JP2928533B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2928533B2
JP2928533B2 JP1079604A JP7960489A JP2928533B2 JP 2928533 B2 JP2928533 B2 JP 2928533B2 JP 1079604 A JP1079604 A JP 1079604A JP 7960489 A JP7960489 A JP 7960489A JP 2928533 B2 JP2928533 B2 JP 2928533B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はスペースダイバシティを使用した無線通信装
置に拘り、特にその制御に使用するリセット回路の改良
に関する。
(従来の技術) マイクロ波無線通信方式の一つに、主及び補助の2つ
の空中線を使用してフェージング等による回線への影響
を軽減しようとするスペースダイバシティ(以下、SDと
称する)がある。第5図は従来の位相制御による合成受
信方式のSDシステムを示している。図に示すように、離
間して配置される主空中線1及び補助空中線2からの着
信信号はこれらそれぞれ対応して設けられた主受信機3
および補助受信機4により、それぞれ中間周波数信号に
変換された後、合成器8により合成され、増幅器9によ
り所定のレベルまで増幅され、出力端子10より出力され
る。一方、スペースダイバシティ(SD)制御盤13は第6
図に示すような構成となっている。そして、このSD制御
盤13は移相器制御回路16と遮断スイッチ18,警報回路17,
リセット回路19を持ち、前記移相器制御回路16は主受信
機3の出力信号12および補助受信機4の出力信号11の間
の位相差を監視、検出し、移相器制御信号14として出力
する。また、移相器制御回路16は機能に異常が生じた時
は警報信号ALMを出力する構成としてある。この移相器
制御信号14は合成器8においてこの2つの信号が常に同
相で合成されるように、補助受信機4内に配置された移
相器の移相量を制御するための信号であり、この移相器
制御信号14にて補助受信機4の移相量を制御している。
ここで補助受信機4は主受信機3内に配置されている受
信局部発振器からの信号7を受け、この信号7の位相を
移相器により制御する構成となっている。
この移相器による同相合成SD受信系において、例え
ば、前述の移相器制御回路16に異常が生じ、正常な合成
動作を行えなくなったような場合に、SD制御盤13では移
相器制御回路16より生じる警報信号ALMを自己の警報回
路17に与え、該警報回路17はこれにより動作して補助受
信機4に対し、遮断信号15を送出し、補助受信機4の出
力を遮断して該補助受信系(副受信系)側を切離し、SD
動作を停止させ、誤った位相制御により受信信号に影響
が生じないようにしている。また、SD制御盤13には上述
の警報信号による遮断指令発令とは別に、保守者が保守
・点検時に手動でSD動作を停止させ、主受信系のみの単
一受信とするための副受信系の遮断スイッチ18を設けて
いる。
ところで、上記の警報回路17は警報信号ALMを受けて
一旦動作すると、前記補助受信機の系統すなわち副受信
系は遮断状態になることから、異常状態となり、前記警
報信号ALMは発生し続けることになるので、以後、警報
回路17はこの状態を保持し続けることになる。そのた
め、警報発令時または遮断スイッチ18を副受信系遮断操
作のために動作させた場合、副受信系からの入力信号11
が遮断されたままとなって警報が継続し、自動復帰はで
きない。従って、SD動作を復帰させるために、強制的に
遮断信号15を切り、補助受信機4からの出力信号11を再
び得るようにするためのリセット回路19が独立に必要と
なる。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように従来例の位相制御による合成受信方式の
SDシステムでは、2つの受信器の出力が同相となるよう
にして合成するために、SD制御盤により一方の受信機、
例えば、補助受信機の位相を制御しているが、制御系の
異常や保守点検等、必要により補助受信系を切離した
後、制御系が正常動作に復帰した場合、若しくは単一受
信での保守点検が終了した場合に、SD動作に復帰させる
ためには、そのためのリセット用スイッチ回路が独立に
必要であった。また、上述のようなSD制御盤を遠隔制御
等によりコントロールする場合には前述の補助受信系を
手動で切り離すための制御線と、リセット用の制御信号
を伝送する制御線の合計独立する2本の制御線が必要と
なり、操作箇所が増える等、システム的に簡易な構成と
は云えなかった。
そこで、この発明の目的とするところは、簡易な構成
で所期のSDシステムの制御が行えるリセット回路を有し
た無線通信装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明に係わる無線通信装
置は、離間して配置された2つの空中線とそれらに対応
する受信機とを備え、これら両受信機出力を位相制御し
