JP2001116505A - 媒体厚検出装置 - Google Patents

媒体厚検出装置

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JP2001116505A
JP2001116505A JP29974199A JP29974199A JP2001116505A JP 2001116505 A JP2001116505 A JP 2001116505A JP 29974199 A JP29974199 A JP 29974199A JP 29974199 A JP29974199 A JP 29974199A JP 2001116505 A JP2001116505 A JP 2001116505A
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JP
Japan
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medium
displacement
thickness
roller
rollers
Prior art date
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Pending
Application number
JP29974199A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiyasu Satou
通恭 佐藤
Kaoru Sukegawa
薫 助川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体(乗車券)の厚さを正確に検出できるよ
うにする。 【解決手段】 乗車券等の媒体を搬送させる搬送路を中
心にした一方側に固定ローラを設けるとともに、その他
方側にその固定ローラと当接させて可動ローラを設け、
その可動ローラの変位量に基づいてそれら両ローラ間に
存在する媒体の厚さを検出する媒体厚検出装置におい
て、前記固定ローラ及び前記可動ローラ間に媒体が存在
しない状態でそれら両ローラの1回転分の変位量を測定
する測定手段と、測定された変位量の平均値から基準値
を算出する算出手段と、算出された基準値と、前記固定
ローラ及び前記可動ローラ間に媒体が存在するときのそ
の可動ローラの変位量との差分からその媒体の厚さを検
出する検出手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、普通乗車券等の乗
車券類、プリペイドカード等のカード類などの媒体の厚
さを検出する媒体厚検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、複数枚の乗車券類を積層
して一括投入できる複数枚対応型の自動改札機には、積
層して一括投入された乗車券類が分離部で1枚ずつに分
離されているかを検出するために、分離部の下流側に媒
体厚検出装置が設けられている(例えば、特開平10−
265072号公報)。
【0003】この従来の媒体厚検出装置は、媒体(乗車
券類)の搬送路の途中の一方側(搬送路の下側又は上
側)に固定ローラを設けるとともに、他方側(搬送路の
上側又は下側)に可動ローラを設け、ローラ間に媒体が
存在したときの可動ローラの変位を検出するように構成
されている。そして、その検出された変位は、CPUを
中心に形成された制御器に入力されて、予め決められて
いる媒体1枚分を越える厚さが検出されたときに、媒体
が積層状態にあると判定されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の媒体厚検出装置は、予め決められた媒体厚さを基準
に媒体厚さを検出するようにしているので、ローラが摩
耗したり、あるいは、ローラが変伸したり、さらに、ロ
ーラにゴミ等が付着すると、検出基準値が変化し、媒体
厚さに誤検出が出てくるおそれがあった。このため、こ
のような誤検出を防止するために、頻繁に保守点検をし
なければならないという欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、誤検出がな
く、また、保守点検の容易な媒体厚検出装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る媒体厚検出
装置は、上記目的を達成するために、乗車券等の媒体を
搬送させる搬送路を中心にした一方側に固定ローラを設
けるとともに、その他方側にその固定ローラと当接させ
て可動ローラを設け、その可動ローラの変位量に基づい
てそれら両ローラ間に存在する媒体の厚さを検出する媒
体厚検出装置において、前記固定ローラ及び前記可動ロ
ーラ間に媒体が存在しない状態でそれら両ローラの1回
転分の変位量を測定する測定手段と、測定された変位量
の平均値から基準値を算出する算出手段と、算出された
基準値と、前記固定ローラ及び前記可動ローラ間に媒体
が存在するときのその可動ローラの変位量との差分から
その媒体の厚さを検出する検出手段と、を有することを
特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る媒体厚検出
装置を複数枚対応型の自動改札機に組込んだときを示
し、同図(a)は、搬送路Lに媒体(以下、媒体を乗車
券として説明する。)が存在しないとき、同図(b)
は、搬送路L中に乗車券イが存在するときを示してい
る。
【0008】図中、R1 は、搬送路Lの下側に設けられ
た支軸が固定された固定ローラであり、R2 は、その固
定ローラR1 に当接し、搬送路Lの上側に設けられた支
軸が可動の可動ローラである。この可動ローラR2 は、
ばね1を介して、常時、固定ローラR1 側に押圧される
ように構成されている。
【0009】図中、S1 ,S2 は、光センサからなるセ
ンサであって、両ローラR1 ,R2を挾んで設けられて
いて、両ローラR1 ,R2 間に乗車券が存在しているか
否かを検出できるように構成されている。
【0010】図中、2は、検出子であって、可動ローラ
R2 の支軸に固定されている。したがって、可動ローラ
R2 が変位(変動)すると、その変位に応じて検出子2
も変位することができる。
【0011】厚みセンサ3は、検出子2の変位を検出す
る周知の厚みセンサからなり、ここでは、渦電流式が採
用されている。すなわち、この厚みセンサは、導電性か
らなる検出子2に向けて渦電流が放射されるように構成
されていて、検出子2が変位したとき、その変位が渦電
流の変化として、つまり、可動ローラR2 の変位として
