JP2931977B1 - コンジットパイプ用管継ぎ手 - Google Patents

コンジットパイプ用管継ぎ手

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JP2931977B1 JP10217655A JP21765598A JP2931977B1 JP 2931977 B1 JP2931977 B1 JP 2931977B1 JP 10217655 A JP10217655 A JP 10217655A JP 21765598 A JP21765598 A JP 21765598A JP 2931977 B1 JP2931977 B1 JP 2931977B1
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/02Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
    • F16L21/04Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings in which sealing rings are compressed by axially-movable members

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】コンジットパイプの端部を容易にしかも確実に
緊締して連結することができると共に、十分なシール性
も確保できる管継ぎ手を得る。 【解決手段】 両端外周面に外ネジ1bを有する円筒状
管継ぎ手1本体と、前記外ネジに螺合される内ネジ3b
を備えた直円環状のキャップナット3と、前記ナット3
と連結されるコンジットパイプHとの間に介在される断
面形状が台形又は楕円形のリング状パッキング51とか
ら成る。前記直円環状キャップナットの端縁に前記パッ
キングを保持する小径のフランジ3aを形成し、内側面
に前記パッキングを収納する凹部3cを穿設し、パッキ
ングの外径が、前記凹部の内径3Dと略等しいか、稍大
なる外径を有し、前記ナットのフランジと凹部の内壁面
に当接、圧着する前記リング状パッキングの端縁の斜面
5aを、前記直円環状キャップナットのフランジ側に覗
かせて配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に電線を収納
する電線配管用のパイプ、即ちコンジットパイプを施工
現場で連結するのに使用される管継ぎ手において、 キャ
ップナットに切欠形成した凹部と、それに嵌入するパッ
キングの弾撥力を巧みに利用して、キャップナット内部
にパッキングを弾力をもって保持することによって取り
扱いに便利にしたコンジットパイプ用管継ぎ手に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンジットパイプを連結
する管継ぎ手として、円筒状の管継ぎ手本体の両端に内
ネジを設けたものが知られている。そして、コンジット
パイプの端部外周にネジを加工してこれを管継ぎ手にね
じ込むことによってパイプ同士を連結している。
【0003】したがって、このようなコンジットパイプ
は、施工場所の条件に合わせて現場で特定の長さに切断
して使用されるものであるから、その都度現場でパイプ
端部にネジを切り込まなければならない。このようなネ
ジ切り加工は数多くの配管を行う現場では多くの作業時
間と手間と施行場所を要するので大変煩雑である。加え
て、捩じ込みによって連結するものであるから、接続し
ようとするパイプを固定側パイプに取り付けた管継ぎ手
に対して回転させてネジ込まなくてはならないから、パ
イプが長い場合には大変面倒な作業となる。
【0004】また、従来のコンジットパイプ用管継ぎ手
においては、図19、図20に示すように、コンジット
パイプHを連結する際に、作業者は先ずキャップナット1
3を手に取って、別の場所にバラバラに保管されている
パッキング15を手元に取り寄せて、大きさ、寸法、向き
方向を確認して後、嵌め込む作業を先行して行わねばな
らなず、次に、連結すべきコンジットパイプHの各々の
先端からキャップナット13とパッキング15を嵌め込む作
業を行う際、寸法誤差のために、常にパッキング15が、
コンジットパイプHの寸法に合致しているか、また、パ
ッキング15が、コンジットパイプHから抜け落ちないか
等の気配りを必要とし、さらに、その次の管継ぎ手本体
11'の取り付け及びネジの締め付け工程まで、手の指先
でキャップナット13とパッキング15を保持していなけれ
ばならないので、特に高所や暗所等における作業現場で
は、注意力が散漫になることによる事故にも繋がる可能
性がある。
【0005】そして、従来例で示したリング状パッキン
グ15は、一端の外周面が順次細径となるような断面クサ
ビ状の形態で構成されており、これにより直円環状キャ
ップナット13の内ネジ14を、管継ぎ手本体11'の外ネジ1
2'にねじ込んだとき、図21に示すように、リング状パ
ッキング15の先端の傾斜部が、管継ぎ手本体11'の内面
側に嵌まり込んで、直円環状キャップナット13の小径フ
ランジ13aの内壁とによって、リング状パッキング15が
その長さ方向の2方向(A方向とR方向)からのみ外部か
ら押し付けられる押圧力Pが加わって、リング状パッキ
ング15は、それに基づく体積変形によって、垂直方向
に、つまりコンジットパイプHの表面に対して、圧迫す
る力Pが働いて、コンジットパイプHとの間隙を埋めてシ
ール性を保ち、管継ぎ手11'とコンジットパイプHとの結
合力を補強している。
【0006】しかしながら、この際、リング状パッキン
グ15は、寸法的に直円環状キャップナット13の内周面か
らは殆ど押圧力がかからないから、前記の圧迫力は大き
くない。また、管継ぎ手11'とパイプHとの相互間にはね
じ込み許容隙間が形成されているので、シール性が弱
く、それを補強するためにねじ込み時に石灰綿等のシー
ル材をネジ部分に巻き付ける必要がある等の問題点があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来の管継ぎ手は、管継ぎ手本体11'、直円環状キャ
ップナット13、リング状パッキング15、あるいは必要に
応じてセットボルト16等の管継ぎ手を構成する部品を、
別々に製作、調達して用意し、別個に施工場所に運搬
し、それぞれを保管場所にそれらの所在を確認した上
で、バラバラに管理保管するという煩瑣な業務方法が一
般に常に行われる。したがって、それらの部品の内の一
品でも揃わないと、作業を進めることができないので中
断したり、作業手順が狂ってしまうことも頻繁に発生し
ているのが現状である。したがって、煩雑な環境の作業
現場においては、部品の調達、運搬、保管、管理を、時
間的、場所的に洩れなく、スムースに行うには、少なか
らぬ熟達度と注意力が必要である。
【0008】そして、このような従来の管継ぎ手を使用
してコンジットパイプを連結する作業時は、先ず、コン
ジットパイプの継ぎ目の両側の先端に、直円環状キャッ
プナットを凹部を内側に向けて挿入し、次にリング状パ
ッキングを所定方向に挿入してから、管継ぎ手本体をパ
イプに当接して嵌合する。そうした作業を完了してから
でないと、直円環状キャップナットを管継ぎ手本体にね
