JP2932333B2 - 壁面作業機昇降機構 - Google Patents
壁面作業機昇降機構Info
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- JP2932333B2 JP2932333B2 JP22474692A JP22474692A JP2932333B2 JP 2932333 B2 JP2932333 B2 JP 2932333B2 JP 22474692 A JP22474692 A JP 22474692A JP 22474692 A JP22474692 A JP 22474692A JP 2932333 B2 JP2932333 B2 JP 2932333B2
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- Japan
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- wall
- machine
- working
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の壁面に対して
塗装その他の作業を行う壁面作業機を安定して昇降させ
る装置に関するものである。
塗装その他の作業を行う壁面作業機を安定して昇降させ
る装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、建物２１の壁面２２に対して塗装
その他の作業を行うには、壁面作業機２３は建物２１の
屋上２４に取付けたホイール２５からワイヤー２６で吊
り下げられ、作業時には壁面作業機２３を壁面２２に対
して固定するために真空吸着盤２７を用いて壁面２２に
吸着させて作業を行い、その上下面を作業するために移
動するには真空吸着盤２７の吸着を解除した後ウインチ
２８等で昇降させるようにしていた。
その他の作業を行うには、壁面作業機２３は建物２１の
屋上２４に取付けたホイール２５からワイヤー２６で吊
り下げられ、作業時には壁面作業機２３を壁面２２に対
して固定するために真空吸着盤２７を用いて壁面２２に
吸着させて作業を行い、その上下面を作業するために移
動するには真空吸着盤２７の吸着を解除した後ウインチ
２８等で昇降させるようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の壁面作業機
は、作業時に壁面に吸着させているが壁面作業機の重量
が大きいため真空吸着盤だけではその位置を保持するこ
とが困難であり、そのためウインチ等のワイヤーによっ
てその重量を支持させる必要があり、一定面積の作業が
終了し他の作業範囲に移るためにその位置を上下に変更
するために真空吸着盤の吸着を解除すると、風によって
動揺し再吸着が困難となったり、目標とする正確な位置
に吸着させることができない欠点があった。
は、作業時に壁面に吸着させているが壁面作業機の重量
が大きいため真空吸着盤だけではその位置を保持するこ
とが困難であり、そのためウインチ等のワイヤーによっ
てその重量を支持させる必要があり、一定面積の作業が
終了し他の作業範囲に移るためにその位置を上下に変更
するために真空吸着盤の吸着を解除すると、風によって
動揺し再吸着が困難となったり、目標とする正確な位置
に吸着させることができない欠点があった。
【０００４】この発明は、前記の欠点を解消し、真空吸
着盤の一部はその吸着を解除することなく壁面作業機の
作業範囲を安定した状態で移動できるようにすることを
課題とするものである。
着盤の一部はその吸着を解除することなく壁面作業機の
作業範囲を安定した状態で移動できるようにすることを
課題とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めにこの発明は、壁面作業機を重量がほぼ同一の２個の
作業機に分割しこれら各作業機にはそれぞれ真空吸着盤
を設け、一方の作業機に巻取りウインチを取付け、その
ワイヤーを各作業機の間の上部に設けたホイールを介し
て他方の作業機に連結した壁面作業機昇降機構、および
２個の作業機のの間にガイドを介して昇降するようにし
た壁面作業機昇降装置からなる手段を講じるものであ
る。
めにこの発明は、壁面作業機を重量がほぼ同一の２個の
作業機に分割しこれら各作業機にはそれぞれ真空吸着盤
を設け、一方の作業機に巻取りウインチを取付け、その
ワイヤーを各作業機の間の上部に設けたホイールを介し
て他方の作業機に連結した壁面作業機昇降機構、および
２個の作業機のの間にガイドを介して昇降するようにし
た壁面作業機昇降装置からなる手段を講じるものであ
る。
【０００６】
【実施例】この発明の実施例について図面を参照して説
明する。図１および図２において、建物１の屋上２に腕
３を固設しその先端部にホイール４、４が回転可能に軸
支５されている。壁面作業機はほぼ同じ重量の右側の作
業機６と左側の作業機７の２部分に分割され、各作業機
６、７には３個の真空吸着盤８、９が設けられ左側の作
業機７の上部に取付けられた巻取りウインチ１０と右側
の作業機６とはホイール４、４を通してワイヤー１１で
連結避けており、右側の作業機６は左側の作業機７の右
側に設けられたガイド１２に案内されて上下動するよう
になっている。
明する。図１および図２において、建物１の屋上２に腕
３を固設しその先端部にホイール４、４が回転可能に軸
支５されている。壁面作業機はほぼ同じ重量の右側の作
業機６と左側の作業機７の２部分に分割され、各作業機
６、７には３個の真空吸着盤８、９が設けられ左側の作
業機７の上部に取付けられた巻取りウインチ１０と右側
の作業機６とはホイール４、４を通してワイヤー１１で
連結避けており、右側の作業機６は左側の作業機７の右
側に設けられたガイド１２に案内されて上下動するよう
になっている。
【０００７】壁面作業機を昇降させる場合、図１および
図２において、左側の作業機７を上下させるには、右側
の作業機６の真空吸着盤８は建物１の壁面に吸着した状
態にしておいて、左側の作業機７の真空吸着盤９の吸着
を解除し、左側の作業機７の巻取りウインチ１０を緩め
て自重で左側の作業機７を下降させたるか、巻取りウイ
ンチ１０を巻取るように作動させて左側の作業機７を上
昇させた後、左側の作業機７の真空吸着盤９を建物１の
壁面に吸着させる。また右側の作業機６を上下させるに
