JPH0329607Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0329607Y2 JPH0329607Y2 JP1985048467U JP4846785U JPH0329607Y2 JP H0329607 Y2 JPH0329607 Y2 JP H0329607Y2 JP 1985048467 U JP1985048467 U JP 1985048467U JP 4846785 U JP4846785 U JP 4846785U JP H0329607 Y2 JPH0329607 Y2 JP H0329607Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- cylinder
- detection head
- piston
- magnetic scale
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 58
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はピストンロツドの移動量を計測できる
ようにしたサーボシリンダに関するものである。
ようにしたサーボシリンダに関するものである。
流体圧シリンダのピストンロツドの移動量(ピ
ストン送り量)を計測してサーボを行うことは、
かかるシリンダを用いてロボツトを動作させた
り、複雑で精巧な動作を要求される機械を動作さ
せたりするのに不可欠な事項となつている。
ストン送り量)を計測してサーボを行うことは、
かかるシリンダを用いてロボツトを動作させた
り、複雑で精巧な動作を要求される機械を動作さ
せたりするのに不可欠な事項となつている。
従来では、光又は磁気によるデジタルスケール
等をシリンダと一緒に動かし、ピストン送り量を
読み取り、シリンダの駆動部にフイードバツクし
てシリンダを制御するようにした方式のものが提
案されていた。
等をシリンダと一緒に動かし、ピストン送り量を
読み取り、シリンダの駆動部にフイードバツクし
てシリンダを制御するようにした方式のものが提
案されていた。
しかし、この方式において、スケールをシリン
ダのピストンと一緒に動かす場合、従来はシリン
ダの外部にスケールを取り付けるようにしていた
ため、スケールを取り付けたシリンダの外形は大
きく且つ複雑となつて取り扱いにくいものとなつ
ていた。
ダのピストンと一緒に動かす場合、従来はシリン
ダの外部にスケールを取り付けるようにしていた
ため、スケールを取り付けたシリンダの外形は大
きく且つ複雑となつて取り扱いにくいものとなつ
ていた。
そのため、かかる欠点を除去するために、近
年、第3図及び第4図に示す如く、シリンダ本体
a内にその軸心方向へ移動自在にピストンbを収
納し、このピストンbに一体的に取り付けたピス
トンロツドcの軸心部に、該ロツドcの一端から
穴dを穿設し、該穴d内に、平板型とした磁気ス
ケールeを挿入して固定すると共に、先端に検出
ヘツド(スケール読取りヘツド)fを有する支持
パイプgを、上記穴d内に該穴dの軸心より偏心
させて挿入位置させ、該支持パイプgの末端部を
シリンダ本体a側に固定させた構成とし、ピスト
ンbの移動により磁気スケールeがピストンロツ
ドcとともに移動するのに対し、検出ヘツドfが
移動しないことから、検出ヘツドfと磁気スケー
ルeとが相対的にピストンロツドcの変位と同じ
変位量で動き、支持パイプg内に通した検出ヘツ
ドfの検出ケーブル(信号線)hを介して検出ヘ
ツドfがピストンbの変位量を読み取り、シリン
ダ駆動部にフイードバツクしてシリンダを制御さ
せるようにした構成のものが提案されている(特
開昭58−225205号)。
年、第3図及び第4図に示す如く、シリンダ本体
a内にその軸心方向へ移動自在にピストンbを収
納し、このピストンbに一体的に取り付けたピス
トンロツドcの軸心部に、該ロツドcの一端から
穴dを穿設し、該穴d内に、平板型とした磁気ス
ケールeを挿入して固定すると共に、先端に検出
ヘツド(スケール読取りヘツド)fを有する支持
パイプgを、上記穴d内に該穴dの軸心より偏心
させて挿入位置させ、該支持パイプgの末端部を
シリンダ本体a側に固定させた構成とし、ピスト
ンbの移動により磁気スケールeがピストンロツ
ドcとともに移動するのに対し、検出ヘツドfが
移動しないことから、検出ヘツドfと磁気スケー
ルeとが相対的にピストンロツドcの変位と同じ
変位量で動き、支持パイプg内に通した検出ヘツ
ドfの検出ケーブル(信号線)hを介して検出ヘ
ツドfがピストンbの変位量を読み取り、シリン
ダ駆動部にフイードバツクしてシリンダを制御さ
せるようにした構成のものが提案されている(特
開昭58−225205号)。
ところが、前記特開昭58−225205号のもので
は、ピストンロツドcの軸心部に設けた穴d内
に、平板型とした磁気スケールeを穴dの軸心近
くに固定して設けると共に、該磁気スケールeに
対向させた検出ヘツドfを穴dの軸心から外れた
支持パイプgに支持させた構成としてあるため、
検出ヘツドfが磁気スケールeに正しく対面して
いれば、検出に問題はないが、シリンダの作動
中、あるいは初期セツト時にピストンロツドcが
その円周方向に回転すると、従来の平板型の磁気
スケールeでは直ちに検出ヘツドfとの相対位置
関係がくずれ、検出ヘツドfは検出機能を果たし
得なくなる問題があつた。又、従来のいずれのサ
ーボシリンダも、検出ヘツドで検出した信号を検
出ケーブルhを通して取り出すと、この信号を処
理してシリンダの駆動系に制御指令を与えるよう
にしてあるコントローラとか、シリンダの圧力室
への流体の切替えを行う切替制御弁を作動させる
サーボモータ等が、別置きとして設置されてい
て、これら各機器を得てシリンダの制御が行われ
るようにしてあるが、シリンダとは別個に独立さ
せて上記コントローラとかサーボモータ等がある
ため、取扱い上も不便であると共に、これらの設
置場所との関係から広いスペースが必要となつて
いた。
は、ピストンロツドcの軸心部に設けた穴d内
に、平板型とした磁気スケールeを穴dの軸心近
くに固定して設けると共に、該磁気スケールeに
対向させた検出ヘツドfを穴dの軸心から外れた
支持パイプgに支持させた構成としてあるため、
検出ヘツドfが磁気スケールeに正しく対面して
いれば、検出に問題はないが、シリンダの作動
中、あるいは初期セツト時にピストンロツドcが
その円周方向に回転すると、従来の平板型の磁気
スケールeでは直ちに検出ヘツドfとの相対位置
関係がくずれ、検出ヘツドfは検出機能を果たし
得なくなる問題があつた。又、従来のいずれのサ
ーボシリンダも、検出ヘツドで検出した信号を検
出ケーブルhを通して取り出すと、この信号を処
理してシリンダの駆動系に制御指令を与えるよう
にしてあるコントローラとか、シリンダの圧力室
への流体の切替えを行う切替制御弁を作動させる
サーボモータ等が、別置きとして設置されてい
て、これら各機器を得てシリンダの制御が行われ
るようにしてあるが、シリンダとは別個に独立さ
せて上記コントローラとかサーボモータ等がある
ため、取扱い上も不便であると共に、これらの設
置場所との関係から広いスペースが必要となつて
いた。
そこで、本考案は、作動中とかセツト時にピス
トンロツドが回転して磁気スケールと検出ヘツド
との相対位置がずれても、常に正常に検出機能を
維持できるようにし、更に全体をコンパクトにま
とめ操作性とともに、信頼性をあげることを目的
としたものである。
トンロツドが回転して磁気スケールと検出ヘツド
との相対位置がずれても、常に正常に検出機能を
維持できるようにし、更に全体をコンパクトにま
とめ操作性とともに、信頼性をあげることを目的
としたものである。
本考案は、シリンダ本体内に移動自在に収納し
たピストンのロツドに、その軸心部に穴を穿設
し、この穴内に磁気スケールを装着し、シリンダ
本体側に固定して上記穴内に挿入した検出ヘツド
とロツドとの間に生じる変位を検出し得るように
したサーボシリンダにおいて、上記穴内に装着す
る磁気スケールを、穴の内面に沿う断面円弧形状
として穴の内面に装着し、且つ検出ヘツドを穴の
軸心に位置するようにし、更に、上記検出ヘツド
により検出されたピストンの移動量に基づきシリ
ンダの駆動制御部に制御指令を与えるためのコン