て合成するとともに前記両受信機の位相差を監視し、両
受信機の出力が同相で合成されるように一方の受信機の
移相量を制御系にて制御するようにしたスペースダイバ
シティ構成の無線通信装置において、前記制御系を監視
し、異常が生じた場合に警報信号を発生する異常検出手
段と、オペレータの操作に応じて、前記一方の受信機の
出力を停止させる指示信号を出力する入力手段と、前記
異常検出手段からの警報信号および前記入力手段からの
指示信号を監視し、前記警報信号と前記指示信号とのう
ち、少なくとも一方が出力される場合に、前記受信機の
うちの一方の受信機出力を停止させるもので、前記指示
信号の出力により前記受信機を停止させ、この停止後に
前記指示信号の出力が停止した場合、または、前記警報
信号の出力により前記受信機を停止させ、この停止後に
前記指示信号が出力状態から停止状態に変化した場合
に、予め設定された一定時間の間、前記異常検出手段の
警報信号の出力の有無に関係なく、前記停止させた受信
機の出力を再開させる受信機出力制御手段とを具備して
構成するようにした。
(作用) このような構成において、両受信機出力を位相制御し
て合成するとともに前記両受信機の位相差を監視し、両
受信機の出力が同相で合成されるように一方の受信機の
位相量を制御系で制御するが、前記制御系の異常時に送
出される警報信号、またはオペレータの手動操作により
入力手段から与える前記受信系遮断のための指示信号が
来ると、受信機出力制御手段は、一方の受信機の出力を
停止させる。そして、前記指示信号の出力により前記受
信機を停止させ、この停止後に前記指示信号の出力が停
止した場合、または、前記警報信号の出力により前記受
信機を停止させ、この停止後に前記指示信号が出力状態
から停止状態に変化した場合に、前記異常検出手段の警
報信号の出力の有無に関係なく、予め設定された一定時
間の間、前記停止させた受信機の出力を再開させるよう
にしている。
すなわち、上記構成の無線通信装置では、制御系に異
常が発生して異常検出手段より警報信号が出力された
り、あるいはオペレータの入力手段の操作により指示信
号が入力され、当該無線通信装置の一方の受信機の出力
が停止した場合に、指示信号の入力、あるいは再入力を
停止するという指示により一定時間だけ停止させた受信
機の出力が再開される。このため、上記一定時間が経過
するまでの間に、制御系や停止させた受信機が正常な動
作に復帰していれば、以後、通常のスペースダイバシテ
ィ動作に復帰する。
したがって、上記構成の無線通信装置によれば、強制
的に一方の受信機の出力を停止させる入力手段の操作に
よって、通常のスペースダイバシティ動作に復帰させる
ことができるため、リセット用のスイッチ回路やこの回
路への制御線を独立に設ける必要がなく、簡易な構成で
リセット動作を行なうことが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。第1図は本発明によるリセット回路を使用したSD
制御盤の一例であって、第6図に示した従来回路と同一
物は同一符号を付してある。本発明では移相器制御回路
16から送出される警報信号ALMと、遮断スイッチ18から
の信号をダイオードD1,D2とプルダウン抵抗R1よりなる
論理和回路を通して保持回路20に入力し、また、保持回
路20の出力はダイオードD3,D4及びプルダウン抵抗より
なる論理和回路を介して遮断スイッチ18からの信号と合
成され、副受信系である補助受信機4への遮断信号15と
なるようにしてある。また、上記保持回路20は入力信号
のレベルが"H"から"L"に変化した場合にレベル"H"の信
号を出力し、その後再びレベル"H"の入力を受けると、
所定の時間の間、レベル"L"の出力を保持する機能を有
する。尚、SD制御盤21における移相器制御回路16は主受
信機3の出力信号12および補助受信機4の出力信号11の
間の位相差を監視、検出し、移相器制御信号14として出
力するものであり、また、移相器制御回路16は機能に異
常が生じた時は警報信号ALMを出力する構成としてある
点は従来のSD制御盤13と変わりはない。
この回路における回路上のA〜D各点における電圧と
制御情報の対応は例えば第2図中に示すようになってい
る。すなわち、第2図は上記回路の動作を説明するため
のタイミングチャートであり、リセット動作時のA〜D
各点における電圧を示している。
今、時間T1において、D点の信号が"H"すなわち、副
受信系遮断(SUB OFF)の状態であり、副受信系側出力
が遮断されているとする。ここで、SD系の2つの受信入
力レベルが適正で且つ、移相器制御回路16自体に異常が
生じていなければ、正常動作に移った段階では警報信号
ALM(例えば、実施例ではレベル"L")は消滅してレベ
ル"H"のノーマルとなるはずである。しかし、現段階で
は副受信系が遮断状態であるから、レベル"L"なる警報
信号ALMが出力されているので、このままではリセット
すなわち、遮断信号を解除できない。そこで、SD系のリ
セットは遮断スイッチ18を一旦、副受信系遮断指示操作
