JP3346748B2 - 管接続用のシール材 - Google Patents
管接続用のシール材Info
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
と継手の接続に使用するための管接続用のシール材に関
する。
に示す波形管1の外面に形成された凹部1Aと凸部1B
とに嵌合する凸部2Aと凹部2Bとからなる嵌合部を備
えるとともに、図7に示すように、前記凸部2A表面に
該波形管1の凹部側に突出するアーチ形の突出部3の複
数を周方向に沿って設けてなり、シール材2と波形管1
の接触部間に寸法誤差による隙間が発生した場合でも、
複数の突出部3の圧接力により両者のシール処理が確実
に行うことができるようにしている。
アーチ形の突出部3が波形管1の管軸芯を通る径方向に
沿って突出していたため、波形管1の外面にシール材2
を装着したときに、シール材2の突出部3が波形管1の
外面に強制的に押圧されて、図8(b)に示すように、
行き場を失った突出部3の先端(上端)3Aが波打った
捻れた形状に変形し、これに伴い、突出部3の側端3B
(図では一方のみ図示)も波打った捻れた形状に変形し
てしまう。このため、波形管1の外面とシール材2の接
当面との間に水が入り込むことができる隙間が発生する
ため、図に示す移動方向Hから移動してきた水に対して
水漏れを起こす不都合があった。
鑑み、解決しようとするところは、シールを確実に行う
ことができる管接続用のシール材を提供する点にある。
決のために、凸部と凹部とが交互に位置する環状又は螺
旋状に形成された波形管の外面に装着される環状のシー
ル材の内周面に、該波形管の凹凸部に嵌合する凸部と凹
部を備えた嵌合部を備えさせ、このシール材の凸部表面
に該波形管の凹部側に突出する複数の突出部を周方向に
沿って設け、前記シール材が装着された波形管を継手又
は接続用管等に内挿することによりシール処理された状
態で両者を接続可能とし、前記シール材の突出部の少な
くとも先端部を、前記波形管の管軸芯を通る径方向に対
して交差する方向に沿った傾斜姿勢に構成している。上
記のように、シール材を波形管の外面に装着すると、波
形管の凹部がシール材の突出部を押圧することにより、
該突出部がシール材の内周面側、つまり傾斜角度が小さ
くなる側に倒れ易くなり、先端部が倒れるほど波形管に
対する圧接力が大きくなる。従って、シール材の突出部
と波形管のシールを確実に行うことができる。前記シー
ル材の突出部の先端部のみを傾斜姿勢にする他、シール
材の全体を傾斜姿勢にしておく方がよりスムーズに倒す
ことができ、シールの確実性を更に上げることができ
る。
る螺旋状に形成されてなり、前記シール材の突出部の傾
斜方向を、該突出部の基端部に対して先端部が前記波形
管の凹部を伝って移動する水等の移動方向上手側に位置
する状態に設定することによって、止水性能を一層高め
ることができる。
ール材の突出部の先端面を前記波形管の外形線とほぼ平
行となる円弧形状にすることによって、シール材を装着
するときに、波形管と突出部の先端面とを先端面の全域
に渡って同時に接当させることができ、波形管に対する
圧接力を均一化し易く、しかもシール材の突出部をより
一層スムーズに前記のように倒すことができる。
前記突出部の傾斜角度を20〜60度の範囲に設定する
ことによって、前記シール材の突出部の倒れを確実に行
うことができる。
れぞれの一端同士を突き合わせた状態でねじ込み式の継
手4により接続した状態を示している。そして、前記波
形管1,1それぞれにゴム製又はプラスチック製のシー
ル材3を外嵌した後、一方の波形管1の一端を継手4の
一端から挿入し、継手4の螺旋状のねじ込み部4Aにね
じ込むことによって、接続を完了すると共に、継手4の
一端部に備えさせたテーパー部4Bの内側テーパー面4
bに前記シール材3が押し付けられることで両者のシー
ル処理が完了するようにしている。又、他方の波形管1
も前記同様に、継手4の他端から挿入し、継手4の螺旋
状のねじ込み部4Aにねじ込むことによって、接続を完
了すると共に、継手4の他端部に備えさせたテーパー部
4Bの内側テーパー面4bに前記シール材3が押し付け
られることで両者のシール処理が完了するようにしてい
る。前記内側テーパー面4bに滑剤を塗布しておけば、
内側テーパー面4bをシール材2が滑り易くなり、接続
をスムーズに行うことができる。ここでは、前記シール
材3を継手4と波形管1との接続に用いる他、波形管同
士の接続に用いてもよい。
の凸部1Bとを管軸芯方向で交互に有する螺旋波形状に
形成され、内面1Cがフラットに構成されている。前記
波形管1は、螺旋状に構成する他、環状の波形に構成し
たものでもよい。又、前記内面1Cがフラットでない波
形管であってもよい。
び図3にも示すように、前記波形管1の凹部1Aと凸部
1Bとに嵌合する凸部2Aと凹部2Bとを交互に備えた
螺旋波形(凸凹)状の嵌合部を備えるとともに、前記凸
部2A表面に該波形管1の凹部側に突出する複数(図で
は3個であるが2個以上であれば何個でもよい)のアー
チ形の突出部3を周方向に沿って設けてなり、シール材
2と波形管1の接触部間に寸法誤差による隙間が発生し
た場合でも、複数の突出部3の圧接力により確実にシー
ル処理が完了することができるようにしている。前記凸
部2A及び凹部2Bのそれぞれは、図では1ピッチ分の
寸法にしているが、1ピッチ以上であれば、どのような
寸法に設定してもよい。
の先端部(上端部)3Aを基端部に対して波形管1の凹
部1Bを伝って移動する水の移動方向H上手側(先端
側)に位置する傾斜姿勢に構成している。前記波形管1
の管軸芯Xを通る径方向に対する前記突出部3の傾斜角
度を30度に設定しているが、前記傾斜角度は、20〜
60度の範囲であれば、どの角度に設定してもよい。前
記突出部3の傾斜姿勢を水の移動方向H上手側(先端
側)に位置するように設定することによって、シールを
一層確実に行うことができるのであるが、水の移動方向
H下手側(基端側)に位置する傾斜姿勢に設定して実施
してもよい。
形管1に装着すると、図4(b)に示すように、波打つ
(捻れる)ことなく突出部3の先端部3Aがスムーズに