は、右側の作業機６の真空吸着盤８の吸着を解除し、巻
取りウインチ１０を緩めて自重によって右側の作業機６
を下降させるか、または巻取りウインチ１０を巻取るよ
うに作動させて右側の作業機６を上昇させて真空吸着盤
８を建物１の壁面に吸着させる。そして、この操作の繰
り返し、すなわち尺取り虫運動を逆に行うことにより左
右の作業機６、７は昇降作用を行う。
図２において、左側の作業機７を上下させるには、右側
の作業機６の真空吸着盤８は建物１の壁面に吸着した状
態にしておいて、左側の作業機７の真空吸着盤９の吸着
を解除し、左側の作業機７の巻取りウインチ１０を緩め
て自重で左側の作業機７を下降させたるか、巻取りウイ
ンチ１０を巻取るように作動させて左側の作業機７を上
昇させた後、左側の作業機７の真空吸着盤９を建物１の
壁面に吸着させる。また右側の作業機６を上下させるに
は、右側の作業機６の真空吸着盤８の吸着を解除し、巻
取りウインチ１０を緩めて自重によって右側の作業機６
を下降させるか、または巻取りウインチ１０を巻取るよ
うに作動させて右側の作業機６を上昇させて真空吸着盤
８を建物１の壁面に吸着させる。そして、この操作の繰
り返し、すなわち尺取り虫運動を逆に行うことにより左
右の作業機６、７は昇降作用を行う。
【０００８】この場合、右側の作業機６または左側の作
業機７のいずれかが建物１の壁面に吸着しており、かつ
右側の作業機６と左側の作業機７の重量がほぼ同一であ
るので、吸着盤８、９の吸着力が強力でなくても各作業
機の位置が確保され、風によって壁面作業機が動揺する
ことがなく、また巻取りウインチ１０の作動力も強力な
ものを使用しなくてもよい。
業機７のいずれかが建物１の壁面に吸着しており、かつ
右側の作業機６と左側の作業機７の重量がほぼ同一であ
るので、吸着盤８、９の吸着力が強力でなくても各作業
機の位置が確保され、風によって壁面作業機が動揺する
ことがなく、また巻取りウインチ１０の作動力も強力な
ものを使用しなくてもよい。
【０００９】
【発明の効果】従来の壁面作業機を移動させる場合、真
空吸着盤の吸着を解除する必要があるため風によって動
揺し再吸着作業が困難であったが、請求項１の発明は、
上下に分割した作業機のいずれかの吸着盤が壁面に吸着
しているので風によって動揺することがなく安定して壁
面作業機を移動させることができるばかりでなく、左右
の壁面作業機の重量がほぼ同一であるので吸着盤の吸着
力が強力でなくても作業機の位置が確保でき、かつ巻取
りウインチの作動力も強力なものを使用する必要がな
い。請求項２の発明は、ガイドを有する一方の作業機が
建物の壁面に吸着してその位置が固定されているので、
他方の作業機の昇降時にそれらの間のガイドによって風
等によって動揺することなく壁面作業機を安定して移動
させることができる。
空吸着盤の吸着を解除する必要があるため風によって動
揺し再吸着作業が困難であったが、請求項１の発明は、
上下に分割した作業機のいずれかの吸着盤が壁面に吸着
しているので風によって動揺することがなく安定して壁
面作業機を移動させることができるばかりでなく、左右
の壁面作業機の重量がほぼ同一であるので吸着盤の吸着
力が強力でなくても作業機の位置が確保でき、かつ巻取
りウインチの作動力も強力なものを使用する必要がな
い。請求項２の発明は、ガイドを有する一方の作業機が
建物の壁面に吸着してその位置が固定されているので、
他方の作業機の昇降時にそれらの間のガイドによって風
等によって動揺することなく壁面作業機を安定して移動
させることができる。
【図１】この発明の１実施例を示すもので、正面図であ
る。
る。
【図２】同じく一部を切断した側面図である。
【図３】従来例を示す一部切断側面図である。
４ ホイール ６ 上部作業機 ７ 下部作業機 ８ 真空吸着盤 ９ 真空吸着盤 １０ 巻取りウインチ １１ ワイヤー １２ ガイド
Claims (2)
- 【請求項１】 壁面作業機を重量がほぼ同一の２個の作
業機（６）、（７）に分割し、これら各作業機（６）、
（７）にはそれぞれ真空吸着盤（８）、（９）を設け、
一方の作業機（７）に巻取りウインチ（１０）を取付
け、そのワイヤー（１１）を各作業機（６）、（７）の
間の上部に設けたホイール（４）を介して他方の作業機
（６）に連結した壁面作業機昇降機構。 - 【請求項２】 ２個の作業機（６）、（７）の間にガイ
ドを介して昇降するようにした壁面作業機昇降機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22474692A JP2932333B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 壁面作業機昇降機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22474692A JP2932333B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 壁面作業機昇降機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649980A JPH0649980A (ja) | 1994-02-22 |
| JP2932333B2 true JP2932333B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=16818592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22474692A Expired - Fee Related JP2932333B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 壁面作業機昇降機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2932333B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP22474692A patent/JP2932333B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0649980A (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |