JP3184943B2 - 立坑内の土砂搬出装置 - Google Patents

立坑内の土砂搬出装置

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JP3184943B2
JP3184943B2 JP14157392A JP14157392A JP3184943B2 JP 3184943 B2 JP3184943 B2 JP 3184943B2 JP 14157392 A JP14157392 A JP 14157392A JP 14157392 A JP14157392 A JP 14157392A JP 3184943 B2 JP3184943 B2 JP 3184943B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水道工事等に際し立
坑の下から立坑上方へ掘削土砂を搬出する立坑内の土砂
搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、掘削土砂を立坑の下から立坑上方
の地上部へ搬出する場合、門型クレーンのずり缶に土砂
を充填して吊り上げる方法や、垂直コンベアにより土砂
を搬出する方法が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の門型クレーンを
使用する場合は、吊上げ、吊下ろしに時間がかかり、そ
の間、クレーンが使えない。後者の垂直コンベアを使用
する場合は、土砂が坑内へ落下したり、騒音が発生する
等の問題があった。
【0004】本発明は、前記の問題点に鑑み提案するも
のであり、その目的とする処は、作業性の向上、安全性
の改善、騒音の低下、土砂の落下防止等を併せ達成でき
る立坑内の土砂搬出装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の立坑内の土砂搬出装置は、立坑底部に配
設した下部土砂ホッパーと、立坑底部に沿って配設し且
つ前記下部土砂ホッパーの下部に接続した下部水平スク
リューコンベアと、同下部水平スクリューコンベアに接
続し且つ前記立坑を超えて地上部にまで延びた垂直スク
リューコンベアと、地上部に配設した上部土砂ホッパー
と、前記垂直スクリューコンベアに接続し且つ前記上部
土砂ホッパーの上方まで延びた上部水平スクリューコン
ベアとを有し、前記立坑の内壁面に配設した土留部材に
ピンを介してアームを起伏自在に取付け、前記ピンより
も上方の前記土留部材にアーム立起こし用ホイストを取
付け、前記アームの先端部に土砂バケット捲揚用ホイス
トを取付け、同土砂バケット捲揚用ホイストにワイヤー
を介して吊上部材を懸吊し、土砂バケットに転倒用軸を
水平に取付けて、同転倒用軸を前記吊上部材に係合し、
同転倒用軸を介して土砂バケットを回動、転倒させる転
倒用装置を前記下部土砂ホッパーに設けたことを特徴と
している。
【0006】
【作用】掘削土砂搬出時には、掘削土砂を土砂バケット
に入れ、アーム立起こし用ホイストを駆動して、アーム
を立て起すとともに、土砂バケット捲揚用ホイストを駆
動して、土砂バケットを引き揚げる。その際、土砂バケ
ットの転倒用軸を下部土砂ホッパーに設けた転倒用装置
の凹部に嵌入し、凹部内周面に対する当接点を中心に土
砂バケットを回動、転倒させて、土砂バケット内の掘削
土砂を下部土砂ホッパーへ投入する。この下部土砂ホッ
パーに投入した掘削土砂を下部水平スクリューコンベア
により立坑下部内を水平搬送し、次いで垂直スクリュー
コンベアにより立坑下部内から立坑上方へ搬送し、次い
で上部水平スクリューコンベアにより水平搬送して、排
土口から上部土砂ホッパーへ投入する。
【0007】
【実施例】次に本発明の立坑内の土砂搬出装置を図1〜
図5に示す実施例により具体的に説明する。図1の1は
立坑、2は同立坑1の底部に配設した下部土砂ホッパー
2で、同下部土砂ホッパー2に掘削土砂aを投入するよ
うになっている。下部土砂ホッパー2の底部には、下部
水平スクリューコンベア3を接続し、同水平スクリュー
コンベア3には、立坑1を超えて地上部にまで延びる垂
直スクリューコンベア4を接続し、同垂直スクリューコ
ンベア4の上部には、上部水平スクリューコンベア5を
接続する。
【0008】また同上部水平スクリューコンベア5の端
部排土口6を、地上部に配設した上部土砂ホッパー7の
上部に配設している。3a、4a、5aは前記各スクリ
ューコンベア3、4、5の駆動モーターである。図2の
12は立坑1の内壁面に配設した土留部材、13は同土
留部材12にピン13a(図5参照)を介して起伏自在
に取付けたアーム、11bはピン13aよりも上方の土
留部材12に取付けたアーム立起こし用ホイスト、11
aはアーム13の先端部に取付けた土砂バケット捲揚用
ホイスト、10は土砂バケット捲揚用ホイスト11aに
ワイヤーを介して懸吊した吊上部材、9は土砂バケット
8に水平に取付けた転倒用軸で、同転倒用軸9を吊上部
材10に係合して、土砂バケット8を、転倒用軸9と吊
上部材10とワイヤーとを介して土砂バケット捲揚用ホ
イスト11aにより昇降可能に支持している。
【0009】図1の15は前記コンベア3、4間の接続
部、16は前記コンベア4、5間の接続部で、土砂は同
接続部によりコンベア間を搬送される。図3及び図4は
垂直スクリューコンベア4の具体例を示しており、17
はスクリュー、18はケーシング、19はフランジ、2
0は注水口で、掘削土砂の流動性が不足するときには注
入口20から注水する。
【0010】掘削土砂搬出時には、掘削土砂aを土砂バ
ケット8に入れ、アーム立起こし用ホイスト11bを駆
動して、アーム13を立て起すとともに、土砂バケット
捲揚用ホイスト11aを駆動して、土砂バケット8を引
き揚げる。その際、土砂バケット8の転倒用軸9を下部
土砂ホッパー2に設けた転倒用装置14の凹部に嵌入
し、凹部内周面に対する当接点を中心に土砂バケット8
を回動、転倒させて、土砂バケット8内の掘削土砂aを
下部土砂ホッパー2へ投入する。
【0011】この下部土砂ホッパー2に投入した掘削土
砂aを下部水平スクリューコンベア3により立坑1下部
内を水平搬送し、次いで垂直スクリューコンベア4によ
り立坑1下部内から立坑1上方へ搬送し、次いで上部水
平スクリューコンベア5により水平搬送して、排土口6
から上部土砂ホッパー7へ投入する。
【0012】
【発明の効果】本発明の立坑内の土砂搬出装置は前記の
ように掘削土砂搬出時、掘削土砂を土砂バケットに入
れ、アーム立起こし用ホイストを駆動して、アームを立
て起すとともに、土砂バケット捲揚用ホイストを駆動し
て、土砂バケットを引き揚げる。その際、土砂バケット
の転倒用軸を下部土砂ホッパーに設けた転倒用装置の凹
部に嵌入し、凹部内周面に対する当接点を中心に土砂バ
ケットを回動、転倒させて、土砂バケット内の掘削土砂
を下部土砂ホッパーへ投入する。この下部土砂ホッパー
に投入した掘削土砂を下部水平スクリューコンベアによ
り立坑下部内を水平搬送し、次いで垂直スクリューコン
ベアにより立坑下部内から立坑上方へ搬送し、次いで上
部水平スクリューコンベアにより水平搬送して、排土口
から上部土砂ホッパーへ投入するので、作業性の向上、
安全性の改善、騒音の低下、土砂の落下防止等を併せ達
成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立坑内の土砂排出装置の一実施例を示
す縦断正面図である。
【図2】図1の縦断側面図である。
【図3】垂直スクリューコンベアの左半部を縦断して示
した正面図である。
【図4】垂直スクリューコンベアの左半部を横断して示
した平面図である。
【図5】アームの土留部材に対する下部固定端部を示す
側面図である。
【符号の説明】
1 立坑 2 下部土砂ホッパー 3 下部水平スクリューコンベア 3a 駆動モーター 4 垂直スクリューコンベア 4a 駆動モーター 5 上部水平スクリューコンベア 5a 駆動モーター 6 排土口 7 上部土砂ホッパー 8 土砂バケット 9 転倒用軸 10 吊上部材 11a 土砂バケット巻揚用ホイスト 11b 立起し用ホイスト 12 土留部材 13 アーム 13a ピン 14 転倒用装置 15 接続部 16 スクリューコンベアの接続部 17 スクリュー 18 ケーシング 19 フランジ 20 注水口 a 掘削土砂

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立坑底部に配設した下部土砂ホッパー
    と、立坑底部に沿って配設し且つ前記下部土砂ホッパー
    の下部に接続した下部水平スクリューコンベアと、同下
    部水平スクリューコンベアに接続し且つ前記立坑を超え
    て地上部にまで延びた垂直スクリューコンベアと、地上
    部に配設した上部土砂ホッパーと、前記垂直スクリュー
    コンベアに接続し且つ前記上部土砂ホッパーの上方まで
    延びた上部水平スクリューコンベアとを有し、前記立坑
    の内壁面に配設した土留部材にピンを介してアームを起
    伏自在に取付け、前記ピンよりも上方の前記土留部材に
    アーム立起こし用ホイストを取付け、前記アームの先端
    部に土砂バケット捲揚用ホイストを取付け、同土砂バケ
    ット捲揚用ホイストにワイヤーを介して吊上部材を懸吊
    し、土砂バケットに転倒用軸を水平に取付けて、同転倒
    用軸を前記吊上部材に係合し、同転倒用軸を介して土砂
    バケットを回動、転倒させる転倒用装置を前記下部土砂
    ホッパーに設けたことを特徴とする立坑内の土砂搬出装
    置。
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