JP2928276B2 - リニア駆動装置 - Google Patents

リニア駆動装置

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JP2928276B2
JP2928276B2 JP1183533A JP18353389A JP2928276B2 JP 2928276 B2 JP2928276 B2 JP 2928276B2 JP 1183533 A JP1183533 A JP 1183533A JP 18353389 A JP18353389 A JP 18353389A JP 2928276 B2 JP2928276 B2 JP 2928276B2
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    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices
    • F15B15/28Means for indicating the position, e.g. end of stroke
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S91/04Magnets

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、モータケーシングから作業側に延出した作
業棒に結合され、軸方向に摺動可能なピストンを内部に
有するケーシングを具備した特に空気圧力媒体作動のリ
ニアアクチュエータと、アクチュエータの制御のために
例えば弁装置として形成された制御装置と、作動棒の所
定の位置で応答するセンサデバイスとを有するリニア駆
動装置である。
[従来技術] この種のリニア駆動装置の場合リニアアクチュエータ
は通常ピストン・シリンダ・ユニットになっており、ピ
ストン・シリンダ・ユニットのピストン結合としてシリ
ンダから延出したピストン棒が作動棒であり、作動棒は
動かされるべき構造部品又は動力取出装置へ結合できる
ようになっている。リニアアクチュエータは所望の使用
現場に運ばれ,更に運転に必要な圧力媒体、例えば圧力
空気は圧力媒体管路又はホースを通じて導入、排出され
る。圧力媒体流の制御には、多くは弁装置として形成さ
れた例えば電気的に作動可能な制御装置が使用される。
自動アクチュエータ制御を行なうために、例えば電気的
要素、磁気的要素、空気的要素、機械的要素で動作する
単数又は複数のセンサを保有可能なセンサデバイスを具
備しており、これらのセンサによって、作動棒のプリセ
ットされた位置が感知されて、これにより制御装置が制
御される。従来のリニア駆動装置は多数の個別部品群か
ら組立てられ、例えばリニアアクチュエータと制御装置
とセンサデバイスとが各々別個に形成され、個々に取り
付けられていた。これに要する作業は多くの時間が費や
されるほか核構成要素を互いに回路技術的に接続するた
めに、広範なケーブル及び導線の配線作業が不可欠であ
る。面倒な組立に加え、少なくない所要床面もコスト削
減に不利なほか、接続部含運動する機械部によって容易
に損傷される可能性がある。
[発明が解決しようとする課題] 従って本発明の目的はより容易かつより低コストで製
造可能かつコンパクトな構造でより速くかつより簡単に
組立可能な冒頭に述べた形式のリニア駆動装置を提供す
ることである。
[課題を解決するための技術的手段] 上記課題を解決するために本願記載の発明は、アクチ
ュエータケーシングと、このアクチュエータケーシング
内で軸方向に摺動可能のピストンと、このピストンに結
合され、アクチュエータケーシングから作業側に延出す
る作業棒とを含む、空気圧力媒体作動のリニアアクチュ
エータと、このリニアアクチュエータの制御のため弁装
置として形成された制御装置と、作動棒の所定の位置で
応答するセンサデバイスとを有し、リニアアクチュエー
タと制御装置とセンサデバイスとが互いに結合されて一
体化した手持可能な作業ユニットとして集成され、作業
側とは反対側のリニアアクチュエータの制御側に制御装
置とセンサデバイスとが配設されたリニア駆動装置であ
って、制御装置(22)とセンサデバイス(31)に接続さ
れた電気及び/又は空気の外部回路(49)のコネクタ
