JPH0427595B2 - - Google Patents
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- JPH0427595B2 JPH0427595B2 JP57220552A JP22055282A JPH0427595B2 JP H0427595 B2 JPH0427595 B2 JP H0427595B2 JP 57220552 A JP57220552 A JP 57220552A JP 22055282 A JP22055282 A JP 22055282A JP H0427595 B2 JPH0427595 B2 JP H0427595B2
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- 238000012795 verification Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
- G07D5/08—Testing the magnetic or electric properties
Description
本発明は各種硬貨の真偽を検査、判別する場合
に好適な硬貨処理機の検銭装置に関する。
に好適な硬貨処理機の検銭装置に関する。
従来、周知の通り、硬貨の真偽の判別は硬貨の
大きさ/厚さ/重量/材質等を検出して行われる
が、硬貨の材質を検出する方法としては、特開昭
51−32391号公報に記載された技術が公知である。
該公報記載の技術は、硬貨の通路を挟んで1対の
コイルを対向させて取付け、一方のコイルに交流
電流を印加し、硬貨が1対のコイル間を通過する
ときに他方のコイルに生じる誘導電圧の変化を検
出し、該変化量を予め定めた基準値と比較するこ
とにより材質を判別するものである。
大きさ/厚さ/重量/材質等を検出して行われる
が、硬貨の材質を検出する方法としては、特開昭
51−32391号公報に記載された技術が公知である。
該公報記載の技術は、硬貨の通路を挟んで1対の
コイルを対向させて取付け、一方のコイルに交流
電流を印加し、硬貨が1対のコイル間を通過する
ときに他方のコイルに生じる誘導電圧の変化を検
出し、該変化量を予め定めた基準値と比較するこ
とにより材質を判別するものである。
ところで、前述の従来技術においては前記基準
値を常に一定としていたため、誤判別が生じる場
合があつた。これは、前記コイルに交流電流を印
加する発振器や前記誘導電圧を増幅する増幅器に
生じるドリフトや温度変化による検出レベルの変
動によるためである。例えば、50円硬貨と100円
硬貨、または500円硬貨と500ウオン硬貨(韓国の
硬貨)のように類似した材質の硬貨を判別する場
合には、前記誘導電圧の変化量の差が僅かなため
に、ドリフトや温度変化によるレベル変動が生じ
ると、金種による微小な変化量の差を検出できな
くなり、金種の誤判別が生じるという不具合があ
つた。この種の誤判別を回避するために、レベル
変動を補償する処置も、上記公報に記載されてい
るが、そのためには補償回路を使用しなければな
らず、回路が複雑化すると共にコスト高となる欠
点があつた。 本発明は前記課題を解決するもので、ドリフト
や温度変動によるレベル変動が生じた場合におい
ても、常に的確な金種判別を可能とすると共に安
価な硬貨処理機の検銭装置の提供を目的とする。
値を常に一定としていたため、誤判別が生じる場
合があつた。これは、前記コイルに交流電流を印
加する発振器や前記誘導電圧を増幅する増幅器に
生じるドリフトや温度変化による検出レベルの変
動によるためである。例えば、50円硬貨と100円
硬貨、または500円硬貨と500ウオン硬貨(韓国の
硬貨)のように類似した材質の硬貨を判別する場
合には、前記誘導電圧の変化量の差が僅かなため
に、ドリフトや温度変化によるレベル変動が生じ
ると、金種による微小な変化量の差を検出できな
くなり、金種の誤判別が生じるという不具合があ
つた。この種の誤判別を回避するために、レベル
変動を補償する処置も、上記公報に記載されてい
るが、そのためには補償回路を使用しなければな
らず、回路が複雑化すると共にコスト高となる欠
点があつた。 本発明は前記課題を解決するもので、ドリフト
や温度変動によるレベル変動が生じた場合におい
ても、常に的確な金種判別を可能とすると共に安
