JPH01127540A - 紙葉類の異常検知装置 - Google Patents
紙葉類の異常検知装置Info
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- JPH01127540A JPH01127540A JP62282860A JP28286087A JPH01127540A JP H01127540 A JPH01127540 A JP H01127540A JP 62282860 A JP62282860 A JP 62282860A JP 28286087 A JP28286087 A JP 28286087A JP H01127540 A JPH01127540 A JP H01127540A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 63
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 6
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- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
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- 230000008676 import Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
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- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
この発明は、紙幣等の紙葉類を取扱う機器における紙葉
類の異常な厚みを検知する紙葉類の異常検知装置に関す
る。
類の異常な厚みを検知する紙葉類の異常検知装置に関す
る。
(発明の技術的背景と解決すべき問題点)従来、紙葉類
の厚み、例えば2枚重複した紙葉類やテープ類が貼られ
た紙葉類等の厚み異常のある紙葉類を検知する場合には
、一般的に搬送するローラー等の基準位置からの変位を
光学的に、又は磁気的手段等で検知するようにしている
。このような検知装置のローラー間隙は、紙葉類が1枚
だけ搬送されてきても変位しないように予め調整をされ
ているが、かかる間隙の調整は容易ではないと共に、常
時間隙の調整をしておかなければ正確な厚み異常の検出
はできなかった。
の厚み、例えば2枚重複した紙葉類やテープ類が貼られ
た紙葉類等の厚み異常のある紙葉類を検知する場合には
、一般的に搬送するローラー等の基準位置からの変位を
光学的に、又は磁気的手段等で検知するようにしている
。このような検知装置のローラー間隙は、紙葉類が1枚
だけ搬送されてきても変位しないように予め調整をされ
ているが、かかる間隙の調整は容易ではないと共に、常
時間隙の調整をしておかなければ正確な厚み異常の検出
はできなかった。
又、紙葉類の2枚重複を検出するためにその厚みに応じ
て変位量を検出し、その変位量が予め設定されているス
レッショルドを越えたときに紙葉類の2枚重複であると
検出するようにした場合、紙葉類に例えば薄いテープ等
が貼着されている場合には検出することが不可能である
。例えば紙幣の厚みは70〜100μであり、このため
に紙幣重複の検知のためのスレッショルドは150μ程
度に設定されている。従って、30〜60μのテープ等
が貼着された紙幣に対しては、何ら異常を検知すること
ができないのである。これは、紙幣を正券と損券とに分
類するような場合に問題を生じる。
て変位量を検出し、その変位量が予め設定されているス
レッショルドを越えたときに紙葉類の2枚重複であると
検出するようにした場合、紙葉類に例えば薄いテープ等
が貼着されている場合には検出することが不可能である
。例えば紙幣の厚みは70〜100μであり、このため
に紙幣重複の検知のためのスレッショルドは150μ程
度に設定されている。従って、30〜60μのテープ等
が貼着された紙幣に対しては、何ら異常を検知すること
ができないのである。これは、紙幣を正券と損券とに分
類するような場合に問題を生じる。
(発明の目的)
この発明は上述のような事情からなされたものであり、
この発明の目的は、紙葉類に薄いテープ等が貼着された
場合にも紙葉類の不良を検知して、損券としてリジェク
トできるようにした紙葉類の異常検知装置を提供するこ
とにある。
