JP2929188B1 - ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置及び方法 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置及び方法

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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Abstract

【要約】 【課題】アイドリング時の燃料噴射量を最適に制御する
と共に、ウォーキング走行時にもエンジン回転が安定す
る燃料噴射量を制御する装置及び方法を提供する。 【解決手段】予め定められた、開度0を含む各アクセル
開度毎の回転数と燃料噴射量との関係を走行特性マップ
記憶手段3に記憶しておく。エンジンの負荷状態を判断
し、マップからアクセル開度と回転数に対応する基礎噴
射量を算出する。アイドルモードにある時にコントロー
ラ5でフィードバック制御を行い、且つ、各負荷モード
毎に、フィードバック補正量が最適になるように学習
し、基礎噴射量と学習値から補正基礎噴射量を算出す
る。アクセル開度0に対応する補正マップを補正マップ
記憶手段7に記憶しておく。車両がアイドルモードにあ
る時には補正基礎噴射量とコントローラの出力値を加算
して、車両がアイドルモードにない時には補正基礎噴射
量と補正量を加算して、夫々目標噴射量を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ディーゼルエンジン
の燃料噴射制御装置及び方法に関する。さらに詳細に言
えば、アイドル回転中にはその回転が目標回転数におい
て安定して行われるように燃料噴射量のフィードバック
制御を行い、走行中には予め設定された走行特性マップ
に従って、アクセル開度に対応した一定の回転数で回転
するように、燃料噴射量が制御される、ディーゼルエン
ジンの燃料噴射制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジンの燃料噴射量
の制御は、基本的には、各アクセル開度毎にエンジンの
回転数と燃料噴射量とを対応させて予め設定された走行
特性マップに基づいて行われている。そして、走行中に
は走行特性マップに従って、アクセル開度とエンジン負
荷に対応した一定の回転数で回転するように燃料噴射量
が制御され、アイドル回転中にはこの走行特性マップに
基づく制御に加えてさらに、その回転が冷却水温度等に
応じて設定される目標回転数において安定して行われる
ように、PID調整計等のコントローラを使用して燃料
噴射量のフィードバック制御を併せて行っているのが一
般的である。
【0003】このように、アイドル回転中の制御は、走
行特性マップに基づく制御と、フィードバック制御との
両方に依っており、マップ制御によるゲインとフィード
バック制御によるゲインのマッチングを取る必要があ
る。従って、アクセル開度ゼロパーセントに対応するマ
ップのゲインは、マップのみで制御しようとする場合の
ゲインより当然低く設定しなければならない。
【0004】ところで、このように行われるアイドル回
転制御においても、エンジンの負荷状態が異なれば、同
じPIDの出力であっても、エンジンの回転数に与える
影響度は異なり、従って、一種類のPID定数では、全
ての負荷状態で安定したアイドル回転制御を行うことが
困難であるところから、本願出願人は、負荷状態毎にP
IDの出力に基づいて学習し、この負荷状態毎の学習値
により走行特性マップを補正し、アイドル回転制御にお
けるフィードバック制御が各モード毎に最適になるよう
にした、ディーゼルエンジンのアイドル回転制御装置及
び方法を、特願平7−179626(特開平9−140
31)において提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アイドリン
グを行っている場合には、アクセル開度ゼロパーセント
に対応するマップ制御に加えて前述のようにフィードバ
ック制御が行われ、冷却水温度等に対応して設定される
目標回転数で安定して回転するよう制御されるが、時と
して、停車してアイドリングを行わず、アクセル開度ゼ
ロパーセントできわめてゆっくりと走行させる、所謂ウ
ォーキング走行が行われる場合がある。このようなウォ
ーキング走行においてフィードバック制御を行うと、車
両の挙動即ち路面等から受ける作用等が外乱として作用
し、通常のアイドリングの時のフィードバック制御のゲ
インではマッチングせず、エンジンの挙動に影響を与
え、不安定となる可能性がある。従って、このようなウ
