JP2928956B2 - 水性又は水溶性インキの為の下塗りコーティング剤 - Google Patents
水性又は水溶性インキの為の下塗りコーティング剤Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性又は水溶性インキ
による印刷、水性ペン書き、或いは水性スタンプ捺印を
対象とした水分非吸収体に印刷又は塗布の手段でコーテ
ィングする水性又は水溶性インキの為の下塗りコーティ
ング剤に関する。
による印刷、水性ペン書き、或いは水性スタンプ捺印を
対象とした水分非吸収体に印刷又は塗布の手段でコーテ
ィングする水性又は水溶性インキの為の下塗りコーティ
ング剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような各種水分の非吸収体
に、水性又は水溶性のフレキソインキ、グラビヤインキ
等をもって印刷することや、水性ペンによる筆記、或い
は封筒等の場合に水性糊による郵便切手の貼付は、乾燥
に長時間を要するのみならず、接着性の問題もあり印
刷、塗布等が不可能であった。
に、水性又は水溶性のフレキソインキ、グラビヤインキ
等をもって印刷することや、水性ペンによる筆記、或い
は封筒等の場合に水性糊による郵便切手の貼付は、乾燥
に長時間を要するのみならず、接着性の問題もあり印
刷、塗布等が不可能であった。
【0003】これらを解決するために、本願発明者によ
り、特願昭61−220271号(特開昭63−750
79号)及び特願昭62−176886号(特開昭64
−20186号)が提出され、何れも大きな効果を挙げ
ているが、前者の場合に使用するコ−ティング剤は、例
えば雨水等に当たると吸水し、一部が溶出し、表面にベ
トつきを生じ、印刷面の滑性が損なわれる等の欠点があ
る。
り、特願昭61−220271号(特開昭63−750
79号)及び特願昭62−176886号(特開昭64
−20186号)が提出され、何れも大きな効果を挙げ
ているが、前者の場合に使用するコ−ティング剤は、例
えば雨水等に当たると吸水し、一部が溶出し、表面にベ
トつきを生じ、印刷面の滑性が損なわれる等の欠点があ
る。
【0004】後者も高吸水性ポリマ−を含有させる方法
であるが、ここで使用する高吸水性ポリマ−の場合は、
水性インキ即ち、水溶性グラビヤインキ及びフレキソイ
ンキといわれ水−アルコ−ル系等の水可溶性印刷インキ
を印刷すると、接着は良好であるが、俗にいうヌメリが
発生すること、及び印刷物使用時においても水分に対し
て同様の現象が生じる等実用上使用条件が限定される欠
点があった。
であるが、ここで使用する高吸水性ポリマ−の場合は、
水性インキ即ち、水溶性グラビヤインキ及びフレキソイ
ンキといわれ水−アルコ−ル系等の水可溶性印刷インキ
を印刷すると、接着は良好であるが、俗にいうヌメリが
発生すること、及び印刷物使用時においても水分に対し
て同様の現象が生じる等実用上使用条件が限定される欠
点があった。
【0005】プラスチックフィルム、例えば、延伸ポリ
プロピレン(OPP)、無延伸ポリプロピレン(CP
P)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)、或いはアルミニウム箔、合成紙、不織
布等のフィルム又は封筒、包装袋等の製品は、前述のよ
うに、吸水性がないため、インキの乾燥性が悪いこと、
乾燥具のインキの接着性も劣る等の欠点があった。
プロピレン(OPP)、無延伸ポリプロピレン(CP
P)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)、或いはアルミニウム箔、合成紙、不織
布等のフィルム又は封筒、包装袋等の製品は、前述のよ
うに、吸水性がないため、インキの乾燥性が悪いこと、
乾燥具のインキの接着性も劣る等の欠点があった。
【0006】現在も、プラスチックフィルム等に水溶性
インキが使用されているが、通常のフィルム面をコロナ
処理等により40ダイン以上が維持されないと、インキ