価な硬貨処理機の検銭装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
硬貨を選別通路に沿つて搬送しながら硬貨外形
寸法に基づき選別し、該選別した硬貨の真偽を検
査、判別するように構成した硬貨処理機の検銭装
置において、 前記搬送されてくる硬貨の特性に応じて検出信
号を出力する検出コイルaと、 該検出コイルの出力をデジタル信号に変換する
A/D変換器bと、 該A/D変換器の出力から前記検出コイルの検
出信号の最大変化量を検知し、該検知した最大変
化量をメモリdに書込む検知手段cと、 前記選別通路を通過した少なくとも直前2枚の
硬貨の最大変化量の平均値を演算し、該平均値を
基準値として出力する演算手段eと、 前記基準値と前記選別通路を今回通過した硬貨
の最大変化量との差を算出し、該算出した差が予
め定められた許容値を越えたときに異種硬貨混入
信号を出力する比較手段fと、 該比較手段から異種硬貨混入信号が出力された
場合は、異種硬貨を検出した旨を警報するための
警報信号を出力すると共に、硬貨判別処理を停止
させるための判別処理停止信号を出力する判別処
理制御手段gと、 を具備することを特徴とする。 尚、前記検知手段c、演算手段e、比較手段
f、判別処理制御手段gは本発明の実施例におけ
るCPU8に対応する。
寸法に基づき選別し、該選別した硬貨の真偽を検
査、判別するように構成した硬貨処理機の検銭装
置において、 前記搬送されてくる硬貨の特性に応じて検出信
号を出力する検出コイルaと、 該検出コイルの出力をデジタル信号に変換する
A/D変換器bと、 該A/D変換器の出力から前記検出コイルの検
出信号の最大変化量を検知し、該検知した最大変
化量をメモリdに書込む検知手段cと、 前記選別通路を通過した少なくとも直前2枚の
硬貨の最大変化量の平均値を演算し、該平均値を
基準値として出力する演算手段eと、 前記基準値と前記選別通路を今回通過した硬貨
の最大変化量との差を算出し、該算出した差が予
め定められた許容値を越えたときに異種硬貨混入
信号を出力する比較手段fと、 該比較手段から異種硬貨混入信号が出力された
場合は、異種硬貨を検出した旨を警報するための
警報信号を出力すると共に、硬貨判別処理を停止
させるための判別処理停止信号を出力する判別処
理制御手段gと、 を具備することを特徴とする。 尚、前記検知手段c、演算手段e、比較手段
f、判別処理制御手段gは本発明の実施例におけ
るCPU8に対応する。
本発明によれば、メモリdに記憶してある、選
別通路を通過した少なくとも直前2枚の硬貨の最
大変化量を読出し、該最大変化量の平均値を演算
手段eにより演算し、該算出結果を基準値として
比較手段fへ供給する。該比較手段fは基準値
と、A/D変換器bから供給された今回の硬貨の
最大変化量とを比較し、差が許容値を越えた場合
に異種硬貨混入信号を判別処理制御手段gへ出力
するため、判別処理制御手段gは異種硬貨の検出
を警報するための警報信号を出力すると共に、硬
貨判別処理を停止させるための判別処理停止信号
を出力する。この場合、前記基準値は、時間的に
比較的穏やかに変化するドリフトや温度変化に追
従して変化するため、該ドリフトや温度変化によ
るレベル変動の影響を解消することができる。こ
れにより、常時的確な硬貨判別を行うことができ
る。
別通路を通過した少なくとも直前2枚の硬貨の最
大変化量を読出し、該最大変化量の平均値を演算
手段eにより演算し、該算出結果を基準値として
比較手段fへ供給する。該比較手段fは基準値
と、A/D変換器bから供給された今回の硬貨の
最大変化量とを比較し、差が許容値を越えた場合
に異種硬貨混入信号を判別処理制御手段gへ出力
するため、判別処理制御手段gは異種硬貨の検出
を警報するための警報信号を出力すると共に、硬
貨判別処理を停止させるための判別処理停止信号
を出力する。この場合、前記基準値は、時間的に
比較的穏やかに変化するドリフトや温度変化に追
従して変化するため、該ドリフトや温度変化によ
るレベル変動の影響を解消することができる。こ
れにより、常時的確な硬貨判別を行うことができ
る。
以下、本発明の実施例による硬貨処理機の検銭
装置を図面に基づいて説明する。 第1図は本実施例の構成を示すブロツク図であ
り、選別通路1は搬送されてきた硬貨を外形寸法
によつて選別し、選別した硬貨2を検出コイル3
へ送出するようになつている。検出コイル3は硬
