継手を介して連結した複数のロッド片からなり、前記カ
ッター支持体の少なくともカッター本体部は内部構造体
と共に胴構造体内へ退入移動可能に構成され、第2シー
ルド掘進機は、第1シールド掘進機の胴構造体の前端部
分に内嵌状に挿入可能なカッター支持体と前胴を有する
ことを特徴とするものである。
【0013】第1シールド掘進機は受入側シールド掘進
機であり、このシールド掘進機はカッター支持体、チャ
ンバー、環状の胴構造体、内部構造体、固定支持機構、
スラスト機構などを有する。カッター支持体はカッター
ディスクに相当し切羽の掘削を行うものである。通常の
シールド掘進時には、固定支持機構は土水圧に抗して内
部構造体を胴構造体に固定的に支持する。カッター支持
体の少なくともカッター本体部は内部構造体と共に胴構
造体内へ退入移動可能であり、そのカッター本体部は内
部構造体に連結され内部構造体ととともに移動する。
【0014】両シールド掘進機を地中接合する場合、両
シールド掘進機を相接近方向へ掘進させ、固定支持機構
による支持を解除する一方、スラスト機構により内部構
造体を土水圧に抗して支持しながらカッター支持体のカ
ッター本体部と内部構造体とを胴構造体に対して相対的
に後退移動させ、貫入側の第2シールド掘進機の前端部
を第1シールド掘進機の胴構造体の前端部分に嵌入状に
挿入させて地中接合する。こうして、両シールド掘進機
を機械的に地中接合することができる。そして、スラス
ト機構においては、複数の油圧シリンダで複数組の軸力
伝達ロッドを夫々駆動することで内部構造体を支持す
る。複数の油圧シリンダが複数の軸力伝達ロッドよりも
後方側に配設されるため、各軸力伝達ロッドには圧縮力
が作用する。各組の軸力伝達ロッドはフランジ継手を介
して連結した複数のロッド片からなるため圧縮力を確実
に伝達可能である。胴構造体に対して内部構造体を後退
移動させる際には、一部の組の軸力伝達ロッドからロッ
ド片を1つずつ取外して短くしていきながら、内部構造
体を後退移動させることになるが、各組の軸力伝達ロッ
ドはフランジ継手を介して連結した複数のロッド片から
なるため、油圧シリンダとしてストロークの短いものを
適用可能になり、油圧シリンダの設置スペースとシール
ド掘進機の製作費の面で有利である。
【0015】請求項2の地中接合型シールド掘進機は、
請求項1の発明において、前記第1シールド掘進機のカ
ッター支持体は、胴構造体内へ退入可能なカッター本体
部と、このカッター本体部の外周側の外輪部と、この外
輪部をカッター本体部に連結解除可能に連結する連結機
構とを有することを特徴とするものである。シールド掘
進時には、カッター支持体におけるカッター本体部と外
輪部とが連結機構により連結解除可能に連結され、地中
接合時には、連結機構を連結解除して外輪部をカッター
本体部から分離し、そのカッター本体部が内部構造体と
ともに胴構造体の内部へ引き込まれる。
【0016】
【0017】
【0018】請求項の地中接合型シールド掘進機は、
請求項1または2の発明において、前記胴構造体は、前
胴と、この前胴よりも小径でその内側に同心状に配設さ
れたインナ胴部材と、前胴の後端部に中折れ部を介して
連結された後胴とを有することを特徴とするものであ
る。前胴とそれより小径のインナ胴部材とが2重構造で
あるため剛性、強度に優れるうえ、前胴とインナ胴部材
との間のスペースに機器を配置できる。前胴の後端部に
中折れ部を介して後胴が連結されているためシールド掘
進する際の曲進性能を確保できる。
【0019】請求項の地中接合型シールド掘進機は、
請求項1〜の何れか1項の発明において、前記インナ
胴部材の前端部の内周面側には、地中接合後第2シール
ド掘進機の前胴の外面に圧接される環状の止水シールが
設けられたことを特徴とするものである。地中接合した
状態において、インナ胴部材の前端部の内周面側の環状
の止水シールが第2シールド掘進機の前胴の外面に圧接
され止水される。
【0020】
【0021】