じ込むことができず、作業中に、直円環状キャップナッ
ト、リング状パッキング等の挿入方向、手順を誤ると、
またそれらの部品をパイプから抜き取って、一から正し
い作業手順でやり直さなければならず、作業員の高度な
熟練度、注意力と、作業の迅速性が要求されることはい
うまでもない。
【0009】そこで本発明は、このような煩雑を極める
従来課題に鑑みて発明されたもので、現場でねじ切り加
工をおこなうことなく、特定の長さに切断したコンジッ
トパイプの端部をそのまま挿入することことにより、ワ
ンタッチで、容易にしかも確実に緊締してスムースに連
結することができると共に、十分なシール性も確保でき
る管継ぎ手を簡単な構造で提供することを目的とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、図1乃至図18に示すような、リング
状パッキングに、従来品に用いられなかった内部応力を
有効に保持する構造を採用して、それ自体に外方に向っ
て弾撥力を保持せしめるという技術的手段を講じるとと
もに、直円環状キャップナットに切欠形成した凹部にリ
ング状パッキングを嵌入して、キャップナット内部にリ
ング状パッキングを弾撥力をもって自力で保持すること
によって、今までに無い取り扱い易さと、作業の容易さ
をワンタッチで実現できるコンジットパイプ用管継ぎ手
である。
【0011】図1乃至図18は、本願発明のリング状パ
ッキング51又は52を使用した本発明コンジットパイ
プ用管継ぎ手の図であって、 図1は、断面形状が台形
のリング状パッキング51の本発明に係るコンジットパ
イプ用管継ぎ手1の一実施例の外観図、図2は、上記図
1の管継ぎ手1によってコンジットパイプHが接続され
た状態を示す断面図、図3は、図2の断面図の一部(一
点鎖線で示す円形部分)を拡大した断面図である。
【0012】図4は、断面形状が台形のリング状パッキ
ング51外観斜視図、図5は、前記図4に示す断面形状
が台形のリング状パッキング51の断面図、図6は、直
円環状キャップナット3の断面図、図7は、直円環状キ
ャップナット3に断面形状が台形のリング状パッキング
51を嵌入して、コンジットパイプHを締め付け固定し
た断面図である。
【0013】図8は、図1、図2に示す管継ぎ手本体
1’にセットボルト6を締め付けた実施例の断面図で、
ネジ部6aに防水用塗料7を塗着したセットボルト6を
管継ぎ手本体1’に締め付けた態様を示す断面図、図9
は、図8の断面図の一部(一点鎖線で示す円形部分)を
拡大した断面図で、ネジ部6aに防水用塗料7を塗着し
たセットボルト6を管継ぎ手本体1’に締め付けた態様
を示す一部拡大断面図である。
【0014】図10は、フレキシブルパイプGに接続す
る本発明管継ぎ手本体21の応用例を示す断面図、図1
1は、曲管の継ぎ手本体31を使用した本発明管継ぎ手
の応用例を示す断面図、図12は、他の物体に接続する
本発明管継ぎ手本体41の応用例を示す断面図である。
【0015】図13は、本発明に係るコンジットパイプ
用管継ぎ手本体1に断面形状が楕円形のリング状パッキ
ング52を使用した一実施例の外観図、図14は、上記
図13の管継ぎ手本体1によってコンジットパイプHが
接続された状態を示す断面図、図15は、断面形状が楕
円形のリング状パッキング52の外観斜視図、図16
は、図13、図14の断面図の一部(一点鎖線で示す円
形部分)を拡大した断面図である。
【0016】図17は、図13に示す管継ぎ手本体1’
にセットボルト6を締め付けた実施例の外観図、図18
は、図17に示す管継ぎ手本体1’に、ネジ部6aに防
水用塗料7を塗着したセットボルト6を締め付けた実施
例の断面図である。
【0017】図19は、従来例の管継ぎ手の分解構造を
示す斜視図、図20は、図19に示す従来例の管継ぎ手
の組み立て断面図、図21は、図20に示す断面図の一
部拡大断面図である。
【0018】第1発明に係るコンジットパイプ用管継ぎ
手は、図1、図2、図3に示すように、両端外周面に外
ネジ1bを有する円筒状管継ぎ手本体1と、前記外ネジ
1bに螺合される内ネジ3bを備えた直円環状のキャッ
プナット3と、前記直円環状キャップナット3と連結さ
れるコンジットパイプHとの間に介在される断面形状が
台形のリング状パッキング51とから成るコンジットパ
イプ用管継ぎ手において、前記直円環状キャップナット
3の端縁に、前記リング状パッキング51を保持する小
径のフランジ3aを形成するとともに、内側面に前記リ
ング状パッキング51を収納する凹部3cを穿設し、前
記リング状パッキング51の外径が、前記凹部3cの内
径D3と略等しいか、稍大なる外径D5を有し、前記直
円環状のキャップナット3のフランジ3aと凹部3cの
内壁面に当接、圧着する前記リング状パッキング51の
端縁の斜面5aを、前記直円環状キャップナット3のフ
ランジ3a側に覗かせて配置して、前記直円環状キャッ
プナット3のフランジ3aと凹部3cの内壁面に外方へ
弾撥力をもって圧着保持して嵌入装着し、前記直円環状
キャップナット3の内ネジ3bを前記円筒状管継ぎ手本
体1の外ネジ1bに螺合して固定したコンジットパイプ
用管継ぎ手である。
【0019】第2発明に係るコンジットパイプ用管継ぎ
手は、図8及び図9に示す通り、両端外周面に外ネジ1
b’を有し、 外周面の両端寄りに筒壁1a’を貫通して
ネジ穴1d’を穿設した円筒状管継ぎ手本体1’と、前
記ネジ穴1d’に螺合するセットボルト6と、前記外ネ
ジ1b’に螺合される内ネジ3bを備えた直円環状キャ
ップナット3と、前記直円環状キャップナット3と連結
されるコンジットパイプHとの間に介在される断面形状
が台形のリング状パッキング51とから成るコンジット
パイプ用管継ぎ手において、前記直円環状キャップナッ
ト3の端縁に、前記リング状パッキング51を保持する
小径のフランジ3aを形成するとともに、内側面に前記
リング状パッキング51を収納する凹部3cを穿設し、
前記リング状パッキング51の外径が、前記凹部3cの
内径D3と略等しいか、稍大なる外径D5を有し、前記
直円環状キャップナット3のフランジ3aと凹部3cの
内壁面に当接、圧着する前記リング状パッキング51の
端縁の斜面5aを外方から内方へ向けて傾斜した断面形
状を台形に形成して、前記傾斜面5aを、前記直円環状
キャップナット3のフランジ3a側に覗かせて配置し
て、前記直円環状キャップナット3のフランジ3aと凹
部3cの内壁面に外方へ弾撥力をもって圧着保持して嵌
入装着し、前記直円環状キャップナット3の内ネジ3b
を前記円筒状管継ぎ手本体1の外ネジ1bに螺合して固
定するとともに、前記セットボルト6を螺着緊締して固
定したコンジットパイプ用管継ぎ手である。
【0020】第3発明は、図13、図14に示すよう
に、両端外周面に外ネジ1bを有する円筒状管継ぎ手本
体1と、前記外ネジ1bに螺合される内ネジ3bを備え
た直円環状のキャップナット3と、前記直円環状キャッ
プナット3と連結されるコンジットパイプHとの間に介
在される断面形状が楕円形のリング状パッキング52と
から成るコンジットパイプ用管継ぎ手において、前記直
円環状キャップナット3の端縁に、前記リング状パッキ
ング52を保持する小径のフランジ3aを形成するとと
もに、内側面に前記リング状パッキング52を収納する