(47)を具備しており、このコネクタ(47)が作業側
(18)とは反対側の作業ユニットの接続面(50)に位置
し、かつプラグ又はソケット方式の接続ユニットとして
集成されており、またこの接続ユニットが必要に応じて
デバイスケーシング(37,37)に取付可能である構成を
有している。
また、アクチュエータケーシング(3)内部でピスト
ン(6)によって互いに分離された2つのシリンダ室
(7,8)の少なくとも一つの制御装置(22)とが圧力媒
体管路(20)を介して連通しており、前記圧力媒体管路
(29)がケーシング領域を伸長して成り、また少なくと
も部分的にケーシング壁内部に形成された圧力媒体通路
(30)として成り、作動棒(14)を基準に軸方向(5)
に見た場合、リニアアクチュエータ(2)とセンサデバ
イス(31)と制御装置(22)とが互いに直列に位置する
ものでもよい。
更に、制御装置(22)とセンサデバイス(31)とが一
つの共通のデバイスケーシング(37,37′)内部に収容
され、作動棒(14)とは反対側のピストン面(35)に
は、作動棒(14)の同軸上に配設された制御棒(34)を
有し、この制御棒(34)がピストン(6)と作動棒(1
4)とから成る装置と一緒に共動可能に結合して成り、
また前記制御棒(34)の制御側(28)のアクチュエータ
ケーシング(3)から延出した棒部分には、前記制御棒
(34)の作動のためにセンサデバイス(31)と協働する
少なくとも一つの制御小体(33)を有し、センサデバイ
ス(31)が非接触作動し、必要に応じ制御小体(33)に
応答する近接スイッチの形式で制御棒(34)の運動方向
に移動調節可能な少なくとも一つのセンサ(32)有し、
制御装置(22)とセンサデバイス(31)とが軸方向に対
し横側に互いに並列に位置し、直径方向に対向して位置
し、また前記制御装置(22)とセンサデバイス(31)と
の間には制御棒(34)の摺動運動のため運動空間を保有
するものでもよい。
[作用] リニアアクチュエータ(2)のピストン(6)は制御
装置(22)からリニアアクチュエータ(2)に対し供
給、排出される空気圧により作動棒(14)とともに移動
する。作動棒(14)はその端部で所定の作業を行なう。
作動棒(14)の移動は制御装置(22)により制御され、
作動棒(14)の移動量はセンサデバイス(31)により検
出される。
[実施例] 以下実施例を示す図面により本発明を説明する。第1
〜3図に図示されたリニア駆動装置1,1′,1″は、各々
ピストン・シリンダ・ユニット方式にて成るリニアアク
チュエータ2を具備する。リニアアクチュエータ2は、
両矢印5のごとく軸方向に往復運動可能に設けられたピ
ストン6を保有するピストン室4を包囲するシリンダ形
に形成されたアクチュエータケーシング3を有する。ピ
ストン6は2つのシリンダ室7,8は互いに気密に分離す
る。ピストン室4の断面は製造を容易にするため円筒形
を成し、アクチュエータケーシング3の外周9も実施例
の場合、円筒形を成す。この他に本発明の案に沿ったそ
の他の形成可能性があり、例えば断面で見て外周を正方
形又は長方形にすることも可能で、これによりアクチュ
エータケーシング3全体が直方体となる。ピストンシー
ルは単純化のために図示されていないが、その仕組みは
専門家には公知である。
ピストン6の軸方向の面10には、ピストン室4と同軸
上に延びた作動棒14が固着されており、この作動棒14
は、付属のシリンダ室8を軸方向に貫通して、対向する
アクチュエータケーシング3の端壁15を気密かつ摺動可
能に貫通して外部に突出する。端壁15はアクチュエータ
ケーシング3と一体化した構成とすることも、また別個
の取り外し可能に結合された蓋とすることも可能であ
る。ピストン棒の貫通箇所は17で示されているが、シー
ルの図示は単純化のため省略された。
アクチュエータケーシング3から作動棒14が延出して
いる側は、リニア駆動装置1,1′,1″の作業側18であ
る。この場合作動棒14は、第1図に例として点線で19に
示した動かされるべき構造要素又は各々任意の動力取り
出し装置へ結合可能である。両シリンダ室7,8が対応す
るポート20,21を通じて適切な方法で圧力媒体で満たさ
れると、ピストン6は、これに固着された作動棒14と一
緒に、両矢印5で示した軸方向の摺動運動を実行し、そ