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施の形態に係る地中接
合型シールド掘進機は、図1に示す受入側シールド掘進
機1と図2に示す貫入側シールド掘進機2とで構成され
る。最初に、図1の受入側シールド掘進機1について説
明するが、掘進方向に向かって前後左右を前後左右とし
て説明する。
【0023】この受入側シールド掘進機1は、カッター
ディスク3(カッター支持体)、カッターディスク3の
背部のチャンバー4、環状の胴構造体5、その内部の内
部構造体6であってチャンバー4の後端を仕切る隔壁7
を含む内部構造体6、止水シール8、複数のシールドジ
ャッキ9、複数の中折れジャッキ10、シールド掘進時
に土水圧に抗して内部構造体6を胴構造体5に固定的に
支持する固定支持機構11、地中接合時に内部構造体6
を土水圧に抗して支持しながら胴構造体5に対して相対
的に後退させる為のスラスト機構12、排泥設備13、
エレクタ装置14などを備えている。
【0024】前記カッターディスク3は、例えば4本の
カッタースポーク21aを有するカッター本体部21
と、そのカッター本体部21の外周側の外輪部22と、
4本のカッタースポーク21aの先端部を伸縮させる4
組のスポーク伸縮機構23と、カッター本体部21を外
輪部22に連結解除可能に連結する連結機構24等を有
し、それらカッタースポーク21aと外輪部22の前面
部には多数のカッタービットが取付けられている。4組
のスポーク伸縮機構23を縮小した状態ではカッター本
体部21は胴構造体5の内径よりも小径となり、胴構造
体5内へ退入可能である。
【0025】各スポーク伸縮機構23は、油圧シリンダ
23aのシリンダ本体からなる可動スポークと、可動ス
ポークの先端部のピン部23bであって外輪部22の係
合穴22aに係脱自在に係合するピン部23bとを有す
る。尚、油圧シリンダ23aのピストンロッドはカッタ
ーディスク3のフレームに連結されている。それ故、連
結機構24は4組のスポーク伸縮機構23と4つの係合
穴22aとで構成されている。地中接合の際に外輪部2
2を固定する為の外輪固定機構15が胴構造体5の内部
に設けられ、この外輪固定機構15は円周4等分位置の
4組の可動ピン装置25からなる。各可動ピン装置25
は油圧シリンダ26でピン部材27を前方へ外輪部22
の嵌合穴22bへ嵌入駆動できるように構成してある。
尚、カッターディスク3には、地中接合の際に切羽にそ
の粘土を高める為の加泥剤を供給する加泥剤供給ノズル
(図示略)も設けられている。
【0026】前記胴構造体5は、最も外側に位置する円
筒状の前胴30と、この前胴30よりも小径で且つ多少
短いインナ胴部材31であって前胴30の内側に同心状
に配設されたインナ胴部材31と、前胴30の後端部に
中折れ部32を介して連結された円筒状の後胴33等で
構成され、この胴構造体5には、リングウェブ34と環
状フレーム35と、リングウェブ36と、環状のローラ
用フレーム37と、後胴33の後端部の複数のテールシ
ール38等も設けられている。胴構造体6には、地中接
合時にモルタル等の薬剤を注入する薬剤注入管19も設
けられている。
【0027】前記胴構造体5の左側部と右側部の内面付
近には、複数の中折れジャッキ10が配設され、それら
中折れジャッキ10により環状フレーム35とリングウ
ェブ36とが連結され、各中折れジャッキ10と環状フ
レーム35との連結部及びリングウェブ36との連結部
は鉛直のピンを介して連結され、それら中折れジャッキ
10を介して左方または右方へ徐々に掘進方向を変換す
ることができる。
【0028】前記内部構造体6は、チャンバー4の後端
を仕切る隔壁7と、インナ胴部材31に軸心方向へスラ
イド自在に内嵌され且つ隔壁7の外周部に溶接接合され
た断面「コ」の字形の環状可動フレーム16と、この環
状可動フレーム16に取付けられた複数のカッター駆動
モータ17と、スイベルジョイント18などを有し、こ
の内部構造体6は胴構造体5の内部に前後方向へスライ