側"SUB OFF"に切替える。この状態で遮断スイッチ18は
レベル"H"の信号を出力するものとすれば、これにより
保持回路20の入力はB点の電圧に対応して"H"になる。
保持回路20の入力は例えばタイマ回路を使用してお
き、"H"のリセット信号を受けた時点から所定の時間Δ
Tの間のリセット期間中はその出力は強制的に"L"(NOR
MAL)に保持されるようになっているものとすれば、こ
のΔT以内の時間T3において、遮断スイッチ18を"L"な
る信号を出力するリセット操作側"NORMAL/RESET"に戻す
とB点及びC点の電圧が共に"L"になる。従って、副受
信機系の遮断動作は解除される。すなわち、ΔTを遮断
スイッチ18の往復切替え時間(T3-T2)と制御系が正常
な合成動作に復帰し、警報出力が消えるまでに要する時
間(T4-T3)の合計値より大きく設定しておけば、副受
信系が遮断状態であって移相制御回路16から"H"なる警
報信号ALMが出力されているものの、遮断スイッチ18を
リセット操作側"NORMAL/RESET"に戻した時点でSD系の遮
断動作の強制リセットを行うことができ、副受信系,移
相制御回路16ともに正常動作に戻って警報信号ALMがな
くなり、"H"なるノーマル信号に変わるので、以後、正
常なSD系の動作に戻すことができる。
この他、SD系が正常動作時に、例えば、保持点検のた
め、単一受信となるように遮断スイッチ18をSUB OFF側
に切替えた場合においても、それをリセットするために
は該遮断スイッチ18をリセット操作側"NORMAL/RESET"に
戻すだけで良く、回路動作は第1図で示したものと同じ
である。従って、遮断スイッチ18にSD系の手動遮断指令
操作とリセット操作の2つの機能を合せ持たせることが
できる。
第3図は本発明のリセット回路の他の実施例である。
SD制御盤21aは第3図に示すように移相器制御回路16か
らの信号ALMと遮断スイッチ18からの信号の論理和をと
るアンドゲートANDと、遮断スイッチ18からの信号を保
持する保持回路23と、ダイオードD21,D22及びプルダウ
ン抵抗R21よりなり、保持回路23の出力とアンドゲートA
ND出力とを入力としてこれらの論理和をとる論理回路
と、その出力のためのバッファBとよりなる。
保持回路23は遮断スイッチ18からの信号であるE点に
おける立上りを検出すると、一定時間Δtだけ、その出
力を"H"に保持してから"L"にするものである。
まず、SD制御盤21aにおいて、遮断スイッチ18の"SUB
OFF"側操作による信号"H"(これは反転されて図の回路
では"L"として与えられる)または"L"なる警報信号ALM
が与えられると、アンドゲートANDより"L"なる信号が出
力され、この信号がインバータBにより反転されて"H"
となり遮断信号として副受信系に与えられ、遮断動作す
る。
次に、警報信号ALMが出力されて遮断状態となってい
るSD系を復帰させる動作については第4図を参照して説
明する。第4図は、SD制御盤21aの各回路の動作を説明
するためのタイミングチャートで、特に上記遮断状態か
らのリセット動作時のA,B,D〜H各点における電圧を示
している。
今、時間T1において、D点の信号が"H"すなわち、副
受信系遮断(SUB OFF)の状態であり、副受信系側出力
が遮断されているとする。ここで、SD系の2つの受信入
力レベルが適正で且つ、移相器制御回路16自体に異常が
生じていなければ、正常動作に移った段階では警報信号
ALM(例えば、実施例ではレベル"L")は消滅してレベ
ル"H"のノーマルとなるはずである。しかし現段階では
副受信系が遮断状態であるから、レベル"L"なる警報信
号ALMが出力されているので、アンドゲートANDは"L"な
る信号を出力し続け、リセットすなわち遮断信号を解除
できない。
そこで、時間T2において、SD系のリセットとして遮断
スイッチ18を一旦、副受信系遮断指示操作側"SUB OFF"
に切替え、そして時間T3において、再び"NORMAL/RESET"
側に切替えると、E点では時間T2で立ち下がり時間T3で
立上がりが生じる。この時、保持回路23の出力(G点)
は、時間T3におけるE点の立ち上がりに応じて、時間T3
から一定時間Δtだけ、その出力を"H"に保持する。一
方、A点とE点のAND出力であるF点では、時間T3にお
いてはレベル"L"となっているが、G点では時間T2でレ
ベル"H"となるため、これによりD点は、時間T3でレベ
ル"L"となり、一時的に副受信系が復帰する。
そしてこの時に、SD系の2つの受信入力レベルが適正
でなおかつ移相器制御回路16自体に異常が生じていなけ
れば、時間t4において警報信号ALMは消滅し、以後副受
信系は完全に復帰する。
すなわち、SD制御盤21aによれば、一旦、遮断スイッ
チ18の"SUB OFF"側から"NORMAL/RESET"側へ切替えるだ
けで、遮断動作となったSD系をSD動作へ復帰させること
ができる。
保持回路23としては例えば、入力パルスの立上りを検
出して起動する単安定マルチバイブレータを使用して構
成することができ、その出力パルス幅Δtを適宜に設定