貨の通路を挟むように、対向して取付けられた発
信コイル3aと受信コイル3bとから構成されて
おり、発信コイル3aには発信器4から交流電流
iが供給され、受信コイル3bに誘起された誘導
電圧eは増幅器5へ供給されるようになつてい
る。該増幅器5の出力電圧は直流変換器6におい
て整流平滑され、直流変換器6からは第2図に示
す電圧Vが出力されるようになつている。電圧V
はA/Dコンバータ(アナログ/デジタルコンバ
ータ)7によつてデジタル信号へ変換され、
CPU(中央処理装置)8へ供給されるようになつ
ている。該CPU8はROM(リードオンリメモリ)
9から制御プログラムを読出し、これに基づき定
めれた処理を行い、得られたデータをRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)10へ書込むようになつ
ている。また、検査/判別される硬貨の種類を設
定するための金種設定スイツチ11の操作に伴う
出力信号は、I/Oインターフエース12を介し
てCPU8へ供給されるようになつている。 次に、上記構成による本実施例の動作を、100
円硬貨の判別を行う場合を例に取り説明する。 100円硬貨の判別を行う場合、操作者が金種設
定スイツチ11を所定の位置にセツトしてスター
ト釦(図示略)を押下げると、第1の硬貨2−1
が選別通路1を通つて検出コイル3へ送られる。
そして、硬貨2−1が発信コイル3aと受信コイ
ル3bとの間を通過すると、受信コイル3bの誘
導電圧eに変化が生じる。即ち、受信コイル3b
には通常(硬貨2が遮断しないとき)、電圧e0の
誘導電圧が誘起されているが、硬貨2が遮断する
と、その遮断量に応じて誘導電圧eが次第に下が
つて電圧emin1にまで低下し、以後再び徐々に上
昇し、硬貨2−1が通過し終ると電圧e0に戻ると
いう変化をする。また、直流変換器3の出力電圧
Vは、誘導電圧eがe0→emin1→e0と変化するに
応じて、V0→Vmin1→V0と変化する(第2図参
照)。そして、出力電圧VはA/Dコンバータ7
によつてA/D変換された後CPU8へ供給され、
CPU8は最大変化量V1=V0−Vmin1を検知し、
これをRAM10に書込む。そして、前記CPU8
は、第1の硬貨2−1に対応する最大変化量V1を
基準値として取込み、前記RAM10に書込む。 次に、第2の硬貨2−2が検出コイル3を通過
すると、上述した硬貨2−1の場合と同様に、
CPU8は最大変化量V2を検知し、検知した最大
変化量V2をRAM10に書込む。そして、CPU8
は、当該硬貨(本実施例では第2の硬貨2−2)
より1枚前の硬貨(本実施例では第1の硬貨2−
2)の最大変化量V1を前述した如く基準値と見な
し、差V2−V1の全体値が予め設定してある許容
値C0を越えた場合、即ち、 |V2−V1|>C0 ……(1) が成立する場合は、CPU8は選別通路上で異種
硬貨が検出されたと判断し、異種硬貨混入信号を
出力する。さらにCPU8は異種硬貨検出時点で
硬貨判別処理を停止するとともに、アラーム回路
(図示略)を駆動し異種硬貨検出の旨を示す警報
を発生させる。該警報発生により、硬貨処理機の
操作者は異種硬貨が検出された旨を確認し、例え
ば硬貨処理機の選別機構部(前記選別通路1等が
配設されている機構部)を操作者側に対し開放状
態として、選別通路1から異種硬貨を取り出す等
の所定の操作を行う。 そして、前記CPU8は異種硬貨検出時点で、
この時点までのRAM10に書込まれている全デ
ータ(真貨及び異種硬貨に対応した最大変化量デ
ータ)をクリア状態とし、次の硬貨判別処理再開
に備える。即ち、硬貨判別処理再開後は、前記
CPU8は上記の式(1)または下記の式(2)に基づき、
上記と同様に効果判別処理を行う。 他方、前記差V2−V1の絶対値が許容値C0以下
の場合、即ち |V2−V1|≦C0 ……(2) が成立する場合は、CPU8は第2の硬貨を真貨
と判別し、当該真貨を計数袋(図示略)へ収納さ
せる。尚、前記計数袋に対する収納動作の詳細に
ついては説明を省略する。 次に、例えば第1の硬貨2−1、第2の硬貨2
−2の何れも真貨と判断した場合には、第3の硬
貨2−3の判別時において、前記RAM10に書込
んである前々回(第1の硬貨2−1)の最大変化
量V1及び前回(第2の硬貨2−2)の最大変化量
V2、の平均値「(V1+V2)/2」が基準値とな
り、該基準値と今回(第3の硬貨2−3)の最大