ド自在になっている。尚、排泥設備13の送水管28及
び排泥管29も内部構造体6に含まれている。
【0029】カッターディスク3の後部フレームの環状
部38の後端面にはリングギヤ39が固定され、カッタ
ー駆動モータ17の出力軸に固定されたピニオン17a
がリングギヤ39に噛合され、カッターディスク3は複
数のカッター駆動モータ17により正逆回転駆動され
る。尚、環状部38の内外両側にはベアリングとシール
部材とが設けられている。スイベルジョイント18は、
カッターディスク3の油圧シリンダ23a等へ油圧を供
給する油圧系の為のものである。
【0030】前記インナ胴部材31の前端部分の内面側
に設けた止水シール8について、図3、図4を参照して
説明する。インナ胴部材31の環状凹部40に、環状弾
性膜部材41と環状のシール部材42とを組み込んで固
定金具43,44を介して固定し、シール部材42は周
方向に部分的にラップさせつつ並べた多数の鋼板片をゴ
ム又は合成樹脂製の被覆体で覆った構造のものである。
環状弾性膜部材41の外面側に加圧水供給管45から加
圧水を充填すると、図4に示すように環状弾性膜部材4
1が内方へ膨張してシール部材42を環状可動フレーム
16の外周面に圧接して止水するようになっている。
尚、環状可動フレーム16の外周側の前端部には環状の
シール部材46も設けられている。
【0031】トンネルTの内面に覆工されたセグメント
47に反力を取って掘進推力を発生させる為の例えば8
本のシールドジャッキ9が設けられ、これらシールドジ
ャッキ9は中折れ部32の内面付近に周方向適当間隔お
きに且つピストンロッドを後方に向けて配設され、ジャ
ッキ本体はリングウェブ36に固定され且つジャッキ本
体の前端は環状フレーム35に当接されている。シール
ドジャッキ9のピストンロッドの先端には偏心金具9a
を介してスプレッダー9bが連結されている。
【0032】前記固定支持機構11は、シールド掘進し
ている段階において、内部構造体6に作用する土水圧に
抗して内部構造体6を支持し、図1に図示の所定位置に
保持する為のものである。この固定支持機構11は鋼管
やH型鋼からなる例えば6〜8本の固定支持部材48か
らなり、これら固定支持部材48は環状可動フレーム1
6と環状フレーム35との間に周方向適当間隔おきに前
後方向向きに配設され、内部構造体5が後退しないよう
に支持している。但し、後述の地中接合段階においては
固定支持部材48を取外すことができる。
【0033】前記スラスト機構12は、地中接合時に内
部構造体6を土水圧に抗して支持しながら胴構造体5に
対して相対的に後退させる為のものであり、このスラス
ト機構12は、周方向適当間隔おき且つ前後方向向きに
配設された例えば8組の油圧式スラスト装置50からな
る。各油圧式スラスト装置50は、環状フレーム35に
固定された油圧シリンダ51と、その油圧シリンダ51
のピストンロッド51aにフランジ結合された軸力伝達
ロッド52であって前端部が環状可動フレーム16にフ
ランジ接合された軸力伝達ロッド52とを有し、軸力伝
達ロッド52はフランジ継手を介して連結した2つのロ
ッド片52aからなる。
【0034】内部構造体6に作用する土水圧に抗して4
組の油圧式スラスト装置50で内部構造体6を支持可能
であり、地中接合の際には、1つおきの4組ずつの油圧
式スラスト装置50で内部構造体6を支持しながら、残
りの4組の油圧式スラスト装置50の軸力伝達ロッド5
2を短く切換えるのを繰り返すことで内部構造体6を後
退させる。
【0035】排泥設備13は、地上から延びる送水系に
接続されチャンバー4内へ送水する送水管28と、地上
へ延びる排泥系に接続されチャンバー4内の泥水を排出
する排泥管29と、バルブ28a,29aとバイパス管
等からなる。但し、本実施形態のように泥水式シールド
ではなく、土圧シールドを適用する場合には、排泥設備
13の代わりに排土設備が設けられる。
【0036】トンネルTの内面にセグメント47を構築
するエレクタ装置14は、一般的な構造のものであり、
