JP2001262091A - 粘着シート - Google Patents
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Abstract
粘着シートに関するものであり、特にポリプロピレン系
フィルムを基体として含み、かつグラビア印刷、凸版印
刷、オフセット印刷などの従来からの印刷適性に優れ、
かつ、UVフレキソ印刷適性にも優れた、印刷適性の良
好な、表示ラベルに適した粘着シートを提供する。 【解決手段】表面基材、粘着剤層、および剥離シートを
積層した粘着シートにおいて、表面基材が延伸処理され
たポリオレフィン系フィルムであり、該フィルムの粘着
剤層を形成しない面にオキサゾリン基変性樹脂を成分と
して含む処理層を設けたことを特徴とする印刷性が良好
でかつ透明性が優れている粘着シートである。
Description
フィン系フィルムを用いた粘着シートに関するものであ
り、特にポリプロピレン系フィルムを基体として含み、
かつグラビア印刷、凸版印刷、オフセット印刷などの従
来からの印刷適性に優れ、かつ、UVフレキソ印刷適性
にも優れた、印刷適性の良好な、表示ラベルに適した粘
着シートに関するものである。
工程管理用、物流管理用、家庭用等、非常に広範囲にわ
たって、ラベル、シール、ステッカー、ワッペン、配送
伝票等の形で使用されている。粘着シートの1つの用途
として、透明や着色した容器に貼着使用する容器用表示
ラベルがある。表示ラベルの表面基材としては、上質
紙、アート紙、コート紙、キャスト塗被紙などの紙類、
感熱記録シート、熱転写受像シート、インクジェット記
録シートなどの記録シート類、ポリオレフィン、ポリエ
ステルなどのフィルムや合成紙、金属蒸着シート、フォ
イルなどが適宜使用される。
刷が主流で、オフセット印刷、スクリーン印刷などが採
用されている。しかし、最近、フレキソインキのUV化
により高粘度、高濃度化が可能になり、アニロックスロ
ールをセラミック材料に形成することによって、100
0〜1200線のレーザー彫刻が可能になり、階調のあ
るプロセス印刷が可能となったことにより、ベタ印刷が
きれいに刷れることでUVフレキソ印刷が使用され始め
ている。
り、印刷される基材フィルムにも更なる高品質化が要求
されるようになり、特にインキ密着性については、従来
のシール印刷方式では問題がないとされていたフィルム
であっても、最新のUVフレキソ印刷においては、UV
フレキソインキ及び/又は印刷方式の変更により、イン
キ密着性が不良となるという問題が生じている。
ベルなどの用途として使用される、印刷可能な透明フィ
ルムを表面基材とした表示ラベルで、従来からの印刷方
式の印刷適性に優れるだけでなく、UVフレキソ印刷に
おいてもインキ密着性に優れ、かつ、透明性に優れ、光
による変色が少ない良好な粘着シートに関するものであ
る。
層、および剥離シートを積層した粘着シートにおいて、
表面基材が延伸処理されたポリオレフィン系フィルムで
あり、該フィルムの粘着剤層を形成しない面にオキサゾ
リン基変性樹脂を成分として含む処理層を設けたことを
特徴とする印刷性が良好でかつ透明性が優れている粘着
シートである。
ル樹脂、ポリエステル樹脂、SBR樹脂から選ばれる少
なくとも1種とオキサゾリン基変性樹脂を併用した
(1)記載の粘着シートである。
伸と横延伸の間で少なくとも片方にエチレン系共重合体
塗料を塗布乾燥することにより表面を改質したフィルム
である前記(1)または(2)記載の粘着シートであ
る。
合体を主成分とするアクリル樹脂である前記(1)〜
(3)記載のいずれか一項に記載の粘着シートである。
5.0%以下である前記(1)〜(4)いずれか一項に
記載の粘着シートである。
面基材の基体フィルムとしては、延伸処理されたポリオ
レフィン系フィルムを用いることができる。中でも二次
延伸処理したフィルムが好ましく、安価で透明性に優
れ、かつ加工適性に優れている二軸延伸ポリプロピレン
フィルムを用いることが特に好ましい。なお、基体フィ
ルムの厚さは、用途により適宜選択できるが、表示ラベ
ル用としては20〜200μm程度、好ましくは20〜
100μm程度である。
るポリオレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン、低
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン
−αオレフィン共重合体、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−メチルメタアクリレート共重合体、エチレン−nブチ
ルアクリレート共重合体などが挙げられる。また、これ
らは単独で使用してもよく、任意の組み合わせになる混
合物も好適に使用できる。また、単層或いは複数層の構
造であってもよい。また、これらのポリオレフィン系樹
脂には、必要に応じて光安定剤、紫外線吸収剤、酸化防
止剤、充填剤などを添加することができる。
更に例示すると、ポリプロピレン、ポリプロピレン共重
合体、またはこれらの混合物を主体とするポリプロピレ
ン組成物であり、ポリプロピレンのホモポリマーは勿論
のこと、エチレン、ブテン、4−メチルペンテンなどで
代表されるα−オレフィン類やスチレンで代表される芳
香族系オレフィン類、ブタジエンで代表されるジエン類
等のプロピレンと共重合可能なモノマーとプロピレンと
の共重合体、あるいはポリプロピレンやポリプロピレン
共重合体と、こららのものとの公知ブレンド物、例えば
ポリエチレン、各種エチレン共重合体のようなポリ・α
・オレフィン類、ポリスチレン、合成ゴム、テルペン樹
脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリエーテル等とのブ
レンド物、あるいはこれらの混合物等を主成分とするも
ので、ポリプロピレン共重合体の共重合成分あるいはブ
レンド組成物のブレンド成分等の種類と量は、ポリプロ
ピレンフィルムとして特質を失わないものであれば良
い。また、紫外線吸収剤などの助剤を含んでもかまわな
い。
は特に限定するものではない。例えば、ポリプロピレン
系フィルムの製造方法としては、ポリプロピレン組成物
を常法に従って溶融押し出しし、縦延伸した後、横延伸
したものでもあってよいし、又は横延伸した後に縦延伸
したものであってもよい。縦横延伸倍率はそれぞれ2倍
〜20倍であることが好ましい。得られた二軸延伸フィ
ルムの所望の片面、あるいは両面に、濡れ張力を増大さ
せる目的でコロナ放電処理、火炎処理などの既知の方法
により表面処理を施すことがコート層とポリプロピレン
系フィルムとの密着性を向上させる点から好ましい。
とも片面に塗布液をコーティングした層を有するポリプ
ロピレン系フィルムを用いることが特に好ましい。使用
する塗布液は特に限定はないが、エチレン系共重合体が
密着性が優れるので好ましい。エチレン系共重合体と
は、例えば、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−
(メタ)アクリル酸共重合体およびエチレン−(メタ)
アクリル酸エステル−(メタ)アクリル酸塩共重合体、
エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン
酸共重合体、エチレン−グリシジル(メタ)アクリル酸
エステル共重合体などから選ばれた少なくとも1種を挙
げることができる。必要に応じて、塗布液の中にブロッ
キング防止のための顔料を添加してもよい。
公知の方法、例えば、メタリングバー方式、グラビアロ
ール方式、エアナイフ方式、スプレー方式、リバースロ
ール方式などの方法が利用できる。コーティングした
後、横方向への延伸に先立って塗布した層を十分に乾燥
させ、横延伸させる。横延伸後のフィルムの樹脂皮膜面
にさらにコロナ放電処理を施すこともできる。この場合
の塗工量は、0.005〜1.0g/m2であることが
好ましい。0.005g/m2より少ないと均一な表面
改質ができず、1g/m2より多い場合は高い透明性が
得られない。
着剤層を形成しない面に、オキサゾリン基変性樹脂とバ
インダー樹脂を成分として含む処理層(易印刷層)を有
することが必要である。勿論、基体フィルムの両面に処
理層を有しても構わないが、高透明度を有するために
