JPH0331527A - 内燃機関のスロットル弁開度制御装置 - Google Patents

内燃機関のスロットル弁開度制御装置

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JPH0331527A
JPH0331527A JP16530789A JP16530789A JPH0331527A JP H0331527 A JPH0331527 A JP H0331527A JP 16530789 A JP16530789 A JP 16530789A JP 16530789 A JP16530789 A JP 16530789A JP H0331527 A JPH0331527 A JP H0331527A
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throttle valve
control
valve opening
opening degree
amount
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JP16530789A
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Masuo Kashiwabara
柏原 益夫
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Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、内燃機関のスロットル弁開度IIJ御装置に
関し、特に、スロットル弁開度の制御応答性を改善する
技術に関する。
〈従来の技術〉 近年、スロットル弁をステップモータやDCモータで駆
動制御する構成とし、アイドル回転速度制御やオートク
ルーズ等において、スロットル弁開度に関連して変化す
る制御対象であるアイドル回転速度や車速を、運転状態
に応じて設定される制御目標値となるよう前記ステップ
モータやDCモータを介してスロットル弁の開度を制御
するようにしたスロットル弁開度制御装置がある。
以下に、かかる従来のスロットル弁開度制御装置のスロ
ットル弁開度制御動作について、アイドル回転速度制御
を例として説明する。
機関水温や車載電気負荷等の機関運転状態に基づいて設
定される目標アイドル回転速度N5ETと、クランク角
センサ等からの信号に基づいて検出される実際のアイド
ル回転速度Nとを比較し、両者に差がある場合、そのと
きの偏差量ΔN (= N 5tr−N)に基づいて比
例積分制御によりスロットル弁開度を変化させ、実際の
アイドル回転速度が目標値となるよう制御する。
更に具体的に述べれば、そのときの偏差量ΔNに定数K
rを乗算して比例骨P (=KP XΔN)を設定し、
ΔNを逐次加算したΣΔNに定数に1を乗算して積分分
1 (=に、xΣΔN)@設定し、偏差量ΔNに基づく
スロットル弁開度の制御IAをA=P+Iで決定し、こ
の制御量Aに応じてステップモータ或いはDCCモーフ
駆動制御してスロットル弁開度を変化させている。
尚、フィードバック制御によりスロットル弁開度を制御
するスロットル弁開度制御装置に関する先行技術として
は、例えば特開昭60−192843号公報等に記載さ
れているものがある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来のスロットル弁開度制御装置に
あっては、目標アイドル回転速度が変化して実際の回転
速度と差が生じた時に、その偏差量ΔNに基づき実際の
アイドル回転速度を目標値に近づけるべくスロットル弁
開度を変化させている途中で、スロットル弁が限界状態
、即ち全閉状態又は全開状態になってしまった場合、次
のような不都合が生じる。
例えば、第5図に示すように目標回転速度N3,7が、
図中a点で変化して低くなると、実際のアイドル回転速
度Nとの間に偏差量ΔNが生じ、この偏差量ΔNに基づ
くマイナス方向の制御量Aによりスロットル弁開度を閉
方向に制御して実際のアイドル回転速度を低下させる。
そして、実際のアイドル回転速度が目標回転速度に一致
する以前にスロットル弁が全閉になると(図中す点)、
スロットル弁がそれ以上は動かないにも拘らず、演算さ
れる制御iAは偏差量ΔNがΔN=0となるまでは、偏
差ΔNに基づいて図中破線で示すようにスロットル弁開
度を閉方向に制御しようとして更に増加する。
この状態で、図中C点で示すように目標回転速度N 、