ローラ用フレーム37に付設された複数のローラに回転
可能に支持された可動フレーム55と、この可動フレー
ム55に取付けられたエレクタ本体56と、可動フレー
ム55を回転駆動する駆動モータ57等を有するもので
ある。
【0037】次に、図2に示す貫入側シールド掘進機2
について説明する。この貫入側シールド掘進機2は地中
接合の為の特別な構成を全く装備してない一般的な周知
のドーム型シールド掘進機であるので簡単に説明する。
このシールド掘進機2は、ドーム型のカッターヘッド6
0、前胴61、この前胴61の後端部に中折れ部62を
介して連結された後胴63、カッターヘッド60の背部
のチャンバー64、チャンバー64の後端を仕切る隔壁
65を含む本体フレーム66、複数のカッター駆動モー
タ67、複数のシールドジャッキ68、複数の中折れジ
ャッキ69、排土設備の一部を構成するスクリューコン
ベヤ70、セグメント71を構築するエレクタ装置72
等を有する。
【0038】地中接合型の際に、この貫入側シールド掘
進機2の前端部を受入側シールド掘進機1の胴構造体5
の前端部分に挿入して機械的に接合する関係上、このシ
ールド掘進機2のカッターヘッド60と前胴61の外径
は、シールド掘進機1の胴構造体5の内径よりも僅かに
小さい。但し、本実施形態では、貫入側シールド掘進機
2として、このドーム型シールド掘進機を用いる場合を
例として説明するが、貫入側シールド掘進機としては平
板型のカッターディスクを有するシールド掘進機を適用
することもできる。
【0039】次に、以上説明した地中接合型シールド掘
進機における両シールド掘進機1,2を地中接合する方
法と地中接合型シールド掘進機の作用について図5〜図
13を参照して説明する。尚、シールド掘進機1,2の
各々においてその掘進方向に向かって前後左右を前後左
右として説明する。両シールド掘進機1,2を相接近す
る方向へ掘進させて、図5に示すように、シールド掘進
機1,2の前端同士を相対向させて一旦掘進を停止す
る。
【0040】次に図6に示すように、シールド掘進機1
において、セグメント47の前端とリングウェブ36間
に複数のH型鋼等の反力受け80を周方向適当間隔おき
に配置して土水圧により後退しないように受け止める。
また、中折れ部32に周方向適当間隔おきの複数の固定
リブ81を溶接して固定状態にする。次に、図7に示す
ように、外輪固定機構15の各油圧シリンダ26を駆動
して、可動ピン27を前進させて外輪部22の嵌合穴2
2bに嵌合させることで、外輪部22を固定する。ま
た、カッターディスク3において、各スポーク伸縮機構
23の油圧シリンダ23aを退入駆動して可動スポーク
を縮径させ、カッター本体部21を胴構造体5に退入で
きる状態にする。
【0041】次に、図8に示すように、切羽の崩壊を防
止する為にカッターディスク3の加泥剤供給ノズルから
切羽に加泥剤を供給する。これと並行して、スラスト機
構12の油圧シリンダ51に油圧を供給して、土水圧に
抗して内部構造体6を支持してから、固定支持機構11
の8本の固定支持体48を取外す。さらに、スラスト機
構12の8本の油圧シリンダ51を退入駆動すること
で、シールド掘進機1のカッター本体部21と内部構造
体6とを後退移動させる。
【0042】次に、1つおきの4本の油圧シリンダ51
にて4本の軸力伝達ロッド52を介して内部構造体6を
支持した状態で、残りの4本の軸力伝達ロッド52から
1つのロッド片52aを取り外すことでそれら軸力伝達
ロッド52を短くし、その後短くした4本の軸力伝達ロ
ッド52を介して4本の油圧シリンダ51で内部構造体
6を支持した状態にして、それら以外の4本の軸力伝達
ロッド52からも1つのロッド片52aを取り外すこと
でそれら軸力伝達ロッド52を短くする。以上をもう1
回繰り返すことで、シールド掘進機1のカッター本体部
21と内部構造体6とを、図8に示すように胴構造体5
の内部へ引込み、胴構造体5に対して相対的に後退移動
させる。
【0043】次に図9に示すように、貫入側シールド掘