は、片面(粘着剤層を形成しない面)のみに形成するこ
とが好ましい。
キサゾリン基が存在するものであれば如何なるものでも
構わない。例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、
SBR樹脂、ポリオレフィン樹脂にオキサゾリン基をグ
ラフト結合させたものを挙げることができる。オキサゾ
リン基変性樹脂は、処理層中に2〜50wt%含有され
ていることが好ましく、より好ましくは5〜20wt%
が好ましい。2wt%未満の場合は、ポリオレフィン系
フィルムとの十分密着しない場合がある。
ダー樹脂は、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹
脂、SBR樹脂などから選ばれた少なくとも1種を挙げ
ることができる。
顔料や無機顔料等を配合することができる。中でも有機
顔料が透明性が優れるので好ましい。顔料の配合は、処
理層中5wt%以下であることが好ましい。5wt%よ
り多い場合はフィルムの透明性が低下する。
て公知の方法、例えば、メタリングバー方式、グラビア
ロール方式、エアナイフ方式、スプレー方式、リバース
ロール方式などの方法が利用できる。処理層の塗工量は
0.05〜1.0g/m2であることが好ましい。より
好ましくは0.1〜0.5g/m2であることが好まし
い。0.05g/m2より少ないと均一な塗布層の形成
が難しく、1.0g/m2をこえると、透明性が低下し
たり、ブロッキングが生じやすくなる。
しては特に限定されるものではなく、ゴム系、アクリル
系、ビニルエーテル系、ウレタン系、シリコーン系な
ど、形態としては溶剤型、エマルジョン型、ホットメル
ト型などがある。特にアクリル系プレモノマー、もしく
はアクリル系モノマーなどを主成分とするアクリル系樹
脂が透明性、耐候性の点から好ましい。
アクリル基を含有するビニルモノマー、エポキシ基を有
するビニルモノマー、アルコキシル基を有するビニルモ
ノマー、エチレンオキシド基を有するビニルモノマー、
アミノ基を有するビニルモノマー、アミド基を有するビ
ニルモノマー、ハロゲン原子を有するビニルモノマー、
リン酸基を有するビニルモノマー、スルホン酸基を有す
るビニルモノマー、シラン基を有するビニルモノマー、
フェニル基を有するビニルモノマー、ベンジル基を有す
るビニルモノマー、テトラヒドロフルフリル基を有する
ビニルモノマー、その他の共重合可能なモノマー等の含
有するものが挙げられる。上記アクリル系樹脂は、塊状
重合法、溶液重合法、懸濁重合法、ならびに水に不溶ま
たは難溶性の単量体を乳化剤と共に分散化させ水溶性重
合開始剤を用いて重合を行う乳化重合法等任意の方法で
重合される。中でも乳化重合法で得られた粘着剤は架橋
剤なしでも高凝集が得られること、また、省エネルギー
で、環境にやさしいことからも好ましい。
め、各種添加剤例えばロジン等の天然樹脂、変成ロジ
ン、ロジンおよび変成ロジンの誘導体、ポリテルペン系
樹脂、テルペン変成体、脂肪族系炭化水素樹脂、シクロ
ペンタジエン系樹脂、芳香族系石油樹脂、フェノール系
樹脂、アルキル−フェノール−アセチレン系樹脂、クマ
ロン−インデン系樹脂、ビニルトルエン−α−メチルス
チレン共重合体をはじめとする粘着付与剤、老化防止
剤、安定剤、オイル等の軟化剤、充填剤、安定剤等を必
要に応じて添加できる。これらは、必要に応じて2種類
以上を併用して使用することもできる。また、耐候性を
挙げるために粘着剤層にベンゾフェノン系あるいはベン
ゾトリアゾール系などの有機系紫外線吸収剤を添加して
も良い。
前記の如き粘着剤を塗布し、必要により乾燥して粘着剤
層を形成せしめ、表面基材と貼り合わせることにより、
本発明の粘着シートが得られる。この粘着剤の塗布装置
としては、リバースロールコーター、ナイフコーター、
バーコーター、スロットダイコーター、エアーナイフコ
ーター、リバースグラビアコーター、バリオグラビアコ
ーター等が使用され、塗布量は乾燥重量で5〜50g/
m2の範囲で、より好ましくは10〜30g/m2の範囲
で調節される。因みに、5g/m2未満では、被着体に
対する粘着力が不十分となり、一方、50g/m2を超
