JP2928165B2 - Atmスイッチ - Google Patents

Atmスイッチ

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JP2928165B2
JP2928165B2 JP21628496A JP21628496A JP2928165B2 JP 2928165 B2 JP2928165 B2 JP 2928165B2 JP 21628496 A JP21628496 A JP 21628496A JP 21628496 A JP21628496 A JP 21628496A JP 2928165 B2 JP2928165 B2 JP 2928165B2
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NIPPON DENKI MAIKON TEKUNOROJII KK
Nippon Electric Co Ltd
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    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5678Traffic aspects, e.g. arbitration, load balancing, smoothing, buffer management
    • H04L2012/5681Buffer or queue management

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(Asynchrono
us Transfer Mode)スイッチに関し、特に共有バッファ
方式のATMスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のATM(Asynchronous T
ransfer Mode)スイッチは、複数の入線および出線に接
続され、固定長の通信データであるセルを蓄積する共有
バッファを備え、複数の入線から入力するセルをいった
ん共有バッファに蓄積し、セル内の出力先情報に基づき
任意の出線にスイッチング出力している。
【0003】たとえば、図2は、入力セルが複数の出線
に同報される同報機能をもつ(現在提案中の)ATMス
イッチの構成例1を示すブロック図である。図2を参照
すると、このATMスイッチは、空きアドレスキューレ
ジスタ10,アドレスキューレジスタ111〜11N,
セル書込み制御部12,セル読出し制御部13,共有バ
ッファ14,多重器17,分離器18,同報回数書込み
部21,同報回数減算部22とを備えている。
【0004】空きアドレスキューレジスタ10は、共有
バッファ14の空きアドレスの待ち行列を格納し出力す
るキューレジスタであり、入力された各セルを入力順に
共有バッファ14に書き込むとき、書込みセルのアドレ
スポインタとして機能する。また、各セルの各出線20
1〜20Nへのスイッチング出力完了のとき、アドレス
キューレジスタ111〜11Nの読み出しアドレスが、
共有バッファ14の空きアドレスとして格納される。
【0005】アドレスキューレジスタ111〜11N
は、各出線201〜20Nに対応して設けられ、共有バ
ッファ14内各セルの読出しアドレスの待ち行列を格納
し出力するキューレジスタであり、共有バッファ14か
ら各セルを各出線201〜20Nに読み出すとき、読出
しセルのアドレスポインタとして機能する。また、入力
セルが共有バッファ14に書き込まれるとき、この書込
みアドレスが、セル読出し時の読出しアドレスとして、
入力セル内の出力先情報に対応したアドレスキューレジ
スタ111〜11Nに格納される。
【0006】セル書込み制御部12は、入力された各セ
ルを入力順に共有バッファ14の空きアドレスに書き込
む制御を行う。すなわち、入力セルを共有バッファ14
に書き込むとき、空きアドレスキューレジスタ10の空
きアドレスを入力セルの書込みアドレスとして共有バッ
ファ14に出力すると共に、この書込みアドレスをセル
読出し時の読出しアドレスとして入力セル内の出力先情
報に対応したアドレスキューレジスタ111〜11Nに
格納する。このとき、入力セル内の出力先情報が複数で
ある同報先情報である場合、これら同報先情報に対応し
た複数のアドレスキューレジスタ111〜11Nに入力
セルの書込みアドレスをセル読出し時の読出しアドレス
として同時に格納する。
【0007】セル読出し制御部13は、共有バッファ1
4にいったん蓄積されたセルを読み出し各出線201〜
20Nに出力する制御を行う。すなわち、共有バッファ
14に格納されたセルを読み出すとき、アドレスキュー
レジスタ111〜11Nに格納されている読出しアドレ
スを共有バッファ14に順次出力すると共に、各セルの
各出線201〜20Nへのスイッチング出力完了を同報
回数減算部22の出力に基づき判定し、スイッチング出