凹部3cを穿設し、前記リング状パッキング52の外径
が、前記凹部3cの内径D3と略等しいか、稍大なる外
径D5を有し、前記直円環状のキャップナット3のフラ
ンジ3aと凹部3cの内壁面に当接、圧着する前記リン
グ状パッキング52の端縁の断面楕円形の外形の外方か
ら内方へ向けて傾斜した斜面5a’を、前記直円環状キ
ャップナット3のフランジ3a側に覗かせて配置して、
前記直円環状キャップナット3のフランジ3aと凹部3
cの内壁面に外方へ弾撥力をもって圧着保持して嵌入装
着し、前記直円環状キャップナット3の内ネジ3bを前
記直円環状キャップナット3の内ネジ3bを前記円筒状
管継ぎ手本体1の外ネジ1bに螺合して固定したコンジ
ットパイプ用管継ぎ手である。
【0021】第4発明は、図17及び図18に示すよう
に、両端外周面に外ネジ1b’を有し、 外周面の両端寄
りに筒壁1a’を貫通してネジ穴1d’を穿設した円筒
状管継ぎ手本体1’と、前記ネジ穴1d’に螺合するセ
ットボルト6と、前記外ネジ1b’に螺合される内ネジ
3bを備えた直円環状キャップナット3と、前記直円環
状キャップナット3と連結されるコンジットパイプHと
の間に介在される断面形状が楕円形のリング状パッキン
グ52とから成るコンジットパイプ用管継ぎ手におい
て、前記直円環状キャップナット3の端縁に、前記リン
グ状パッキング52を保持する小径のフランジ3aを形
成するとともに、内側面に前記リング状パッキング52
を収納する凹部3cを穿設し、前記リング状パッキング
52の外径が、前記凹部3cの内径D3と略等しいか、
稍大なる外径D5を有し、前記直円環状キャップナット
3のフランジ3aと凹部3cの内壁面に当接、圧着する
前記リング状パッキング52の端縁の断面楕円形の外形
の外方から内方へ向けて傾斜した斜面5a’を、前記直
円環状キャップナット3のフランジ3a側に覗かせて配
置して、前記直円環状キャップナット3のフランジ3a
と凹部3cの内壁面に外方へ弾撥力をもって圧着保持し
て嵌入装着し、前記直円環状キャップナット3の内ネジ
3bを前記円筒状管継ぎ手本体1の外ネジ1bに螺合し
て固定するとともに、前記セットボルト6を螺着緊締し
て固定したコンジットパイプ用管継ぎ手である。
【0022】第5発明は、図10に示すように、直管コ
ンジットパイプHとフレキシブルパイプGとを結合する
コンジットパイプ用管継ぎ手であって、管継ぎ手本体2
1の一端に、外周面に外ネジ1bを設けてあり、前記外
ネジ1bに螺合される内ネジ3bを備えた直円環状のキ
ャップナット3と、前記直円環状キャップナット3と連
結されるコンジットパイプHとの間に介在される断面形
状が台形のリング状パッキング51と、前記管継ぎ手本
体21の他端に外周面に外ネジ21dを設けてあり、前
記外ネジ21dに螺合される内ネジ30bを備えた直円
環状キャップナット30と、該直円環状キャップナット
30の端縁30aによって、フレキシブルパイプGを気
密に保持するインナーリング4の鍔4aを挟んで、前記
管継ぎ手本体21の端縁に螺着する内ネジ30bを備え
た直円環状キャップナット30とからなり、前記直円環
状キャップナット3の端縁に、前記リング状パッキング
51を保持する小径のフランジ3aを形成するととも
に、内側面に前記リング状パッキング51を収納する内
径D3の凹部3cを穿設し、前記リング状パッキング5
1の外径が、前記凹部3cの内径D3と略等しいか、稍
大なる寸法の外径D5を有し、前記直円環状キャップナ
ット3のフランジ3aと凹部3cのそれぞれの内壁面に
当接、圧着する前記リング状パッキング51の端縁の傾
斜面5aを外方から内方へ向けて傾斜した断面台形状に
形成して、前記傾斜面5aを、直円環状キャップナット
3のフランジ3a側に覗かせて配置して、前記直円環状
キャップナット3のフランジ3aと凹部3cのそれぞれ
の内壁面に外方へ弾撥力をもって圧着保持して嵌入装着
し、前記直円環状キャップナット3の内ネジ3bを前記
円筒状管継ぎ手本体21の外ネジ1bに螺合して固定
し、前記インナーリング4の鍔4aを介して螺合し、前
記管継ぎ手本体21の内部に設けたコンジットパイプH
の先端が当接するストツパー用の段部21aの反対側
に、耐油パッキング50を介して前記インナーリング4
の端面フランジ4bと相対せしめ、全体を一体成形のベ
ローズ状或いはスパイラル状に形成したフレキシブルパ
イプGの端部を、前記インナーリング4の内面に形成し
たネジ部4cに螺着し、前記フレキシブルパイプGを直
接鑞付けを施して固着して、水密性を保持する構造とし
たフレキシブルパイプ用コンジットパイプ用管継ぎ手で
ある。
【0023】第6発明は、図11にしめすように、前記
第1発明に記載の管継ぎ手本体が、直交するコンジット
パイプH,Hを結合するのに便なる、中腹部が直角、鈍
角または鋭角に折曲した曲管状の管継ぎ手本体31から
構成されている第1発明に記載のコンジットパイプ用管
継ぎ手である。
【0024】第7発明は、図12に示すように、直管コ
ンジットパイプHと筒状の端縁を有する他物Fとを結合
するコンジットパイプ用管継ぎ手であって、管継ぎ手本
体41の一端に、外周面に外ネジ1bを設けてあり、前
記外ネジ1bに螺合される内ネジ3bを備えた直円環状
のキャップナット3と、前記直円環状キャップナット3
と連結されるコンジットパイプHとの間に介在される断
面形状が台形のリング状パッキング51と、前記管継ぎ
手本体21の他端は外周面に外ネジ11bを設けた筒形
であり、前記外ネジ11bに螺合される固定ナット10
を備えてあり、前記直円環状キャップナット3の端縁
に、前記リング状パッキング51を保持する小径のフラ
ンジ3aを形成するとともに、内側面に前記リング状パ
ッキング51を収納する内径D3の凹部3cを穿設し、
前記リング状パッキング51の外径が、前記凹部3cの
内径D3と略等しいか、稍大なる寸法の外径D5を有
し、前記直円環状キャップナット3のフランジ3aと凹
部3cのそれぞれの内壁面に当接、圧着する前記リング
状パッキング51の端縁の傾斜面5aを外方から内方へ
向けて傾斜した断面台形状に形成して、前記傾斜面5a
を、直円環状キャップナット3のフランジ3a側に覗か
せて配置して、前記直円環状キャップナット3のフラン
ジ3aと凹部3cのそれぞれの内壁面に外方へ弾撥力を
もって圧着保持して嵌入装着し、前記直円環状キャップ
ナット3の内ネジ3bを前記円筒状管継ぎ手本体41の
外ネジ1bに螺合して固定したコンジットパイプ用管継
ぎ手である。
【0025】第8発明は、図8、図9及び図17、図1
8に示すように、前記請求項2又は請求項4に記載のセ
ットボルト6のネジ部6aに防水用塗料を塗着したコン
ジットパイプ用管継ぎ手である。
【0026】第9発明は、第1発明乃至第8発明のいず
れかに記載の前記リング状パッキング51,52の内径
周面に、コンジットパイプHの外周壁に密着用の円環状
の突条部または段部5bを設けたコンジットパイプ用管
継ぎ手である。
【0027】第1発明において、上記のごとく構成され
た管継ぎ手で2本のコンジットパイプH,Hを連結する
ときは、図1に示すように、結合すべきコンジットパイ
プHの管端に、予め台形のリング状パッキング51を、
直円環状キャップナット3のフランジ3aの内部の凹部
3cに嵌入して、リング状パッキング51の外方への弾