えると粘着剤がはみ出したり、印刷加工適性が悪くなる
おそれがある。
限定されるものではなく、グラシン紙のような高密度原
紙、クレーコート紙、クラフト紙または上質紙にポリエ
チレンなどのフィルムをラミネートした紙、上質紙にポ
リビニルアルコールやアクリル酸エステル共重合体樹脂
などを塗布した紙やポリエチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンなどのプラスチックフィルムにフッ素樹脂や
シリコーン樹脂等を乾燥重量で0.05〜3g/m2程
度になるように塗布し、熱硬化や電離放射線硬化等によ
って剥離剤層を設けたものが適宜使用される。
ー、エアーナイフコーター、ダイレクトグラビアコータ
ー、オフセットグラビアコーター、多段ロールコーター
等が適宜使用される。因みに透明性が要求される場合は
紙系の剥離シートよりプラスチックフィルムの剥離シー
トを用いた方が透明性、平滑性の点で良い。また、プラ
スチックフィルムの剥離シートは、温度、湿度の影響を
受けないため、紙系の剥離シートよりもカールが生じ難
いので好ましい。
て、剥離シートを剥がしとった表面基材と粘着剤層の構
成でのヘイズが5.0%以下であることが好ましい。
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。
したときの固有粘度が2.4、沸騰n−ペンタン抽出残
分(i,i)が97%のポリプロピレンを口径50mm
φの押出機に供給し、290℃でTダイから溶融押し出
しし、40℃に冷却し未延伸シートを作成した。これを
縦方向に5倍に延伸し、この縦延伸フィルムの片面にス
パークギャップ方式によるコロナ放電処理を施し、次い
でコロナ放電処理面に、下記の塗布液をグラビア方式に
より塗布し、乾燥、易接着層とした。次いで横方向に8
倍に延伸して厚さ50μmのポリプロピレンフィルムを
得、基体フィルムとした。なお、得られた基体フィルム
の易接着層の塗工量は0.01g/m2であった。 「易接着層用塗液」 ・エチレン−アクリル酸−無水マレイン酸共重合体 99.5wt% (商品名「セポルジョンM220E」、住友精化製) ・シリカ 0.5wt% (商品名「サイリシア310」、富士シリカ製)
フィルムを基体フィルムとして、このフィルムの片面
に、下記の塗布液を0.15g/m2となるようにグラ
ビア方式で塗工し処理層を形成し表面基材を得た。 「処理層用塗液」 ・オキサゾリン基変性樹脂 5wt% (商品名「ポリメントWS−500」、日本触媒製) ・アクリル樹脂 95wt% (商品名「AC−2235」、ロームアンドハース製)
(商品名「OPT−1」、サイデン化学株式会社製)1
00重量部に金属キレート系架橋剤(商品名「M−
2」、サイデン化学株式会社製)2重量部を添加混合
し、粘着剤塗液とした。
テレフタレートセパレーター(商品名「セラピールBK
#25」、東洋メタライジング株式会社製)に上記粘着
剤塗液を乾燥重量で20g/m2となるようにコンマコ
ーターで塗布、90℃で1分間乾燥させた後、上記表面
基材を(易印刷層を形成していない面が粘着剤と面する
ようにして)を貼り合わせて粘着シートを得た。
た以外は実施例1と同様にして粘着シートを得た。 「処理層用塗液」 ・オキサゾリン基変性樹脂 15wt% (商品名「ポリメントWS−500」、日本触媒製) ・ポリエステル樹脂 85wt% (商品名「A515G」、高松油脂製)
た以外は実施例1と同様にして粘着シートを得た。 「処理層用塗液」 ・オキサゾリン基変性樹脂 20wt% (商品名「ポリメントWS−500」、日本触媒製) ・ポリエステル樹脂 78wt% (商品名「A515G」、高松油脂製) ・プラスチック顔料 2wt% (商品名「エポスターMA1001」、日本触媒製)
レンフィルム(商品名「PY−201」、王子製紙株式
会社製)(厚さ50μm)に変更した以外は実施例1と
同様にして粘着シートを得た。
リル系粘着剤(商品名「TS−1873」、日本カーバ
イド工業)とした以外は実施例1と同様にして粘着シー
トを得た。
フィルム(商品名「PY−201」、王子製紙株式会社
製)(厚さ50μm)とした以外は実施例1と同様にし