力完了のとき、この読出しアドレスを空きアドレスとし
て空きアドレスキューレジスタ10に格納する。
【0008】共有バッファ14は、固定長の通信データ
であるセルを入力順にいったん蓄積するバッファメモリ
であり、空きアドレスキューレジスタ10を書込みセル
のアドレスポインタとし、アドレスキューレジスタ11
1〜11Nを読出しセルのアドレスポインタとする。こ
の例では、入力セルを格納するセル格納領域と共に、セ
ル内の同報先情報に対応した同報回数を格納する同報回
数格納領域とを有している。
【0009】多重器17,分離器18は、それぞれ、各
入線191〜19Nから入力されるセルを多重化し共有
バッファ14に出力し、共有バッファ14から読み出さ
れたセルを各出線201〜20Nに分離し出力する。
【0010】同報回数書込み部21,同報回数減算部2
2は、共有バッファ14内の同報回数格納領域と共に、
セル内の同報先情報に対応した同報回数をカウントする
同報回数カウント手段を構成する。同報回数書込み部2
1は、共有バッファ14に各入力セルが書き込まれるご
とに、入力セル内の同報先情報に対応した同報回数を共
有バッファ14に書き込む。同報回数減算部22は、共
有バッファ14から各セルが読み出されるごとに、共有
バッファ14に格納されている同報回数を読み出し減算
して書き戻す。この例では、この同報回数は、残りの同
報回数を示し、各セルの各出線201〜20Nへのスイ
ッチング出力が完了したとき、ゼロを示している。
【0011】図2のATMスイッチの動作を簡単に説明
する。まず、各入線191〜19Nから入力されたセル
は、多重器17により多重化され、空きアドレスキュー
レジスタ10を書込みセルのアドレスポインタとして共
有バッファ14のセル格納領域に書き込まれる。このと
きの書込みアドレスが、セル読出し時の読出しアドレス
として、入力セル内の出力先情報に対応したアドレスキ
ューレジスタ111〜11Nに格納される。また、入力
セル内の出力先情報が複数である同報先情報である場
合、これら同報先情報に対応した複数のアドレスキュー
レジスタ111〜11Nに、入力セルの書込みアドレス
がセル読出し時の読出しアドレスとして同時に格納され
る。同時に、同報回数書込み部21により、共有バッフ
ァ14に各入力セルが書き込まれるごとに、入力セル内
の同報先情報に対応した同報回数が共有バッファ14に
書き込まれる。
【0012】また、共有バッファ14に格納されたセル
を各出線201〜20Nにスイッチング出力するとき、
アドレスキューレジスタ111〜11Nに格納された入
力セル書込みアドレスがセル読出し時の読出しアドレス
として共有バッファ14に出力され、共有バッファ14
から読み出されたセルがアドレスキューレジスタに対応
した各出線201〜20Nに出力される。同時に、同報
回数減算部22により、共有バッファ14から各セルが
読み出されるごとに、共有バッファ14に格納されてい
る同報回数が読み出され減算されて書き戻される。この
とき、減算された同報回数がゼロを示すとき、すなわ
ち、各セルの各出線201〜20Nへのスイッチング出
力が完了したとき、セル読出し時の読出しアドレスは、
共有バッファ14の空きアドレスとして、空きアドレス
キューレジスタ10に格納され、後に、入力セルの書込
みアドレスとして再利用される。
【0013】図3は、従来のATMスイッチの構成例2
(特開平7−321795号公報記載)を示すブロック
図である。図3を参照し簡単に説明する。
【0014】このATMスイッチは、共有バッファ3
4,多重器35,分離器36を備え、共有バッファ34
は多重器35を介して入線37に接続され、分離器36
を介して出線38に接続されている。また、このATM
スイッチは、入線37,及び出線38に対応するアドレ
スキューレジスタ31,書込みバッファアドレスレジス
タ32,読出しバッファアドレスレジスタ33を備え、
アドレスキューレジスタ31は書込みバッファアドレス
レジスタを介して書き込まれ読出しバッファアドレスレ
ジスタ33を介して読み出される。また、このATMス
イッチは、空きアドレスキューレジスタ30を備え、バ
ッファアドレス管理部40と接続されている。このバッ
ファアドレス管理部40は、さらに、バッファアドレス
使用状態記憶部41,状態値検査部42a〜42b,異
常バッファアドレス廃棄部43a〜43b,状態値登録
部44a〜44b,管理制御部45a〜45bから構成
される。
【0015】次に、このATMスイッチの動作を説明す
る。入線37から入力されるセルは、多重器35を通
り、空きアドレスキューレジスタ30から取り出された
バッファアドレスの示す共有バッファ34内の場所に格
納される。このときの動作をより具体的に説明すると、
空きアドレスキューレジスタ30から取り出されたバッ
ファアドレスは管理制御部45aにより制御される。す
なわち、状態値検査部42aがバッファアドレス使用状
態記憶部41を参照して、空きアドレスキューレジスタ
