JP2842522B2 - Atmスイッチ及びその制御方法 - Google Patents

Atmスイッチ及びその制御方法

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JP2842522B2 JP31833895A JP31833895A JP2842522B2 JP 2842522 B2 JP2842522 B2 JP 2842522B2 JP 31833895 A JP31833895 A JP 31833895A JP 31833895 A JP31833895 A JP 31833895A JP 2842522 B2 JP2842522 B2 JP 2842522B2
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    • H04L2012/5681Buffer or queue management
    • H04L2012/5683Buffer or queue management for avoiding head of line blocking

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力ポート及び出
力ポートを備えたATMスイッチ及びその制御方法に関
し、特に、共有バッファを有するATMスイッチ並びに
その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のATMスイッチは、通
常、複数の入力ポート及び複数の出力ポートとを備え、
入力ポートからのATMセルを所定の出力ポートに送出
するために使用されている。ここで、ATMセルは、良
く知られているように、53バイトの固定長を有し、こ
のうちの5バイトは、VCI、VPI等の識別子用のヘ
ッダ部を構成しており、残りの48バイトは、データ等
が配置されるペイロード部を構成している。
【0003】また、ATMスイッチには、複数のアドレ
スを有する共通メモリを複数の出力ポートによって共用
する形式のものがある。この形式のATMスイッチで
は、入力ポートから与えられるATMセルを順次共通メ
モリに格納する一方、格納されたATMセルの、共通メ
モリの格納アドレスを各出力ポートに対応して設けられ
たアドレスバッファに対して、書込制御回路の制御の下
に順次書き込みを行っている。他方、出力ポートに送出
する場合、読出制御回路によって、各アドレスバッファ
を順次指定し、各アドレスバッファから読み出された共
通メモリのアドレスから、格納されたATMセルを読み
出し、指定されたアドレスバッファに応じた出力ポート
に送出している。
【0004】ここで、ATMスイッチには、同報的に複
数の出力ポートに送出される所謂マルチキャストセルが
単一の入力ポートからATMセルとして与えられる場合
がある。また、このようなマルチキャストセルの送受に
対する要求は、今後より多くなるものと考えられる。
【0005】従来、このようなマルチキャストセルを処
理するためのATMスイッチとして、特開平6ー62,
041号公報に記載されたATMスイッチがある。この
ATMスイッチでは、共通メモリの空きアドレスを管理
する空きアドレス管理手段を設けておき、マルチキャス
トセルが入力されると、同報すべき出力ポートに対応し
たアドレスバッファに、マルチキャストセルの共通メモ
リ内のアドレスを書込制御回路の制御の下に、一度に、
格納している。この場合、空きアドレス管理手段では、
最も遅く出力されるアドレスバッファ内のマルチキャス
トセルのアドレスを識別して、共通メモリ内のマルチキ
ャストセルの格納領域を空きと判定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報に記載さ
れたATMスイッチの場合、各出力ポートに応じて、ハ
ードウェア的に独立してアドレスバッファが設けられて
おり、且つ、各アドレスバッファには、最も遅く出力さ
れるマルチキャストセルのアドレスを識別するために、
各アドレスバッファ内の内容量を示すカウンタが取り付
けられている。
【0007】このような構成のATMスイッチでは、マ
ルチキャストセルが到来すると、共通メモリ内のマルチ
キャストセルの格納領域に対応したアドレスが、同報す
べき出力ポートに応じたアドレスバッファに、同時的に
格納される必要がある。
【0008】したがって、マルチキャストセルが到来し
た場合、当該マルチキャストセルのアドレスを同時的に
コピーし、対応するアドレスバッファにアドレスポイン
ターとして格納する必要がある。尚、各アドレスバッフ
ァ内のアドレスポインターはアドレスキューを構成して
いる。
【0009】このように、マルチキャストセルの到来の
際、共通メモリ内におけるマルチキャストセルのアドレ
スを同時にコピーして、複数のアドレスバッファに格納
することは、複数のアドレスバッファを単一のRAM等
のメモリによって構成することを困難にしている。つま
り、単一メモリ内に複数のアドレスバッファ領域を持
ち、複数のアドレスバッファ領域に対して、同時にアド
レスを書き込むことは、データ入力用ビット幅の少ない
単一メモリにおいては不可能である。また、単一メモリ
に対して、同時に複数のアドレスを指定することもでき
ない。換言すれば、上述したATMスイッチは集積回路
によって構成できない部分があるため、小形化できない
と言う欠点を有している。
【0010】本発明の目的は、マルチキャストセルを簡
単な構成により効率良く処理できるATMスイッチを提
供することである。
【0011】本発明の他の目的は、マルチキャストセル
の処理に伴う共有バッファアドレスのコピー負荷を軽減
できるATMスイッチを提供することである。
【0012】本発明の更に他の目的は、集積回路によっ
て構成でき、したがって、小形化できるATMスイッチ
を提供することである。
【0013】本発明の更に他の目的は、Head Of
Line(HOL)ブロッキングの影響を軽減、また
は、影響を全くなくすことができるATMスイッチを提
供することである。
【0014】本発明の他の目的は、マルチキャストセル
における同報回数をカウントするために、セルの格納領
域とは別の格納領域を設ける必要のないATMスイッチ
を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】ここで、マルチキャスト
セルにおける共通バッファ内のアドレスは、一つであ
り、マルチキャストセル自体、必ずしも同一のタイミン
グで全ての出力ポートに出力されなくても良い。また、
各セル全体を共有バッファに格納するのに要する時間
は、共有バッファのアドレスを各アドレスバッファに格
納するのに要する時間に比較して長いため、共有バッフ
ァにマルチキャストセルが格納されている時間を利用し
て、複数のアドレスバッファにアドレスを格納し、これ
によって、アドレスを複数のアドレスバッファに同時に
コピー格納する場合における負担を軽減することができ
る。
【0016】より具体的に言えば、本発明によれば、入
力セルを受ける入力ポート、出力セルを送出する出力ポ
ート、及び、複数のアドレスを有する共有バッファを備
え、複数の出力ポートに出力されるマルチキャストセル
を処理できるATMスイッチにおいて、前記マルチキャ
ストセルの到来の際、当該マルチキャストセルの格納さ
れるべき共有バッファ内の次のアドレスを指示するアド
レスポインターの内容とマルチキャスト先情報とマルチ
キャストセルとを格納するマルチキャスト用バッファ
と、出力ポート毎に設けられたアドレスバッファとを有
し、前記アドレスバッファに生じる空き時間内に、前記
アドレスポインターの内容を前記アドレスバッファに格
納し、前記各アドレスバッファの内容によって、共有バ
ッファをアクセスすることを特徴とするATMスイッチ
が得られる。
【0017】更に、本発明の他の形態によれば、マルチ
キャストセルの到来の際、当該マルチキャストセルの共
有バッファ内のアドレスを一旦格納する出力ポート対応
のプリアドレスバッファと、前記マルチキャストセルが
共有バッファに格納されている時間内に、当該プリアド
レスバッファの内容を順次転送される、出力ポート対応
のアドレスバッファとを備え、前記プリアドレスバッフ
ァの容量はアドレスバッファの容量に比較して小さいA
TMスイッチが得られる。