撥力を利用して、前記凹部3cの内壁に圧着して自力保
持してあるキャップナット3を差のまま取り上げて、次
いでその直円環状キャップナット3を、図2のようにコ
ンジットパイプHの先端に挿入し、さらに、管継ぎ手本
体1の外ネジ1bに前記直円環状キャップナット3の内
ネジ3bを螺合して、両者をワンタッチで結合する。
【0028】第2発明に係るコンジットパイプ用管継ぎ
手で、2本のコンジットパイプH,Hを連結するとき
は、基本的には前記第1発明と同様の作業手順で行い得
て、図8,図9に示すように、結合すべきコンジットパ
イプHの管端に、予め前記台形断面のリング状パッキン
グ51を、直円環状キャップナット3のフランジ3aの
内部の凹部3cに嵌入して、前記パッキング51の外方
への弾撥力を利用して、前記凹部3cの壁に圧着して自
力保持しておき、次いでその直円環状キャップナット3
を、コンジットパイプHの先端に挿入し、次いで、第2
発明に特有の管継ぎ手本体1’の外ネジ1b'に前記直
円環状キャップナット3の内ネジ3bを螺合して、両者
を結合して、円筒状管継ぎ手本体1’のネジ穴1d’
に、セットボルト6を螺合してコンジットパイプを固定
を強化すればよい。
【0029】第3発明のコンジットパイプ用管継ぎ手の
管継ぎ手は、図13に示すごとく構成された管継ぎ手で
2本のコンジットパイプH,Hを連結するときは、図1
4に示すように、結合すべきコンジットパイプHの管端
に、予め断面楕円形のリング状パッキング52を、直円
環状キャップナット3のフランジ3aの内部の凹部3c
に嵌入して、前記リング状パッキング52の外方への弾
撥力を利用して、前記凹部3cの内壁に圧着して自力保
持してあるキャップナット3を差のまま取り上げて、次
いでその直円環状キャップナット3を、コンジットパイ
プHの先端に挿入し、さらに、管継ぎ手本体1の外ネジ
1bに前記直円環状キャップナット3の内ネジ3bを螺
合して、両者をワンタッチで結合する。
【0030】第4発明のコンジットパイプ用管継ぎ手の
管継ぎ手は、図17に示すように、直円環状キャップナ
ット3の端縁に、断面形状が楕円形のリング状パッキン
グ52を保持する小径のフランジ3aと、内側面に前記
リング状パッキング52を収納する凹部3cを穿設し、
予め断面楕円形のリング状パッキング52を、直円環状
キャップナット3のフランジ3aの内部の凹部3cに嵌
入して、前記リング状パッキング52の外径が、前記凹
部3cの内径D3と略等しいか、稍大なる外径D5を有
しているので、キャップナット3のフランジ3aの内壁
に当接、圧着して、自力で保持される。
【0031】しかして、前記リング状パッキング52の
フランジ3a側の端縁に傾斜面5a’を形成して、フラ
ンジ3a側に覗かせて配置し、前記傾斜面5a’をコン
ジットパイプHの端縁角部を沿わせて挿入する。その
際、キャップナット3の凹部3cに嵌入された前記リン
グ状パッキング52の、外側面及び両側面が圧迫されて
内側面が湾曲して、引っ掛からずにスムースに挿入で
き、前記直円環状キャップナット3の内ネジ3bを前記
円筒状管継ぎ手本体1の外ネジ1bに螺合して固定す
る。
【0032】第5発明は、図10に示すように、前記第
1〜4発明の管継ぎ手と同様に、予め断面台形のリング
状パッキング51を、直円環状キャップナット3のフラ
ンジ3aの内部の凹部3cに嵌入して、その弾撥力を利
用して、前記凹部3cの内壁に圧着して自力保持してあ
るキャップナット3をそのまま取り、直管コンジットパ
イプHの先端に挿入してキャップナット3を締め付け固
定し、前記管継ぎ手本体21の他端端部の外周面に螺設
した外ネジ21dに、直円環状キャップナット30の内
ネジ30bを、インナーリング4の鍔4aを介して螺合
して、その端縁のフランジ30aを、インナーリング4
の鍔4aを挟持してフレキシブルパイプGを気密に保持
し、管継ぎ手21の内部に設けたコンジットパイプHの
先端が当接する段部21aの反対側に、耐油パッキング
50を挟んでインナーリング4の端面と相対せしめ、ベ
ローズ状或いはスパイラル状のフレキシブルパイプGの
端部を、インナーリング4の内面に設けたネジ4cに螺
着して、直接鑞付けを施して固着する。
【0033】第6発明は、図11に示すように、先ず、
第1、第2発明と同様に、直管のコンジットパイプH,
H側の両管端に、予め断面台形のリング状パッキング5
1,51を、前記キャップナット3,3のフランジ3
a,3aの内部の凹部3c,3cに嵌入して、外方への
弾撥力を利用して、前記凹部3c,3cの内壁に圧着し
て自力保持し、前記キャップナット3,3を、曲管継ぎ
手本体41のストッパー用突起まで両端から挿入して、
キャップナット3,3を継ぎ手本体41に捻じ込めばよ
い。
【0034】第7発明は、図12に示すように、先ず、
第1、第2発明と同様に、直管のコンジットパイプH側
の管端に、予め断面台形のリング状パッキング51を、
前記キャップナット3のフランジ3aの内部の凹部3c
に嵌入して、外方への弾撥力を利用して、前記凹部3c
の内壁に圧着して自力保持し、前記キャップナット3
を、管継ぎ手本体41のストッパーまで挿入して、管継
ぎ手本体41にキャップナット3を捻じ込む。次いで、
他物Fの取付用の取り付け穴に管継ぎ手本体41の外ネ
ジ11bを挿入し、固定ナット10を捻じ込めばよい。
【0035】第8発明は、図8、図9及び図17、図1
8に示す第2発明及び第4発明のコンジットパイプ用管
継ぎ手1,1’の前記セットボルト6のネジ部6aに防
水用塗料7を塗着して、円筒状管継ぎ手本体1’のネジ
穴1d’に螺合してコンジットパイプHを固定する。
【0036】第9発明のコンジットパイプ用管継ぎ手
は、リング状パッキング51,52の内径周面に設け
た、コンジットパイプHの外周壁に密着用の円環状の突
条部または段部5bを、コンジットパイプHの表面に圧
着して固定すればよい。
【0037】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を示す図1乃
至図18に基づいて説明する。図1、図2及び図8、図
9に示した第1発明及び第2発明の実施例において、符
号1,1’は本発明に係るコンジットパイプ用管継ぎ手
の管継ぎ手本体であって、両端外周面に外ネジ1b,1
b'を有する貫通円筒体で形成され、鉄やステンレス等
の金属或いは強度の優れた合成樹脂等の硬質材料で作ら
れている。また、他実施例として記載されているコンジ
ットパイプ用管継ぎ手本体も前記と同様構造である。
【0038】符号3は各図面に示すように、前記管継ぎ
手本体1,1’の外ネジ1b,1b’に螺合される内ネジ
3bを備えたリング状の直円環状キャップナットであっ
て、端縁には小径となつた、フランジ3aが形成されて
あり、その内側面に断面形状が台形のリング状パッキン
グ51を収納して圧着する内径D3(図6参照)を有す
る直円環溝状の凹部3cを穿設してある。また、他実施
例として記載されている直円環状キャップナットも前記
と同様構造である。
【0039】而して符号51は、断面形状が台形の弾性
体製のリング状パッキングであって、前記直円環状キャ
ップナット3とコンジットパイプHとの間に装着され
る、前記直円環状キャップナット3のフランジ3aの凹
部3cの内径D3(前出)と略等しいか、稍大なる外径
D5(図4、図5参照)を有している。
