JP2002033749A - バッファ装置およびスイッチング装置 - Google Patents

バッファ装置およびスイッチング装置

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JP2002033749A
JP2002033749A JP2000217604A JP2000217604A JP2002033749A JP 2002033749 A JP2002033749 A JP 2002033749A JP 2000217604 A JP2000217604 A JP 2000217604A JP 2000217604 A JP2000217604 A JP 2000217604A JP 2002033749 A JP2002033749 A JP 2002033749A
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Naoki Matsuoka
直樹 松岡
Hiroshi Tomonaga
博 朝永
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健一 瓦井
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Fujitsu Ltd
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    • H04L49/3027Output queuing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレームインタリーブを回避することがで
き、ハードウェア量を減少することが可能なバッファ装
置およびスイッチング装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 固定長パケットを出力方路ごとに格納す
る固定長パケット格納手段28−1〜28−mと、複数
の宛先を有するマルチキャストパケットを格納し、複数
の宛先に応じてマルチキャストパケットを固定長パケッ
ト格納手段28−1〜28−mに転送するマルチキャス
ト処理手段29と、固定長パケット格納手段28−1〜
28−mの格納状態を監視し、複数の固定長パケットに
より構成される可変長パケットの間にマルチキャストパ
ケットが転送されるように制御する制御手段25とを有
することにより上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッファ装置およ
びスイッチング装置に係り、特に、可変長パケットを扱
うバッファ装置および可変長パケットのルーティングを
行なうスイッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの急激な普及に伴
い、通信トラフィック需要が急増している。そこで、イ
ンターネットバックボーンでは、大容量かつ効率的なI
P(Internet Protocol)トラフィッ
クの収容が期待されており、大容量のスイッチング装置
への関心が高まっている。
【0003】大容量のスイッチング装置を実現するため
には処理速度の高速化が必須となるが、IPパケットの
ような可変長パケット単位の高速なスイッチング,バッ
ファリングが必要であり、既存のデバイス能力での実現
が難しい。このため、高速スイッチングを実現するため
に、可変長パケットをいくつかの固定長パケットにフラ
グメント(分割)化して、固定長パケット単位の処理を
行なうことにより高速化に対応させることが一般的に知
られている。なお、フラグメント化された固定長パケッ
トは、スイッチング装置から出力されるまでにデフラグ
メント化されて元の可変長パケットに戻される。
【0004】このように可変長パケットをいくつかの固
定長パケットにフラグメント化して固定長パケット単位
の処理を行なうスイッチング装置は、従来、複数の宛先
に転送するマルチキャスト(Multicast)の可
変長パケットをバッファ装置に蓄積し、その蓄積した可
変長パケットを複製することによりマルチキャストを実
現していた。
【0005】この場合、同一の可変長パケットを複製す
るため、複製分の遅延が発生することが避けられない。
そこで、宛先を一つに特定するユニキャスト(Unic
ast)の可変長パケットが遅延の影響を受けることを
回避させるため、スイッチング装置は、マルチキャスト
用のキューとユニキャスト用のキューとを別々に備えて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1は、スイッチング
装置1の一例の構成図を示す。なお、可変長パケットと
固定長パケットとを区別するため、以下、可変長パケッ
トをフレームという。
【0007】図1のスイッチング装置1では、固定長パ
ケット単位の処理を行なうため、入力バッファ部10,
11にフレームをフラグメント化した固定長パケットが
供給される。例えば、フラグメント化されたマルチキャ
ストパケットおよびユニキャストパケットが入力バッフ
ァ部10に供給されると、ユニキャストフレームを構成
するユニキャストパケットの間に複製分の遅延が発生し
たマルチキャストパケットが割り込むことがあった。
【0008】つまり、入力バッファ部10の出力側にお
いてフレームの連続性が保証されていなかった。そこ
で、元のフレームに戻すために、スイッチング装置1の
出力バッファ部13,14には、デフラグメント化の処
理を行なう為のユニキャスト用フレーム組み立てキュー
とマルチキャスト用フレーム組み立てキューとが必要で
あった。
【0009】一般的に固定長パケット単位でスイッチン
グを行なうスイッチング装置1では、出力方路毎にフレ
ーム組み立てキューが必要となる。このため、大規模ス
イッチング装置では、フレーム組み立てキューをマルチ
キャスト用,ユニキャスト用で独立に設置するとハード
ウェア量の増加を招くという問題があった。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、フレームインタリーブを回避することができ、ハー
ドウェア量を減少することが可能なバッファ装置および
スイッチング装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明は、可変長パケットを固定長パケット
に分割化し、前記固定長パケット単位で処理を行なうバ
ッファ装置において、前記固定長パケットを出力方路ご
とに格納する固定長パケット格納手段と、複数の宛先を
有するマルチキャストパケットを格納し、前記複数の宛
先に応じて前記マルチキャストパケットを前記固定長パ
ケット格納手段に転送するマルチキャスト処理手段と、
前記固定長パケット格納手段の格納状態を監視し、複数
の固定長パケットにより構成される可変長パケットの間
に前記マルチキャストパケットが転送されるように制御
する制御手段とを有することを特徴とする。
【0012】このように、固定長パケット格納手段の格
納状態を監視し、一の可変長パケットを構成する複数の
固定長パケット間にマルチキャストパケットが割り込ま
ないように、マルチキャスト処理のタイミングを制御す
ることにより、インタリーブの発生を回避することが可
能である。
【0013】また、本発明は、可変長パケットを固定長
パケットに分割化し、前記固定長パケット単位で処理を
行なうバッファ装置において、前記固定長パケットを出