変化量V3との差との絶対値が許容値C0を越える
場合は、CPU8は硬貨2−3を偽貨と判別し、異
種硬貨混入信号の出力する。これにより、CPU
8は異種硬貨検出時点で硬貨判別処理を停止し、
異種硬貨検出警報を発生させるため、操作者は選
別通路1から異種硬貨を排除する等の所定の操作
を行う。 他方、前記基準値と今回(第3の硬貨2−3)
の最大変化量V3との差との絶対値が許容値C0以
下の場合は、CPU8は硬貨2−3を真貨と判別
し、当該真貨を前記計数袋へ収納させる。 以下、前述した処理と同様の処理が行われる
が、例えば第n−1番目までの硬貨2−(o-1)が真
貨と判別されている場合において、選別通路1を
第n番目の硬貨2−oが通過した場合、CPU8は
RAM10に書込んでおいた前々回(第n−2番目
の硬貨2−(o-2))の最大変化量Vo-2と、前回(第
n−1番目の硬貨2−(o-1))の最大変化量Vo-1と
を読出し、両最大変化量の平均値を基準値とす
る。そして、CPU8は前記基準値と、今回(第
n番目の硬貨2−o)の最大変化量Voとの差の絶
対値が許容値C0を越えた場合、即ち、 |Vo−(Vo-2+Vo-1)/2|>C0 ……(3) が成立する場合は、CPU8は硬貨2−oを偽貨と
判別し、異種硬貨混入信号を出力する。これによ
り、CPU8は異種硬貨検出時点で硬貨判別処理
を停止し、異種硬貨検出警報を発生させるため、
操作者は選別通路1から異種硬貨を取り出す等の
所定の操作を行う。 他方、前記絶対値が許容値C0以下の場合、即
ち、 |Vo−(Vo-2+Vo-1)/2|≦C0 ……(4) が成立する場合は、CPU8は硬貨2−oを真貨と
判別し、当該真貨を前記計数袋へ収納させる。 尚、本実施例では上記式(3)、(4)における最大変
化量Vo-2,Vo-1は、「通常の場合(前記選別通路
上を少なくとも2枚以上の真貨が連続供給された
場合)」には、CPU8がRAM10に書込んでお
いた真貨の最大変化量に相当するが、仮に「前記
選別通路上を最初(1枚目)から異種硬貨が連続
供給された場合」には、CPU8は異種硬貨の最
大変化量を前記Vo-2,Vo-1として取込むことに
なるが、異種硬貨の連続供給後に、次に真貨が供
給されれば、真貨の供給時点で基準値と今回通過
した硬貨(前記真貨)の最大変化量との差が許容
値を越えるため、異種硬貨混入信号が出力される
結果、異種硬貨検出の警報が発生すると共に、硬
貨判別処理が停止されることになる。尚、硬貨判
別処理の停止後は、操作者が前記警報の発生に基
づき選別通路1から異種硬貨を取り出した後、硬
貨処理機の操作部の所定キーを操作すると、硬貨
判別処理が再開される。 また、仮に「前記選別通路上を最初(1枚目)
に真貨が供給された場合」には、2枚目あるいは
2枚目以降に異種硬貨が供給されれば、異種硬貨
の供給時点で基準値と今回通過した硬貨(前記偽
貨)の最大変化量との差が許容値を越えるため、
異種硬貨混入信号が出力される結果、異種硬貨検
出警報が発生すると共に、硬貨判別処理が停止さ
れることになる。 そして、前記CPU8は硬貨判別処理の停止時
点までのRAM10に書込まれている全データを
クリア状態とするため、次の硬貨判別処理の再開
時においては、再開後の最初の硬貨の最大変化量
を基準値として取込み、上記式(1)、(2)に基づく硬
貨判別を行うことになる。 尚、多数枚の真貨が連続供給された後に異種硬
貨を検出された場合、前述した如くCPU8によ
り硬貨判別処理が停止されると共に、異種硬貨検
出警報が発生される。 尚、本実施例においては前2回(前々回と前
回)の最大変化量の平均を基準値としたが、これ
に限定されず、前3回の平均値、前4回の平均値
…を基準値として採用してもよい。また、金種設
定スイツチ11の切替に応じて許容値C0の値を
変えれば、金種毎に許容値を変化させることがで
きる。これにより、互いに類似した材質により形
成された金種(例えば50円硬貨と100円硬貨、500
円硬貨と500ウオン硬貨等)を判別する場合には
許容値を小さくとる一方、類似金種が無く同一種
硬貨のバラツキが大きい10円硬貨等の場合には許
容値を大きくとることができる。このように、金
種によつて許容値を変えることにより、より安定
した硬貨判別を行うことができる。
装置を図面に基づいて説明する。 第1図は本実施例の構成を示すブロツク図であ
り、選別通路1は搬送されてきた硬貨を外形寸法