が接着しない。
インキが使用されているが、通常のフィルム面をコロナ
処理等により40ダイン以上が維持されないと、インキ
が接着しない。
【0007】又、インライン方法即ちフィルム製膜と印
刷を同時に行う場合には、コロナ処理が40ダイン以上
を維持することは容易であるが、製膜後時間を経過した
後、40ダイン以上を維持することは困難であるため
に、オフラインで水性又は水溶性インキを印刷し、乾
燥、接着の良好な印刷物を得ることは困難であった。
刷を同時に行う場合には、コロナ処理が40ダイン以上
を維持することは容易であるが、製膜後時間を経過した
後、40ダイン以上を維持することは困難であるため
に、オフラインで水性又は水溶性インキを印刷し、乾
燥、接着の良好な印刷物を得ることは困難であった。
【0008】本発明者等は、以上のような事情に鑑み、
上記のような従来の方法の問題点を解決するために、前
述のようなコ−ティング剤を開発提供し、更に研究の結
果、水性又は水溶性インキによる印刷時、筆記時、スタ
ンプ押捺時等の速乾性、ベタつき防止、耐引っ掻き性の
向上、水性糊の貼着性の向上等が満足される下塗りコ−
ティング剤の開発に成功したものである。
上記のような従来の方法の問題点を解決するために、前
述のようなコ−ティング剤を開発提供し、更に研究の結
果、水性又は水溶性インキによる印刷時、筆記時、スタ
ンプ押捺時等の速乾性、ベタつき防止、耐引っ掻き性の
向上、水性糊の貼着性の向上等が満足される下塗りコ−
ティング剤の開発に成功したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる水性又は
水溶性インキの為の下塗りコーティング剤は、上記課題
を解決するべく、水分非吸収体に印刷又は塗布の手段で
コーティングする水性又は水溶性インキの為の下塗りコ
ーティング剤であって、有機溶媒に溶解した合成樹脂の
樹脂溶液中に、微粉砕された澱粉又は架橋澱粉1〜20
重量%を、溶解させることなく混合分散してなる、とい
う手段を講じたのである。本発明に於いて、前記水分非
吸収体は、水性又は水溶性インキによる印刷、水性ペン
書き、或いは水性スタンプ捺印を対象としたもので、プ
ラスチックフィルム、合成紙、不織布、アルミニウム箔
の何れか一つからなる、のが好ましい。
水溶性インキの為の下塗りコーティング剤は、上記課題
を解決するべく、水分非吸収体に印刷又は塗布の手段で
コーティングする水性又は水溶性インキの為の下塗りコ
ーティング剤であって、有機溶媒に溶解した合成樹脂の
樹脂溶液中に、微粉砕された澱粉又は架橋澱粉1〜20
重量%を、溶解させることなく混合分散してなる、とい
う手段を講じたのである。本発明に於いて、前記水分非
吸収体は、水性又は水溶性インキによる印刷、水性ペン
書き、或いは水性スタンプ捺印を対象としたもので、プ
ラスチックフィルム、合成紙、不織布、アルミニウム箔
の何れか一つからなる、のが好ましい。
【0010】
【実施例】以下に本願発明の実施例を1〜4及び従来法
による比較例1〜3の配合に基づくコ−ティング剤によ
る各種比較試験及び実施例5〜12により本願発明によ
る各プラスチックフィルムに対するコ−ティング剤使用
時の水性又は水溶性インキによる印刷試験結果を示す。
による比較例1〜3の配合に基づくコ−ティング剤によ
る各種比較試験及び実施例5〜12により本願発明によ
る各プラスチックフィルムに対するコ−ティング剤使用
時の水性又は水溶性インキによる印刷試験結果を示す。
【0011】 実施例−1
(重量%) ウレタン樹脂(三洋化成サンプレン IB−450)
40.0 酸化チタン(石原産業 R−830)
30.0 シリカ(水澤化学 P−801)
1.0 玉蜀黍澱粉(松谷化学トルエン/MEK、40%分散
物) 15.0 メチルエチルケトン
4.0 トルエン
5.0 イソプロピルアルコ−ル
5.0
(重量%) ウレタン樹脂(三洋化成サンプレン IB−450)
40.0 酸化チタン(石原産業 R−830)