力方路ごとに格納する第1パケット格納部および第2パ
ケット格納部を備える固定長パケット格納手段と、複数
の宛先を有するマルチキャストパケットを格納し、前記
複数の宛先に応じて前記マルチキャストパケットを前記
第2パケット格納部に転送するマルチキャスト処理手段
と、前記第1パケット格納部または第2パケット格納部
から読み出される固定長パケットを監視し、複数の固定
長パケットにより構成される可変長パケット単位で前記
第1パケット格納部または第2パケット格納部からの読
み出しを切り替える制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0014】このように、固定長パケット格納手段に第
1パケット格納部および第2パケット格納部を設けたこ
とにより、固定長パケット格納手段の格納状態を意識す
ることなく、マルチキャスト処理手段から第2パケット
格納部にマルチキャストパケットを転送することができ
る。そして、複数の固定長パケットにより構成される可
変長パケット単位で第1パケット格納部または第2パケ
ット格納部からの読み出しを切り替えることにより、イ
ンタリーブの発生を回避することができる。
【0015】また、本発明は、可変長パケットを固定長
パケットに分割化し、前記固定長パケット単位で処理を
行なうバッファ装置において、供給される固定長パケッ
トを格納し、同一の可変長パケットを構成する複数の固
定長パケットが揃った後に前記複数の固定長パケットを
出力する一時格納手段と、前記一時格納手段から出力さ
れた複数の固定長パケットを出力方路ごとに格納する固
定長パケット格納手段と、前記一時格納手段から出力さ
れた複数の宛先を有するマルチキャストパケットを格納
し、前記複数の宛先に応じて前記マルチキャストパケッ
トを前記固定長パケット格納手段に転送するマルチキャ
スト処理手段とを有することを特徴とする。
【0016】このように、一時格納手段にて同一の可変
長パケットを構成する複数の固定長パケットが揃うまで
格納し、一単位時間で一時格納手段から固定長パケット
格納手段に前記同一の可変長パケットを構成する複数の
固定長パケットを転送することにより、一の可変長パケ
ットを構成する複数の固定長パケット間にマルチキャス
トパケットが割り込まないようにすることができる。し
たがって、インタリーブの発生を回避することが可能で
ある。
【0017】また、本発明は、可変長パケットを固定長
パケットに分割化し、前記固定長パケット単位で処理を
行なうバッファ装置において、前記固定長パケットを格
納するパケット格納手段と、前記固定長パケットが格納
されているアドレスを出力方路ごとに格納する固定長パ
ケット格納手段と、複数の宛先を有するマルチキャスト
パケットが格納されているアドレスを格納し、前記複数
の宛先に応じて前記マルチキャストパケットが格納され
ているアドレスに応じた仮想アドレスを前記固定長パケ
ット格納手段に転送するマルチキャスト処理手段と、前
記固定長パケット格納手段に出力方路ごとに格納されて
いるアドレス数および仮想アドレス数の第1の総和と、
前記アドレス数および前記マルチキャストパケットのア
ドレス数の第2の総和とを管理するキュー長管理部とを
有し、パケット廃棄制御に前記第1の総和を利用する一
方、パケット輻輳制御に前記第2の総和を利用すること
を特徴とする。
【0018】このように、固定長パケット格納手段に出
力方路ごとに格納されているアドレス数および仮想アド
レス数の第1の総和と、前記アドレス数および前記マル
チキャストパケットのアドレス数の第2の総和とを管理
することにより、パケット廃棄制御に前記第1の総和を
利用する一方、パケット輻輳制御に前記第2の総和を利
用することが可能である。したがって、使用量に応じて
廃棄判定を行なう破棄制御には第1の総和を利用し、滞
在時間に応じて輻輳判定を行なう輻輳制御には第2の総
和を利用することができる。この結果、バッファ量の有
効活用が図れると共に正確な輻輳制御が可能となる。
【0019】また、本発明は、可変長パケットを固定長
パケットに分割化し、前記固定長パケット単位で処理を
行なうスイッチング装置において、複数の宛先を有する
マルチキャストパケットまたは一の宛先を有するユニキ
ャストパケットを供給され、前記マルチキャストパケッ
トまたはユニキャストパケットを前記宛先に応じて振り
分ける入力バッファ部と、前記入力バッファ部から前記
マルチキャストパケットまたはユニキャストパケットを
供給され、前記宛先に応じて前記マルチキャストパケッ
トまたはユニキャストパケットのスイッチング処理を行
なうスイッチ部と、前記スイッチ部から出力方路に応じ
た固定長パケットが供給され、その固定長パケットを元
の可変長パケットに変換する出力バッファ部とを有し、
前記入力バッファ部は、複数の固定長パケットによる構
成される可変長パケット単位で複数の固定長パケットを
出力することを特徴とする。
【0020】このように、入力バッファ部が複数の固定
長パケットにより構成される可変長パケット単位で複数
の固定長パケットを出力することにより、一の可変長パ
ケットを構成する複数の固定長パケット間にマルチキャ
ストパケットが割り込まないようにすることができ、イ
ンタリーブの発生を回避することが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0022】図2は、本発明のバッファ装置の第1実施
例の構成図を示す。なお、図2は、図1の入力バッファ
部10,11を詳細に示したものである。図2のバッフ
ァ装置は、ヘッダ抽出部20,パケットバッファ部2
1,空きアドレスバッファ部22,アドレス管理バッフ
ァ部23,読み出し制御部24,読み出し制御部25,
選択部26,選択部27を含むように構成される。ま
た、アドレス管理バッファ部23は、M個の出力方路ご
とに設けられた出力キュー28−1〜28−mと、マル
チキャストフレームを複製して所定の出力キューに供給
するコピーキュー29とを含む。
【0023】ヘッダ抽出部20は、到着した固定長パケ
ット(以下、パケットという)のパケットヘッダから宛
先情報を抽出する。空きアドレスバッファ部22は、パ
ケットバッファ部21の空きアドレスを管理しており、
到着したパケットを格納する書込みアドレスをパケット
バッファ部21および選択部26に供給する。パケット
バッファ部21は、供給された書込みアドレスに従って
パケットを格納する。選択部26は、ヘッダ抽出部20
にて抽出された宛先情報に従って出力キュー28−1〜
28−m,コピーキュー29のうち何れか一つを選択
し、空きアドレスバッファ部22から供給された書込み
アドレスを送信する。
【0024】読み出し制御部24は、選択部27を制御
することにより出力キュー28−1〜28−mからの読
み出しを管理するものである。また、読み出し制御部2
5は、コピーキュー29からの読み出しを管理するもの
である。本願発明は、読み出し制御部24,25の制御
によりバッファ装置から出力するパケットにインタリー
ブが生じることを回避している。以下、バッファ装置の
処理について更に詳細に説明していく。
【0025】バッファ装置には、例えばIPフレームが
固定長単位に分割されたパケットとして入力される。各
パケットは、宛先情報,フレームの先頭又は最終を示す
フラグ,マルチキャスト又はユニキャストを示すフラグ
をパケットヘッダに有している。
【0026】バッファ装置に到着したパケットは、ヘッ
