JPH0839235A - 取鍋の鉱滓除去装置 - Google Patents

取鍋の鉱滓除去装置

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Publication number
JPH0839235A
JPH0839235A JP19754094A JP19754094A JPH0839235A JP H0839235 A JPH0839235 A JP H0839235A JP 19754094 A JP19754094 A JP 19754094A JP 19754094 A JP19754094 A JP 19754094A JP H0839235 A JPH0839235 A JP H0839235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
boom
ladle
slag
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP19754094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Sugano
芳弘 菅野
Noriaki Hattori
憲明 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUMA JUSHARYO KK
Maruma Tractor & Equip
Original Assignee
MARUMA JUSHARYO KK
Maruma Tractor & Equip
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Filing date
Publication date
Application filed by MARUMA JUSHARYO KK, Maruma Tractor & Equip filed Critical MARUMA JUSHARYO KK
Priority to JP19754094A priority Critical patent/JPH0839235A/ja
Publication of JPH0839235A publication Critical patent/JPH0839235A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取鍋内の鉱滓をはつり取るブレーカを装着し
たアームさらにはブームを起伏、旋回自在に設けた除去
作業部と、これらの起伏、旋回動作を遠隔操作可能とし
た遠隔操作部によりなり、装置を移動せずに鉱滓を容易
に除去し、かつ、除去作業を遠隔操作することにより、
作業効率および作業安全を向上させる。 【構成】 取鍋Tの位置より高い架台Gにターンテーブ
ル1を旋回自在に設け、ターンテーブル1にブーム2を
起伏自在に設け、ブーム2にアーム3の基部32を起伏
自在に設け、かつ、基部32に先端部34を旋回自在に
設け、先端部34にブレーカ4を起伏自在に設けてなる
除去作業部Jと、この近傍上方に設けて、アーム、ブー
ム、ブレーカ等の起伏、旋回動作を遠隔操作可能とした
遠隔操作室Eでなる遠隔操作部Rにより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取鍋内の鉱滓をはつり
取るブレーカを装着したアームさらにはブームを起伏、
旋回自在に設けた除去作業部と、除去作業を遠隔操作可
能とした防塵・防音装置付の操作室でなる遠隔操作部に
より構成して、作業効率および作業安全を向上させた取
鍋の鉱滓除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、金属の鋳造分野においては、
鋳型に溶湯を注入する際に取鍋が使用されており、脱硫
剤を投入して溶湯処理を行うが、脱硫滓の地金、スラグ
等が取鍋の内壁に付着して脱硫効率を低下させるため、
これを除去することが必要となる。従来は、取鍋の開口
部を上向きとして地面に置き、外側に多数の掻き爪を備
えた円柱体状の除滓部材をクレーンで吊り下げて取鍋内
を昇降させて、除滓していたが、取鍋が不安定で転倒す
るおそれがあるなどの問題を生じていた。このため、取
鍋の保持装置等が考案されているが、除滓箇所が変わる
たびにクレーンを移動することが必要で、除滓作業の効
率が低い等の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
述した従来の欠点を除去するためになされたものであっ
て、取鍋内の鉱滓をはつり取るブレーカを装着したアー
ム、さらには、ブームを起伏、旋回自在に構成した除去
作業部により、鉱滓除去装置を移動することなく鉱滓を
容易に除去し、かつ、防塵・防音装置付の操作室でなる
遠隔操作部において除去作業を遠隔操作可能とすること
により、作業効率および作業安全を向上させることを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、第一
に、取鍋の位置より高い架台、床面等に設けたスイング
シリンダにより、ターンテーブルを該架台、該床面等に
旋回自在に設け、かつ、該ターンテーブルに設けたブー
ムシリンダにより、ブームを該ターンテーブルに起伏自
在に設け、かつ、該ブームに設けたアームシリンダおよ
びアームの基部に設けた油圧モータにより、該アームの
基部、先端部をそれぞれ起伏、旋回自在に設け、さら
に、該アームに設けたバケットシリンダおよびエアコン
プレッサにより、ブレーカを該アームの先端部に起伏自
在に設けて空気圧駆動となした除去作業部と、該除去作
業部の近傍上部に設けて、前記油圧シリンダ、油圧モー
タ、エアコンプレッサ等を遠隔操作可能とした防塵・防
音装置付の操作室でなる遠隔操作部よりなるものとする
ことによる。
【0005】
【作用】上記構成によりなる本発明においては、取鍋位
置より高い架台、床面等にスイングシリンダにより旋回
自在にターンテーブルを設け、かつ、これにブームシリ
ンダにより起伏自在にブームを設け、かつ、これにアー