トローラと、圧力流体をシリンダのヘツド側、ロ
ツド側に切り換えて導く切換弁及び上記コントロ
ーラからの指令により作動して上記切換弁を制御
させるサーボモータからなるシリンダ駆動制御部
とを、シリンダ本体のヘツド側に一体的に組み付
けた構成とする。
たピストンのロツドに、その軸心部に穴を穿設
し、この穴内に磁気スケールを装着し、シリンダ
本体側に固定して上記穴内に挿入した検出ヘツド
とロツドとの間に生じる変位を検出し得るように
したサーボシリンダにおいて、上記穴内に装着す
る磁気スケールを、穴の内面に沿う断面円弧形状
として穴の内面に装着し、且つ検出ヘツドを穴の
軸心に位置するようにし、更に、上記検出ヘツド
により検出されたピストンの移動量に基づきシリ
ンダの駆動制御部に制御指令を与えるためのコン
トローラと、圧力流体をシリンダのヘツド側、ロ
ツド側に切り換えて導く切換弁及び上記コントロ
ーラからの指令により作動して上記切換弁を制御
させるサーボモータからなるシリンダ駆動制御部
とを、シリンダ本体のヘツド側に一体的に組み付
けた構成とする。
本考案では、断面円弧状とした磁気スケールか
ら出る磁力線は円弧中心へ集中し、穴の軸心部に
強力な磁界が形成され、穴の軸心線上に位置させ
た検出ヘツドにより前記磁力線がより的確にとら
えられ、常に正確な検出が行われる。
ら出る磁力線は円弧中心へ集中し、穴の軸心部に
強力な磁界が形成され、穴の軸心線上に位置させ
た検出ヘツドにより前記磁力線がより的確にとら
えられ、常に正確な検出が行われる。
更に、従来において指向性のある検出ヘツドを
使用した場合、磁気スケールと検出ヘツドとの相
対位置がピストンロツドの回転により回転方向に
ずれると、検出機能を維持できなくなるが、本考
案では、ピストンロツドが回転すると、磁気スケ
ールも一緒に回転するが、磁気スケールが穴の軸
心線を中心とする半径の円弧形状としてあるの
で、検出ヘツドとの相対位置は変化せず、更に大
きくピストンロツドが回転しても、磁気スケール
の代わりに該磁気スケールと同様なダミースケー
ルが検出ヘツドの検出側にくるため、何ら支障な
く検出が続行され、しかもコントローラがシリン
ダ本体に取り付けてあるので至近距離で正常に検
出できる。
使用した場合、磁気スケールと検出ヘツドとの相
対位置がピストンロツドの回転により回転方向に
ずれると、検出機能を維持できなくなるが、本考
案では、ピストンロツドが回転すると、磁気スケ
ールも一緒に回転するが、磁気スケールが穴の軸
心線を中心とする半径の円弧形状としてあるの
で、検出ヘツドとの相対位置は変化せず、更に大
きくピストンロツドが回転しても、磁気スケール
の代わりに該磁気スケールと同様なダミースケー
ルが検出ヘツドの検出側にくるため、何ら支障な
く検出が続行され、しかもコントローラがシリン
ダ本体に取り付けてあるので至近距離で正常に検
出できる。
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、シリンダ本体1内に移動自在に収納したピ
ストン2に、出力軸としてのロツド3を一体的に
取り付け、該ピストンロツド3をシリンダ本体1
の一端より摺動自在に突出させる。上記ピストン
2及びピストンロツド3の軸心部には、ピストン
ロツド3の先端部近くまで達する穴4を穿設し、
該穴4内に、内面を穴4の軸心から同一半径とし
た円弧をなす半円筒状の磁気スケール5を、穴4
のほぼ全長にわたつて装着し、該磁気スケール5
に対向させて第1,2図に示す如く磁気スケール
5と同様なダミースケール6を配設し、又、上記
穴4内には、先端に検出ヘツド7を支持させた直
線状の支持パイプ8を穴4の軸心に位置するよう
挿入する。上記ピストン2のヘツド側には、上記
支持パイプ8を貫通させ且つシール材10で摺動
部をシールさせたシールフランジ9を配して、該
シールフランジ9をピストン2にボルト等にて固
定すると共に、シリンダ本体1のヘツド側に、コ
ントローラ12と、該コントローラ12に接続さ
せたサーボモータ13と、該サーボモータ13に
より切換制御される三方切換弁14とをまとめて
組み付けたヘツドフランジ11を装着し、上記支
持パイプ8の末端を、上記ヘツドフランジ11に