【0040】しかして、前記リング状パッキング51を
前記直円環状キャップナット3のフランジ3aの凹部3
cの内壁面に嵌入したとき、その弾撥力によって、その
外径が前記凹部3cの内壁面に圧着されて密着し得て外
方への弾力を保有せしめることができ、直円環状キャッ
プナット3の内部に自力で保持できる。したがって、直
円環状キャップナット3を手にしたときは、その内部に
自動的に前記リング状パッキング51がそれぞれ嵌入保
持された状態で取り扱うことができる。
【0041】したがって、第1発明、及び第2発明にあ
っては、上記のごとく構成された管継ぎ手で2本のコン
ジットパイプH,Hを連結するときは、前記したよう
に、結合すべきコンジットパイプHの管端に、予め台形
のリング状パッキング51を、直円環状キャップナット
3のフランジ3aの内部の凹部3cに嵌入して、前記リ
ング状パッキング51の外方への弾撥力を利用して、前
記凹部3cの内壁に圧着して自力保持してあるキャップ
ナット3をそのまま取り上げて、コンジットパイプHの
先端に挿入することができ、前記断面台形のリング状パ
ッキング51の一辺の斜面5aが、外方から内方へ向け
て傾斜した態様に形成されて、直円環状キャップナット
3のフランジ3a側に覗かせて配置してあり、前記直円
環状キャップナット3を前記円筒状管継ぎ手本体1,
1’に螺合して締め付けると、直円環状キャップナット
3の内面と小径フランジ3aとによって圧迫されて、フ
ランジ3aの凹部3cの内壁面から、外径方向にパッキ
ング54内に保持された弾撥力が、応力として発生し
て、図3に示すように、矢印方向A,K,R三方向から
体積変形が発生して圧着力がかかることによって、挿入
時、コンジットパイプHの先端角部が引っ掛からずにス
ムースに挿入できて、前記リング状パッキング51がコ
ンジットパイプHの外周面に強力に圧迫されて、緊密な
シールを行うことができる。而して、前記直円環状キャ
ップナット3の内ネジ3bを前記円筒状管継ぎ手本体
1,1’の外ネジ1b,1b’に螺合して締め付け固定
が容易にできる。第2発明にあっては、前記第1発明の
キャップナット3のネジ3bを締め付け後、固定をさら
に強化するために、セットボルト6を管継ぎ手本体1’
のネジ穴1d’に螺着してある。このように、本発明の
管継ぎ手は、コンジットパイプを結合する作業を、極め
て短時間に、作業者の熟練度に無関係に、ワンタッチで
実施し得る。
【0042】したがって、作業者は、図19、図20、
図21に示す従来例のように、先ずキャップナット13を
手に取って、別の場所にバラバラに保管されている断面
楔形のパッキング15を手元に取り寄せて、向き方向、手
順を確認して後、コンジットパイプHの先端から嵌め込
む作業を先行して行う作業が不要となり、また、前記パ
ッキング15が、コンジットパイプHから抜け落ちないか
等の気配りを必要とすることなく、さらに、作業中、手
の指先でキャップナット13と前記パッキング15を保持し
ていなければならないという煩瑣な作業や気遣いは不要
となる。
【0043】次に、図13、図14及び図17、図18
に示した第3発明及び第4発明の実施例について説明す
る。第3発明及び第4発明は、前記第1発明及び第2発
明と同一の構成の管継ぎ手であって、リング状パッキン
グ51の代わりに、断面形状が楕円形のリング状パッキ
ング52を備えたものである。前記したとおり、本第3
発明及び第4発明に係るコンジットパイプ用管継ぎ手の
管継ぎ手本体1,1’は、両端外周面に外ネジ1b,1
b'を有する貫通円筒体で、鉄やステンレス等の金属或
いは強度の優れた合成樹脂等の硬質材料製である。
【0044】前記管継ぎ手本体1,1’の外ネジ1b,1
b’に螺合される内ネジ3bを備えたリング状の直円環
状キャップナット3は、端縁には小径となつた、フラン
ジ3aが形成されてあり、その内側面に断面形状が楕円
形のリング状パッキング52を収納して圧着する内径D
3(図6参照)を有する直円環溝状の凹部3cを穿設し
てある。
【0045】断面形状が楕円形の弾性体製のリング状パ
ッキング52は、前記直円環状キャップナット3とコン
ジットパイプHとの間に装着される、前記直円環状キャ
ップナット3のフランジ3aの凹部3cの内径D3(前
出)と略等しいか、稍大なる外径D5(図15参照)を
有している。
【0046】前記リング状パッキング52を前記直円環
状キャップナット3のフランジ3aの凹部3cの内壁面
に嵌入したとき、その弾撥力によって、その外径が前記
凹部3cの内壁面に圧着されて密着し得て外方への弾力
を保有せしめることができ、直円環状キャップナット3
の内部に自力で保持できる。したがって、直円環状キャ
ップナット3を手にしたときは、その内部に自動的に前
記リング状パッキング52がそれぞれ嵌入保持された状
態で取り扱うことができる。
【0047】したがって、第3発明、及び第4発明にあ
っては、第1発明、第2発明と同様に、上記のごとく構
成された管継ぎ手で2本のコンジットパイプH,Hを連
結するときは、前記したように、結合すべきコンジット
パイプHの管端に、予め断面楕円形のリング状パッキン
グ52を、直円環状キャップナット3のフランジ3aの
内部の凹部3cに嵌入して、前記リング状パッキング5
2の外方への弾撥力を利用して、前記凹部3cの内壁に
圧着して自力保持してあるキャップナット3をそのまま
取り上げて、コンジットパイプHの先端に挿入すること
ができ、前記リング状パッキング52の楕円形断面のフ
ランジ3a側の端縁に、キャップナット3のフランジ3
aと凹部3cのそれぞれの内壁面に当接、圧着する斜面
5a’が、外方から内方へ向けて傾斜して形成してあ
り、キャップナット3に嵌入したときその傾斜面5a’
が、直円環状キャップナット3のフランジ3a側に覗か
せて配置してある。
【0048】そして、前記直円環状キャップナット3を
前記円筒状管継ぎ手本体1,1’に螺合して締め付ける
と、前記リング状パッキング52が、前記管継ぎ手本体
1,1'の端縁1c,1c’と、直円環状キャップナッ
ト3の小径フランジ3aの内壁と、さらに、前記直円環
状キャップナット3の凹部3cの内壁面に圧着して密着
し得て外方への弾撥力を保持せしめることができるの
で、図16に示すように、直円環状キャップナット3の
内面と小径フランジ3aとによって圧迫されて、フラン
ジ3aの凹部3cの内壁面から、外径方向にリング状パ
ッキング52内に保持された弾撥力が、応力として発生
して、矢印方向A,K,R三方向へ体積変形が発生して
圧着力がかかることによって、前記リング状パッキング
52がコンジットパイプHの外周面に強力に圧迫され
て、緊密なシールを行うことができる。而して、前記直
円環状キャップナット3の内ネジ3bを前記円筒状管継
ぎ手本体1の外ネジ1bに螺合して全体を締め付け固定
が容易にできる。
【0049】第4発明についてさらに詳細に説明する
と、コンジットパイプ用管継ぎ手の円筒状管継ぎ手本体
1’は、両端外周面に外ネジ1b’を設けてあり、筒壁
1a’の外周面の両端寄りにをネジ穴1d’を貫通して
穿設してある。前記リング状パッキング52を、内壁面
に外方へ弾撥力をもって圧着保持して嵌入装着した前記
直円環状キャップナット3を、コンジットパイプHに挿
入し、前記管継ぎ手本体1’の外ネジ1b’に、前記直