によつて選別し、選別した硬貨2を検出コイル3
へ送出するようになつている。検出コイル3は硬
貨の通路を挟むように、対向して取付けられた発
信コイル3aと受信コイル3bとから構成されて
おり、発信コイル3aには発信器4から交流電流
iが供給され、受信コイル3bに誘起された誘導
電圧eは増幅器5へ供給されるようになつてい
る。該増幅器5の出力電圧は直流変換器6におい
て整流平滑され、直流変換器6からは第2図に示
す電圧Vが出力されるようになつている。電圧V
はA/Dコンバータ(アナログ/デジタルコンバ
ータ)7によつてデジタル信号へ変換され、
CPU(中央処理装置)8へ供給されるようになつ
ている。該CPU8はROM(リードオンリメモリ)
9から制御プログラムを読出し、これに基づき定
めれた処理を行い、得られたデータをRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)10へ書込むようになつ
ている。また、検査/判別される硬貨の種類を設
定するための金種設定スイツチ11の操作に伴う
出力信号は、I/Oインターフエース12を介し
てCPU8へ供給されるようになつている。 次に、上記構成による本実施例の動作を、100
円硬貨の判別を行う場合を例に取り説明する。 100円硬貨の判別を行う場合、操作者が金種設
定スイツチ11を所定の位置にセツトしてスター
ト釦(図示略)を押下げると、第1の硬貨2−1
が選別通路1を通つて検出コイル3へ送られる。
そして、硬貨2−1が発信コイル3aと受信コイ
ル3bとの間を通過すると、受信コイル3bの誘
導電圧eに変化が生じる。即ち、受信コイル3b
には通常(硬貨2が遮断しないとき)、電圧e0の
誘導電圧が誘起されているが、硬貨2が遮断する
と、その遮断量に応じて誘導電圧eが次第に下が
つて電圧emin1にまで低下し、以後再び徐々に上
昇し、硬貨2−1が通過し終ると電圧e0に戻ると
いう変化をする。また、直流変換器3の出力電圧
Vは、誘導電圧eがe0→emin1→e0と変化するに
応じて、V0→Vmin1→V0と変化する(第2図参
照)。そして、出力電圧VはA/Dコンバータ7
によつてA/D変換された後CPU8へ供給され、
CPU8は最大変化量V1=V0−Vmin1を検知し、
これをRAM10に書込む。そして、前記CPU8
は、第1の硬貨2−1に対応する最大変化量V1を
基準値として取込み、前記RAM10に書込む。 次に、第2の硬貨2−2が検出コイル3を通過
すると、上述した硬貨2−1の場合と同様に、
CPU8は最大変化量V2を検知し、検知した最大
変化量V2をRAM10に書込む。そして、CPU8
は、当該硬貨(本実施例では第2の硬貨2−2)
より1枚前の硬貨(本実施例では第1の硬貨2−
2)の最大変化量V1を前述した如く基準値と見な
し、差V2−V1の全体値が予め設定してある許容
値C0を越えた場合、即ち、 |V2−V1|>C0 ……(1) が成立する場合は、CPU8は選別通路上で異種
硬貨が検出されたと判断し、異種硬貨混入信号を
出力する。さらにCPU8は異種硬貨検出時点で
硬貨判別処理を停止するとともに、アラーム回路
(図示略)を駆動し異種硬貨検出の旨を示す警報
を発生させる。該警報発生により、硬貨処理機の
操作者は異種硬貨が検出された旨を確認し、例え
ば硬貨処理機の選別機構部(前記選別通路1等が
配設されている機構部)を操作者側に対し開放状
態として、選別通路1から異種硬貨を取り出す等
の所定の操作を行う。 そして、前記CPU8は異種硬貨検出時点で、
この時点までのRAM10に書込まれている全デ
ータ(真貨及び異種硬貨に対応した最大変化量デ
ータ)をクリア状態とし、次の硬貨判別処理再開
に備える。即ち、硬貨判別処理再開後は、前記
CPU8は上記の式(1)または下記の式(2)に基づき、
上記と同様に効果判別処理を行う。 他方、前記差V2−V1の絶対値が許容値C0以下
の場合、即ち |V2−V1|≦C0 ……(2) が成立する場合は、CPU8は第2の硬貨を真貨
と判別し、当該真貨を計数袋(図示略)へ収納さ
せる。尚、前記計数袋に対する収納動作の詳細に
ついては説明を省略する。 次に、例えば第1の硬貨2−1、第2の硬貨2
−2の何れも真貨と判断した場合には、第3の硬
貨2−3の判別時において、前記RAM10に書込
んである前々回(第1の硬貨2−1)の最大変化
量V1及び前回(第2の硬貨2−2)の最大変化量