ォーキング走行時には、フィードバック制御は行わない
ほうが望ましい。
【0006】しかし、このようにフィードバック制御を
停止すると、ウォーキング走行が行われた場合に別の問
題が生じる。即ち、先に述べたようにアクセル開度ゼロ
パーセントに対応するマップのゲインは、マップのみで
制御しようとする場合のゲインより低く設定されてい
る。従って、ウォーキング走行が行われた場合には、負
荷の増大により、要求される燃料噴射量が増大し、これ
により回転数が低下し、回転が不安定となる場合があ
る。これらを考慮してアクセル開度ゼロパーセントの走
行特性即ちマップを設定すると、このマップは、純粋に
アイドルモード時のエンジン回転数の安定性を目指した
ものと異なってしまう。
【0007】本願発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、負荷状態毎にコントローラの出力に基づいて学習
し、この負荷状態毎の学習値により走行特性マップを補
正することにより、フィードバック制御のフィードバッ
ク補正量が最適になるようにするとともに、走行時には
走行特性マップを別の手段により補正するように構成す
ることにより、アクセル開度0%のマップを純粋にアイ
ドルモード時のエンジン回転の安定性に着目して設定
し、最適のアイドル回転制御を行うことを可能とし、且
つウォーキング走行時等にもエンジンが安定して回転す
るように制御可能とし、エンジンストール等が生じ難く
したディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置及び方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、エンジンのアイドル回転時に目
標回転数と実際の回転数との偏差に基づきフィードバッ
ク制御を行い、その際に出力される操作量に基づいて行
われる学習で得られる学習値で走行特性マップにより得
られる基礎噴射量を補正して補正基礎噴射量を得る。そ
して車両がアイドルモードにある時には、この補正基礎
噴射量とフィードバック制御による操作量に基づき目標
噴射量を求める。そして走行時にはフィードバックを停
止するが、先に行われた学習による最終学習値をそのま
ま保持して補正基礎噴射量を求め、予め用意された走行
特性マップ補正マップにより得られる、エンジン回転数
に応じた補正値を求め、先の補正基礎噴射量とこの補正
値とにより、目標噴射量を求めるようにした。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の具体的実施例を
説明する。図1は本願発明の制御装置1の主要部を示す
ブロック図である。装置1は、ディーゼルエンジンの走
行特性マップを記憶している走行特性マップ記憶手段3
を備えている。走行特性マップは図2に示されており、
各アクセル開度毎にエンジン回転数Nと燃料の噴射量Q
との関係を予め定め、線図として示しているものであ
る。なお、図2では具体的にはアクセル開度0%のみを
図示してある。そして、本実施例におけるこのアクセル
開度0%の値は、純粋に、停車してアイドリングを行う
際のエンジンの回転の安定性に着目して決定される。な
お、図2に符号N/Lで示した破線は、無負荷状態での
エンジン回転数の噴射量との関係を示している。
【0010】この走行特性マップ記憶手段3に対して、
このマップを使用して、センサにより検出されたアクセ
ル開度及びエンジンの回転数に対応する基礎噴射量dQ
を算出する基礎噴射量算出手段が設けられている。
【0011】符号5は、アイドル回転制御を行うための
例えばPID調整計(以下、単に「PID」と呼ぶ。)
であるコントローラであり、アイドル回転時における目
標回転数Noと実際の回転数Nrとの偏差を入力とし
て、予め定められたPID定数を用いて演算を行い、フ
ィードバック制御の為の操作量としてのPID値QIを
算出して出力する。
【0012】装置1は、走行特性マップに示されたアク
セル開度0パーセント時の特性を補正するための走行特
性マップ補正マップ(以下単に補正マップと言う)を記
憶している補正マップ記憶手段7を備えている。補正マ
ップは図3に示されており、エンジン回転数Nと燃料の
補正量Qaとの関係を予め定め、線図として示している
ものである。そしてこの補正マップ記憶手段7に対し
て、このマップを使用して、センサにより検出されたエ
ンジンの回転数に対応する補正量Qaを算出する補正量
算出手段が設けられている。
【0013】符号9は、車両の運転状態がアイドルモー
ドにあるか否かを判断するアイドルモード判定手段によ
り、アイドル回転制御とアイドル制御オフ(補正マップ