30.0 シリカ(水澤化学 P−801)
1.0 玉蜀黍澱粉(松谷化学トルエン/MEK、40%分散
物) 15.0 メチルエチルケトン
4.0 トルエン
5.0 イソプロピルアルコ−ル
5.0
【0012】実施例−2 ウレタン樹脂(三洋化成サンプレン IB−450) 40.0 酸化チタン(石原産業 R−830) 10.0 シリカ(水澤化学 P−801) 5.0 米澱粉(島田化学) 8.0 メチルエチルケトン 22.0 トルエン 10.0 イソプロピルアルコ−ル 5.0
【0013】実施例−3 ウレタン樹脂(三洋化成サンプレン IB−450) 35.0 塩化ビニ−ル/酢酸ビニ−ル共重合樹脂(ユニオンカ−バイト VACH) 5.0 シリカ(水澤化学 P−801) 5.0 馬鈴薯澱粉(松谷化学) 5.0 メチルエチルケトン 35.0 トルエン 10.0 イソプロピルアルコ−ル 5.0
【0014】実施例−4 塩素化ポリプロピレン(山陽国策パルプ、ス−パ−クロン 803MW) 20.0 塩素化ポリプロピレン(山陽国策パルプ、ス−パ−クロンB) 40.0 酸化チタン(石原産業 R−830) 30.0 シリカ(水澤化学 P−801) 1.0 ワックス(イ−ストマン、エポ−レンN、20%分散物) 2.0 タピオカ澱粉(松谷化学 40%分散物) 7.0
【0015】比較例−1 ウレタン樹脂(三洋化成サンプレン IB−450) 40.0 酸化チタン(石原産業 R−830) 30.0 シリカ(水澤化学 P−801) 6.0 ワックス(イ−ストマン、エポ−レンN、20%分散物) 5.0 メチルエチルケトン 4.0 トルエン 10.0 イソプロピルアルコ−ル 5.0
【0016】比較例−2 ウレタン樹脂(三洋化成サンプレン IB−450) 40.0 酸化チタン(石原産業 R−830) 30.0 シリカ(水澤化学 P−801) 2.0 ワックス(イ−ストマン、エポ−レンN、20%分散物) 5.0 高吸水性樹脂(三洋化成サンウエット) 8.0 メチルエチルケトン 5.0 トルエン 5.0 イソプロピルアルコ−ル 5.0
【0017】比較例−3 塩素化ポリプロピレン(山陽国策パルプ、ス−パ−クロン 803MW) 20.0 塩素化ポリプロピレン(山陽国策パルプ、ス−パ−クロンB) 40.0 酸化チタン(石原産業 P−830) 20.0 シリカ(水澤化学 P−801) 5.0 ワックス(イ−ストマン、エポ−レンN、20%分散物) 5.0 メチルケチルケトン 5.0 トルエン 5.0 本発明の実施例及び比較例のコ−ティング剤を150線
35μのグラビヤベタ版を使用し、処理OPPに二度刷
りを行い、下記のテスト項目につきその評価を行った処
表−1の如き結果を得た。
35μのグラビヤベタ版を使用し、処理OPPに二度刷
りを行い、下記のテスト項目につきその評価を行った処
表−1の如き結果を得た。
【0018】更に、インキビヒクル素材として、ポリア
ミド樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニ−ル─酢酸ビニ−ル
樹脂、ポリエステル樹脂、石油樹脂、塩化ゴム、環化ゴ
ム、消化綿を使用した実験を実施例1〜4に従い実施し
たが、略良好な結果が得られた。
ミド樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニ−ル─酢酸ビニ−ル
樹脂、ポリエステル樹脂、石油樹脂、塩化ゴム、環化ゴ
ム、消化綿を使用した実験を実施例1〜4に従い実施し
たが、略良好な結果が得られた。
【0019】 接着強度 :ニチバンセロテ−プ(15mm巾)に
よる剥離 もみ :手もみ10回 スクラッチ :爪による 筆記性 :イ.鉛筆 ロ.ボ−ルペン ハ.
水性ペン 乾燥性 :スタンプの乾燥性 切手貼合性 :切手貼合後の剥離性 オフセット印刷適性 :オフセットインキの重ね刷り
性 滑り性 :印刷面/印刷面の重ね時の滑り性
よる剥離 もみ :手もみ10回 スクラッチ :爪による 筆記性 :イ.鉛筆 ロ.ボ−ルペン ハ.