この発明の目的は、紙葉類に薄いテープ等が貼着された
場合にも紙葉類の不良を検知して、損券としてリジェク
トできるようにした紙葉類の異常検知装置を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段)
この発明は紙幣等の紙葉類の異常検知装置に関するもの
で、この発明の上記目的は、搬送されろ紙葉類の全体に
わたりて厚みを検知する厚み検知手段と、この厚み検知
手段の出力に基づいて前記紙葉類の厚みを推定する厚み
推定手段と、前記推定された厚みに基づいてスレッショ
ルドを設定するスレッショルド設定手段と、前記厚み検
知手段の検知信号を記憶する記憶手段と、前記記憶され
た検知信号を前記スレッショルドと比較して前記紙葉類
の異常を検知する比較判断手段とを設けることによって
達成される。
で、この発明の上記目的は、搬送されろ紙葉類の全体に
わたりて厚みを検知する厚み検知手段と、この厚み検知
手段の出力に基づいて前記紙葉類の厚みを推定する厚み
推定手段と、前記推定された厚みに基づいてスレッショ
ルドを設定するスレッショルド設定手段と、前記厚み検
知手段の検知信号を記憶する記憶手段と、前記記憶され
た検知信号を前記スレッショルドと比較して前記紙葉類
の異常を検知する比較判断手段とを設けることによって
達成される。
(発明の作用)
この発明は、紙葉類の厚みを一定値に固定されたスレッ
ショルドで判別するのではなく、紙葉類が搬送される毎
にその紙葉類の厚みを推定し、その推定された厚みに対
して一定の値を付加もしくは乗算等してスレッショルド
を決め、このスレッショルドに対して検知信号がオーバ
ーするか否か、又はオーバー量を判断して紙葉類の異常
を検知するようにしている。このように、紙葉類の搬送
毎に新しいスレッショルドが設定されるので、テープ等
の極めて薄い異常物が紙葉類に貼着されている場合にも
、確実にその異常を検知することが可能である。
ショルドで判別するのではなく、紙葉類が搬送される毎
にその紙葉類の厚みを推定し、その推定された厚みに対
して一定の値を付加もしくは乗算等してスレッショルド
を決め、このスレッショルドに対して検知信号がオーバ
ーするか否か、又はオーバー量を判断して紙葉類の異常
を検知するようにしている。このように、紙葉類の搬送
毎に新しいスレッショルドが設定されるので、テープ等
の極めて薄い異常物が紙葉類に貼着されている場合にも
、確実にその異常を検知することが可能である。
(発明の実施例)
第1図はこの発明の異常検知装置の機械的概略構造を示
しており、紙幣厚み検知手段は搬送される紙幣1の厚み
を連続的に検知するようになフている。紙幣厚み検知手
段には第1の搬送装置10及び第2の搬送装置20が設
けられており、挿入口(図示せず)より挿入された紙幣
又は収納部(図示せず)からの紙幣1を、それぞれ上下
一対の搬送ベルト機構の間に挟持してへ方向に1枚ずつ
連続的に搬送するようになっている。第1の搬送装置1
0及び第2の搬送装置20の間には上下一対の検知ロー
ラ2OA、20Bが設けられ、これら検知ローラ20^
及び20Bには第3図(A) 、 (B)でその原理を
示す紙幣厚み検知機構が連結されており、この紙幣厚み
検知機構が搬送される紙幣1の厚みを検知するようにな
っている。
しており、紙幣厚み検知手段は搬送される紙幣1の厚み
を連続的に検知するようになフている。紙幣厚み検知手
段には第1の搬送装置10及び第2の搬送装置20が設
けられており、挿入口(図示せず)より挿入された紙幣
又は収納部(図示せず)からの紙幣1を、それぞれ上下
一対の搬送ベルト機構の間に挟持してへ方向に1枚ずつ
連続的に搬送するようになっている。第1の搬送装置1
0及び第2の搬送装置20の間には上下一対の検知ロー
ラ2OA、20Bが設けられ、これら検知ローラ20^
及び20Bには第3図(A) 、 (B)でその原理を
示す紙幣厚み検知機構が連結されており、この紙幣厚み
検知機構が搬送される紙幣1の厚みを検知するようにな
っている。
第3図(A)及び(B)は紙幣厚み検知機構の動作原理
を示しており、同図(A)は紙幣1が通過していない待
機時を、同図(B)は紙幣1が通過している動作時をそ
れぞれ示している。この紙幣厚み検知機構では、検知ア
ーム3は軸6を支点とするテコの原理で動作し、下側の
検知ローラ20Aは位置を固定され、上側の検知ローラ
20Bはバネ部材5及びこれに係合された検知アーム3
を介して常時下方に押し付けられている。ここで、第3
図(B)に示すように紙幣1が搬送されて来て、検知ロ
ーラ20^及び20B間を通過すると、紙幣1の厚みδ