30から取り出されたバッファアドレスの使用状態が未
使用であれば、バッファアドレスが正しいと判別して、
状態値登録部44aを通してバッファアドレス使用状態
記憶部41にバッファアドレスを使用中として登録し、
書込みバッファアドレスレジスタ32を通してアドレス
キューレジスタ31に書き込み、バッファアドレスの示
す共有バッファ34内の場所にセルを格納する。もし、
空きアドレスキューレジスタ30から取り出されたバッ
ファアドレスの使用状態が使用中であれば、バッファア
ドレスが誤りであると判別して異常バッファアドレス廃
棄処理部43aで廃棄処理を行う。
【0016】また、共有バッファ34に格納されたセル
を各出線38にスイッチング出力するとき、読出しバッ
ファアドレスレジスタ33を通してアドレスキューレジ
スタ31からバッファアドレスを共有バッファ34に出
力し、このバッファアドレスが示す共有バッファ34内
のセルが分離器36を通り出線38に出力される。この
ときの動作をより具体的に説明すると、各出線38に対
応するアドレスキューレジスタ31から読み出されたバ
ッファアドレスは管理制御部45bにより制御され、つ
まり、状態値検査部42bがバッファアドレス使用状態
記憶部41を参照して、アドレスキューレジスタ31か
ら読み出されたバッファアドレスの使用状態が使用中で
あれば、バッファアドレスが正しいと判別して、バッフ
ァアドレスを状態値登録部44bを通してバッファアド
レス使用状態記憶部41に未使用として登録し、バッフ
ァアドレスの示す共有バッファ34内の場所のセルを出
力する。もし、各出線38に対応するアドレスキューレ
ジスタ31から読み出されたバッファアドレスの使用状
態が未使用であれば、バッファアドレスが誤りであると
判別して異常バッファアドレス廃棄処理部43bで廃棄
処理を行う。
【0017】このように、図3のATMスイッチにおけ
るバッファアドレス使用状態記憶部41は、ビット誤り
を含むバッファアドレスや重複したバッファアドレスの
ような共有バッファのアドレス指定誤りを判別するため
に用いられている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のATMスイッチ
における問題点は、共有バッファのアドレス指定誤りを
検出するために、新たにメモリを実装する必要があり、
回路規模が増大することである。その理由は、ATMス
イッチ内で使用する全てのバッファアドレスの使用/未
使用を示すバッファアドレス使用状態記憶部を設けて、
共有バッファのアドレス指定誤りを検出していることに
ある。
【0019】したがって、本発明の目的は、ATMスイ
ッチの回路規模を小型化し、且つ、ATMスイッチの信
頼性を向上することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、固
定長の通信データであるセルを入力順に空きアドレスに
格納する共有バッファと、この共有バッファに前記各セ
ルが書き込まれるごとに前記セル内の同報先情報に対応
した同報回数を書き込み前記共有バッファから前記各セ
ルが読み出されるごとに前記同報回数を読み出し減算し
て書き戻す同報回数カウント手段と、を備え、複数の入
線から入力した前記セルを前記同報先情報に対応した出
線にスイッチング出力し前記各同報回数に対応して前記
空きアドレスを判定するATM(Asynchronous Transfe
r Mode)スイッチにおいて、前記同報回数カウント手段
が、前記セルの入力時または出力時に前記共有バッファ
のアドレス指定誤りを前記各同報回数に基づき判別して
いる。
【0021】また、前記同報回数カウント手段が、前記
共有バッファから前記各セルが読み出され前記同報先情
報に対応した出線に出力されるごとに前記各同報回数が
0であるか否かを検査する出力側同報回数検査手段を備
えている。
【0022】また、前記同報回数カウント手段が、入力
された前記各セルが前記共有バッファに書き込まれる前
に前記空きアドレスに対応した前記同報回数を読み出し
この同報回数が0以外であるか否かを検査する入力側同
報回数検査手段を備えている。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明のATMスイッチの1実
施形態を示すブロック図である。図1を参照すると、本
実施形態のATMスイッチは、図2の従来のATMスイ
ッチと同じく、空きアドレスキューレジスタ10,アド
レスキューレジスタ111〜11N,セル書込み制御部
12,セル読出し制御部13,共有バッファ14,多重
器17,分離器18,および,同報回数カウント手段と
を備えている。さらに、この同報回数カウント手段は、
図2の従来のATMスイッチと同じく、同報回数書込み
部21,同報回数減算部22を備えると共に、入力側同
報回数検査部23,出力側同報回数検査部24を備えて
いる。これら入力側同報回数検査部23,出力側同報回
数検査部24と、それら関連ブロック以外は、図2の従