シールプレート15を介して固定させる。前記コ
ントローラ12と検出ヘツド7との間には、信号
の授受を行う検出ケーブル16を配線すると共
に、コントローラ12には、入力信号用のケーブ
ル17を接続し、検出ヘツド7による検出結果に
基づきコントローラ12がサーボモータ133を
作動させるようにしてある。18はシリンダのヘ
ツド側圧力室2aへの圧力流体の吸排を行わせる
ためヘツドフランジ11に設けた圧力流体出入
口、19はシリンダのロツド側圧力室2bへの供
給圧力流体の吸排を行わせるためシリンダ本体1
に設けた供給圧力流体出入口、20はタンク、2
1はコントローラ12の調整用つまみである。
ので、シリンダ本体1内に移動自在に収納したピ
ストン2に、出力軸としてのロツド3を一体的に
取り付け、該ピストンロツド3をシリンダ本体1
の一端より摺動自在に突出させる。上記ピストン
2及びピストンロツド3の軸心部には、ピストン
ロツド3の先端部近くまで達する穴4を穿設し、
該穴4内に、内面を穴4の軸心から同一半径とし
た円弧をなす半円筒状の磁気スケール5を、穴4
のほぼ全長にわたつて装着し、該磁気スケール5
に対向させて第1,2図に示す如く磁気スケール
5と同様なダミースケール6を配設し、又、上記
穴4内には、先端に検出ヘツド7を支持させた直
線状の支持パイプ8を穴4の軸心に位置するよう
挿入する。上記ピストン2のヘツド側には、上記
支持パイプ8を貫通させ且つシール材10で摺動
部をシールさせたシールフランジ9を配して、該
シールフランジ9をピストン2にボルト等にて固
定すると共に、シリンダ本体1のヘツド側に、コ
ントローラ12と、該コントローラ12に接続さ
せたサーボモータ13と、該サーボモータ13に
より切換制御される三方切換弁14とをまとめて
組み付けたヘツドフランジ11を装着し、上記支
持パイプ8の末端を、上記ヘツドフランジ11に
シールプレート15を介して固定させる。前記コ
ントローラ12と検出ヘツド7との間には、信号
の授受を行う検出ケーブル16を配線すると共
に、コントローラ12には、入力信号用のケーブ
ル17を接続し、検出ヘツド7による検出結果に
基づきコントローラ12がサーボモータ133を
作動させるようにしてある。18はシリンダのヘ
ツド側圧力室2aへの圧力流体の吸排を行わせる
ためヘツドフランジ11に設けた圧力流体出入
口、19はシリンダのロツド側圧力室2bへの供
給圧力流体の吸排を行わせるためシリンダ本体1
に設けた供給圧力流体出入口、20はタンク、2
1はコントローラ12の調整用つまみである。
今、サーボモータ13を作動させて圧力流体を
圧力室2aに供給してピストン2を押圧し、ピス
トンロツド3を押し出して仕事をさせると、この
ときのピストン2の移動量は、該ピストン2の移
動に伴ない移動する磁気スケール5に対し検出ヘ
ツド7が固定であるため、両者の相対変位量とし
て表われる。磁気スケール5と検出ヘツド7との
相対変位量は、該検出ヘツド7により検出され、
この検出値はコントローラ12に入れられてピス
トン送り量として読み取られ、これに基づきシリ
ンダの制御指令が、サーボモータ13に与えられ
て切換弁14の切換え制御が行われることにな
る。ここで、前記磁気スケール5は断面円弧状と
してあるため、磁気スケール5から出る磁力線は
円弧中心へ集中し、穴4の軸心部に強力な磁界が
形成され、穴4の軸心線上に位置させた検出ヘツ
ド7により前記磁力線をより的確にとらえること
ができて常に正確な検出を行うことができる。
圧力室2aに供給してピストン2を押圧し、ピス
トンロツド3を押し出して仕事をさせると、この
ときのピストン2の移動量は、該ピストン2の移
動に伴ない移動する磁気スケール5に対し検出ヘ
ツド7が固定であるため、両者の相対変位量とし
て表われる。磁気スケール5と検出ヘツド7との
相対変位量は、該検出ヘツド7により検出され、
この検出値はコントローラ12に入れられてピス
トン送り量として読み取られ、これに基づきシリ
ンダの制御指令が、サーボモータ13に与えられ
て切換弁14の切換え制御が行われることにな
る。ここで、前記磁気スケール5は断面円弧状と
してあるため、磁気スケール5から出る磁力線は