【0018】また、本発明の更に他の形態によれば、入
力セルを受ける入力ポート、出力セルを送出する出力ポ
ート、及び、複数のアドレスを有する共有バッファを備
えたATMスイッチの制御方法において、次にアクセス
されるべき共有バッファのアドレスを指示するアドレス
ポインターを含むセル、及び、前記セルの共有バッファ
内の格納位置を示すアドレスポインターを含むアドレス
セルを生成し、前記セルを前記アドレスセルを介してリ
ンクすることにより、チェーンを構成し、このチェーン
によって、順次、共有バッファをアクセスするATMス
イッチの制御方法が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明の一実
施の形態に係るATMスイッチの原理的な構成が示され
ている。図1に示されたATMスイッチは、共有バッフ
ァ11、入線(入力ポート)1〜Nから入力されるAT
Mセルを多重化して共有バッファ11に格納する多重化
器12、及び、共有バッファ11から読み出されたAT
Mセルを出線(出力ポート)1〜Nにそれぞれ分離して
出力する分離器13とを有している。ここで、各ATM
セルは、前述したように、53バイトからなり、そのう
ちの5バイトをヘッダ部とし、残りの48バイトをペイ
ロード部としている。
【0020】まず、図示された多重化器12の前段に
は、図10に示すように、各入力ポート対応に設けられ
た入力インターフェース1〜Nからなるヘッダ変換部6
1が接続されている。ここで、ATMスイッチの内部構
成を説明する前に、入力インターフェース1〜Nの構成
及び動作を説明すると、各入力インターフェース1〜N
は、回線終端部611、ヘッダ変換テーブル612、及
び、ヘッダ付加器613とを備えている。
【0021】まず、回線終端部611を介して与えられ
た入力セルは、一旦、ヘッダ付加器613内のバッファ
に格納された後、ヘッダ部分だけが取り出され、このヘ
ッダ部分によってヘッダ変換テーブル612がアクセス
される。ヘッダ変換テーブル612はヘッダ部分に対応
した領域から変換されたヘッダをヘッダ付加器613に
出力する。ヘッダ付加器613では、変換されたヘッダ
を入力セルに含まれているペイロードに付加し、多重化
器12に送出する。この結果、多重化器12からは、シ
ングルキャストセル及びマルチキャストセルに対応した
ヘッダ部を有するセルが出力される。図示された例の場
合、変換されたセルのヘッダ部は、ルーティング情報の
ほか、ヘッダ変換情報を含むと共に、マルチキャストセ
ルの場合には、同報回数カウンタ(CC)を有してい
る。
【0022】図1に戻ると、共有バッファ11には、ア
ドレスバッファ部15が接続されており、アドレスバッ
ファ部15は各出力ポート1〜Nに対応して設けられた
第1乃至第Nのアドレスバッファ151〜15Nによっ
て構成されている。
【0023】また、ATMスイッチは、出力ポート1〜
Nのうち、複数の出力ポートに送出されるべきマルチキ
ャストセルが入力された場合、当該マルチキャストセル
に割り当てられた共通アドレス及びマルチキャスト先情
報を順次格納するマルチキャストアドレスバッファ1
6、及び、共有バッファ11内の空きアドレスを格納す
る空きアドレスバッファ17を備えている。
【0024】ここで、第1乃至第Nのアドレスバッファ
151〜15Nには、共有バッファ11内のATMセル
のアドレスが、アドレスポインターとして格納されてお
り、各アドレスバッファ151〜15N内では、これら
アドレスポインターがアドレスキューを形成している。
一方、マルチキャストアドレスバッファ16には、前述
したように、共有バッファ11のマルチキャストアドレ
スが、マルチキャスト先情報と共に、マルチキャストア
ドレスポインターとして格納されており、マルチキャス
トアドレスポインターは、マルチキャストアドレスバッ
ファ16内ではマルチキャスト先情報と一緒になってマ
ルチキャスト情報キューを形成している。同様に、空き
アドレスバッファ17には、空きアドレスが空きアドレ
スポインターキューの形で格納されている。
【0025】また、図示されているように、空きアドレ
スバッファ17の出力である空きアドレスポインター
は、共有バッファ11に供給され、共有バッファの空き
アドレスを指定し、ATMセルの格納位置を指示する。
また、空きアドレスポインターは、各アドレスバッファ
151〜15Nの前段に接続されたセレクタ18を介し
て、各アドレスバッファ151〜15Nに与えられてる
と共に、マルチキャストアドレスバッファ16にも与え
られている。更に、セレクタ18には、マルチキャスト
アドレスバッファ16からのマルチキャストアドレスポ
インターも送出されている。
【0026】図1に示された構成を有するATMスイッ
チに対して、ATMセルとして、シングルキャストセル
が入力されると、空きアドレスバッファ17の指定する
空きアドレスにシングルキャストセルが格納される。一
方、当該シングルキャストセルが出力されるべき出力ポ
ートに対応したアドレスバッファ151〜15Nに当該
空きアドレスがシングルキャストセルの格納位置として
格納される。
【0027】他方、ATMセルとして、マルチキャスト
セルが入力されると、空きアドレスバッファ17から指
示される空きアドレスに、マルチキャストセルが格納さ
れる。
【0028】マルチキャストセルが共有バッファ11に
格納されている間に、マルチキャストの格納位置をあら
わすマルチキャストアドレスが、マルチキャスト先情報
と一緒にマルチキャストアドレスバッファ16に格納さ
れると共に、当該マルチキャストアドレスバッファ16
から、順次又は同時に、マルチキャストセルの転送され
るべき出力ポートに対応したアドレスバッファ151〜
15Nにマルチキャスト先情報にしたがって送出され
る。このマルチキャストアドレスを各アドレスバッファ
151〜15Nに送出する動作を以下では、リキューイ
ングと呼ぶ。
【0029】このように、この実施の態様では、マルチ
キャストアドレスを、一旦、専用に設けられたマルチキ
ャストアドレスバッファ16に格納する一方、マルチキ
ャストセルが共有メモリ11に格納されている時間等の
空き時間を有効に利用して、各アドレスバッファ151
〜15Nにマルチキャストアドレスを格納していること
がわかる。
【0030】この構成では、アドレスバッファ151〜
15N、マルチキャストアドレスバッファ16、及び、
空きアドレスバッファ17を単一のRAMによって形成
することができる。また、これらのアドレスバッファに
対する入出力管理は、リードポインターとライトポイン
ターとを用いる方法や、格納した情報と一緒に、次に格
納する情報のバッファ内のアドレスを共に格納して、芋
づる式に情報を読み出せる格納方法等を用いることが可
能である。
【0031】図2を参照すると、図1に示した原理に基
づいて構成されたATMスイッチの具体例が示されてお
り、図1と同一箇所は同じ参照番号で示されている。図
2では、図1に示したアドレスバッファ部15、マルチ
キャストアドレスバッファ16、及び、空きアドレスバ
ッファ17以外に、後述するように、これらのバッファ
部等を制御する各種制御部が示されている。
【0032】図2において、入力ポート1〜Nから入力
されたATMセルは、多重化器12で多重化された後、
共有バッファ11に供給される。この時の格納アドレス
は、空きアドレスバッファ17から取り出されるアドレ
スポインターによって指示される。図示された空きアド
レスバッファ17は、アドレスポインター書込制御部2
1、又は、マルチキャスト制御部22の指示にしたがっ
て、空きアドレスバッファ17のポインターキューから
取り出される空きアドレスポインターを格納アドレスと
して出力し、この格納アドレスは共有バッファ11に与
えられる。
【0033】また、図1を参照して説明したように、空
きアドレスは、アドレスバッファ15及びマルチアドレ
スバッファ16にも供給される。
【0034】図3を参照すると、共有バッファ11に格
納されるATMセルが例示されており、この例に示され
たATMセルは、ヘッダ部に、同報回数カウンタ部、ヘ
ッダ変換情報部、及びルーティング情報部を有し、この
ヘッダ部にペイロード部を付加した構成を備えている。
ここで、同報回数カウンタ部は、同報回数カウンタ(C
C)と呼ばれ、同報されるべき出力ポート数をあらわし
