JP2910264B2 - 受信応答異常検出装置 - Google Patents

受信応答異常検出装置

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JP2910264B2
JP2910264B2 JP3023742A JP2374291A JP2910264B2 JP 2910264 B2 JP2910264 B2 JP 2910264B2 JP 3023742 A JP3023742 A JP 3023742A JP 2374291 A JP2374291 A JP 2374291A JP 2910264 B2 JP2910264 B2 JP 2910264B2
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泰一 村田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バス型伝送路を介して
パケットデータを転送するパケット交換網において、受
信応答情報によってパケット転送動作の異常を検出する
装置に係わり、特に、受信応答情報の異常を検出する受
信応答異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バス型伝送路を介してパケットデータを
転送するパケット交換網のパケット転送制御において、
パケット転送動作の異常を検出する方法としては、従
来、受信側パケット転送装置から通知されるデータ受信
動作の正常性または異常性を示す受信状況信号を、送信
側パケット転送装置で認識する方法がある。この受信状
況信号は受信応答信号と共に送信側パケット転送装置へ
送られる。この受信応答信号は、受信状況信号の情報を
送信側パケット転送装置へ設定する(認識させる)ため
の信号であり、具体的には、送信側パケット転送装置は
例えば受信応答信号のアクティブ時に受信状況信号を取
り込むようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
パケット交換網では、パケット転送装置が送信を行う場
合、バス競合調停装置(以下、バスアービタと記す。)
にバス捕捉要求を行い、バス使用許可を得てから送信を
行うようになっている。しかしながら、バスアービタの
異常により2個以上のパケット転送装置のバス捕捉要求
に対してバス使用許可が与えられ、データ転送時に他の
パケット転送装置のデータ転送に対する受信応答信号が
出力された場合、従来は受信応答信号の監視手段がない
ため、パケット転送装置は他のデータ転送の受信状況を
監視していることになり、自装置の転送動作に対する受
信状況を監視できないという問題点がある。
【0004】また、従来は、受信応答信号がバス上でア
クティブ状態に固定(スタック)する障害が発生した場
合、送信側パケット転送装置で受信状況を認識できず、
送信側で送信動作を終了しない限り送信動作を終了でき
ないという問題点がある。これに対処するために、一般
的には、送信側で受信状況確認の時間を監視し、タイム
アウトすることによって異常を検出して送信動作を終了
させるようにしているが、異常を検出するまでに時間が
かかるという問題点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、受信応答情報の
異常を検出でき、パケット転送動作の受信状況を正確に
監視できるようにした受信応答異常検出装置を提供する
ことにある。
【0006】請求項1記載の発明の受信応答異常検出装
置は、バス型伝送路を介してパケットデータを転送する
パケット交換網における受信側パケット転送装置に設け
られ、受信したパケットデータが自装置宛のデータか否
かを識別し、自装置宛のデータである場合には、送信側
パケット転送装置に受信応答情報を返送する受信応答手
段と、受信応答情報によってパケット転送動作の異常を
検出する送信側パケット転送装置に設けられ、この送信
側パケット転送装置が送信権を得てパケットデータをバ
ス型伝送路へ送信し始めてから受信応答手段にとって受
信応答情報を返送するのに必要なデータを送信し終わる
までの間、受信応答情報の状態を監視し、この間に受信
応答情報を検出した場合には受信応答の異常が発生した
と判断する受信応答情報監視手段とを備えたものであ
る。
【0007】この受信応答異常検出装置では、送信側パ
ケット転送装置がパケットデータをバス型伝送路へ送信
し、受信側パケット転送装置の受信応答手段が、受信し
たパケットデータが自装置宛のデータであると識別した
場合には、この受信応答手段は、送信側パケット転送装
置に受信応答情報を返送する。送信側パケット転送装置
は、この受信応答情報によってパケット転送動作の異常
を検出する。この送信側パケット転送装置に設けられた
受信応答情報監視手段は、送信側パケット転送装置が送
信権を得てパケットデータをバス型伝送路へ送信し始め
てから受信応答手段にとって受信応答情報を返送するの
に必要なデータを送信し終わるまでの間、受信応答情報
の状態を監視し、この間に受信応答情報を検出した場合
には受信応答の異常が発生したと判断する。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の受信応答異常検出装置における受信応答手段が、受
信応答情報として、パケットデータの受信状況を示す受
信状況信号と、この受信状況信号の情報を送信側パケッ
ト転送装置へ認識させるための受信応答信号とを出力
し、受信応答情報監視手段が、受信応答信号を監視する
ようにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1および図2は本発明の一実施例に係