ダ抽出部20に供給されると共に、ヘッダ抽出部20か
らパケットバッファ部21に供給される。ヘッダ抽出部
20は、供給されたパケットヘッダから宛先情報,フレ
ームの先頭又は最終を示すフラグ,マルチキャスト又は
ユニキャストを示すフラグを読み出す。
【0027】空きアドレスバッファ部22は、パケット
バッファ部21の空きアドレスを到着したパケットを格
納する書込みアドレスとしてパケットバッファ部21お
よび選択部26に供給する。パケットバッファ部21
は、供給された書込みアドレスに従ってパケットを格納
する。
【0028】選択部26は、ヘッダ抽出部20にて抽出
された宛先情報,フレームの先頭又は最終を示すフラ
グ,マルチキャスト又はユニキャストを示すフラグに従
って出力キュー28−1〜28−m,コピーキュー29
のうち何れか一つを選択し、空きアドレスバッファ部2
2から供給された書込みアドレスを供給する。
【0029】例えば、到着したパケットがユニキャスト
フレームをフラグメント化したユニキャストパケットで
ある場合、空きアドレスバッファ部22から供給された
書込みアドレスは、宛先情報に対応する出力キュー28
−1〜28−mに格納される。また、到着したパケット
がマルチキャストフレームをフラグメント化したマルチ
キャストパケットである場合、空きアドレスバッファ部
22から供給された書込みアドレスは、一旦コピーキュ
ー29に格納される。
【0030】コピーキュー29に格納された書込みアド
レスは、読み出し制御部25の制御により、所定の出力
キュー28−1〜28−mへ複製(時間コピー)され
る。以下、図3を参照しつつマルチキャストパケットの
複製処理について説明する。図3は、マルチキャストパ
ケットの複製処理について説明する一例の図を示す。
【0031】通常、1つのフレームは複数のパケットで
構成されるため、1フレーム分のパケットをパケットバ
ッファ部21に格納するまでに時間を要する。例えばバ
ッファ装置に対して5つのユニキャストパケットで構成
されるユニキャストフレームが到着すると過程する。図
3(a)において、出力キュー28−1は、既に到着し
た3つのユニキャストパケットの書込みアドレスが格納
されている状態である。また、コピーキュー29は既に
1フレーム分のマルチキャストパケットの書込みアドレ
スが格納されている状態である。
【0032】コピーキュー29の複製先が出力キュー2
8−1である場合、単純にコピーキュー29に格納され
ているマルチキャストパケットの書込みアドレスを出力
キュー28−1に複製すると、ユニキャストフレームを
構成するユニキャストパケットの間にマルチキャストフ
レームを構成するマルチキャストパケットが割り込むこ
とになる。したがって、ユニキャストフレームとマルチ
キャストフレームとの間にインタリーブが発生すること
になる。
【0033】このような問題を解決するため、コピーキ
ュー29からの読み出しを制御する読み出し制御部25
は複製先の出力キュー28−1の状態を監視している。
そして、読み出し制御部25は、ユニキャストフレーム
を構成する最終ユニキャストパケットの書込みアドレス
が出力キュー28−1に格納されていない状態,且つユ
ニキャストフレームの送出中又は蓄積中の状態では複製
処理を行なわないように制御している。
【0034】すなわち、図3(b)に示すように、出力
キュー28−1に最終ユニキャストパケットの書込みア
ドレスが格納されるまで複製処理が行なわれず、最終ユ
ニキャストパケットの書込みアドレスが格納された後で
複製処理が行われる。したがって、図3(c)に示すよ
うに、ユニキャストフレームとマルチキャストフレーム
との間にインタリーブが発生することを回避することが
できる。
【0035】なお、コピーキュー29から出力キュー2
8−1〜28−mへの複製処理は、特許出願(特許20
00−80383)に記載されているように、コピーキ
ュー29に蓄積された1フレーム分のマルチキャストパ
ケットの書込みアドレスに対して新たに空きアドレスを
空きアドレスバッファ部22から取得し、このアドレス
(以下、仮アドレスという)を複製先の出力キュー28
−1〜28−mに供給する。そして、出力キュー28−
1〜28−mから仮アドレスが送出された場合、仮アド
レスと実際のマルチキャストパケットの書込みアドレス
との対応を参照し、パケットバッファ部21からマルチ
キャストパケットを読み出すことが可能である。
【0036】次に、読み出し制御部25の読み出し判定
処理とアドレス複製処理とを図4〜図6を参照しつつ説
明する。なお、本実施例では出力キュー28−1からの
読み出し判定処理とアドレス複製処理との関係について
説明するが、他の出力キュー28−2〜28−mについ
ても同様である。
【0037】図4は、出力キュー28−1が空の状態で
ある場合のコピーキュー読み出し判定処理とアドレス複
製処理との関係を説明する一例の図を示す。図4(a)
は、出力キュー28−1から1フレーム分のユニキャス
トパケット又はマルチキャストパケットの書込みアドレ
スが読み出されて出力キュー28−1が空の状態となっ
ている。したがって、出力キュー28−1は、最終ユニ
キャストパケット又は最終マルチキャストパケットの書
込みアドレスを有しておらず、ユニキャストパケット又
はマルチキャストパケットの書込みアドレスの送出が完
了しているので、読み出し判定条件を満たしている。
【0038】ここで、コピーキュー29から出力キュー
28−1にマルチキャストパケットの書込みアドレスを
複製するアドレス複製処理について説明する。出力キュ
ー28−1及びコピーキュー29は、アドレスチェーン
方式を用いて制御される。このため、本発明のバッファ
装置は、次の書込みアドレスが格納されたチェーンテー
ブル(CHAIN TABLE)と、各出力キュー28
−1〜28−mおよびコピーキュー29毎にその先頭書
込みアドレスを示すスタートポインタ(SP)と、その
最終書込みアドレスを示すエンドポインタ(EP)とを
有している。出力キュー28−1〜28−mに格納され
る書込みアドレスは、チェーンテーブルおよびポインタ
によってその順序が管理される。
【0039】なお、図4(b),(c)の点線より上側
は論理的な出力キュー28−1,コピーキュー29,空
きアドレスバッファ部22のイメージを示している。ま
た、図4(b),(c)の点線より下側はチェーンテー
ブルおよびポインタの動作を示している。
【0040】例えば図4(b)の場合、コピーキュー2
9は、1フレーム分のマルチキャストパケットの書込み
アドレス「3」,「5」,「2」が格納されている。そ
して、コピーキュー29のスタートポインタに先頭書込
みアドレス「3」が格納されており、コピーキュー29
のエンドポインタに最終書込みアドレス「2」が格納さ
れている。また、空きアドレスバッファ部22は、空き
アドレス「4」,「1」,「0」が格納されており、空
きアドレスバッファ部22のスタートポインタおよびエ
ンドポインタに、先頭空きアドレス「4」および最終空
きアドレス「0」が格納されている。
【0041】コピーキュー29に1フレーム分のマルチ
キャストパケットの書込みアドレスが格納されると、読
み出し制御部25は複製先の出力キュー28−1の読み
出し判定処理結果を参照する。図4(b)の場合、読み
出し判定条件を満たしているので、空きアドレスバッフ
ァ部22から書込みアドレスとして空きアドレス「4」
が取得される。
【0042】このとき、空きアドレスバッファ部22の