ている。このことからも明らかな通り、マルチキャスト
セルの場合、同報回数カウンタ(CC)は1より大きい
整数値をとり、通常のシングルキャストセルの場合、同
報回数カウンタ(CC)は1となる。
【0035】また、ヘッダ変換情報部には、通常、出力
セルのヘッダが配置されるが、セル出力の際に、再度、
ヘッダ変換が行われる場合には、ヘッダ変換の中間情報
が配置される。更に、ルーティング情報部に配置された
ルーティング情報は、図2のアドレスポインター書込制
御部21及びマルチキャスト制御部22で処理される。
一方、図示された例では、これらヘッダ部の内、ヘッダ
変換情報部及び同報回数カウンタ部に配置されたヘッダ
変換情報及び同報回数カウンタは、ペイロード部に配置
されたセルデータと共に、共有バッファ11(図2)に
格納される。
【0036】ここで、図2を参照して、図3に示すよう
な構成のATMセルからなるシングルキャストセルが入
力セルとして与えられた場合の動作を説明する。この場
合、アドレスポインター書込制御部21は、ルーティン
グ情報を受け、入力セルがシングルキャストセルである
ことを判定すると共に、空きアドレスバッファ17にア
ドレスポインターの出力を指示する。この結果、空きア
ドレスバッファ17から読み出された空きアドレスポイ
ンターが共有バッファ11に入力セル書込アドレスポイ
ンターとして送出される。
【0037】また、入力セルの格納に使用されるシング
ルキャストセルのアドレスポインターは、アドレスポイ
ンター書込制御部21の制御の下に、セレクタ18を通
してアドレスバッファ部15の出力ポートに対応したア
ドレスバッファ151〜15Nの一つに、書き込まれ
る。
【0038】一方、入力セルとして、マルチキャストセ
ルが入力された場合、入力セルのルーティング情報はマ
ルチキャスト制御部22で識別され、マルチキャストセ
ルであることが判定される。マルチキャストセルである
ことが判定されると、マルチキャスト制御部22は、空
きアドレスバッファ17に空きアドレスポインターの出
力を指示する。この指示にしたがって、空きアドレスバ
ッファ17は空きアドレスを入力セル書込アドレスとし
て共有バッファ11に送出し、結果として、共有バッフ
ァ11はマルチキャストセルの格納を開始する。
【0039】更に、マルチキャスト制御部22は、受信
したルーティング情報にしたがって、マルチキャスト先
情報テーブル23にアクセスする。マルチキャスト先情
報テーブル23には、各ルーティング情報に応じて、マ
ルチキャストセルの出力されるべき出力ポートをあらわ
すマルチキャスト先情報が格納されており、マルチキャ
スト制御部22からアクセスされると、マルチキャスト
先情報をマルチキャストアドレスバッファ16に送出す
る。ここで、各マルチキャスト先情報はマルチキャスト
セルの出力されるべき出力ポートを指示すると共に、ア
ドレスバッファ部15内のアドレスバッファ(図1)を
も指示している。
【0040】上記したように、マルチキャストアドレス
バッファ16には、マルチキャスト先情報のほかに、マ
ルチキャストセルを格納すべき共有バッファ11の空き
アドレスがアドレスポインターとして与えられているか
ら、上記したマルチキャスト先情報及びアドレスポイン
ターは、組を形成して同時的にマルチキャストアドレス
バッファ16に書き込まれる。以下、同様にして、マル
チキャスト先情報及びアドレスポインターの組は、マル
チキャストセルの到来の度毎に、順次、マルチキャスト
アドレスバッファ16にキューの形で格納される。
【0041】次に、マルチキャストアドレスバッファ1
6に格納されたマルチキャスト先情報及びアドレスポイ
ンターは、キューの先頭から順次取り出され、マルチキ
ャスト先情報はマルチキャスト制御部22に送出される
一方、アドレスポインターは、別に設けられたマルチキ
ャストアドレスレジスタ25に送出される。
【0042】ここで、入力セルを共有バッファ11に書
き込むためには、入力セルの長さの関係上、数クロック
を要するに反し、アドレスポインター等をマルチキャス
トアドレスレジスタ16に書き込むためには、1クロッ
クで十分である。したがって、共有バッファ11に対し
て入力セルが書き込まれている時間内に、マルチキャス
ト制御部22では、マルチキャストセルを処理するのに
必要な動作を行うことができる。
【0043】即ち、マルチキャスト制御部22は、マル
チキャスト先情報を基にして、順次、アドレスポインタ
ー書込制御部21に指示を出し、マルチキャストアドレ
スレジスタ16から読み出されたマルチキャスト用アド
レスポインターをアドレスバッファ部15の該当するア
ドレスバッファに書込を行うことができる。これによっ
て、マルチキャストセルを格納した共有バッファ11内
のアドレスをあらわすアドレスポインターが該当する全
てのアドレスバッファ部15に格納される。このような
動作は、1つの入力セルを共有バッファ11に書込み、
或いは、共有バッファ11から読出すのに要する時間よ
り、1つのアドレスポインターの処理に要する時間の方
が短い場合に生じる空き時間内、及び、ATMセルの入
出力が無い空き時間内に行うことができる。以下、上記
した2つの空き時間を共有バッファ11に生じる処理の
空き時間と呼ぶ。
【0044】次に、共有バッファ11内に格納されたA
TMセルを出力セルとして、出力する場合の動作を説明
する。この場合、まず、読出制御部31がアドレスバッ
ファ部15に指示を出し、セルを出力すべきアドレスバ
ッファ15内のアドレスバッファ、即ち、キューを指定
する。この結果、指定されたアドレスキューの先頭から
アドレスポインターが取り出され、出力セル読出アドレ
スポインターとして共有バッファ11に送出されると共
に、空きアドレスバッファ17にも送出される。
【0045】共有バッファ11では、出力セル読出アド
レスポインターに基づいて、出力セルが読み出され、対
応する出力ポートに分離器13を介して出力される。
【0046】この時、共有バッファ11から読み出され
た出力セルの同報回数カウンタ(CC)の値はアドレス
ポインター解放制御部32に送出される。
【0047】アドレスポインター解放制御部32は同報
回数カウンタ(CC)の値が1であれば、空きアドレス
バッファ17に指示を出し、出力セルに対応したアドレ
スポインターが空きアドレスポインターとして、空きア
ドレスバッファ17に書き込まれる。このようにして、
空きアドレスバッファ17には、空きアドレスポインタ
ーが順次格納されることになる。
【0048】一方、同報回数カウンタ(CC)の値が2
以上の場合には、アドレスポインター解放制御部32
は、同報回数カウンタ(CC)の値を1だけ減少させ
て、減少させた値、即ち、CC−1を共有バッファ11
内の当該出力セルの格納されていた同報回数カウンタ部
に書き戻し、空きアドレスバッファ17には、当該アド
レスポインターを空きアドレスポインターとして書き込
まないように指示する。
【0049】上記したように、図1乃至図3に示された
実施の形態によれば、マルチキャストセル用アドレスポ
インターを、一旦、マルチキャストアドレスバッファ1
6に書き込んだ後、処理の空き時間中に、アドレスバッ
ファ部15に送出、格納することにより、アドレスバッ
ファ部15における各アドレスバッファのキューとし
て、再度、書き直す。このように、マルチキャスト用ア
ドレスポインターは、リキューイングされた形で、処理
の空き時間にアドレスバッファ部15に順次格納され
る。つまり、複数の同報先に対して、同一のマルチキャ
ストアドレスを対応するアドレスバッファに時分割に順
次書き込んで行くことができる。
【0050】したがって、従来のように、複数のアドレ
スポインターキューに一度に書く必要をなくしたので、
入力時のデータビット幅が狭い通常のRAM内に、複数
のアドレスポインターキューを入れることができる。ま
た、1つのRAM内にまとめて入れられるので、大容量
RAMを用いることでシステムをコンパクト化できる。
更に、図4に示すように、マルチキャスト用アドレスポ
インター処理に要するハードウェアの量を減少させるこ
とができると共に、アドレスバッファ部15、マルチキ
ャストアドレスバッファ部16、及び、マルチキャスト
情報テーブル23を、時分割的に使用される通常のRA
Mによって構成できる。
【0051】図4を参照すると、図1に示された原理に
