JP2931028B2 - 多重伝送方式 - Google Patents

多重伝送方式

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JP2931028B2
JP2931028B2 JP2071250A JP7125090A JP2931028B2 JP 2931028 B2 JP2931028 B2 JP 2931028B2 JP 2071250 A JP2071250 A JP 2071250A JP 7125090 A JP7125090 A JP 7125090A JP 2931028 B2 JP2931028 B2 JP 2931028B2
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英司 一井
恭介 橋本
裕 松田
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、いわゆるCSMA(Carrier Sense Multiple A
ccess)伝送方式を用いた多重伝送方式に関し、特に伝
送エラーを検知する多重伝送方式に関する。
(従来技術) 従来、この種の多重伝送方式におけるシステムでは、
第2図に示すように、各多重ノード10、20、30は、ペア
電線等からなる多重伝伝送路(データバス)40に共通に
接続されている。各多重ノード10、20、30には、それぞ
れ通信制御回路11、21、31及び中央処理装置(以下、
「CPU」という。)12、22、32が設けられており、CSMA
方式によりデータバス40に、例えば第3図に示すよう
な、データフレームFを送信し、他の多重ノードに同時
に情報を伝えると共に、データフレームFの後尾に受信
確認信号(ACK信号)領域F4を設け、上記データフレー
ムFを正常に受信した各多重ノードが上記ACK信号領域F
4の予め割り当てらてたビット位置にACK信号を発してい
る。
データフレームFは、スタートビットF1、IDデータF
2、データF3、ACK信号領域F4等を有するフレーム構成に
なっている。ここで、スタートビットF1は、フレームの
開始を示す特定のビットであり、IDデータF2は、宛先を
示すアドレス、自局を示すアドレス及びフレーム長の示
す情報から構成されている。ACK信号領域F4は、各多重
ノードのアドレスに対応したビット領域と、アクティブ
又はパッシブな信号の領域等から構成されている。
受信多重ノードの通信制御回路は、上記データフレー
ムFの通信制御を行っており、フレーム受信の際には受
信したIDデータF2のフレーム長の情報(第4図(a)に
示す正常なフレーム長)が実際に受信したデータフレー
ム長より長くなっているかどうか検出している。この検
出は、例えばエラーを起こしたフレームのフレーム長
(第4図(b)に示すフレーム長)が正常なフレーム長
よりも長くなっている間、第4図(c)に示すフレーム
長エラー信号をCPUに送出することにより行う。上記CPU
は、入力する上記フレーム長エラー信号に基づいて、エ
ラーの継続時間を監視し、エラーの継続時間を一定時間
以上続いた場合には受信の中断等の制御を行っていた。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記方式では、例えば受信多重ノードの通
信制御回路の故障により、データバスが常時専有されて
しまうような送信状態(以下、「ビットストリーム」と
いう。)になることがある。この状態が続くと、他の多
重ノードは、データバスが専有されていることを検出す
ると共に、上記エラーの継続時間の監視により、ビット
ストリームを検出することはできるが、積極的にビット
ストリームの発生を警告する手段がない。このため、オ
ペレータがこれに気付かずにいると、他の多重ノードが
データバスを使用できない状態が長時間続いてしまい、
データ伝送の効率が低下するという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、ビット
ストリームを検知すると、積極的にエラーの警告を発す
るとともに、エラーの履歴によってエラー検知及び警告
を発することにより、データ送信の効率化及び信頼性を
向上させることができる多重伝送方式を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明では、共通の多重
伝送路を介して相互に接続された少なくとも2つの多重
ノードを備え、前記多重ノードは受信した送信多重ノー
ドからのフレームのフレーム長に基づいて伝送中のエラ
ーを検知し、前記エラーの継続時間に応じて警告を発生
する多重伝送方式において、いずれかの前記多重ノード
は、前記エラーの履歴データを記憶部に記憶し、当該履
歴データを参照して前記エラーの検知及び警告を行う多
重伝送方式が提供される。
(作用) いずれかの多重ノードは、フレーム長エラーを検知す
ると、当該エラーの継続時間を検出監視して、検出した
継続当時間がデータ伝送に支障をきたすだけの継続時間
に達すると、警告を発するとともに、記憶部に記憶され
た上記エラーの履歴データからエラーを検知して警告を
発してオペレータに知らせる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図に基づき説明する。
第1図は、本発明に係る多重伝送方式におけるシステ
ムの一実施例を示す概略構成図である。このようなCSMA
方式を用いた多重伝送方式には、例えば自動車用多重伝
送方式がある。図において、各多重ノード40、50、60に
は、従来例と同様データフレームの通信制御を行う通信
制御回路41、51、61と、中央処理装置(以下、「CPU」
という。)42、52、62とが設けられていると共に、出力
回路43、53、63と、警告灯44、54、64と、警告ブザー4
5、55、65と、記憶部46、56、66とがそれぞれ接続され
ている。なお、自動車用多重伝送方式において、多重ノ
ードには、フロント多重ノード、メータ多重ノード、リ
ヤ多重ノード等があり、例えば第3図に示すような、デ
ータフレームF毎に車両を運転情報を多重伝送してい
る。
各通信制御回路41、51、61は、データバス70が未作用
状態になるのを待って、フレームFをCSMA方式によりデ
ータバス70に送信し、他の多重ノードに伝える通信制御