計測できるように構成されている。そして、このように
して計測された信号は、自動改札機を統括的に制御する
CPUを中心に形成された制御器4に入力されるように
構成されている。
【0012】なお、厚みセンサ3は、上述の渦電流式に
限らず、測定物(検出子2)に超音波を照射し反射時間
の大小により計測する超音波式、測定物にレーザービー
ムを照射し反射時間の大小により計測するレーザー式、
又は測定物に直接触れて変位を電気的に増幅して計測す
る直接接触式等を採用することもできる。
【0013】以下、図3のフローチャートを参照して制
御動作を説明する。今、例えば、自動改札機の稼動が開
始されて、乗車券イの厚さを検出するための基準値を算
出するときが到来したとする(ステップ100肯定。以
下、ステップを「S」とする。)。当然、この場合、自
動改札機には、乗車券の投入が行われていないので、搬
送路L中には乗車券が存在していない状態になる。
【0014】なお、この基準値の算出は、自動改札機の
稼動中、センサS1 ,S2 により搬送路L中に乗車券が
存在していないことを確認して行うことができる。
【0015】自動改札機が基準値算出モードになると、
固定ローラR1 が搬送路Lの駆動により図示しない伝導
機構を介して回転が開始されるとともに、可動ローラR
2 もその固定ローラR1 の回転に伴って回転される。そ
して、この固定ローラが回転させられると、その可動ロ
ーラR2 の変位が厚みセンサ3により計測され、その計
測値は、制御器4の図示しないメモリに記憶される(S
102、S104)。
【0016】この変位計測中、所定値以上の変位が計測
されたとき(S106否定)、例えば、可動ローラR2
が所定以上偏伸していて大きな変位が計測され、この状
態では、乗車券イの厚み検出に支障を来すような場合
は、制御器4から監視盤等の他の機器を介して係員に異
常が報知される。
【0017】両ローラR1 ,R2 の回転中、変位の変化
量が所定未満であれば、その変化の平均値が算出され、
その平均値が新基準値(図1(a)のh1 参照)として
決定され、その新基準値がメモリに記憶される(S10
6肯定、S108肯定、S110)。したがって、以
後、この新基準値(h1 )と、乗車券イを計測したとき
の変位(図1(b)のh2 )との差分(h2 −h1 )か
ら乗車券イの厚さが検出される。検出された差分(h2
−h1 )が1枚の乗車券の厚さよりも大きいと判定され
たときは、乗車券は積層された状態と判定され、自動改
札機は異常状態処理モードとなる。
【0018】なお、上述の両ローラR1 ,R2 の1回転
の検出は、搬送路Lの速度が既知であるので、この搬送
路Lが固定ローラR1 の外周分だけ搬送された時間を計
測することにより行われる。また、両ローラR1 ,R2
の1回転は、搬送路Lの駆動が図示しないモータによっ
て行われるので、そのモータの駆動時間から求めること
もできる。
【0019】上述の例は、媒体厚検出装置を複数枚対応
型の自動改札機に組込んだ例を示したが、自動精算機等
の駅務機器や紙葉類やカードを取扱う処理装置に適用す
ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る媒体厚検出装置は、固定ロ
ーラ及び可動ローラ間に媒体が存在しない状態でそれら
両ローラの1回転分の変位量を測定する測定手段と、測
定された変位量の平均値から基準値を算出する算出手段
と、算出された基準値と、前記固定ローラ及び前記可動
ローラ間に媒体が存在するときのその可動ローラの変位
量との差分からその媒体の厚さを検出する検出手段とか
らなるので、誤検出を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る媒体厚検出装置の
概略構成を示すものであって、(a)は、搬送路に媒体
(乗車券)が存在しない状態を示し、(b)は、搬送路
に媒体が存在している状態を示している。
【図2】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
R1 固定ローラ R2 可動ローラ L 搬送路 イ 乗車券 1 ばね 2 検出子 3 厚みセンサ 4 制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F063 AA16 BA30 BC09 BD15 DA02 DD02 EB25 GA08 JA01 JA04 LA16 LA23 LA29 MA08 3E026 FA01 3E027 AA03 3F048 AA07 AB00 AB05 BA06 BB09 CA02 DC08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗車券等の媒体を搬送させる搬送路を中
    心にした一方側に固定ローラを設けるとともに、その他
    方側にその固定ローラと当接させて可動ローラを設け、
    その可動ローラの変位量に基づいてそれら両ローラ間に
    存在する媒体の厚さを検出する媒体厚検出装置におい
    て、 前記固定ローラ及び前記可動ローラ間に媒体が存在しな
    い状態でそれら両ローラの1回転分の変位量を測定する
    測定手段と、 測定された変位量の平均値から基準値を算出する算出手
    段と、 算出された基準値と、前記固定ローラ及び前記可動ロー
    ラ間に媒体が存在するときのその可動ローラの変位量と
    の差分からその媒体の厚さを検出する検出手段と、 を有することを特徴とする媒体厚検出装置。
JP29974199A 1999-10-21 1999-10-21 媒体厚検出装置 Pending JP2001116505A (ja)

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ID=17876417

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117756A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Ihi Corp 膜厚計測装置及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117756A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Ihi Corp 膜厚計測装置及び方法

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