基づく他の実施の形態に係るATMスイッチが示されて
おり、図示されたATMスイッチでは、図2に示された
アドレスバッファ部15、マルチキャストアドレスバッ
ファ部16、及び、空きアドレスバッファ部17が単一
のアドレスポインターメモリ35によって構成されてい
る点で、図2のATMスイッチと異なっている。図示さ
れたアドレスポインターメモリ35は、1サイクルに1
回の読出、または、書込を行うことができるシングルポ
ートメモリによって構成されているものとする。
【0052】図2に示された例では、アドレスバッファ
部15、マルチキャストアドレスバッファ部16、及
び、空きアドレスバッファ部17に対して独立に書込、
読出を行えるのに対して、図4の例のように、単一のア
ドレスポインターメモリ35によって、上記3つのバッ
ファ部の動作を行う場合には、各バッファ部を独立して
アクセスすることはできない。このため、図示された例
では、アドレスポインターメモリ35を時分割的にアク
セスする時分割アクセス制御部36が設けられており、
この時分割アクセス制御部36に、図2にも示されてい
るアドレスポインター書込制御部21、マルチキャスト
制御部22、読出制御部31、及び、マルチキャストポ
インター解放制御部32が接続されている。
【0053】また、図4に示されたATMスイッチは、
アドレスポインターメモリ35から読み出された空きア
ドレスポインターを一時的に格納する空きアドレスポイ
ンターレジスタ38、出力セルアドレスポインターを一
時的に格納する出力セルアドレスレジスタ39がマルチ
キャストアドレスレジスタ25と共に、バス40を介し
て、アドレスポインターメモリ35及び共有バッファ1
1と接続されている。
【0054】このように、空きアドレスポインターレジ
スタ38を設けるのは、アドレスポインターメモリ35
が読出及び書込を同時に行うことはできないため、セル
入力の際に、空きアドレスポインターキューから取り出
した空きアドレスポインターをアドレスバッファ部に格
納するために、空きアドレスポインターを一時的に格納
するためである。また、同様に、出力セルアドレスレジ
スタ39を設けるのは、セル出力の際に、アドレスバッ
ファ部から取り出したアドレスポインターを空きアドレ
スポインターキューとして書き込むために、出力セルの
アドレスポインターを一時的に格納する必要があるため
である。
【0055】図4に示されたATMスイッチの動作は、
アドレスポインターメモリ35が時分割的にアクセスさ
れ、且つ、時分割的に各ポインターを書込或いは読み出
すこと以外、図2の例と同様である。
【0056】また、図4のように、単一のアドレスポイ
ンターメモリ35を時分割的に、アドレスバッファ部、
マルチキャストアドレスバッファ部、及び、空きアドレ
スバッファ部として使用することにより、バッファ部を
個々に設ける場合に比較して、ATMスイッチをコンパ
クトにすることができる。また、このアドレスポインタ
ーメモリ35は通常のRAMによって構成できると言う
利点もある。
【0057】図5を参照すると、本発明の第2の実施の
形態に係るATMスイッチの原理を説明するための概略
構成が示されている。図5に示されたATMスイッチ
は、出力ポート対応に設けられたアドレスバッファ15
1〜15N(以下、メインアドレスバッファと呼ぶ)、
及び、空きアドレスバッファ17とを備えている点で
は、図1のATMスイッチと同様である。この例の場
合、これらアドレスバッファ151〜15N及び空きア
ドレスバッファ17とは、RAMによって構成されてお
り、且つ、当該RAMはバス45に接続されている。こ
のRAMは、大きな記憶容量を必要とするため、共有バ
ッファ11を制御する各種制御部を含むLSIとは別に
形成された方が望ましい。尚、図示された例で使用され
るバス45は1タイムスロットに1アドレスポインター
を転送できるものとする。
【0058】一方、各種制御部を含むLSI中には、小
記憶容量のバッファ、メモリを形成することができる。
このことを利用して、LSI中には、メインアドレスバ
ッファ151〜15Nと同様に、出力ポートに対応して
設けられた小容量のバッファメモリ(以下、出力セルア
ドレスプリバッファと呼ぶ)471〜47Nが備えられ
ている。
【0059】これら出力セルアドレスプリバッファ47
1〜47Nは、バス45に接続されており、これらは、
メインアドレスバッファ151〜15Nと1対1に対応
している。ここで、入力セルがマルチキャストセルの
時、出力すべき出力ポートに応じた出力セルアドレスプ
リバッファ471〜47Nに、同報数だけ、マルチキャ
ストアドレスポインターが格納される。
【0060】以下、上記したATMスイッチの動作を説
明する。まず、空きアドレスバッファ17に格納された
キューの先頭に、空きアドレスポインターが格納されて
いる状態で、入力セルが多重化器12を介して到来する
と、書込制御部の制御の下に、入力セルを格納すべき共
有バッファ11の格納位置を示す当該空きアドレスポイ
ンターが空きアドレスバッファ17から読み出され、対
応する出力セルアドレスプリバッファ471〜47Nに
送出されると共に、共有バッファ11にも送出される。
この結果、入力セルは、空きアドレスポインターによっ
て指示された共有バッファ11の格納位置に書き込まれ
ると共に、空きアドレスポインターは対応する出力セル
アドレスプリバッファ471〜47Nに、入力セル格納
アドレスポインターとして一時的に保持される。
【0061】入力セルがシングルキャストセルの場合、
入力セル格納アドレスポインターは、当該入力セルが出
力されるべき出力ポートに対応した出力セルアドレスプ
リバッファ471〜47Nの一つにキューの形で格納さ
れる。
【0062】一方、入力セルがマルチキャストセルの場
合、同報数分だけ、空きアドレスバッファ17に格納さ
れた入力セル格納アドレスポインターが同時に、又は、
順次、対応する出力ポートに応じた出力セルアドレスプ
リバッファ471〜47Nに格納される。
【0063】次に、出力セルアドレスプリバッファ47
1〜47Nに格納されたアドレスポインターは、順次バ
ス45に送出され、書込制御部の制御の下、出力セルア
ドレスプリバッファ471〜47Nにそれぞれ対応した
アドレスバッファ151〜15Nに、出力アドレスポイ
ンターとして時分割的に格納される。この動作は前述し
た処理の空き時間内に行うことができる。
【0064】出力セルが出力される場合には、RAM内
に構成された出力セル格納アドレスポインターを読出制
御部の指示により読み出し、共有バス45を介して、共
有バッファ11に送出すると共に、空きアドレスバッフ
ァ17に空きアドレスポインターとして格納する。
【0065】この例の場合、LSI内に形成された出力
セルアドレスプリバッファ471〜47N内に、一旦格
納されたマルチキャストアドレスポインターが、バス4
5を介してアドレスバッファ151〜15Nに送出され
る。
【0066】ここで、小容量のバッファ471〜47N
を含むLSIと共有バッファ11とのアクセス速度と、
LSIとRAMのアクセス速度とが同じであると仮定す
ると、各ATMセルが53バイトであるのに対し、アド
レスポインターは2バイト程度であるため、単一セルの
入力、出力動作の間に、バスを通したアドレスポインタ
ーの送受が約26回程度可能である。このため、バス4
6を通したアドレスポインターの送受がシングルキャス
トの場合に障害になることは無い。また、マルチキャス
トセルの場合にも、同報数が同程度の回数以下であれ
ば、時分割処理による障害は発生しない。更に、同報数
が上記回数を越えた場合にも、時分割的処理による障害
は発生しない。更に、同報数が上記回数を越えた場合に
も、LSI内部に構成されたキューに適当な深さを持た
せることにより、マルチキャストセル入力時に生じるア
ドレスポインターを直接アドレスバッファに格納する場
合に比較して、転送に要する負担を軽減できる。
【0067】更に、アドレスポインターを格納する領域
をLSI内部とLSI外部のRAMに分けることによ
り、外部RAMに大量のアドレスポインターを格納する
領域を確保できると共に、LSI内部にアドレスポイン
ター格納領域を設けることにより、マルチキャストセル
到来の際の処理を軽減できる。
【0068】図6を参照すると、図5に示した原理に基
づく具体的な実施の形態の例が示されており、他の例と