V2、の平均値「(V1+V2)/2」が基準値とな
り、該基準値と今回(第3の硬貨2−3)の最大
変化量V3との差との絶対値が許容値C0を越える
場合は、CPU8は硬貨2−3を偽貨と判別し、異
種硬貨混入信号の出力する。これにより、CPU
8は異種硬貨検出時点で硬貨判別処理を停止し、
異種硬貨検出警報を発生させるため、操作者は選
別通路1から異種硬貨を排除する等の所定の操作
を行う。 他方、前記基準値と今回(第3の硬貨2−3)
の最大変化量V3との差との絶対値が許容値C0以
下の場合は、CPU8は硬貨2−3を真貨と判別
し、当該真貨を前記計数袋へ収納させる。 以下、前述した処理と同様の処理が行われる
が、例えば第n−1番目までの硬貨2−(o-1)が真
貨と判別されている場合において、選別通路1を
第n番目の硬貨2−oが通過した場合、CPU8は
RAM10に書込んでおいた前々回(第n−2番目
の硬貨2−(o-2))の最大変化量Vo-2と、前回(第
n−1番目の硬貨2−(o-1))の最大変化量Vo-1と
を読出し、両最大変化量の平均値を基準値とす
る。そして、CPU8は前記基準値と、今回(第
n番目の硬貨2−o)の最大変化量Voとの差の絶
対値が許容値C0を越えた場合、即ち、 |Vo−(Vo-2+Vo-1)/2|>C0 ……(3) が成立する場合は、CPU8は硬貨2−oを偽貨と
判別し、異種硬貨混入信号を出力する。これによ
り、CPU8は異種硬貨検出時点で硬貨判別処理
を停止し、異種硬貨検出警報を発生させるため、
操作者は選別通路1から異種硬貨を取り出す等の
所定の操作を行う。 他方、前記絶対値が許容値C0以下の場合、即
ち、 |Vo−(Vo-2+Vo-1)/2|≦C0 ……(4) が成立する場合は、CPU8は硬貨2−oを真貨と
判別し、当該真貨を前記計数袋へ収納させる。 尚、本実施例では上記式(3)、(4)における最大変
化量Vo-2,Vo-1は、「通常の場合(前記選別通路
上を少なくとも2枚以上の真貨が連続供給された
場合)」には、CPU8がRAM10に書込んでお
いた真貨の最大変化量に相当するが、仮に「前記
選別通路上を最初(1枚目)から異種硬貨が連続
供給された場合」には、CPU8は異種硬貨の最
大変化量を前記Vo-2,Vo-1として取込むことに
なるが、異種硬貨の連続供給後に、次に真貨が供
給されれば、真貨の供給時点で基準値と今回通過
した硬貨(前記真貨)の最大変化量との差が許容
値を越えるため、異種硬貨混入信号が出力される
結果、異種硬貨検出の警報が発生すると共に、硬
貨判別処理が停止されることになる。尚、硬貨判
別処理の停止後は、操作者が前記警報の発生に基
づき選別通路1から異種硬貨を取り出した後、硬
貨処理機の操作部の所定キーを操作すると、硬貨
判別処理が再開される。 また、仮に「前記選別通路上を最初(1枚目)
に真貨が供給された場合」には、2枚目あるいは
2枚目以降に異種硬貨が供給されれば、異種硬貨
の供給時点で基準値と今回通過した硬貨(前記偽
貨)の最大変化量との差が許容値を越えるため、
異種硬貨混入信号が出力される結果、異種硬貨検
出警報が発生すると共に、硬貨判別処理が停止さ
れることになる。 そして、前記CPU8は硬貨判別処理の停止時
点までのRAM10に書込まれている全データを
クリア状態とするため、次の硬貨判別処理の再開
時においては、再開後の最初の硬貨の最大変化量
を基準値として取込み、上記式(1)、(2)に基づく硬
貨判別を行うことになる。 尚、多数枚の真貨が連続供給された後に異種硬
貨を検出された場合、前述した如くCPU8によ
り硬貨判別処理が停止されると共に、異種硬貨検
出警報が発生される。 尚、本実施例においては前2回(前々回と前
回)の最大変化量の平均を基準値としたが、これ
に限定されず、前3回の平均値、前4回の平均値
…を基準値として採用してもよい。また、金種設
定スイツチ11の切替に応じて許容値C0の値を
変えれば、金種毎に許容値を変化させることがで
きる。これにより、互いに類似した材質により形
成された金種(例えば50円硬貨と100円硬貨、500
円硬貨と500ウオン硬貨等)を判別する場合には
許容値を小さくとる一方、類似金種が無く同一種
硬貨のバラツキが大きい10円硬貨等の場合には許
容値を大きくとることができる。このように、金
種によつて許容値を変えることにより、より安定
した硬貨判別を行うことができる。
以上説明したように本発明によれば、下記各項