スタートポインタに新たに格納する先頭空きアドレスと
して、チェーンテーブルから空きアドレス「4」の次の
空きアドレス「1」が取得される。そして、図4(c)
に示すように、空きアドレスバッファ部22のスタート
ポインタの新たな先頭空きアドレスとして空きアドレス
「1」が格納される。なお、空きアドレスバッファ部2
2から取得された書込みアドレス「4」を仮アドレスと
呼ぶ。
【0043】この仮アドレス「4」は、出力キュー28
−1に格納される。これは、出力キュー28−1のスタ
ートポインタおよびエンドポインタに仮アドレス「4」
を格納することで行なわれる。また、出力キュー28−
1のLEP(LatestEnd Pointer)に
は、最新の最終パケットの書込みアドレスが格納されて
おり、仮アドレス「4」を格納する。このLEPは、最
終ユニキャストパケットの書込みアドレス格納時と仮ア
ドレス格納時とに更新される。
【0044】図5は、出力キュー28−1に最終パケッ
トの書込みアドレスが格納されている場合のコピーキュ
ー読み出し判定処理とアドレス複製処理との関係を説明
する一例の図を示す。図5(a)は、出力キュー28−
1に最終パケットの書込みアドレス(E)が格納されて
おり、読み出し判定条件を満たしている。
【0045】出力キュー28−1に最終ユニキャストパ
ケットの書込みアドレス又は仮アドレスが格納されてい
る場合、最新の最終ユニキャストパケットの書込みアド
レス又は仮アドレスの次に新たな仮アドレスを挿入す
る。最新の最終ユニキャストパケットの書込みアドレス
又は仮アドレスは、各出力キュー28−1〜28−m毎
にLEPに格納されている。
【0046】例えば図5(b)の場合、最新の最終ユニ
キャストパケットの書込みアドレス又は仮アドレスは
「1」であり、LEPに「1」が格納されている。した
がって、新たな仮アドレスは、出力キュー28−1に格
納されている書込みアドレス「1」と書込みアドレス
「7」との間に挿入する必要がある。
【0047】まず、空きアドレスバッファ部22から仮
アドレスとして空きアドレス「8」を取得すると共に、
空きアドレスバッファ部22のスタートポインタの新た
な先頭空きアドレスとして空きアドレス「6」が格納さ
れる。また、チェーンテーブルから書込みアドレス
「1」の次の書込みアドレス「7」が取得される。
【0048】そして、LEPに格納されている書込みア
ドレス「1」の次の書込みアドレスとして仮アドレス
「8」を格納すると共に、書込みアドレス「8」の次の
書込みアドレスとして書込みアドレス「7」を格納す
る。なお、新たに仮アドレスが出力キュー28−1に格
納されたので、LEPは仮アドレス「8」が格納される
ことになる。したがって、仮アドレス「8」は、出力キ
ュー28−1に格納されていた書込みアドレス「1」と
書込みアドレス「7」との間に挿入される。
【0049】図6は、出力キュー28−1に最終パケッ
トの書込みアドレスが格納されていない場合のコピーキ
ュー読み出し判定処理とアドレス複製処理との関係を説
明する一例の図を示す。
【0050】図6(a)は、出力キュー28−1が空の
状態ではないが、最終パケットの書込みアドレス(E)
が格納されていないため、読み出し判定条件を満たして
いない。また、図6(b)は、出力キュー28−1が空
の状態であるが、ユニキャストパケットの読み出し中で
最終ユニキャストパケットが到着していないため、読み
出し判定条件を満たしていない。
【0051】図6(a),図6(b)の状態においてア
ドレス複製処理を行なうと、ユニキャストフレームとマ
ルチキャストフレームとの間にインタリーブが発生して
しまうことになる。そこで、図6(a),図6(b)の
場合、最終ユニキャストパケットが到着するまでアドレ
ス複製処理を行なわず、最終ユニキャストパケットが到
着した後にアドレス複製処理を行なう。
【0052】最終ユニキャストパケットが到着すると、
空きアドレスバッファ部22から仮アドレスとして空き
アドレス「8」を取得すると共に、空きアドレスバッフ
ァ部22のスタートポインタの新たな先頭空きアドレス
として空きアドレス「6」が格納される。そして、LE
Pに格納されている書込みアドレス「1」の次の書込み
アドレスとして仮アドレス「8」を格納する。なお、新
たに仮アドレスが出力キュー28−1に格納されたの
で、LEPは仮アドレス「8」が格納されることにな
る。また、出力キュー28−1のエンドポインタに仮ア
ドレス「8」が格納される。
【0053】以上のように、図6(a),図6(b)の
場合、最終ユニキャストパケットが到着するまでアドレ
ス複製処理を行なわず、最終ユニキャストパケットが到
着した後にアドレス複製処理を行なうことにより、出力
キュー28−1〜28−mで発生するフレームインタリ
ーブを回避することが可能となる。
【0054】図7は、本発明のバッファ装置の第2実施
例の構成図を示す。なお、図7のバッファ装置は一部を
除き図2のバッファ装置と同様であり、同一部分に同一
符号を付して説明を省略する。
【0055】図7のバッファ装置は、アドレス管理バッ
ファ部23に含まれる出力キュー30−1〜30−mに
ユニキャスト用およびマルチキャスト用の内部キューを
設けていることが図2のバッファ装置と異なっている。
この結果、コピーキュー29からの読み出しを制御する
読み出し制御部25は複製先の出力キュー30−1〜3
0−mの状態を監視する必要がなくなる。しかし、出力
キュー30−1〜30−mからの読み出しを制御する読
み出し制御部24は、出力キュー30−1〜30−mか
らの読み出しをフレーム単位に制御する必要が生じる。
【0056】以下、読み出し制御部24の読み出し判定
処理について図8を参照しつつ説明する。図8は、第2
実施例のバッファ装置におけるマルチキャストパケット
の複製処理について説明する一例の図を示す。例えばバ
ッファ装置に対して5つのユニキャストパケットで構成
されるユニキャストフレームが到着すると過程する。図
8(a)において、出力キュー30−1に含まれるユニ
キャスト用内部キューは、既に到着した3つのユニキャ
ストパケットの書込みアドレスが格納されている状態で
ある。また、コピーキュー29は既に1フレーム分のマ
ルチキャストパケットの書込みアドレスが格納されてい
る状態である。
【0057】出力キュー30−1〜30−mは、ユニキ
ャスト用およびマルチキャスト用内部キューを夫々有し
ているため、コピーキュー29の複製先が出力キュー3
0−1である場合であっても、最終ユニキャストパケッ
トの到着を待つことなくマルチキャストパケットの仮ア
ドレスを出力キュー30−1に複製することが可能であ
る。
【0058】図8(b)において、出力キュー30−1
のユニキャスト用内部キューから先頭ユニキャストパケ
ットの書込みアドレス(S)が選択部27に送出される
と、読み出し制御部24は最終ユニキャストパケットの
書込みアドレス(E)が送出されるまで出力キュー30
−1のユニキャスト用内部キューを選択し続ける。そし
て、読み出し制御部24は最終ユニキャストパケットの
書込みアドレス(E)が送出された後で出力キュー30
−1のマルチキャスト用内部キューを選択する。したが
って、図8(c)に示すようにユニキャストフレームが
読み出された後でマルチキャストフレームが送出される
ことになる。
【0059】更に、フレーム単位の読み出し判定処理の
詳細について図9を参照しつつ説明していく。図9は、
フレーム単位の読み出し判定処理について説明する一例