円環状キャップナット3の内ネジ3bを螺合して固定す
るとともに、前記セットボルト6を前記円筒状管継ぎ手
本体1’のネジ穴1d’に螺着緊締して管継ぎ手1’と
コンジットパイプHとの結合固着を強化できる。
【0050】第5発明は、図10に示すように、直管コ
ンジットパイプHとフレキシブルパイプGとを結合する
管継ぎ手本体21であって、その一端は前記第1乃至第
4発明の管継ぎ手の一端と同一の構造となし、管継ぎ手
21の他端端部の外周面に螺設した外ネジ21dに、螺
合する内ネジ30bを備えた直円環状キャップナット3
0を、インナーリング4の鍔4aを介して螺合すること
により、その端縁に形成したフランジ30aを、フレキ
シブルパイプGを気密に保持するインナーリング4の鍔
4aを挟持し、管継ぎ手本体21の内部に設けたコンジ
ットパイプHの先端が当接する段部21aの反対側に、
耐油パッキング50を介して前記インナーリング4の端
面と相対せしめ、全体を一体成形のベローズ状或いはス
パイラル状に形成したフレキシブルパイプGの端部を、
インナーリング4の内面に設けたネジ4cに螺着し、直
接鑞付けを施して固着して、水密性を保持する構造とし
たフレキシブルパイプ用コンジットパイプ用管継ぎ手で
ある。移動用のフレキシブルパイプGと直管コンジット
パイプHを結合に便なフレキシブルパイプ用コンジット
パイプ用管継ぎ手である。
【0051】第6発明は、図11に示すような、中腹部
が直角、鈍角又は鋭角に折曲した曲管状の管継ぎ手本体
31を使用した管継ぎ手であって、その結合端の構造
は、それぞれ第1発明、第2発明に記載の管継ぎ手1,
1’の一端と同一の構造であって、直交差するコンジッ
トパイプH,Hを結合するに便である。また、この技術
思想は、直交差のみでなく、鈍角、又は鋭角に曲がった
角度の曲管についても適用できることはいうまもない。
【0052】第7発明は、図12に示すような、取付穴
を穿設した他物FにコンジットパイプHを結合するとき
に使用して便なる管継ぎ手本体41を使用した管継ぎ手
であって、前記管継ぎ手本体41の一端の構造は、それ
ぞれ第1,2発明の円筒状管継ぎ手本体1,1’の一端
と同一の構造であって、前記管継ぎ手本体41の他端部
に設けたネジ11bを、他物Fに穿設した取付穴に、挿
入して固定ナツト10をねじ込んで、締め付け固定する
管継ぎ手である。建造物の壁面、容器の壁面等の他物に
コンジットパイプHを直接結合するのに便である。
【0053】第8発明のコンジットパイプ用管継ぎ手
は、図4,5,7に示すように、リング状パッキングの
内径周面に、コンジットパイプHの外周壁に密着用の円
環状の突条部または段部5bを設けて、コンジットパイ
プHの表面に圧着面積を増大して固定を密にできてシー
ル効果を助長することができるリング状パッキングを備
えたコンジットパイプ用管継ぎ手である。本発明に使用
できるリング状パッキングは、断面形状が台形のもの5
1、楕円形のもの52をはじめ、種々の形状のリング状
パッキングの内径形状に応用できることは言うまでもな
い。
【0054】第9発明にあっては、図8,図9及び図1
7,図18に示すように、管継ぎ手1’の管壁に穿った
ねじ穴6aに、セットボルト6のネジ部6aに防水塗料
を塗着してねじ込んで、セットボルト6の防水効果を高
めるとともに、管継ぎ手1’とコンジットパイプHとの
結合固着を強化たコンジットパイプ用管継ぎ手である。
このような管継ぎ手は、水蒸気の充満した場所、水滴
の落ちる場所、または水中に浸るおそれのある場所等で
あって、しかも圧力のかかる場所等に使用されて防水、
防滴効果を高めることができる。
【0055】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、例えば、リング状パッ
キングの断面形状は、本明細書において例示した、台
形、楕円形に拘わることなく、円形、星形、花弁形等の
他の形状によっても、本発明にいう構成要件を備え、か
つ本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する
範囲内において適宜改変して実施することができるもの
である。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から既に明らかな
ように、以上のごとく構成されたものであるから、特定
の長さに切断したコンジットパイプHの端部をそのまま
管継ぎ手本体1,1’に挿入してで連結することがで
き、これにより現場でパイプ端部のねじ切り加工をおこ
なうことを省略できるとともに、特定の長さに切断した
コンジットパイプHの端部をそのまま挿入することによ
り、ワンタッチで、容易にしかも確実に緊締して連結す
ることができるので、パイプ連結作業にかかる時間と手
間を大巾に軽減することができる。
【0057】このように、これにより従来例のように、
コンジットパイプHにねじ切りを行うことなく特定の寸
法に切断した姿勢のまま使用できると共に、連結時にパ
イプを回転させる必要がないので作業を容易に行うこと
ができるものである。
【0058】しかもパイプ連結工程において、従来のね
じ込みによる接続手段のように、接続しようとするパイ
プを固定側パイプに取り付けた管継ぎ手に対して回転さ
せてネジ込むような必要がないから、管継ぎ手1,1’
への接続作業を容易に行うことができると共に、直円環
状キャップナット3とコンジットパイプHとの間に介在
されたリング状パッキング51,52を三方向から押圧
出来るので、強固にコンジットパイプHの表面に密着で
き、高度なシール性も確保することができる等の種々顕
著な効果がある。
【0059】また、前記第2発明の管継ぎ手本体1’の
外周面の両端寄りの位置にセットボルト6が設けられて
いる。このセットボルト6はその先端が管継ぎ手本体
1’の筒壁1a’を貫通して内面に突出しており、外部
に露出した上端には回動用の頭部6aが形成されてい
る。又、リング状パッキング51,52の内径に円環状
の突条部または段部5bを設けて、前記密着シール効果
を助長することもできる。
【0060】また、前記リング状パッキング51,52
は、他の断面形状が星形等の不定形であつても、その外
径D5が、嵌入する前記キャップナット3の凹部3cの
内壁面に圧着して、密着し得て外方への弾撥力を保持せ
しめることが出来るとともに、ワンタッチで、容易にし
かも確実にコンジットパイプHを緊締して連結すること
ができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】断面形状が台形のリング状パッキング51の本
発明に係るコンジットパイプ用管継ぎ手1の一実施例の
外観図。
【図2】上記図1の管継ぎ手1によってコンジットパイ
プHが接続された状態を示す断面図。
【図3】図2の断面図の一部(一点鎖線で示す円形部
分)を拡大した断面図。
【図4】断面形状が台形のリング状パッキング51の外
観図。
【図5】前記図4に示す断面形状が台形のリング状パッ
キング51の断面図。
【図6】直円環状キャップナット3の断面図。
【図7】直円環状キャップナット3に断面形状が台形の
リング状パッキング51を嵌入して、コンジットパイプ
Hを締め付け固定した断面図。
【図8】図1に示す管継ぎ手1にセットボルト6を締め
付けた実施例の外観図、図9,図18に示す管継ぎ手