、、が再び高く変化した場合、スロットル弁を開方向に
制御すべく制御iAが与えられるが、スロットル弁開度
が全閉となってから増加した分の制御量が打ち消される
まで(図中d点で示す)は、スロットル弁は開方向に動
かない。このため、スロットル弁の制御応答遅れが生じ
、アイドル安定性やレスポンスの悪化等を招くという問
題がある。
本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、目標制御値
が変化した時に速やかに制御対象が制御目標値に近づく
ようにスロットル弁開度の制御応答性を改善した内燃機
関のスロットル弁開度制御装置を提供することを目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 このため本発明は、第1図に示すように、機関の吸気通
路に介装されたスロットル弁の弁開度に関連して変化す
る制御対象を、運転状態に応じて設定される制御目標値
に近づけるようスロットル弁開度を制御するようにした
内燃機関のスロットル弁開度制御装置において、前記制
御対象の実測値と制御目標値との偏差量を演算する偏差
量演算手段と、制御目標値に近づく方向に制御対象を変
化させるべく演算された偏差量に基づいて前記スロット
ル弁の制御量を演算する制御量演算手段と、演算された
制御量に応じてスロットル弁を駆動制御するスロットル
弁駆動手段と、スロットル弁の弁開度を検出する弁開度
検出手段と、スロットル弁開度が限界状態になったとき
前記スロットル弁の制御量の更新を停止する制御量更新
停止手段とを備えて構成した。
〈作用〉 上記の構成において、偏差量演算手段は、運転状態に応
じて制御目標値が設定されると、該制御目標値と制御対
象の実測値との偏差量を演算する。
制?III量演算手段は、演算された偏差量に基づいて
スロットル弁を駆動制御するための制御量を演算する。
そして、演算された制?11に基づきスロットル弁駆動
手段を駆動してスロットル弁開度を変化させて制御対象
を制御目標値に近づける。
この際に、弁開度検出手段により検出されたスロットル
弁開度が限界状態でそれ以上は動(ことができないとき
は、制御量更新停止手段によりスロットル弁の制′4B
量を更新せずその時点の制御量に保持する。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例の構成を示す第2図において、機関の吸気通路
1には、スロットル弁2が介装されている。該スロット
ル弁2は、その支軸がモータ3に連結され、該モータ3
は、マイクロコンピュータ内蔵のコントロールユニット
4からの(N 号にヨリ作動し、スロットル弁2の開度
を可変制御する。
前記コントロールユニット4には、アクセルペダル5に
装着され、アクセルペダル5の踏み込み量を検出するア
クセルセンサ6の他、前記スロットル弁2に装着されて
スロットル弁開度TVOを検出する弁開度検出手段とし
てのスロットルセンサ7、機関回転速度N検出用のクラ
ンク角センサ8、車速検出用の車速センサ9等からの検
出信号が入力される。そして、これら各センサからの人
力信号を用いて、スロットル弁開度に関連して変化する
制御対象、例えばアイドル回転速度制御におけるアイド
ル回転速度やオートクルーズにおける車速等を設定され
た制御目標値になるように制御すべく、モータ3を介し
てスロットル弁開度が制御されるようになっている。
次に、アイドル回転速度制御におけるスロットル弁開度
制御動作を例にとって、第3図のフローチャートに従う
て説明する。
ステップ(図中Sで示し、以下同様とする)1では、機
関温度や車載負荷の状態等に基づいて目標アイドル回転
速度N9ETを設定する。
ステップ2では、前記N SETとクランク角センサ8
からの信号に基づいて検出された実際のアイドル回転速
度Nとの偏差量ΔNを演算する。
ステップ3では、前回までの偏差量ΔNの総和ΣΔNに
ステップ2で演算されたΔNを加算して今回までの総和
ΣΔNを演算する ステップ4では、今回の偏差量ΔNに定数K。
を乗算してP分(比例分)を演算する。
ステップ5では、同じく今回までのΣΔNに定数KIを
乗算して1分(積分分)を演算する。
ステップ6では、スロットルセンサ7により検出された
スロットル弁開度TVOが全閉か否かの判定を行う。全
閉でなければステップ7に進む。
ステップ7では、スロットル弁開度TVOが全開か否か
の判定を行う。全開でなければステップ8に進む。
ステップ8では、スロットル弁2の制御11Aを演算す
る。そして、演算された制御IIAに対応する制御信号