の摺動の範囲内で各動力取り出し装置19が適切な方法で
動かされる。実施例では両シリンダ室7,8は各々付勢室
となっているが図示されていない本発明の装置の変形の
場合、外部から作動棒14に力を加えることにより又は復
帰ばねによって初期位置へピストンの復帰が実行される
なら両室の一方が無圧力のままであることも可能であ
る。
両シリンダ室7,8に関する圧力媒体導入乃至排出は模
式図で示した制御装置22が行なう。この制御装置は、そ
の動作が電気的に行われる単数又は複数の弁を具備した
弁装置であり、対応する電気接続ケーブルは第1図と第
2図に点線23にて図示されている。また制御装置22に
は、模式図で示した圧力媒体源25及び/又は圧力媒体吸
入装置26へ通じる管路24(第2図に点線で図示)が接続
されている。更に制御装置22とリニアアクチュエータ2
の両ポート20,21との間にも、圧力媒体管路29(第2図
に点線で図示)を介して接続されていて、この圧力媒体
接続は第3図の実施例の場合、更に説明を加えると通孔
形状の圧力媒体通路30として形成されている。
所定の摺動位置に関係して外部又は内部の構造要素乃
至構成要素の機能行程を作動させるために、各リニア駆
動装置1,1′,1″はピストン6と作動棒14のプリセット
可能な所定の摺動位置を検知できるセンサデバイス(第
3図には図示なし)を有する。実施例の場合、制御装置
22の作動のために信号が使われており、検知時点でセン
サデバイス31から発信される各信号が内部利用される。
センサデバイス31によって例えばピストン6の終端位置
だけでなく中間位置も検知可能である。
各リニア駆動装置1,1′,1″のリニアアクチュエータ
2と制御装置22とセンサデバイス31が互いに結合されて
いるので、それらは一体化した手持可能なコンパクトの
作業ユニットを形成している。実施例の場合、作業ユニ
ットは3つの構成要素2,22,31の集成であり、これを現
場のユニットとして据え付けることができるので、多数
の個別構成要素か成る面倒な部品組立がいらなくなるよ
う考慮されている。この特徴は、制御装置22とセンサデ
バイス31とが作業側18とは反対側のリニアアクチュエー
タ2の制御側28に位置するので作業側18は内部構成要素
に拘束されず、据付可能性が改善され運動構造要素によ
る装置22,31の損傷が生じない。
3つの構成要素2,22,31が実施例のごとく互いに取り
外し可能に結合されていれば故障時に迅速に交換可能で
あるほか、各使用条件に合せて必要に応じ各構成要素は
交換可能である。
第1図と第2図の実施例に示したセンサデバイス31は
特に効果的である。このセンサデバイス31は、非接触ス
イッチング可能な接近スイッチとして形成された複数、
例えば2つのセンサ32を有する。このセンサ32は、磁気
材料から成るか又は少なくとも磁気成分を含有する制御
小対33と協働する。制御小対33は制御棒34の端部領域に
固定されておりまた制御棒34の他端打はピストン6の作
動棒14とは反対側の軸方向の面35に作動棒14と同一方法
で固着されている。2つの棒14,34は互いに同軸上に位
置するので2つが互いに結合して一体化した構造部品と
することも可能で、これに後でピストン6を外嵌させ
る。又棒14,34はピストン6に固着した独立した構造部
品とすることも可能である。いずれにせよ制御棒34は端
面15とは反対側のアクチュエータ・形式具3の軸方向の
端面36を貫通し、貫通領域には同じく詳細に図示しない
案内装置及び密封装置が具備されている。
ピストン6が両矢印5のごとく摺動すると、これに合
せて制御小対33が同じ軸方向運動を実行し、また軸方向
5にて見た場合これに並行して横側に配設されたセンサ
32はこのセンサ32と制御小体35とが径方向に対向し合う
時点で信号を発信する。
図示された全実施例において制御装置22とセンサデバ
イス31は共通のデバイスケーシング37,37′内部に収容
されて成る。第1図と第3図の実施例の場合、デバイス
ケーシング37はアクチュエータケーシング3とは別個の
構造部品であって、アクチュエータケーシング3へ取り
付けられており、またこの場合、特に取り外し可能に取
り付けられている。これは、例えば図示したフランジ結
合方式のねじ着38によって制御側28にてアクチュエータ