り、図1はパケット転送装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0010】図1に示すように、パケット転送装置10
0は、バス型伝送路11とアービタバス12とに接続さ
れている。図示しないが、バス型伝送路11およびアー
ビタバス12には他のパケット転送装置100も接続さ
れ、アービタバス12には、各パケット転送装置100
からの送信要求に対して一つのパケット転送装置100
に送信権を与える手段を有するバスアービタが接続され
ており、これらによってパケット交換網が構成されてい
る。バス型伝送路11は、mビット幅のパケットデータ
線13とkビット幅の受信状況信号線14と受信応答信
号線15とを有している。
【0011】パケット転送装置100は、バス型伝送路
11に接続されたパケット転送制御装置101と、アー
ビタバス12に接続されたバスアービタ制御装置102
と、メモリバス110を介してパケット転送制御装置1
01に接続されたプロセッサ103および記憶装置10
4と、バス型伝送路11の受信応答信号線15に接続さ
れた受信応答異常検出装置105とを備えている。バス
アービタ制御装置102は、アービタバス12を介して
バスアービタに対して送信要求を行うと共にバスアービ
タからの送信許可を認識するようになっている。また、
プロセッサ103は、パケット転送装置100内の各部
の制御を行うようになっている。
【0012】図2は、図1におけるパケット転送制御装
置101の構成を示すブロック図である。パケット転送
制御装置101は、パケットデータをバス型伝送路11
のパケットデータ線13に接続された送信装置121お
よびアドレス比較装置111と、バス型伝送路11の受
信状況信号線14および受信応答信号線15に接続され
た受信応答制御装置113と、送信装置121、アドレ
ス比較装置111およびメモリバス110に接続された
記憶装置制御装置112とを備えている。
【0013】送信装置121は、プロセッサ103の送
信命令に応じてバスアービタ制御装置102に対して送
信要求信号106を出力してバス捕捉要求を行い、バス
の捕捉ができたことを示す送信許可信号107がバスア
ービタ制御装置102から通知されると、記憶装置制御
装置112を介して記憶装置104からパケットデータ
を読み出してバス型伝送路11のパケットデータ線13
に出力するようになっている。
【0014】アドレス比較装置111は、他のパケット
転送装置100からパケットデータ線13を介して送信
されたパケットデータを受信し、このパケットデータの
アドレスを自装置に設定されているアドレスと比較し、
アドレスが一致した場合には、受信したパケットデータ
を受信データ信号115によって記憶装置制御装置11
2に通知し、この記憶装置制御装置112を介して、受
信したパケットデータを記憶装置104に格納するよう
になっている。アドレス比較装置111は、また、受信
したパケットデータが自装置宛であると判断した場合に
は、受信応答信号をデータ送信元へ通知するように受信
応答制御装置113に指示するための受信通知信号11
4を、受信応答制御装置113に出力するようになって
いる。この受信応答制御装置113は、アドレス比較装
置111からの受信通知信号114に応じて受信状況信
号および受信応答信号を、受信状況信号線14および受
信応答信号線15に出力するようになっている。また、
この受信応答制御装置113は、送信装置121に接続
されており、パケットデータの送信時には送信先からの
受信状況信号および受信応答信号を受信して送信先にお
けるデータ受信動作の状況を認識するようになってい
る。また、この受信応答制御装置113は、送信装置1
21がパケットデータを送信し始めてから、送信先のパ
ケット転送装置100にとって自装置宛のデータか否か
を判断し受信応答信号を返送するのに必要なデータを送
信し終わるまでの間、受信応答異常検出装置105に対
して受信応答監視信号108を出力するようになってい
る。
【0015】受信応答異常検出装置105は、受信応答
制御装置113から受信応答監視信号108が出力され
ている間、受信応答信号線15上の受信応答信号を監視
し、この間に受信応答信号を検出した場合には、受信応
答異常エラー発生と判断し受信応答異常通知信号109
を受信応答制御装置113へ通知するようになってい
る。この受信応答異常通知信号109を受けた受信応答
制御装置113は、受信応答異常という障害が発生した
ことを認識し、送信装置121に対して送信動作の終了
を指示するようになっている。
【0016】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。
【0017】パケット転送装置100が送信を行う場合
には、送信装置121が、プロセッサ103の送信命令
に応じてバスアービタ制御装置102に対して送信要求
信号106を出力する。これに応じてバスアービタ制御
装置102は、アービタバス12を介してバスアービタ
に対してバス捕捉要求を行い、バスアービタからの送信
許可を認識すると、送信許可信号107をパケット転送
制御装置101の送信装置121に送る。この送信許可
信号107を受けた送信装置121は、記憶装置制御装
置112を制御して、予め送信先のパケット転送装置1
00の装置アドレスが設定されているパケットデータ
を、メモリバス110を介して記憶装置104から読み
出して、バス型伝送路11のパケットデータ線13に出
力する。
【0018】送信先のパケット転送装置100では、ア
ドレス比較装置111にてバス型伝送路11上のデータ
を監視しており、このアドレス比較装置111は、受信
したパケットデータのアドレスと自装置に設定されてい
るアドレスとが一致した場合には、受信したパケットデ