の図を示す。なお、図9(a)では、出力キュー30−
1に含まれるユニキャスト用内部キューVOQ#0_U
C,マルチキャスト用内部キューVOQ#0_MCに1
フレーム分のパケットが含まれている状態である。ま
た、出力キュー30−2に含まれるマルチキャスト用内
部キューVOQ#1_MCに1フレーム分のパケットが
含まれている状態である。
【0060】読み出し制御部24は、全入力回線間で競
合を回避するスケジューラに指示された出力キューから
ユニキャストフレームまたはマルチキャストフレームを
読み出す。ここでは、単純優先制御を用いて出力キュー
を決定する方法について説明する。なお、前提として単
純優先制御の優先順序はユニキャストフレームが高いも
のとする。
【0061】図9(a)では、スケジューラが出力キュ
ー30−1を選択したため、読み出し制御部24は単純
優先制御により出力キュー30−1のユニキャスト用内
部キューVOQ#0_UCを選択し、ユニキャストパケ
ットの書込みアドレスを読み出す。図9(b)では、ス
ケジューラが出力キュー30−2を選択したため、読み
出し制御部24は単純優先制御により出力キュー30−
2のマルチキャスト用内部キューVOQ#1_MCを選
択し、マルチキャストパケットの書込みアドレスを読み
出す。なお、出力キュー30−1と出力キュー30−2
との間でインタリーブが発生するように見えるが、これ
らのユニキャストパケットおよびマルチキャストパケッ
トは出力方路が異なるためにインタリーブの対象とはな
らない。
【0062】図9(c)では、スケジューラが出力キュ
ー30−1を選択したため、読み出し制御部24は再度
出力キュー30−1のユニキャスト用内部キューVOQ
#0_UCを選択し、ユニキャストパケットの書込みア
ドレスを読み出す。読み出し制御部24は、一旦選択し
た出力キュー30−1のユニキャスト用内部キューVO
Q#0_UCから最終ユニキャストパケットの書込みア
ドレス(E)が送出されるまでユニキャスト用内部キュ
ーVOQ#0_UCを選択し続ける。
【0063】図9(d)でも、読み出し制御部24は再
度出力キュー30−1のユニキャスト用内部キューVO
Q#0_UCを選択し、ユニキャストパケットの書込み
アドレスを読み出す。このとき、出力キュー30−1の
ユニキャスト用内部キューVOQ#0_UCから最終ユ
ニキャストパケットの書込みアドレス(E)が読み出さ
れる。したがって、図9(e)においてスケジューラが
出力キュー30−1を選択すると、読み出し制御部24
は単純優先制御により出力キュー30−1のマルチキャ
スト用内部キューVOQ#0_MCを選択し、マルチキ
ャストパケットの書込みアドレスを読み出す。
【0064】本実施例では、単純優先制御を利用してユ
ニキャスト用内部キューVOQ#0_UCまたはマルチ
キャスト用内部キューVOQ#0_MCを選択したが、
ラウンドロビンで選択するようにしてもよい。以上のよ
うに、出力キューにユニキャスト用内部キュー,マルチ
キャスト用内部キューを備え、そのユニキャスト用内部
キュー,マルチキャスト用内部キューの選択をフレーム
単位で選択することにより、フレームインタリーブを回
避することが可能となる。
【0065】図10は、本発明のバッファ装置の第3実
施例の構成図を示す。なお、図10のバッファ装置は一
部を除き図2のバッファ装置と同様であり、同一部分に
同一符号を付して説明を省略する。
【0066】図10のバッファ装置は、選択部26の前
段にフレームキュー31を設けていることが図2のバッ
ファ装置と異なっている。この結果、到着したパケット
の書込みアドレスはフレームキュー31で1フレーム単
位に組み立てられた後、宛先情報に対応する出力キュー
28−1〜28−mに格納される。
【0067】以下、フレームキュー31の基本動作につ
いて図11を参照しつつ説明する。図11は、第3実施
例のバッファ装置におけるマルチキャストパケットの複
製処理について説明する一例の図を示す。
【0068】図11(a)において、フレームキュー3
1は既に到着した2つのユニキャストパケットの書込み
アドレスが格納されており、残りの1つの最終ユニキャ
ストパケットの書込みアドレス(E)が到着していない
状態である。また、コピーキュー29は既に1フレーム
分のマルチキャストパケットの書込みアドレスが格納さ
れている状態であるが、出力キュー28−1以外の出力
キューに対して複製処理を行なっているものとする。
【0069】図11(b)において、フレームキュー3
1に最終ユニキャストパケットの書込みアドレス(E)
が到着したとき、コピーキュー29の複製先も出力キュ
ー28−1であったとする。フレームキュー31は、最
終ユニキャストパケットの書込みアドレス(E)が到着
したとき、格納している1フレーム分のユニキャストパ
ケットの書込みアドレスを出力キュー28−1に転送す
る。また、コピーキュー29は仮アドレスを出力キュー
28−1に転送する。
【0070】すなわち、1単位時間にフレームキュー3
1,コピーキュー29から同一の出力キュー28−1に
対してアドレス転送が発生することになる。この場合、
1フレーム分のアドレスが1単位時間で転送可能であれ
ば、フレームキュー31から出力キュー28−1に対す
るアドレス転送のフレームインタリーブを回避すること
が可能となる。なお、図11では、フレームキュー31
からの転送処理を優先しているが、コピーキュー29か
らの転送処理を優先してもよい。
【0071】図12は、フレームキュー31からの転送
処理について説明する一例の図を示す。フレームキュー
(FRQ)31は、出力キュー28−1〜28−mとコ
ピーキュー29とで共有される。フレームキュー31
は、先頭書込みアドレスを示すスタートポインタ(S
P)と、最終書込みアドレスを示すエンドポインタ(E
P)とを有している。
【0072】なお、図12(a)〜(d)の点線より上
側は論理的な出力キュー28−1,フレームキュー3
1,空きアドレスバッファ部22のイメージを示してい
る。また、図12(a)〜(d)の点線より下側はチェ
ーンテーブルおよびポインタの動作を示している。
【0073】例えば図12(b)において、先頭パケッ
トが到着すると、空きアドレスバッファ部22から書込
みアドレスとして空きアドレス「4」が取得される。そ
して、フレームキュー31のスタートポインタおよびエ
ンドポインタに書込みアドレス「4」が格納される。な
お、空きアドレスバッファ部22のスタートポインタに
新たに格納する先頭空きアドレスとして、チェーンテー
ブルから空きアドレス「4」の次の空きアドレス「0」
が取得される。そして、空きアドレスバッファ部22の
スタートポインタの新たな先頭空きアドレスとして空き
アドレス「0」が格納される。
【0074】図12(c)では、2番目のパケットが到
着すると、空きアドレスバッファ部22から書込みアド
レスとして空きアドレス「0」が取得される。そして、
フレームキュー31のエンドポインタに書込みアドレス
「0」が格納される。なお、空きアドレスバッファ部2
2のスタートポインタに新たに格納する先頭空きアドレ
スとして、チェーンテーブルから空きアドレス「0」の
次の空きアドレス「1」が取得される。そして、空きア
ドレスバッファ部22のスタートポインタの新たな先頭
空きアドレスとして空きアドレス「1」が格納される図
12(d)では、最終パケットが到着すると、図12
(c)と同様な処理を行なうと共に、フレームキュー3