ケーシング3が取り付けられている。デバイスケーシン
グ37がアクチュエータケーシング3と同一の外輪郭及び
同一の直径に合せてあるので、全体が軸方向に細長い作
動ユニットとなる。デバイスケーシング37が制御装置22
とセンサデバイス31とのための収容室39を他から遮断す
ることにより、異物の侵入が防止でき無事故運転が確保
される。特徴はアクチュエータケーシング3の一端面壁
36がフランジを備えたデバイスケーシング37のための密
封蓋になっていることである。
詳細に図示しない実施例の場合、デバイスケーシング
は少くとも部分的にアクチュエータケーシングである。
第2図の実施例の場合、アクチュエータケーシング3
と制御装置22とセンサデバイス31とを防護包囲するカバ
ーケーシング40を具備する。この場合、カバーケーシン
グ40は、同時にデバイスケーシング37′であって、更に
アクチュエータケーシング3を保有する。詳細に図示し
ない実施例の場合、アクチュエータケーシング3と制御
装置22とセンサデバイス31とを包囲するデバイスケーシ
ングがカバーケーシングの内部に一緒に内設されるよう
に考慮されている。
前述のセンサ以外に他の種類のセンサも使用し得る。
その場合、光学的、電子的、誘導式、又は空気式センサ
が考えられる。とにかくセンサ32が制御棒34の運動方向
に位置調節可能であれば好適で、これによりスイッチン
グ時点を様々に調節可能である。そのために第1図の実
施例ではセンサ32がデバイスケーシング37の内側の縦方
向案内部44に位置調節可能に配設されている。第2図の
実施例の場合、センサ32はカバーケーシング40の内側に
配設されており、同じ方式で位置調節可能である。
第1図に戻り制御装置22も同じくデバイスケーシング
37の内側に固着されている。この場合制御装置22とセン
サデバイス31とが縦軸方向に対して横方向に、特に直径
方向に対向して位置するよう考慮されているので、制御
装置22とセンサデバイス31との間に制御棒34のための運
動空間45が存在する。この方式により、短構造のコンパ
クトな装置が達成可能となり、また作業側18からリニア
アクチュエータ2の縦方向で見た場合、制御装置22とセ
ンサデバイス31とから成る作業ユニットのサブユニット
がアクチュエータケーシング3により事実上完全に覆わ
れているので、同時に起伏の無い細い構造となる。第4
図にはリニア駆動装置1の作業ユニット内部のリニアア
クチュエータ2と制御装置22とセンサデバイス31の配置
が模式的に示されて、三ブロック配置となっており軸方
向に向けた視線上にリニアアクチュエータ2があり、同
時に縦軸方向5に対して横側に互いに並列に配設された
制御装置22とセンサデバイス31とが続いている。
他の配置法は第5図に模式的に示されており、リニア
アクチュエータ2とセンサデバイス31と制御装置22とが
同じく三ブロック配置を成し、この各構成要素は軸方向
5に連続して直列に配設されている。この実施例は直径
をより細くする。
第2図の実施例の場合、カバーケーシング40は同時に
デバイスケーシング37′であって、制御装置22とセンサ
デバイス31がカバーケーシング40の内側で取り付けられ
ている。これは同じくアクチュエータケーシング3にも
あてはまり、アクチュエータケーシング3をカバーケー
シング40の端面41へフランジ結合可能であり、この場合
カバーケーシング40は作動棒14のための通孔を有する。
第1図と第2図の実施例の場合アクチュエータケーシ
ング3のポート20,21と制御装置22との間の圧力媒体車
通は非拘束に配設した圧力媒体管路29を介して達成され
る。コンパクトな構造のため、管路の長さは極く短かく
て済み、管路は各ケーシングによって少なくとも部分的
に外部作用から防護して取り付けできる。第3図の実施
例の場合、その他の変形が実現されている。この場合圧
力媒体管路29はアクチュエータケーシング3と部分的に
デバイスケーシング37との壁内部を延びる圧力媒体通路
30を形成するので、この制御装置22の配置の場合、外部
管路を省略しうる。これは組立てを著しく容易にする。
または制御装置22から圧力媒体管路を介してアクチュエ
ータケーシング3へ接続させることも可能で、そこから
連続してアクチュエータケーシング3の内部のみに形成
された通路を経てシリンダ室7,8へ連通する。