同一箇所には、同一の参照符号が付されている。図示さ
れた例では、空きアドレスバッファ17の入力側が、ア
ドレスバッファ部15の出力側及び共有バッファ11、
並びに、アドレスポインター解放制御部32に接続され
ており、且つ、その出力側が共有バッファ11及び出力
セルプリアドレスバッファ471〜47Nの入力側に接
続されている。尚、図6では、入力セルアドレス書込制
御部51が多重化器12に接続されると共に、出力セル
プリアドレスバッファ471〜47N及びマルチキャス
ト情報テーブル23に接続されている。他方、更に、出
力セル読出制御部31がアドレスバッファ部15に接続
されている。これら入力セルアドレス書込制御部51及
び出力セル読出制御部31は、出力セルプリアドレスバ
ッファ471〜47Nと共に、LSIによって構成され
ている。
【0069】一方、出力セルプリアドレスバッファ47
1〜47N及びアドレスバッファ部15との間には、メ
インアドレス書込制御部52が設けられており、出力セ
ルプリアドレスバッファ471〜47Nを選択すること
によって、出力セルプリアドレスバッファ471〜47
Nに格納されたアドレスポインターをバス45を介して
アドレスバッファ部15の対応したアドレスバッファに
転送させることができる。
【0070】この構成では、多重化器12を介して入力
セルのルーティング情報が到来すると、入力セルアドレ
ス書込制御部51は、当該入力セルがシングルキャスト
セルか、マルチキャストセルかを判定する一方、空きア
ドレスバッファ17に指示を出し、空きアドレスポイン
ターを空きアドレスバッファ17から読み出す。読み出
された空きアドレスポインターは、入力セル書込アドレ
スポインターとして共有バッファ11に送られ、入力セ
ルは、入力セル書込アドレスポインターで指定された共
有バッファ11のアドレスに、格納される。
【0071】ここで、入力セルアドレス書込制御部51
は、シングルキャストセルの場合には、出力セルプリア
ドレスバッファ471〜47Nのいずれかに、入力セル
書込アドレスポインターを格納する。他方、マルチキャ
ストセルが入力セルとして与えられた場合、入力セルア
ドレス書込制御部51は、マルチキャスト情報テーブル
23をアクセスして、当該マルチキャストセルを出力す
べき出力ポートをあらわすマルチキャスト先情報をマル
チキャスト情報テーブル23から得、このマルチキャス
ト先情報を元に、同報出力する全ての出力ポートに対応
した出力セルプリアドレスバッファ471〜47Nに、
共有バッファ11のアドレスポインターを同時に格納す
る。出力セルプリアドレスバッファ471〜47Nに対
する格納動作は、共有バッファ11に入力セルが格納さ
れている時間内に、時分割的に行われても良い。いずれ
にしても、入力セルとして、マルチキャストセルが入力
した場合、出力セルプリアドレスバッファ471〜47
Nの内、同報される出力ポートに対応する出力プリアド
レスバッファには、アドレスポインターがキューの形
で、格納される。
【0072】前述したように、入力セルを共有バッファ
11に書き込むのに数クロックかかるのに対して、アド
レスポインターを出力セルプリアドレスバッファ471
〜47Nに書き込むのには、通常、1クロックで良い。
入力セルの書込と、アドレスポインターの書込とが、前
述したように、同時に行われると、アドレスポインター
の書込側に数クロックの空き時間が生じる。
【0073】この空き時間を利用して、アドレスポイン
ターは、メインアドレス書込制御部52の制御の下に、
出力セルプリアドレスバッファ471〜47Nから、出
力ポート毎に用意されたアドレスバッファ部の出力ポー
トに対応したアドレスバッファ(図1)に、順次、転送
される。
【0074】このように、アドレスバッファ部15に格
納されたアドレスポインターは、出力ポート毎に、読出
制御部31の指示により、順に、読み出され、共有バッ
ファ11に、出力セル読出アドレスポインターとして送
出される。この結果、マルチキャストセルを格納した共
有バッファ11のマルチキャストセル格納領域は、マル
チキャストセルの伝送されるべき出力ポートの回数だ
け、アクセスされる。
【0075】共有バッファ11から読み出されたマルチ
キャストセルは、順次、分離器13を介して出力セルと
して、出力ポートに送出されると共に、キャストカウン
ター部(CC)の値が1つだけ、アドレスポインター解
放制御部32によりデクリメントされ、図2に示された
実施の形態と同様な制御が行われる。
【0076】このような構成を採用することにより、大
容量を要するアドレスバッファ部15及び空きアドレス
バッファ17を通常のRAMによって形成する一方、小
容量の出力セルプリアドレスバッファ471〜47Nを
他の制御部等とLSI化することができる。
【0077】ここで、図6に示されたATMスイッチに
おいても、マルチキャストセルの共有バッファ11の格
納位置を示すアドレスポインターは、出力セルプリアド
レスバッファ471〜47Nに一旦格納された後、アド
レスバッファ部15において再配列されている。この実
施の形態においても、共有バッファ11において生じる
処理の空き時間を有効に利用して、各アドレスポインタ
ーを転送できる。
【0078】図7を参照すると、本発明の他の形態に係
るATMスイッチは、図6に示されたアドレスバッファ
部15及び空きアドレスバッファ17とが単一のメイン
アドレスメモリ55によって置き換えられており、当該
メインアドレスメモリ55を時分割的に使用することに
より、アドレスバッファ部15及び空きアドレスバッフ
ァ17として動作させることができる。このように、メ
インアドレスメモリ55を時分割的に動作させるため
に、図示されたメインアドレスバッファ55には、時分
割アクセス制御部56に接続されている。また、時分割
アクセス制御部56は、入力セルアドレス書込制御部5
1、出力セルアドレス読出制御部35、及び、メインメ
モリアドレス書込制御部52に接続されており、これら
制御部からのアドレスを時分割的にメインアドレスメモ
リ55に供給する。メインアドレスメモリ55のアドレ
スから読み出されたアドレスポインターは、入力セル書
込アドレスポインターとして、バス45を介して、共有
バッファ11及び出力セルプリアドレスバッファ471
〜47Nに与えられる一方、出力セル格納アドレスポイ
ンターレジスタ57に格納された後、出力セル読出アド
レスポインターとして、共有バッファ11に送出され
る。
【0079】また、メインアドレスメモリ55には、出
力セルアドレス読出制御部35の指示にしたがって、空
きアドレスポインターが格納される。
【0080】図6に関連して説明され動作が時分割的に
行われること以外、図7に示されたATMスイッチの動
作は、同様であるので、ここでは、詳述しない。
【0081】図8を参照すると、本発明の更にもう一つ
の実施の形態に係るATMスイッチは、他の実施の形態
とは異なり、共有バッファ11内でリキューイングする
動作を行うことができる。尚、図8では、アドレスポイ
ンターの送出される線を太線で示している。
【0082】図8において、共有バッファ11に書き込
まれるセルは、後述するように、シングルキャストセ
ル、マルチキャストセル、及び、アドレスセルとによっ
て構成される。図8に示すように、これら3つのセルに
必要な情報は、同報回数カウンタ(CC)(以下、番号
1で示す)、ヘッダ変換情報(2)、ペイロード
(3)、セル種別識別子(4)、マルチキャストセルア
ドレスポインター(5)、次アドレスポインター
(6)、及び、マルチキャスト先情報(同報先情報)
(7)である。このため、共通バッファ11には、上記
した情報を格納する領域が図示されたように用意されて
いる。
【0083】ここで、多重化器12から与えられる入力
セルのヘッダ部は、図10に示されているようなヘッダ
変換部61によってヘッダ変換を受けており、この結
果、変換されたヘッダ部には、ルーティング情報が含ま
れている。更に、この例では、ヘッダ部は、シングルキ
ャストセルの場合、ヘッダ変換情報(2)のほかに、セ
ル種別識別子(4)を有しており、マルチキャストセル
の場合には、前述した例と同様に、同報回数カウンタ
(1)及びヘッダ変換情報(2)を有している。
【0084】ここで、図9(A)、(B)、及び、
(C)をも参照して、図8において使用されるシングル