分だけ検知ローラ20Bが上方へ押し上げられる。
を示しており、同図(A)は紙幣1が通過していない待
機時を、同図(B)は紙幣1が通過している動作時をそ
れぞれ示している。この紙幣厚み検知機構では、検知ア
ーム3は軸6を支点とするテコの原理で動作し、下側の
検知ローラ20Aは位置を固定され、上側の検知ローラ
20Bはバネ部材5及びこれに係合された検知アーム3
を介して常時下方に押し付けられている。ここで、第3
図(B)に示すように紙幣1が搬送されて来て、検知ロ
ーラ20^及び20B間を通過すると、紙幣1の厚みδ
分だけ検知ローラ20Bが上方へ押し上げられる。
そこで、検知ローラ2OBのシャフトに結合されている
ベアリング8を介して、検知アーム3の下端部31も厚
みδだけ押し上げられ、この変位量(厚みδ)が軸6を
支点とする検知アーム3のテコの原理により拡大(例え
ば5倍)され、上端の押圧部32を介してポテンショア
ーム2を押圧するので、ポテンショアーム2が変位角θ
分だけ回転され、ポテンショメータの回動軸も同変位角
θだけ回転する。
ベアリング8を介して、検知アーム3の下端部31も厚
みδだけ押し上げられ、この変位量(厚みδ)が軸6を
支点とする検知アーム3のテコの原理により拡大(例え
ば5倍)され、上端の押圧部32を介してポテンショア
ーム2を押圧するので、ポテンショアーム2が変位角θ
分だけ回転され、ポテンショメータの回動軸も同変位角
θだけ回転する。
この発明では、上述のような紙幣の厚み検知機構を第2
図で示すように、紙幣1の搬送方向に対して3分割して
それぞれ独立に設けている。すなわち、下側の検知ロー
ラ20Aは1本であるのに、上側の移動する検知ローラ
20Bは20B1.20B2及び20B3に3分割され
、検知ローラ20B1〜20B3のそれぞれが独立に上
述の如く作動するようになっている。また、第4図はこ
の発明の構成例を示しており、検知ローラ20B1〜2
0B3からの厚み検知信号DSI−DS3はマルチプレ
クサ41に入力され、その選択された信号がA/D変換
器42でディジタル信号に変換されCPO40の制御系
に取込まれる。又、CPO40にはROM43及びRA
M44がパスラインで接続され、CPII40はマルチ
プレクサ41及びA/D変換器42を制御すると共に、
前述した搬送装置IO及び20の搬送を制御するように
なっている。
図で示すように、紙幣1の搬送方向に対して3分割して
それぞれ独立に設けている。すなわち、下側の検知ロー
ラ20Aは1本であるのに、上側の移動する検知ローラ
20Bは20B1.20B2及び20B3に3分割され
、検知ローラ20B1〜20B3のそれぞれが独立に上
述の如く作動するようになっている。また、第4図はこ
の発明の構成例を示しており、検知ローラ20B1〜2
0B3からの厚み検知信号DSI−DS3はマルチプレ
クサ41に入力され、その選択された信号がA/D変換
器42でディジタル信号に変換されCPO40の制御系
に取込まれる。又、CPO40にはROM43及びRA
M44がパスラインで接続され、CPII40はマルチ
プレクサ41及びA/D変換器42を制御すると共に、
前述した搬送装置IO及び20の搬送を制御するように
なっている。
このような構成において、第5図のタイムチャート及び
第6図のフローチャートを参照して、この発明の詳細な
説明する。
第6図のフローチャートを参照して、この発明の詳細な
説明する。
紙幣1の搬送路に対して、第5図の(A)で示すような
位置関係で検知ローラ20B1〜20B3が配設されて
おり、紙幣lの表面に同図で示すような形状9位置でテ
ープNlNN6が貼着されているとする。このような紙
幣1に対して、第1図で示すような搬送装置によって紙
幣1が取込まれると(ステップSl) 、紙幣厚み検知
機構によって紙幣1の厚みがその搬送に従って連続的に
検知され(ステップS2)、検知ローラ20B1〜20
B3に係合した各ポテンショメータから第5図(B)〜
(D)で示すような検知信号051〜DS3が出力され
てマルチプレクサ41に入力される。マルチプレクサ4
1はCPO40の制御タイミングで検知信号051−D
S3を順次後段に出力し、A/D変換器42でディジタ
ル量に変換して後にRAM44に記憶する。この場合、
紙幣1の先端及び後端では機械的な振動等によって検知
信号051〜DS3がノイズを生じるので、別途ノイズ
防止対策を施すと共に、第5図で示すようにその両端部
を除いた領域しての検知信号DSL〜DS3のディジタ
ル量を安定データとして取扱うようにしている。この後
