JP2932492B2 - 2枚差し検出装置 - Google Patents

2枚差し検出装置

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JP2932492B2
JP2932492B2 JP1093345A JP9334589A JP2932492B2 JP 2932492 B2 JP2932492 B2 JP 2932492B2 JP 1093345 A JP1093345 A JP 1093345A JP 9334589 A JP9334589 A JP 9334589A JP 2932492 B2 JP2932492 B2 JP 2932492B2
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Description

【発明の詳細な説明】 《発明の分野》 この発明は、板材の搬送装置等に用いられ、搬送され
る板材が2枚以上送られたことを検出する2枚差し検出
装置に関する。
《発明の概要》 この発明は、検出した板材の厚みを予め設定しておい
た複数の板厚範囲に分類し、該当した分類範囲が予め設
定しておいた正規の範囲か否かにより板材が2枚以上送
られたことを検出するようにして、板厚の変更があった
場合でも基準となる範囲の指定を変更するだけで板厚変
更への対応性を増したものである。
《従来技術とその問題点》 従来、プレス機等では加工する板材が一度に2枚以上
送り込まれるとパンチを破損してしまうため、板材の搬
送装置に2枚差し検出装置を備えて2枚送りを防止して
いる。
この2枚差し検出装置は第4図に示すように、測定ヘ
ッド41が被検出板材Wの厚みを測定するために、光線あ
るいは超音波を照射し、その反射から測定回路42が板厚
値を出力し、その板厚値と設定器43に設定しておいた設
定範囲とを出力部44が比較し、板厚値が設定範囲を超え
た場合に2枚以上送られたものと判別してHIGH信号を出
力している。さらに板厚値が設定範囲に満たない場合は
LOW信号を、一致した場合にはMID信号をそれぞれ出力し
ている。
しかしながらこの装置では、設定できる板厚の範囲が
1つであるため、搬送する板材が変更され板厚が変わる
と、そのままでは新たな板材についての検出ができない
という不具合がある。
《発明の目的》 この発明は、上記の問題点を解消するためになされた
もので、その目的とするところは、板材が変更されて検
出する板厚が頻繁に変わる場合でも、簡単な変更操作の
みで新たな板厚に対応することができる対応性に優れた
2枚差し検出装置を提供することにある。
《発明の構成と効果》 この発明は、上記目的を達成するために、 板状の被検出物体の板厚を検出する板厚検出手段と、 板厚の分類範囲を設定する板厚分類範囲設定手段と、 上記板厚検出手段で検出された板厚が上記板厚分類範
囲設定手段で設定された分類範囲のどの分類範囲に属す
るか判別する板厚分類範囲判別手段と、 上記被検出物体を1枚検出した場合の板厚が上記板厚
分類範囲のどの分類範囲に属するか予め記憶した板厚分
類範囲記憶手段と、 上記板厚分類範囲判別手段で判別された被検出物体の
板厚分類範囲と上記板厚分類範囲記憶手段に記憶された
板厚分類範囲が一致するか否か判別して、一致した場合
は一致信号を出力する一致信号出力手段と、 を備えたことを特徴とする。
このように、本発明では、板厚検出手段で板状の被検
出物体の板厚を検出するとともに板厚分類範囲設定手段
で板厚の分類範囲を設定し、板厚分類範囲判別手段は上
記板厚検出手段で検出された板厚が上記板厚分類範囲設
定手段で設定された分類範囲のどの分類範囲に属するか
判別する。
そして、板厚分類範囲記憶手段で上記被検出物体を1
枚検出した場合の板厚が上記板厚分類範囲のどの分類範
囲に属するか予め記憶し、一致信号出力手段では上記板
厚分類範囲判別手段で判別された被検出物体の板厚分類
範囲と上記板厚分類範囲記憶手段に記憶された板厚分類
範囲が一致するか否か判別して、一致した場合は一致信
号を出力する。
このため、2枚送りを検出する際の基準となる1枚の
板厚範囲を任意に変更登録することで板厚の変更に対す
る対応性が増すという効果が得られる。
また、頻繁に検出板材の板厚が変更される搬出装置等
に対しても1台の装置で容易に対応でき、使い勝手、経
済性に優れた2枚差し検出装置を得ることができるとい
う効果が得られる。
《実施例の説明》 次にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係る2枚差し検出装置の構成を
示すブロック図である。
図において、測定部11は測定ヘッド11aと測定回路11b
とからなり、測定ヘッド11aは被検出板材Wの板厚を接
触方式により測定し、その測定信号を測定回路11bへ送
る。測定回路11bは入力された測定信号を具体的な板厚
値を表すデジタル信号に変換し、出力部12へ送る。
設定器13はテンキー、LED表示器等を備え、後述する
板厚値の分類範囲を設定するための設定板厚値が入力さ
れ、その板厚値を出力部12へ送る。
出力部12は、入力された板厚信号と板厚値の設定範囲
とを比較し、該当する設定範囲に対応する板厚範囲信号
を信号線61〜65を介して判別部14へ送る。
モード入力部15は信号線71〜75を備え、被検出板材W
の板厚が該当する設定範囲に関しての指示データが図示
しない上位の制御部から信号線71〜75を介して入力され
ると、その入力データをいったん格納してから所定のタ
イミングで信号線81〜85を介して判別部14へ送る。
判別部14は、図示しない上位の制御部から判別指令信
号を受け取ると、出力部12から入力される板厚範囲信号
とモード入力部15から入力された設定範囲データとを比