倒れ込み、倒れ込んだ先端部3Aが広い範囲に渡って均
一に波形管1に接当し、両者のシールを確実に行うこと
ができる。
一側面の特定箇所に一体形成された突起であり、シール
材2を波形管1に装着するときに、この突起5が接続側
と反対側に位置するようにするための位置方向を確認す
るために形成されたものである。又、前記波形管1の凹
部1Aの4ピッチ目にシール材2の凸部2Aが位置する
ようにし、かつ、前記波形管1の凸部1Bの一端部表面
にマーキングしたライン(図示せず)の延長線上に前記
突起5が位置するようにしている。
ール材2の先端部3Aの先端面3aを前記波形管1の外
形線とほぼ平行となる円弧形状に構成してもよい。この
場合、先端面3aの全域に渡って波形管1を同時に接当
させることができ、波形管1に対するシール材2の押圧
力を均一にし易く、しかもスムーズに倒すことができ
る。そして、図に示すように波形管1に対する先端面3
aの接触面積を拡げることができる。
端部3Aのみを傾斜姿勢にして、実施することもでき
る。
傾斜させることにより、シール材を波形管の外面に装着
したときに、突出部をスムーズに倒して広い接触面積で
しかも均一に圧接することができるから、従来のように
波形管の押圧力にて突出部が波打った捻れた状態になっ
て、水等が入り込む隙間がシール材と波形管の間に発生
することがなく、突出部と波形管のシールを確実に行う
ことができる。
が交互に位置する螺旋状に形成されてなり、シール材の
突出部の傾斜方向を、突出部の基端部に対して先端部が
波形管の凹部を伝って移動する水等の移動方向上手側に
位置する状態に設定することによって、止水性能を一層
高めることができ、信頼性の高いシール材とすることが
できる。
において、シール材の突出部の先端面を波形管の外形線
とほぼ平行となる円弧形状にすることによって、シール
材を装着するときに、波形管と突出部の先端面とを先端
面の全域に渡って同時に接当させることができ、波形管
に対する圧接力を均一化し易く、しかもシール材の突出
部をより一層スムーズに前記のように倒すことができ
る。
一部断面にした側面図。
縦断側面図。
は、波形管に装着する前の状態を示し、(b)は、波形
管に装着した状態を示している。
(a)は、波形管に装着する前の状態を示し、(b)
は、波形管に装着した状態を示している。
は、波形管に装着する前の状態を示し、(b)は、波形
管に装着した状態を示している。
Claims (4)
- 【請求項1】 凸部と凹部とが交互に位置する環状又は
螺旋状に形成された波形管の外面に装着される環状のシ
ール材の内周面に、該波形管の凹凸部に嵌合する凸部と
凹部を備えた嵌合部を備えさせ、このシール材の凸部表
面に該波形管の凹部側に突出する複数の突出部を周方向
に沿って設け、前記シール材が装着された波形管を継手
又は接続用管等に内挿することによりシール処理された
状態で両者を接続可能とし、前記シール材の突出部の少
なくとも先端部を、前記波形管の管軸芯を通る径方向に
対して交差する方向に沿った傾斜姿勢に構成してなる管
接続用のシール材。 - 【請求項2】 前記波形管が凸部と凹部とが交互に位置
する螺旋状に形成されてなり、前記シール材の突出部の
傾斜方向を、該突出部の基端部に対して先端部が前記波
形管の凹部を伝って移動する水等の移動方向上手側に位
置する状態に設定してなる請求項1記載の管接続用のシ
ール材。 - 【請求項3】 前記シール材を装着する前において、該
シール材の突出部の先端面を前記波形管の外形線とほぼ
平行となる円弧形状にしてなる請求項1又は2記載の管
接続用のシール材。 - 【請求項4】 前記波形管の管軸芯を通る径方向に対す
る前記突出部の傾斜角度を20〜60度の範囲に設定し
てなる請求項1又は2記載の管接続用のシール材。
Priority Applications (1)
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JP17810099A JP3346748B2 (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 管接続用のシール材 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP17810099A JP3346748B2 (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 管接続用のシール材 |
Publications (2)
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ID=16042655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17810099A Expired - Fee Related JP3346748B2 (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 管接続用のシール材 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3346748B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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KR101011794B1 (ko) | 2009-02-16 | 2011-02-07 | 이석재 | 배관 파이프 패킹 |
KR101573273B1 (ko) * | 2015-06-17 | 2015-12-02 | 주식회사 대경산업 | 합성수지관벽 단부 마감용 부재 및 이를 포함하는 합성수지관 |
-
1999
- 1999-06-24 JP JP17810099A patent/JP3346748B2/ja not_active Expired - Fee Related
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