リニア駆動装置1,1′,1″の運転に必要なエネルギー
の供給は、センサデバイス31に対しても適用可能な電気
接続ケーブル23と前述した圧力媒体供給管路24とを通じ
て外部から行われる。各管路乃至各ケーブルを個々に配
設しなくて済むように、第1図と第2図に点線で図示し
たコネクタ47を有し、このコネクタ47は、差込式の接続
ユニットの形態になっていてデバイスケーシング37,3
7′に固着されている。このコネクタ47はケーブル23乃
至供給管路24を通じて制御装置22とセンサデバイス31と
の対応する箇所へ永久結合されており、又圧力媒体源25
又は圧力媒体吸込装置26又は例えば電子制御ユニット48
(点線で図示)へ他から外部供給管49の接続を可能とす
る。接続ユニットの形成によって管49を中枢差込接続方
式で迅速に抜脱し得るように接続可能であり、例えば空
気式及び/又は電気式の多極差込コネクタが使用可能で
ある。これでバスへの接続は完全に可能である。いずれ
にせよ作業側18とは反対側の接続面50にコネクタ47が位
置すれば効果的で、このコネクタ47があるにかかわらず
リニア駆動装置の直径は太くならない。
本発明によって、各部材が一つの構成ユニットにまと
められて、各実施例に応じ3個又は4個の機能部分を保
有する。第1図と第2図と第4図の場合、3部分を保有
し、第1部分はリニアアクチュエータ2と作動部で代表
され、第2部分は制御装置(プロセッサ)とセンサデバ
イスから成るサブユニットにより、第3部分はコネクタ
47とバス部分にて代表される。第5図の実施例の場合制
御装置22とセンサデバイス31とが軸方向に直列に位置す
ることにより4部分を保有している。
本発明の本質的な特徴は、所望する部材を入手するた
めにかつては多数の個別構成要素を注文し、保存し、組
立てて保守点検する必要があったのに比べコーザーが自
己の問題に合った処置を直接得られることでもある。装
置を使用可能にするには実質的に2つのコネクタ(空気
式と電気式の多極差込コネクタ)を接続させる必要があ
るだけなので、本発明の方法により運転開始も本質的に
簡易化する。
[効果] リニアアクチュエータと制御装置とセンサデバイスと
が一つのコンパクトな作業ユニットとして集成され、そ
の作業ユニットを各々の現場で全体の中へ容易に据え付
けることがきる。各部品群間の必要な結合は予め完成し
ているので、全体が据え付けられた状態では単に電気的
及び/又は空気的の中枢接続を要するのみである。リニ
ア駆動装置は様々な使用目的に適合した単一構造の駆動
装置であり、また単一装置としても販売可能である。即
ちかつて行われたリニア駆動装置の組立てのための多数
の部品注入や手間がかかり誤動作の危険のあるセルフア
ッセッブルはもう必要ない。更に制御装置とセンサデバ
イスが作業側とは反対側のリニアアクチュエータの制御
側に位置することにより、狭い場所的状況でも取付け可
能な細い駆動装置構造を成し、また制御装置とセンサデ
バイスはリニアアクチュエータによって覆われて保護さ
れる。また各構成要素間の接続管線の長さは、各構成要
素が近接しているために各々極めて短かくすることがで
きる。また、バスの保有圧力媒体管路及び/又は電気回
路へのリニア駆動装置の各構成要素の容易かつ瞬時の接
続を可能とする。この場合電気及び/又は空気式多極コ
ネクタが使用可能でそれにより接続間違いは生じない 本発明の効果的なその他の実施例は請求項2以下に記
載されている。
請求項2記載のその他の実施例は故障時に各構成要素
の容易な交換が可能である。請求項3に記載のその他の
実施例は特に細い駆動装置を可能にするものである。請
求項7〜10に記載のその他の実施例の場合、制御装置も
センサデバイスも最善に防護されて取り付けられてお
り、またリニア駆動装置は外部が比較的滑らかな表面を
成し、非常に操作しやすい。請求項7に記載のその他の
実施例は、制御装置とセンサデバイスとのために予め設
けられた組込み空間が考慮されることにより、作動棒に
よる制御信号検知のための特別な場所を必要としない長
所がある。請求項4に記載の実施例の場合リニア駆動装
置は事実上特別細い外形の三ブロック構造を成す。これ
に対し請求項12に記載の装置は短い構造を成す。
本発明の特徴はリニア駆動装置の作業側が各内部構成
要素に拘束されずに済み、作動さるべき動力取出装置の