キャストセル、マルチキャストセル、及び、アドレスセ
ルを説明する。
【0085】まず、シングルキャストセルは、図9
(A)に示すように、上記した情報のうち、ヘッダ変換
情報(2)、セル種別識別子(4)、ペイロード
(3)、及び、次アドレスポインター(6)によって構
成されており、他方、マルチキャストセルは、図9
(B)に示すように、同報回数カウンタ(1)、ヘッダ
変換情報(2)、ペイロード(3)、次アドレスポイン
ター(6)、及び、マルチキャスト先情報(7)によっ
て構成されている。更に、図示されたATMスイッチ内
で生成されるアドレスセルは、図9(C)に示すよう
に、セル種別識別子(4)、マルチキャストセルアドレ
スポインター(5)、及び、次アドレスポインター
(6)とによって構成されている。ここで、図示された
セル種別識別子(4)は、シングルキャストセルとアド
レスセルとを識別するためのものであり、この例では、
シングルキャストセルの場合には、論理0であるとし、
他方、アドレスセルの場合には、論理1であるとする。
【0086】図8に戻ると、上記したヘッダ変換部61
及び多重化器12を介して入力されたセル(以下、現入
力セルと呼ぶ)のヘッダの内、ルーティング情報は、書
込制御部71又はマルチキャスト書込制御部72に送出
され、同時に、現入力セルの他の部分は共有バッファ1
1に送出される。この時の格納アドレスは、書込制御部
71又はマルチキャスト書込制御部72から出力される
アドレスポインターによって示される位置に格納され
る。現入力セルの格納開始時点では、マルチキャストセ
ルアドレスポインター(5)、次アドレスポインター
(6)、及び、マルチキャスト先情報(7)は確定して
いない。
【0087】上記した書込制御部71は、出力ポート別
にバッファを有しており、各バッファには、対応する出
力ポートに送出されるべきセルの格納アドレスを指示す
るアドレスポインターが格納されており、他方、マルチ
キャスト書込制御部72は、マルチキャストセルの格納
アドレスを指示するアドレスポインターを格納してい
る。これら書込制御部71及びマルチキャスト書込制御
部72に格納されている各アドレスポインターは、後述
するように、次アドレスポインターとして送出される。
【0088】ここで、現入力セルがシングルキャストセ
ルである場合、書込制御部71は、ルーティング情報に
基づいて、出力ポート別に保持しているアドレスポイン
ターの内、該当する出力ポートのアドレスポインター
を、現入力セルの格納アドレスを指示するアドレスポイ
ンターとして共有バッファ11に送出する。この結果、
この時点における現入力セルのルーティング情報以外の
部分は、書込制御部71のアドレスポインターによって
指示される共有バッファ11のアドレスに格納される。
【0089】この時、書込制御部71は、新たな次アド
レスポインターを得るために、空きアドレスバッファ7
3よりアドレスポインターを取り出し、上記出力ポート
の次アドレスポインターとして保持すると共に、この空
きアドレスバッファ73からのアドレスポインターは、
現入力セルの次アドレスポインター(6)として、この
時点における現入力セルと共に、共有バッファ11に格
納される。
【0090】一方、現入力セルがマルチキャストセルで
ある場合、マルチキャスト書込制御部72が動作し、そ
の内部に保持している次アドレスポインターを現入力セ
ルの格納アドレスポインターとして共有バッファ11に
送出する。この時、マルチキャスト書込制御部72が新
たな次アドレスポインターを得る動作、及び、次アドレ
スポインターを処理するための動作はシングルキャスト
セルの場合と同様である。
【0091】但し、マルチキャストセルの場合、マルチ
キャスト書込制御部72は、ルーティング情報に基づ
き、マルチキャスト先情報テーブル80をアクセスし、
マルチキャスト先情報テーブル80から、マルチキャス
ト先情報(7)が現入力セルと共に、共有バッファ11
に格納される点で、シングルキャストセルの場合とは異
なっている。
【0092】上記した動作により、共有バッファ11内
には、シングルキャストセルに対して出力ポート別のチ
ェーンによるキューが構成されると共に、マルチキャス
トセルに対してはマルチキャストセル専用のチェーンに
よるキューが構成されることになる。このように、マル
チキャストセルに対応したキューがシングルキャストセ
ルに対応したキューとは別に構成されることは、図1に
示した実施の形態と同様であり、ただ、これらのキュー
が共有バッファ11内に形成される点で図1の場合と異
なっている。
【0093】マルチキャストセル及びシングルキャスト
セルのキューが形成された状態で、マルチキャスト読出
制御部75は、共有バッファ11の空き時間内に、上述
したキューをリキューイングする動作を行う。
【0094】この場合、マルチキャスト読出制御部75
には、マルチキャストキューの先頭に位置するセルの共
有バッファ11における格納位置をあらわすアドレスポ
インターが格納されており、この状態で、マルチキャス
ト読出制御部75は、内部に保持しているマルチキャス
トキューの先頭セルのアドレスポインターを共有バッフ
ァ11とマルチキャスト用アドレスポインターレジスタ
83に送出する。
【0095】共有バッファ11では、このアドレスポイ
ンターの示す格納位置に、セルデータと共に格納されて
いる次アドレスポインター(6)とマルチキャスト先情
報(7)のみがマルチキャスト読出制御部75の制御の
下に読み出される。この内、次アドレスポインター
(6)はマルチキャスト読出制御部75に送出され、他
方、マルチキャスト先情報(7)はリキューイング制御
部85に送出される。
【0096】この動作は、共有バッファ11に生じる空
き時間内に行われる。いずれにしても、セル全体を共有
バッファ11に書込/読出する時間より、次アドレスポ
インターとマルチキャスト先情報の読出、及び、アドレ
スセルの処理に要する時間が短いため、1つのセル処理
の空き時間内に、次アドレスポインターとマルチキャス
ト先情報の読出、及び、アドレスセルの処理を複数回実
行できる。
【0097】上記した処理によって読み出された次アド
レスポインター(6)は、マルチキャストセルの次の先
頭セルのアドレスポインターとして、マルチキャスト読
出制御部75内に保持される。
【0098】一方、リキューイング制御部85では、上
述した空き時間に、上記処理で読み出されたマルチキャ
スト先情報に基づき、図9(C)に示すようなアドレス
セルが構成され、該当する出力は、順次、書込制御部7
1に送られる。この時、リキューイング制御部85は、
書込制御部71にアドレスセルを、該当する出力ポート
に対応したチェーンによって構成されているキューの最
後につなげる指示を出す。このように、キューの最後に
つなげる動作自体は、シングルキャストセルの入力時の
動作と同様である。この動作により、リキューイング制
御部85によって生成されるアドレスセルは、セル種別
識別子(4)として、リキューイング制御部85の指示
により論理1を持つと共に、マルチキャストアドレスポ
インター(5)として、マルチキャスト用アドレスポイ
ンターレジスタ83内に保持されたアドレスポインター
を有している。また、次アドレスポインター(6)とし
て、アドレスセルには、シングルキャストセルの場合と
同様に、空きアドレスバッファ73から与えられるアド
レスポインターが保持されている。
【0099】したがって、このようなアドレスセルを各
出力ポートに対応したシングルキャストセルのキューの
最後に配置することにより、マルチキャストセルのリキ
ューイング処理が行われる。
【0100】上記したリキューイング処理により、マル
チキャストセルは、図11に示すように、アドレスセル
A1内のアドレスポインター(5)によってリンクされ
る形で、各出力ポート別のキューに接続される。ここ
で、図11を用いて、上記したリキューイング処理の動
作を概念的に説明すると、シングルキャストセルS1の
次アドレスポインター(6)がアドレスセルA1のアド
レスを指示している場合には、アドレスセルA1のマル
チキャストアドレスポインター(5)で指示されるアド
レスからマルチキャストセルM1が読み出される。この
動作は各出力ポートに対応したキュー毎に行われる。
【0101】次に、セル出力時の動作を説明する。この