水性ペン 乾燥性 :スタンプの乾燥性 切手貼合性 :切手貼合後の剥離性 オフセット印刷適性 :オフセットインキの重ね刷り
性 滑り性 :印刷面/印刷面の重ね時の滑り性
【0020】更に、ビヒクル、澱粉等の組合せによる実
施例は以下の如くである。 実施例−5 ウレタン樹脂(三洋化成サンプレン IB−450) 40.0 玉蜀黍澱粉(松谷化学) 5.0 メチルエチルケトン 25.0 トルエン 20.0 イソプロピルアルコ−ル 10.0 の分散混合物100部に対し、イソシアネ−ト(日本ポ
リウレタン社 コロネ−HL)5部を配合し、コ−ティ
ング剤として表面処理、PE、PP及びPET等のフィ
ルムに印刷した処、その表面に対する水性又は水溶性イ
ンキの接着、乾燥は良好であった。
施例は以下の如くである。 実施例−5 ウレタン樹脂(三洋化成サンプレン IB−450) 40.0 玉蜀黍澱粉(松谷化学) 5.0 メチルエチルケトン 25.0 トルエン 20.0 イソプロピルアルコ−ル 10.0 の分散混合物100部に対し、イソシアネ−ト(日本ポ
リウレタン社 コロネ−HL)5部を配合し、コ−ティ
ング剤として表面処理、PE、PP及びPET等のフィ
ルムに印刷した処、その表面に対する水性又は水溶性イ
ンキの接着、乾燥は良好であった。
【0021】実施例−6 ウレタン樹脂(三洋化成 サンプレンIB−450) 40.0 米澱粉(島田化学) 5.0 メチルエチルケトン 25.0 トルエン 20.0 イソプロピルアルコ−ル 10.0 の分散混合物により、実施例−5と同様の試験を行った
処、水性又は水溶性インキの接着、乾燥は良好であっ
た。
処、水性又は水溶性インキの接着、乾燥は良好であっ
た。
【0022】実施例−7 塩素化ポリプロピレン(固形分30%) (山陽国策パルプ、ス−パ−クロン803M) 50.0 馬鈴薯澱粉(松谷化学) 5.0 トルエン 35.0 メチルエチルケトン 10.0 上記の配合により混合、分散し、未処理PPフィルムに
塗布した処、水性又は水溶性インキの接着、乾燥は良好
であった。
塗布した処、水性又は水溶性インキの接着、乾燥は良好
であった。
【0023】実施例−8 ポリ塩化ビニ−ル(電気化学工業 デンカビニ−ル1000CK) 20.0 アミノ樹脂(日立化成 メラン18) 5.0 米澱粉(島田化学) 5.0 トルエン 25.0 メチルエチルケトン 45.0 上記配合にて混合分散し、コ−ティング剤としてアルミ
ニウムシ−トに印刷し、180℃、10秒焼付乾燥した
処、水性又は水溶性インキの接着、乾燥が良好であっ
た。
ニウムシ−トに印刷し、180℃、10秒焼付乾燥した
処、水性又は水溶性インキの接着、乾燥が良好であっ
た。
【0024】実施例−9 ウレタン樹脂(三洋化成サンプレン IB−450) 35.0 シリカ(水澤化学 P−80) 5.0 酸化チタン(石原産業 CR−50) 10.0 米澱粉(島田化学) 5.0 メチルエチルケトン 30.0 トルエン 10.0 イソプロピルアルコ−ル 5.0 の分散混合物に、イソシアネ−ト(日本ポリウレタン社
コロネ−トHL)を加えて、処理PEフィルムに塗布
し、水性又は水溶性インキを印刷した処、接着、乾燥共
に良好であった。又、このフィルムは乳白PEフィルム
の代替として使用可能であった。
コロネ−トHL)を加えて、処理PEフィルムに塗布
し、水性又は水溶性インキを印刷した処、接着、乾燥共
に良好であった。又、このフィルムは乳白PEフィルム
の代替として使用可能であった。
【0025】実施例−10 ポリアミド樹脂(三洋化成 サンマイド550D) 15.0 硝化綿(大セル化学工業 硝化綿) 10.0 米澱粉(島田化学) 10.0 トルエン 10.0 イソプロピレンアルコ−ル 40.0 酢酸エチル 10.0 メタノ−ル 5.0 の混合物を処理PPフィルムに塗布し水性又は水溶性イ
ンキを印刷した処、接着、乾燥共に良好であった。
ンキを印刷した処、接着、乾燥共に良好であった。
【0026】実施例−11 塩化ビニ−ル(電気化学工業 デンカビニ−ル1000GKT) 15.0 アクリル樹脂(固形分30%) (セイコ−化学 ラックスキンNO−6) 10.0 米澱粉(島田化学) 10.0 メチルエチルケトン 30.0 トルエン 30.0 酢酸エチル 5.0 の分散混合物を塩化ビニ−ルフィルムに塗布し、水性又