較し、一致した場合はOK信号を、一致しない場合はNG信
号をそれぞれ上位の制御部へ送る。
これらの出力信号を受け取った制御部は、信号内容に
応じて以後の動作制御が行われる。
第2図は、設定器13から入力されて設定される板厚の
分類範囲の説明図である。
図では、測定部11が測定して入力される被検出板材W
の板厚が0.4〜4.5mmであることを想定し、その板厚値の
大小に応じて6個の範囲に分類し、小さい順にI〜VIの
番号を付して設定モードとした。
上記のモードに規定される範囲を実際に設定器13から
入力するには、それぞれの範囲の境界値を設定値とし
て、順に0.2、0.55、1.05…4.75と入力することにより
内部処理されて各範囲が設定される。
第3図は、この装置の処理動作を示すタイムチャート
である。
図では2枚差しを検出する場合と、検出しない場合を
それぞれ比較したもので、被検出板材Wの板厚を0.4mm
とし、板厚の分類範囲を第2図の設定としたものであ
る。
設定ヘッド11aは、図の下部に示されるように、板材
Wを挾む一対のローラガイドの固定側に取り付けられ、
可動側ローラの変位に応じた測定信号を測定回路11bへ
送る。
測定回路11bで変位データに変換された測定信号が出
力部12へ送られ、変位データが予め所定の値に設定され
た範囲内であれば該当ゾーンの信号が出力される。第2
図を参照しながらより具体的に説明すると、状態NO〜
へ変化する間、ローラが上下に開き始め、測定ヘッド
11aが伸長する。それに合わせ磁気ヘッド11aから測定信
号が測定回路11bへ送られ、さらに出力部12へ送られ
る。出力部12は入力されたデータが該当するゾーン内に
入っている間、例えば0.2〜0.55の間ならばAゾーンの
出力を出す。データが大きくなるにつれAゾーンから
B、C、D、Fゾーンに移行していく(NO.)。
さらにローラが開いていきFゾーンを超える。今、0.
4mmの板材が挾まれ、ローラが閉じ始めたとすると、上
述した動作とは逆にF、E、D、C、B、Aの順にゾー
ン出力信号が出力され、0.4mmの、すなわちAゾーン内
でローラの閉じる動作が停止し、測定データとしてAゾ
ーン出力信号が出力されたままになる(NO.)。
ここで判定の基準となる正規の板厚は、0.4mmである
から設定モード入力信号線71〜75にはモードIが入力さ
れており、モードIに対してAゾーン信号が対応して正
しいため、判別信号入力の応答としてOK信号が出力され
る(NO.)。このOK出力信号を受けて制御部(図示せ
ず)は加工機を起動する等の次工程作業を行う。
次に、板材Wが油水等の付着によって、2枚一度に搬
送された場合を考える。ローラに挾まれる板厚の合計は
0.8mmとなり、モードIIのBゾーン出力信号が発生する
(NO.)。
しかし、正規の板厚は0.4mmであるからモード入力に
モードIが設定されているため、BゾーンとモードI入
力とは一致しない。その結果、判別信号入力に対し、OK
信号は出力されない(NO.)。そこで確認の意味で、
判別信号を再送し、それでもOKの出力が得られないと、
制御部は2枚差しの状態であると判別し、次工程を待た
せるとともに、もう1度材料搬出を促す処理が行われ
る。以上のようにこの実施例では板材が変更されて板厚
が変わる場合でも、新たな板厚に相当するモード指定を
上位の制御部からモード入力部を15に指定することで容
易に対応することができる。また、モードの分類変更に
関しても必要な場合は設定器13から新たな設定値を入力
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る2枚差し検出装置の電気的構成
を示すブロック図、第2図は設定される板厚の分類範囲
の説明図、第3図は動作を示すタイミングチャート、第
4図は従来例を示すブロック図である。 11……測定部 11a……測定ヘッド 11b……測定回路 12……出力部 13……設定器 14……判別部 15……モード入力部 W……被検出板材
フロントページの続き (72)発明者 吉田 富省 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 立石電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−188252(JP,A) 特開 昭63−208186(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 7/12 G01B 21/08 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状の被検出物体の板厚を検出する板厚検
    出手段と、 板厚の分類範囲を設定する板厚分類範囲設定手段と、 上記板厚検出手段で検出された板厚が上記板厚分類範囲
    設定手段で設定された分類範囲のどの分類範囲に属する
    か判別する板厚分類範囲判別手段と、 上記被検出物体を1枚検出した場合の板厚が上記板厚分
    類範囲のどの分類範囲に属するか予め記憶した板厚分類
    範囲記憶手段と、 上記板厚分類範囲判別手段で判別された被検出物体の板
    厚分類範囲と上記板厚分類範囲記憶手段に記憶された板
    厚分類範囲が一致するか否か判別して、一致した場合は
    一致信号を出力する一致信号出力手段と、 を備えたことを特徴とする2枚差し検出装置。
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JPS63208086A (ja) * 1987-02-25 1988-08-29 クツワ株式会社 地球儀等の製造方法

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