を行うと共に、フレーム受信の際には受信したIDデータ
F2のフレーム長の情報(第4図(a)に示す正常なフレ
ーム長)が実際に受信したデータフレーム長より長くな
っているかどうか検出している。この検出は、従来の同
様、例えばエラーを起こしたフレームのフレーム長(第
4図(b)に示すフレーム長)が正常なフレーム長より
も長くなっている間、第4図(c)に示すフレーム長エ
ラー信号を対応するCPU42、52、62に送出することによ
り行う。
CPU42、52、62は、入力する上記フレーム長エラー信
号に基づいて、エラーの継続時間を監視し、当該エラー
の継続時間が一定時間以上続いた場合には受信の中断等
の制御を行う。また、CPU42、52、62は、自局以外の多
重ノードのデータ伝送を監視している。そして、この場
合、受信フレームが通常のフレームより長い時には、フ
レーム長エラーの発生となるが、CPU42、52、62は、そ
のフレーム長エラーがデータ伝送に支障を与える程度の
発生時間、例えば許容伝送遅延時間より長いかどうか判
断し、長い場合には、ビットストリームエラーとして出
力回路43、53、63に警告を行うための制御信号を出力す
る。
出力回路43、53、63は、上記制御信号に応じて警告灯
44、54、64を点灯させると共に、警告ブザー45、55、65
を駆動させれオペレータに知らせる。
また、記憶部46、56、66は、データの書き込み又は消
去が可能なROM又はメモリー等からなっており、上記発
生したビットストリームの履歴のデータを書き込み又は
消去を可能にしている。これにより、ビットストリーム
エラーが一時的に発生したものであって、警告灯や警告
ブザーによる警告を見落としてしまっても、上記記憶部
内に格納されたビットストリームの履歴データを参照で
きるようにした。
従って、本発明では、受信多重ノードを通信制御回路
が故障を起こして、受信多重ノードでビットストリーム
を検知できなくなっても、上記受信多重ノード以外の他
の多重ノードによって、データ伝送時間が所定の許容伝
送遅延時間より長いかどうか判断することで、ビットス
トリームの発生を検知することができるので、いずれか
の多重ノードが故障して多重伝送路がシステムダウンし
てしまうような、重要なビットストリームエラーの発生
を容易に検知及び警告することができ、システムの安全
性を向上させることができる。また、記憶部は、発生し
たビットストリームエラーの履歴データを記憶しておく
ことができるので、警告灯、警告ブザー等の警告手段に
よって出力された警告を見落としても、上記記憶部から
ビットストリームエラーの履歴データを読み出して参照
でき、システムのデータ伝送中に発生したビットストリ
ームエラーを検知、警告することができる。
なお、本実施例では、3つの多重ノードに警告手段を
設けた場合について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、少なくとも2つの多重ノードに警告手段を設けるよ
うにすれば、一方の多重ノードの通信制御回路が故障し
ても他方の多重ノードによって正確にビットストリーム
エラーの検知及び警告を行うことができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明では、共通の多重伝送路
を介して相互に接続された少なくとも2つの多重ノード
を備え、前記多重ノードは受信した送信多重ノードから
のフレームのフレーム長に基づいて伝送中のエラーを検
知し、前記エラーの継続時間に応じて警告を発生する多
重伝送方式において、いずれかの前記多重ノードは、前
記エラーの履歴データを記憶部に記憶し、当該履歴デー
タを参照して前記エラーの検知及び警告を行うので、ビ
ットストリームを検知すると、積極的にエラーの警告を
発するとともに、エラーの履歴によってエラー検知及び
警告を発することにより、データ伝送の効率化及び信頼
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多重伝送方式におけるシステムの
一実施例を示す概略構成図、第2図は従来の多重伝送方
式におけるシステムの概略構成図、第3図は伝送される
データフレームの一実施例を示す図、第4図はデータフ
レームの正常なフレーム長、エラーを起こしたフレーム
のフレーム長及びフレーム長エラー信号を示す図であ
る。 10〜60……多重ノード、11〜61……通信制御回路、12〜
62……中央処理装置(CPU)、40,70……データバス、43
〜63……出力回路、44〜64……警告灯、45〜65……警告
ブザー、46〜66……記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−79844(JP,A) 特開 昭61−208333(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通の多重伝送路を介して相互に接続され
    た少なくとも2つの多重ノードを備え、前記多重ノード
    は受信した送信多重ノードからのフレームのフレーム長
    に基づいて伝送中のエラーを検知し、前記エラーの継続
    時間に応じて警告を発生する多重伝送方式において、 いずれかの前記多重ノードは、前記エラーの履歴データ
    を記憶部に記憶し、当該履歴データを参照して前記エラ
    ーの検知及び警告を行うことを特徴とする多重伝送方
    式。
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BRPI0609025B1 (pt) 2005-03-10 2019-06-18 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Aparelho de radiorrecepção, aparelho de radiotransmissão, método de radiorrecepção e método de radiotransmissão
JP5250505B2 (ja) * 2009-08-14 2013-07-31 アンリツ株式会社 移動体通信用デバイス試験システム及び試験方法

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