ータを受信データ信号115によって記憶装置制御装置
112に通知し、この記憶装置制御装置112を介し
て、受信したパケットデータを記憶装置104に格納す
ると共に、受信通知信号114を受信応答制御装置11
3に送る。この受信通知信号114を受けた受信応答制
御装置113は、受信状況信号および受信応答信号を送
信する。
【0019】送信元のパケット転送装置100では、受
信応答制御装置113によって、送信先からの受信状況
信号および受信応答信号を受信し、受信応答信号によっ
て受信状況信号の情報を取り込んで、送信先におけるデ
ータ受信動作が正常か否かを認識する。送信先における
データ受信動作が異常の場合には、送信装置121に対
して送信動作の終了を指示する。
【0020】また、この送信元のパケット転送装置10
0の受信応答制御装置113は、送信装置121がパケ
ットデータを送信し始めてから、送信先のパケット転送
装置100にとって自装置宛のデータか否かを判断し受
信応答信号を返送するのに必要なデータを送信し終わる
までの間、受信応答監視信号108を受信応答異常検出
装置105に送る。この受信応答異常検出装置105
は、受信応答制御装置113から受信応答監視信号10
8が出力されている間、受信応答信号を監視し、この間
に受信応答信号を検出した場合には、受信応答異常エラ
ー発生、すなわち、自装置が送信したデータに対する応
答ではないと判断し受信応答異常通知信号109を受信
応答制御装置113へ通知する。この受信応答異常通知
信号109を受けた受信応答制御装置113は、受信応
答異常という障害が発生したことを認識し、送信装置1
21に対して送信動作の終了を指示する。
【0021】このように本実施例によれば、送信元のパ
ケット転送装置100がパケットデータを送信し始めて
から送信先のパケット転送装置100にとって自装置宛
のデータか否かを判断し受信応答信号を返送するのに必
要なデータを送信し終わるまでの間、受信応答信号を監
視し、この間に受信応答信号を検出した場合には受信応
答異常として、送信動作を終了させることができる。従
って、データ転送時に、バスアービタの異常により2個
以上のパケット転送装置のバス捕捉要求に対してバス使
用許可を与えられ、他のパケット転送に対する受信応答
信号がアクティブとなっていた場合、この他の受信応答
信号を、自装置が送信したデータに対する受信応答信号
と誤認したまま送信動作を終了させることがなくなり、
パケット転送動作の受信状況を正確に監視することがで
きる。
【0022】また、受信応答信号がバス上でアクティブ
状態に固定する障害が発生した場合、本実施例では、デ
ータ送信時に受信応答の異常を検出して送信動作を終了
させることができるので、従来のようにタイムアウト等
でエラーを検出して送信動作を終了させる場合に比べ
て、異常に対して早く対応することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信側パケット転送装置がパケットデータをバス型伝送路
へ送信し始めてから受信側パケット転送装置の受信応答
手段にとって受信応答情報を返送するのに必要なデータ
を送信し終わるまでの間、受信応答情報の状態を監視す
ることによって、受信応答情報の異常を検出でき、パケ
ット転送動作の受信状況を正確に監視することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】パケット転送装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1におけるパケット転送制御装置の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
100 パケット転送装置 101 パケット転送制御装置 105 受信応答異常検出装置 108 受信応答監視信号 109 受信応答異常通知信号 113 受信応答制御装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス型伝送路を介してパケットデータを
    転送するパケット交換網における受信側パケット転送装
    置に設けられ、受信したパケットデータが自装置宛のデ
    ータか否かを識別し、自装置宛のデータである場合に
    は、送信側パケット転送装置に受信応答情報を返送する
    受信応答手段と、前記受信応答情報によってパケット転
    送動作の異常を検出する送信側パケット転送装置に設け
    られ、この送信側パケット転送装置が送信権を得てパケ
    ットデータをバス型伝送路へ送信し始めてから前記受信
    応答手段にとって受信応答情報を返送するのに必要なデ
    ータを送信し終わるまでの間、受信応答情報の状態を監
    視し、この間に受信応答情報を検出した場合には受信応
    答の異常が発生したと判断する受信応答情報監視手段と
    を具備することを特徴とする受信応答異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記受信応答手段は、前記受信応答情報
    として、パケットデータの受信状況を示す受信状況信号
    と、この受信状況信号の情報を送信側パケット転送装置
    へ認識させるための受信応答信号とを出力し、前記受信
    応答情報監視手段は、前記受信応答信号を監視すること
    を特徴とする請求項1記載の受信応答異常検出装置。
JP3023742A 1991-01-25 1991-01-25 受信応答異常検出装置 Expired - Lifetime JP2910264B2 (ja)

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