1,1’にセットボルト6を締め付けた実施例の断面図
で、ネジ部6aに防水用塗料7を塗着したセットボルト
を管継ぎ手本体1,1’に締め付けた態様を示す断面
図。
【図9】図8の断面図の一部(一点鎖線で示す円形部
分)を拡大した断面図で、ネジ部6aに防水用塗料7を
塗着したセットボルト6を管継ぎ手本体1’に締め付け
た態様を示す一部拡大断面図。
【図10】フレキシブルパイプGに接続する本発明管継
ぎ手に使用する管継ぎ手本体21の応用例を示す断面
図。
【図11】曲管状の管継ぎ手本体31を使用した本発明
管継ぎ手の応用例を示す断面図。
【図12】他の物体Fに接続する本発明管継ぎ手41の
応用例を示す断面図。
【図13】断面形状が楕円形のリング状パッキング52
の本発明に係るコンジットパイプ用管継ぎ手の一実施例
の外観図。
【図14】上記図13の管継ぎ手本体1’によってコン
ジットパイプHが接続された状態を示す断面図。
【図15】断面形状が楕円形のリング状パッキング52
の外観図(一部仮想線で断面を示す)。
【図16】図14,図18の一部拡大断面図。
【図17】図13に示す管継ぎ手本体1’にセットボル
ト6を締め付けた実施例の外観図。
【図18】図8,図17に示す管継ぎ手本体1’にセッ
トボルト6を締め付けた実施例の断面図で、ネジ部6a
に防水用塗料7を塗着したセットボルトを管継ぎ手本体
1’に締め付けた態様を示す断面図。
【図19】従来例の管継ぎ手の分解構造を示す斜視図。
【図20】図19に示す従来例の組み立て断面図。
【図21】図20の一部拡大断面図。
【符号の説明】
1,1’ 管継ぎ手本体 1a,1a’ 筒壁 1b,1b’ 管継ぎ手本体の外ネジ 1c,1c’,11c 管継ぎ手本体の端縁 1d' 管継ぎ手本体のネジ穴 21 フレキシブルパイプ結合用管継ぎ手 21a ストツパー段部 21b,21d 外ネジ 3,30 直円環状キャップナット 30a 直円環状キャップナットの端縁 30b 内ネジ 3a 直円環状キャップナットのフランジ 3b 直円環状キャップナットの内ネジ 3c 直円環状キャップナットの凹部 D3 キャップナットの凹部の内径 4 インナーリング 4a 鍔 4b 端面フランジ 4c ネジ部 50 耐油パッキング 51 台形断面を有するリング状パッキング 52 楕円形断面を有するリング状パッキング 53 円形断面を有するリング状パッキング 5a 台形断面を有するリング状パッキングの斜面部 5b リング状パッキングの内径内周面に設けた突状部
又は段部 D5 リング状パッキングの外径 6 セットボルト 6a セットボルトのネジ 6b セットボルトの頭部 7 防水用塗料 10 固定ナツト 11b ネジ部 H コンジットパイプ F 他の物品 G フレキシブルパイプ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 19/06 F16L 21/04 H02G 3/06

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端外周面に外ネジ1bを有する円筒状
    管継ぎ手本体1と、前記外ネジ1bに螺合される内ネジ
    3bを備えた直円環状のキャップナット3と、前記直円
    環状キャップナット3と連結されるコンジットパイプH
    との間に介在される断面形状が台形のリング状パッキン
    グ51とから成るコンジットパイプ用管継ぎ手におい
    て、 前記直円環状キャップナット3の端縁に、前記リ
    ング状パッキング51を保持する小径のフランジ3aを
    形成するとともに、内側面に前記リング状パッキング5
    1を収納する凹部3cを穿設し、前記リング状パッキン
    グ51の外径が、前記凹部3cの内径D3と略等しい
    か、稍大なる外径D5を有し、前記直円環状のキャップ
    ナット3のフランジ3aと凹部3cの内壁面に当接、圧
    着する前記リング状パッキング51の端縁の斜面5a
    を、前記直円環状キャップナット3のフランジ3a側に
    覗かせて配置して、前記直円環状キャップナット3のフ
    ランジ3aと凹部3cの内壁面に外方へ弾撥力をもって
    圧着保持して嵌入装着し、前記直円環状キャップナット
    3の内ネジ3bを前記直円環状キャップナット3の内ネ
    ジ3bを前記円筒状管継ぎ手本体1の外ネジ1bに螺合
    して固定したコンジットパイプ用管継ぎ手。
  2. 【請求項2】 両端外周面に外ネジ1b’を有し、 外周
    面の両端寄りに筒壁1a’を貫通してネジ穴1d’を穿
    設した円筒状管継ぎ手本体1’と、前記ネジ穴1d’に
    螺合するセットボルト6と、前記外ネジ1b’に螺合さ
    れる内ネジ3bを備えた直円環状キャップナット3と、
    前記直円環状キャップナット3と連結されるコンジット
    パイプHとの間に介在される断面形状が台形のリング状
    パッキング51とから成るコンジットパイプ用管継ぎ手
    において、前記直円環状キャップナット3の端縁に、前
    記リング状パッキング51を保持する小径のフランジ3
    aを形成するとともに、内側面に前記リング状パッキン
    グ51を収納する凹部3cを穿設し、前記リング状パッ
    キング51の外径が、前記凹部3cの内径D3と略等し
    いか、稍大なる外径D5を有し、前記直円環状キャップ
    ナット3のフランジ3aと凹部3cの内壁面に当接、圧
    着する前記リング状パッキング51の端縁が斜面5aを
    外方から内方へ向けて傾斜した断面形状を台形に形成し
    て、前記傾斜面5aを、前記直円環状キャップナット3
    のフランジ3a側に覗かせて配置して、前記直円環状キ
    ャップナット3のフランジ3aと凹部3cの内壁面に外
    方へ弾撥力をもって圧着保持して嵌入装着し、前記直円
    環状キャップナット3の内ネジ3bを前記円筒状管継ぎ
    手本体1の外ネジ1bに螺合して固定するとともに、前
    記セットボルト6を螺着緊締して固定したコンジットパ
    イプ用管継ぎ手。
  3. 【請求項3】 両端外周面に外ネジ1bを有する円筒状
    管継ぎ手本体1と、前記外ネジ1bに螺合される内ネジ
    3bを備えた直円環状のキャップナット3と、前記直円
    環状キャップナット3と連結されるコンジットパイプH
    との間に介在される断面形状が楕円形のリング状パッキ
    ング52とから成るコンジットパイプ用管継ぎ手におい
    て、 前記直円環状キャップナット3の端縁に、前記リ
    ング状パッキング52を保持する小径のフランジ3aを
    形成するとともに、内側面に前記リング状パッキング5
    2を収納する凹部3cを穿設し、前記リング状パッキン
    グ52の外径が、前記凹部3cの内径D3と略等しい
    か、稍大なる外径D5を有し、前記直円環状のキャップ
    ナット3のフランジ3aと凹部3cの内壁面に当接、圧
    着する前記リング状パッキング52の端縁が断面楕円形
    の外形の外方から内方へ向けて傾斜した斜面5a’を、
    前記直円環状キャップナット3のフランジ3a側に覗か
    せて配置して、前記直円環状キャップナット3のフラン