進機2を前進移動させて、その前端部をシールド掘進機
1の胴構造体5の前端部分に嵌入させ、その後止水シー
ル8に加圧水を供給して止水シール8を作動させる。そ
の状態では、止水シール8のシール部材42がシールド
掘進機2の前胴61の外周面に圧接するため、その環状
隙間が完全に止水され、切羽の土水圧がシールド掘進機
1内へ流入しない。
【0044】次に図10に示すように、貫入側のシール
ド掘進機2において、セグメント71の前端とリングウ
ェブ73間に複数のH型鋼等の反力受け82を周方向適
当間隔おきに配置して土水圧により後退しないように受
け止める。また、中折れ部62に周方向適当間隔おきの
複数の固定リブ83を溶接して固定状態にする。次に図
11に示すように、シールド掘進機1において、周方向
の複数個所にある薬剤注入管19からモルタル等の止水
剤を胴構造体5の前側の地山に供給して地山を固化させ
て止水する。
【0045】次に図12に示すように、受入側シールド
掘進機1のカッターディスク3のカッター本体部21、
隔壁7を含む内部構造体6、排泥設備13等を解体撤去
するとともに、貫入側シールド掘進機2のカッターヘッ
ド60、前胴61の内部の隔壁や機器、排土設備等を解
体撤去する。そして、シールド掘進機1の胴構造体5の
内面と、シールド掘進機2の前胴61の前端とに止水リ
ング84を溶接接合することで止水し、シールド掘進機
1の中折れ部32の隙間に沿って環状に溶接接合し、シ
ールド掘進機2の中折れ部62の隙間に沿って環状に溶
接接合する。
【0046】以上説明したように、シールド掘進機2の
前端部をシールド掘進機1の胴構造体5の前端部分に内
嵌状に挿入した状態に機械的に地中接合できるため、地
中接合の信頼性に優れる。シールド掘進機2は、シール
ド掘進機1の胴構造体5の前端部分に内嵌状に挿入可能
なカッター支持体60と前胴61とを備えていればよい
ので、地中接合の為の特別の構成を装備してない一般的
な構造のシールド掘進機を適用でき、その結果地中接合
型シールド掘進機の汎用性が高まる。
【0047】シールド掘進時には、固定支持装置11に
より胴構造体5に対して内部構造体6を固定的に支持し
ておくため掘進性能を確保できる。地中接合時に、内部
構造体6を土水圧に抗して支持しながら胴構造体5に対
して相対的に後退させる為のスラスト機構12を設けの
で、地中接合時に胴構造体5に対して内部構造体6を確
実に能率的に後退移動させることができる。
【0048】シールド掘進機1のカッターディスク3
は、胴構造体5内へ退入可能なカッター本体部21と、
外輪部22と、連結機構24とを有するので、シールド
掘進時には、カッター本体部21と外輪部22とが連結
機構24により連結され、地中接合時には、連結機構2
4を連結解除して外輪部22をカッター本体部21から
分離し、そのカッター本体部21が内部構造体6ととも
に胴構造体5の内部へ引き込まれる。スラスト機構12
において、8つの油圧シリンダ51で8組の軸力伝達ロ
ッド52を夫々駆動することで内部構造体6を支持で
き、各組の軸力伝達ロッド52に作用する圧縮力を、フ
ランジ継手を介して連結した複数のロッド片52aによ
り確実に伝達可能である。各組の軸力伝達ロッド52
が、フランジ継手を介して連結した複数のロッド片52
aを有するため、油圧シリンダ51としてストロークの
短いものを適用可能になり、油圧シリンダ51の設置ス
ペースとシールド掘進機1の製作費の面で有利である。
【0049】前胴30とそれより小径のインナ胴部材3
1とが2重構造であるため剛性、強度に優れるうえ、前
胴30とインナ胴部材31との間のスペースに機器を配
置できる。前胴30の後端部に中折れ部32を介して後
胴33が連結されているためシールド掘進する際の曲進
性能を確保できる。インナ胴部材31の前端部の内周面
側に、地中接合後シールド掘進機2の前胴61の外面に
圧接される環状の止水シール8を設けたため、その止水
シール8を介してシールド掘進機1の胴構造体5とシー