場合、まず、出力セル読出制御部74が各出力ポート別
に保持しているキューの先頭セルにおける共有バッファ
11内の格納位置を示すアドレスポインターの内、該当
のアドレスポインターを共有バッファ11に送出する。
この場合、共有バッファ11は、このアドレスポインタ
ーの示す位置のセルデータと共に格納されている次アド
レスポインター(6)とセル種別識別子(4)のみを読
み出し、次アドレスポインター(6)を出力セル読出制
御部74に、他方、セル種別識別子(4)を出力セル再
読出制御部76に送出する。
【0102】上記した処理により読み出された次アドレ
スポインター(6)は、該当する出力ポートの次の先頭
セルのアドレスポインターとして出力セル読出制御部7
4内に保持される。
【0103】この時、出力セル再読出制御部76におい
て、セル種別識別子(4)が論理0、つまり、シングル
キャストセルであると判断された場合、当該シングルキ
ャストセルのヘッダ変換情報(2)、ペイロード(3)
が出力セル読出制御部74の制御の下に、引き続いて読
み出され、出力セルとして、該当の出力ポートに送出さ
れる。
【0104】他方、セル種別識別子(4)が論理1、即
ち、アドレスセルであると判断された場合、当該アドレ
スセルのマルチキャストセルアドレスポインター(5)
が読み出されて、出力セル再読出制御部76に送られ
る。この時、出力セル再読出制御部76では、マルチキ
ャストセルアドレスポインター(5)に基づき、再度、
共有バッファ11に指示を出し、該当するマルチキャス
トセルを読み出す。読み出されたマルチキャストセル
は、出力セルとして該当する出力ポートに送出される。
【0105】このマルチキャストセルアドレスポインタ
ー(5)を読み出す動作は、共有バッファ11のアクセ
ス回数を減らす目的で、出力セル読出制御部74の指示
の下に、次アドレスポインター(6)とセル種別識別子
(4)の読み出し時に、同時に行っておいても良い。
【0106】出力セルが出力ポートへ出力された時点
で、シングルキャストセル、または、アドレスセルの読
み出しに使用したアドレスポインターは、空きアドレス
バッファ73に空きアドレスとして格納される。
【0107】この時、アドレスポインター解放制御部8
1によって、マルチキャストセルと共に格納されている
同報回数カウンタが1であることが検出されると、出力
セル再読出制御部76内にあるマルチキャストアドレス
ポインター(5)を空きアドレスポインターとして、空
きアドレスバッファ73に格納し、当該格納位置を解放
する。
【0108】また、同報回数カウンタが2以上であれ
ば、当該カウンタの値を1だけディククリメントして、
共有バッファ11内のマルチキャストセルと共に格納さ
れていた同報回数カウンタの領域に書き戻す。この場
合、マルチキャストアドレスポインター(5)は空きア
ドレスバッファ73に格納しない。このような同報回数
カウンタに関する処理はアドレスポインター解放制御部
81で行われる。
【0109】上記した実施の形態では、空きアドレスポ
インターを格納するため空きアドレスバッファ73を使
用しているが、共有バッファ11内の未使用領域を次ア
ドレスポインターによるチェーン構成によりキュー管理
しても良い。
【0110】更に、図8では、マルチキャストセルを共
有バッファ11に格納するものとして説明したが、マル
チキャストセル専用のバッファを用いても良いことは明
らかである。
【0111】
【発明の効果】例えば、特開平5ー276189号公報
に記載されているように、マルチキャストセルだけのキ
ューを構成しておき、各マルチキャストセルを指定され
た全ての出力ポートへ送出した後に、次のマルチキャス
トセルを処理する方式では、次のマルチキャストセルの
出力が前のマルチキャストセルの処理するまで待機させ
られることになり、HOL(Head Of Lin
e)ブロッキングが大きくなるのを避けることができな
い。
【0112】以上述べた本発明の実施の形態に係るAT
Mスイッチでは、マルチキャストセルの記憶されている
共有バッファのアドレス、或いは、セル自体を、共有バ
ッファの空き時間等を利用して、出力ポート毎に設けら
れたシングルキャストセルのキューに付加するリキュー
イング動作を行うことにより、異なる出力ポートへの出
力セルとして処理することができる。このため、マルチ
キャストセルを異なる出力ポートへ同時的に送出される
べき出力セルとして処理する場合のように、マルチキャ
ストセルが待たされてしまうようなHOLブロッキング
による影響をなくすことができる。これによって、マル
チキャストセルの同報出力時の効率を非常に高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るATMスイッチの
原理を説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示されたATMスイッチの具体的構成を
説明するためのブロック図である。
【図3】図1及び図2で示されたATMスイッチで使用
されるセル構造を説明するための図である。
【図4】図2に示されたATMスイッチの変形例を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係るATMスイッチ
を原理的に説明するためのブロック図である。
【図6】図5に示された原理に基づくATMスイッチの
具体的な構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示されたATMスイッチの変形例を示す
ブロック図である。
【図8】本発明のもう一つの実施の形態に係るATMス
イッチを説明するためのブロック図である。
【図9】(A)、(B)、及び(C)は、それぞれ図8
に示されたATMスイッチで使用されるシングルキャス
トセル、マルチキャストセル、及び、アドレスセルのフ
ォーマットを説明するための図である。
【図10】図8に示されたATMスイッチに入力される
セルをヘッダ変換するためのヘッダー変換部を説明する
ための図である。
【図11】図8に示されたATMスイッチの動作を概略
的に説明するための図である。
【符号の説明】
11 共有バッファ 12 多重化器 13 分離器 15 アドレスバッファ部 151〜15N アドレスバッファ 16 マルチキャストアドレスバッファ 17 空きアドレスバッファ 21 出力ポート別アドレスポインター書込
制御部 22 マルチキャスト制御部 23 マルチキャスト先情報テーブル 31 出力セル読出制御部 32 アドレスポインター解放制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−62041(JP,A) 特開 平4−276943(JP,A) 特開 平5−276189(JP,A) 特開 平7−321815(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告 SS E95−125 「デスクトップ用1チップ ATMスイッチ」 1995年12月8日 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28,12/56

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力セルを受ける入力ポート、出力セル
    を送出する出力ポート、及び、複数のアドレスを有する
    共有バッファを備え、複数の出力ポートに出力されるマ
    ルチキャストセルを処理できるATMスイッチにおい
    て、前記マルチキャストセルの到来の際、当該マルチキ
    ャストセルの格納されるべき共有バッファ内のアドレス
    を指示するアドレスポインターの内容をマルチキャスト
    先情報と共に格納するマルチキャスト用バッファと、出
    力ポート毎に設けられたアドレスバッファとを有し、
    記共有バッファに対する前記入力セルの格納に要する時
    間と前記アドレスバッアァのアクセス時間との差によっ
    て、前記アドレスバッファに生じる空き時間内に、前記
    マルチキャスト用バッファから読み出した前記アドレス
    ポインターの内容をアドレスバッファに格納し、前記各
    アドレスバッファの内容によって、共有バッファをアク