の効果を奏することができる。 時間的に比較的ゆつくりと変化するドリフト
や温度変化によるレベル変動の影響を解消する
ことができ、この結果、常に的確な硬貨の判別
を行うことができる。 また、予め選別通路において外形寸法に基づ
き選別された1種類の硬貨のみを検銭装置内部
の検出コイル側へ送り込むため、硬貨処理機に
おいては当該1種類の硬貨のみに対応すればよ
く、検銭装置の構成を簡略化することができ
る。 また、選別通路上を例えば2枚または3枚の
異種硬貨が連続して供給された場合において
も、次に真貨が供給されれば、その時点で基準
値と今回通過した硬貨(前記真貨)の最大変化
量との差が許容値を越えるため、異種硬貨混入
信号が出力される結果、異種硬貨検出の警報が
発生すると共に、硬貨判別処理が停止される。
これにより、前述した複数枚の異種硬貨の連続
供給後に真貨が供給された時点以降も引続き硬
貨判別が行われることは無く、従つて、前記複
数枚の異種硬貨の最大変化量が基準値として使
用され、誤まつた硬貨判別が行われる不具合は
発生しない。また、異種硬貨検出の警報が発生
するため、硬貨処理機の操作者は警報発生時点
で、選別通路から異種硬貨を排除する等の所定
の操作を行うため、硬貨判別処理の再開後に前
記異種硬貨が真貨の中に混入した状態で搬送さ
れ、真貨の中に異種硬貨が混在した状態で収納
される等の不具合は発生しない。
の効果を奏することができる。 時間的に比較的ゆつくりと変化するドリフト
や温度変化によるレベル変動の影響を解消する
ことができ、この結果、常に的確な硬貨の判別
を行うことができる。 また、予め選別通路において外形寸法に基づ
き選別された1種類の硬貨のみを検銭装置内部
の検出コイル側へ送り込むため、硬貨処理機に
おいては当該1種類の硬貨のみに対応すればよ
く、検銭装置の構成を簡略化することができ
る。 また、選別通路上を例えば2枚または3枚の
異種硬貨が連続して供給された場合において
も、次に真貨が供給されれば、その時点で基準
値と今回通過した硬貨(前記真貨)の最大変化
量との差が許容値を越えるため、異種硬貨混入
信号が出力される結果、異種硬貨検出の警報が
発生すると共に、硬貨判別処理が停止される。
これにより、前述した複数枚の異種硬貨の連続
供給後に真貨が供給された時点以降も引続き硬
貨判別が行われることは無く、従つて、前記複
数枚の異種硬貨の最大変化量が基準値として使
用され、誤まつた硬貨判別が行われる不具合は
発生しない。また、異種硬貨検出の警報が発生
するため、硬貨処理機の操作者は警報発生時点
で、選別通路から異種硬貨を排除する等の所定
の操作を行うため、硬貨判別処理の再開後に前
記異種硬貨が真貨の中に混入した状態で搬送さ
れ、真貨の中に異種硬貨が混在した状態で収納
される等の不具合は発生しない。
第1図は本発明の実施例の構成を示すブロツク
図、第2図は最大変化量V1,V2…Voを説明する
ための図、第3図は本発明の機能ブロツク図であ
る。 2……硬貨、3……検出コイル、8……CPU
(検知手段、演算手段、比較手段、判別処理制御
手段)、9……ROM、10……RAM(メモリ)、
V1,V2…Vo……最大変化量。
図、第2図は最大変化量V1,V2…Voを説明する
ための図、第3図は本発明の機能ブロツク図であ
る。 2……硬貨、3……検出コイル、8……CPU
(検知手段、演算手段、比較手段、判別処理制御
手段)、9……ROM、10……RAM(メモリ)、
V1,V2…Vo……最大変化量。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 硬貨を選別通路に沿つて搬送しながら硬貨外
形寸法に基づき選別し、該選別した硬貨の真偽を
検査、判別するように構成した硬貨処理機の検銭
装置において、 前記搬送されてくる硬貨の特性に応じて検出信
号を出力する検出コイルと、 該検出コイルの出力をデジタル信号に変換する
A/D変換器と、 該A/D変換器の出力から前記検出コイルの検
出信号の最大変化量を検知し、該検知した最大変
化量をメモリに書込む検知手段と、 前記選別通路を通過した少なくとも直前2枚の
硬貨の最大変化量の平均値を演算し、該平均値を
基準値として出力する演算手段と、 前記基準値と前記選別通路を今回通過した硬貨
の最大変化量との差を算出し、該算出した差が予
め定められた許容値を越えたときに異種硬貨混入
信号を出力する比較手段と、 該比較手段から異種硬貨混入信号が出力された