、CPU40は取込まれた紙幣1の検知信号051〜0
53の領域りの値に基づいて、紙幣lの厚みを推定する
(ステップS3)。この厚み推定は、第5図(B)〜(
0)で示す検知信号051〜DS3の領域りにおける高
調波成分のノイズ信号を除去した信号のうちの最小値を
紙幣1の厚みと推定し、この厚みをDとする。なお、最
小値は上記全安定データの最小値の場合もあるが、通常
は上記安定データを予め定めたエリア毎に分割して平均
値を求め、この最小値を用いる。高調波成分は紙幣1の
シワ等によるノイズ及び又は機械系、センサ系の固有ノ
イズで生じる場合が多いので、予め設定されたレベルで
除去している。そして、この推定された厚みDが紙幣の
平均的な厚み、例えば70〜100μに対して、許容範
囲として予め設定されているたとえば50〜120μの
範囲に入っているか否かを判断しくステップS4) 、
50μ以下または120μ以上の場合には当該紙幣1を
異常紙幣としてリジェクトする(ステップS8)。
位置関係で検知ローラ20B1〜20B3が配設されて
おり、紙幣lの表面に同図で示すような形状9位置でテ
ープNlNN6が貼着されているとする。このような紙
幣1に対して、第1図で示すような搬送装置によって紙
幣1が取込まれると(ステップSl) 、紙幣厚み検知
機構によって紙幣1の厚みがその搬送に従って連続的に
検知され(ステップS2)、検知ローラ20B1〜20
B3に係合した各ポテンショメータから第5図(B)〜
(D)で示すような検知信号051〜DS3が出力され
てマルチプレクサ41に入力される。マルチプレクサ4
1はCPO40の制御タイミングで検知信号051−D
S3を順次後段に出力し、A/D変換器42でディジタ
ル量に変換して後にRAM44に記憶する。この場合、
紙幣1の先端及び後端では機械的な振動等によって検知
信号051〜DS3がノイズを生じるので、別途ノイズ
防止対策を施すと共に、第5図で示すようにその両端部
を除いた領域しての検知信号DSL〜DS3のディジタ
ル量を安定データとして取扱うようにしている。この後
、CPU40は取込まれた紙幣1の検知信号051〜0
53の領域りの値に基づいて、紙幣lの厚みを推定する
(ステップS3)。この厚み推定は、第5図(B)〜(
0)で示す検知信号051〜DS3の領域りにおける高
調波成分のノイズ信号を除去した信号のうちの最小値を
紙幣1の厚みと推定し、この厚みをDとする。なお、最
小値は上記全安定データの最小値の場合もあるが、通常
は上記安定データを予め定めたエリア毎に分割して平均
値を求め、この最小値を用いる。高調波成分は紙幣1の
シワ等によるノイズ及び又は機械系、センサ系の固有ノ
イズで生じる場合が多いので、予め設定されたレベルで
除去している。そして、この推定された厚みDが紙幣の
平均的な厚み、例えば70〜100μに対して、許容範
囲として予め設定されているたとえば50〜120μの
範囲に入っているか否かを判断しくステップS4) 、
50μ以下または120μ以上の場合には当該紙幣1を
異常紙幣としてリジェクトする(ステップS8)。
推定された紙幣1の厚みDが所定範囲内となっている場
合には正常な紙幣であり、上述のようにして求められた
厚みDに例えばテープの厚さに相当する値α、たとえば
30μを加算して(D+α)をスレッショルドTHとし
て設定しくステップS5)、RAM44に既に記憶され
ている第5図(It)〜(D)に示す検知信号DSI〜
053の値と比較する(ステップS6)、この検知デー
タとスレッショルドTHとの比較において、全ての検知
データがスレッショルドよりも小さい場合にはテープ等
が貼着されておらず、0にと判断しくステップS7)
、’ 1つでもスレッショルドを越えるデータがあれば
異常な紙幣としてリジェクトする。しかし、第5図(B
)の例は比較的幅の短かいテープNlを検知した場合で
あり、検知信号051にはテープNlの幅に相当した短
いパルスが出力されているのみであり、このような場合
には正券として取込むようにする。この例のように短か
いテープ等が付着されている場合は、紙幣が不正利用さ
れることは極めて少ないからである。又、第5図(C)
の場合はテープN2に相当する信号がスレッショルドT
Hを越えていると共に、そのパルス幅が比較的広いもの
となっているため、損券としてリジェクトするようにし
ている。さらに、第5図(D)に示す例はテープN3〜
N6の幅がいずれも短いものであり、検知信号DS3に
表われる信号も短いパルスが4個となっているが、その
積算値が比較的長くなるため損券としてリジェクトする