1に格納された1フレーム分の書込みアドレスを出力キ
ュー28−1〜28−m,コピーキュー29の何れかに
転送することとなる。
【0075】まず、転送先の出力キュー28−1〜28
−m,コピーキュー29のエンドポインタ「5」を参照
し、書込みアドレス「5」の次の書込みアドレスとして
書込みアドレス「4」がチェーンテーブルに格納され
る。そして、出力キュー28−1のエンドポインタにフ
レームキューのエンドポインタに格納されている書込み
アドレス「0」を格納することにより転送処理が行なわ
れる。
【0076】このように、書込みアドレスの組み替えに
より1フレーム単位の転送を実現するため、同一時刻に
フレームキュー31の転送処理とコピーキュー29から
の複製処理とが発生した場合でもフレームインタリーブ
を回避することができる。
【0077】したがって、図6のようなフレームの中間
状態(コピー禁止状態)が発生することがなく、コピー
キュー29からの転送が常時行なえると共に、出力キュ
ー28−1〜28−mを単一で実現することができる。
さらに、読み出し制御部24の制御についてもフレーム
単位で切り替える処理が不要となり、容易にフレームイ
ンタリーブを回避することが可能となる。
【0078】図13は、本発明のバッファ装置の第4実
施例の構成図を示す。前述した第1実施例および第2実
施例のバッファ装置に含まれるコピーキュー29は、マ
ルチキャストパケットの書込みアドレスを1パケットず
つ格納し、1フレーム分のマルチキャストパケットの書
込みアドレスが格納された後で複製処理を実行している
が、コピーキュー29の前段にフレームキュー32を設
けることも可能である。
【0079】図13(a)は、第1実施例のバッファ装
置に含まれるコピーキュー29の前段にフレームキュー
32を設けたものである。また、図13(b)は、第2
実施例のバッファ装置に含まれるコピーキュー29の前
段にフレームキュー32を設けたものである。
【0080】フレームキュー32は、到着したマルチキ
ャストパケットの書込みアドレスを格納していき、1フ
レーム分のマルチキャストパケットの書込みアドレスが
到着した後に、1フレーム単位に組み立てたマルチキャ
ストパケットの書込みアドレスをコピーキュー29に転
送する。フレームキュー32からコピーキュー29への
転送処理は、前述した第3実施例と同様であり説明を省
略する。
【0081】このように、コピーキュー29において1
フレーム分のマルチキャストパケットの書込みアドレス
が到着しているか否かの状態を監視する必要がなくな
り、単純な読み出し判定処理が可能である。
【0082】次に、フレームキュー31の廃棄制御処理
について説明していく。前述した第3実施例,第4実施
例のバッファ装置に含まれるフレームキュー31,32
は、バッファ漏れや閾値制御等によりフレーム組み立て
中のパケットの書込みアドレスが破棄されたとき、その
パケットを含むフレームを一括廃棄する機能を有するよ
うに構成することができる。
【0083】例えば、パケットの書込みアドレス破棄を
検出すると、フレームキュー31,32に格納されてい
るパケットの書込みアドレスを空きアドレスに変更する
と共に、後続の同一フレームを構成するパケットの書込
みアドレスを破棄するための破棄フラグを設定してお
く。この破棄フラグが設定されている場合、到着するパ
ケットの書込みアドレスは破棄される。なお、破棄フラ
グは最終パケット到着時または次の先頭パケットが到着
されたときに解除される。
【0084】さらに、フレームキュー31,32の廃棄
制御処理について、図14を参照しつつ説明していく。
図14は、フレームキュー31,32の破棄制御処理に
ついて説明する一例の図を示す。なお、バッファ装置に
対して6つのパケットで構成されるフレームが到着する
と過程する。
【0085】図14(a)では、フレームキュー31,
32に2個の書込みアドレス「3」,「2」が格納され
ている。図14(b)において、3番目のパケットが到
着すると、前記実施例と同様な処理が行われる。そし
て、図14(c)において、4番目のパケットが到着し
たときバッファ漏れが生じ、到着したパケットが破棄さ
れたとする。
【0086】この場合、既にフレームキュー31,32
に格納されている3つのパケットの書込みアドレスを破
棄するため、空きアドレスバッファ部22のエンドポイ
ンタに格納されている書込みアドレス「0」と、フレー
ムキュー31,32のスタートポインタに格納されてい
る書込みアドレス「3」とを参照して、書込みアドレス
「0」の次の書込みアドレスとして書込みアドレス
「3」がチェーンテーブルに格納される。そして、空き
アドレスバッファ部22のエンドポインタにフレームキ
ュー31,32のエンドポインタに格納されている書込
みアドレス「1」を格納することにより転送処理が行な
われる。
【0087】さらに、フレームキュー31,32の廃棄
フラグ(DF)が「1」に設定されることにより、後続
するパケットは破棄される。例えば、5番目のパケット
が到着すると、廃棄フラグが「1」に設定されているた
め、無条件に破棄される。また、6番目のパケットが到
着したときも、廃棄フラグが「1」に設定されているた
め、無条件に破棄される。
【0088】ただし、6番目のパケットは最終パケット
であるので、図14(d)において、フレームキュー3
1,32の廃棄フラグを「0」に設定する。なお、最終
パケットが何らかの影響で到着しない場合、廃棄フラグ
は次のフレームを構成する先頭パケット受信時に「0」
に設定される。
【0089】このように、フレームキュー31,32
は、バッファ漏れや閾値制御等によりフレーム組み立て
中のパケットが破棄されたとき、そのパケットを含むフ
レームを一括廃棄することが可能である。
【0090】ところで、第3実施例のバッファ装置は、
フレームキュー31と出力キュー28−1〜28−mと
で同一のパケットバッファ部21を共有しているが、物
理的に異なるバッファで構成してもよい。図15は、本
発明のバッファ装置の第5実施例の構成図を示す。
【0091】図15では、第3実施例のフレームキュー
31を物理的に異なるパケットバッファ部33により実
現している。しかし、パケットバッファ部33から1単
位時間内に1フレーム分のパケットの書込みアドレスを
出力キュー28−1〜28−mへ転送することができな
い。
【0092】そこで、フレームキュー側の読み出し制御
部34と、コピーキュー29側の読み出し制御部25と
の間で情報交換を行ない、コピーキュー29からのアド
レス複製処理が行われている間はパケットバッファ部3
3の読み出しを停止すると共に、パケットバッファ部3
3からのパケット読み出し処理が行われている間はコピ
ーキュー29からのアドレス複製処理を停止する。この
ように、パケットバッファ部33と出力キュー28−1
〜28−mとを物理的に異なるバッファで構成すること
ができる。
【0093】また、出力キュー28−1〜28−mのキ
ュー長管理処理について説明する。出力キュー28−1
〜28−mには、各出力キュー28−1〜28−mに格
納されている書込みアドレス数を管理する第1キュー長
カウンタと、ユニキャストパケットのアドレス数と仮ア
ドレス数(1フレームに対して1個)との和からなる仮
想的なキュー長を管理する第2キュー長カウンタとを有
する。
【0094】例えば全てのフレームが10個のパケット
で構成されており、出力キュー28−1には50個の書
込みアドレス,コピーキュー29には10個の書込みア