    ジ3aと凹部3cの内壁面に外方へ弾撥力をもって圧着
    保持して嵌入装着し、前記直円環状キャップナット3の
    内ネジ3bを前記直円環状キャップナット3の内ネジ3
    bを前記円筒状管継ぎ手本体1の外ネジ1bに螺合して
    固定したコンジットパイプ用管継ぎ手。
  4. 【請求項4】 両端外周面に外ネジ1b’を有し、 外周
    面の両端寄りに筒壁1a’を貫通してネジ穴1d’を穿
    設した円筒状管継ぎ手本体1’と、前記ネジ穴1d’に
    螺合するセットボルト6と、前記外ネジ1b’に螺合さ
    れる内ネジ3bを備えた直円環状キャップナット3と、
    前記直円環状キャップナット3と連結されるコンジット
    パイプHとの間に介在される断面形状が楕円形のリング
    状パッキング52とから成るコンジットパイプ用管継ぎ
    手において、前記直円環状キャップナット3の端縁に、
    前記リング状パッキング52を保持する小径のフランジ
    3aを形成するとともに、内側面に前記リング状パッキ
    ング52を収納する凹部3cを穿設し、前記リング状パ
    ッキング52の外径が、前記凹部3cの内径D3と略等
    しいか、稍大なる外径D5を有し、前記直円環状キャッ
    プナット3のフランジ3aと凹部3cの内壁面に当接、
    圧着する前記リング状パッキング52の端縁が断面楕円
    形の外形の外方から内方へ向けて傾斜した斜面5a’
    を、前記直円環状キャップナット3のフランジ3a側に
    覗かせて配置して、前記直円環状キャップナット3のフ
    ランジ3aと凹部3cの内壁面に外方へ弾撥力をもって
    圧着保持して嵌入装着し、前記直円環状キャップナット
    3の内ネジ3bを前記円筒状管継ぎ手本体1の外ネジ1
    bに螺合して固定するとともに、前記セットボルト6を
    螺着緊締して固定したコンジットパイプ用管継ぎ手。
  5. 【請求項5】 直管コンジットパイプHとフレキシブル
    パイプGとを結合するコンジットパイプ用管継ぎ手であ
    って、管継ぎ手本体21の一端に、外周面に外ネジ1b
    を設けてあり、前記外ネジ1bに螺合される内ネジ3b
    を備えた直円環状のキャップナット3と、前記直円環状
    キャップナット3と連結されるコンジットパイプHとの
    間に介在される断面形状が台形のリング状パッキング5
    1と、前記管継ぎ手本体21の他端に外周面に外ネジ2
    1dを設けてあり、前記外ネジ21dに螺合される内ネ
    ジ30bを備えた直円環状キャップナット30と、該直
    円環状キャップナット30の端縁30aによって、フレ
    キシブルパイプGを気密に保持するインナーリング4の
    鍔4aを挟んで、前記管継ぎ手本体21の端縁に螺着す
    る内ネジ30bを備えた直円環状キャップナット30と
    からなり、前記直円環状キャップナット3の端縁に、前
    記リング状パッキング51を保持する小径のフランジ3
    aを形成するとともに、内側面に前記リング状パッキン
    グ51を収納する内径D3の凹部3cを穿設し、前記リ
    ング状パッキング51の外径が、前記凹部3cの内径D
    3と略等しいか、稍大なる寸法の外径D5を有し、前記
    直円環状キャップナット3のフランジ3aと凹部3cの
    それぞれの内壁面に当接、圧着する前記リング状パッキ
    ング51の端縁の傾斜面5aを外方から内方へ向けて傾
    斜した断面台形状に形成して、前記傾斜面5aを、直円
    環状キャップナット3のフランジ3a側に覗かせて配置
    して、前記直円環状キャップナット3のフランジ3aと
    凹部3cのそれぞれの内壁面に外方へ弾撥力をもって圧
    着保持して嵌入装着し、前記直円環状キャップナット3
    の内ネジ3bを前記円筒状管継ぎ手本体21の外ネジ1
    bに螺合して固定し、前記インナーリング4の鍔4aを
    介して螺合し、前記管継ぎ手本体21の内部に設けたコ
    ンジットパイプHの先端が当接するストツパー用の段部
    21aの反対側に、耐油パッキング50を介して前記イ
    ンナーリング4の端面フランジ4bと相対せしめ、全体
    を一体成形のベローズ状或いはスパイラル状に形成した
    フレキシブルパイプGの端部を、前記インナーリング4
    の内面に形成したネジ部4cに螺着し、前記フレキシブ
    ルパイプGを直接鑞付けを施して固着して、水密性を保
    持する構造としたフレキシブルパイプ用コンジットパイ
    プ用管継ぎ手。
  6. 【請求項6】 前記請求項1に記載の管継ぎ手本体1
    が、中腹部が直角、鈍角または鋭角に折曲した曲管状の
    管継ぎ手本体31から構成されている請求項1に記載の
    コンジットパイプ用管継ぎ手。
  7. 【請求項7】 直管コンジットパイプHと、筒状の端縁
    を有する他物Fとを結合するコンジットパイプ用管継ぎ
    手であって、管継ぎ手本体41の一端に、外周面に外ネ
    ジ1bを設けてあり、前記外ネジ1bに螺合される内ネ
    ジ3bを備えた直円環状のキャップナット3と、前記直
    円環状キャップナット3と連結されるコンジットパイプ
    Hとの間に介在される断面形状が台形のリング状パッキ
    ング51と、前記管継ぎ手本体41の他端は、外周面に
    外ネジ11bを設けた筒形であり、前記外ネジ11bに
    螺合される固定ナット10を備えてあり、前記直円環状
    キャップナット3の端縁に、前記リング状パッキング5
    1を保持する小径のフランジ3aを形成するとともに、
    内側面に前記リング状パッキング51を収納する内径D
    3の凹部3cを穿設し、前記リング状パッキング51の
    外径が、前記凹部3cの内径D3と略等しいか、稍大な
    る寸法の外径D5を有し、前記直円環状キャップナット
    3のフランジ3aと凹部3cのそれぞれの内壁面に当
    接、圧着する前記リング状パッキング51の端縁が傾斜
    面5aを外方から内方へ向けて傾斜した断面台形状に形
    成して、前記傾斜面5aを、直円環状キャップナット3
    のフランジ3a側に覗かせて配置して、前記直円環状キ
    ャップナット3のフランジ3aと凹部3cのそれぞれの
    内壁面に外方へ弾撥力をもって圧着保持して嵌入装着
    し、前記直円環状キャップナット3の内ネジ3bを前記
    円筒状管継ぎ手本体41の外ネジ1bに螺合して固定し
    たコンジットパイプ用管継ぎ手。
  8. 【請求項8】 前記請求項2又は請求項4に記載のセッ
    トボルト6のネジ部6aに防水用塗料を塗着したコンジ
    ットパイプ用管継ぎ手。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載
    の前記リング状パッキング51,52の内径周面に、コ
    ンジットパイプHの外周壁に密着用の円環状の突条部ま
    たは段部5bを設けたコンジットパイプ用管継ぎ手。
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