ために十分に場所を保有していることである。更に各構
成要素が駆動装置の作業領域外に位置することにより、
元来、損傷は生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の縦断正面図、第2図は第2実施例
の縦断正面図、第3図は第3実施例の要部の拡大縦断正
面図、第4図,第5図はともに本発明の構成要素の異な
る配置図を示す。 1,1′,1″……リニア駆動装置 2……リニアアクチュエータ 3……アクチュエータケーシング 6……ピストン 14……作動棒 18……作業側 22……制御装置 28……制御側 31……センサデバイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−212503(JP,A) 特開 昭58−83202(JP,A) 特開 昭54−48388(JP,A) 実開 昭61−164803(JP,U) 実開 昭54−15692(JP,U) 実開 昭63−37044(JP,U) 実開 昭63−80303(JP,U) 実開 昭59−66003(JP,U) 実開 昭61−9609(JP,U) 実開 昭62−75405(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F15B 15/28

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクチュエータケーシングと、このアクチ
    ュエータケーシング内で軸方向に摺動可能のピストン
    と、このピストンに結合され、アクチュエータケーシン
    グから作業側に延出する作動棒とを含む、空気圧力媒体
    作動のリニアアクチュエータと、このリニアアクチュエ
    ータの制御のため弁装置として形成された制御装置と、
    作動棒の所定の位置で応答するセンサデバイスとを有
    し、リニアアクチュエータと制御装置とセンサデバイス
    とが互いに結合されて一体化した手持可能な作業ユニッ
    トとして集成され、作業側とは反対側のリニアアクチュ
    エータの制御側の制御装置とセンサデバイスとが配設さ
    れたリニア駆動装置であって、 制御装置(22)とセンサデバイス(31)に接続された電
    気及び/又は空気の外部回路(49)のコネクタ(47)を
    具備しており、このコネクタ(47)が作業側(18)とは
    反対側の作業ユニットの接続面(50)に位置し、かつプ
    ラグ又はソケット方式の接続ユニットとして集成されて
    おり、またこの接続ユニットが必要に応じてデバイスケ
    ーシング(37,37′)に取付可能であることを特徴とす
    るリニア駆動装置。
  2. 【請求項2】リニアアクチュエータ(2)と制御装置
    (22)とセンサデバイス(31)が取り外し可能、かつ交
    換可能に互いに結合されていることを特徴とする請求項
    1記載のリニア駆動装置。
  3. 【請求項3】作業側(18)からリニアアクチュエータ
    (2)を軸方向(5)に見た場合、制御装置(22)とセ
    ンサデバイス(31)とを具備したサブユニットがアクチ
    ュエータケーシング(3)によって少なくとも完全に覆
    われていることを特徴とする請求項1又は2記載のリニ
    ア駆動装置。
  4. 【請求項4】アクチュエータケーシングと、このアクチ
    ュエータケーシング内で軸方向に摺動可能にピストン
    と、このピストンに結合され、アクチュエータケーシン
    グから作業側に延出する作動棒とを含む、空気圧力媒体
    作動のリニアアクチュエータと、このリニアアクチュエ
    ータの制御のため弁装置として形成された制御装置と、
    作動棒の所定の位置で応答するセンサデバイスとを有
    し、リニアアクチュエータと制御装置とセンサデバイス
    とが互いに結合されて一体化した手持可能な作業ユニッ
    トとして構成され、作業側とは反対側のリニアアクチュ
    エータの制御側に制御装置とセンサデバイスとが配設さ
    れたリニア駆動装置であって、 アクチュエータケーシング(3)内部でピストン(6)
    によって互いに分離された2つのシリンダ室(7,8)の