ようにしている。
合には正常な紙幣であり、上述のようにして求められた
厚みDに例えばテープの厚さに相当する値α、たとえば
30μを加算して(D+α)をスレッショルドTHとし
て設定しくステップS5)、RAM44に既に記憶され
ている第5図(It)〜(D)に示す検知信号DSI〜
053の値と比較する(ステップS6)、この検知デー
タとスレッショルドTHとの比較において、全ての検知
データがスレッショルドよりも小さい場合にはテープ等
が貼着されておらず、0にと判断しくステップS7)
、’ 1つでもスレッショルドを越えるデータがあれば
異常な紙幣としてリジェクトする。しかし、第5図(B
)の例は比較的幅の短かいテープNlを検知した場合で
あり、検知信号051にはテープNlの幅に相当した短
いパルスが出力されているのみであり、このような場合
には正券として取込むようにする。この例のように短か
いテープ等が付着されている場合は、紙幣が不正利用さ
れることは極めて少ないからである。又、第5図(C)
の場合はテープN2に相当する信号がスレッショルドT
Hを越えていると共に、そのパルス幅が比較的広いもの
となっているため、損券としてリジェクトするようにし
ている。さらに、第5図(D)に示す例はテープN3〜
N6の幅がいずれも短いものであり、検知信号DS3に
表われる信号も短いパルスが4個となっているが、その
積算値が比較的長くなるため損券としてリジェクトする
ようにしている。
(発明の変形例)
上述の実施例では、紙幣厚み検知機構を紙幣の搬送方向
に対して3分割した3個としているが、その分割数は1
又は2以上の複数個でよく、厚み検知の手法も例えば歪
みゲージを用いたり、近接センサを用いたりすることも
可能である。又、上述の実施例ではスレッショルドを複
数の紙幣厚み検知手段に対して同一としているが、紙幣
の両端と中央部、あるいは前部、後部とでスレッショル
ドを変えて正損の判別をすることも可能である。
に対して3分割した3個としているが、その分割数は1
又は2以上の複数個でよく、厚み検知の手法も例えば歪
みゲージを用いたり、近接センサを用いたりすることも
可能である。又、上述の実施例ではスレッショルドを複
数の紙幣厚み検知手段に対して同一としているが、紙幣
の両端と中央部、あるいは前部、後部とでスレッショル
ドを変えて正損の判別をすることも可能である。
さらに、上述では推定された厚みDに一定値αを付加す
るようにしているが、乗算等によってスレッショルドを
設定するようにしても良い。ざらに又、厚みDの推定演
算を例えば紙幣前半部の厚み検知終了時点でこれら前半
データを用いて実行し、この後は後半部の厚み検知制御
と、前半部検知データも含む検知データと、スレッショ
ルドとの対比演算制御部とを並列処理すれば、紙幣厚み
検知の終了とほぼ同時に正損判別を終了し得ることにな
る。また、上記実施例では第5図(A)に示すように上
下検知ローラのギャップを零としているが、紙幣前後端
での機械的な振動ノイズを軽減するために、所定のギャ
ップを設けても良い。
るようにしているが、乗算等によってスレッショルドを
設定するようにしても良い。ざらに又、厚みDの推定演
算を例えば紙幣前半部の厚み検知終了時点でこれら前半
データを用いて実行し、この後は後半部の厚み検知制御
と、前半部検知データも含む検知データと、スレッショ
ルドとの対比演算制御部とを並列処理すれば、紙幣厚み
検知の終了とほぼ同時に正損判別を終了し得ることにな
る。また、上記実施例では第5図(A)に示すように上
下検知ローラのギャップを零としているが、紙幣前後端
での機械的な振動ノイズを軽減するために、所定のギャ
ップを設けても良い。
(発明の効果)
以上のようにこの発明の紙幣等の紙葉類に対する異常検
知装置によれば、紙葉類の厚みをその都度推定すると共
に、その推定された厚みに一定の値を付加等してスレッ
ショルドを設定しているので、比較的薄いテープ等が貼
着された異常紙幣に対しても確実にその異常を検知する
ことが可能である。
知装置によれば、紙葉類の厚みをその都度推定すると共
に、その推定された厚みに一定の値を付加等してスレッ
ショルドを設定しているので、比較的薄いテープ等が貼
着された異常紙幣に対しても確実にその異常を検知する
ことが可能である。
第1図はこの発明を通用することができる紙幣搬送装置
の一例を示す図、第2図はこの発明の概略構造を示す図
、第3図(A)及び(B)はこの発明に用いることがで
きる紙幣厚み検知機構の一例を示す図、第4図はこの発
明の構成例を示すブロック図、第5図はこの発明の動作