しさえすれば、容易に実現可能である。
尚、本発明は上記し且つ、図面に示す実施例に限定す
ること無くその要旨を変更しない範囲内で適宜変形して
実施し得るものであり、以上の説明ではスイッチによる
リセット動作の例を示したが、SD制御盤への遠隔制御信
号等であっても良い。また、論理和回路をダイオードオ
アで示したが、通常の論理和ゲートIC等を使用しても良
い。
以上のように、本装置では、制御系に異常が発生して
移相器制御回路16より警報信号が出力されたり、あるい
はオペレータの遮断スイッチ18の操作により遮断が指示
され、副受信系の出力が停止した場合に、遮断スイッチ
18からの遮断指示を停止するという操作を行なうことに
より、一定時間だけ、停止させた受信機の出力が再開さ
れる。このため、上記一定時間が経過するまでの間に、
制御系や停止させた受信機が正常な動作に復帰していれ
ば、以後、通常のスペースダイバシティ動作に復帰す
る。
すなわち、上記構成の無線通信装置によれば、遮断ス
イッチ18の操作によって、通常のスペースダイバシティ
動作に復帰させることができるため、リセット用のスイ
ッチ回路やこの回路への制御線を独立に設ける必要がな
く、簡易な構成でリセット動作を行なうことが可能とな
る。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように本発明によれば、SD制御におけ
るリセット回路として時間的な出力の保持回路を使用す
るようにしたことにより、SD系における遮断とリセット
制御を1本の制御線またはスイッチにて行うことができ
るようになり、制御線の本数削減と操作箇所の削減を実
現できるようになり、無線システムにおけるシステムの
簡易化を実現することができるスペースダイバーシティ
のリセット回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は第1
図装置の動作を説明するためのタイミングチャート、第
3図は本発明の他の実施例を示す構成図、第4図は第3
図装置の動作を説明するためのタイミングチャート、第
5図はSDシステム一例を示す図、第6図は従来のSD制御
盤の構成を示す図である。 1……主空中線、2……補助空中線、3……主受信機、
4……補助受信機、7……局発信号線、8……合成器、
9……増幅器、10……出力端子、11……補助受信機出力
信号、12……主受信機出力信号、13,21,21a……SD制御
盤、14……移相器制御信号、15……遮断信号、16……移
相器制御回路、18……遮断スイッチ、20,23……保持回
路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/00 H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】離間して配置された2つの空中線とそれら
    に対応する受信機とを備え、これら両受信機出力を位相
    制御して合成するとともに前記両受信機の位相差を監視
    し、両受信機の出力が同相で合成されるように一方の受
    信機の移相量を制御系にて制御するようにしたスペース
    ダイバシティ構成の無線通信装置において、 前記制御系を監視し、異常が生じた場合に警報信号を発
    生する異常検出手段と、 オペレータの操作に応じて、前記一方の受信機の出力を
    停止させる指示信号を出力する入力手段と、 前記異常検出手段からの警報信号および前記人力手段か
    らの指示信号を監視し、前記警報信号と前記指示信号と
    のうち、少なくとも一方が出力される場合に、前記受信
    機のうちの一方の受信機出力を停止させるもので、前記
    指示信号の出力により前記受信機を停止させ、この停止
    後に前記指示信号の出力が停止された場合、または、前
    記警報信号の出力により前記受信機を停止させ、この停
    止後に前記指示信号が出力状態から停止状態に変化した
    場合に、予め設定された一定時間の間、前記異常検出手
    段の警報信号の出力の有無に関係なく、前記停止させた
    受信機の出力を再開させる受信機出力制御手段とを具備
    することを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】前記受信機出力制御手段は、 前記異常検出手段が警報信号を出力した場合に第1のレ
    ベルの信号を保持出力するもので、この保持出力後に、
    前記入力手段が前記指示信号を出力する場合に、前記予
    め設定された一定時間の間だけ、前記第1のレベルと異
    なる第2のレベルの信号を保持出力する保持回路と、 前記入力手段が前記指示信号を出力するか、あるいは前
    記保持回路が前記第1のレベルの信号を出力する場合に
    限り、前記受信機のうちの一方の受信機出力を停止させ
    る論理回路とからなることを特徴とする請求項1に記載
    の無線通信装置。
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