来のATMスイッチと同じであるので、重複説明を省略
する。
【0024】入力側同報回数検査部23は、入力された
各セルが共有バッファ14に書き込まれる前に、空きア
ドレスキューレジスタ10の空きアドレスに対応した同
報回数を読み出し、この同報回数が0以外であるか否か
を検査し、その検査結果をセル書込み制御部12に出力
する。このセル書込み制御部12において、同報回数が
0以外である場合、アドレス指定誤りが発生していると
判別される。このとき、この空きアドレスを入力セルの
書込みアドレスとして出力せず、空きアドレスキューレ
ジスタ10内の次の空きアドレスを入力セルの書込みア
ドレスとして共有バッファ14に出力すると共に、この
書込みアドレスをセル読出し時の読出しアドレスとして
入力セル内の出力先情報に対応したアドレスキューレジ
スタ111〜11Nに格納する。または、ATMスイッ
チシステムとしてアドレス指定誤りが発生していること
を示すアラーム信号が出される。
【0025】出力側同報回数検査部24は、共有バッフ
ァ14から各セルが読み出され入力セル内の同報先情報
に対応した出線に出力されるごとに、共有バッファ14
から読み出された各同報回数が0であるか否かを検査
し、その検査結果をセル読出し制御部13に出力する。
このセル読出し制御部13において、同報回数が0であ
る場合、アドレス指定誤りが発生していると判別され
る。このとき、セル読出し時の読出しアドレスは、共有
バッファ14の空きアドレスとして、空きアドレスキュ
ーレジスタ10に格納されず、後に、入力セルの書込み
アドレスとして再利用されない。または、ATMスイッ
チシステムとしてアドレス指定誤りが発生していること
を示すアラーム信号が出される。
【0026】次に、本実施形態のATMスイッチの動作
について、図1を参照して説明する。本実施形態のAT
Mスイッチでは、同報回数カウント手段を構成する共有
バッファ14内の同報回数格納領域に格納された同報回
数が、バッファアドレスが未使用の状態であるとき0に
対応させ、使用中の状態であるとき1以上に対応させて
いるので、共有バッファ14内の同報回数格納領域は、
スイッチ動作が開始される前に、予め0に初期化され
る。
【0027】まず、セルの入力時の動作を説明する。入
線191〜19Nから入力されるセルは、多重器17を
通り、空きアドレスキューレジスタ10から取り出され
た空きアドレスが正しいバッファアドレスであれば、こ
の空きアドレスを書込みアドレスとして共有バッファ1
4内のセル格納領域に格納される。
【0028】このときの動作をより具体的に説明する
と、空きアドレスの示す共有バッファ14内のセル格納
領域に対応する同報回数格納領域に格納された同報回数
を入力側同報回数検査部23で検査した結果、同報回数
が0であれば、バッファアドレスが未使用である、すな
わち正しい空きアドレスと判別して、この空きアドレス
を書込みアドレスとして共有バッファ14内のセル格納
部15に入力セルを書き込み、入力セル内の同報先情報
に対応した同報回数を共有バッファ14内の同報回数格
納領域に同報回数書込み部21により書き込み、この書
込みアドレスを同報先の全てのアドレスキューレジスタ
111〜11Nにセル読出し時の読出しアドレスとして
格納する。もし、入力側同報回数検査部23で検査した
結果、同報回数カウント手段が0でなければ、空きアド
レスキューレジスタから取り出した空きアドレスである
にもかかわらず使用中を示していることになるので、バ
ッファのアドレス指定誤りが発生していると判別でき
る。
【0029】次に、セルの出力時の動作を説明する。出
力セルは、対応するアドレスキューレジスタ111〜1
1Nから読出しアドレスを共有バッファ14に出力しそ
のセル格納領域からセルを取り出し、分離器18を通し
て、対応する出線201〜20Nに出力される。
【0030】このときの動作をより具体的に説明する
と、アドレスキューレジスタ111〜11Nからの読出
しアドレスの示す共有バッファ14内のセル格納領域に
対応する同報回数格納領域の同報回数を出力側同報回数
検査部24で検査した結果、同報回数が0でなければ、
アドレスキューレジスタ111〜11Nからの読出しア
ドレスが使用中である、すなわち正しい読出しアドレス
と判別して、同報回数を同報回数減算部22により1減
算した後、同報回数格納領域に書き戻してセルを出力す
る。このとき、減算の結果、同報回数カウント手段が0
であるならば、同報先の全ての出線18にセルが出力さ
れたことになるので、この読出しアドレスを空きアドレ
スとして空きアドレスキューレジスタ10に格納する。
もし、出力側同報回数カウント手段検査部24で検査し
た結果、同報回数格納領域の同報回数が0であれば、ア
ドレスキューレジスタ111〜11Nからの読出しアド
レスであるにも拘わらず未使用を示していることになる
ので、バッファのアドレス指定誤りが発生していると判
別できる。
【0031】本実施形態のATMスイッチでは、同報回