例を示すタイムチャート、第6図はこの発明の動作例を
示すフローチャートである。 1・・・紙幣、2・・・ポテンショアーム、3・・・検
知アーム、10.20・・・搬送装置、40・・・CP
U 、 41・・・マルチプレクサ、42・・・^10
変換器、43・・・ROM 、 44・・・RAM 。 出願人代理人 安 形 雄 三 ロ==:=ミ! 蔓 /12I (,4) (a>第 3 図 第 65A
の一例を示す図、第2図はこの発明の概略構造を示す図
、第3図(A)及び(B)はこの発明に用いることがで
きる紙幣厚み検知機構の一例を示す図、第4図はこの発
明の構成例を示すブロック図、第5図はこの発明の動作
例を示すタイムチャート、第6図はこの発明の動作例を
示すフローチャートである。 1・・・紙幣、2・・・ポテンショアーム、3・・・検
知アーム、10.20・・・搬送装置、40・・・CP
U 、 41・・・マルチプレクサ、42・・・^10
変換器、43・・・ROM 、 44・・・RAM 。 出願人代理人 安 形 雄 三 ロ==:=ミ! 蔓 /12I (,4) (a>第 3 図 第 65A
Claims (2)
- (1)搬送される紙葉類の全体にわたって厚みを検知す
る厚み検知手段と、この厚み検知手段の出力に基づいて
前記紙葉類の厚みを推定する厚み推定手段と、前記推定
された厚みに基づいてスレッショルドを設定するスレッ
ショルド設定手段と、前記厚み検知手段の検知信号を記
憶する記憶手段と、前記記憶された検知信号を前記スレ
ッショルドと比較して前記紙葉類の異常を検知する比較
判断手段とを具備したことを特徴とする紙葉類の異常検
知装置。 - (2)前記厚み検知手段が前記紙葉類の搬送方向と直角
方向に複数に分割して配設されている特許請求の範囲第
1項に記載の紙葉類の異常検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62282860A JP2575748B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 紙葉類の異常検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62282860A JP2575748B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 紙葉類の異常検知装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0596606A1 (en) * | 1992-10-08 | 1994-05-11 | Pitney Bowes Inc. | Method and apparatus for detecting double-fed sheets |
JP2012063929A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | センサ調整用基準シート及びこれを用いたセンサ調整方法 |
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1987
- 1987-11-09 JP JP62282860A patent/JP2575748B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0596606A1 (en) * | 1992-10-08 | 1994-05-11 | Pitney Bowes Inc. | Method and apparatus for detecting double-fed sheets |
JP2012063929A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | センサ調整用基準シート及びこれを用いたセンサ調整方法 |
CN107507330A (zh) * | 2017-08-17 | 2017-12-22 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 纸币厚度异常的检测方法、检测装置及终端设备 |
CN107507330B (zh) * | 2017-08-17 | 2019-08-23 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 纸币厚度异常的检测方法、检测装置及终端设备 |
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