をモータ3に出力してスロットル弁2の開度を制御量A
に対応する量だけ変化させる。
ステップ6において、スロットル弁開度TVOが全閉(
TVO=O)と判定されたときは、ステップ9に進み、
スロットル弁2が全開になった時の制御量A(=P+I
)をAoとし、偏差量ΔNに基づく制御量の更新を停止
し一定値A0に保持すべくΣΔNを修正する。従って、
スロットル弁2が全閉状態になったときは、制御IIA
はスロ・ントル弁2が全開になった時の制御量A0に固
定保持される(ステップ10)。
また、ステップ7において、スロットル弁開度TVOが
全開(TVO=WOT) と判定サレタトきは、ステッ
プ11に進み、スロットル弁2が全開になった時の制御
量A(=P+1)をA。OTとし、偏差量ΔNに基づく
制御量の更新を停止し一定値A、。7に保持すべくΣΔ
Nを修正する。従って、スロットル弁2が全開状態にな
ったときは、制御i1Aはスロットル弁2が全開になっ
た時の制御量A、。Tに固定保持される(ステップ12
)。
かかる構成によれば、従来では、スロットル弁開度TV
Oが0になった以後も、偏差量ΔNに基づいて制御量A
が増加していたのに対し、第4図に示すように、スロッ
トル弁開度TVOがOとなった時点(図中す点)からは
、ΣΔNを修正して制御量A(=P+1)をその時点で
の制御量A0に固定保持される。このため、図中C点で
示すように目標回転速度N sitが再び高く変化した
場合、スロットル弁を開方向に制御すべく制?ll1i
LAが与えられると、即座にスロットル弁開度TVOが
開方向に駆動される。尚、スロットル弁開度が全開状態
に保持される場合も同様にして、スロットル弁開度が全
開状態になった時点でその時の制御量Aい。Tに固定保
持されて、閉方向へ即座に駆動されるようになっている
従って、スロットル弁開度の制御応答性が向上して、ア
ンドル安定性及び運転応答性が向上する。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、スロットル弁開度
が全開又は全開状態になった時点で制御量の更新を停止
し、その時のスロットル弁開度に相当する制御量に固定
保持する構成としたので、スロットル弁開度の制御応答
性が向上し、アイドル安定性及び運転応答性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するブロック図、第2図は
本発明の一実施例を示す構成図、第3図は同上実施例の
スロットル弁開度制御動作を説明するフローチャート、
第4図は同上実施例の制御特性を説明するタイムチャー
ト、第5図は従来例の制御特性を示すタイムチャートで
ある。 2・・・スロットル弁  3・・・モータ  4・・・
コントロールユニット  6・・・アクセルセンサ  
7・・・スロットルセンサ  8・・・クランク角セン
サ9・・・車速センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機関の吸気通路に介装されたスロットル弁の弁開度に関
    連して変化する制御対象を、運転状態に応じて設定され
    る制御目標値に近づけるようスロットル弁開度を制御す
    るようにした内燃機関のスロットル弁開度制御装置にお
    いて、前記制御対象の実測値と制御目標値との偏差量を
    演算する偏差量演算手段と、制御目標値に近づく方向に
    制御対象を変化させるべく演算された偏差量に基づいて
    前記スロットル弁の制御量を演算する制御量演算手段と
    、演算された制御量に応じてスロットル弁を駆動制御す
    るスロットル弁駆動手段と、スロットル弁の弁開度を検
    出する弁開度検出手段と、スロットル弁開度が限界状態
    になったとき前記スロットル弁の制御量の更新を停止す
    る制御量更新停止手段とを備えたことを特徴とする内燃
    機関のスロットル弁開度制御装置。
JP1165307A 1989-06-29 1989-06-29 内燃機関のスロットル弁開度制御装置 Expired - Fee Related JPH0826785B2 (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2003083136A (ja) * 2001-09-06 2003-03-19 Sawafuji Electric Co Ltd エンジン駆動発電装置

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