円弧中心へ集中し、穴4の軸心部に強力な磁界が
形成され、穴4の軸心線上に位置させた検出ヘツ
ド7により前記磁力線をより的確にとらえること
ができて常に正確な検出を行うことができる。
上記の如くピストン2の移動量は、検出ヘツド
7からの検出値に基づきコントローラ12にて読
み取られ、シリンダの駆動系にフイードバツクさ
れてシリンダの制御が行われるが、かかるピスト
ン2の移動量を検出する際には、シリンダの作動
中や初期セツト時等においてピストンロツド3が
回転して検出ヘツド7と磁気スケール5との相対
位置が円周方向にずれることがあるが、磁気スケ
ール5が円周方向に沿う円弧形状としてあるの
で、ピストンロツド3が回転しても磁気スケール
5と検出ヘツド7との対峙間隔は変化しないた
め、常に同じ条件で正常な検出を維持することが
できる。しかも更に大きくピストンロツド3が回
転しても、磁気スケール5の代わりに該磁気スケ
ール5と同様なダミースケール6が検出ヘツド7
の検出側(第1,2図では上側)にくるため、何
ら支障なく検出を続行することができる。
7からの検出値に基づきコントローラ12にて読
み取られ、シリンダの駆動系にフイードバツクさ
れてシリンダの制御が行われるが、かかるピスト
ン2の移動量を検出する際には、シリンダの作動
中や初期セツト時等においてピストンロツド3が
回転して検出ヘツド7と磁気スケール5との相対
位置が円周方向にずれることがあるが、磁気スケ
ール5が円周方向に沿う円弧形状としてあるの
で、ピストンロツド3が回転しても磁気スケール
5と検出ヘツド7との対峙間隔は変化しないた
め、常に同じ条件で正常な検出を維持することが
できる。しかも更に大きくピストンロツド3が回
転しても、磁気スケール5の代わりに該磁気スケ
ール5と同様なダミースケール6が検出ヘツド7
の検出側(第1,2図では上側)にくるため、何
ら支障なく検出を続行することができる。
なお、本考案は、上記実施例のみに限定される
ものではなく、たとえば、磁気スケール5の円弧
の幅は半円状以下であればよく、又、コントロー
ラ12、切換弁14等の取り付け要領は図示以外
でもよい。
ものではなく、たとえば、磁気スケール5の円弧
の幅は半円状以下であればよく、又、コントロー
ラ12、切換弁14等の取り付け要領は図示以外
でもよい。
以上述べた如く、本考案のサーボシリンダによ
れば、断面円弧状とした磁気スケールから出る磁
力線は円弧中心へ集中するため、穴の軸心部に強
力な磁界が形成され、穴の軸心線上に位置させた
検出ヘツドにより前記磁力線をより的確にとらえ
ることができて常に正確な検出を行うことがで
き、しかも、ピストンロツドが回転して磁気スケ
ールと検出ヘツドとの相対位置がある角度範囲に
おいて回転方向にずれても支障なく正常に検出で
きて検出不能に陥いることがなく、しかも、更に
大きくピストンロツドが回転しても、磁気スケー
ルの代わりに該磁気スケールと同様なダミースケ
ールが検出ヘツドの検出側にくるため、何ら支障
なく検出を続行でき、又、検出ヘツドからの検出
値に基づきピストンの移動量を読み取りシリンダ
の駆動部にフイードバツクさせるコントローラと
かシリンダ駆動部をすべてシリンダにまとめて取
り付けた構成としたことから、全体をコンパクト
化することができて取り扱いが簡便となると共に
広いスペースも不要となるため、操作性とともに
信頼性を増す等の優れた効果を奏し得る。
れば、断面円弧状とした磁気スケールから出る磁
力線は円弧中心へ集中するため、穴の軸心部に強
力な磁界が形成され、穴の軸心線上に位置させた
検出ヘツドにより前記磁力線をより的確にとらえ
ることができて常に正確な検出を行うことがで
き、しかも、ピストンロツドが回転して磁気スケ
ールと検出ヘツドとの相対位置がある角度範囲に
おいて回転方向にずれても支障なく正常に検出で
きて検出不能に陥いることがなく、しかも、更に
大きくピストンロツドが回転しても、磁気スケー
ルの代わりに該磁気スケールと同様なダミースケ
ールが検出ヘツドの検出側にくるため、何ら支障
なく検出を続行でき、又、検出ヘツドからの検出
値に基づきピストンの移動量を読み取りシリンダ