    セスすることを特徴とするATMスイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記マルチキャスト
    セルには、同報回数を示すカウンタ部が設けられてお
    り、前記マルチキャストセルが出力ポートに送出される
    度毎に、1だけ減算されることを特徴とするATMスイ
    ッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、更に、共有バッファ
    内の空きアドレスを空きアドレスポインターとして格納
    する空きアドレスバッファを備え、前記マルチキャスト
    用バッファには、当該空きアドレスポインターがマルチ
    キャスト先情報と共に格納されることを特徴とするAT
    Mスイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記アドレスバッフ
    ァ、前記マルチキャスト用バッファ、及び空きアドレス
    バッファは単一のRAMによって構成されると共に、当
    該RAMを時分割的にアクセスする時分割アクセス制御
    部とを有することを特徴とするATMスイッチ。
  5. 【請求項5】 入力セルを受ける入力ポート、出力セル
    を送出する出力ポート、及び、複数のアドレスを有する
    共有バッファを備え、複数の出力ポートに出力されるマ
    ルチキャストセルをも処理できるATMスイッチにおい
    て、前記マルチキャストセルの到来の際、当該マルチキ
    ャストセルの共有バッファ内のアドレスを一旦格納する
    出力ポート対応のプリアドレスバッファと、出力ポート
    対応のアドレスバッファとを備え、当該プリアドレスバ
    ッファの内容を前記アドレスバッファに順次転送し、前
    記プリアドレスバッファの容量はアドレスバッファの容
    量に比較して小さいことを特徴とするATMスイッチ。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記プリアドレスバ
    ッファは、前記アドレスバッファとは物理的に異なるL
    SIによって構成されていることを特徴とするATMス
    イッチ。
  7. 【請求項7】 入力セルを受ける入力ポート、出力セル
    を送出する出力ポート、及び、複数のアドレスを有する
    共有バッファを備えたATMスイッチの制御方法におい
    て、前記入力セルのペイロード部と次にアクセスされる
    べき前記共有バッファのアドレスを指示するアドレスポ
    インターとを含む第1のセルを生成する一方、当該セル
    の前記共有バッファ内における格納位置を示すアドレス
    ポインターと次にアクセスされるべき前記共有バッファ
    のアドレスを指示するアドレスポインターとを含む第2
    のセルであるアドレスセルを生成し、次にアクセスされ
    るべき前記共有バッファのアドレスを指示する前記アド
    レスポインターを介して前記第1のセルと前記第2のセ
    ルとをリンクすることにより、チェーンを構成し、この
    チェーンによって、順次、共有バッファをアクセスする
    ことを特徴とするATMスイッチの制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記セルは、シング
    ルキャストセル及びマルチキャストセルとによって構成
    されており、各シングルキャストセル及びマルチキャス
    トセルはそれぞれアドレスポインターを含むと共に、互
    いに異なる第1及び第2のフォーマットを有しているこ
    とを特徴とするATMスイッチの制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記第1及び第2の
    フォーマットは、次にアクセスされるべき共有バッファ
    内の格納位置をあらわす次アドレスポインターを有して
    いることを特徴とするATMスイッチの制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項7において、前記アドレスセル
    を介した前記セルのリンクは、前記共有バッファのアク
    セス中に生じる空き時間内に行われることを特徴とする
    ATMスイッチの制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項8において、前記マルチキャス
    トセルは前記シングルキャストセル及びアドレスセルと
    共に共有バッファに格納されていることを特徴とするA
    TMスイッチの制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項8において、前記シングルキャ
    ストセル及びアドレスセルは、共有バッファに格納され
    ており、他方、前記マルチキャストセルはマルチキャス
    トセル専用のバッファに格納されていることを特徴とす
    るATMスイッチの制御方法。
  13. 【請求項13】 入力セルをメモリに記憶し、該メモリ
    に記憶した入力セルのアドレスを入力セルの出力先毎に
    記憶しておき、読み出した、前記記憶したアドレスを用
    いて入力セルを読み出し、出力先に出力するATMスイ
    ッチにおいて、入力セルがマルチキャストセルの場合に
    は、メモリに記憶したマルチキャストセルのアドレス
    前記メモリとは別の記憶手段に一旦記憶し、当該マルチ
    キャストセルを前記メモリへ記憶している間に前記別の
    記憶手段より当該マルチキャストセルのアドレスを読み
    出すと共に、読み出したアドレスを同報する出力先毎
    に、記憶することを特徴とするATMスイッチ。
  14. 【請求項14】 入力セルをメモリに記憶し、入力セル
    がマルチキャストセルであればメモリに記憶した入力セ
    ルのアドレスを、同報する出力先毎に分けて一度に記憶
    し、記憶した出力先毎のアドレスをより大きな容量の記
    憶域に、出力先毎に移し、当該大きな容量の記憶域より
    読み出したアドレスにより、入力セルをメモリより読み
    出し、出力先に出力することを特徴とするATMスイッ
    チ。
  15. 【請求項15】 出力先毎に入力セルをメモリに記憶す
    る際に、第1の前記入力セルの次にその出力先から次に
    出力すべき第2の入力セルを記憶すべき前記メモリのア
    ドレスを前記第1の入力セルと共に前記メモリに記憶す
    ることで出力先毎に入力セルのチェーンを形成し、前記
    メモリから前記第1の入力セルを読み出す際に、前記ア
    ドレスを共に読み出し、前記アドレスにより次に出力す
    べき入力セルを順次読み出すATMスイッチにおいて、
    入力セルがマルチキャストセルの場合には、当該マルチ
    キャストセルを当該マルチキャストセルの次に記憶すべ
    きマルチキャストセルのメモリアドレスと共にメモリに
    記憶してマルチキャストセルのチェーンを形成し、記憶
    した前記マルチキャストセルのメモリアドレスを前記入
    力セルの代わりに、同報する出力先毎の前記チェーンに
    アドレスセルとしてメモリに記憶し、前記チェーンより
    前記アドレスセル内のマルチキャストセル のアドレスが
    読み出されると、対応するマルチキャストセルをメモリ
    より読み出し、出力先に出力することを特徴とするAT
    Mスイッチ。
  16. 【請求項16】 入力セルがマルチキャストセルの場合
    に、前記入力セルの情報に基づく同報先を示すマルチキ
    ャスト先情報をマルチキャストセルの前記チェーンを構
    成するマルチキャストセルと共にメモリに記憶し、前記
    チェーンのマルチキャストセルと共に前記マルチキャス
    ト先情報を読み出し、当該マルチキャストセルのメモリ
    アドレスを含む前記アドレスセルを前記マルチキャスト
    先情報より同報する出力先毎のチェーンにそれぞれつな
    げるようメモリに記憶する請求項15記載のATMスイ
    ッチ。
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