場合は、異種硬貨を検出した旨を警報するための
警報信号を出力すると共に、硬貨判別処理を停止
させるための判別処理停止信号を出力する判別処
理制御手段と、 を具備してなる硬貨処理機の検銭装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57220552A JPS59111587A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 硬貨処理機の検銭装置 |
US06/561,379 US4572349A (en) | 1982-12-16 | 1983-12-14 | Coin checking device for use in a coin handling machine |
DE19833345252 DE3345252A1 (de) | 1982-12-16 | 1983-12-14 | Muenzenpruefeinrichtung zur verwendung in einer muenzenhandhabungsmaschine |
GB08333412A GB2132805B (en) | 1982-12-16 | 1983-12-15 | Coin checking device for use in a coin handling machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57220552A JPS59111587A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 硬貨処理機の検銭装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59111587A JPS59111587A (ja) | 1984-06-27 |
JPH0427595B2 true JPH0427595B2 (ja) | 1992-05-12 |
Family
ID=16752775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57220552A Granted JPS59111587A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 硬貨処理機の検銭装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4572349A (ja) |
JP (1) | JPS59111587A (ja) |
DE (1) | DE3345252A1 (ja) |
GB (1) | GB2132805B (ja) |
Families Citing this family (32)
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1982
- 1982-12-16 JP JP57220552A patent/JPS59111587A/ja active Granted
-
1983
- 1983-12-14 US US06/561,379 patent/US4572349A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-12-14 DE DE19833345252 patent/DE3345252A1/de active Granted
- 1983-12-15 GB GB08333412A patent/GB2132805B/en not_active Expired
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3345252C2 (ja) | 1989-03-16 |
GB8333412D0 (en) | 1984-01-25 |
GB2132805B (en) | 1985-11-13 |
JPS59111587A (ja) | 1984-06-27 |
GB2132805A (en) | 1984-07-11 |
US4572349A (en) | 1986-02-25 |
DE3345252A1 (de) | 1984-06-20 |
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