ドレスが存在しているものとする。このとき、コピーキ
ュー29から出力キュー28−1に仮アドレスの複製処
理が行われると、出力キュー28−1のアドレス数は5
1個となる。ただし、仮想的には1個の仮アドレスは1
0個の書込みアドレスに相当するので、仮想キュー長と
しては60個となる。
【0095】出力キュー28−1の廃棄閾値が65に設
定されている場合、次の10個の書込みアドレス(1フ
レーム分)が到着し、仮想キュー長60個を用いて廃棄
判定を行なうと、出力キュー28−1にあと14個の書
込みアドレスが格納できるにも関わらず廃棄と見なされ
てしまう。このため、パケットバッファ21を効率良く
使用するためには、実際のキュー長を使用することが望
ましい。
【0096】一方、輻輳制御の輻輳判定閾値が55に設
定されている場合、実際のキュー長51個を用いて輻輳
判定を行なうと、非輻輳と見なされてしまう。出力キュ
ー28−1の最終パケットが送出されるまでには60パ
ケット時間を要するため、本来は輻輳と判定されるべき
である。よって、輻輳判定については、仮想的なキュー
長を使用することが望ましい。
【0097】さらに、キュー長管理処理について、図1
6を参照しつつ説明していく。図16は、キュー長管理
処理について説明する一例の図を示す。図16中、LQ
cnt(voq)は廃棄制御用カウンタを示し、各出力
キュー28−1〜28−mの実際のアドレス数を管理す
るカウンタである。CQcnt(voq)は輻輳制御用
カウンタを示し、各出力キュー28−1〜28−mの仮
想的なキュー長を管理するものである。また、MQcn
tは廃棄制御用カウンタを示し、コピーキュー29の実
際のアドレス数を管理するものである。
【0098】ユニキャストパケットに関しては、ユニキ
ャストパケット到着時にLQcnt(voq)およびC
Qcnt(voq)に「1」をインクリメント(加算)
し、ユニキャストパケット送出時に「−1」をデクリメ
ント(減算)する。一方、マルチキャストパケットに関
しては、コピーキュー29に格納されるときにMQcn
tに「1」をインクリメントする。そして、コピーキュ
ー29から仮アドレスが発行されたとき、LQcnt
(voq)に「1」をインクリメントすると共に、CQ
cnt(voq)に「フレーム長(フレームを構成する
パケット数)」をインクリメントする。また、仮アドレ
スが出力キュー28−1〜28−mから読み出される毎
にCQcnt(voq)から「−1」をデクリメントす
る。
【0099】LQcnt(voq)は1フレーム分のマ
ルチキャストパケットの読み出しを終了し、仮アドレス
が空きアドレスとして空きアドレスバッファ部22に返
却されたとき、「−1」をデクリメントする。なお、コ
ピーキュー29のMQcntは、コピーキュー29から
複製された全てのマルチキャストフレームが全てパケッ
トバッファ部21から送出されたとき、「−(フレーム
長)」をデクリメントする。
【0100】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、固定長パ
ケット格納手段の格納状態を監視し、一の可変長パケッ
トを構成する複数の固定長パケット間にマルチキャスト
パケットが割り込まないように、マルチキャスト処理の
タイミングを制御することにより、インタリーブの発生
を回避することが可能である。
【0101】また、固定長パケット格納手段に第1パケ
ット格納部および第2パケット格納部を設けたことによ
り、固定長パケット格納手段の格納状態を意識すること
なく、マルチキャスト処理手段から第2パケット格納部
にマルチキャストパケットを転送することができる。そ
して、複数の固定長パケットにより構成される可変長パ
ケット単位で第1パケット格納部または第2パケット格
納部からの読み出しを切り替えることにより、インタリ
ーブの発生を回避することができる。
【0102】また、一時格納手段にて同一の可変長パケ
ットを構成する複数の固定長パケットが揃うまで格納
し、一単位時間で一時格納手段から固定長パケット格納
手段に前記同一の可変長パケットを構成する複数の固定
長パケットを転送することにより、一の可変長パケット
を構成する複数の固定長パケット間にマルチキャストパ
ケットが割り込まないようにすることができる。したが
って、インタリーブの発生を回避することが可能であ
る。
【0103】また、固定長パケット格納手段に出力方路
ごとに格納されているアドレス数および仮想アドレス数
の第1の総和と、前記アドレス数および前記マルチキャ
ストパケットのアドレス数の第2の総和とを管理するこ
とにより、パケット廃棄制御に前記第1の総和を利用す
る一方、パケット輻輳制御に前記第2の総和を利用する
ことが可能である。したがって、使用量に応じて廃棄判
定を行なう破棄制御には第1の総和を利用し、滞在時間
に応じて輻輳判定を行なう輻輳制御には第2の総和を利
用することができる。この結果、バッファ量の有効活用
が図れると共に正確な輻輳制御が可能となる。
【0104】また、入力バッファ部が複数の固定長パケ
ットにより構成される可変長パケット単位で複数の固定
長パケットを出力することにより、一の可変長パケット
を構成する複数の固定長パケット間にマルチキャストパ
ケットが割り込まないようにすることができ、インタリ
ーブの発生を回避することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイッチング装置の一例の構成図である。
【図2】本発明のバッファ装置の第1実施例の構成図で
ある。
【図3】マルチキャストパケットの複製処理について説
明する一例の図である。
【図4】読み出し判定処理とアドレス複製処理との関係
を説明する一例の図である。
【図5】読み出し判定処理とアドレス複製処理との関係
を説明する一例の図である。
【図6】読み出し判定処理とアドレス複製処理との関係
を説明する一例の図である。
【図7】本発明のバッファ装置の第2実施例の構成図で
ある。
【図8】マルチキャストパケットの複製処理について説
明する一例の図である。
【図9】フレーム単位の読み出し判定処理について説明
する一例の図である。
【図10】本発明のバッファ装置の第3実施例の構成図
である。
【図11】マルチキャストパケットの複製処理について
説明する一例の図である。
【図12】フレームキューからの転送処理について説明
する一例の図である。
【図13】本発明のバッファ装置の第4実施例の構成図
である。
【図14】フレームキューの破棄制御処理について説明
する一例の図である。
【図15】本発明のバッファ装置の第5実施例の構成図
である。
【図16】キュー長管理処理について説明する一例の図
である。
【符号の説明】
1 スイッチング装置 10,11 入力バッファ部 12 スイッチ部 13,14 出力バッファ部 20 ヘッダ抽出部 21,33 パケットバッファ部 22 空きアドレスバッファ部 23 アドレス管理バッファ部 24,25,34 読み出し制御部 26,27 選択部 28−1〜28−m,30−1〜30−m 出力キュ
ー 29 コピーキュー 31 フレームキュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瓦井 健一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA10 HB28 JA06 KA03 KX13 LD02 LE05 LE14 LE17 MA13 MB15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変長パケットを固定長パケットに分割