ルド掘進機2の前胴61との間を確実に止水することか
でき、止水構造の信頼性を高めることができる。
【0050】前記実施形態の変更例として、固定支持機
構11の複数の固定支持部材48の代わりに複数の固定
支持片を介して環状可動フレーム16をインナ胴部材3
1に溶接接合してもよい。スラスト機構12はシールド
掘進中には不要であるため地中接合に際して設けてもよ
い。中折れジャッキ10は地中接合の際には遊休状態に
あることに鑑み、スラスト機構12の複数の油圧シリン
ダとして複数の中折れジャッキ10を適用することも可
能である。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲にお
いて、前記実施形態に種々の変更を付加した形態で実施
可能である。
【0051】
【発明の効果】請求項1の地中接合型シールド掘進機に
よれば、第2シールド掘進機の前端部を第1シールド掘
進機の胴構造体の前端部分に内嵌状に挿入した状態に機
械的に地中接合できるため、地中接合の信頼性に優れ
る。第2シールド掘進機は、第1シールド掘進機の胴構
造体の前端部分に内嵌状に挿入可能なカッター支持体と
前胴とを備えていればよいので、地中接合の為の特別の
構成を装備してない一般的な構造のシールド掘進機を第
2シールド掘進機として適用でき、その結果地中接合型
シールド掘進機の汎用性が高まる。
【0052】シールド掘進時には、固定支持装置により
胴構造体に対して内部構造体を固定的に支持しておくた
め掘進性能を確保できる。地中接合時に、内部構造体を
土水圧に抗して支持しながら胴構造体に対して相対的に
後退させる為のスラスト機構を設けので、地中接合時に
胴構造体に対して内部構造体を確実に能率的に後退移動
させることができる。そして、複数の油圧シリンダで複
数組の軸力伝達ロッドを夫々駆動することで内部構造体
を支持でき、各組の軸力伝達ロッドに作用する圧縮力
を、フランジ継手を介して連結した複数のロッド片によ
り確実に伝達可能である。胴構造体に対して内部構造体
を後退移動させる際には、一部の組の軸力伝達ロッドか
らロッド片を取外し短くしていきながら、内部構造体を
後退移動させることになるが、各組の軸力伝達ロッドは
フランジ継手を介して連結した複数のロッド片からなる
ため、油圧シリンダとしてストロークの短いものを適用
可能になり、油圧シリンダの設置スペースとシールド掘
進機の製作費の面で有利である。
【0053】請求項2の発明によれば、第1シールド掘
進機のカッター支持体は、胴構造体内へ退入可能なカッ
ター本体部と、このカッター本体部の外周側の外輪部
と、この外輪部をカッター本体部に連結解除可能に連結
する連結機構とを有するので、シールド掘進時には、カ
ッター支持体におけるカッター本体部と外輪部とが連結
機構により連結解除可能に連結され、地中接合時には、
連結機構を連結解除して外輪部をカッター本体部から分
離し、そのカッター本体部が内部構造体とともに胴構造
体の内部へ引き込まれる。その他請求項1と同様の効果
を奏する。
【0054】
【0055】請求項の発明によれば、前胴とそれより
小径のインナ胴部材とが2重構造であるため剛性、強度
に優れるうえ、前胴とインナ胴部材との間のスペースに
機器を配置できる。前胴の後端部に中折れ部を介して後
胴が連結されているためシールド掘進する際の曲進性能
を確保できる。その他請求項1または2と同様の効果を
奏する。
【0056】請求項の発明によれば、インナ胴部材の
前端部の内周面側に、地中接合後第2シールド掘進機の
前胴の外面に圧接される環状の止水シールを設けたた
め、その止水シールを介して第1シールド掘進機の胴構
造体と第2シールド掘進機の前胴との間を確実に止水す
ることかでき、止水構造の信頼性を高めることができ
る。その他請求項1〜の何れか1項と同様の効果を奏
する。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の受入側シールド掘進機の縦
断側面図である。