制御)との間で切り換えられる切換えスィッチである。
【0014】符号11は、所定の条件の下で、PIDの
出力値から予め定められた式に基づいて学習値Gを算出
する学習手段である。
【0015】基礎噴射量dQと学習値Gは、加算点13
で加算され、補正基礎噴射量QDを得る。そして、補正
基礎噴射量QDとPIDの出力であるPID値QI、或
いは補正基礎噴射量QDと補正量Qaとは、加算点15
で加算され、最終目標噴射量QSが得られる。
【0016】以下、図3のフローチャートに従って、本
発明の制御方法を説明する。エンジンがスタートすると
図3のタスクがスタートする(ステップS1)。このタ
スクは、例えば10ms毎に繰り返されるようになって
いる。
【0017】ステップS2でエンジンの負荷モードの判
断がなされる。すなわち、エンジンがどの様な負荷状態
で運転しているかを判断するものであり、エアコンセン
サ等各種サンサからの信号に基づき、本実施例では、ノ
ーマル状態、エアコンオン状態、バッテリ電圧降下によ
るアイドルアップ状態、ニュートラル以外の状態、エア
コンオンプラスニュートラル以外の状態の5種類の負荷
モードMiを判別するようになっている。
【0018】ステップS3では、その状態にあると判断
された負荷モードMiの学習値初期値GIiが投入され
ているか否かを判断する。この学習値初期値GIiは、
各負荷モード毎に予め設定された値である。投入されて
いなければ、ステップS4に進み、S2で判断された負
荷モードMiに対応する学習値初期値GIiを学習値G
iとして学習手段9に記憶させ、投入済のフラッグを立
てる。すでに初期値GIiが投入済であれば、ステップ
S2からステップS5へ進む。
【0019】ステップS5では、現在のエンジンの運転
状態において許容される最大噴射量FQを算出する。次
いでステップS6で、現在のアクセル開度及びエンジン
回転数Nrから、走行特性マップを用いて、対応する基
礎噴射量dQが算出される。図3には、アクセル開度0
%の場合の走行特性のみを示してあるが、他のアクセル
開度に対応する走行特性も定められており、ステップS
6では、当然実際のアクセル開度に対応して、基礎噴射
量が算出される。次いでステップ7で、エンジンの回転
数Nrから補正マップを用いて補正量Qaが算出され
る。
【0020】次にステップS8で、基礎噴射量dQがゼ
ロか否かが判断され、ゼロでない場合にはステップS9
に進んで、基礎噴射量dQに学習値Giを加算した値を
補正基礎噴射量QDとする。基礎噴射量dQがゼロの場
合には、ステップS10に進み、この場合には学習値G
iを加算せずに、基礎噴射量dQを補正基礎噴射量QD
とする。
【0021】ステップ11では、現在車両がアイドル運
転状態にあるか否かを判断する。この判断は、アクセル
開度、車速、エンジン回転数を示すセンサからの信号に
基づいて行われる。この判断に基づいて、図1の切替え
スイッチ9が適宜切り換えられる。
【0022】アイドル運転状態に無い場合には、そのま
ま後述のステップS20に進むが、アイドル運転状態に
ある場合にはステップS12に進み、目標アイドル回転
数Noと実際のエンジン回転数Nrとの偏差enに基づ
いて、PIDによる演算がなされ、PID値QIが算出
される。なお、目標アイドル回転数Noは、水温、エン
ジン負荷等に基づいて定められるようになっている。
【0023】ステップS13では、エンジンの回転が安
定しているか否かの判断がなされる。この判定は、目標
アイドル回転数Noと実際のエンジン回転数Nrとの差
が、所定の判定基準値より小さいことが、所定の判定回
数連続して検出された場合に“安定”と判定する。
【0024】次にステップ14では、PID値QIの変
化量eQIが所定の判定値eQIoより大きいか否かが
判断される。すなわち、先の学習値が学習されたときの
PID値QIと今回算出されたPID値QIとの差eQ
Iが判定値eQIoを越えているか否かを判定する。そ
して、PID値の変化量eQIが判定値eQIoより大
きいと、再学習を行うことが決定され、ステップS15
で再度学習を行い、先の学習値に今回算出されたPID
値QIを加え、その和から予めデータ設定しておくオフ
セット量Saを減算した値を新たな学習値Gとして前の
学習値に代えて記憶し、次のステップS16に進む。す
なわち、一度学習が終了した後には、PID値QIの変
化量eQIが判定値eQIoを越えるまでは、再学習は
行わない。なお、ステップS13及びS14で判定が否
とされた場合には、そのままステップS16に進む。
【0025】次にステップS16において、実際のエン
ジン回転数Nrが目標アイドル回転数Noを上回ってい
るか否かが判断され、上回っている場合にはステップS