数カウント手段を構成する共有バッファ14内の同報回
数格納領域に、同報回数として、バッファアドレス未使
用の状態であるとき0が格納され、バッファアドレス使
用中の状態であるとき1以上が格納されている。これに
より、共有バッファ14のアドレスの使用状態を把握で
き、共有バッファ14のアドレス指定誤りを検出するこ
とができる。したがって、共有バッファ14の他に、空
きアドレスキューレジスタ10,アドレスキューレジス
タ111〜11NをRAM素子で構成した場合、仮に、
RAM素子がソフトエラーなどで誤動作したとしても、
共有バッファ14のアドレス指定誤りを検出することが
でき、ATMスイッチの回路規模を小型化し、且つ、A
TMスイッチの信頼性を向上できる。
【0032】なお、本実施形態のATMスイッチでは、
入出力両側に、それぞれ、入力側同報回数検査部23,
出力側同報回数検査部24を設けたが、本発明のATM
スイッチの他の実施形態として、出力側同報回数検査部
24のみを設け、共有バッファ内の同報回数格納領域の
初期化を不要にし、回路構成をさらに簡単化することも
できる。また、入力側同報回数検査部23のみを設け、
回路構成を簡単化することもできる。
【0033】
【発明の効果】本発明のATMスイッチによる効果は、
ATMスイッチの回路規模を小型化し、且つ、ATMス
イッチの信頼性を向上できることである。その理由は、
共有バッファ方式のATMスイッチが持つ同報回数カウ
ント手段を、同報回数のカウントだけでなく、共有バッ
ファのアドレス使用/未使用の状態の判別にも用いてい
るため、共有バッファのアドレス指定誤りを検出すると
き、共有バッファのアドレス使用/未使用の状態を記憶
するメモリが不要になるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のATMスイッチの1実施形態を示すブ
ロック図である。
【図2】従来のATMスイッチの構成例1を示すブロッ
ク図である。
【図3】従来のATMスイッチの構成例2を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10,30 空きアドレスキューレジスタ 111〜11N,31 アドレスキューレジスタ 12 セル書込み制御部 13 セル読出し制御部 14,34 共有バッファ 17,35 多重器 18,36 分離器 191〜19N,37 入線 201〜20N,38 出線 21 同報回数書込み部 22 同報回数減算部 23 入力側同報回数検査部 24 出力側同報回数検査部 32 書込みバッファアドレスレジスタ 33 読出しバッファアドレスレジスタ 40 バッファアドレス管理部 41 バッファアドレス使用状態記憶部 42a〜42b 状態値検査部 43a〜43b 異常バッファアドレス廃棄処理部 44a〜44b 状態値登録部 45a〜45b 管理制御部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/24 H04L 12/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定長の通信データであるセルを入力順
    に空きアドレスに格納する共有バッファと、この共有バ
    ッファに前記各セルが書き込まれるごとに前記セル内の
    同報先情報に対応した同報回数を書き込み前記共有バッ
    ファから前記各セルが読み出されるごとに前記同報回数
    を読み出し減算して書き戻す同報回数カウント手段と、
    を備え、複数の入線から入力した前記セルを前記同報先
    情報に対応した出線にスイッチング出力し前記各同報回
    数に対応して前記空きアドレスを判定するATM(Asyn
    chronous Transfer Mode)スイッチにおいて、前記同報
    回数カウント手段が、前記セルの入力時または出力時に
    前記共有バッファのアドレス指定誤りを前記各同報回数
    に基づき判別することを特徴とするATMスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記同報回数カウント手段が、前記共有
    バッファから前記各セルが読み出され前記同報先情報に
    対応した出線に出力されるごとに前記各同報回数が0で
    あるか否かを検査する出力側同報回数検査手段を備え
    る、請求項1記載のATMスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記同報回数カウント手段が、入力され
    た前記各セルが前記共有バッファに書き込まれる前に前
    記空きアドレスに対応した前記同報回数を読み出しこの
    同報回数が0以外であるか否かを検査する入力側同報回
    数検査手段を備える、請求項1または2記載のATMス
    イッチ。
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