【図2】貫入側シールド掘進機の縦断側面図である。
【図3】止水シール(非作動状態)とその周辺構造の断
面図である。
【図4】止水シール(作動状態)とその周辺構造の断面
図である。
【図5】地中接合の第1の段階を説明する説明図であ
る。
【図6】地中接合の第2の段階を説明する説明図であ
る。
【図7】地中接合の第3の段階を説明する説明図であ
る。
【図8】地中接合の第4の段階を説明する説明図であ
る。
【図9】地中接合の第5の段階を説明する説明図であ
る。
【図10】地中接合の第6の段階を説明する説明図であ
る。
【図11】地中接合の第7の段階を説明する説明図であ
る。
【図12】地中接合の第8の段階を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 受入側シールド掘進機(第1シールド掘進
機) 2 貫入側シールド掘進機(第2シールド掘進
機) 3 カッターディスク 4 チャンバー 5 胴構造体 6 内部構造体 7 隔壁 8 止水シール 11 固定支持機構 12 スラスト機構 21 カッター本体部 22 外輪部 24 連結機構 30 前胴 31 インナ胴部材 32 中折れ部 33 後胴 51 油圧シリンダ 52 軸力伝達ロッド 52a ロッド片 61 前胴

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1シールド掘進機と、第1シールド掘
    進機よりも小径の第2シールド掘進機とを備え、両シー
    ルド掘進機を相接近方向へ掘進させて両者を地中で機械
    的に接合するようにした地中接合型シールド掘進機にお
    いて、 第1シールド掘進機は、カッター支持体と、前胴を含む
    環状の胴構造体と、カッター支持体の背部のチャンバー
    と、このチャンバーの後端を仕切る隔壁を含み胴構造体
    の内部に軸心方向へ移動自在に設けられた内部構造体
    と、シールド掘進時に土水圧に抗して内部構造体を胴構
    造体に固定的に支持する固定支持機構と、接合時に内部
    構造体を土水圧に抗して支持しながら胴構造体に対して
    相対的に後退させる為のスラスト機構とを備え、このス
    ラスト機構は、複数の油圧シリンダと、複数の油圧シリ
    ンダで夫々駆動される複数組の軸力伝達ロッドとを有
    し、各組の軸力伝達ロッドはフランジ継手を介して連結
    した複数のロッド片からなり、前記カッター支持体の少
    なくともカッター本体部は内部構造体と共に胴構造体内
    へ退入移動可能に構成され、 第2シールド掘進機は、第1シールド掘進機の胴構造体
    の前端部分に内嵌状に挿入可能なカッター支持体と前胴
    を有することを特徴とする地中接合型シールド掘進機。
  2. 【請求項2】 前記第1シールド掘進機のカッター支持
    体は、胴構造体内へ退入可能なカッター本体部と、この
    カッター本体部の外周側の外輪部と、この外輪部をカッ
    ター本体部に連結解除可能に連結する連結機構とを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の地中接合型シール
    ド掘進機。
  3. 【請求項3】 前記胴構造体は、前胴と、この前胴より
    も小径でその内側に同心状に配設されたインナ胴部材
    と、前胴の後端部に中折れ部を介して連結された後胴と
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の地中
    接合型シールド掘進機。
  4. 【請求項4】 前記インナ胴部材の前端部の内周面側に
    は、地中接合後第2シールド掘進機の前胴の外面に圧接
    される環状の止水シールが設けられたことを特徴とする
    請求項1〜の何れか1項に記載の地中接合型シールド
    掘進機。
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