の駆動部にフイードバツクさせるコントローラと
かシリンダ駆動部をすべてシリンダにまとめて取
り付けた構成としたことから、全体をコンパクト
化することができて取り扱いが簡便となると共に
広いスペースも不要となるため、操作性とともに
信頼性を増す等の優れた効果を奏し得る。
第1図は本考案のサーボシリンダの実施例を、
示す断面図、第2図は第1図の−断面図、第
3図は従来のサーボシリンダの断面図、第4図は
第3図の−断面図である。 1はシリンダ本体、2はピストン、3はピスト
ンロツド、4は穴、5は磁気スケール、7は検出
ヘツド、8は支持パイプ、11はヘツドフラン
ジ、12はコントローラ、13はサーボモータ、
14は三方切換弁、16は検出ケーブルを示す。
示す断面図、第2図は第1図の−断面図、第
3図は従来のサーボシリンダの断面図、第4図は
第3図の−断面図である。 1はシリンダ本体、2はピストン、3はピスト
ンロツド、4は穴、5は磁気スケール、7は検出
ヘツド、8は支持パイプ、11はヘツドフラン
ジ、12はコントローラ、13はサーボモータ、
14は三方切換弁、16は検出ケーブルを示す。
Claims (1)
- シリンダ本体内のピストンとそのロツドの軸心
部に穴を設け、該穴内に磁気スケールを装着し、
シリンダ本体側に固定した検出ヘツドを上記穴内
に挿入し、上記磁気スケールと検出ヘツドとの穴
軸心方向の相対変位によりピストンの変位量を検
出できるようにしたサーボシリンダにおいて、上
記磁気スケールを穴の内面に沿う断面円弧状とし
てその内面を穴の軸心を中心とする同一半径とす
ると共に、上記穴内に、該穴の内面に沿う断面円
弧状で且つ内面を穴の軸心を中心とする同一半径
としたダミースケールを、上記磁気スケールに対
向するよう配設し、且つ上記検出ヘツドを穴の軸
心線上に位置させ、更に、検出ヘツドにより検出
されたピストンの移動量に基づきシリンダの駆動
制御部に制御指令を与えるためのコントローラ
と、圧力流体をシリンダのヘツド側、ロツド側に
切り換えて導く切換弁及び上記コントローラから
の指令により作動して上記切換弁を駆動するサー
ボモータからなるシリンダ駆動制御部とを、シリ
ンダ本体のヘツド側に一体的に組み付けたことを
特徴とするサーボシリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985048467U JPH0329607Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985048467U JPH0329607Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61164803U JPS61164803U (ja) | 1986-10-13 |
JPH0329607Y2 true JPH0329607Y2 (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=30564751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985048467U Expired JPH0329607Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0329607Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6313904A (ja) * | 1986-07-01 | 1988-01-21 | Diesel Kiki Co Ltd | 車両用液圧型アクチユエ−タ |
JPH0532722Y2 (ja) * | 1987-03-24 | 1993-08-20 | ||
JP2529583B2 (ja) * | 1987-11-04 | 1996-08-28 | 日本酸素株式会社 | 低温弁 |
DE3870876D1 (de) * | 1988-08-18 | 1992-06-11 | Festo Kg | Linear-antriebseinrichtung. |
JPH0631526Y2 (ja) * | 1988-10-25 | 1994-08-22 | 前澤工業株式会社 | 管路の開閉装置 |