17においてPID値QIがゼロか否かが判断される。
そしてゼロである場合には、ステップS18において学
習値Gから所定の値の更新変化量Sbを減算して学習値
を更新して、ステップS19に進む。この学習値の更新
は、操作量QIがゼロでない、より具体的には算出され
るPID値QIが、先に述べたオフセット量Saの値に
等しくなるまで繰り返される。なお、ステップS16お
よびS17で否と判定された場合には、そのままステッ
プS19に進む。
【0026】ステップ19では、ステップS9或いはS
10で求めた補正基礎噴射量QDとPIDの出力QIと
を加算し、最終目標噴射量QSとする。ついでステップ
S21において、この最終目標噴射量が、ステップS5
で求めた最大許容噴射量FQより大きいか否かが判断さ
れ、大きい場合にはステップS22で、最大許容噴射量
FQを最終目標噴射量QSとして、ステップS23に進
む。最終目標噴射量QSが、最大許容噴射量FQより大
きくない場合には、そのままステップS23に進む。そ
してステップS23で、この最終目標噴射量QSに対応
した、噴射ポンプのアクチュエータに与える電圧を算出
し、ステップS24で終了する。
【0027】一方、ステップ11でアイドル運転状態に
無いと判断された場合は、ステップ20に進み、そこで
補正基礎噴射量QDと補正量Qaとを加算して最終目標
噴射量QSを求め、ステップ21に進む。
【0028】なお、上記の説明において、ステップS9
あるいはS10において学習値Giを基礎噴射量dQに
加算して補正基礎噴射量QDを求める場合、このアイド
ルモード時の学習で得られた学習値Giを、同じ運転モ
ードであれば、アクセル開度0%の場合のみでなく、他
のアクセル開度の場合にも加算して補正基礎噴射量を求
める、即ち全てのアクセル開度の走行特性をこの学習値
で補正するようにしてもよいし、アクセル開度が0であ
るかどうかを判定し、0の場合のみこの学習値を加算す
るようにしてもよい。
【0029】また、補正量Qaは、例えば高速走行中に
運転手がアクセルペダルから足を離した場合等も含め
て、アクセル開度が0である全て場合に加算するように
しても良いし、一定条件下でウォーキング走行状態にあ
ると判定された場合のみ加算するようにしてもよい。
【0030】また、上記のステップS13からS18に
関連して補足説明すると、ステップS15で所定の式に
より新学習値を学習し、記憶する手段を、学習値算出記
憶手段と、ステップS13とS14でエンジンの回転の
安定を判断し、PID値QIの変化量が判定値より大き
いか否かを判断し、再学習を決定する手段を再学習判定
手段と、ステップS16からS18を実行して学習値を
更新する手段を学習値更新手段と定義することができる
が、さらにこれら学習値算出記憶手段と再学習判定手段
と学習値更新手段とを纏めてより上位概念としての学習
手段と定義することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、車両の運転状態がアイドルモードに有る場合に、エ
ンジンの各負荷モード毎に、フィードバック制御をする
際のフィードバック制御量が最適になるように学習をす
るばかりでなく、アイドルモードにない場合には、補正
マップを用いて得られる補正値と先の学習で得られた学
習値で走行特性マップを補正する。従って、アクセル開
度0パーセントに対する走行特性を、純粋に、車両が停
止してアイドリングを行うアイドルモードにおけるエン
ジン回転の安定性のみに着目して決定することができ
る。これにより、全ての負荷モード毎にそれに適したア
イドル回転制御が可能で、負荷モードが切り替わって
も、即時にその切替り後の負荷モードでの学習値に基づ
く制御が開始され、モード切り替え時の違和感が生じな
いという効果に加え、アイドルモードにおける燃料噴射
量制御を無駄なくより効果的に行うことができるととも
に、さらにウォーキング走行時にもエンジン回転が安定
するように制御することが可能となり、エンジンストー
ル等の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例にかかるシステムの主要部
の構成図である。
【図2】走行特性マップの一例を示す線図である。
【図3】補正マップの一例を示す線図である。