ムシリンダおよび油圧モータにより起伏、旋回自在にア
ームを設け、さらに、そのアームの先端にバケットシリ
ンダおよびエアコンプレッサにより起伏自在に設けて空
気圧駆動となした取鍋内の鉱滓をはつり取る除去作業部
と、この近傍上部に設けて、前記油圧シリンダ、油圧モ
ータ、エアコンプレッサ等を遠隔制御可能な防塵・防音
装置付の操作室でなる遠隔操作部よりなるものとするこ
とにより、除去作業部の構造を簡素化し、かつ、装置を
移動せずに容易に鉱滓を除去して、作業効率を向上させ
うるとともに、遠隔操作部において鉱滓除去作業を遠隔
操作して、作業安全を向上させることができる。さら
に、ブレーカ及び油機等を強制空冷することにより前記
作業安全を一層向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下引き続き、本発明の取鍋の鉱滓除去装置
の要旨をさらに明確にするため、図1ないし図4を利用
して一実施例を説明する。Sは本発明による取鍋の鉱滓
除去装置であり、取鍋Tの位置より高い架台Gに取り付
けたブラケットBに、スイングシリンダ11により旋回
自在に設けたターンテーブル1と、該ターンテーブル1
にブームシリンダ21により起伏自在に設けたブーム2
と、該ブーム2の先端にアームシリンダ31により基部
32を起伏自在に設け、かつ、該基部32に設けた油圧
モータ33により先端部34を旋回自在となしたアーム
3と、該アーム3の先端部34に設けたバケットシリン
ダ41により起伏自在となし、かつ、図示しないエアコ
ンプレッサにより空気圧駆動されるブレーカ4よりなる
除去作業部Jと、該除去作業部Jの近傍上方に位置し
て、前記スイングシリンダ11、ブームシリンダ21、
アームシリンダ31、油圧モータ33、バケットシリン
ダ41等を遠隔操作可能な防塵・防音装置付の遠隔操作
室Eでなる遠隔操作部Rにより構成されている。
【0007】次に、図3ないし図4を用いて、本実施例
による取鍋の鉱滓除去装置Sの一使用例を説明する。取
鍋T内の内側に固着した鉱滓Kを除去するには、取鍋T
の開口部位置より上方近傍に架台Gを設けて、該架台G
上に設けたブラケットBに除去作業部Jのターンテーブ
ル1を取り付けた後、該架台Gの近傍上方に設けた遠隔
操作部Rの遠隔操作室Eより、スイングシリンダ11、
ブームシリンダ21、油圧モータ33、バケットシリン
ダ41等を遠隔操作して、ブレーカ4を鉱滓Kの所望の
位置に当接させた後、図示しないエアコンプレッサによ
りブレーカ4を作動させることにより、鉱滓Kを能率よ
く、かつ、安全に除去することが可能となる。
【0008】なお、本発明による取鍋の鉱滓除去装置の
各構成要素の個数、形状、大きさ、材質および作動方法
等は、前記した目的、作用および後記する発明の効果が
達成される範囲内においてそれぞれ任意に定められてよ
く、これらの変更はいずれも本発明の要旨を何ら変更す
るものでないことは申すまでもない。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
取鍋の位置より高い架台、床面等にターンテーブルを旋
回自在に設け、これにブームさらにはアームを起伏自在
に設け、該アームの先端部を旋回自在として、これに取
鍋内側に固着した鉱滓を除去するブレーカを起伏自在に
設けた除去作業部と、この近傍上方に設けて、前記ター
ンテーブル、ブーム、アーム等を旋回、起伏する油圧シ
リンダ、油圧モータ、エアコンプレッサ等を遠隔操作可
能とした操作室でなる遠隔操作部よりなるものとするこ
とにより、装置を簡素化し、かつ、装置を移動せずに容
易に鉱滓を除去して作業効率を向上させるとともに、鉱
滓除去作業が遠隔操作できるため、作業安全を向上させ
る効果がある。さらに、ブレーカ及び油機等を強制空冷
することにより前記作業安全を一層向上させる効果があ
る。以上説明したように、本発明は、従来にない独特の
効果を奏し、まことに実用的で優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の除去作業部を示す平面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例の除去作業部を示す側面図で
ある。
【図3】本発明の一使用例を示す側面図である。
【図4】本発明の一使用例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ターンテーブル 11 スイングシリンダ 2 ブーム 21 ブームシリンダ 3 アーム 31 アームシリンダ 32 基部 33 油圧モータ 34 先端部 4 ブレーカ 41 バケットシリンダ E 遠隔操作室 G 架台 J 除去作業部 K 鉱滓 R 遠隔操作部 S 取鍋の鉱滓除去装置 T 取鍋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取鍋の位置より高い架台、床面等に設け
    たスイングシリンダにより、ターンテーブルを該架台、
    該床面等に旋回自在に設け、かつ、該ターンテーブルに
    設けたブームシリンダにより、ブームを該ターンテーブ
    ルに起伏自在に設け、かつ、該ブームに設けたアームシ
    リンダおよびアームの基部に設けた油圧モータにより、
    該アームの基部、先端部をそれぞれ起伏、旋回自在に設
    け、さらに、該アームに設けたバケットシリンダおよび
    エアコンプレッサにより、ブレーカを該アームの先端部
    に起伏自在に設けて空気圧駆動となした除去作業部と、
    該除去作業部の近傍上部に設けて、前記油圧シリンダ、
    油圧モータ、エアコンプレッサ等を遠隔操作可能とした
    防塵・防音装置付の操作室でなる遠隔操作部よりなるこ
    とを特徴とする取鍋の鉱滓除去装置。
JP19754094A 1994-07-29 1994-07-29 取鍋の鉱滓除去装置 Pending JPH0839235A (ja)

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