JPH0341208U (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-19 | ||
US9909601B2 (en) * | 2010-11-16 | 2018-03-06 | Illinois Tool Works Inc. | Motor control |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58225205A (ja) * | 1982-06-24 | 1983-12-27 | Makome Kenkyusho:Kk | スケ−ル内蔵シリンダ− |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56104605U (ja) * | 1980-01-16 | 1981-08-15 |
-
1985
- 1985-04-01 JP JP1985048467U patent/JPH0329607Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58225205A (ja) * | 1982-06-24 | 1983-12-27 | Makome Kenkyusho:Kk | スケ−ル内蔵シリンダ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61164803U (ja) | 1986-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7066189B2 (en) | Predictive maintenance and initialization system for a digital servovalve | |
JPH0329607Y2 (ja) | ||
EP2182222B1 (en) | Adjustable cylinder position sensor | |
JPH0752061A (ja) | 衝撃レンチ | |
US4130205A (en) | Loading arm | |
KR100382847B1 (ko) | 유체 처리 장치 | |
JP2693282B2 (ja) | ローラー式ヘミング装置と該装置を用いたローラー式ヘミング加工方法 | |
US5488860A (en) | Apparatus for determining the position of a piston in a fluidic actuator | |
CN1008932B (zh) | 数字式脉冲阀系统 | |
JPH04507066A (ja) | 液圧駆動装置 | |
JPS6237221B2 (ja) | ||
US4907435A (en) | System for monitoring the position of a machine component | |
JPH0329606Y2 (ja) | ||
JPH0673792B2 (ja) | 送り装置 | |
JP2004301231A (ja) | 直線運動及び回転運動可能なアクチュエータ | |
CA1205305A (en) | Coupled structure of constituting machine elements in machinery | |
KR101619817B1 (ko) | 보링 공구 | |
JPH0116992B2 (ja) | ||
SU969508A1 (ru) | Пневматический гайковерт | |
JPS6027562Y2 (ja) | 連続鋳造機の心出装置 | |
JPH0716939Y2 (ja) | 非接触シールの内部制御機構 | |
JPS62501401A (ja) | 機械要素の位置を監視するための装置 | |
JPH0726945B2 (ja) | パイプライン検査装置 | |
JPS6372902A (ja) | 油圧シリンダの位置決め装置 | |
JPH06272657A (ja) | 位置検出機能付シリンダ |