て粘着シートを得た。
外は実施例1と同様にして粘着シートを得た。 「処理層用塗液」 ・ポリエステル樹脂(商品名「A515G」、高松油脂製) 94wt% ・有機顔料(商品名「エポスターMA1004」、日本触媒社製) 6wt%
て、下記の評価を行い、結果を表1に示した。
製作所シール印刷機OPM−W150−3Sを用いてU
V印刷を行った(使用インキ:BESTCURE UV
−161 墨、株式会社T&A TOKA製)。恩田製作
所シール印刷機で印刷されたサンプルを粘着テープ(王
子化工株式会社製)を空気を抱き込まないようにして貼
り付け、指で押圧してから180°剥離させ、評価し
た。 ○:インキが剥がれない ×:インキが剥がれる
着シートをKプリンティングプルーファー(R K Pr
int−Coat Instruments Ltd.社
製)を用いてUVフレキソ印刷を行った。(使用イン
キ:BESTCURE UVフレキソ 白FP、株式会社
T&ATOKA製) 印刷されたサンプルをカッターナイフで碁盤目の切れ込
みを入れ、粘着テープ(王子化工株式会社製)を空気を
抱き込まないようにして貼り付け、指で押圧してから1
80°剥離させ、評価した。 ◎:全くインキが剥がれない ○:若干インキが剥がれる ×:インキが剥がれる
ンピューター(スガ試験機株式会社製)を用いてヘイズ
値を測定した。数値の小さい方が、透明度が高い。
明は表面基材に印刷可能なポリプロピレンを用いること
でレタープレス印刷だけでなく、UVフレキソ印刷にも
対応できる優れた印刷適性を有し、安価で且つ印刷可能
な粘着シートとして優れたものであった。
Claims (5)
- 【請求項1】表面基材、粘着剤層、および剥離シートを
積層した粘着シートにおいて、表面基材が延伸処理され
たポリオレフィン系フィルムであり、該フィルムの粘着
剤層を形成しない面にオキサゾリン基変性樹脂を成分と
して含む処理層を設けたことを特徴とする印刷性が良好
でかつ透明性が優れている粘着シート。 - 【請求項2】前記処理層中の成分として、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、SBR樹脂から選ばれる少なく
とも1種とオキサゾリン基変性樹脂を併用した請求項1
記載の粘着シート。 - 【請求項3】ポリオレフィン系フィルムが、縦延伸と横
延伸の間で少なくとも片方にエチレン系共重合体塗料を
塗布乾燥することにより表面を改質したフィルムである
請求項1または2記載の粘着シート。 - 【請求項4】粘着剤層がアクリル酸エステル共重合体を
主成分とするアクリル樹脂である請求項1〜3記載のい
ずれか一項に記載の粘着シート。 - 【請求項5】表面基材と粘着剤の合計ヘイズ値が5.0
%以下である請求項1〜4いずれか一項に記載の粘着シ
ート。
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Cited By (3)
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WO2015039203A1 (pt) * | 2013-09-20 | 2015-03-26 | Embalagens Flexíveis Diadema S.A. | Método de produção de uma estrutura laminada flexível, estrutura laminada flexível assim obtida, filme de polietileno mono estirado e embalagem formada pela estrutura laminada flexível |
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2000
- 2000-03-17 JP JP2000075856A patent/JP3931525B2/ja not_active Expired - Fee Related
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