    化し、前記固定長パケット単位で処理を行なうバッファ
    装置において、 前記固定長パケットを出力方路ごとに格納する固定長パ
    ケット格納手段と、 複数の宛先を有するマルチキャストパケットを格納し、
    前記複数の宛先に応じて前記マルチキャストパケットを
    前記固定長パケット格納手段に転送するマルチキャスト
    処理手段と、 前記固定長パケット格納手段の格納状態を監視し、複数
    の固定長パケットにより構成される可変長パケットの間
    に前記マルチキャストパケットが転送されるように制御
    する制御手段とを有するバッファ装置。
  2. 【請求項2】 可変長パケットを固定長パケットに分割
    化し、前記固定長パケット単位で処理を行なうバッファ
    装置において、 前記固定長パケットを出力方路ごとに格納する第1パケ
    ット格納部および第2パケット格納部を備える固定長パ
    ケット格納手段と、 複数の宛先を有するマルチキャストパケットを格納し、
    前記複数の宛先に応じて前記マルチキャストパケットを
    前記第2パケット格納部に転送するマルチキャスト処理
    手段と、 前記第1パケット格納部または第2パケット格納部から
    読み出される固定長パケットを監視し、複数の固定長パ
    ケットにより構成される可変長パケット単位で前記第1
    パケット格納部または第2パケット格納部からの読み出
    しを切り替える制御手段とを有するバッファ装置。
  3. 【請求項3】 可変長パケットを固定長パケットに分割
    化し、前記固定長パケット単位で処理を行なうバッファ
    装置において、 供給される固定長パケットを格納し、同一の可変長パケ
    ットを構成する複数の固定長パケットが揃った後に前記
    複数の固定長パケットを出力する一時格納手段と、 前記一時格納手段から出力された複数の固定長パケット
    を出力方路ごとに格納する固定長パケット格納手段と、 前記一時格納手段から出力された複数の宛先を有するマ
    ルチキャストパケットを格納し、前記複数の宛先に応じ
    て前記マルチキャストパケットを前記固定長パケット格
    納手段に転送するマルチキャスト処理手段とを有するバ
    ッファ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のバッファ装置にお
    いて、 複数の宛先を有するマルチキャストパケットを格納し、
    同一の可変長パケットを構成する複数のマルチキャスト
    パケットが揃った後に前記複数のマルチキャストパケッ
    トを前記マルチキャスト処理手段に転送するマルチキャ
    ストパケット格納手段を更に有するバッファ装置。
  5. 【請求項5】 請求項3,4記載のバッファ装置におい
    て、 前記一時格納手段またはマルチキャストパケット格納手
    段は、前記同一の可変長パケットを構成する複数の固定
    長パケットまたはマルチキャストパケットの欠落を検出
    すると、その欠落を検出した固定長パケットまたはマル
    チキャストパケットを含む可変長パケットを破棄するこ
    とを特徴とするバッファ装置。
  6. 【請求項6】 可変長パケットを固定長パケットに分割
    化し、前記固定長パケット単位で処理を行なうバッファ
    装置において、 前記固定長パケットを格納するパケット格納手段と、 前記固定長パケットが格納されているアドレスを出力方
    路ごとに格納する固定長パケット格納手段と、 複数の宛先を有するマルチキャストパケットが格納され
    ているアドレスを格納し、前記複数の宛先に応じて前記
    マルチキャストパケットが格納されているアドレスに応
    じた仮想アドレスを前記固定長パケット格納手段に転送
    するマルチキャスト処理手段と、 前記固定長パケット格納手段に出力方路ごとに格納され
    ているアドレス数および仮想アドレス数の第1の総和
    と、前記アドレス数および前記マルチキャストパケット
    のアドレス数の第2の総和とを管理するキュー長管理部
    とを有し、 パケット廃棄制御に前記第1の総和を利用する一方、パ
    ケット輻輳制御に前記第2の総和を利用することを特徴
    とするパケット装置。
  7. 【請求項7】 可変長パケットを固定長パケットに分割
    化し、前記固定長パケット単位で処理を行なうバッファ
    装置において、 供給される固定長パケットを格納し、同一の可変長パケ
    ットを構成する複数の固定長パケットが揃った後に前記
    複数の固定長パケットを出力する第1格納手段と、 前記第1格納手段から出力された複数の固定長パケット
    を出力方路ごとに格納する第2格納手段と、 前記第1格納手段から出力された複数の宛先を有するマ
    ルチキャストパケットを格納し、前記複数の宛先に応じ
    て前記マルチキャストパケットを前記第2格納手段に出
    力するマルチキャスト処理手段とを有し、 前記第1格納手段およびマルチキャスト処理手段は、複
    数の固定長パケットにより構成される可変長パケット単
    位で前記第1格納手段およびマルチキャスト処理手段か
    らの出力を切り替えることを特徴とするバッファ装置。
  8. 【請求項8】 可変長パケットを固定長パケットに分割
    化し、前記固定長パケット単位で処理を行なうスイッチ
    ング装置において、 複数の宛先を有するマルチキャストパケットまたは一の
    宛先を有するユニキャストパケットを供給され、前記マ
    ルチキャストパケットまたはユニキャストパケットを前
    記宛先に応じて振り分ける入力バッファ部と、 前記入力バッファ部から前記マルチキャストパケットま
    たはユニキャストパケットを供給され、前記宛先に応じ
    て前記マルチキャストパケットまたはユニキャストパケ
    ットのスイッチング処理を行なうスイッチ部と、 前記スイッチ部から出力方路に応じた固定長パケットが
    供給され、その固定長パケットを元の可変長パケットに
    変換する出力バッファ部とを有し、 前記入力バッファ部は、複数の固定長パケットにより構
    成される可変長パケット単位で複数の固定長パケットを
    出力することを特徴とするスイッチング装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のスイッチング装置におい
    て、 前記入力バッファ部は、前記固定長パケットを出力方路
    ごとに格納する固定長パケット格納手段と、 複数の宛先を有するマルチキャストパケットを格納し、
    前記複数の宛先に応じて前記マルチキャストパケットを
    前記固定長パケット格納手段に転送するマルチキャスト
    処理手段と、 前記固定長パケット格納手段の格納状態を監視し、複数
    の固定長パケットにより構成される可変長パケットの間
    に前記マルチキャストパケットが転送されるように制御
    する制御手段とを有することを特徴とするスイッチング
    装置。
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