【図4】本発明による制御を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 アイドル回転制御装置 3 走行特性マップ記憶手段 5 コントローラ 7 補正マップ記憶手段 9 制御切替えスイッチ 11 学習手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−14031(JP,A) 特開 平8−312418(JP,A) 特開 平8−177596(JP,A) 特開 平4−370345(JP,A) 特開 平10−325350(JP,A) 特開 平9−79068(JP,A) 特開 平8−312419(JP,A) 特開 平5−248301(JP,A) 特開 平4−71935(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 41/00 - 45/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置
    において、予め定められた、開度ゼロパーセントを含む
    各アクセル開度毎のエンジン回転数と燃料噴射量との関
    係を示す走行特性マップを記憶保持する走行特性マップ
    記憶手段と、エンジンの負荷状態を判断する負荷モード
    判定手段と、アクセル開度及びエンジン回転数に基づ
    き、前記走行特性マップから対応する基礎噴射量を算出
    する基礎噴射量算出手段と、車両の運転状態から所定の
    アイドル状態であるか否かを判断するアイドルモード判
    定手段と、車両がアイドルモードにあるときに、エンジ
    ンの目標回転数と実際の回転数との偏差を入力として燃
    料噴射量をフィードバック制御するようにされたコント
    ローラと、車両がアイドルモードにあるときに、各負荷
    モード毎に、前記コントローラの出力値に基づいて学習
    値を算出し、記憶する学習手段と、前記算出された基礎
    噴射量の値に応じて、予め定められた式により前記算出
    された基礎噴射量と前記学習値から補正基礎噴射量を算
    出する補正基礎噴射量算出手段と、開度ゼロパーセント
    の走行特性マップを補正するための、エンジン回転数と
    補正量との関係で示された走行特性補正マップを記憶保
    持する補正マップ記憶手段と、エンジンの回転数に基づ
    いて前記走行特性補正マップから補正量を算出する補正
    量算出手段と、車両がアイドルモードにあるときには前
    記補正基礎噴射量と前記コントローラの出力値を加算
    し、車両がアイドルモードにないときには前記補正基礎
    噴射量と前記補正量を加算し、それぞれ目標噴射量を算
    出する目標噴射量算出手段とを含んでなることを特徴と
    する、ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディーゼルエンジンの燃
    料噴射制御装置において、前記車両がアイドルモードに
    ないときにおける前記補正基礎噴射量と前記補正量との
    加算による目標噴射量の算出は、車両速度が一定の速度
    以下の場合にのみ行われることを特徴とする、ディーゼ
    ルエンジンの燃料噴射制御装置。
  3. 【請求項3】 ディーゼルエンジンの燃料噴射制御方法
    において、エンジンの負荷モードを判断するステップ
    と、予め記憶された、開度ゼロパーセントを含む各アク
    セル開度毎のエンジン回転数と燃料噴射量との関係を示
    す走行特性マップから、アクセル開度及びエンジン回転
    数に対応する基礎噴射量を算出するステップと、車両の
    運転状態から所定のアイドル状態であるか否かを判断す
    るステップと、車両がアイドルモードにあるときに、エ
    ンジンの目標回転数と実際の回転数との偏差に基づき、
    燃料噴射量をフィードバック制御するための操作量を算
    出するステップと、車両がアイドルモードにあるとき
    に、各負荷モード毎に、前記操作量の値に基づいて学習
    値を算出し、記憶するステップと、前記算出された基礎
    噴射量の値に応じて、予め定められた式により前記算出
    された基礎噴射量と前記学習値から補正基礎噴射量を算
    出するステップと、開度ゼロパーセントの走行特性マッ
    プを補正するための、エンジン回転数と補正量との関係
    で示された走行特性補正マップから、エンジンの回転数
    に対応する補正量を算出するステップと、車両がアイド
    ルモードにあるときには前記補正基礎噴射量と前記操作
    量を加算し、車両がアイドルモードにないときには前記
    補正基礎噴射量と前記補正量を加算し、それぞれ目標噴
    射量を算出するステップとを含んでなることを特徴とす
    る、ディーゼルエンジンの燃料噴射制御方法。
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