    少なくとも一つと制御装置(22)とが圧力媒体管路(2
    9)を介して連通しており、前記圧力媒体管路(29)が
    ケーシング領域を伸長して成り、また少なくとも部分的
    にケーシング壁内部に形成された圧力媒体通路(30)と
    して成り、 作動棒(14)を基準に軸方向(5)に見た場合、リニア
    アクチュエータ(2)とセンサデバイス(31)と制御装
    置(22)とが互いに直列に位置することを特徴とするリ
    ニア駆動装置。
  5. 【請求項5】作業側(18)からリニアアクチュエータ
    (2)を軸方向(5)に見た場合、制御装置(22)とセ
    ンサデバイス(31)とを具備したサブユニットがアクチ
    ュエータケーシング(3)によって少なくとも完全に覆
    われていることを特徴とする請求項4に記載のリニア駆
    動装置。
  6. 【請求項6】リニアアクチュエータ(2)と制御装置
    (22)とセンサデバイス(31)が取り外し可能、かつ交
    換可能に互いに結合されていることを特徴とする請求項
    4又は請求項5に記載のリニア駆動装置。
  7. 【請求項7】アクチュエータケーシングと、このアクチ
    ュエータケーシング内で軸方向に摺動可能のピストン
    と、このピストンに結合され、アクチュエータケーシン
    グから作業側に延出する作業棒とを含む、空気圧力媒体
    作動のリニアアクチュエータと、このリニアアクチュエ
    ータの制御のため弁装置として形成された制御装置と、
    作動棒の所定の位置で応答するセンサデバイスとを有
    し、リニアアクチュエータと制御装置とセンサデバイス
    とが互いに結合されて一体化した手持可能な作業ユニッ
    トとして集成され、作業側とは反対側のリニアアクチュ
    エータの制御側に制御装置とセンサデバイスとが配設さ
    れたリニア駆動装置であって、 制御装置(22)とセンサデバイス(31)とが一つの共通
    のデバイスケーシング(37,37′)内部に収容され、 作動棒(14)とは反対側のピストン面(35)には、作動
    棒(14)の同軸上に配設された制御棒(34)を有し、こ
    の制御棒(34)がピストン(6)と作動棒(14)とから
    成る装置と一緒に共動可能に結合して成り、また前記制
    御棒(34)の制御側(28)のアクチュエータケーシング
    (3)から延出した棒部分には、前記制御棒(34)の作
    動のためにセンサデバイス(31)と協働する少なくとも
    一つの制御小体(33)を有し、 センサデバイス(31)が非接触作動し、必要に応じ制御
    小体(33)に応答する近接スイッチの形式で制御棒(3
    4)の運動方向に移動調節可能な少なくとも一つのセン
    サ(32)を有し、 制御装置(22)とセンサデバイス(31)とが軸方向に対
    し横側に互いに並列に位置し、直径方向に対向して位置
    し、また前記制御装置(22)とセンサデバイス(31)と
    の間には制御棒(34)の摺動運動のための運動空間を保
    有することを特徴とするリニア駆動装置。
  8. 【請求項8】デバイスケーシングが少なくとも部分的に
    アクチュエータケーシングから成ることを特徴とする請
    求項7記載のリニア駆動装置。
  9. 【請求項9】リニアアクチュエータ(2)の制御側(2
    8)のデバイスケーシング(37)がフランジ結合方式の
    ねじ着(38)によってアクチュエータケーシング(3)
    へ取り外し可能に結合されていることを特徴とする請求
    項7又は8記載のリニア駆動装置。
  10. 【請求項10】アクチュエータケーシング(3)と制御
    装置(22)とセンサデバイス(31)とが共通のカバーケ
    ーシング(40)内部に取り付けられており、また前記両
    デバイス(22、31)をカバーケーシング(40)内側に配
    設されたデバイスケーシング内部に配設させることも可
    能であることを特徴とする請求項7〜請求項9のいずれ
    かに記載のリニア駆動装置。
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