は水溶性インキを印刷した処、接着、乾燥共に良好であ
った。
は水溶性インキを印刷した処、接着、乾燥共に良好であ
った。
【0027】実施例−12 ウレタン樹脂(固形分30%) (三洋化成 サンプレンIB114B) 60.0 シリカ 2.0 架橋澱粉(日澱化学、セレックス) 5.0 メチルエチルケトン 20.0 トルエン 8.0 イソプロピルアルコ−ル 5.0 上記の混合、分散物を、実施例−9と同様に処理し、P
E、PP、PETフィルム等に塗布し、水性及び水溶性
インキを印刷した処、接着、乾燥共に極めて良好な結果
が得られた。
E、PP、PETフィルム等に塗布し、水性及び水溶性
インキを印刷した処、接着、乾燥共に極めて良好な結果
が得られた。
【0028】尚、コ−ティング剤用ビヒクル素材として
は、上記の他にエポキシ樹脂、酢酸ビニ−ル樹脂、ポリ
エステル樹脂、石油樹脂、塩化ゴム、環化ゴム等を使用
した実験も行い、それぞれに適応するフィルムに印刷
し、水性又は水溶性インキを印刷した結果、接着、乾燥
共に良好であった。
は、上記の他にエポキシ樹脂、酢酸ビニ−ル樹脂、ポリ
エステル樹脂、石油樹脂、塩化ゴム、環化ゴム等を使用
した実験も行い、それぞれに適応するフィルムに印刷
し、水性又は水溶性インキを印刷した結果、接着、乾燥
共に良好であった。
【0029】又、実施例にも示すように、コ−ティング
剤ビヒクル素材と使用する澱粉との組合せは、フィルム
等へのインキの接着性とは関連性はなく、フィルム等の
種類とビヒクル素材との組合せにより目的を達すること
が出来る。
剤ビヒクル素材と使用する澱粉との組合せは、フィルム
等へのインキの接着性とは関連性はなく、フィルム等の
種類とビヒクル素材との組合せにより目的を達すること
が出来る。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、微粉砕された澱粉又は
架橋澱粉を、水に溶解させるのではなく、有機溶媒に溶
解した合成樹脂の樹脂溶液中に混合分散させ、これを水
分非吸収体に印刷又は塗布の手段でコーティングして下
塗りを施すことによって、水性又は水溶性インキによる
印刷等が行われた時に、その水分でもって初めて微粉砕
された澱粉又は架橋澱粉が溶解又は膨潤され、以て接着
性を発揮して水性又は水溶性インキを強力に定着させる
と共に迅速に乾燥させることができるようになったので
あり、これによって、印刷、水性ペン書き、或いは水性
スタンプ捺印に際して、水性又は水溶性インキの定着性
を高め、奇麗な仕上がりを達成できるに至ったものであ
る。
架橋澱粉を、水に溶解させるのではなく、有機溶媒に溶
解した合成樹脂の樹脂溶液中に混合分散させ、これを水
分非吸収体に印刷又は塗布の手段でコーティングして下
塗りを施すことによって、水性又は水溶性インキによる
印刷等が行われた時に、その水分でもって初めて微粉砕
された澱粉又は架橋澱粉が溶解又は膨潤され、以て接着
性を発揮して水性又は水溶性インキを強力に定着させる
と共に迅速に乾燥させることができるようになったので
あり、これによって、印刷、水性ペン書き、或いは水性
スタンプ捺印に際して、水性又は水溶性インキの定着性
を高め、奇麗な仕上がりを達成できるに至ったものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09D 11/00,11/02 C09D 7/12 C09D 201/00
Claims (2)
- 【請求項1】水分非吸収体に印刷又は塗布の手段でコー
ティングする水性又は水溶性インキの為の下塗りコーテ
ィング剤であって、 有機溶媒に溶解した合成樹脂の樹脂溶液中に、微粉砕さ
れた澱粉又は架橋澱粉1〜20重量%を、溶解させるこ
となく混合分散してなる、 水性又は水溶性インキの為の下塗りコーティング剤。 - 【請求項2】前記水分非吸収体は、水性又は水溶性イン
キによる印刷、水性ペン書き、或いは水性スタンプ捺印
を対象としたもので、プラスチックフィルム、合成紙、
不織布、アルミニウム箔の何れか一つからなる、 請求項1記載の水性又は水溶性インキの為の下塗りコー
ティング剤。
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